JP2000330165A - 閃光発光装置 - Google Patents

閃光発光装置

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JP2000330165A
JP2000330165A JP11141494A JP14149499A JP2000330165A JP 2000330165 A JP2000330165 A JP 2000330165A JP 11141494 A JP11141494 A JP 11141494A JP 14149499 A JP14149499 A JP 14149499A JP 2000330165 A JP2000330165 A JP 2000330165A
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light
flash
optical axis
flash discharge
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Motoaki Kobayashi
素明 小林
Toshibumi Nakano
俊文 中野
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】反射光を補助光として有効に利用できるように
すること、及び、閃光放電管の発光部の中心位置のばら
つきの影響を受けないようにすること。 【解決手段】閃光放電管5からの光が凹面鏡4によって
前方に向けて反射され、さらに、投光レンズ4によって
負の方向に屈折されて投影される。閃光放電管5に発光
開始のトリガをかけるトリガ線は弾性部材によって構成
される。上記閃光放電管5は、支持軸部6b,6cが突
設された放電管取付枠6によって一体的に保持され、こ
の支持軸部6b,6cが、ケーシング2の上記光軸方向
に沿った摺動溝2e,2fに摺動可能かつ揺動可能とな
るように嵌合されて、上記閃光放電管5の上記凹面鏡4
に対する相対的な位置が、発光光軸方向と該光軸に垂直
な平面内の少なくとも一方向とに変位可能となってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電球形の閃光放電
管を用いた閃光発光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】閃光発光装置として、特開昭63−58
420号公報には、電球形の閃光放電管の閃光部を投光
方向に前後させることで、ズームレンズの画角変化に対
応して照射角を変化させるようにしたものが開示されて
いる。
【0003】これは、U字型またはスパイラル型の閃光
放電管を、反射鏡の中心部に対し前後に移動自在に設
け、閃光放電管を往復動機構により前方又は後方に移動
させるように構成されており、前方移動時には、閃光放
電管よりの光が反射鏡で反射して前方へ照射される光の
照射角が狭くなり、後方移動時にはその照射角が広くな
るので、ズームレンズの画角変化に対応して照射角を変
化させることができるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、よく知られてい
るように、楕円や放物線のような二次曲線で定義される
断面を持つ反射鏡を用いるとき、反射鏡の中心位置(焦
点位置)と閃光放電管の発光部の中心位置とを合わせな
いと、配光が崩れてしまい、放電管から出る光線を有効
に利用できない。
【0005】そこで、上記公報に開示されているような
往復動機構を適用して、閃光放電管の発光部の中心位置
を反射鏡の焦点位置に調整することが考えられる。
【0006】ところが、楕円や二次曲線で定義される断
面を持つ反射鏡は、その断面の特性により反射鏡前方の
位置にもう一つの焦点位置を持つものであり、該反射鏡
によって反射された反射光は、その前方の焦点位置に集
光し、その位置よりも遠方に対しては拡散してしまう。
従って、この反射光は、被写体が上記前方の焦点位置よ
りも遠方に存在する場合には、補助光としての効果を発
揮しない。
【0007】また、閃光放電管は大量生産品であり、そ
の発光部の中心位置は、その外形に対してばらつきを持
っている。従って、上記公報に開示されたような往復動
機構を適用して調整したとしても、その調整は光軸方向
に関してのみしか行えないため、このようなばらつきに
は対処できず、結果として、配光がばらついてしまう。
この公報に開示されているような構成を採用しても配光
がばらつかないようにするためには、閃光放電管の外形
と発光部の中心とがずれていない部品を選別して使用す
ることが必要となり、これは非常なコストアップにつな
がる。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、反射光を補助光として有効に利用できるようにした
閃光発光装置を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、閃光放電管の発光部の中
心位置のばらつきの影響を受けないようにした閃光発光
装置を提供することも目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による閃光発光装置は、閃光放電管と、該
閃光放電管の後方に設けられ、上記閃光放電管からの光
を前方に向けて反射する反射手段と、上記閃光放電管の
前方に設けられ、上記閃光放電管からの光と、上記反射
手段が反射した光とを通過させる光学素子と、上記閃光
放電管に発光開始のトリガをかけるトリガ線と、を備え
るものであって、上記反射手段は、凹面鏡にて形成さ
れ、上記光学素子は、負の屈折力を有し、上記トリガ線
は、弾性部材であることを特徴とする。
【0011】即ち、本発明の閃光発光装置によれば、閃
光放電管からの光が反射手段によって前方に向けて反射
され、さらに、光学素子によって負の方向に屈折されて
投影されるので、この反射と屈折によってトータルとし
て補助光として必要な配光角で投影され、補助光として
有効に利用できるようになる。そして、閃光放電管に発
光開始のトリガをかけるトリガ線が弾性部材によって構
成されているので、閃光放電管の発光部の中心位置を上
記反射手段の焦点位置に調整するために、特開昭63−
58420号公報に開示される技術を適用して光軸方向
に如何様に調整したとしても、トリガ線が閃光放電管に
当接されるので、閃光発光が保証される。
【0012】また、本発明による閃光発光装置は、上記
反射手段に対する上記閃光放電管の相対的な位置が、発
光光軸方向と該光軸に垂直な平面内の少なくとも一方向
とに変位可能となるように上記閃光放電管を保持するも
のであって、変位に要する力量を一部位のみに加えるだ
けで上記独立した少なくとも二方向の変位を可能とする
保持機構を更に備えることを特徴とする。
【0013】即ち、本発明の閃光発光装置によれば、閃
光放電管を保持する保持機構として、光軸方向だけでな
く、光軸に垂直な平面内の少なくとも一方向に関しても
調整可能なものとしているので、閃光放電管の発光部の
中心位置のばらつきの影響を受けないようにすることが
できる。
【0014】なおこの場合、上記保持機構は、上記閃光
放電管を一体的に保持するものであって、支持軸部が突
設された保持部材と、上記支持軸部を摺動可能かつ揺動
可能となるように嵌合するため、上記光軸方向に沿った
摺動溝を備える本体部材と、を有して構成されることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0016】図1の(A)及び(B)は本発明の一実施
の形態に係る閃光発光装置の構成を示したものであり、
(A)は閃光発光装置の光軸に沿った断面図、(B)は
閃光発光装置の要部についての一部断面を含む斜視図で
ある。
【0017】この閃光発光装置1は、略筒形状をなす本
体部材としてのケーシング2内に、投光レンズ3と、反
射手段としての凹面鏡4と、電球形の閃光放電管5と、
この閃光放電管5を一体的に保持する保持部材としての
放電管取付枠6と、閃光放電管5に発光開始のトリガを
かけるトリガ線7とを組み入れて構成されている。
【0018】上記ケーシング2は、上記閃光放電管5の
保持機構を構成する部材であり、光軸Oの前方側の端部
の内周面に段部2aを備え、そこに上記投光レンズ3が
嵌合して接着され固定されている。
【0019】この投光レンズ3としては、負の屈折力を
有するものが使用されている。即ち、この投光レンズ3
は、上記閃光放電管5からの直接光及び上記凹面鏡4か
らの反射光を負の方向に屈折させるものであり、該投光
レンズ3を透過して出射される光束が必要な配光角にな
るように設定されている。
【0020】即ち、閃光放電管5の側方に向けて出射さ
れた光束は、凹面鏡4の反射面で反射される。このと
き、上記閃光放電管5の発光部は、上記凹面鏡4を形成
する楕円の焦点に位置しているので、上記凹面鏡4で反
射された光束は、楕円の性質により、該楕円のもう一方
の焦点に向かう。この焦点位置は、当該閃光発光装置1
の前方位置にある。反射光束は、この閃光発光装置前方
の焦点に向かう途中で上記投光レンズ3に入射され、こ
の投光レンズ3の負の屈折力で屈折される。このように
上記凹面鏡4によって該閃光発光装置前方の焦点に集光
する方向に反射された光束は、上記投光レンズ3によっ
て負の方向に屈折され、この反射と屈折によってトータ
ルとして、補助光として必要な配光角で投光される。
【0021】一方、上記閃光放電管5の前面から出射さ
れ、上記凹面鏡4に反射されずに直接上記投光レンズ3
に入射された光束は、光軸に対して拡散する方向に出射
される。このとき、該光束のうち、中心付近の光束は補
助光として必要な配光角で出射し、これが上記反射光の
光束の不足分を補う。なお、直接光の光束のうち外側の
光束は配光角の外に行く。
【0022】このように、該閃光発光装置1から投光さ
れる補助光は、上記反射光の光束と光軸付近の直接光の
光束とで形成されるため、トータルとして略円形の配光
をもって投光される。
【0023】また、上記ケーシング2の段部2aのやや
後方となる内周面には、次の段部2bが形成されてい
て、凹面鏡4の前端部に周設されたフランジ部4bが固
定されている。この凹面鏡4は、その光軸が、上記投光
レンズ3の光軸と一致して、共通の光軸Oとなるように
配置されている。この凹面鏡4の反射曲面は、回転楕円
面や回転放物面などの焦点を有する曲面に形成されてい
て、ケーシング2の傾斜部2cとは直接接触することの
ないように、やや空隙をおいて配設されている。
【0024】上記凹面鏡4の光軸Oの後端側には円形孔
4aが穿設されていて、この円形孔4aから上記閃光放
電管5の発光部が突出するようになっている。
【0025】この閃光放電管5は、電球型のガラス球5
a内に一対の電極5b(アノード、カソード)が例えば
上下に配設されていると共に、キセノンガス等の希ガス
が封入されている。そして、このガラス球5aの外にト
リガ線7が設けられており、図示しないトリガ回路によ
り該トリガ線7に高電圧を加えることで、上記一対の電
極間で放電し、発光する。なお、上記一対の電極5bを
上下位置に配設した場合には、発光部の位置のばらつき
が発生するのは、主として上下方向となる。これら一対
の電極5bは、この閃光放電管5の後端から延出する一
対の端子5cに接続されていて、該閃光放電管5は、こ
れらの端子5cを介して図示しない電気回路等に接続さ
れるようになっている。
【0026】上記放電管取付枠6は、上記ケーシング2
と共に発光手段の保持機構を構成する部材であり、略短
円筒形状をなす基底部6aの内側に上記閃光放電管5を
一体的に嵌合して保持している。この放電管取付枠6
は、上記基底部6aの左右の周面から、円柱形状でなる
一対の支持軸部6b,6cを同軸に突設していて、一方
の支持軸部6bの先端部6dは球面状に成型され、他方
の支持軸部6cの端面には例えば四角柱状をなす治具8
の先端部8aを嵌合する係入穴である矩形穴6eが形成
されている。なお、上記閃光放電管5の一対の端子5c
は、この基底部6aの後端面からさらに後方に延出され
ている。
【0027】上記ケーシング2の上記傾斜部2cよりも
後部側は小径円筒部2dとなっており、上記放電管取付
枠6の基底部6aが所定の間隔を経て配設されている。
すなわち、上記小径円筒部2dの内径R0と基底部6a
の外径R1は、R0>R1となるように構成されてい
て、かつ、後述するように、閃光放電管5を保持した状
態の放電管取付枠6が揺動するのに必要十分な空間を確
保するようになっている。
【0028】さらに、上記小径円筒部2dの左右の両側
に、上記支持軸部6b,6cを摺動可能に嵌入するため
の摺動溝2e,2fが光軸Oと平行に設けられている。
上記閃光放電管5及び放電管取付枠6は、これら支持軸
部6b,6cと摺動溝2e,2fとの嵌合のみにより上
記ケーシング2に保持されていて、その他の部位は該ケ
ーシング2とは接触していない。
【0029】また、上記トリガ線7は、線バネで形成さ
れ、上記凹面鏡4と上記放電管取付枠6の間の空間に配
されている。このような位置にトリガ線7を設けること
により、上記閃光放電管5を如何なる位置に調整した場
合でも常に閃光放電管5と接触した状態となるので、閃
光放電管5の発光を保証することができる。
【0030】次に、このような構成の閃光発光装置1に
おける閃光放電管5の位置の調整について説明する。
【0031】即ち、上述のように組み立てられた閃光発
光装置1を図示しない調整器に取り付けて、所定の位置
にこの閃光発光装置1による光の照度を測定する検出手
段たるセンサを配置しておく。
【0032】この状態で、閃光放電管5を発光させ、上
記センサにより光の照度を測定する。その後、放電管取
付枠6の矩形穴6eに、治具8の先端部8aを係入させ
る。そして、変位力量を加えて治具8を光軸O方向に平
行に所定量スライドさせることにより、上記放電管取付
枠6を上記摺動溝2e,2fに沿って該光軸O方向に所
定量平行移動させ、ひいては閃光放電管5を光軸O方向
に所定の変位量分、移動させる。このような所定の変位
量毎に、上記閃光放電管5を発光させ、上記センサによ
り光の照度を測定することで、上記センサがピークを検
出する位置を探す。
【0033】こうしてピークとなる位置が検出されたな
らば、次に、上記治具8に回動方向の変位力量を所定量
加えることにより、上記放電管取付枠6を、ひいては上
記閃光放電管5を上記支持軸部6b,6c周りに所定の
変位量分、揺動させる。このように、閃光放電管5の発
光部を光軸Oに垂直な平面内で上下に所定の変位量移動
させ、このような所定の変位量毎に、上記閃光放電管5
を発光させて、上記センサにより光の照度を測定するこ
とで、上記センサがピークを検出する位置を探す。
【0034】上述したように、この例では閃光発光装置
1を光軸O方向の前面から見たときに、基底部6aに対
して電極5bが上下位置に配設されていて、発光部のば
らつきが主として上下方向であるために、ここで位置調
節を終了しても良い。しかしながら、さらに微細な調整
を行う場合や、あるいは基底部6aに対して電極5bが
左右位置に配設されていて発光位置のばらつきが左右方
向である場合には、さらにこの左右方向の位置調節を行
う。
【0035】即ち、上記治具8に、該治具8の中心線と
光軸Oとが交差する点をほぼ中心として、左右方向に回
動させる変位力量を加えると、上記発光部の位置が光軸
Oに垂直な平面内で左右に移動される。そこで、所定の
回動量毎に上記閃光放電管5を発光させて、上記センサ
により光の照度を測定することで、上記センサがピーク
を検出する位置を探してそこに位置決めを行う。
【0036】こうして、凹面鏡4に対する閃光放電管5
の位置を、光軸Oの方向と、この光軸Oに垂直な平面内
における少なくとも一方向とに調節することで、最適な
ピーク位置を探し求めることができる。
【0037】そして、閃光発光装置1内における閃光放
電管5の位置が最適となったところで、放電管取付枠6
とケーシング2との間に接着剤を塗布して固化させるな
どにより、その位置に固定させれば良い。
【0038】なお、上述では光軸方向、上下方向、左右
方向に順次調整する場合を説明したが、実際の製造工程
においてはこれらを同時的に行って、最適なピーク位置
を検出することになる。
【0039】また、上記のようなセンサを用いる調整方
法以外の調整方法として、顕微鏡を利用する方法も存在
する。
【0040】即ち、上記投光レンズ3の前方の光軸中心
位置に顕微鏡を配置し、この顕微鏡のピント位置を、予
め、凹面鏡4の設計上の焦点の位置に合わせておく。そ
して、放電管取付枠6の矩形穴6eに、治具8の先端部
8aを係入させ、変位力量を加えて治具8を光軸O方向
に平行にスライドさせることにより、上記放電管取付枠
6を上記摺動溝2e,2fに沿って該光軸O方向に平行
移動させ、ひいては閃光放電管5を光軸O方向に移動さ
せていき、閃光放電管5の発光部つまりアーク中心位置
がピントの合った焦点位置に移動させる。
【0041】また、光軸に直交する方向に関しては、上
記治具8に回動方向の変位力量を加えることにより、上
記放電管取付枠6を、ひいては上記閃光放電管5を上記
支持軸部6b,6c周りに揺動させて、上記閃光放電管
5のアーク中心位置を光軸Oに垂直な平面内で上下に移
動させ、及び、必要に応じて、該治具8の中心線と光軸
Oとが交差する点をほぼ中心として左右方向に回動させ
る変位力量を加えることにより、上記閃光放電管5のア
ーク中心位置を光軸Oに垂直な平面内で左右に移動させ
て、投光レンズ3の光軸と閃光放電管5のアーク中心位
置とが一致するように合わせる。
【0042】こうして、閃光発光装置1内における閃光
放電管5の位置が最適となったところで、放電管取付枠
6とケーシング2との間に接着剤を塗布して固化させる
などにより、その位置に固定させる。
【0043】なお、上述では光軸方向、上下方向、左右
方向に順次調整する場合を説明したが、実際の製造工程
においてはこれらを同時的に行って、最適な位置に合わ
せることになる。
【0044】以上のような本発明の一実施の形態にやれ
ば、閃光放電管5からの光が凹面鏡4によって前方に向
けて反射され、さらに、投光レンズ3によって負の方向
に屈折されて投影されるので、この反射と屈折によって
トータルとして、補助光として必要な配光角で投影さ
れ、補助光として有効に利用できるようになる。そし
て、閃光放電管5に発光開始のトリガをかけるトリガ線
7が弾性部材によって構成されているので、閃光放電管
5の発光部の中心位置(アーク中心位置)を上記凹面鏡
4の焦点位置に調整するために、投光レンズ3の光軸方
向に如何様に調整したとしても、トリガ線7が閃光放電
管5に接触されるので、閃光発光が保証される。
【0045】また、本一実施の形態によれば、閃光放電
管5を光軸方向に位置調整するのみならず、光軸に垂直
な平面内における上下方向や左右方向に調整することに
より、アーク中心位置が閃光放電管5の中心位置からず
れているような閃光放電管も光の有効率を高めた最適な
位置に調節することが可能となり、従来は、光量不足と
して選別対象になった閃光放電管も使用可能とすること
ができて、歩留まりの向上を図ることができる。
【0046】さらに、1つの治具8のみを用いて3つの
独立な方向の調整を簡単に行うことができ、調整作業に
要する時間を短縮することができる。そして、治具8を
挿入する小さなスペースさえ確保すれば良いために、小
型化が図られるカメラに有効に適用される。
【0047】以上、本発明を一実施の形態に基づいて説
明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用
が可能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下
のようになる。
【0048】(1) 閃光放電管と、該閃光放電管の後
方に設けられ、上記閃光放電管からの光を前方に向けて
反射する、凹面鏡にて形成された反射手段と、上記閃光
放電管の前方に設けられ、上記閃光放電管からの光と、
上記反射手段が反射した光を通過させる、負の屈折力を
有した光学素子と、上記閃光放電管に発光開始のトリガ
をかける、弾性部材でなるトリガ線と、上記反射手段に
対する上記閃光放電管の相対的な位置が、発光光軸方向
及び該光軸に垂直な平面内の少なくとも一方向に変位可
能となるように上記閃光放電管を保持するものであっ
て、変位に要する力量を一部位のみに加えるだけで上記
独立した少なくとも2方向の変位を可能とする保持機構
と、を具備し、上記保持機構は、上記閃光放電管を一体
的に保持するものであって、支持軸部が突設された保持
部材と、上記支持軸部を摺動可能かつ揺動可能となるよ
うに嵌合するため、上記光軸方向に沿った摺動溝を備え
る本体部材と、を有して構成されていることを特徴とす
る閃光発光装置。
【0049】(2) 上記トリガ線は、上記反射手段と
上記保持手段とに挟まれた空間で、上記閃光放電管に接
触していることを特徴とする(1)に記載の閃光発光装
置。
【0050】(3) 閃光放電管と、該閃光放電管の後
方に設けられ、上記閃光放電管からの光を前方に向けて
反射する反射手段と、上記閃光放電管の前方に設けら
れ、上記閃光放電管からの光と、上記反射手段が反射し
た光とを通過させる光学素子と、上記閃光放電管に発光
開始のトリガをかけるトリガ線と、を備えた閃光発光装
置の調整方法において、上記閃光放電管を保持する保持
機構の一部位のみに変位力量を加えて、上記反射手段に
対する上記閃光放電管の相対的な位置を、上記光軸方向
及び該光軸に垂直な平面内の少なくとも一方向に所定の
変位量分ずつ繰り返し変位させるステップと、上記所定
の変位量分の変位毎に、閃光放電管を発光させて上記反
射手段により主として光軸方向に反射させるステップ
と、光を所定位置で検出手段によりセンシングするステ
ップと、上記検出手段によりピークを検出する位置を求
めるステップと、を具備することを特徴とする閃光発光
装置の調整方法。
【0051】(4) 上記ピークを検出した位置に上記
発光手段を固定するステップを更に具備することを特徴
とする(3)に記載の閃光発光装置の調整方法。
【0052】(5) 閃光放電管と、該閃光放電管の後
方に設けられ、上記閃光放電管からの光を前方に向けて
反射する反射手段と、上記閃光放電管の前方に設けら
れ、上記閃光放電管からの光と、上記反射手段が反射し
た光とを通過させる光学素子と、上記閃光放電管に発光
開始のトリガをかけるトリガ線と、を備えた閃光発光装
置の調整方法において、上記光学素子の前方の光軸中心
位置に顕微鏡を配置し、この顕微鏡のピント位置を、上
記反射手段の設計上の焦点の位置に合わせておくステッ
プと、上記顕微鏡により上記閃光放電管のアーク中心位
置を観察しながら、上記閃光放電管を保持する保持機構
の一部位のみに変位力量を加えて、上記反射手段に対す
る上記閃光放電管の相対的な位置を、上記光軸方向及び
該光軸に垂直な平面内の少なくとも一方向に変位させる
ことで、上記閃光放電管のアーク中心位置を上記光学素
子の光軸並びに上記反射手段の焦点位置に合わせるステ
ップと、を具備することを特徴とする閃光発光装置の調
整方法。
【0053】(6) 上記閃光放電管のアーク中心位置
を上記光学素子の光軸並びに上記反射手段の焦点位置に
合わせた後に、その位置に上記発光手段を固定するステ
ップを更に具備することを特徴とする(5)に記載の閃
光発光装置の調整方法。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
閃光放電管からの光が凹面鏡によって前方に向けて反射
され、さらに、投光レンズによって負の方向に屈折され
て投影されるので、この反射と屈折によってトータルと
して、補助光として必要な配光角で投影されこととな
り、反射光を補助光として有効に利用できるようにした
閃光発光装置を提供することができる。
【0055】また、本発明によれば、閃光放電管を光軸
方向に位置調整するのみならず、光軸に垂直な平面内に
おける上下方向や左右方向に調整することにより、アー
ク中心位置が閃光放電管の中心位置からずれているよう
な閃光放電管も光の有効率を高めた最適な位置に調節す
ることが可能となり、よって、閃光放電管の発光部の中
心位置のばらつきの影響を受けないようにした閃光発光
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る閃光発光装置の構
成を示したものであり、(A)は閃光発光装置の光軸に
沿った断面図、(B)は閃光発光装置の要部についての
一部断面を含む斜視図である。
【符号の説明】
1 閃光発光装置 2 ケーシング 2a,2b 段部 2c 傾斜部 2d 小径円筒部 2e,2f 摺動溝 3 投光レンズ 4 凹面鏡 4a 円形孔 4b フランジ部 5 閃光放電管 5a ガラス球 5b 電極 5c 端子 6 放電管取付枠 6a 基底部 6b,6c 支持軸部 6d 先端部 6e 矩形穴 7 トリガ線 8 治具 8a 先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21Y 101:00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閃光放電管と、該閃光放電管の後方に設
    けられ、上記閃光放電管からの光を前方に向けて反射す
    る反射手段と、上記閃光放電管の前方に設けられ、上記
    閃光放電管からの光と、上記反射手段が反射した光とを
    通過させる光学素子と、上記閃光放電管に発光開始のト
    リガをかけるトリガ線と、を備えた閃光発光装置におい
    て、 上記反射手段は、凹面鏡にて形成され、 上記光学素子は、負の屈折力を有し、 上記トリガ線は、弾性部材であることを特徴とする閃光
    発光装置。
  2. 【請求項2】 上記反射手段に対する上記閃光放電管の
    相対的な位置が、発光光軸方向と該光軸に垂直な平面内
    の少なくとも一方向とに変位可能となるように上記閃光
    放電管を保持するものであって、変位に要する力量を一
    部位のみに加えるだけで上記独立した少なくとも二方向
    の変位を可能とする保持機構を更に具備したことを特徴
    とする請求項1に記載の閃光発光装置。
  3. 【請求項3】 上記保持機構は、 上記閃光放電管を一体的に保持するものであって、支持
    軸部が突設された保持部材と、 上記支持軸部を摺動可能かつ揺動可能となるように嵌合
    するため、上記光軸方向に沿った摺動溝を備える本体部
    材と、 を有して構成されていることを特徴とする請求項2に記
    載の閃光発光装置。
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