JP2004012782A - ストロボ装置 - Google Patents

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JP2004012782A JP2002165724A JP2002165724A JP2004012782A JP 2004012782 A JP2004012782 A JP 2004012782A JP 2002165724 A JP2002165724 A JP 2002165724A JP 2002165724 A JP2002165724 A JP 2002165724A JP 2004012782 A JP2004012782 A JP 2004012782A
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Keiichi Tsuchida
土田 啓一
Kazuo Mikami
三上 和生
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Abstract

【課題】配光ムラや光量不足等が生じることなく、放電管の配向特性を向上させるストロボ装置を提供することである。
【解決手段】この発明のストロボ装置は、放電発光部と端子1a、1bとを有するキセノン管1より発せられた光は、反射傘2によって所定方向に向けて反射される。そして、上記キセノン管1の外表面上で、上記放電発光部から上記端子1a、1bにかけて透明電極1eが塗布されており、この透明電極1eを介してトリガ電圧がキセノン管1に印加される。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はデジタルカメラを含むカメラのストロボ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パラボラ状の反射傘を用いたストロボ装置に於いて、放電管にトリガ電圧を印加する方法としては、例えば特開昭63−48537号公報に開示されているように、豆球型の放電管の頭部に弾性材を接触させてトリガ電圧を印加する方式が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特開昭63−48537号公報に開示されたようなトリガ印加方法では、豆球型放電管と被写体の間にトリガを印加する弾性材が配置されている。そのため、放電管より放出した光が弾性材に遮られ、配光ムラや光量不足等が生じる原因となっている。
【0004】
したがってこの発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、配光ムラや光量不足等が生じることなく、放電管の配向特性を向上させるストロボ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわちこの発明は、放電発光部と端子部とを有する閃光発光放電管と、上記閃光発光放電管より発せられた光を所定方向に向けて反射する反射傘と、を具備し、上記閃光発光放電管は、上記放電発光部から上記端子部にかけて透明電極が付与されており、この透明電極を介してトリガ電圧が上記閃光発光放電管に印加されることを特徴とする。
【0006】
またこの発明は、放電発光部と、この放電発光部を挟んで両端に配される陽極端子部と、この陽極端子部よりも大きい陰極端子部とを有する閃光発光放電管と、上記陽極端子部と陰極端子部のうちの一方と圧接して、上記閃光発光放電管を保持する保持部を有し、上記閃光発光放電管より発せられた光を所定方向に向けて反射する導電体から成る反射傘と、上記閃光発光放電管の表面上であって、上記放電発光部から上記一方の端子部にかけて形成された透明電極と、を具備し、上記反射傘に印加されたトリガ電圧が、上記保持部及び透明電極を介して上記閃光発光放電管に印加されるこをと特徴とする。
【0007】
この発明のストロボ装置にあっては、放電発光部と端子部とを有する閃光発光放電管より発せられた光は、反射傘によって所定方向に向けて反射される。そして、上記閃光発光放電管は、上記放電発光部から上記端子部にかけて透明電極が付与されており、この透明電極を介してトリガ電圧が上記閃光発光放電管に印加される。
【0008】
またこの発明のストロボ装置は、閃光発光放電管と、反射傘と、透明電極とを具備ている。上記閃光発光放電管は、放電発光部と、この放電発光部を挟んで両端に配される陽極端子部と、この陽極端子部よりも大きい陰極端子部とを有して構成される。また、上記反射傘は、上記陽極端子部と陰極端子部のうちの一方と圧接して、上記閃光発光放電管を保持する保持部を有し、上記閃光発光放電管より発せられた光を所定方向に向けて反射する導電体から成っている。更に、透明電極は、上記閃光発光放電管の表面上であって、上記放電発光部から上記一方の端子部にかけて形成されている。そして、上記反射傘に印加されたトリガ電圧が、上記保持部及び透明電極を介して上記閃光発光放電管に印加される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。
【0010】
初めに、この発明のストロボ装置の第1の実施の形態について説明する。
【0011】
図1はこの発明のストロボ装置の構成を示す断面図、図2は該ストロボ装置の発光部を一部断面で示した斜視図である。
【0012】
閃光発光放電管であるキセノン管1は、内部にキセノンガスが封入されると共に、その両端より外部に延出して形成された端子1a及び1bとを有している。上記端子1aは、光の照射方向に延出して形成され、端子1bは本体の固定部材4の方向に延出して形成されている。端子1aは、キセノン管1に対しほぼ直角に折曲がり、図示されないリード線、或いは基板に電気的に接続される。一方、端子1bは、キセノン管1に対して直線状に延出され、リード線、或いは図示されない基板等に電気的に接続される。
【0013】
上記端子1a及び1bはキセノン管1内の端部より延出形成されているが、被写体側の端子1aの端部に陽極(アノード)1cが、そして本体側の端子1bの端部に陰極(カソード)1dが、それぞれ配置されている。この理由は、陰極1dの電極形状が陽極1cの電極より大きく、発光時、電極の影が多く発生し、照射光量・配光に影響を与えないようにするためである。
【0014】
キセノン管1の表面には、ネサコートと称される透明電極1eが塗布されている。このネサコートは、キセノン管1の放電部分全体に瞬間的に高電圧を印加し、キセノン管1内に充満しているキセノンガスを励起させる役割を有している。そして、このネサコートは、通常、アーク放電を行う部分のみに塗布されているが、この発明のキセノン管では、図示の如く、アーク放電部の外側で陰極1d部分にも塗布されている。
【0015】
反射傘2は、パラボラ形状に構成されており、その中心部分は上記キセノン管1に密着するべく開口が設けられている。そして、この開口より端子1bが挿通されるようにして、反射傘2の中心部近傍が保持部2aとしてキセノン管1と密着される。尚、この保持部2aには、上記透明電極1eが塗布されているので、反射傘2とキセノン管1は電気的に接続される。また、図では透明電極1eの塗布範囲がわかるように、反射傘2とキセノン管1との間に隙間を空けて示している。
【0016】
また、反射傘2は、キセノン管1の陰極1d部分と密着され、キセノン管1のアーク放電部分からパラボラ形状に構成されている。反射傘2に印加される高電圧のリークを除去するため、反射傘2の被写体側の端面と端子1aは、十分に離間されている。更に、反射傘2の外表面側には、リード線3が接続されている。
【0017】
キセノン管1と反射傘2は、本体の固定部材4によって固定され、所定の方向に向けて光が照射されるようになっている。固定部材4の固定部分は、キセノン管1と反射傘2の接触を良くするため、この2つの部品が圧入されるような構成となっている。
【0018】
台座となる固定部材4には、反射傘2及びキセノン管1を固定するための貫通孔が設けられており、この貫通孔に反射傘2が挿入されている。反射傘2の内側にはキセノン管1が圧入され、これにより、上述したようにキセノン管1と反射傘2とが電気的に接続される。
【0019】
上記固定部材4は、径の異なる3段階の連続する貫通孔を有して構成されている。すなわち、反射傘2とキセノン管1の挿入方向からみて、最も径の大きな孔4a、この孔4aより小さい径を有する孔4b、そして最も径の小さい孔4cから成っている。
【0020】
上記孔4aでは反射傘2が保持部2aの外周部によって固定され、孔4aの底部4aaに、保持部2aの端部が当接することにより、反射傘2の固定部材4に対する軸方向の位置が規制される。孔4bはキセノン管1の外周に対し所定量の隙間が生じるように形成され、孔4bの底部4baにキセノン管1の端部が当接可能なようになっている。そして、孔4cは、端子1bが通るだけの径を有して形成される。このように、孔4a〜4cが形成される位置によって、キセノン管1と反射傘2の固定位置が定められるようになっている。
【0021】
また、図3に示されるように、端子1aの断面形状は略長方形の板状に形成されており、その厚さ方向が被写体方向となるように配置されている。このような形状に端子1aを設けることにより、反射傘2に反射して被写体に照射される光のうち、端子1aによって遮られ、或いは設計値以外の方向に光が向かうことが少なくなり、より多くの光が被写体に照射されることになる。
【0022】
次に、図4を参照して、このストロボ装置の電気回路について説明する。
【0023】
図4に於いて、通常、電池で構成される電源Eと並列に、昇圧回路(CNV)11と、抵抗R1とR2の直列回路が接続されている。上記昇圧回路11は、制御回路(CPU)12より充電信号が出力されると、電源Eの電圧を昇圧し、昇圧した電荷をダイオードDを介して発光用メインコンデンサC1に送る機能を有している。
【0024】
また、上記直列回路は、昇圧回路11の出カ電圧値を測定する回路であり、抵抗R1とR2の中間には昇圧回路11の出カ電圧を(1/抵抗比)倍された電圧が発生する。予め抵抗比がわかっていれば、昇圧回路11の電圧値を知ることができる仕組みになっている。
【0025】
ダイオードDは逆流防止用ダイオードであり、発光用メインコンデンサC1に蓄積した電荷が、抵抗R1、R2から成る直列回路へ向って流れ出さないように設けられている。発光用メインコンデンサC1は、発光用のキセノン管(Xe)1の発光エネルギーを蓄積するために設けられているもので、ダイオードDを介して昇圧回路11と並列に接続されている。
【0026】
また、上記発光用メインコンデンサC1と並列に、発光用キセノン管1と発光電流を制御するスイッチング素子IGBTの直列回路が接続されている。キセノン管1は被写体に向けて光を照射し、カメラ撮影時の光として使用する。スイッチング素子IGBTは、キセノン管1の発光電流を制御する素子であり、発光量の調節のために設けられている。
【0027】
スイッチング素子IGBTと並列に、トリガコンデンサC2とトリガコイルTの一次巻線との直列回路から成るトリガ回路が接続されている。また、トリガコンデンサC2のエネルギーを供給するため、キセノン管1と並列に、抵抗R3が接続されている。トリガコイルTの二次側出カ端子は、キセノン管1の外壁に接続されている。
【0028】
次に、このように構成された電気回路の動作を説明する。
【0029】
先ず、制御回路12のCHG端子より充電信号が昇圧回路11に出力される。すると、昇圧回路11により充電が開始されて、電源Eの電圧が昇圧される。すると、ダイオードDを介して発光用メインコンデンサC1に充電される充電電圧が、抵抗R1、R2の直列回路から成る充電電圧検出回路にて、制御回路12のVST端子に入カされる。
【0030】
充電中、制御回路12のVST端子の端子電圧が所定の電圧になると、発光用メインコンデンサC1の電圧は発光可能なフル充電電圧となり、その時点で制御回路12のCHG端子よりOFFが出力され、充電が停止する。充電電流は発光用メインコンデンサC1に充電されるが、同時に抵抗R3を介してトリガコンデンサC2にも同じ電圧が充電される。
【0031】
充電が完了すると、制御回路12のST端子より発光開始信号がスイッチング素子IGBTに出力される。スイッチング素子IGBTが動作すると、トリガコンデンサC2の電荷が放出され、トリガコイルTの一次巻線側に電流の変化が生じる。
【0032】
トリガコイルTの一次側に電流の変化が生じると、このエネルギーが二次側に伝達される。二次側コイルの出カ端は、キセノン管1の外壁に接続されているため、抵抗値としては無限大である。したがって、トリガコイルTの二次巻線側の出力端には高電圧が発生し、キセノン管1内のキセノンガスを励起させる。
【0033】
この高電圧は、図示されない他の部品へ放電(トリガリーク)されるようなことが起こると、不発光や不良の原因となる。キセノンガスが励起すると、キセノン管1の内部の抵抗が下がり、電流が流れて、この電流によって光が放出される。
【0034】
スイッチング素子IGBTのオン時間が予め設定された時間に達すると、制御回路12のST端子よりオフ信号が出カされる。スイッチング素子IGBTにオフ信号が入カされると、スイッチング素子IGBTの動作が停止され、電流がカットされる。電流がカットされると、キセノン管1の電流が停止され、発光が停止される。
【0035】
このように構成された第1の実施の形態によるストロボ装置では、キセノン管1の放電部の外側にネサコートが設置されており、更にキセノン管1とパラボラ形状に構成された反射傘2の接触部分にネサコートが塗布されているので、反射傘2に印加されたトリガ電圧をキセノン管1の表面に直接印加することができる。したがって、発光しやすく、被写体との間にトリガ電極が存在しないので、配光ムラや光量不足になることがないストロボ装置を提供することができる。
【0036】
また、キセノン管を正規の位置に設置する際、反射傘に圧入して取り付けるため、接触性が良くなり、トリガがかかりにくくなるということがない。
【0037】
尚、図3に於いて、端子1aの断面形状は略長方形の板状として説明したが、これに限られるものではない。例えば、その板厚方向の電極の断面形状が円状になっていても問題はない。
【0038】
次に、第1の実施の形態の変形例を説明する。
【0039】
上述した第1の実施の形態では、パラボラ形状の反射傘2の中心部は、保持部2aの全体が、キセノン管1の端部と透明電極1eを介して接続、固定されていたが、図5に示されるように、保持部2aの一部を切り欠いて弾性を利用したものであっても良い。
【0040】
図5は、第1の実施の形態の変形例の構成を示すもので、(a)は反射傘の保持部の構造を示した外観斜視図、(b)は反射傘の保持部及びキセノン管の断面図である。
【0041】
例えば、反射傘2の保持部2aの周方向の3箇所に、圧接用切欠部2bが形成されている。これらの圧接用切欠部2bは、保持部2aの中心軸方向に弾性力を有するもので、その先端部近傍には一体的に形成された突起2c設けられている。弾性力によって突起2cが、透明電極1eを介してキセノン管1と接触することにより、キセノン管1と反射傘2とが電気的に接続される。
【0042】
このように構成しても、上述した第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0043】
次に、この発明の第2の実施の形態について説明する。
【0044】
この第2の実施の形態のストロボ装置の構成は、上述した第1の実施の形態のストロボ装置とほぼ同じであるので、同じ構成部分には同一の参照番号を付して説明は省略する。
【0045】
図6は、この発明の第2の実施の形態によるストロボ装置の構成を示した断面図である。
【0046】
キセノン管1と反射傘2のコネクト部分には、導電性素材で構成されたリング5が設置されている。このリング5は、また、弾性素材で構成されており、キセノン管1と反射傘2の双方に密着して取付けられるようになっている。このリング5は、透明または白色等、キセノン管1が発光した時に発生する熱を吸収しないような素材で、例えばゴムまたは樹脂製のものである。
【0047】
このリング5は、図7に示されるように、キセノン管1と反射傘2とに密着している。そして、このリング5は、キセノン管1の透明電極1eが塗布されている先端部を導電性の導電部5aとし、その他の部分は絶縁体で構成された絶縁部5bとして構成される。
【0048】
反射傘2に発生しているトリガ電圧は絶縁部5bの端部でブロックされ、キセノン管1に発生しているトリガ電圧は絶縁部5bのキセノン管1と密着している部分でブロックされるため、図示されない他部品へのトリガのリークが生じることはない。
【0049】
このように、第2の実施の形態に従って構成されたストロボ装置に於いては、パラボラ状の反射傘とキセノン管の間に双方のコネクトを行うリングを設置することで、キセノン管によりトリガ電圧が印加されやすいストロボ装置を提供することができる。
【0050】
また、リングの素材のトリガ印加部は導電性に、その他の部分は絶縁性にして構成することで、トリガ電圧の引加がしやすく、トリガリークの発生もしない。また、被写体との間にトリガ電極が存在しないので、配光ムラや光量不足になることがないストロボ装置を提供することができる。
【0051】
次に、この発明の第2の実施の形態の変形例を説明する。
【0052】
図8は、第2の実施の形態の変形例の構成を示すもので、反射傘の保持部及びキセノン管の断面図である。
【0053】
上述した図7に示される第2の実施の形態では、リング5の絶縁部5bの端部は、反射傘2の中心軸より外側に向けて開いて構成されていた。これに対し、変形例では、図8に示されるように、リング5の絶縁部5bは、キセノン管1より延出される端子1bの周囲を覆い隠すように構成されている。
【0054】
このように構成しても、上述した第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0055】
尚、この発明の上記実施の形態によれば、以下の如き構成を得ることができる。
【0056】
すなわち、
(付記項1) 放電発光部と、この放電発光部を挟んで両端に配される陽極端子部と、この陽極端子部よりも大きい陰極端子部とを有する閃光発光放電管と、上記閃光発光放電管の上記陽極端子部と陰極端子部のうちの一方が挿通される挿通孔を有し、上記閃光発光放電管より発せられた光を所定方向に向けて反射する導電体から成る反射傘と、
上記閃光発光放電管の表面上であって、上記放電発光部から上記一方の端子部にかけて形成された透明電極と、
上記挿通孔と上記閃光発光放電管との間に配される導電部を有する弾性支持部材と、
を具備し、
上記挿通孔に上記閃光発光放電管及び上記弾性支持部材とを組み入れた状態で、上記弾性支持部材が弾性変形することにより、上記反射傘と上記透明電極とが上記弾性支持部材の導電部を介して電気的に接続されることを特徴とするストロボ装置。
【0057】
(付記項2) 上記弾性支持部材に形成され、上記閃光発光放電管から突出している端子と、上記反射傘との間に配される絶縁部を有し、この絶縁部により、上記反射傘と上記端子との間での短絡を防止可能なことを特徴とする付記項1に記載のストロボ装置。
【0058】
(付記項3) 電流を流すことにより光を放出する放電管と、
上記放電管より発せられた光を集光し、配光を調節するパラボラ状の反射傘と、上記放電管と上記反射傘を固定する固定部材と、を有するストロボ装置に於いて、
上記放電管は透明電極が放電部の外側にまで塗布され、上記反射傘はパラボラ状の中心部分で上記放電管の放電部の外側でのみ接触されるように配置していることを特徴とするストロボ装置。
【0059】
(付記項4) 上記放電管は、上記反射傘に圧入して取り付けられることを特徴とする付記項3に記載のストロボ装置。
【0060】
(付記項5) 電流を流すことにより光を放出する放電管と、上記放電管より発せられた光を集光し、配光を調節するパラボラ状の反射傘と、上記放電管と上記反射傘を固定する固定部材とを有するストロボ装置に於いて、
上記放電管は透明電極が放電部の外側にまで塗布され、上記放電管と反射傘の間に導電性弾性部材が設置されていることを特徴とするストロボ装置。
【0061】
(付記項6) 上記弾性部材は一部分が導電性で、もう一部分が絶縁性になっていることを特徴とする付記項5に記載のストロボ装置。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、放電管の放電部分の外側にトリガ印加用の電極を設け、この電極部分と反射傘を接触させトリガ電圧を印加させて放電管にトリガ電圧を印加することによって、発光しやすくなり、被写体との間にトリガ電極が存在しないので配光ムラや光量不足になることがないストロボ装置を提供することができる。
【0063】
また、放電管を反射傘に圧入することにより、接触性が良く、不発光が起こりにくく、トリガノイズもないストロボ装置を提供することができる。
【0064】
また、放電管と反射傘の接触部分に弾性材のリングを挿入することで、放電管と反射傘の接触性が更に高いストロボ装置を提供することができる。
【0065】
更に、弾性材のリングの放電管の透明電極部と接触する部分を導雷性、その他の部分を絶縁性にすることにより、トリガ電圧の印加性とトリガ漏れの防止の2つを実現することが可能なストロボ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のストロボ装置の第1の実施の形態の構成を示す断面図である。
【図2】第1の実施の形態によるストロボ装置の発光部を一部断面で示した斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に於ける端子1aの断面形状を示した斜視図である。
【図4】第1の実施の形態に於けるストロボ装置を駆動するための電気回路の構成を示した回路図である。
【図5】第1の実施の形態の変形例の構成を示すもので、(a)は反射傘の保持部の構造を示した外観斜視図、(b)は反射傘の保持部及びキセノン管の断面図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態によるストロボ装置の構成を示した断面図である。
【図7】第2の実施の形態によるストロボ装置に於いてリング及びその周辺部の構成を示した断面図である。
【図8】第2の実施の形態の変形例の構成を示すもので、反射傘の保持部及びキセノン管の断面図である。
【符号の説明】
1 キセノン管、
1a、1b 端子、
1c 陽極(アノード)、
1d 陰極(カソード)、
1e 透明電極、
2 反射傘、
2a 保持部、
3 リード線、
4 固定部材、
4a、4b、4c 孔、
5 リング。

Claims (3)

  1. 放電発光部と端子部とを有する閃光発光放電管と、
    上記閃光発光放電管より発せられた光を所定方向に向けて反射する反射傘と、
    を具備し、
    上記閃光発光放電管は、上記放電発光部から上記端子部にかけて透明電極が付与されており、この透明電極を介してトリガ電圧が上記閃光発光放電管に印加されることを特徴とするストロボ装置。
  2. 放電発光部と、この放電発光部を挟んで両端に配される陽極端子部と、この陽極端子部よりも大きい陰極端子部とを有する閃光発光放電管と、
    上記陽極端子部と陰極端子部のうちの一方と圧接して、上記閃光発光放電管を保持する保持部を有し、上記閃光発光放電管より発せられた光を所定方向に向けて反射する導電体から成る反射傘と、
    上記閃光発光放電管の表面上であって、上記放電発光部から上記一方の端子部にかけて形成された透明電極と、
    を具備し、
    上記反射傘に印加されたトリガ電圧が、上記保持部及び透明電極を介して上記閃光発光放電管に印加されるこをと特徴とするストロボ装置。
  3. 上記一方の端子部は陰極端子部であることを特徴とする請求項2に記載のストロボ装置。
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