JP2004012126A - 空気調和装置の保管・運送・設置方法 - Google Patents

空気調和装置の保管・運送・設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】冷凍装置の運送中や保管状態での安全性を確保するとともに、設置時の作業性を高め、性能低下などの問題を起こさない冷凍装置の保管・運送・設置方法を提供すること。
【解決手段】冷媒として可燃性冷媒を用い、圧縮機、減圧装置、及び室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクルを備えた空気調和装置の室外機であって、前記冷凍サイクル中を真空状態として前記室外機を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中を真空状態に保った状態で前記室外機を保管・運送し、前記室外機の据え付け時に前記冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かの判定を行い、この判定の後に前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を充填することを特徴とする空気調和装置の保管・運送・設置方法。
【選択図】    図1

Description

 本発明は、冷媒としてプロパン、イソブタン、又はエタンの単体、又はこれらの内の2種以上からなる混合物を主成分とした可燃性冷媒を用いる冷凍装置、特に空気調和装置の保管・運送・設置方法に関する。
 現在冷凍サイクルに利用されているR22に代表されるHCFC系冷媒は、その物性の安定性からオゾン層を破壊すると言われている。
 また近年では、HCFC系冷媒の代替冷媒としてHFC系冷媒が利用されはじめているが、このHFC系冷媒は温暖化現象を促進する性質を有している。
 従って、最近ではオゾン層の破壊や温暖化現象に大きな影響を与えないHC系冷媒の採用が検討されはじめている。
 しかし、このHC系冷媒は、可燃性冷媒であるために爆発や発火を未然に防止し、安全性を確保する必要がある。
 特に冷凍装置の運送中や保管中に可燃性の冷媒が多量に漏洩すると爆発や発火の事故を起こす危険性がある。
 このような問題を解決するために、運送中や保管中には不燃性のガスを冷凍サイクル中に封入することが提案されている(例えば特許文献1)。
特開平9−229522号公報
 しかし、冷凍サイクル中に不燃性のガスを充填すると、設置時に、この不燃性ガスを真空引きによって除去しなければならず、仮にこの不燃性ガスが残存した状態で冷媒を封入してしまうと使用時に冷凍サイクルの性能低下を引き起こしてしまうという問題がある。
 そこで本発明は、冷凍装置の運送中や保管状態での安全性を確保するとともに、設置時の作業性を高め、性能低下などの問題を起こさない冷凍装置の保管・運送・設置方法を提供することを目的とする。
 請求項1記載の本発明の空気調和装置の保管・運送・設置方法は、冷媒として可燃性冷媒を用い、圧縮機、減圧装置、及び室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクルを備えた空気調和装置の室外機であって、前記冷凍サイクル中を真空状態として前記室外機を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中を真空状態に保った状態で前記室外機を保管・運送し、前記室外機の据え付け時に前記冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かの判定を行い、この判定の後に前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を充填することを特徴とする。
 請求項2記載の本発明の冷凍装置の保管・運送・設置方法は、冷媒として可燃性冷媒を用いる冷凍サイクルを備えた冷凍装置であって、前記冷凍サイクル中を真空状態として前記冷凍装置を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中を真空状態に保った状態で前記冷凍装置を保管・運送し、前記冷凍装置の据え付け時に前記冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かの判定を行い、この判定の後に前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を充填することを特徴とする。
 請求項3記載の本発明の空気調和装置の保管・運送・設置方法は、冷媒として可燃性冷媒を用い、圧縮機、減圧装置、及び室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクルを備えた空気調和装置の室外機であって、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填して前記室外機を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填した状態で前記室外機を保管・運送し、前記室外機の据え付け時に前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を補充充填することを特徴とする。
 請求項4記載の本発明の冷凍装置の保管・運送・設置方法は、冷媒として可燃性冷媒を用いる冷凍サイクルを備えた冷凍装置であって、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填して前記冷凍装置を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填した状態で前記冷凍装置を保管・運送し、前記冷凍装置の据え付け時に前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を補充充填することを特徴とする。
 請求項5記載の本発明の空気調和装置の保管・運送・設置方法は、冷媒として可燃性冷媒を用い、圧縮機、減圧装置、及び室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクルを備えた空気調和装置の室外機であって、前記冷凍サイクルに連通可能なボンベを設け、可燃性冷媒を前記ボンベに充填するとともに前記冷凍サイクル中を真空状態として前記室外機を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中を真空状態に保った状態で前記室外機を保管・運送し、前記室外機の据え付け時に前記冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かの判定を行い、この判定の後に前記ボンベから前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を移充填することを特徴とする。
 請求項6記載の本発明の冷凍装置の保管・運送・設置方法は、冷媒として可燃性冷媒を用いる冷凍サイクルを備えた冷凍装置であって、前記冷凍サイクルに連通可能なボンベを設け、可燃性冷媒を前記ボンベに充填するとともに前記冷凍サイクル中を真空状態として前記冷凍装置を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中を真空状態に保った状態で前記冷凍装置を保管・運送し、前記冷凍装置の据え付け時に前記冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かの判定を行い、この判定の後に前記ボンベから前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を移充填することを特徴とする。
 請求項7記載の本発明の空気調和装置の保管・運送・設置方法は、冷媒として可燃性冷媒を用い、圧縮機、減圧装置、及び室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクルを備えた空気調和装置の室外機であって、前記冷凍サイクルに連通可能なボンベを設け、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填するとともに使用時に必要な残りの可燃性冷媒を前記ボンベに充填して前記室外機を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填した状態で前記室外機を保管・運送し、前記室外機の据え付け時に前記ボンベから前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を補充充填することを特徴とする。
 請求項8記載の本発明の冷凍装置の保管・運送・設置方法は、冷媒として可燃性冷媒を用いる冷凍サイクルを備えた冷凍装置であって、前記冷凍サイクルに連通可能なボンベを設け、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填するとともに使用時に必要な残りの可燃性冷媒を前記ボンベに充填して前記冷凍装置を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填した状態で前記冷凍装置を保管・運送し、前記冷凍装置の据え付け時に前記ボンベから前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を補充充填することを特徴とする。
 請求項9記載の本発明は、請求項3又は請求項7のいずれかに記載の空気調和装置の保管・運送・設置方法において、前記圧縮機に用いる潤滑油として、可燃性冷媒に非相溶又は難相溶の潤滑油を用いることを特徴とする。
 請求項10記載の本発明は、請求項4又は請求項8のいずれかに記載の冷凍装置の保管・運送・設置方法において、前記冷凍サイクルを構成する圧縮機に用いる潤滑油として、可燃性冷媒に非相溶又は難相溶の潤滑油を用いることを特徴とする。
 請求項11記載の本発明の空気調和装置の室外機は、圧縮機、減圧装置、及び室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクルに可燃性冷媒を充填したボンベを開閉可能な弁を介して接続し、前記冷凍サイクル中は大気圧に近い状態となる量、又は室外機を収納した状態での梱包材内の隙間容積に対して可燃下限界濃度以下となる量の可燃性冷媒を充填していることを特徴とする。
 請求項12記載の本発明の冷凍装置は、冷凍サイクルに可燃性冷媒を充填したボンベを開閉可能な弁を介して接続し、前記冷凍サイクル中は大気圧に近い状態となる量、又は冷凍装置を収納した状態での梱包材内の隙間容積に対して可燃下限界濃度以下となる量の可燃性冷媒を充填していることを特徴とする。
 請求項13記載の本発明は、請求項3又は請求項7に記載の空気調和装置の保管・運送・設置方法において、工場からの出荷時、及び保管・運送時での冷凍サイクル中の可燃性冷媒の充填量を、大気圧以下としていることを特徴とする。
 請求項14記載の本発明は、請求項3又は請求項7に記載の空気調和装置の保管・運送・設置方法において、工場からの出荷時、及び保管・運送時での冷凍サイクル中の可燃性冷媒の充填量を、大気圧以上としていることを特徴とする。
 請求項15記載の本発明は、請求項4又は請求項8に記載の冷凍装置の保管・運送・設置方法において、工場からの出荷時、及び保管・運送時での冷凍サイクル中の可燃性冷媒を、大気圧以下としていることを特徴とする。
 請求項16記載の本発明は、請求項4又は請求項8に記載の冷凍装置の保管・運送・設置方法において、工場からの出荷時、及び保管・運送時での冷凍サイクル中の可燃性冷媒を、大気圧以上としていることを特徴とする。
 請求項17記載の本発明の空気調和装置の室外機は、冷凍サイクル中の可燃性冷媒を、大気圧以下に充填していることを特徴とする。
 以上のように本発明は、空気調和装置又は冷凍装置の運送中や保管状態での安全性を確保するとともに、設置時の作業性を高め、性能低下などの問題を起こすことがない。
 本発明の第1及び第2の実施の形態は、冷凍サイクル中を真空状態として室外機又は冷凍装置を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中を真空状態に保った状態で室外機又は冷凍装置を保管・運送し、室外機又は冷凍装置の据え付け時に冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かの判定を行い、この判定の後に冷凍サイクル中に可燃性冷媒を充填するものである。このように冷凍サイクル中を真空状態として可燃性冷媒を充填しない状態で保管・運送するために、可燃性冷媒が漏洩することによる危険性の問題はない。また、真空状態として他のガスを封入しないので設置時にこのガスを除去する手間もなく、またこのガスが残存することによる性能低下の問題もない。また、設置時には、真空状態であるためそのまま使用する冷媒を封入することができるので設置作業性も高い。
 本発明の第3及び第4の実施の形態は、冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填して室外機又は冷凍装置を工場から出荷し、冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填した状態で室外機又は冷凍装置を保管・運送し、室外機又は冷凍装置の据え付け時に前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を補充充填するものである。このように冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填した状態で保管・運送するために、仮に配管等が振動等によって亀裂を生じて冷媒が漏洩したとしても多量の可燃性冷媒が漏れることがないので爆発や発火を引き起こすことは極めて少ない。また、設置時には真空引きのような手間もかからずまた不足分を補充すればよいだけなので作業性が高い。
 本発明の第5及び第6の実施の形態は、冷凍サイクルに連通可能なボンベを設け、可燃性冷媒をボンベに充填するとともに冷凍サイクル中を真空状態として室外機又は冷凍装置を工場から出荷し、冷凍サイクル中を真空状態に保った状態で室外機又は冷凍装置を保管・運送し、室外機の据え付け時に冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かの判定を行い、この判定の後にボンベから冷凍サイクル中に可燃性冷媒を移充填するものである。このように可燃性冷媒をボンベに充填して、冷凍サイクル中は真空状態で保管・運送するために、仮に配管等が振動等によって亀裂を生じても可燃性冷媒が漏洩することはない。また、設置時には、このボンベに充填された可燃性冷媒を冷凍サイクルに移充填すればよいため、作業性は高い。
 本発明の第7及び第8の実施の形態は、冷凍サイクルに連通可能なボンベを設け、冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填するとともに使用時に必要な残りの可燃性冷媒をボンベに充填して室外機又は冷凍装置を工場から出荷し、冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填した状態で室外機又は冷凍装置を保管・運送し、室外機又は冷凍装置の据え付け時にボンベから冷凍サイクル中に可燃性冷媒を補充充填するものである。このように冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填した状態で保管・運送するために、仮に配管等が振動等によって亀裂を生じて冷媒が漏洩したとしても多量の可燃性冷媒が漏れることがないので爆発や発火を引き起こすことは極めて少ない。また、設置時には真空引きのような手間もかからずまた不足分についてはボンベから補充すればよいだけなので作業性も高い。
 本発明の第9及び第10の実施の形態は、第3、第4、第7、又は第8の実施の形態において、圧縮機に用いる潤滑油として、可燃性冷媒と非相溶又は難相溶の潤滑油を用いるものである。このように可燃性冷媒と非相溶又は難相溶の潤滑油を用いることにより、冷凍サイクル中にあらかじめ封入した可燃性冷媒は温度状態が変化しても潤滑油に溶け込まないため、保管・運送時に冷凍サイクル内の圧力が変動することがない。従って、仮に配管等が振動等によって亀裂を生じて冷媒が漏洩したとしても多量の可燃性冷媒が漏れることがないので爆発や発火を引き起こすことは極めて少ない。
 本発明の第11及び第12の実施の形態は、冷凍サイクルに、可燃性冷媒を充填したボンベを開閉可能な弁を介して接続し、冷凍サイクル中は大気圧に近い状態となる量、又は室外機や冷凍装置を収納した状態での梱包材内の隙間容積に対して可燃下限界濃度以下となる量の可燃性冷媒を充填したものである。このように可燃性冷媒を冷凍サイクルと遮断可能なボンベに充填し、冷凍サイクル中は大気圧に近い状態となる量、若しくは室外機や冷凍装置を収納した状態での梱包材内の隙間容積に対して可燃下限界濃度以下となる量の可燃性冷媒を充填することによって、保管・運送時に仮に配管等が振動等によって亀裂を生じても冷媒が多量に漏洩することがなく、また設置時にはこのボンベに充填された可燃性冷媒を用いることができるので作業性も高い。
 本発明の第13及び第15の実施の形態は、第3、第4、第7、又は第8の実施の形態において、工場からの出荷時、及び保管・運送時での冷凍サイクル中の可燃性冷媒の充填量を、大気圧以下としたものである。このように、大気圧以下とすることで、保管・運送時に仮に配管等が振動等によって亀裂を生じても冷媒が噴出することはなく、冷媒は、配管中で空気が混ざりながら徐々に配管外に漏れ出すので、爆発や発火を引き起こすことは極めて少ない。
 本発明の第14及び第16の実施の形態は、第3、第4、第7、又は第8の実施の形態において、工場からの出荷時、及び保管・運送時での冷凍サイクル中の可燃性冷媒の充填量を、大気圧以上としたものである。このように、大気圧に近い状態で大気圧以上の冷媒を充填することで、保管・運送時に仮に配管等が振動等によって亀裂を生じても冷媒が多量に噴出することはなく、爆発や発火を引き起こすことは極めて少ない。また、大気圧以上の冷媒を充填しているので、設置時にバルブを若干開放して冷媒の噴出の有無を確認することで、冷媒漏れの有無を判定することも可能である。
 本発明の第17の実施の形態は、冷凍サイクル中の可燃性冷媒の充填量を大気圧以下としたものである。このように、大気圧以下とすることで、保管・運送時に仮に配管等が振動等によって亀裂を生じても冷媒が噴出することはなく、冷媒は、配管中で空気が混ざりながら徐々に配管外に漏れ出すので、爆発や発火を引き起こすことは極めて少ない。
 以下、本発明の一実施例による空気調和装置の冷凍サイクルを図面に基づいて説明する。
 図1は、設置状態を示す冷凍サイクル図である。
 同図に示すように、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、絞り装置4、室内熱交換器5、アキュムレータ6は、それぞれ配管を介して環状に接続されている。室外熱交換器3は冷房運転時には凝縮器として機能し、暖房運転時には蒸発器として機能する。また室内熱交換器5は冷房運転時には蒸発器として機能し、暖房運転時には凝縮器として機能する。
 室外機10は、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、絞り装置4、アキュムレータ6を有し、接続配管11A、11Bを接続するための接続弁10A、10Bを備えている。また、室内機12は、室内熱交換器5を有し、接続配管11A、11Bを接続するための接続弁12A、12Bを備えている。
 同図に示す冷凍サイクル図を用いて、まず工場からの出荷時の状態について説明する。
 工場からの出荷時には、空気調和装置は、運送しやすいように室外機10、室内機12、及び接続配管11A、11Bに分割された状態にある。室外機10は、接続弁10Aと接続弁10Bとの間に、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、絞り装置4、アキュムレータ6を接続した冷凍サイクルが構成されている。この冷凍サイクルは、配管内を真空状態として接続弁10A、10Bを閉塞している。室内機12は、接続弁12Aと接続弁12Bとの間に室内熱交換器5を接続した冷凍サイクルが構成されている。この室内機12に構成される冷凍サイクルと、接続配管11A、11Bとは、大気状態としている。
 次に、図5を用いて空気調和装置の流通過程の一例について簡単に説明する。
 工場21からの出荷時には、上記で説明したように、室外機10は、この室外機10に構成される冷凍サイクル中を真空に保った状態で出荷される。出荷後は、一旦倉庫22で保管された後に販売店23に届けられ、その後設置現場24にて据え付けられる。工場21出荷後から設置現場24までの間の運送過程25A、25B、25C、及びその間の保管過程22、23は、室外機10に構成される冷凍サイクル中は真空状態にある。
 次に、図1に戻って空気調和装置の据え付け方法について簡単に説明する。
 室外機10、室内機12を所定の場所に設置する。室外機10及び室内機12の設置が完了すると、まず室内機12に接続配管11A、11Bを接続する。そして冷媒の充填を行う。なお、冷媒の充填を行う前に、室外機10の冷凍サイクル中が真空状態か否かを検出して、冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かを判定することが好ましい。冷媒充填は、接続弁10A又は接続弁10Bのいずれかに冷媒ボンベを接続し、室外機10内の冷凍サイクル中に冷媒を充填する。なお、室外機10内の冷凍サイクル中は真空状態にあるので、冷媒充填に先立っての真空引き作業を行う必要はない。そして、室外機10への冷媒充填が終了すると、接続配管11A、11Bを接続弁10A、10Bに接続する。このとき、いずれか一方の接続配管11Bを接続し、他方の接続配管11Aから冷媒ガスが噴出するのを待って他方の接続配管11Aを接続弁10Aと接続する。このように接続にタイムラグを設けることによって、接続配管11A、11B内、及び室内機12の冷凍サイクル内の空気を冷媒ガスによって押し出す。このようにして空気調和装置としての冷凍サイクルの接続を完了する。
 次に、本発明の一実施例による冷凍装置の冷凍サイクルを図2に基づいて説明する。
 このような冷凍サイクルを用いる冷凍装置としては、空気調和装置の他、例えば冷蔵庫、冷凍庫、ショーケース、又は自販機等がある。
 同図に示すように、冷凍サイクルは、圧縮機1、凝縮器7、絞り装置4、蒸発器8をそれぞれ配管を介して環状に接続して構成されている。この冷凍サイクル中には、冷媒充填用の弁9Aを設けている。
 工場からの出荷時には、この冷凍装置は、冷媒を封入せずに配管内を真空状態としている。また、図5に示すように、工場21出荷後から設置現場24に至るまでの保管過程(倉庫22、販売店23)や運送過程25A、25B、25Cにおいても、冷凍サイクル中を真空に保った状態にある。出荷後は、一旦倉庫22で保管された後に販売店23に届けられ、その後設置現場24にて据え付けられる。
 そして、設置現場24において、冷凍サイクル中に冷媒が封入される。この冷媒封入は、弁9Aに冷媒ボンベを接続して行う。なお、冷凍サイクル中は真空状態にあるので、冷媒充填に先立っての真空引き作業を行う必要はない。また、冷媒の充填を行う前に、冷凍装置の冷凍サイクル中が真空状態か否かを検出して、冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かを判定することが好ましい。
 次に、本発明の他の実施例による空気調和装置の冷凍サイクルを図3に基づいて説明する。
 図1に示す実施例と異なる点は、四方弁2と接続弁10Bとの間に、弁9Aを介してボンベ9を接続している点である。このボンベ9内には、空気調和装置の運転に必要な量の冷媒が封入されている。ただし、弁9Aは閉塞されており、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、絞り装置4を接続して構成される冷凍サイクル中は図1に示す実施例と同様に真空状態にある。このボンベ9は、工場からの出荷時において既に設けているが、図5に示す空気調和装置の流通過程における室外機10の状態については、図1に示す実施例と同様である。
 このようにボンベ9を設けているので、設置現場24において、空気調和装置を据え付ける場合に、冷媒充填用のボンベを別途準備する必要はない。なお、このボンベ9は冷媒を冷凍サイクル中に流出させた後は、取り外すことができる。また、このボンベ9は、空気調和装置の移設時や廃棄時に冷媒回収用に用いることもできる。なお、冷媒の充填を行う前に、室外機10の冷凍サイクル中が真空状態か否かを検出して、冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かを判定することが好ましい。
 次に、本発明の他の実施例による冷凍装置の冷凍サイクルを図4に基づいて説明する。
 図3に示す実施例と異なる点は、弁9Aにボンベ9を接続している点である。このボンベ9内には、冷凍装置の運転に必要な量の冷媒が封入されている。ただし、弁9Aは閉塞されており、圧縮機1、四方弁2、凝縮器7、絞り装置4、蒸発器8を接続して構成される冷凍サイクル中は図2に示す実施例と同様に真空状態にある。このボンベ9は、工場からの出荷時において既に設けているが、図5に示す流通過程における冷凍装置の状態については、図2に示す実施例と同様である。
 このようにボンベ9を設けているので、設置現場24において、冷凍装置を据え付ける場合に、冷媒充填用のボンベを別途準備する必要はない。なお、このボンベ9は冷媒を冷凍サイクル中に流出させた後は、取り外すことができる。また、このボンベ9は、冷凍装置の移設時や廃棄時に冷媒回収用に用いることもできる。なお、冷媒の充填を行う前に、冷凍装置の冷凍サイクル中が真空状態か否かを検出して、冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かを判定することが好ましい。
 なお、図1から図4に示す各実施例では、空気調和装置の室外機10を構成する冷凍サイクル、又は冷凍装置を構成する冷凍サイクル中を、工場21出荷時において真空状態としたものについて説明したが、真空状態とする代わりに、運転に使用する冷媒を大気圧に近い状態に充填しておく方法も有効である。このように大気圧に近い状態に冷媒を充填しておくことで、設置現場では不足分だけの冷媒を充填すればよく、図3や図4に示すようにボンベ9をあらかじめ設けておくものにあっては、ボンベ9の容積を小さくでき、又は耐圧性能を高める必要が少なくなる。また、仮に運送や保管時に配管等の損傷を生じても、多量の冷媒が噴出するという危険性も少ない。
 また、大気圧に近い状態に冷媒を充填する場合、大気圧以下とすることで、保管・運送時に仮に配管等が振動等によって亀裂を生じても冷媒が噴出することはなく、冷媒は、配管中で空気が混ざりながら徐々に配管外に漏れ出すので、爆発や発火を引き起こすことは極めて少ない。
 また、大気圧に近い状態に冷媒を充填する場合、大気圧以上の冷媒を充填することで、設置時にバルブを若干開放して冷媒の噴出の有無を確認することができ、冷媒漏れの有無を判定することも可能である。
 また、図1から図4に示す各実施例において、空気調和装置の室外機10を構成する冷凍サイクル、又は冷凍装置を構成する冷凍サイクル中を、工場21出荷時、真空状態とする代わりに、室外機10又は冷凍装置を収納した状態での梱包材内の隙間容積に対して可燃下限界濃度以下となる量の可燃性冷媒を充填しておく方法も有効である。なお、この場合の梱包材とは外装箱のことである。この外装箱が気密性の低いものであれば、可燃性冷媒の量は、梱包材内の隙間容積に対する可燃下限界濃度を多少越える量であってもよい。このように冷凍サイクル中に、室外機又は冷凍装置を収納した状態での梱包材内の隙間容積に対して可燃下限界濃度以下となる量の可燃性冷媒を充填した状態で保管・運送するために、仮に配管等が振動等によって亀裂を生じて、梱包材内に可燃性冷媒が漏れても、可燃下限濃度以下であるので爆発や発火を引き起こすことは極めて少ない。また、設置時には真空引きのような手間もかからずまた不足分を補充すればよいだけなので作業性が高い。なお、可燃下限界濃度以下となる冷媒量は、例えば冷媒としてプロパン(R290)を使用した場合には約38g/m3であり、可燃下限界濃度(LFL)は、2.1vol%である。
 上記のような冷凍サイクルに用いる冷媒としては、プロパン、イソブタン、又はエタンの単体、又はこれらの内の2種以上からなる混合物を主成分としたHC系の可燃性冷媒を用いる。また、圧縮機1内の潤滑油としては、HC系冷媒と非相溶又は相互溶解性が小さい潤滑油を用いる。このような潤滑油としては、カーボネート化合物からなるものが有効であり、さらには構造的に炭酸エステル結合を構成する炭素数がカーボネート化合物を構成する全炭素数の10原子%以上占めるものがよい。
 HC系冷媒と潤滑油との相互溶解性は、25℃のもとで5wt%以下の溶解性であることが好ましい。
 本発明にかかる空気調和装置の保管・運送・設置方法は、冷媒としてプロパン、イソブタン、又はエタンの単体、又はこれらの内の2種以上からなる混合物を主成分とした可燃性冷媒を用いる冷凍装置にも応用できる。
本発明における空気調和装置の一実施例による冷凍サイクル図 本発明における冷凍装置の一実施例による冷凍サイクル図 本発明における空気調和装置の他の実施例による冷凍サイクル図 本発明における冷凍装置の他の実施例による冷凍サイクル図 空気調和装置又は冷凍装置の流通過程を説明するためのブロック図
符号の説明
 1  圧縮機
 2  四方弁
 3  室外熱交換器
 4  絞り装置
 6  凝縮器
 7  蒸発器
 9  ボンベ
 9A 弁
 10 室外機

Claims (17)

  1.  冷媒として可燃性冷媒を用い、圧縮機、減圧装置、及び室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクルを備えた空気調和装置の室外機であって、前記冷凍サイクル中を真空状態として前記室外機を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中を真空状態に保った状態で前記室外機を保管・運送し、前記室外機の据え付け時に前記冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かの判定を行い、この判定の後に前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を充填することを特徴とする空気調和装置の保管・運送・設置方法。
  2.  冷媒として可燃性冷媒を用いる冷凍サイクルを備えた冷凍装置であって、前記冷凍サイクル中を真空状態として前記冷凍装置を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中を真空状態に保った状態で前記冷凍装置を保管・運送し、前記冷凍装置の据え付け時に前記冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かの判定を行い、この判定の後に前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を充填することを特徴とする冷凍装置の保管・運送・設置方法。
  3.  冷媒として可燃性冷媒を用い、圧縮機、減圧装置、及び室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクルを備えた空気調和装置の室外機であって、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填して前記室外機を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填した状態で前記室外機を保管・運送し、前記室外機の据え付け時に前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を補充充填することを特徴とする空気調和装置の保管・運送・設置方法。
  4.  冷媒として可燃性冷媒を用いる冷凍サイクルを備えた冷凍装置であって、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填して前記冷凍装置を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填した状態で前記冷凍装置を保管・運送し、前記冷凍装置の据え付け時に前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を補充充填することを特徴とする冷凍装置の保管・運送・設置方法。
  5.  冷媒として可燃性冷媒を用い、圧縮機、減圧装置、及び室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクルを備えた空気調和装置の室外機であって、前記冷凍サイクルに連通可能なボンベを設け、可燃性冷媒を前記ボンベに充填するとともに前記冷凍サイクル中を真空状態として前記室外機を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中を真空状態に保った状態で前記室外機を保管・運送し、前記室外機の据え付け時に前記冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かの判定を行い、この判定の後に前記ボンベから前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を移充填することを特徴とする空気調和装置の保管・運送・設置方法。
  6.  冷媒として可燃性冷媒を用いる冷凍サイクルを備えた冷凍装置であって、前記冷凍サイクルに連通可能なボンベを設け、可燃性冷媒を前記ボンベに充填するとともに前記冷凍サイクル中を真空状態として前記冷凍装置を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中を真空状態に保った状態で前記冷凍装置を保管・運送し、前記冷凍装置の据え付け時に前記冷凍サイクル中が気密状態を保持しているか否かの判定を行い、この判定の後に前記ボンベから前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を移充填することを特徴とする冷凍装置の保管・運送・設置方法。
  7.  冷媒として可燃性冷媒を用い、圧縮機、減圧装置、及び室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクルを備えた空気調和装置の室外機であって、前記冷凍サイクルに連通可能なボンベを設け、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填するとともに使用時に必要な残りの可燃性冷媒を前記ボンベに充填して前記室外機を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填した状態で前記室外機を保管・運送し、前記室外機の据え付け時に前記ボンベから前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を補充充填することを特徴とする空気調和装置の保管・運送・設置方法。
  8.  冷媒として可燃性冷媒を用いる冷凍サイクルを備えた冷凍装置であって、前記冷凍サイクルに連通可能なボンベを設け、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填するとともに使用時に必要な残りの可燃性冷媒を前記ボンベに充填して前記冷凍装置を工場から出荷し、前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を大気圧に近い状態に充填した状態で前記冷凍装置を保管・運送し、前記冷凍装置の据え付け時に前記ボンベから前記冷凍サイクル中に可燃性冷媒を補充充填することを特徴とする冷凍装置の保管・運送・設置方法。
  9.  前記圧縮機に用いる潤滑油として、可燃性冷媒に非相溶又は難相溶の潤滑油を用いることを特徴とする請求項3又は請求項7のいずれかに記載の空気調和装置の保管・運送・設置方法。
  10.  前記冷凍サイクルを構成する圧縮機に用いる潤滑油として、可燃性冷媒に非相溶又は難相溶の潤滑油を用いることを特徴とする請求項4又は請求項8のいずれかに記載の冷凍装置の保管・運送・設置方法。
  11.  圧縮機、減圧装置、及び室外熱交換器を配管接続した冷凍サイクルに可燃性冷媒を充填したボンベを開閉可能な弁を介して接続し、前記冷凍サイクル中は大気圧に近い状態となる量、又は室外機を収納した状態での梱包材内の隙間容積に対して可燃下限界濃度以下となる量の可燃性冷媒を充填していることを特徴とする空気調和装置の室外機。
  12.  冷凍サイクルに可燃性冷媒を充填したボンベを開閉可能な弁を介して接続し、前記冷凍サイクル中は大気圧に近い状態となる量、又は冷凍装置を収納した状態での梱包材内の隙間容積に対して可燃下限界濃度以下となる量の可燃性冷媒を充填していることを特徴とする冷凍装置。
  13.  工場からの出荷時、及び保管・運送時での冷凍サイクル中の可燃性冷媒の充填量を、大気圧以下としていることを特徴とする請求項3又は請求項7に記載の空気調和装置の保管・運送・設置方法。
  14.  工場からの出荷時、及び保管・運送時での冷凍サイクル中の可燃性冷媒の充填量を、大気圧以上としていることを特徴とする請求項3又は請求項7に記載の空気調和装置の保管・運送・設置方法。
  15.  工場からの出荷時、及び保管・運送時での冷凍サイクル中の可燃性冷媒を、大気圧以下としていることを特徴とする請求項4又は請求項8に記載の冷凍装置の保管・運送・設置方法。
  16.  工場からの出荷時、及び保管・運送時での冷凍サイクル中の可燃性冷媒を、大気圧以上としていることを特徴とする請求項4又は請求項8に記載の冷凍装置の保管・運送・設置方法。
  17.  冷凍サイクル中の可燃性冷媒を、大気圧以下に充填していることを特徴とする空気調和装置の室外機。
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