JP2004015584A - 発信者特定方法、プログラム、装置及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電話連携サーバ(CTIサーバ)18により交換機12から受領した発信者番号を顧客データベース22に通知して発信者情報を検索する。顧客データベース22から複数の発信者情報を電話提携サーバ18で取得した場合、交換機12を音声自動応答装置(IVR装置)24に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、音声認識サーバ26により発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を生成する。この発信者候補情報に基づいて、オペレータクライアント28に第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話応答前に発信者を特定してオペレータに顧客情報を表示する発信者特定方法、プログラム、装置及び記録媒体に関し、特に、1つの発信者番号に複数の発信者を登録している場合に音声認識を利用して発信者を特定する発信者特定方法、プログラム、装置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
コールセンターなどの電話受付業務においては、オペレータが電話に応答する前に発信者が誰かを特定することは、顧客情報を電話応答前にオペレータのクライアント画面に表示するために必要である。
【0003】
従来の発信者を特定する方法は、公衆電話網が提供する発信者番号の通知機能により通知される発信者の電話番号を用いる。即ち顧客情報に発信者番号を含めて顧客データベースに登録しておき、交換機から受領した発信者番号により顧客データベースを検索して顧客情報を取得し、オペレータのクライアント画面に表示させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、1つの電話番号を複数の人が使用している場合、例えば家族が1つの電話を利用していたり、会社の交換機から通知される電話番号が代表電話番号である場合等には、発信者電話番号からだけでは発信者を特定することができない場合がある。
【0005】
この場合、音声自動応答装置(IVR: Interrupt Voice Response)によるガイダンスで発信者の音声データを取得して音声認識により同じ発信者電話番号で登録されている複数の発信者の中の一人を特定する方法も考えられる。
【0006】
しかし、現状にあっては、音声認識の精度は必ずしも高いとはいえない面があり、実際に電話をかけてきた顧客とは異なる顧客情報をオペレータに対し表示し、オペレータが応対して始めて間違いに気づく場合がある。このような場合には、誤った顧客情報を表示した画面から、正しい顧客情報を検索して画面表示を切り替えるという面倒な操作が必要であり、スムースな顧客対応ができず、サービス低下となる問題があった。
【0007】
本発明は、音声認識に基づいた発信者の特定の誤りに対し迅速且つ容易に対応して正しい発信者情報の表示に切替可能とする発信者特定方法、プログラム、装置及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理説明図である。本発明は、発信者番号を受信可能な交換機12、交換機12と連携する電話連携サーバ(CTIサーバ: Computer Telephony Integration)18、音声で自動応答する音声自動応答装置(IVR装置)24、音声認識機能を有する音声認識装置(音声認識サーバ)26、顧客情報を登録して検索する顧客データベース22及びオペレータの音声応答に使用するオペレータクライアント28を備えたシステムの発信者特定方法を対象とする。
【0009】
このような発信者特定方法として本発明は、
電話連携サーバ18により交換機12から受領した発信者番号を顧客データベース22に通知して発信者情報を検索する発信者検索ステップと、
顧客データベース22の検索で複数の発信者情報わ電話連携サーバ18で取得した場合、交換機12を音声自動応答装置24に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、音声認識装置26により発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を顧客データベース22から生成させる音声認識ステップと、
生成された発信者候補情報に基づいて、オペレータクライアント28に第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる発信者表示ステップと、
を備えたことを特徴とする。
【0010】
このような本発明の発信者特定方法によれば、1つの電話番号に複数の発信者が登録されている場合には、音声認識により識別した第1候補を電話を掛けてきた発信者と判定して発信者情報をオペレータに対し表示するが、音声認識による間違いを想定して、音声認識による第2候補以降についても、画面の一部に候補一覧を表示している。
【0011】
このため、オペレータが発信者情報の間違いに気づいた際には、候補一覧表示の中から正しい候補をクリックするという簡単な選択操作を行うだけで、選択した候補の発信者情報の表示に切替り、音声認識による発信者の間違いに対し、迅速且つ適切に対応でき、顧客サービスを損なうことがない。
【0012】
ここで、顧客データベース22は、顧客毎に、少なくとも顧客氏名、発信者番号、音声データ及び顧客属性データ(顧客識別データ)を登録しており、このため発信者表示ステップは、顧客データベース22に基づいて、表示画面上に、第1候補の顧客氏名と顧客属性データを表示すると共に、表示画面の一部に、第2候補以降の顧客氏名を候補順に一覧表示する。
【0013】
音声認識ステップは、音声自動応答装置26により発信者情報の音声データと同じ音声応答を発信者にガイダンスして発信者の音声データを取得する。具体的には、顧客データベース22は顧客の音声データとして顧客氏名の発音データを登録しており、このため音声認識ステップは、音声自動応答装置24により発信者の氏名の音声入力をガイダンスして発信者氏名の発音データを取得する。
【0014】
本発明は、発信者番号を受信可能な交換機12、交換機と連携する電話連携サーバ18、音声で自動応答する音声自動応答装置24、音声認識機能を有する音声認識装置26、顧客情報を登録して検索する顧客データベース22及びオペレータの音声応答に使用するオペレータクライアント28を備えたシステムにおいて、電話連携サーバ18で実行されるプログラムを提供する。
【0015】
即ち、電話連携サーバ18のプログラムは、コンピュータに、
交換機から受領した発信者番号を顧客データベースに通知して発信者情報を検索させる発信者検索ステップと、
顧客データベースの検索で複数の発信者情報を取得した場合、交換機を音声自動応答装置に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、音声認識装置により発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を顧客データベースから生成させる音声認識ステップと、
生成した発信者候補情報に基づいて、オペレータクライアントに第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる発信者表示ステップと、
を実行させることを特徴とする。
【0016】
本発明は、発信者番号を受信可能な交換機12と、音声で自動応答する音声自動応答装置24と、音声認識機能を有する音声認識装置26と、顧客情報を登録して検索する顧客データベース22と、オペレータの音声応答に使用するオペレータクライアント28を備えたシステムの電話連携サーバ装置18に於いて、
交換機12から受領した発信者番号を顧客データベース22に通知して発信者情報を検索させる発信者検索指示部と、
顧客データベース22の検索で複数の発信者情報を取得した場合、交換機12を音声自動応答装置24に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、音声認識装置26により発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を生成する音声認識指示部と、
生成された発信者候補情報に基づいて、オペレータクライアント28に第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に、一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる発信者表示指示部と、
を備えたことを特徴とする。
【0017】
本発明は、発信者番号を受信可能な交換機12、交換機と連携する電話連携サーバ18、音声で自動応答する音声自動応答装置24、音声認識機能を有する音声認識装置26、顧客情報を登録して検索する顧客データベース22及びオペレータの音声応答に使用するオペレータクライアント28を備えたシステムにおいて、電話連携サーバ18で実行されるプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。
【0018】
この記録媒体は、コンピュータに、
交換機から受領した発信者番号を顧客データベースに通知して発信者情報を検索させる発信者検索ステップと、
顧客データベースの検索で複数の発信者情報を取得した場合、交換機を音声自動応答装置に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、音声認識装置により発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を生成させる音声認識ステップと、
生成された発信者候補情報に基づいて、オペレータクライアントに第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に、一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる発信者表示ステップと、
を実行させるプログラムを格納する。
【0019】
尚、本発明におけるプログラム、サーバ及び記録媒体の詳細は、発信者特定方法と基本的に同じになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の発信者特定システムの実施形態を示したシステム環境のブロック図である。
【0021】
図2において本発明の発信者特定システム10は、交換機12、CTIサーバとして知られた電話連携サーバ18、顧客データベース22を備えた顧客データベースサーバ20、IVR装置として知られた音声自動応答装置24、音声認識サーバ26、表示装置30を備えたオペレータクライアント28で構成される。
【0022】
交換機12は公衆電話網14を介して発信者電話機16の通話接続を行う。交換機12には、トランク制御部32、中央制御部34及び内線制御部36が設けられる。交換機12のトランク制御部32は、発信者電話機16からの呼びの着信を検出して発信者番号情報を取得すると、この発信者番号情報を中央制御部34に渡す。中央制御部34は、着信したトランク番号と発信者番号を含む情報を電話連携サーバ18に通知する。
【0023】
電話連携サーバ18には、発信者検索指示部38、音声認識指示部40及び発信者表示指示部42の処理機能が設けられている。発信者検索指示部38は、交換機12から通知された発信者番号を、LAN15を介して接続された顧客データベースサーバ20に通知して、顧客データベース22に登録されている発信者の情報を発信者検索情報として応答させる。
【0024】
電話連携サーバ18の音声認識指示部40は、顧客データベースサーバ20から受け取った発信者検索情報が複数の発信者の情報であった場合に、交換機12に音声自動応答装置24への接続を指示し、同時に音声自動応答装置24に複数の発信者を含む発信者検索情報を通知し、発信者の音声情報を取得して音声認識サーバ26に音声データの音声認識を行わせ、この音声認識結果に基づき、顧客データベースサーバ20より音声認識結果に基づく優先順位を付した発信者特定情報を取得させる。
【0025】
電話連携サーバ18の音声認識指示部40からの接続指示を受けた交換機12は、内線制御部36から音声自動応答装置24に呼びを行い、この呼びを受けて音声自動応答装置24が着信動作を行って、交換機12、公衆電話網14を介して発信者電話機16との間に通話パスを確立する。
【0026】
通話パスが確立すると、音声自動応答装置24は発信者に対し例えば発信者の氏名の音声入力を促す音声ガイダンスを出力し、これによって発信者の音声データを取得し、入力した音声データは音声自動応答装置24を経由して音声認識サーバ26に供給される。
【0027】
音声認識サーバ26は、電話連携サーバ18の指示により音声自動応答装置24を経由して受領した発信者検索情報の中の複数の発信者について予め登録されている音声データと、音声自動応答装置24のガイダンスにより通話中の発信者から得られた音声データについて、それぞれ音声認識を行って、入力した音声データと登録している音声データとの類似度を比較し、類似度の高い順に優先順位を付した音声認識結果を生成し、これを顧客データベースサーバ20に通知する。
【0028】
顧客データベースサーバ20は、音声認識サーバ26より優先順位を付した音声認識結果を受領すると、音声認識結果に従って優先順位を付した発信者特定情報を生成して電話連携サーバ18に供給する。
【0029】
電話連携サーバ18の発信者表示指示部42は、音声自動応答装置24に対する音声認識指示に対応して、その後、顧客データベースサーバ20より音声認識結果に基づいた優先順位を持つ発信者特定情報を受信すると、交換機12に対し音声自動応答装置24に対する内線番号のオペレータクライアント28に対する接続を指示し、更に顧客データベースサーバ20に対し発信者特定情報に従った顧客詳細データの転送を指示する。
【0030】
この電話連携サーバ18における発信者表示指示部42からの指示により、オペレータクライアント28は交換機12の内線制御部36からの呼びを受て、着信動作により発信者電話機16との間に通話パスを確立する。
【0031】
同時にオペレータクライアント28は、顧客データベースサーバ20より転送されてきた発信者特定情報に基づき、優先順位が最も高い第1候補について、表示装置30の顧客情報表示画面上に第1候補に関する顧客詳細データを表示する。またオペレータクライアント28は、表示装置30の顧客情報表示画面の一部に第2候補以降の顧客氏名を候補順に一覧表示させる。
【0032】
これによって、オペレータクライアント28を使用しているオペレータは、交換機12からの呼びに対する着信による発信者との通話の際に、表示装置30に表示された第1候補としての顧客詳細データを見て必要な対応を取ることができる。
【0033】
このとき発信者との通話を通じてオペレータが表示装置30に表示されている第1候補とは異なる発信者であることに気付いた場合には、表示画面上に第2候補以降が一覧表示されていることから、例えば発信者の名前を確認するなどして正しい発信者を認識し、表示画面上の第2候補以降の一覧表示の中の該当する発信者をクリック操作することで選択する。
【0034】
第2候補以降の中から発信者が選択されると、オペレータクライアント28から顧客データベースサーバ20に対し顧客詳細データが要求され、検索データベース22から顧客詳細データを取得して、表示装置30に誤って表示されている第1候補の顧客詳細データからオペレータが選択した正しい発信者の顧客詳細データに切り替え、適切に対応することができる。
【0035】
図2におけるCITサーバ18、顧客データベースサーバ20、音声自動応答装置24、音声認識サーバ26、オペレータクライアント28の各々は、例えば図3のようなコンピュータのハードウェア資源により実現される。
【0036】
図3のコンピュータにおいて、CPU200のバス201にはRAM202、ハードディスクドライバ(ソフト)204、フロッピィディスクドライバ(ソフト)210、CD−ROMドライバ(ソフト)214、マウスコントローラ218、キーボードコントローラ222、ディスプレイコントローラ226、通信用ボード230が接続される。
【0037】
ハードディスクコントローラ204はハードディスクドライブ206を接続し、例えば電話連携サーバ18であれば、本発明の発信者特定処理を実行するアプリケーションプログラムをローディングしており、コンピュータの起動時にハードディスクドライブ206から必要なプログラムを呼び出して、RAM202上に展開し、CPU200により実行する。
【0038】
フロッピィディスクドライバ210にはフロッピィディスクドライブ(ハード)212が接続され、フロッピィディスク(R)に対する読み書きができる。CD−ROMドライバ214に対しては、CDドライブ(ハード)216が接続され、CDに記憶されたデータやプログラムを読み込むことができる。
【0039】
マウスコントローラ218はマウス220の入力操作をCPU200に伝える。キーボードコントローラ222はキーボード224の入力操作をCPU200に伝える。ディスプレイコントローラ226は表示部228に対して表示を行う。通信用ボード230は無線を含む通信回線232を使用して他のコンピュータや携帯端末との間で通信を行う。
【0040】
図4は、図2の顧客データベースサーバ20に設けた顧客データベース22に格納されている顧客データベーステーブル44と音声データベーステーブル46の説明図である。
【0041】
図4(A)は顧客データベーステーブル44であり、顧客番号48、氏名50及び識別データ(顧客属性データ)52を1レコードとして顧客ごとに登録している。ここで識別データ52は、図2のオペレータクライアント28の表示装置30において顧客詳細データの表示に使用するデータであり、住所、性別、年齢、趣味、取引履歴などが格納されている。
【0042】
図4(B)は音声データベーステーブル46であり、発信者番号54、音声データ56、顧客番号58を1レコードとして顧客ごとに登録されている。この音声データベーステーブル46にあっては、例えば発信者番号「044−777−1111」については、同じ会社の代表番号であることから複数の顧客が登録されている。
【0043】
図2の電話連携サーバ18は、交換機12より発信者番号の通知を受けると、この発信者番号による顧客データベース22の検索で図4(B)の音声データベーステーブル46を参照する。
【0044】
例えば交換機12から通知された発信者番号が「044−777−1111」であったとすると、音声データベーステーブル46の検索により例えば図5のような発信者検索情報60を取得することができる。この発信者検索情報60には、発信者番号62を同じにする3名の顧客の音声データ64と顧客番号66が検索結果として格納されている。
【0045】
図5のように、顧客データベース22の発信者番号による検索で取得された発信者検索情報60は、電話連携サーバ18の指示のもとに音声自動応答装置24に通知される。音声自動応答装置24は、電話連携サーバ18からの交換機12への指示に基づいて確立された発信者電話機16との通話パスによるガイダンスで、発信者の発音音声、例えば発信者の氏名の発音音声を促し、受信した音声データを音声認識サーバ26に発信者検索情報60と共に送り、受信した発信者の音声データと発信者検索情報60に格納されている各顧客の音声データ64について、音声認識による類似度の比較を行う。
【0046】
この音声認識サーバ26によるる音声認識の比較処理により、受信した音声データの各顧客の音声データに対する類似度が求められ、類似度が高いほど優先順位を高くした優先順位を持つ音声認識結果が得られる。
【0047】
ここで、発信者検索情報60における音声データ64の認識結果について、優先順位の第1位が「フジツウタロウ」、第2位が「フジツウジロウ」、第3位が「フジタロウ」であったとすると、この優先順位付きの音声認識結果に基づき、図6のような発信者特定情報68が顧客データベースサーバ20において生成される。
【0048】
図6の発信者特定情報68は、優先順位70、氏名72及び顧客番号74で1レコードを構成しており、優先順位が1位のものが第1候補、2位のものが第2候補、3位のものが第3候補である。
【0049】
この発信者特定情報68は、図2の顧客データベースサーバ20から電話連携サーバ18に通知された後、電話連携サーバ18による交換機12のオペレータクライアント28に対する内線の接続切替えの指示と同時に、電話連携サーバ18の指示により顧客データベースサーバ20からオペレータクライアント28に通知される。
【0050】
このとき発信者特定情報68と同時に、発信者特定情報68における優先順位が1位となる第1候補の顧客番号74である「aaaa」により図4(A)の顧客データベーステーブル44を参照し、顧客番号48が「aaaa」の氏名50及び識別データ52を持つ1レコードを読み出され、オペレータクライアント28に転送される。
【0051】
図7は、図2のオペレータクライアント28に設けた表示装置30における顧客情報表示画面のレイアウトの説明図である。図7において、顧客情報表示画面120は、上部左側に発信者番号/抽出顧客名表示エリア122を配置し、その下に顧客詳細データ表示エリア124を配置している。更に右上隅に顧客候補リスト表示エリア126を配置している。
【0052】
図8は、図6に示した発信者特定情報68に基づくオペレータクライアント28における顧客情報表示画面120の表示内容である。この顧客情報表示画面120の発信者番号/抽出顧客名表示エリア122には、発信者番号128として「044−777−1111」が表示され、また顧客名130には優先順位が1位の第1候補である「富士通太郎」が表示される。
【0053】
その下の顧客詳細データ表示エリア124には、第1候補の顧客番号「aaaa」により、図4(A)の顧客データベーステーブル44から得られた識別データに基づく第1候補詳細データ136が表示される。この例では第1候補の住所、性別、年齢、趣味及び取引履歴が表示されている。
【0054】
図8の音声データの認識結果に基づく第1候補の顧客詳細データの表示の際には、交換機からの内線の呼びによりオペレータクライアント28と発信者電話機の間に通話パスが確立されていることから、オペレータはこの顧客情報表示画面120を見て、特定された第1候補の顧客に対し必要な応答を行うことができる。
【0055】
しかしながら、オペレータが発信者と対応を始めた際に、第1候補として表示されている顧客名「富士通太郎」とは異なる人であることに気付いた場合、例えばオペレータが発信者に対し「富士通太郎様ですね。いつもお世話になっております。」と対応したのに対し、発信者が「いいえ違います。富士太郎です。」との答えがあった場合には、オペレータは顧客候補リスト表示エリア126に表示されている第3候補であることを認識し、第3候補をマウス操作でクリックする選択操作を行う。
【0056】
この第3候補の選択操作が行われると、図2のオペレータクライアント28から顧客データベースサーバ20に第3候補の顧客番号「dddd」による顧客データの転送要求が行われ、図4(A)の顧客データベーステーブルから顧客番号「dddd」の顧客データを読み出して転送し、これによって図9の顧客情報表示画面120におけるように、顧客名を第3候補顧客名である「富士太郎」とし、また顧客詳細データ表示エリア124に顧客データベースから取得された第3候補詳細データ138を表示する。
【0057】
このように、もし音声データの認識結果により間違った顧客情報表示画面の内容であった場合には、オペレータが間違いに気付いたときに第2候補以降の中から該当する候補を選択する簡単な操作で、正しい顧客情報表示画面に切り替えることができ、音声データに基づく顧客の特定に誤りがあっても、簡単且つ迅速に正しい顧客情報を取得して対応することができる。
【0058】
図10は、図2の発信者特定システム10における発信者番号で複数の発信者が検索された場合の発信者特定処理のタイムチャートである。なお図10にあっては、説明を簡単にするため、電話連携サーバ18はCTIサーバとし、また音声自動応答装置24はIVR装置としている。
【0059】
図10において、まず発信者が発信者電話機16を使用してダイアルにより交換機12に対し処理76として発信を行うと、この発信情報は公衆電話網14を経由して処理78のように交換機12に着信し、発信番号を伝える。交換機12は発信者電話機16からの呼びに対する着信により発信者番号を取得し、処理80のように、取得した発信者番号を電話連携サーバ18に通知する。発信者番号の通知を受けた電話連携サーバ18は、処理82のように、顧客データベースサーバ20に対し発信者番号を通知して検索処理を指示する。
【0060】
顧客データベースサーバ20は、図4(B)のような音声データベーステーブル46を、通知された発信者番号により検索し、図5のような発信者検索情報60によって処理84のように、対象発信者複数ありとする応答を電話連携サーバ18に返す。
【0061】
電話連携サーバ18は対象発信者が複数であることを情報に含む発信者検索情報を受信すると、交換機12に対し音声自動応答装置24への着信を処理86のように指示し、続いて処理88のように顧客データベースサーバ20から取得した発信者検索情報により発信者番号通知を音声自動装置24に対し行う。この発信者番号通知は図5のような発信者検索情報60を通知することとなるので、発信者番号に加え、音声データ及び顧客番号が音声自動応答装置24側に通知されることになる。
【0062】
交換機12は処理90により音声自動応答装置24に対する内線の着信呼びを行い、処理92の着信応答を受けて発信者電話機16と音声自動応答装置24の間に通話パス確立94を行う。通話パスが確立されると、音声自動応答装置24は、処理96のように発信者に対しガイダンスにより音声発声指示、例えば発信者の氏名の音声発声を指示する。
【0063】
これを受けて発信者が処理98のようにガイダンスされた氏名の音声発声を行うと、この音声データは音声自動応答装置24で受信され、更に処理100のように音声認識サーバ26に音声発声情報通知として送られる。このとき同時に音声自動応答装置24から図5のような発信者検索情報60も音声認識サーバ26に通知される。
【0064】
音声認識サーバ26は、発信者の音声発声による音声データと発信者検索情報60に含まれている複数の発信者の各音声データについて、音声認識による比較処理を行い、類似度に従って優先順位を付した認識結果通知を処理102のように顧客データベースサーバ20に対し行う。
【0065】
この音声認識サーバ26から優先順位を含む音声認識結果の通知を受けた顧客データベースサーバ20は、処理104で優先順位に従って、第1候補、第2候補、第3候補というように発信者を特定し、図6のような発信者特定情報68を生成し、処理106により音声自動応答装置24の内線番号と共に発信者情報を電話連携サーバ18に通知する。
【0066】
電話連携サーバ18は、交換機12に対しオペレータクライアント28への転送を処理108により指示し、続いて処理110のように顧客データベースサーバ20に対し図6のような発信者特定情報68の転送を行わせる発信者情報の送信先指示を行う。
【0067】
これを受けて顧客データベースサーバ20は、オペレータクライアント28に対し処理112として発信者情報を送信する。この発信者情報は、図6の発信者特定情報68に優先順位が1位の第1候補についての図4(A)の顧客データベーステーブル44の顧客データを送信する。
【0068】
続いて処理114のように、交換機12からオペレータクライアント28に対し着信の呼びが行われ、これに対し処理116のようにオペレータクライアント28から交換機12に応答が行われると、発信者電話機16とオペレータクライアント28との間に通話パス確立118が行われ、オペレータは図8のような顧客情報表示画面120の顧客データを見ながら適切に発信者に対応することができる。
【0069】
もちろん、発信者との対応を通じて第1候補の表示が誤りであることに気付いた場合には、正しい候補を選択することで、選択した正しい候補の顧客表示画面の内容に切り替わり、音声認識結果に万一、誤りがあっても、問題なく正しい顧客表示に切り替えて適切に対応することができる。
【0070】
図11は、図1及び図2の電話連携サーバ18のサーバ処理のフローチャートであり、このフローチャートが電話連携サーバ18にインストールされて実行されるプログラムの手順を同時に表わしている。尚、以下のフローチャートでは、電話連携サーバはCTIサーバ、音声自動応答装置はIVR装置で表している。
【0071】
図11において、ステップS1で交換機12から発信者番号を受領すると、ステップS2で発信者番号の通知による発信者の検索依頼を顧客データベースサーバ20に対し行う。これによって、顧客データベースサーバ20より通知された発信者番号により検索された例えば図5のような複数の発信者を含む発信者検索情報60をステップS3で取得する。
【0072】
続いてステップS4で発信者が複数か否かチェックし、複数であればステップS5の処理に進む。まずステップS5で交換機12に音声自動応答装置24との接続を指示した後、ステップS6で音声自動応答装置24に発信者検索情報を送信して処理を指示する。
【0073】
更にステップS7で音声認識サーバ26に音声データの認識処理を指示する。なお実際の装置にあっては、ステップS7の音声認識サーバ26に対する指示は直接行う必要はなく、電話連携サーバ18は音声認識サーバ26の状態監視を行うだけでよい。もちろん、ステップS6,S7のように、音声自動応答装置24と音声認識サーバ26の両方に電話連携サーバ18から処理の指示を行ってもよい。
【0074】
このような音声自動応答装置24及び音声認識サーバ26に対する指示によって、発信者の発音音声による音声データが取得され、複数の発信者の音声データとの音声認識による比較により優先順位を持つ音声認識結果が生成されて顧客データベースサーバ20に抽出され、顧客データベースサーバ20からステップS8で図6のような優先順位を持つ発信者特定情報68を取得する。
【0075】
そこで、ステップS9で交換機12にオペレータクライアント28への接続を指示した後、ステップS10で顧客データベースサーバ20に優先順位を持つ発信者特定情報のオペレータクライアント28への送信を指示し、これによってオペレータクライアント28において発信者特定情報の第1候補についての発信者情報の表示と第2候補以降の一覧表示が、例えば図8のように行われることになる。
【0076】
一方、ステップS4で顧客データベースサーバ20から得られた発信者検索情報から発信者が単一であった場合には、ステップS11に進み、交換機12にオペレータクライアント28との接続を指示した後、ステップS12で顧客データベースサーバ20に発信者特定情報の送信を指示し、これによってオペレータクライアント28の表示装置30に特定された発信者情報を表示する。
【0077】
この場合の顧客報表示画面は図8と同じであるが、右上隅の顧客候補リスト表示エリア126に候補表示が行われない点が相違するだけである。そして最終的にステップS13で交換機12からの切断通知を受領すると、一連の処理を終了する。
【0078】
図12は、図2の発信者特定システム10における交換機12の処理手順のフローチャートである。図12において、ステップS1で発信者電話機16からの着信があると、ステップS2でトランク番号と共に発信者番号を電話連携サーバ18に通知する。
【0079】
またステップS3で電話連携サーバ18から音声自動応答装置24への接続指示があると、ステップS4で内線制御部36による着信の呼びにより音声自動応答装置24に接続して、発信者電話機16との間に通話パスを確立する。
【0080】
またステップS5で電話連携サーバ18からオペレータクライアント28への接続指示を受けると、内線制御部36により音声自動応答装置24の接続を切り離してオペレータクライアント28に着信の呼びを行い、ステップS6でオペレータクライアント28に接続して発信者電話機16との間に通話パスを確立する。
【0081】
更に、ステップS7で通話パスの切断を判別すると、ステップS8で電話連携サーバ18に切断通知を行い、これを受けて一連の着信に対する処理をリセットする。
【0082】
図13は、図2の発信者特定システム10における顧客データベースサーバ20の処理のフローチャートである。図13において、まずステップS1で顧客登録処理を行う。この顧客登録処理は本発明による発信者特定処理に先立って行われるもので、顧客の申込みによりオンラインもしくはオフラインで得られた顧客情報を図4(A)の顧客データベーステーブル44に登録する。
【0083】
更に図4(B)のような音声データベーステーブル46を準備し、この音声データベーステーブル46における音声データ56については、電話連携サーバ18が交換機12に対し発信者番号を通知して顧客に対する発信者処理を行って通話パスを接続し、この状態で音声自動応答装置24に音声データの登録処理を指示し、ガイダンスにより顧客に例えば氏名の音声発声を指示して、入力した音声データを音声データベーステーブル46に登録する。
【0084】
ステップS1の顧客登録処理が済むと、本発明による発信者特定処理に必要なデータベース処理が行われる。ステップS2で電話連携サーバ18からの発信者番号による検索要求を受けると、ステップS3で図4(B)の音声データベーステーブル46に対し発信者番号による検索処理を実行し、例えば図5のような発信者検索情報60をステップS4で電話連携サーバ18に送信する。
【0085】
続いてステップS5で電話連携サーバ18から音声自動応答装置24を指定した発信者検索情報の転送要求を受けると、ステップS6で音声自動応答装置24に発信者検索情報を転送する。
【0086】
続いてステップS7で音声認識サーバ26より優先順位を持つ音声認識結果を受領すると、ステップS8で図6のような優先順位付きの発信者特定情報68を生成して電話連携サーバ18に送信する。続いてステップ9で、電話連携サーバ18からの指示により優先順位付きの発信者特定情報をオペレータクライアント28に送信する。
【0087】
更に、図8のようなオペレータクライアントにおける第1候補の顧客データの表示状態で音声認識結果の間違いに気付いて第2候補以降の選択操作が行われたときのステップS10におけるオペレータクライアントからの顧客番号を指定した転送要求に対し、ステップS11で、通知された顧客番号で検索した顧客データをオペレータクライアントに送信する。
【0088】
図14は、図2の音声自動応答装置24における音声自動応答処理のフローチャートである。図14において、ステップS1で交換機12より内線の呼びがあると、この呼びに対し着信応答を行って、ステップS2で発信者電話機16との間に通話パスを確立する。
【0089】
続いてステップS3で発信者に例えば氏名の音声入力をガイダンスする。これによって発信者が氏名の音声発声を行うと、この発信者の音声データをステップS4で音声認識サーバ26に送信し、ステップS5でオペレータクライアント28への接続切替えによる通話パスの切断を判別すると、処理を終了し、次の処理に備える。
【0090】
図15は、図2の発信者特定システム10における音声認識サーバ26による音声認識処理のフローチャートである。図15において、ステップS1で電話連携サーバからの音声認識指示、実際には音声自動応答装置24を経由した指示を受けると、ステップS2で音声データを含む図5のような発信者検索情報60を受信する。
【0091】
続いてステップS3で音声自動応答装置24からのガイダンスに対する発信者の発音音声による音声データを受信すると、ステップS4で発信者音声データと登録音声データを音声認識して比較し、例えば類似度を求める。そしてステップS5で類似度の高い順に優先順位を付した発信者の音声認識結果を顧客データベースサーバ20に通知し、一連の処理を終了する。
【0092】
図16は、図2の発信者特定システム10におけるオペレータクライアント28の処理のフローチャートである。図16において、ステップS1で電話連携サーバ18から顧客情報の表示指示を受けると、ステップS2で顧客データベースサーバ20から発信者特定情報の受信を待ち、発信者特定情報を受信すると、ステップS3で図8のように顧客情報表示画面120に第1候補の顧客詳細データと第2候補以降の顧客リストを表示する。
【0093】
なおステップS1の電話連携サーバ18からの表示指示は直接行われておらず、顧客データベースサーバ20を経由して間接的に行われることになる。即ち電話連携サーバ18のオペレータクライアント28に対する間接的な指示は、顧客データベースサーバ20に対する発信者特定情報のオペレータクライアント28に対する転送指示となっている。
【0094】
ステップS3で顧客情報表示を行うと、ステップS4で交換機12からの内線呼びを判別して、これに応答すると、ステップS5で発信者電話機16との間に通話パスを確立する。これによって、ステップS6でオペレータが必要な対応を行う。
【0095】
オペレータの対応中に、第1候補の表示が間違いであることにより第2候補以降の選択操作が行われると、この候補一覧の選択操作がステップS7で判別され、ステップS8で選択候補の顧客データへ顧客データベースサーバ20から取得し、ステップS9で例えば図9のような選択候補の顧客詳細データに切替表示する。
【0096】
そしてオペレータによる対応が済んで発信者電話機16の接続切り離しが行われと、ステップS10の通話パスの切断が判別され、処理を終了する。
【0097】
次に本発明の発信者特定処理のプログラムを格納したコンピュータ可読の記録媒体の実施形態を説明する。
【0098】
本発明の発信者特定処理のプログラムは、図11のフローチャートによる電話連携サーバ18のプログラム、図12のフローチャートによる交換機12のプログラム、図13のフローチャートによる顧客データベースサーバ20のプログラム、図14のフローチャートによる音声自動応答装置24のプログラム、図15のフローチャートによる音声認識サーバ26のプログラム、及び図16のフローチャートによるオペレータクライアント28のプログラムに分かれている。このうちシステム全体の動きを制御する電話連携サーバ18のプログラムが本発明で中心をなすプログラムとなる。
【0099】
このような本発明の発信者特定に必要な各プログラムは、CD−ROM、フロッピィディスク(R)、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記憶媒体、モデム、およびLANインタフェースを利用し回線を介して接続されたデータベース,或いは,他のコンピュータシステムPCのデータベースに格納され、コンピュータにインストールされた後に実行される。
【0100】
更に記録媒体には、CD−ROM、フロッピィディスク(R)、DVDディスク,光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記憶媒体やコンピュータシステムの内外に備えられたハードディスクHDDなどの記憶装置のほか、回線を介してプログラムを保持するデータベース、或いは,他のコンピュータシステムPC並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体を含むものである。
【0101】
なお上記の実施形態にあっては、図2の発信者特定システム10のように、交換機12に対し設けている電話連携サーバ(CTIサーバ)18、顧客データベースサーバ20、音声自動応答装置(IVR装置)24、音声認識サーバ26及びオペレータクライアント28を、それぞれ別の装置としてLAN15により接続しているが、機能的には各装置を分離することになるが実際のハードウェア環境としては複数の装置を1つの装置として実現してもよい。
【0102】
例えば音声自動応答装置24と音声認識サーバ26は、その処理動作が一体不可分な関係にあることから、1つの装置として一体化し、その装置に別々のアプリケーションとして音声自動応答機能及び音声認識機能を設けてもよい。
【0103】
また上記の実施形態にあっては、顧客データベース22のデータ構造として、図4のように顧客データベーステーブル44と音声データベーステーブル46とに分けているが、両方を合わせて顧客ごとに1レコード即ち顧客の1レコードに顧客番号、氏名、識別データ、発信者番号、音声データを持つレコード構造として登録してもよい。
【0104】
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含む。更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
【0105】
(付記)
(付記1)
発信者番号を受信可能な交換機と、前記交換機と連携するサーバと、音声で自動応答する音声自動応答装置と、音声認識機能を有する音声認識装置と、顧客情報を登録して検索する顧客データベースと、オペレータの音声応答に使用するオペレータクライアントとを備えたシステムの発信者特定方法において、
前記サーバにより前記交換機から受領した発信者番号を前記顧客データベースに通知して発信者情報を検索する発信者検索ステップと、
前記顧客データベースの検索で複数の発信者情報を前記サーバで取得した場合、前記交換機を音声自動応答装置に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、前記音声認識装置により前記発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を前記顧客データベースに生成させる音声認識ステップと、
前記発信者候補情報に基づいて、前記オペレータクライアントに第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に前記一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる発信者表示ステップと、
を備えたことを特徴とする発信者特定方法。(1)
【0106】
(付記2)
付記1記載の発信者特定方法に於いて、
前記顧客データベースは、顧客毎に、少なくとも顧客氏名、発信者番号、音声データ及び顧客属性データを登録し、
前記発信者表示ステップは、前記顧客データベースから発信者候補情報に基づいて、表示画面上に、第1候補の顧客氏名と顧客属性データを表示すると共に、表示画面の一部に、前記第2候補以降の顧客氏名を候補順に一覧表示することを特徴とする発信者特定方法。(2)
【0107】
(付記3)
付記1記載の発信者特定方法に於いて、前記音声認識ステップは、前記音声自動応答装置により前記発信者情報の音声データと同じ音声応答を発信者にガイダンスして発信者の音声データを取得することを特徴とする発信者特定方法。
【0108】
(付記4)
付記3記載の発信者特定方法に於いて、
前記顧客データベースは、顧客の音声データとして顧客氏名の発音データを登録しており、
前記音声認識ステップは、前記音声自動応答装置により発信者の氏名の音声入力をガイダンスして発信者氏名の発音データを取得することを特徴とする発信者特定方法。
【0109】
(付記5)
コンピュータに、
交換機から受領した発信者番号を顧客データベースに通知して発信者情報を検索させる発信者検索ステップと、
前記顧客データベースの検索で複数の発信者情報を取得した場合、前記交換機を音声自動応答装置に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、音声認識装置により前記発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を前記顧客データベースから生成させる音声認識ステップと、
前記発信者候補情報に基づいて、オペレータクライアントに第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に前記一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる発信者表示ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。(3)
【0110】
(付記6)
付記5記載のプログラムに於いて、
前記顧客データベースは、顧客毎に、少なくとも顧客氏名、発信者番号、音声データ及び顧客属性データを登録し、
前記発信者表示ステップは、前記顧客データベースに基づいて、表示画面上に、第1候補の顧客氏名と顧客属性データを表示すると共に、表示画面の一部に、前記第2候補以降の顧客氏名を候補順に一覧表示することを特徴とするプログラム。
【0111】
(付記7)
付記5記載のプログラムに於いて、前記音声認識ステップは、前記音声自動応答装置により前記発信者情報の音声データと同じ音声応答を発信者にガイダンスして発信者の音声データを取得することを特徴とするプログラム。
【0112】
(付記8)
付記7記載のプログラムに於いて、
前記顧客データベースは、顧客の音声データとして顧客氏名の発音データを登録しており、
前記音声認識ステップは、前記音声自動応答装置により発信者の氏名の音声入力をガイダンスして発信者氏名の発音データを取得することを特徴とするプログラム。
【0113】
(付記9)
発信者番号を受信可能な交換機と、音声で自動応答する音声自動応答装置と、音声認識機能を有する音声認識装置と、顧客情報を登録して検索する顧客データベースと、オペレータの音声応答に使用するオペレータクライアントとを備えたシステムのサーバ装置に於いて、
前記交換機から受領した発信者番号を前記顧客データベースに通知して発信者情報を検索させる発信者検索指示部と、
前記顧客データベースの検索で複数の発信者情報を取得した場合、前記交換機機を音声自動応答装置に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、前記音声認識装置により前記発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を前記顧客データベースに生成させる音声認識指示部と、
前記発信者候補情報に基づいて、前記オペレータクライアントに第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に前記一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる発信者表示指示部と、
を備えたことを特徴とするサーバ装置。(4)
【0114】
(付記10)
付記9記載のサーバ装置に於いて、
前記顧客データベースは、顧客毎に、少なくとも顧客氏名、発信者番号、音声データ及び顧客属性データを登録し、
前記発信者表示指示部は、前記顧客データベースに基づいて、表示画面上に、第1候補の顧客氏名と顧客属性データを表示させると共に、表示画面の一部に、前記第2候補以降の顧客氏名を候補順に一覧表示させることを特徴とするサーバ装置。
【0115】
(付記11)
付記9記載のサーバ装置に於いて、
前記音声認識指示部は、前記音声自動応答装置により前記発信者情報の音声データと同じ音声応答を発信者にガイダンスして発信者の音声データを取得させるることを特徴とするサーバ装置。
【0116】
(付記12)
付記11記載のサーバ装置に於いて、
前記顧客データベースは、顧客の音声データとして顧客氏名の発音データを登録しており、
前記音声認識指示部は、前記音声自動応答装置により発信者の氏名の音声入力をガイダンスして発信者氏名の発音データを取得させることを特徴とするサーバ装置。
【0117】
(付記13)
コンピュータに、
交換機から受領した発信者番号を顧客データベースに通知して発信者情報を検索する発信者検索ステップと、
前記顧客データベースの検索で複数の発信者情報を取得した場合、前記交換機を音声自動応答装置に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、音声認識装置により前記発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を前記顧客データベースから生成させる音声認識ステップと、
前記発信者候補情報に基づいて、オペレータクライアントに第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に前記一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる発信者表示ステップと、
を実行させるプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。(5)
【0118】
(付記14)
付記13記載の記録媒体に於いて、
前記顧客データベースは、顧客毎に、少なくとも顧客氏名、発信者番号、音声データ及び顧客属性データを登録しており、
前記発信者表示ステップは、前記顧客データベースに基づいて、表示画面上に、第1候補の顧客氏名と顧客属性データを表示すると共に、表示画面の一部に、前記第2候補以降の顧客氏名を候補順に一覧表示することを特徴とする記録媒体。
【0119】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、1つの電話番号に複数の発信者となる顧客登録がされている場合には、音声認識により識別した第1候補を電話をかけてきた発信者としてオペレータに対し顧客情報を表示するが、音声認識による間違いを想定して第2候補以降についても画面の一部に候補一覧を表示しており、オペレータが表示している発信者の間違いに気付いた際には、第2候補以降の候補一覧表示の中から正しい候補をクリックするという簡単な選択操作を行うだけで、オペレータが認識した正しい発信者の顧客情報に直ちに切り替えることができ、音声認識による発信者特定の間違いに対し迅速且つ適切に対応でき、音声認識を利用した発信者特定に基づく顧客サービスを損なうことなく適切に運用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の発信者特定システムの実施形態であるシステム環境のブロック図
【図3】図2のサーバやクライアントに適用されるコンピュータのハードウェア資源の説明図
【図4】図2の顧客データベースの説明図
【図5】発信者番号により顧客データベースから検索された発信者情報の説明図
【図6】音声認識により優先順位が付された発信者特定情報の説明図
【図7】図2のオペレータクライントにおける顧客情報表示画面のレイアウトの説明図
【図8】図6の発信者特定情報を表示した顧客情報表示画面の説明図
【図9】図8において第3候補を発信者として選択した場合の顧客情報表示画面の説明図
【図10】図2の実施形態における本発明の発信者特定処理のタイムチャート
【図11】図2のCTIサーバにおける処理手順のフローチャート
【図12】図2の交換機における処理手順のフローチャート
【図13】図2の顧客データべースサーバにおける処理手順のフローチャート
【図14】図2の音声自動応答装置における処理手順のフローチャート
【図15】図2の音声認識サーバにおける処理手順のフローチャート
【図16】図2のオペレータクライアントにおける処理手順のフローチャート
【符号の説明】
10:発信者特定システム
12:交換機
14:公衆電話網
15:LAN
16:発信者電話機
18:電話連携サーバ(CTIサーバ)
20:顧客データベースサーバ(顧客DBサーバ)
22:顧客データベース(顧客DB)
24:音声自動応答装置(IVR装置)
26:音声認識サーバ
28:オペレータクライアント
30:表示装置
32:トランク制御部
34:中央制御部
36:内線制御部
38:発信者検索指示部
40:音声認識指示部
42:発信者表示指示部
44:顧客データベーステーブル
46:音声データ−ベーステーブル
48,58,66,74:顧客番号
50,72:氏名
52:識別データ
54,62:発信者番号
56,64:音声データ
70:優先順位
120:顧客情報表示画面
122:発信者番号/抽出顧客名表示エリア
124:顧客詳細データ表示エリア
126:候補顧客リスト表示エリア
128:発信者番号
130:第1候補顧客名
132:第2候補顧客名
134:第3候補顧客名
136:第1候補詳細データ
138:第3候補詳細データ
Claims (5)
- 発信者番号を受信可能な交換機と、前記交換機と連携するサーバと、音声で自動応答する音声自動応答装置と、音声認識機能を有する音声認識装置と、顧客情報を登録して検索する顧客データベースと、オペレータの音声応答に使用するオペレータクライアントとを備えたシステムの発信者特定方法において、
前記サーバにより前記交換機から受領した発信者番号を前記顧客データベースに通知して発信者情報を検索する発信者検索ステップと、
前記顧客データベースの検索で複数の発信者情報を前記サーバで取得した場合、前記交換機を音声自動応答装置に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、前記音声認識装置により前記発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を前記顧客データベースに生成させる音声認識ステップと、
前記発信者候補情報に基づいて、前記オペレータクライアントに第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に前記一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる発信者表示ステップと、
を備えたことを特徴とする発信者特定方法。 - 請求項1記載の発信者特定方法に於いて、
前記顧客データベースは、顧客毎に、少なくとも顧客氏名、発信者番号、音声データ及び顧客属性データを登録し、
前記発信者表示ステップは、前記顧客データベースから発信者候補情報に基づいて、表示画面上に、第1候補の顧客氏名と顧客属性データを表示すると共に、表示画面の一部に、前記第2候補以降の顧客氏名を候補順に一覧表示することを特徴とする発信者特定方法。 - コンピュータに、
交換機から受領した発信者番号を顧客データベースに通知して発信者情報を検索させる発信者検索ステップと、
前記顧客データベースの検索で複数の発信者情報を取得した場合、前記交換機を音声自動応答装置に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、音声認識装置により前記発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を前記顧客データベースから生成させる音声認識ステップと、
前記発信者候補情報に基づいて、オペレータクライアントに第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に前記一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる発信者表示ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 発信者番号を受信可能な交換機と、音声で自動応答する音声自動応答装置と、音声認識機能を有する音声認識装置と、顧客情報を登録して検索する顧客データベースと、オペレータの音声応答に使用するオペレータクライアントとを備えたシステムのサーバ装置に於いて、
前記交換機から受領した発信者番号を前記顧客データベースに通知して発信者情報を検索させる発信者検索指示部と、
前記顧客データベースの検索で複数の発信者情報を取得した場合、前記交換機機を音声自動応答装置に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、前記音声認識装置により前記発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を前記顧客データベースに生成させる音声認識指示部と、
前記発信者候補情報に基づいて、前記オペレータクライアントに第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に前記一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる発信者表示指示部と、
を備えたことを特徴とするサーバ装置。 - コンピュータに、
交換機から受領した発信者番号を顧客データベースに通知して発信者情報を検索する発信者検索ステップと、
前記顧客データベースの検索で複数の発信者情報を取得した場合、前記交換機を音声自動応答装置に接続させて発信者との通話により所定の音声データを取得し、音声認識装置により前記発信者情報に含まれる音声データと比較して優先順位を持つ発信者候補情報を前記顧客データベースから生成させる音声認識ステップと、
前記発信者候補情報に基づいて、オペレータクライアントに第1候補の発信者情報を表示させると共に第2候補以降の候補名を一覧表示させ、更に前記一覧表示の中の候補選択操作に対し、現在表示中の発信者情報を選択候補の発信者情報に変更させる発信者表示ステップと、
を実行させるプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
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