JP2004015362A - 監視カメラ装置、監視カメラシステム装置及び撮像画面のマスク方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マスク設定時は、マスク設定座標と、カメラ回転台のパン及びチルト角度と、焦点距離と、被写体距離と、撮像素子2からパンチルト回転中心までの距離と、撮像素子1画素の長さから、マスク設定座標のパン及びチルト角度を算出して、被写体距離と共に記憶し、マスク表示時は、記憶したマスク設定座標のパン及びチルト角度と、被写体距離と、カメラ回転台のパン及びチルト角度と、焦点距離と、撮像素子からパンチルト回転中心までの距離と、撮像素子1画素の長さから、マスク表示時のマスク位置を算出し、映像信号のマスク位置を他の信号と合成する。
【選択図】 図12
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パン(横振り)回転及びチルト(縦振り)回転が可能な監視カメラ用回転台に取りつけられる監視カメラにおいて、プライバシー保護のため、画像の一部に映るプライバシー保護範囲のみをマスクするためのマスク記憶手段及びマスク表示手段を具備したことを特徴とする監視カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
監視カメラはパン方向、チルト方向に自由に回転できるカメラ用回転台に、ビデオカメラを固定してある。この監視カメラは外部のコントローラ部によりカメラ用回転台およびカメラのズーミング等を操作して、カメラが映し出す映像個所を自由に変えるシステムである。この監視システムは、一般的に、複数の映像個所を記憶し、この記憶した映像個所を一定の時間で順次映し出すシーケンス機能や、監視エリアに人感センサ等を設置し、異常があった時に瞬時にその方向にカメラを向けさせるアラーム機能等を備えている。このような監視システムを、街路等の公共な場所に設置した場合、民間の家等、プライバシーの保護ため撮影することが好ましくない個所の処理の問題がある。この問題の解決方法として、プライバシー保護が必要な個所を別の映像でマスクする方法がある。以下、従来のプライバシーマスク方法を説明する。
【0003】
特開平6−181539では、プライバシー保護範囲を、垂直方向、水平方向の中心角及び範囲幅で記憶しておき、映像出力をM行N列に分割した分割エリアが、プライバシー保護範囲と部分的に重合している場合、その分割エリアをマスクする方法が記載されている。この方法では、映像出力をM行N列の分割単位でマスクするため、マスクしなくてもよい部分までマスクされ、監視機能が低下する。また、マスク範囲を垂直、水平方向の角度で管理する為、図8(b)のようなカメラ向きが真下付近もしくは真上付近でのパン回転による被写体の回転移動と、マスクの水平、垂直移動に違いが生じ、マスクがプライバシーマスクから外れるといった問題がある。
【0004】
特開2001−69494では、プライバシー保護範囲を、絶対座標上の座標、大きさ等で記憶しておき、マスク表示時は、絶対座標から画面座標に変換してマスクを表示させる方法が記載されている。この方法において、カメラ向きがカメラ取り付部の真下付近もしくは真上付近のようなチルト角では、被写体の回転移動が大きいので、マスクが有効に作用しない。そのため回転移動の多くなるカメラ取り付部の真下付近もしくは真上付近ではマスクをしないとしている。また、プライバシー保護範囲を設定したとき、図8(a)(c)のように画面端にある画像が歪んだ被写体は、マスクが有効に作用しないため、画面中央で設定するとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、監視機能を低下させることなく、従来できなかった、カメラ向きが真下付近もしくは真上付近でのプライバシー保護範囲のマスクを可能にし、画像の歪みの大きい画面端でのマスク設定を可能にし、さらに、カメラの取り付け位置とパンチルト回転中心ずれにより生ずるマスク表示の演算誤差を低減することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の監視カメラの第1の実施例は、基本構成として第一にレンズと撮像素子の光学系と、第二にマスク位置の決定や表示を算出する為の演算手段と、第三にマスクデータとこの監視カメラを正常に動作させる為のデータの記憶手段と、第四に撮像素子からの映像信号に部分的なマスクを施して映像出力させる映像信号処理手段とで構成している。そして、この監視カメラは回転台に搭載し回転されるものであり、この回転台を含め監視カメラシステム装置を構成する。さらにこの監視カメラシステム装置を操作するコントローラ部や映像を表示するモニタ部等への通信手段を具備している。
【0007】
第一の光学系は光路上に固定配置されたレンズと、レンズを通過した光を受光して電気信号に変換する撮像素子から成る。
第二の演算手段は、後述する記憶手段からの情報と、回転台のパン及びチルト回転角度情報(以下パンチルト角度情報と記す。)やコントローラ部からのマスク領域設定情報により、(乙)として、マスクすべき領域を定めるマスクデータ算出処理部と、(丙)として、マスク表示位置算出処理部から成る。
第三の記憶手段は、撮像素子の画素の大きさを記憶(メモリC)する第一の記憶部と、マスクデータ算出処理部の算出結果を記憶する第二の記憶部(メモリD)を持ち、さらに、レンズ系の焦点距離のデータメモリ部(メモリB)を、有している。
【0008】
第四の映像信号処理手段は、第二で演算したマスク頂点の情報から、撮像素子の映像の一部をマスクした撮像画面に処理し、外部となるコントローラ部やモニタ部にこの撮像画面に送出する。
またコントローラ部やモニタ部との間には、被写体を写す制御指示やマスク位置決定指示を送受する通信手段を構成するものである。
【0009】
マスク設定時は、コントローラ部からのマスク設定指示により、その時の回転台のパンチルト角度情報と、第一の記憶部の撮像素子1画素の大きさと、レンズの焦点距離で演算し、マスク形状の各頂点のパン及びチルト角度を算出して第二の記憶部に記憶する。
マスク表示時は、回転台のパンチルト角度情報と、撮像素子1画素の大きさと、レンズの焦点距離と、第二の記憶部の情報から撮像素子面でのマスク位置を算出し、映像信号処理手段にて映像信号の一部をマスク処理し、コントローラ部やモニタ部に一部をマスクした撮像画面を送出する。
【0010】
本発明の監視カメラの第二の実施例は、第一の実施例に記載した構成に下記構成を追加して、本発明の目的とするマスク位置精度をさらに向上するものである。
本発明の監視カメラの第二の実施例は、基本構成として第一に光軸上移動するズームレンズと撮像素子の光学系と、第二にレンズを動かす駆動手段及びその位置検出手段と、第三にマスク位置の決定や焦点距離を算出する為の演算手段が異なり、データの記憶手段と、映像信号処理手段と、回転台、コントローラ部、モニタ部への通信手段等は第一の実施例と同じである。
【0011】
第一の実施例と異なるところを主に説明する。
第一の光学系は光路上に移動可能に配置されたズームレンズがあり、第二の駆動手段及び位置検出手段は、(甲)としてコントローラ部から受信したズームさせたいカメラズーム位置の情報でズームレンズを移動させるズームレンズ駆動部とそのレンズ位置検出部である。
第三の演算手段は、後述する記憶手段からの情報と、回転台のパンチルト角度情報やコントローラ部からのマスク領域設定情報により、(甲)として、ズームレンズ位置から焦点距離を算出する算出処理部と、(乙)として、マスクすべき領域を定めるマスクデータ算出処理部と、(丙)として、マスク表示位置算出処理部から成る。
第四の記憶手段は、撮像素子の画素の大きさを記憶(メモリC)する第一の記憶部と、マスクデータ算出処理部の算出結果を記憶する第二の記憶部(メモリD)以外に、ズームレンズ位置と焦点距離の関係を示すVARI−f特性データメモリ部(メモリB)を、有している。
第五の映像信号処理手段は、第一の実施例と同じである。
【0012】
マスク設定時は、コントローラ部からのマスク設定指示により、その時のパンチルト角度情報と、第一の記憶部の撮像素子1画素の大きさとズームレンズの位置情報から算出する焦点距離と、マスク形状の各頂点のパン及びチルト角度を算出して第二の記憶部に記憶する。
マスク表示時は、回転台のパンチルト角度情報と、撮像素子1画素の大きさとズームレンズの位置情報で焦点距離を求めて、第二の記憶部の情報から撮像素子面でのマスク位置を算出し、映像信号処理手段にて映像信号の一部をマスク処理し、コントローラ部やモニタ部に一部をマスクした撮像画面を送出する。
本発明の監視カメラの第三の実施例は、第二の実施例に記載した構成に下記構成を追加して、本発明の目的とするマスク位置精度を第二の実施例以上に向上させるものである。
【0013】
この第三の実施例は、前記第二の実施例の第一〜第五の基本構成のうち、第一の光学系にフォーカスレンズを付加し、第二の駆動手段及び位置検出手段は、(乙)として焦点合わせの為のフォーカスレンズ駆動部とそのレンズ位置検出部を有している。また、第三の演算手段は、前記(甲)(乙)(丙)以外に、(丁)として後述するメモリAのデータとフォーカスレンズ位置検出部から、被写体までの距離(被写体距離データ)を算出する算出処理部から成る。この算出処理が被写体までの測距手段になる。
第四の記憶手段は撮像素子中心とこの回転中心までの距離データを記憶するメモリを追加配置し、このデータと前記(丁)をも演算に加えた結果を、第二の記憶部に記憶する。
その他の構成は第二の実施例と同じである。
【0014】
マスク設定時は、コントローラ部からのマスク設定指示により、その時のパンチルト角度情報と、第一の記憶部の撮像素子1画素の大きさとズームレンズの位置情報から算出する焦点距離と、マスク設定時の撮像素子からパンチルト回転の中心までの距離から、マスク形状の各頂点のパン及びチルト角度を算出して第二の記憶部に記憶すると共に、前記被写体距離データも合わせ記憶する。
マスク表示時は、回転台のパンチルト角度情報と、撮像素子1画素の大きさと、ズームレンズの位置情報で焦点距離を求め、第二の記憶部の被写体距離データからフォーカスレンズを位置決め駆動し、また被写体距離データと撮像素子からパンチルト回転の中心までの距離と、第二の記憶部からの情報をも含め、撮像素子面でのマスク位置を算出する。そして映像信号処理手段にて映像信号の一部をマスク処理し、コントローラ部やモニタ部に一部をマスクした撮像画面を送出する。
本発明の第四の実施例は、撮像画面の画枠外にマスクすべき領域がはみ出た場合の処理を提供するもので、前記第一〜三の実施例に適用可能である。構成は前記第一〜三の実施例の演算手段で、算出処理方法を変えた点が異なる以外構成動作とも同じである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。まず本発明による第一の実施例を図1、2で説明する。図1は本発明の実施例による監視カメラ12の構成を示し、図2はこの監視カメラ12を用いた監視カメラシステム装置全体の概略を示す。
【0016】
図2に示す監視カメラ12は回転台11に取り付け、カバー50で覆われている。監視カメラ12の光学系に固定した光学レンズ1を介して撮像素子2から取りこまれた被写体の映像信号は、回転台11、コントローラ部14に送られ、システム制御メニューなどのOSD表示等システム制御に必要な情報を重畳してモニタ部13に出力する。操作者は、モニタ部13を見ながら、コントローラ部14を操作し、回転台11のパンチルト回転、監視カメラ12のズーム、プライバシー保護範囲のマスク設定等の監視システム制御を行う。コントローラ部14、モニタ部13、回転台11と監視カメラ12は、回転台11の制御情報、回転台11の状態情報、監視カメラ12の制御情報、監視カメラ12の状態情報等を、通信ケーブル51a、51bにより送受信する。コントローラ部14は、監視システム専用コントローラ部を用いても良いし、また、パソコン及び監視システム制御ソフトウェアを用いてもよい。なお、図2において映像信号は回転台11を経由でコントローラ部14に送信しているが、監視カメラ12から直接コントローラ部14に送信してもよい。
【0017】
図1で本発明の実施例による監視カメラ12の構成を説明する。
第一に光学系は監視カメラ12の光路に固定した光学レンズと、撮像素子2で構成している。この撮像素子2は、被写体の撮像光(L)を電気信号に変換して撮像信号として出力する素子である。
第二に演算手段は、マスクデータ算出処理部8bと、マスク表示位置算出処理部8cから成る。マスクデータ算出処理部8bは、回転台11のパンチルト角度情報、コントローラ部14からのマスク設定座標情報と、焦点距離の情報及び撮像素子の一つ画素の大きさの情報から、マスク設定位置のパン及びチルト角度を算出しメモリDに送る。マスク表示位置算出処理部8cは、メモリDのマスク設定位置のパン及びチルト角度と、マスク表示時の回転台11のパンチルト角度情報と、焦点距離データと、撮像素子1画素の大きさの情報から、マスク表示位置座標を算出する手段である。
第三に記憶手段は光学レンズの焦点距離のデータを記憶するメモリ(メモリB)8fと、撮像素子の一つの画素の大きさである水平方向と垂直方向の長さを記憶するメモリ(メモリC)8gと、マスクデータを記憶するメモリ(メモリD)8hを有している。このメモリ(D)8hは、マスクデータ算出処理部8bで算出したマスク設定位置のパン及びチルト角度を記憶する手段である。そして、この演算手段と記憶手段は外部通信処理部8dと共に、マイコン8に組み込んである。
【0018】
第四に映像信号処理手段は信号処理変換回路3、カメラ信号処理回路4、デジタル/アナログ変換(DAC)回路5と映像出力信号端子10で構成する。
信号処理変換回路3は、撮像信号のリセット雑音を除去するCDS回路と、自動利得制御(AGC)回路と、アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換(ADC)回路である。また、カメラ信号処理回路4は、撮像信号を信号処理して被写体処理信号する信号処理部4aと、マスク信号を発生させる信号発生部4cと撮像信号の一部をマスク信号と合成する信号合成部4dで構成する。さらに、デジタル/アナログ変換(DAC)回路5は、カメラ信号処理回路4からの映像デジタル信号をアナログ信号に変換した映像出力信号を映像出力信号端子10から出力する回路である。
このマイコン8に含まれる外部通信処理部8dは、回転台11から送信された回転台11のパンチルト角度情報、ズーム位置及びマスク設定座標等の監視カメラ12の制御情報を受信し、監視カメラ12の状態情報を回転台11あるいはコントローラ部14へ送信する通信処理手段として働く。
【0019】
以下、本発明の動作原理について、図3、4を用いて説明する。
図3は、原点(O)15をパンチルト回転の中心とし、X軸の正の方向をパン及びチルト角度の基準としたXYZ空間内の、撮像素子2と被写体の位置関係を示している。また、図4は、被写体が撮像素子2上に映る位置を示している。ここで、被写体は点状の物体(S)22であるとする。
監視カメラ12のパン角度(θxo)17と、チルト角度(θyo)18は、回転台11に取り付けて監視カメラ12が回転する時、そのパンチルト回転中心(O)15から見た撮像素子への光軸の角度を示す。この角度の基準はX軸を水平としているが、任意に定めてもよい。すなわち、回転支持された撮像素子の回転中心(O)を通過し、撮像素子の成す平面に対して、垂線となる光軸の角度情報をパン角度(θxo)17と、チルト角度(θyo)18にする。すなわち、撮像素子の回転中心(O)と撮像素子の光軸交点の成す角度が、回転台11のパンチルト角度情報である。ところで、設計的には撮像素子の平面に対して垂線になる光軸が、撮像素子の中心(o)16に当たるように配置する。本発明ではこの光軸が撮像素子の中心(o)16にて交差することで説明するが、必ずしも、中心(o)16である必要はない。次にパンチルト回転中心(O)15から撮像素子2の中心(o)16までの距離(r)19と、撮像素子2の中心(o)16から焦点(Q)20までの距離(f)21と、被写体(S)22のパン角度(θxp)23、チルト角度(θyp)24、パンチルト回転中心(O)15から被写体(S)22までの距離(l)25、撮像素子1画素の水平方向の長さ(xu)27と、撮像素子1画素の垂直方向の長さ(yu)28を図3に示すように定める。
そこで、図4に示すように、撮像素子の中心(o)16から物体(S)22が撮像素子2上に映る位置(P)26は、水平方向画素数(xp)41、垂直方向画素数(yp)42として、[式1]で示すことができる。すなわちマスクすべき撮像画面の領域の一つの頂点に対応する画素情報として座標(xp、yp)を定めると、それはパン角度(θxp)23、チルト角度(θyp)24情報に置換することができる。すなわち、これらの座標がマスク設定位置情報、マスク表示位置情報やパンチルト角度情報である。
このパン角度(θxp)23、チルト角度(θyp)24とマスク設定位置情報、マスク表示位置情報(xp、yp)の関係は、後記した[式1]の逆関数である後記した[式2]でも示すことができる。
【0020】
ところで、通常、プライバシー保護が必要な範囲のすぐ近くに監視システムを設置することはないため、被写体距離(l)25は、パンチルト回転の中心(O)15から撮像素子の中心(o)16までの距離(r)19と、撮像素子の中心(o)16から焦点Q20までの距離(f)21に比べ非常に大きい。したがって、パンチルト回転の中心(O)15が、カメラの中心とほぼ一致している場合は、l >>(r−f)であるため、被写体距離(l)25を無限大であると仮定して計算、すなわち[式1]及び[式2]の、d=(r−f)/lを省略して計算してもよい[式4][式5]。これにより演算量を大幅に軽減することが可能である。
なお実施形態では、XYZ空間の、X軸の正の方向を基準として説明したが、各式にθxo=θxo’+θxo、θyo=θyo’+θyoを代入すれば、任意の角度θxo’、θyo’を基準にとることができる。
そこで、後記した[式4][式5]を演算式として、第一の実施例の動作について図5、6を用いて詳述する。
【0021】
まず撮像画面のマスク設定方法を説明する。なお、撮像素子上に映る被写体の位置(P)26は、モニタ部13に出力される被写体の位置と1対1の関係にある為、以降、モニタ部13に出力される被写体の位置座標を(P)26として説明する。
操作者は、マスクしたいプライバシー保護範囲がモニタ部13に映るよう、コントローラ部14を用いて監視カメラ12の向き及びズーム値を可変させる。次に、操作者は、コントローラ部14を用いて、図5に示すように、プライバシー保護範囲を覆い隠すようにマスクの頂点の座標(P)26の n(n:任意の自然数)点をコントローラ部14にて複数のマスク領域を決める頂点(Pn)29として設定する。この時、回転台11は、カメラの向いている方向(回転支持された監視カメラ12の回転中心、すなわち撮像素子の回転中心を通過し、撮像素子の成す平面に対して、垂線となる光軸の角度、実質的には撮像素子の中心)であるパン角度(θxo)17、チルト角度(θyo)18を監視カメラ12に送信する。そして、監視カメラ12は、メモリ(C)8gに格納した撮像素子の一画素の水平方向の長さ(xu)27と、撮像素子1画素の垂直方向の長さ(yu)28の情報と、メモリ8fに格納した焦点距離(f)21のデータと、コントローラ部14で指示した撮像素子2での各頂点の座標Pn(n=1,2,3,・・・)を用いて、マスクデータ算出処理部8bの[式5]で演算する。この演算結果であるパン角度(θxpn)23、チルト角度(θypn)24は、各頂点を示す角度情報(θxp1,θyp1,θxp2,θyp2,・・・,θxpn,θypn)であり、マスクデータとしてメモリ(D)8hに格納する。
または、図6に示すように、マスクの形状を水平方向×垂直方向の長方形固定とし、操作者は、マスクの中心座標(P0)32及び水平方向の長さ(xl)30と垂直方向の長さ(yl)31をマスクデータとしてメモリ(D)8hに格納してもよい。
【0022】
次に、撮像画面のプライバシー保護範囲をマスクするマスク表示方法を説明する。
監視カメラ12は、コントローラ部14で指示送信される監視カメラ12のパン角度(θxo)17、チルト角度(θyo)18と、焦点距離(f)21と、設定されている各マスクデータ(マスクの各頂点のパン角度θxpn及びチルト角度θypnとメモリCのデータを用いて、マスク表示位置算出処理部8cの[式4]で演算処理を行う。その演算結果であるマスクの各頂点(Pn)29の撮像素子2面にて図4に示す座標(xpn)41、(ypn)42が求まる。
そして、このマスク表示座標(xpn , ypn)41、42を、カメラ信号処理回路4に出力する。カメラ信号処理回路4は、撮像信号のマスク表示位置部分を、信号発生部4cにて生成されたマスク信号と信号合成部4dで合成し、後述するマスク画像として処理を行う。
【0023】
ここでモニタ部に表示した撮像画面にて、マスク表示位置演算処理部8cにて算出した、マスクすべき領域を形成する撮像画面のマスク方法について、図7で具体的に説明する。図7(a)はモニタ画面でのマスク部を示すものであり、P1、P2、P3、P4、で囲む閉領域をマスクするものである。図7(b)は一つの水平ライン毎のマスク検知信号、図7(c)は撮像素子2からの撮像画面の映像信号、図7(d)はカメラ信号処理部4の信号合成部4d経由後に映像出力端子10から送出されるマスクされた撮像画面の映像信号である。
【0024】
マスクすべき領域を形成する頂点を示す信号は、図7のように、信号発生部4cにより、各々水平1ライン毎に、Pn29で囲まれる部分の線分との交点を求め、水平ラインの先頭から最初の交点までをLow、最初の交点から2つ目の交点までをHigh、2つ目の交点から水平ラインの最後までをLow、以下、交点おきにHigh/Lowをトグル(順送り)するマスク信号を発生させる。そして、信号合成部4dにて、マスク信号がHighであるとき、映像信号に、他の合成させる信号を0対100の割合で合成することによりマスク表示を行う。
従来のマスクデータを座標で管理する方法では、図8(a)、(b)のようなカメラ向き変更によるマスクエリアの任意形状や、被写体の位置による形状変化を正確なデータとして保存できなかった。また被写体が監視カメラ12の真下あるいは真上のように、パン回転での形状が大きく回転するような場合においても、正確なデータを保存できなかった。しかしながら、本発明の第一の実施例では、監視カメラ12の回転中心15と、撮像素子2の角度関係を考慮してあるので従来マスク画面が作れなかった角度でも、有効にマスクが作用する。そして、このようなマスクデータを各頂点の角度で管理することにより、より正確なマスク領域を指示する点をメモリ(D)8hに保存できる。
【0025】
本発明ではマスク表示時において、監視カメラ12の向を変更する毎に各頂点の画面上での位置が正確に求められる。すなわち図8(b)に示すチルト角度が90°付近(直下)あるいは−90°付近(直上)でのパン回転によるプライバシー保護範囲回転であっても、常に任意形状マスクが形成できるので、確実なマスク画面表示できる。また、図8(a)(c)に示す被写体が画面端に移動した時のマスクエリアの形状変化に左右されることないため、マスクエリア設定を画面中央以外でも行うことができる。
【0026】
図9は撮像画面のマスク表示をより簡便にするもので、第一の実施例を応用した方法を示すものである。
信号発生部4cの構成上、水平×垂直の長方形しかマスク表示ができない場合は、xpnの最小値をMIN(xpn)、xpnの最大値をMAX(xpn)、ypnの最大値をMAX(ypn)、ypnの最小値をMIN(ypn)とおくと、x=MIN(xpn),y=MAX(ypn)である点MRUと、x=MIN(xpn), y=MIN(ypn)である点MRDと、x=MAX(xpn),y=MIN(ypn)である点MLDと、x=MAX(xpn), y=MAX(ypn)である点MLUで囲まれる部分をマスク表示する。
すなわち、この方法は撮像素子2面の横方向をx軸、縦方向をy軸とすると、マスクすべき領域を形成する複数の頂点(P1、P2、P3、P4)29に外接するx軸に平行な直線(MLDとMRD、MLUとMRUを結ぶx軸に平行な直線)とy軸に平行な直線(MLDとMLU、MRDとMRUを結ぶy軸に平行な直線)で形成する矩形の閉領域をマスクして図9に示す撮像画面として送出する
この場合、マスクの表示精度は第一の実施例より劣るが、カメラ信号処理部4をより簡単な構成にできる利点がある。
【0027】
第二の実施例を図10で説明する。
図10に示す監視カメラ12は第一の実施例で説明した監視カメラ12に相当するもので、回転台11、コントローラ部14、モニタ部13及びそれら間の通信手段は第一の実施例と同じである。
第二の実施例について、主に第一の実施例と異なる点について説明する。
第一に光学系は、画角を変更するズームレンズ1aと、撮像素子2で構成している。
第二にレンズの駆動はレンズ駆動用モータ制御部8aの指令にてズームレンズ駆動用モータ6aで行う。このズームレンズ駆動用モータ6aは、監視カメラ12の外部であるコントローラ部14の指令をマイクロコンピュータ(以下マイコン)8で受け、その制御信号によって駆動し、撮像画面を所望の画角に制御するモータである。なおズームレンズ1aは位置検出器6bで位置検知情報を出す。
第三に演算手段は、レンズ駆動用モータ制御部8aに設けた制御の為の算出手段8jと、マスクデータ算出処理部8bと、マスク表示位置算出処理部8cから成る。この算出手段8jはメモリ(B)8fのデータから焦点距離を算出する手段である。マスクデータ算出処理部8bは、回転台11のパンチルト角度情報、マスク設定座標情報と、焦点距離の情報及びメモリCに記憶された撮像素子1画素の大きさの情報から、マスク設定位置のパン及びチルト角度を算出する。マスク表示位置算出処理部8cは、マスク設定位置のパンチルト角度情報と、マスク表示時の回転台11のパンチルト角度情報と、マスク表示時の焦点距離情報と、撮像素子1画素の大きさの情報から、マスク表示位置座標を算出する手段である。
【0028】
第四に記憶手段はズームレンズ位置と焦点距離の関係を示すVARI−f値特性データ(図11)を記憶するメモリ(メモリB)8fと、撮像素子の1画素の大きさを記憶するメモリ(メモリC)8gと、マスクデータを記憶するメモリ(メモリD)8hを有している。このメモリ(D)8hは、マスクデータ算出処理部8bで算出したマスク設定位置のパン角度とチルト角度を記憶する手段である。そして、この演算手段と記憶手段は外部通信処理部8dと共に、マイコン8に組み込んである。
第五に映像信号処理手段は第一の実施例で説明した第四の映像信号処理手段に相当する手段である。すなわち、信号処理変換回路3、カメラ信号処理回路4、デジタル/アナログ変換(DAC)回路5と映像出力信号端子10で構成する。
信号処理変換回路3、デジタル/アナログ変換(DAC)回路5、映像出力信号端子10は、その内部構成、機能共第一の実施例と同じである。
【0029】
撮像画面のマスク設定方法を説明する。
第一の実施例と同様に、操作者はマスクしたいプライバシー保護範囲がモニタ部13に映るよう、コントローラ部14を用いて監視カメラ12の向き及びズーム値を可変させる。次に、操作者は、コントローラ部14を用いて、図5に示すように、プライバシー保護範囲を覆い隠すようにマスクの頂点の座標(P)26のn(n:任意の自然数)点をコントローラ部14にて複数のマスク領域を決める頂点(Pn)29として設定する。この時、回転台11は、カメラの向いているパン角度(θxo)17、チルト角度(θyo)18を監視カメラ12に送信する。監視カメラ12は、このときのズームレンズ位置検出部の情報と、メモリ8fに格納したVARI−f値特性データから焦点距離(f)21をレンズ駆動用モータ制御部の算出処理部で算出する。この算出データと、コントローラ部14で指示した撮像素子2での各頂点の座標Pn(n=1,2,3,・・・)を用いて、マスクデータ算出処理部8bの[式5]で演算する。この演算結果であるパン角度(θxpn)23、チルト角度(θypn)24は、各頂点を示す角度情報(θxp1,θyp1,θxp2,θyp2,・・・,θxpn,θypn)であり、マスクデータとしてメモリ(D)8hに格納する。
この実施例では、可動するズームレンズ1aを備えたことによりズーム倍率を任意に変えることができるカメラにおいても、光学系の焦点距離fをズーム状態に応じて算出することにより、明瞭な撮像画面が得られた状態でマスク領域を指示する点をメモリ(D)8hに保存できる。
【0030】
次に、撮像画面のマスク表示方法を説明する。
監視カメラ12は、コントローラ部14で指示送信される監視カメラ12のパン角度(θxo)17、チルト角度(θyo)18と、その時のズームレンズ位置検出部6bの情報と、メモリBのVARI−f値特性データから、焦点距離(f)21をレンズ駆動用モータ制御部の算出処理部で算出する。
そして、この算出された焦点距離(f)21と、設定されている各マスクデータ(マスクの各頂点のパン角度θxpn及びチルト角度θypnとメモリCのデータを用いて、第一の実施例と同様にマスク表示位置算出処理部8cの[式4]で演算処理を行う。その演算結果であるマスクの各頂点(Pn)29の撮像素子2面にて図4に示す座標(xpn)41、(ypn)42が求まる。
【0031】
そして、第一の実施例と同様に、このマスク表示座標(xpn , ypn)41、42を、カメラ信号処理回路4に出力する。カメラ信号処理回路4は、撮像信号のマスク表示位置部分を、信号発生部4cにて生成されたマスク信号と信号合成部4dで合成し、マスク画像として送出する。
この第二の実施例では、可動するズームレンズ1aを備えたことによりズーム倍率を任意に変えることができるカメラにおいても、光学系の焦点距離fをズーム状態に応じて算出することにより、明瞭な画像でマスク画面を表示できる。当然チルト角度が90°付近(直下)あるいは−90°付近(直上)でのパン回転によるプライバシー保護範囲回転であっても確実なマスク画面表示できる。また、被写体が画面端に移動した時のマスクエリアの形状変化に左右されることないため、マスクエリア設定を画面中央以外でも第一の実施例以上に明瞭な撮像画面で行うことができる。
【0032】
図12にて第三の実施例を説明する。
第三の実施例は前述の動作原理で説明した[式1]、[式2]を用いるものであり、より精度の高い撮像画面のマスク方法を提供するものである。
図12に示す監視カメラ12は第二の実施例で説明した監視カメラ12に相当するもので、回転台11、コントローラ部14、モニタ部13及びそれら間の通信手段は第一の実施例と同じである。
第三の実施例は、演算式が第二の実施例以上に厳密であるとともに、被写体までの測距手段を設けた点が大きく異なる。
第一に光学系は、画角を変更するズームレンズ1aに、ピントを合わせるレンズとしてフォーカスレンズ1bを加え、撮像素子2とで構成している。
第二にレンズの駆動は、フォーカスレンズ駆動用モータ部7aと、フォーカスレンズ位置検出部7bが付加してある。このフォーカスレンズ駆動用モータ7aは、後述する信号処理回路のジャストピント制御信号によって映像ピントを合わせるモータである。
【0033】
第三に演算手段は、レンズ駆動用モータ制御部8aに設けた制御の為の算出手段8jに、第二の実施例での算出の他、記憶部8eのデータと、フォーカスレンズ位置検出部7bとズームレンズ位置検出器6bの位置検知情報から、被写体との距離(被写体距離データ)を算出する機能を付加している。この算出機能が測距手段として働く。また、マスクデータ算出処理部8b、マスク表示位置算出処理部8cは、演算式が第二の実施例と異なる。
マスクデータ算出処理部8bは、第二の実施例で使用した回転台11のパンチルト角度情報、マスク設定座標情報と、焦点距離の情報及びメモリCに記憶された撮像素子1画素の大きさの情報に加え、この実施例では撮像装置取り付け位置データ記憶手段9に記憶されたパンチルト回転の中心から撮像素子までの距離の情報と、被写体距離データの情報とを用いて、[式2]で演算してマスク設定位置のパン及びチルト角度を算出する。
マスク表示位置算出処理部8cは、マスクデータメモリ部(メモリD)8hから読み出した情報と、撮像装置取り付け位置データ記憶手段9の情報に、第一の実施例で使用した回転台11のパンチルト角度情報と、マスク表示時の焦点距離と、撮像素子1画素の大きさの情報から、マスク表示位置座標を[式1]で算出する。
【0034】
第四の記憶手段は図13に示すズームトラッキング曲線データをマイコン8のメモリA8eに記憶している。これはズームレンズ位置と、ジャストピント時のフォーカスレンズ位置から被写体の距離の関係を求めるデータである。また、マスクデータメモリ(D)8hは、第二の実施例に説明した以外に被写体距離データも記憶する。その他、監視カメラ12の取り付け位置データメモリ9を追加配置した。
第五に映像信号処理手段では、カメラ信号処理回路4にフォーカス合わせの為の、被写体輝度エッジ成分情報(以降、VF検波データという)を検出するVF検波4bを設け、マイコン8のレンズ駆動用モータ制御部8aに送信する。
その他のレンズ駆動手段6a、7a、レンズ位置検出手段6b、映像信号処理手段3、5とマイコン8内の外部通信処理部8d等は、第二の実施例と同じである。
【0035】
以下、第三の実施例でのマスクの設定方法を説明する。操作者は、第二の実施例で説明した図5に示すように、複数のマスク領域を決める頂点(Pn)29として設定する。この時、回転台11は、パンチルト角度情報としてカメラの向いているパン角度(θxo)17、チルト角度(θyo)18を監視カメラ12に送信する。監視カメラ12は、このときのズームレンズ位置検出部の情報と、メモリ8fに格納したVARI−f値特性データから焦点距離(f)21をレンズ駆動用モータ制御部の算出処理部で算出する。また、ズーム位置及びフォーカス位置及びズームトラッキング曲線データから求められる被写体距離(l)25(プライバシー保護範囲にある物体の距離)を算出する。この算出データと、パン角度(θxo)17、チルト角度(θyo)18情報と、焦点距離の情報と、コントローラ部14で指示した撮像素子2での各頂点の座標Pn(n=1,2,3,・・・)を用いて、マスクデータ算出処理部8bの[式2]で演算する。
この演算結果であるパン角度(θxpn)23、チルト角度(θypn)24は、各頂点を示す角度情報(θxp1,θyp1,θxp2,θyp2,・・・,θxpn,θypn)であり、マスクデータとしてメモリ(D)8hに格納する。併せて被写体距離(l)25(被写体距離データ)もマスクデータとしてメモリ(D)8hに格納する。
この第三の実施例では、監視カメラ12の取り付け位置情報や、被写体距離データも使用するので、第二の実施例以上にマスクエリアの任意形状や、被写体の位置による形状変化を正確なデータとして保存できる。従って、より正確なマスク領域を指示する点をメモリ(D)8hに保存する。
【0036】
次に、第三の実施例での撮像画面のプライバシー保護範囲をマスクするマスク表示方法を説明する。
監視カメラ12は、コントローラ部14で指示送信される監視カメラ12のパン角度(θxo)17、チルト角度(θyo)18と、その時のズームレンズ位置検出部6bの情報と、メモリBのVARI−f値特性データから、焦点距離(f)21をレンズ駆動用モータ制御部の算出処理部8jで算出する。そして、この算出された焦点距離(f)21と、設定されている各マスクデータ(マスクの各頂点のパン角度θxpn及びチルト角度θypnと被写体距離データと、さらにメモリCのデータを用いて、マスク表示位置算出処理部8cの[式1]で演算処理を行う。その演算結果であるマスクの各頂点(Pn)29の撮像素子2での座標(xpn)41、(ypn)42が求まる。
そして、このマスク表示座標(xpn , ypn)41、42を、カメラ信号処理回路4に出力する。カメラ信号処理回路4は、撮像信号のマスク表示位置部分を、信号発生部4cにて生成されたマスク信号と信号合成部4dで合成し、マスク画像として送出する。
【0037】
なお実施形態では、ジャストピント時のフォーカスレンズ位置と、ズームレンズ位置と、ズームトラッキング曲線データから被写体距離を求める方法に測距手段を用いて説明したが、カメラから近赤外または赤外光を被写体に照射し、その反射光が帰ってくる角度から測距する方法など、他の方法を測距手段として用いてもよい。
この第三の実施例のマスク表示時においては、第二の実施例以上に監視カメラ12の向を変更する毎に各頂点の画面上での位置が正確に求められる。したがって、第三の実施例では直下、直上でのパン回転によるプライバシー保護範囲回転であっても、第二の実施例以上に正確な任意形状マスクが形成できるので、より確実なマスク画面表示であり、画面端でもより複雑なマスク形状でマスクエリア設定ができる。
【0038】
本発明の第四の実施例を用いて、マスク領域が画枠からはみ出る場合について、図14〜17で説明する。前述の第一〜第三実施例は、マスク表示時にマスク部分が画枠内であったが、マスク領域を指示する点をメモリ(D)8hから読み出して表示する時、図14に示す場合も発生する。この様なマスク領域の一部が画面からはみ出る図14の場合は、各頂点(Pn)29で構成される線分と、画枠との交点を求め、マスクエリアの表示をその交点で制限するものである。
図15のように、線分PsPt{(s,t)=(1,2),(2,3),・・・,(n−1,n),(n,1)}と、画枠左を含む直線(x=xL)34、画枠右を含む直線(x=xR)35、画枠下を含む直線(y=yD)36、画枠上を含む直線(y=yU)37等との交点(NWst)33(W=L,R,D,U、st=12,23,・・・,n−1 n,n 1)を後記した[式3]により求める。それらは、画枠の直線(y=yU)37との交点NU34、NU23、画枠の直線(x=xR)35との交点NR12、NR23である。そして、図16のように、頂点(Pn)29のうち画枠外にある点、すなわち、xpn>xR、またはxpn<xL、またはypn<yD、またはypn>yUが成り立つ点を除外し、残った点を有効頂点(P’n)38とする。
次に、図17のように、画枠の頂点がマスク範囲外にある場合、その画枠の外側にある点をN’U23、N’R23に移動させる。その動作を説明する。
まず、x=xR上の交点NWst33に着目する。
NWst33のy成分のyNWstがyNWst<yDである点が、奇数個存在していたら、画枠右(x=xR)と画枠下(y=yD)とが成す画枠の頂点はマスク範囲内であるため、その内yNWstが最大である点を、画枠右(x=xR)と画枠下(y=yD)とが成す画枠の頂点に移動させる。図16では0個(偶数個)であり、該当なし。
また、y成分のyNWstがyNWst>yUである点が、奇数個存在していたら、画枠右(x=xR)と画枠上(y=yU)とが成す画枠の頂点はマスク範囲内であるため、その内yNWstが最小である点を、画枠右(x=xR)と画枠上(y=yU)とが成す画枠の頂点に移動させる。図16ではNR23の1個(奇数個)であるため、その内y成分yNWstが最小である点NR23を、画枠右(x=xR)と画枠上(y=yU)とが成す画枠の頂点N’R23に移動させる。
【0039】
つぎに、x=xL上の交点NWst33に着目する。
NWst33のy成分のyNWstがyNWst<yDである点が、奇数個存在していたら、画枠左(x=xL)と画枠下(y=yD)とが成す画枠の頂点はマスク範囲内であるため、その内yNWstが最大である点を、画枠左(x=xL)と画枠下(y=yD)とが成す画枠の頂点に移動させる。図16では0個(偶数個)であるため、該当なし。
また、y成分のyNWstがyNWst>yUである点が、奇数個存在していたら、画枠左(x=xL)と画枠上(y=yU)とが成す画枠の頂点はマスク範囲内であるため、その内yNWstが最小である点を、画枠左(x=xL)と画枠上(y=yU)とが成す画枠の頂点に移動させる。図16のでは0個(偶数個)であるため、該当なし。
次に、画枠外のNWst33、すなわち、xNWst >xR、またはxNWst <xL、またはyNWst <yD、またはyNWst >yUが成り立つ点を除外し、をすべて除外し、残った点をN’Wst39とする。
【0040】
ここでは、x=xR上の交点と、x=xL上の交点に着目したが、y=yU上の交点と、y=yD上の交点に着目しても、同様の結果が得られる。図17では、点N’R23の代わりに点N’U23が画枠右(x=xR)と画枠上(y=yU)とが成す画枠の頂点として残る。
以上により求めたP’n38、N’Wst39で囲まれる部分をマスク表示する。但し、P’n38、N’Wst39が存在しない場合、マスク表示をしない。
このように、画枠からはみ出るマスク領域がある場合のカメラ信号処理部4の動作について、図18で具体的に説明する。図18(a)はモニタ画面でのマスク部を示すものであり、N’U34、N’R23、NR12、P’1、P’2で囲む閉領域をマスクするものである。図18(b)は一つの水平ライン毎のマスク検知信号、図18(c)は撮像素子2からの撮像画面の映像信号、図18(d)はカメラ信号処理部4の信号合成部4d経由後に映像出力端子10から送出されるマスクされた撮像画面の映像信号である。
【0041】
マスクすべき領域を形成する頂点を示す信号は、図18のように、信号発生部4cにより、各々水平1ライン毎に、P’n38、N’Wst39で囲まれる部分の線分との交点を求め、水平ラインの先頭から最初の交点までをLow、最初の交点から2つ目の交点までをHigh、2つ目の交点から水平ラインの最後までをLow、以下、交点おきにHigh/Lowをトグル(順送り)するマスク信号を発生させる。そして、信号合成部4dにて、マスク信号がHighであるとき、映像信号に、他の合成させる信号を0対100の割合で合成することによりマスク表示を行う。
【0042】
図19は撮像画面のマスク表示をより簡便にする方法を示すものである。
信号発生部4cの構成上、水平×垂直の長方形しかマスク表示ができない場合は、xp’n,xN’Wstの最小値をMIN(xp’n,xN’Wst)、xp’n,xN’Wstの最大値をMAX(xp’n,xN’Wst)、yp’n,yN’Wstの最大値をMAX(yp’n,yN’Wst)、yp’n,yN’Wstの最小値をMIN(yp’n,yN’Wst)とおくと、x=MIN(xp’n,xN’Wst),y=MAX(yp’n,yN’Wst)である点MRUと、x=MIN(xp’n,xN’Wst), y=MIN(yp’n,yN’Wst)である点MRDと、x=MAX(xp’n,xN’Wst),y=MIN(yp’n,yN’Wst)である点MLDと、x=MAX(xp’n,xN’Wst), y=MAX(yp’n,yN’Wst)である点MLUで囲まれる部分をマスク表示する。
このように、各頂点の角度で管理されたマスクデータから、カメラ向き変更毎に各頂点の画面上での位置が正確に求められるため、チルト角度が90°付近および−90°付近でのパン回転によるプライバシー保護範囲回転に対して有効にマスク表示を行うことができる。また、第三の実施例で示したマスク設定と表示演算に被写体距離(l)25及びパンチルト回転の中心(O)15から撮像素子の中心(o)16までの距離(r)19を使用することにより、演算誤差が殆ど無くマスク設定と表示をすることができる。
【0043】
なお、第一乃〜第四の実施例では、マスクデータ算出処理部8bを監視カメラ12に設けるとして説明したが、マスクデータ算出処理に必要な各情報を通信ケーブル51a、51b等の通信手段にて通信することにより、マスクデータ算出処理部8bを、回転台11あるいはコントローラ部14等、監視カメラ12以外に設けてもよい。
また、第一乃〜第四の実施例では、マスク表示位置算出処理部8cを監視カメラ12に設けるとして説明したが、マスク表示位置算出処理に必要な各情報を通信ケーブル51a、51b等の通信手段にて通信することにより、マスク表示位置算出処理部8cを、回転台11あるいはコントローラ部14等、監視カメラ12以外に設けてもよい。
【0044】
さらに、第一乃〜第四の実施例では、マスク信号を発生させる信号発生部4cを監視カメラ12に設けるとして説明したが、マスク信号発生に必要な各情報を通信ケーブル51a、51b等の通信手段にて通信することにより、信号発生部4cを、回転台11あるいはコントローラ部14等、監視カメラ12以外に設けてもよい。
さらに、第一乃〜第四の実施例では、撮像信号の一部をマスク信号と合成する信号合成部4dを監視カメラ12に設けるとして説明したが、マスク信号合成に必要な各情報を通信ケーブル51a、51b等の通信手段にて通信することにより、信号合成部4dを、回転台11あるいはコントローラ部14等、監視カメラ12以外に設けてもよい。
【0045】
上記で述べた[式1]から[式5]を以下に示す。
[式1]
d=(r−f)/lとおくと、
xp=(f/xu)・sin(θxp−θxo)・cosθyp/{d+cos(θxp−θxo)・cosθyp・cosθyo+ sinθyp・sinθyo}
yp=(f/yu)・{−cos(θxp−θxo)・cosθyp・sinθyo + sinθyp・cosθyo }/{d+cos(θxp−θxo)・cosθyp・cosθyo+ sinθyp・sinθyo}
但し、d+cos(θxp−θxo)・cosθyp・cosθyo+ sinθyp・sinθyo>0の時のみ。
[式2]
xp’=xp/(f/xu),
yp’=yp/(f/yu),
xA=d^2・(yp’^2−xp’^2・sinθyo^2)+{xp’^2−(cosθyo−yp’・sinθyo)^2},
xB=d^2・(xp’・yp’・sinθyo)+{xp’・(cosθyo−yp’・sinθyo)},
xC=d^2・(−yp’^2−xp’^2・cosθyo^2)+(cosθyo−yp’・sinθyo)^2,
xX=xA^2+4・xB^2,
xY=2・xB^2−xA・xC,
xZ=√{4・xB^2・(xB^2−xA・xC−xC^2)}
とおく。
Dx1={ 1(xp’>0のとき), −1(xp’<0のとき), 0(xp’=0のとき) },
Dx2={ 1(d・xp’・xB・cosθyo<0のとき), −1(d・xp’・xB・cosθyo≧0のとき)}
とおくと、
▲1▼(yp’・cosθyo>0且つ −d・yp’−yp’・sinθyo+cosθyo=0)または
(yp’・cosθyo≦0且つ d・yp’−yp’・sinθyo+cosθyo=0)のとき、
θxp=Dx1・(Dx1・θxo+90)
▲2▼(yp’・cosθyo>0且つ −d・yp’−yp’・sinθyo+cosθyo>0)または
(yp’・cosθyo≦0且つ d・yp’−yp’・sinθyo+cosθyo>0)のとき、
θxp=θxo+Dx1・arccos[√{(xY+Dx2・xZ)/xX}]
▲3▼(yp’・cosθyo>0且つ −d・yp’−yp’・sinθyo+cosθyo<0)または
(yp’・cosθyo≦0且つ d・yp’−yp’・sinθyo+cosθyo<0)のとき、
θxp=θxo−Dx1・arccos[√{(xY+Dx2・xZ)/xX}]+180
つぎに、
yA=(yp’・cosθyo+sinθyo)・cos(θxp−θxo),
yB=yp’・sinθyo−cosθyo,
yC=d・yp’,
yX=yA^2+yB^2,
yY=−yA・yC
yZ=yB・√(yA^2+yB^2−yC^2),
yA’=xp’・cosθyo・cos(θxp−θxo)−sin(θxp−θxo),
yB’=xp’・sinθyo,
yC’=d・xp’,
yX’=yA’^2+yB’^2,
yY’=−yA’・yC’
yZ’=yB’・√(yA’^2+yB’^2−yC’^2),
とおく。
Dy1={ 1(yp’・cosθyo+sinθyo>0のとき), −1(yp’・cosθyo+sinθyo≦0のとき)},
Dy2={ 1(cosθxo≦0のとき), −1(cosθxo>0のとき)},
Dy3={ 1(yB’≧0のとき), −1(yB’<0のとき)}
とおくと、
▲1▼(yp’・cosθyo>0且つ −d・yp’−yp’・sinθyo+cosθyo=0)または
(yp’・cosθyo≦0且つ d・yp’−yp’・sinθyo+cosθyo=0)のとき、
a)xp’=0のとき、
θyp=Dy1・arccos{(yY+Dy2・yZ)/yX}
b)xp’≠0のとき、
θyp=Dy1・arccos{(yY’+Dy3・yZ’)/yX’}
▲2▼(yp’・cosθyo>0且つ −d・yp’−yp’・sinθyo+cosθyo>0)または
(yp’・cosθyo≦0且つ d・yp’−yp’・sinθyo+cosθyo>0)のとき、
θyp=Dy1・arccos{(yY−yZ)/yX}
▲3▼(yp’・cosθyo>0且つ −d・yp’−yp’・sinθyo+cosθyo<0)または
(yp’・cosθyo≦0且つ d・yp’−yp’・sinθyo+cosθyo<0)のとき、
θyp=Dy1・arccos{(yY+yZ)/yX}
[式3]
頂点Ps(xps,yps)と頂点Pt(xpt,ypt)の線分PsPtと、
直線x= xLまたはxR =xWとの交点NWst(xNWst,yNWst)
▲1▼ xps=xptのとき、
交点なし
▲2▼ xps≠xpt,且つ、
{yps≦(ypt−yps)・(xW−xps)/(xpt−xps)+xps≦ypt,または、
ypt≦(ypt−yps)・(xW−xps)/(xpt−xps)+xps≦yps },且つ、
{xps≦xW≦xpt,または、
xpt≦xW≦xps, },のとき、
NWst: xNWst=xW, yNWst=(ypt−yps)・(xW−xps)/(xpt−xps)+xps
▲3▼▲1▼,▲3▼以外のとき、
交点なし
頂点Ps(xps,yps)と頂点Pt(xpt,ypt)の線分PsPtと、
直線y= yDまたはyU =yWとの交点NWst(xNWst,yNWst)
▲1▼ yps=yptのとき、
交点なし
▲2▼ yps≠ypt,且つ、
{xps≦(xpt−xps)・(yW−yps)/(ypt−yps)+yps≦xpt,または、
xpt≦(xpt−xps)・(yW−yps)/(ypt−yps)+yps≦xps },且つ、
{yps≦yW≦ypt,または、
ypt≦yW≦yps, },のとき、
NWst: xNWst=(xpt−xps)・(yW−yps)/(ypt−yps)+yps, yNWst=yW
▲3▼▲1▼,▲3▼以外のとき、
交点なし
[式4]
xp=(f/xu)・sin(θxp−θxo)・cosθyp/{cos(θxp−θxo)・cosθyp・cosθyo+ sinθyp・sinθyo}
yp=(f/yu)・{−cos(θxp−θxo)・cosθyp・sinθyo + sinθyp・cosθyo }/{cos(θxp−θxo)・cosθyp・cosθyo+ sinθyp・sinθyo}
但し、cos(θxp−θxo)・cosθyp・cosθyo+ sinθyp・sinθyo>0の時のみ。
[式5]
▲1▼ −yp’・sinθyo+cosθyo=0 のとき、
a)xp’=0 のとき、
i)sinθyo≧0のとき、
θxp=0
θyp=90
ii)sinθyo<0のとき、
θxp=0
θyp=−90
b)xp’>0のとき、
θxp=θxo+90
θyp=arctan[{sin(θxp−θxo)−cosθyo・cos(θxp−θxo)}/(xp’・sinθyo)]
c)xp’<0のとき、
θxp=θxo−90
θyp=arctan[{sin(θxp−θxo)−cosθyo・cos(θxp−θxo)}/(xp’・sinθyo)]
▲2▼ −yp’・sinθyo+cosθyo>0 のとき、
θxp=θxo+arctan{xp’/(cosθyo−yp’・sinθyo)}
θyp=arctan{(yp’・cosθyo+sinθyo)・cos(θxp−θxo)/(cosθyo−yp’・sinθyo)}
▲3▼ −yp’・sinθyo+cosθyo<0 のとき、
θxp=θxo+arctan{xp’/(cosθyo−yp’・sinθyo)}+180
θyp=arctan{(yp’・cosθyo+sinθyo)・cos(θxp−θxo)/(cosθyo−yp’・sinθyo)}
。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、監視カメラのプライバシー保護のためのマスクした撮像画面をモニタ部に表示させる監視カメラ装置、その回転台を含む監視カメラシステム装置またマスク方法において、マスクすべき領域を形成する複数の頂点に対応する画素情報を、マスクデータにすることで、従来マスクが有効に作用しなかった監視カメラの直下あるいは直上付近でのマスキングが有効に作用する。さらに、被写体が画面端に移動した時の画像の歪みを吸収できるため、マスクエリア設定を画面中央以外でも行うことができる。また、マスク設定と表示演算に被写体距離l及びパンチルト回転の中心Oから撮像素子の中心oまでの距離rを使用することにより、カメラのドームへの取りつけ位置による演算誤差が無くマスク設定と正確な表示をすることができる。
そして、チルト角度によるマスク回転、被写体が画面端に移動したことによる画像の歪み、カメラのドームへの取りつけ位置による演算誤差を吸収できるため、監視機能を低下させることなくプライバシー保護を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一の実施例による監視カメラのブロック図である。
【図2】本発明の監視システムの構成図である。
【図3】監視カメラと被写体の位置関係を示す図である。
【図4】被写体が撮像素子に映る位置を示す図である。
【図5】マスク設定時のマスクの頂点を示す図である。
【図6】マスク形状を水平×垂直の長方形のみとしたときのマスク設定時のマスクの頂点を示す図である。
【図7】映像信号のマスク方法を示す図である。
【図8】パンチルト回転による被写体の移動を説明する図である。
【図9】マスク形状を水平×垂直の長方形のみとしたときのマスク表示部分を示す図である。
【図10】本発明第二の実施例による監視カメラのブロック図である。
【図11】VARI−f値特性データを示す図である。
【図12】本発明第三の実施例による監視カメラのブロック図である。
【図13】ズームトラッキング曲線データを示す図である。
【図14】マスク表示時のマスクの頂点を示す図である。
【図15】マスク頂点の線分と画枠を含む直線との交点を示す図である。
【図16】マスク表示時の画枠内のマスクの頂点を示す図である。
【図17】マスク表示時のマスク表示部分を示す図である。
【図18】映像信号のマスク方法を示す図である。
【図19】マスク形状を水平×垂直の長方形のみとしたときのマスク表示部分を示す図である。
【符号の説明】
1…光学系、1a…ズームレンズ、1b…フォーカスレンズ、2…撮像素子
3…信号処理変換回路、4…カメラ信号処理回路、4a…信号処理部、4b…VF検波部、4c…マスク信号発生部、4d…信号合成部、5…デジタル/アナログ変換回路、6a…ズームレンズ駆動用モータ、6b…ズームレンズ位置検出部7a…フォーカスレンズ駆動用モータ、7b…フォーカスレンズ位置検知部、8…マイクロコンピュータ、8a…レンズ駆動用モータ制御部、8b…マスクデータ算出処理部、8c…マスク表示位置算出処理部、8d…外部通信処理部、8e…ズームトラッキング曲線データメモリ、8f…VARI−f値特性データメモリ、8g…撮像素子1画素の水平及び垂直方向の長さデータメモリ、8h…マスクデータメモリ、8j…モータ制御算出処理部、9…撮像装置取り付け位置データメモリ、10…映像出力端子、11…回転台、12…監視カメラ、13…モニタ部、14…コントローラ部、15…パンチルト回転の中心O、16…撮像素子の中心o、17…カメラ向きのパン角度θxo、18…カメラ向きのチルト角度θyo、19…パンチルト回転の中心Oから撮像素子の中心oまでの距離r、20…焦点、21…焦点距離f、22…被写体Q、23…被写体のパン角度θxp、24…被写体のチルト角度θyp、25…被写体距離l、26…被写体Qが撮像素子上に映る点P、27…撮像素子1画素の水平方向の長さxu、28…撮像素子1画素の垂直方向の長さyu、29…マスクの頂点Pn、30…マスクの水平方向の長さxl、 31…マスクの垂直方向の長さyl、32…マスクの中心点P0、33…マスクの線分PsPtと画枠を含む直線との交点NWst、34…画枠左を含む直線x=xL、35…画枠右を含む直線x=xR、36…画枠下を含む直線y=yD、37…画枠下を含む直線y=yU、38…画枠内のマスクの頂点P’n、39…NWstの変更後の点N’Wst、40…P’n、N’Wstで囲まれる図形に外接する水平×垂直の長方形の頂点Mfg、41…被写体Qが撮像素子上に映る点Pのx成分xp、42…被写体Qが撮像素子上に映る点Pのy成分yp
Claims (20)
- 撮像素子と光学レンズを配す撮像部と、撮像信号の信号処理部を有して、撮像画面を送出する、回転台に取り付け可能な監視カメラ装置において、
前記撮像素子を構成する画素の大きさを記憶する第一の記憶部と、
前記第一の記憶部の情報を第一の情報とし、前記光学レンズの焦点距離を第二の情報とし、前記回転台取り付け後の前記監視カメラ装置の回転中心を通過し、前記撮像素子の成す平面に対して、垂線となる光軸の角度情報を第三の情報とし、前記撮像素子に撮像されたマスクすべき領域を形成する複数の頂点に対応する画素情報を第四の情報とするとき、第一の情報、第二の情報と第三の情報及び第四の情報で演算し、マスクすべき領域を形成する複数の頂点の角度情報を算出する演算手段と、
前記演算手段の結果を保存する第二の記憶部と、を有することを特徴とする監視カメラ装置。 - 撮像素子と光学レンズを配す撮像部と、撮像信号の信号処理部を有して、撮像画面を送出する監視カメラと、前記監視カメラを回転支持する回転台からなる監視カメラシステム装置において、
前記撮像素子を構成する画素の大きさを記憶する第一の記憶部と、
前記第一の記憶部の情報を第一の情報とし、前記光学レンズの焦点距離を第二の情報とし、前記回転支持された前記監視カメラの回転中心を通過し、前記撮像素子の成す平面に対して、垂線となる光軸の角度情報を第三の情報とし、前記撮像素子に撮像されたマスクすべき領域を形成する複数の頂点に対応する画素情報を第四の情報とするとき、第一の情報、第二の情報と第三の情報及び第四の情報で演算し、マスクすべき領域を形成する複数の頂点の角度情報を得る演算手段と、前記演算手段の結果を保存する第二の記憶部を有する前記監視カメラと、前記回転台と、で構成したことを特徴とする監視カメラシステム装置。 - 前記撮像素子と相対移動可能なズームレンズを含む光学系から成り、
前記ズームレンズの位置から焦点距離を算出する算出手段を有し、
前記算出手段の情報も含め、前記演算手段で演算し、前記演算の結果を保存する前記第二の記憶部を有することを特徴とする請求項1に記載の監視カメラ装置。 - 前記撮像素子と相対移動可能なズームレンズを含む光学系から成り、
前記ズームレンズの位置から焦点距離を算出する算出手段を有し、
前記算出手段の情報も含め、前記演算手段で演算し、前記演算手段の結果を保存する前記第二の記憶部を有する前記監視カメラと、
前記回転台と、で構成したことを特徴とする請求項2に記載の監視カメラシステム装置。 - 撮像素子と相対移動可能なズームレンズを含む光学レンズから成る撮像部と、被写体までの距離を測定する測距手段と、撮像信号の信号処理部を有して、撮像画面を送出する、回転台に取り付け可能な監視カメラ装置において、
前記撮像素子を構成する画素の大きさを記憶する第一の記憶部と、
前記回転台取り付け後の前記監視カメラ装置の回転中心から前記撮像素子までの距離を記憶する第三の記憶部と、
前記ズームレンズの位置から焦点距離を算出する算出手段を有し、
前記第一の記憶部の情報を第一の情報とし、前記算出手段の情報を第二の情報とし、前記回転台取り付け後の前記監視カメラ装置の回転中心を通過し、前記撮像素子の成す平面に対して、垂線となる光軸の角度情報を第三の情報とし、前記撮像素子に撮像されたマスクすべき領域を形成する複数の頂点に対応する画素情報を第四の情報とし、前記第三の記憶部の情報を第五の情報とし、前記測距手段により求められた、前記撮像素子に撮像されたマスクすべき領域にある前記被写体の距離を第六の情報とするとき、前記第一乃至第六の情報で演算し、マスクすべき領域を形成する複数の頂点の角度情報を得る演算手段と、
前記演算手段の結果及び前記第六の情報を保存する第二の記憶部と、を有することを特徴とする監視カメラ装置。 - 撮像素子と相対移動可能なズームレンズから成る撮像部と、被写体までの距離を測定する測距手段と、撮像信号の信号処理部を有して、撮像画面を送出する監視カメラと、前記監視カメラを回転支持する回転台からなる監視カメラシステム装置において、
前記撮像素子を構成する画素の大きさを記憶する第一の記憶部と、
前記回転支持された前記監視カメラの回転中心から前記撮像素子までの距離を記憶する第三の記憶部と、
前記ズームレンズの位置から焦点距離を算出する算出手段を有し、
前記第一の記憶部の情報を第一の情報とし、前記算出手段の情報を第二の情報とし、前記回転支持された前記監視カメラの回転中心を通過し、前記撮像素子の成す平面に対して、垂線となる光軸の角度情報を第三の情報とし、前記撮像素子に撮像されたマスクすべき領域を形成する複数の頂点に対応する画素情報を第四の情報とし、前記第三の記憶部の情報を第五の情報とし、前記測距手段により求められた、前記撮像素子に撮像されたマスクすべき領域にある前記被写体の距離を第六の情報とするとき、前記第一乃至第六の情報で演算し、マスクすべき領域を形成する複数の頂点の角度情報を得る演算手段と、
前記演算手段の結果及び前記第六の情報を保存する第二の記憶部を有する前記監視カメラと、
前記回転台と、で構成したことを特徴とする監視カメラシステム装置。 - 前記光学レンズに、相対移動可能なフォーカスレンズを有し、
前記信号処理部により得られる撮像信号の輝度エッジ成分情報と、前記ズームレンズの位置と、前記フォーカスレンズの位置から、前記撮像素子に撮像されたマスクすべき領域にある前記被写体の距離を算出する算出手段を、測距手段として用いたことを特徴とする請求項5に記載の監視カメラ装置。 - 前記光学レンズに、相対移動可能なフォーカスレンズを有し、
前記信号処理部により得られる撮像信号の輝度エッジ成分情報と、前記ズームレンズの位置と、前記フォーカスレンズの位置から、前記撮像素子に撮像されたマスクすべき領域にある前記被写体の距離を算出する算出手段を、測距手段として用いたことを特徴とする請求項6に記載の監視カメラシステム装置 - 前記監視カメラ装置が、前記第二の記憶部から読み出した情報と、前記第一の情報、前記第二の情報及び前記第三の情報で演算し、前記撮像素子にマスクすべき領域を形成する複数の頂点に対応する画素情報を得る演算手段と、
前記監視カメラ装置を制御するコントローラ部とを有し、
前記映像信号を撮像画面として表示するモニタ部に、前記撮像信号の、前記複数の頂点に対応する画素を結ぶ閉領域をマスクし、撮像画面として送出することを特徴とする請求項1、3、5または7のいずれかに記載の監視カメラ装置。 - 前記監視カメラが、前記第二の記憶部から読み出した情報と、前記第一の情報、前記第二の情報及び前記第三の情報で演算し、前記撮像素子にマスクすべき領域を形成する複数の頂点に対応する画素情報を得る演算手段と、
前記監視カメラシステム装置を制御するコントローラ部とを有し、
前記撮像信号を撮像画面として表示するモニタ部に、前記撮像信号の、前記複数の頂点に対応する画素を結ぶ閉領域をマスクし、撮像画面として送出することを特徴とする前記請求項2、4、6あるいは8のいずれかに記載の監視カメラシステム装置。 - 撮像素子と光学レンズを配す撮像部と、撮像信号の信号処理部を有して、撮像画面を送出する監視カメラと、
前記監視カメラを回転支持する回転台と、
前記監視カメラを制御するコントローラ部と、
前記撮像信号を撮像画面として表示するモニタ部とで構成されたシステムにおける撮像画面のマスク方法において、
前記監視カメラが、
前記撮像素子を構成する画素の大きさを記憶する第一の記憶部と、
前記第一の記憶部の情報を第一の情報とし、前記光学レンズの焦点距離を第二の情報とし、前記回転支持された前記監視カメラの回転中心を通過し、前記撮像素子の成す平面に対して、垂線となる光軸の角度情報を第三の情報とし、前記撮像素子に撮像されたマスクすべき領域を形成する複数の頂点に対応する画素情報を第四の情報とするとき、第一の情報、第二の情報と第三の情報及び第四の情報で演算し、マスクすべき領域を形成する複数の頂点の角度情報を得る演算手段と、前記演算手段の結果を保存する第二の記憶部を有しており、
前記モニタ部に表示した撮像画面をもとに前記コントローラ部で指定した、前記マスクすべき領域を形成する複数の前記頂点の情報を第四の情報として、前記演算手段により演算されたマスクすべき領域を形成する複数の頂点の角度情報を、前記第二の記憶部に記憶することを特徴とする撮像画面のマスク方法。 - 撮像素子と相対移動可能なズームレンズを含む光学系から成り、
前記ズームレンズの位置から焦点距離を算出する算出手段を有し、
前記算出手段の情報も含め、前記演算手段で演算し、前記演算手段の結果を、前記第二の記憶部に記憶することを特徴とする請求項11に記載の撮像画面のマスク方法。 - 撮像素子と相対移動可能なズームレンズを含む光学レンズから成る撮像部と、被写体までの距離を測定する測距手段と、
撮像信号の信号処理部を有して、撮像画面を送出する監視カメラと、
前記監視カメラを回転支持する回転台と、
前記監視カメラを制御するコントローラ部と、
前記撮像信号を撮像画面として表示するモニタ部とで構成されたシステムにおける撮像画面のマスク方法において、
前記監視カメラが、
前記撮像素子を構成する画素の大きさを記憶する第一の記憶部と、
前記回転支持された前記監視カメラの回転中心から前記撮像素子までの距離を記憶する第三の記憶部と、
前記ズームレンズの位置から焦点距離を算出する算出手段と、
前記第一の記憶部の情報を第一の情報とし、前記算出手段の情報を第二の情報とし、前記回転支持された前記監視カメラの回転中心を通過し、前記撮像素子の成す平面に対して、垂線となる光軸の角度情報を第三の情報とし、前記撮像素子に撮像されたマスクすべき領域を形成する複数の頂点に対応する画素情報を第四の情報とし、前記第三の記憶部の情報を第五の情報とし、前記測距手段により求められた、前記撮像素子に撮像されたマスクすべき領域にある前記被写体の距離を第六の情報とするとき、第一乃至第六の情報で演算し、マスクすべき領域を形成する複数の頂点の角度情報を得る演算手段と、
前記演算手段の結果及び前記第六の情報を保存する第二の記憶部とを有しており、
前記モニタ部に表示した撮像画面をもとに前記コントローラ部で指定した、前記マスクすべき領域を形成する複数の前記頂点の情報を第四の情報として、前記演算手段により演算されたマスクすべき領域を形成する複数の頂点の角度情報を、前記第二の記憶部に記憶することを特徴とする撮像画面のマスク方法。 - 前記光学レンズに、フォーカスレンズを有し、
前記撮像信号の信号処理部により得られる撮像信号の輝度エッジ成分情報と、前記ズームレンズの位置と、前記フォーカスレンズの位置から、前記撮像素子に撮像されたマスクすべき領域にある前記被写体の距離を算出する算出手段を、測距手段として用いたことを特徴とする請求項13に記載の撮像画面のマスク方法。 - 前記第二の記憶部から読み出した情報と、前記第一の情報、前記第二の情報及び前記第三の情報で演算した結果に基づき、前記撮像素子にマスクすべき領域を形成する複数の頂点に対応する画素情報を定め、前記複数の点を結ぶ閉領域をマスクして撮像画面として送出することを特徴とする請求項11から14のいずれかに記載の撮像画面のマスク方法。
- 前記撮像素子面の横方向をx軸、前記x軸に直交する縦方向をy軸とし、
前記第二の記憶部に記憶されたマスクすべき領域を形成する複数の頂点と外接する前記x軸に平行な直線と、前記y軸に平行な直線で形成する矩形の閉領域をマスクして撮像画面として送出することを特徴とする請求項15に記載の撮像画面のマスク方法。 - 前記第二の記憶部に記憶されたマスクすべき領域を形成する複数の頂点で形成する線分に前記撮像素子の画枠をなす線が交差する交点と、前記撮像素子の画枠内に位置する前記頂点で結ぶ閉領域をマスクして撮像画面として送出することを特徴とする請求項15に記載の撮像画面のマスク方法。
- 前記撮像素子面の横方向をx軸、前記x軸に直交する縦方向をy軸とし、
前記撮像素子が前記x軸に平行な直線と、前記y軸に平行な直線とで形成する矩形であり、
前記第二の記憶部に記憶されたマスクすべき領域を形成する複数の頂点をP’n(nは自然数)とし、
このP’nで形成する線分と、前記撮像素子の画枠をなす前記x軸に平行な直線と前記y軸に平行な直線で交差する交点をNn(nは自然数)とし、
前記x軸に平行な直線と前記y軸に平行な直線が交わる前記撮像素子の画枠の頂点が前記マスクすべき領域を形成する複数の頂点P’nで形成する閉領域内に存在する時、前記撮像素子の画枠の頂点をN’n(nは自然数)とし、
前記頂点P’nと前記交点Nnと画角の頂点N’nを結ぶ閉領域をマスクして撮像画面として送出することを特徴とする請求項15に記載の撮像画面のマスク方法。 - 前記第一の情報をxu、yuとして、前記第二の情報をfとして、前記第三の情報をθxo、θyoとして、前記第四の情報をxp、ypとして、前記第五の情報をrとして、前記第六の情報をlとして、
前記第二の記憶部にある前記角度情報をθxp、θypとするとき、
マスクすべき領域を形成する複数の頂点となる前記xp、ypを、
xp=(f/xu)・sin(θxp−θxo)・cosθyp/{d+cos(θxp−θxo)・cosθyp・cosθyo+ sinθyp・sinθyo}、
yp=(f/yu)・{−cos(θxp−θxo)・cosθyp・sinθyo + sinθyp・cosθyo }/{d+cos(θxp−θxo)・cosθyp・cosθyo+ sinθyp・sinθyo}、
(但し、d=(r−f)/lとし、d+cos(θxp−θxo)・cosθyp・cosθyo+ sinθyp・sinθyo>0の時のみ、またsinは正弦をcosは余弦を示す)、
で演算して、複数の頂点を定めることを特徴とする請求項13または14のいずれかに記載の撮像画面のマスク方法。 - 前記第一の情報をxu、yuとして、前記第二の情報をfとして、前記第三の情報をθxo、θyoとして、前記第四の情報をxp、ypとして、前記第二の記憶部にある前記角度情報をθxp、θypとするとき、
マスクすべき領域を形成する複数の頂点となる前記xp、ypを、
xp=(f/xu)・sin(θxp−θxo)・cosθyp/{cos(θxp−θxo)・cosθyp・cosθyo+ sinθyp・sinθyo}、
yp=(f/yu)・{−cos(θxp−θxo)・cosθyp・sinθyo + sinθyp・cosθyo }/{cos(θxp−θxo)・cosθyp・cosθyo+ sinθyp・sinθyo}、
(但し、cos(θxp−θxo)・cosθyp・cosθyo+ sinθyp・sinθyo>0の時のみ、またsinは正弦をcosは余弦を示す)、
で演算して、複数の頂点を定めることを特徴とする請求項11または12のいずれかに記載の撮像画面のマスク方法。
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