JP2004016033A - 玉網の柄 - Google Patents

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JP2004016033A
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Masahiko Matsumoto
松本 聖比古
Yukinobu Shiotani
塩谷 幸信
Kazuma Taniguchi
谷口 一真
Shiyoutaro Tanigawa
谷川 尚太郎
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Abstract

【課題】引き延ばしスピードに優れ、収納操作も円滑且つ容易な玉網の柄を提供する。
【解決手段】この玉網は、先端側端部に連結部分を有する最も先端側に位置する先端筒状体11と、先端筒状体11の手元側に連結される中間筒状体12と、中間筒状体12の手元側に連結される手元筒状体13とを有している。
これらの各筒状体は、順次手元側に位置する筒状体がその先端側に位置する筒状体内に手元側から挿入されて収納自在となっている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は魚釣りに用いる玉網、特に、その柄に関する。
【0002】
【従来の技術】
岩場や堤防の上若しくは船の上などで魚釣りを行う際には、釣竿の仕掛けにかかった魚を水面から引き上げるために玉網が用いられる。
従来の玉網は、環状の枠部と、枠部に固定される袋状の網と、枠部に連結された柄とを有している。この従来の玉網の柄は、例えば、特開2000−287582号公報等にも示されているように、複数の先細りテーパの施された筒状体を順次振出形式に連結して構成されている。この玉網の柄を構成する筒状体は、先端側に位置する筒状体ほど小径であって、順次手元側の筒状体内に先端側の筒状体が収納可能となっている。
【0003】
このような玉網では、収納時は柄を構成する筒状体を順次手元側に収納したコンパクトな状態としておく。そして、釣竿の仕掛けにかかった魚を釣り上げる際に、網側を水面に向かって勢いよく差し出し、順次の筒状体を引き出して長い一本の柄部として先端の網に魚をすくい入れる。
そして、このように先端の網に魚をすくい入れた後には、順次、筒状体を手元側の筒状体に収納しながら網を手元に引き寄せ、魚を取り込むのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の玉網の柄は先端側ほど小径化している。
しかし、このような先端側ほど小径化する玉網の柄では、先端側ほど小径化し剛性が低下するので、玉網の柄の先端に連結する網に大型の重い魚をすくい入れた後に順次筒状体を手元側に収納していると、筒状体の仕舞い操作に疲れて腕が痛くなる。特に、比較的一本あたりの筒状体の長さが短く、筒状体の継本数の多い玉網の柄ではこのような問題が顕著である。
【0005】
また、玉網は、仕掛けに魚が係った際に素早くこれを水面に向かって引き延ばし、魚をすくい入れる必要がある。しかし、従来のような先端側ほど小径化する玉網の柄では、手元側に比べて先端側ほど相対的に軽くなるため、ヘッドスピードが十分に伸びない。
本発明の課題は、引き延ばしスピードに優れ、収納操作も円滑且つ容易な玉網の柄を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明1の玉網の柄は、魚釣りに用いる玉網の柄であって、先端側端部に連結部分を有する最も先端側に位置する先端筒状体と、先端筒状体の手元側に順次連結される1つ又は複数の中間筒状体と、中間筒状体の手元側に連結される手元筒状体とを有している。そして、これらの各筒状体は、順次手元側に位置する筒状体がその先端側に位置する筒状体内に手元側から挿入されて収納自在である。
【0007】
この玉網の柄は先端筒状体の連結部分に網枠を連結して用いられる。釣人は、各筒状体を手元側に位置する筒状体から順次その先端側に連結されている筒状体内に収納してコンパクトな状態とする。そして、この状態において、釣人は釣りを行う。釣竿の仕掛けに魚が係り魚を水面近くまで巻きあげた際に、釣人はその水面に向かって筒状体を引き延ばし、網枠の網の中に魚をすくい入れることになる。この玉網の柄は、これを構成する筒状体が先端側ほど大径化し重くなっているので、このような水面に向かっての筒状体の引き延ばしスピードが速い。
【0008】
網の中に魚すくい入れた後に、釣人は玉網の柄を手元側の筒状体をその先端側に位置する筒状体内に収納しながら、順次玉網の柄を短く収納して、網枠を手元側に引き寄せる。この際、順次筒状体を収納するに従ってその径が太く剛性も大きくなるので、順次筒状体を収納するに従ってその収納が楽になり、素早い玉網の柄の収納が可能となる。
【0009】
発明2の玉網の柄は、魚釣りに用いる玉網の柄であって、手元側筒状体の手元側端部に連結される鞘部をさらに備えている。この鞘部は先端側に開口しており、先端筒状体の手元側端部外周面が鞘部内に嵌着自在な嵌着面となっている。
この玉網の柄では、釣人は手元側筒状体の手元側に連結される鞘部を把持しながら玉網を操作する。鞘部を基本的に把持しながら、必要に応じてその先端側の筒状体を順次先端側に位置する筒状体内に収納してゆくことで、玉網の柄の筒状体の収納操作が容易になる。
【0010】
また、最終的に全ての筒状体を最も先端側に位置する先端筒状体内に収納した後に、その先端筒状体を鞘部に嵌着させることで、筒状体をコンパクトに収納した際の、不要な筒状体の飛び出しなどが防止できる。そして、収納時の外観にも優れる。
【0011】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施形態を採用した玉網の柄は、図1に示すように、その先端側に網枠部1を連結して用いる。この玉網の柄は、複数の筒状体から構成されており、具体的には、最も先端側に位置する先端筒状体11と、その手元側に連結される中間筒状体12と、最も手元側に連結される手元筒状体13とからなる。もっとも、玉網の柄を構成する筒状体の数はこれに限定されるものではなく、必要に応じて任意数の筒状体が用いられ、例えば、5〜10本程度の筒状体を順次連結してもよい。また、玉網の柄の最も手元側に位置する手元筒状体13の手元側端部には鞘部14が連結されている。
【0012】
網枠部1は、ナイロン繊維等からなる糸を網目状の編み込んでなる略円筒型の網を用意して、その開口縁にステンレス合金やチタン合金等からなる金属製部材を環状に折り曲げて形成した枠部分を通し、枠部分と網とを組み合わせたものである。また、この枠部分の一部に雄ねじ1aを有する連結パーツが配置されており、この雄ねじ1aを介して、玉網の柄に網枠部1が連結される。
【0013】
玉網の柄は、上述のように、この実施形態では3つの筒状体(先端筒状体11,中間筒状体12,手元筒状体13)を順次連結してなる部分である。最も先端側に位置する先端筒状体11が最も大径の筒状体であり、手元側に位置する手元側筒状体13が最も小径の筒状体となる。各筒状体11〜13は、それぞれ炭素繊維等の強化繊維に合成樹脂を含浸させた繊維強化樹脂を芯材に巻回して焼成して製造する先端側ほど大径化する筒状部材である。これらはいわゆる振出形式で連結されており、順次先端側の筒状体内に収納可能である。
【0014】
なお、後に詳しく説明するように、各筒状体を順次手元側へと収納するためには、一本の筒状体の長さは650mm〜850mm程度にするのが好ましい。
先端筒状体11は、その先端側端部がφ25〜30程度,手元側端部がφ24〜27程度の中空の筒状部材である。その先端側端部にはナット部材21が内嵌されており、このナット部材21に上述の網枠部1が脱着自在に連結されている。一方、手元側端部には抜け止めリング22が内嵌されている。この抜け止めリング22はその内径が中間筒状体12の先端側端部外径より小さく設定され、中間筒状体12が先端筒状体11の手元側に抜け出るのを抑えている。
【0015】
中間筒状体12も、先端筒状体11と同様の中空の筒状部材である。その先端側端部には抜け止めキャップ23が装着されている。抜け止めキャップ23は中間筒状体に対して周知の方法で脱着自在に装着してもよい。一方、手元側端部には、上記先端筒状体11と同様の抜け止めリング24が内嵌されている。
手元筒状体13も、他の筒状体と同様の中空の筒状部材である。もっとも、この手元筒状対3の場合には中実の棒材を用いることも可能である。小径化する手元筒状体13にあってはその強度を担保するために、その先端側端部には、図示していないが、中間筒状体12と同様の抜け止めキャップが装着される。一方、手元側端部はφ13〜16程度に設定されており、その外周面はねじ溝が形成された雄ねじ部分となっている。そして、ここに鞘部14が脱着自在に連結されている。
【0016】
鞘部14は、先端側に向かって開口し手元側が塞がれた蓋付き円筒型部材である。その先端側の開口の内径が上述の先端筒状体11の手元側端部の外形に合致するように調整されており、先端側から先端筒状体11が挿入されて嵌着するようになっている。鞘部14は、ポリウレタンゴム等の弾性体から形成してもよい。また、その外周面に滑り止め用の凹凸を設けてもよい。
【0017】
このような玉網の柄の先端筒状体11に網枠部1を連結して用いる場合、釣人は、各筒状体を手元側に位置する手元筒状体13から順次その先端側に連結されている筒状体内に収納してコンパクトな状態としておく。具体的には、先端筒状体11を袴部14に嵌合させたコンパクトな状態にしておいて、釣人は釣りを行うことになる。釣竿の仕掛けに魚が係り魚を水面近くまで巻きあげた際には、釣人は袴部14を把持し、袴部14と先端筒状体11との嵌合を必要に応じて解除し、その水面に向かって筒状体を引き延ばし、網枠部1の網の中に魚をすくい入れる。この玉網の柄は、これを構成する筒状体が先端側ほど大径化し、先端筒状体11が最も重くなっているので、先端筒状体11を水面に向かって引き延ばす際の、引き延ばしスピードが速い。
【0018】
網枠部1の網の中に魚すくい入れた後、釣人は、袴部14を一方の手で把持しながら、他方の手で、中間筒状体12を手元側に引き寄せ、手元筒状体13をその先端側に位置する中間筒状体12内に収納しながら、順次玉網の柄を短く収納して、網枠部1を手元側に引き寄せる。この際、順次筒状体を収納するに従ってその径が太く剛性も大きくなるので、順次筒状体を収納するに従ってその収納が楽になり、素早い玉網の柄の収納が可能となる。
【0019】
[他の実施形態]
(a)図2及び図3に示すように、先端筒状体31の手元側端部外周面を一定の長さ方向において部分的に小径化して被嵌着面31aを形成してもよい。このような被嵌着面31aを形成して、その外径と鞘部34の内径とを合致するように調整する。この際、先端筒状体31と鞘部34との外周面を面一化するように加工する。このように先端筒状体31と鞘部34とを設定することで、各筒状体をコンパクトに収納した際の外観にも優れる。
(b)上記実施形態では、鞘部と手元筒状体との連結をねじ式にしているが、これに限定されるものではなく、任意の手法を採用できる。
【0020】
【発明の効果】
本発明に係る玉網の柄は、引き延ばしスピードに優れ、収納操作も円滑且つ容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した玉網を示した図。
【図2】他の実施形態を採用した玉網の断面図。
【図3】図2の参考図。
【符号の説明】
1 網枠部
11 先端筒状体
12 中間筒状体
13 手元筒状体
14,34 鞘部

Claims (2)

  1. 魚釣りに用いる玉網の柄であって、
    先端側端部に連結部分を有する最も先端側に位置する先端筒状体と、前記先端筒状体の手元側に順次連結される1つ又は複数の中間筒状体と、前記中間筒状体の手元側に連結される手元筒状体とを有し
    前記各筒状体は、順次手元側に位置する筒状体がその先端側に位置する筒状体内に手元側から挿入されて収納自在である玉網の柄。
  2. 前記手元側筒状体の手元側端部に連結される鞘部をさらに備え、
    前記鞘部は先端側に開口しており、前記先端筒状体の手元側端部外周面が前記鞘部内に嵌着自在な嵌着面となっている、請求項1に記載の玉網の柄。
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