JPH07190575A - 冷凍装置の施工方法及び冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置の施工方法及び冷凍装置

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JPH07190575A
JPH07190575A JP5337100A JP33710093A JPH07190575A JP H07190575 A JPH07190575 A JP H07190575A JP 5337100 A JP5337100 A JP 5337100A JP 33710093 A JP33710093 A JP 33710093A JP H07190575 A JPH07190575 A JP H07190575A
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pipe
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロー付け作業時に連絡配管内に不活性ガスを容
易に用意に注入できるようにして酸化被膜の発生を確実
に抑制する。 【構成】各ユニット(2, 3)の冷媒回路(23, 33)に窒素ガ
スを充填する充填工を備えている。続いて、該窒素ガス
で気密試験を行うユニット気密試験工程を備えている。
更に、室外ユニット(2) に窒素ガスを充填したまゝ該ユ
ニット(2) を出荷して所定の設置箇所に据付け、連絡配
管(4) をユニット(2) に接続して仮取付けする据付工程
を備えている。その後、上記室外ユニット(2) から窒素
ガスを放出して連絡配管(4) の内部空気を窒素ガスに置
換する置換工程を備えている。加えて、銅管である各連
絡管(41,41, … )同志をロー付け(5) で接続するロー付
け工程を備えている。その後、窒素ガスで配管の気密試
験を行う配管気密試験工程を備えている。また、冷媒は
フロンガスR134aであり、冷凍機油はエステル油で
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱源側のユニットと利
用側のユニットとが連絡配管によって接続される冷凍装
置の施工方法及び冷凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍装置には、特開平4−208
370号公報に開示されているように、室外ユニットに
複数台の室内ユニットが接続されて成る所謂マルチ型の
空気調和装置があり、室外ユニットの冷媒回路と室内ユ
ニットの冷媒回路とを連絡配管によって接続して冷媒系
統を形成するようにしている。この空気調和装置におい
ては、上記室外ユニットに所定の冷媒を充填して製造工
場より出荷し、ビル等の設置箇所に搬送して据付けた
後、連絡配管を接続している。そして、この連絡配管
は、銅管より成る所定長さの連絡管同志をロー付けして
おり、その際、連絡配管の内部空気を取除くために、窒
素を連絡配管内に放出して空気を追出し、連絡配管内を
窒素に置換した後、ロー付けを行っている。この窒素に
置換する必要性は、連絡管をバーナで加熱すると、銅管
であるので、連絡管の表面に酸化被膜が形成されること
になる。この酸化被膜の形成を防止するために、連絡配
管内の空気を窒素に置換するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
において、各連絡管同志をロー付けする際、従来、窒素
ボンベを現地に持参し、該窒素ボンベを連絡配管に接続
し、窒素を連絡配管内に放出しながらロー付け作業を行
っていた。従って、上記ロー付けの際、窒素ボンベの持
参及び接続を行わなければならず、ロー付け作業が極め
て煩雑であり、作業効率が悪いという問題があった。そ
して、上記作業の煩雑性から、窒素の置換作業を行わず
にロー付け作業を行う可能性があり、この置換作業を怠
ると、連絡配管に多くの酸化被膜が形成されたまゝ冷媒
が連絡配管内を流れることになり、この冷媒によって酸
化被膜が剥離する。この剥離した酸化被膜は、キャピラ
リチューブ等の狭い箇所を封鎖したり、冷凍機油を汚し
て潤滑性能を低下させることになり、この結果、機器類
の破壊に至る場合があるという問題があった。特に、マ
ルチ型の空気調和装置では、連絡配管の長さも長く、ロ
ー付け箇所も多くなるので、剥離する酸化被膜が多くな
り、上記問題が顕著になる。
【0004】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、ロー付け作業時に連絡配管内に不活性ガスを容易に
注入できるようにして酸化被膜の発生を確実に抑制する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、少なくとも一方のユニッ
トに不活性ガスを充填するようにしたものである。具体
的に、図1に示すように、請求項1に係る発明が講じた
手段は、先ず、熱源側のユニット(2) の冷媒回路(23)と
利用側のユニット(3) の冷媒回路(33)とが、所定長さの
複数本の連絡管(41,41, … )をロー付け(5) して成る連
絡配管(4)により接続されて冷媒が流れる冷媒系統(11)
が形成されている冷凍装置を前提としている。そして、
ユニットケース(21, 31)内に機器類が収納された各ユニ
ット(2, 3)の少なくとも一方のユニット(2, 3)の冷媒回
路(23)に不活性ガスを充填する充填工程を備えている。
更に、該不活性ガスを充填したまゝのユニット(2, 3)及
び他のユニット(3, 2)を出荷して所定の設置箇所に据付
けると共に、連絡配管(4) を各ユニット(2, 3)に接続し
て仮取付けする据付工程を備えている。その後、上記不
活性ガスが充填されたユニット(2, 3)から連絡配管(4)
の内部に該不活性ガスを放出して連絡配管(4) の内部を
不活性ガスに置換する置換工程を備えている。加えて、
上記不活性ガスが連絡配管(4) に注入された状態で各連
絡管(41,41, … )同志をロー付け(5) で接続するロー付
け工程を備えた構成としている。
【0006】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、請求項1の発明における充填工程が、各ユニット
(2, 3)の冷媒回路(23, 33)に不活性ガスを充填し、その
後、不活性ガスが漏洩しているか否かの気密試験を行う
ユニット気密試験工程を備え、請求項1の発明における
据付工程が、少なくとも1つのユニット(2, 3)に不活性
ガスを気密試験における充填状態のまゝ或いは減圧して
該ユニット(2, 3)を他のユニット(3, 2)と共に出荷して
所定の設置箇所に据付け、連絡配管(4) を各ユニット
(2, 3)に接続して仮取付けする構成としている。また、
請求項3に係る発明が講じた手段は、請求項1又は2の
発明におけるロー付け工程の後に、ユニット(2, 3)に充
填された不活性ガスを他のユニット(3,2)の冷媒回路(3
3)及び連絡配管(4) に充満させて気密試験を行う配管気
密試験工程を備えた構成としている。また、上記請求項
1乃至3の何れか1の発明において、請求項4に係る発
明が講じた手段は、不活性ガスが窒素ガスであり、ま
た、請求項5に係る発明が講じた手段は、冷媒がフロン
ガスR134aであり、また、請求項6に係る発明が講
じた手段は、1のユニット(2) に設けられる圧縮機に充
填される冷凍機油がエステル油であり、また、請求項7
に係る発明が講じた手段は、連絡管(41,41, … )が銅管
である構成としている。
【0007】また、請求項8に係る発明が講じた手段
は、先ず、熱源側のユニット(2) の冷媒回路(23)と利用
側のユニット(3) の冷媒回路(23)とが、所定長さの複数
本の連絡管(41,41, … )をロー付け(5) して成る連絡配
管(4) により接続されて冷媒が流れる冷媒系統(11)が形
成されている冷凍装置を前提としている。そして、出荷
段階における各ユニット(2, 3)のうち少なくとも1つの
ユニット(2, 3)の冷媒回路(23)には、ロー付け(5) によ
り接続時に連絡配管(4) の内部に放出される不活性ガス
が充填された構成としている。また、上記請求項8の発
明において、請求項9に係る発明が講じた手段は、不活
性ガスが窒素ガスであり、また、請求項10に係る発明が
講じた手段は、冷媒がフロンガスR134aであり、ま
た、請求項11に係る発明が講じた手段は、1のユニット
(2) に設けられる圧縮機に充填される冷凍機油がエステ
ル油であり、また、請求項12に係る発明が講じた手段
は、連絡管(41,41, … )が銅管である構成としている。
【0008】
【作用】上記の構成により、請求項1及び8に係る発明
では、先ず、熱源側のユニット(2) 及び利用側のユニッ
ト(3) は、ユニットケース(21, 31)の内部に機器類を収
納して充填工程に移り、少なくとも1つのユニット、例
えば、熱源側のユニット(2) の冷媒回路(23)に不活性ガ
スを充填する。具体的に、請求項4及び請求項9に係る
発明では、窒素ガスを冷媒回路(23)に充填する。その
後、据付工程に移り、上記不活性ガスが充填されたまゝ
のユニット(2, 3)及び他のユニット(3, 2)は、製造工場
より出荷され、所定の設置箇所に据付けられ、各連絡管
(41,41, … )を仮接続して連絡配管(4) を仮取付けす
る。具体的に、請求項7及び12に係る発明では、銅管よ
りなる連絡管(41,41, … )が仮接続されることになる。
その後、置換工程に移り、ユニット(2, 3)に充填された
不活性ガスを連絡配管(4) に放出し、該連絡配管(4) の
内部空気を不活性ガスに置換する。続いて、ロー付け工
程に移り、上記不活性ガスが連絡配管(4) に注入された
状態で各連絡管(41,41, … )同志をロー付け(5) で接続
し、これによって施工が完了する。
【0009】また、請求項2に係る発明では、充填工程
後にユニット気密試験工程に移り、上記各ユニット(2,
3)に対し、不活性ガスを充填して該不活性ガスが漏洩し
ているか否かの気密試験を行う。そして、該気密試験条
件を充足したユニット(2, 3)を出荷し、据付工程を行う
ことになる。その際、不活性ガスは、少なくとも1つの
ユニット(2, 3)に気密試験における充填状態のまゝ或い
は減圧して各ユニット(2, 3)が出荷されることになる。
また、請求項3に係る発明では、上記ロー付け工程の後
に配管気密試験工程に移り、少なくもとも1つのユニッ
ト(2, 3)に充填された不活性ガスを連絡配管(4) 及び他
のユニット(3, 2)の冷媒回路(33)に充満させ、ガス漏れ
があるか否かを検査することになる。また、請求項5及
び10に係る発明では、施工が終了すると、冷媒としてフ
ロンガスR134aが充填され、また、請求項6及び11
に係る発明では、圧縮機の冷凍機油にエステル油が用い
られている。
【0010】
【発明の効果】従って、請求項1及び8に係る発明によ
れば、出荷段階の少なくとも1つのユニット(2, 3)に不
活性ガスを充填するようにしたゝめに、従来のようにロ
ー付け(5) で接続する際に、窒素ボンベを持参する必要
がないので、ロー付け(5) の作業を極めて簡素化するこ
とができる。また、上記ロー付け(5) の作業を行う際
に、ガス置換を徹底して行わせることができるので、施
工の信頼性を極めて向上させることができる。この結
果、上記連絡配管(4) の内部に酸化被膜が生起すること
を確実に抑制することができ、この酸化被膜による部品
交換等のサービスをほゞ皆無とすることができる。ま
た、上記各ユニット(2, 3)の搬送中において、冷媒回路
(23)が破損しても、不活性ガスが大気に放出され、従来
のようにフロンガスが外気に放出されないので、環境保
護にも有効となる。また、従来の工場内の冷媒充填と現
地の追加充填とを行っていた場合に比し、一度の冷媒充
填でよいので、作業効率の向上を図ることができる。
【0011】また、請求項2に係る発明によれば、ユニ
ット気密試験の不活性ガスをロー付け(5) のガス置換に
使用するようにしたゝめに、不活性ガスの使用効率を向
上させることができる。また、請求項3に係る発明によ
れば、上記ユニット(2, 3)に充填された不活性ガスを用
いて配管気密試験を行うようにしたゝめに、この配管気
密試験のためのガス充填を行う必要がなく、不活性ガス
の有効利用を図ることができると共に、試験の作業効率
を向上させることができる。また、請求項4及び9に係
る発明によれば、窒素ガスを冷媒系統(11)に放出するよ
うにしたゝめに、該窒素ガス自体が水分をほゞ含んでい
ないので、連絡配管(4) の内部に存する微量の水分を除
去することができることから、その後の真空引き及び真
空乾燥の短縮化を図ることができる。また、請求項5及
び10に係る発明によれば、冷媒としてフロンガスR13
4aを用いた際、上述のように酸化被膜による部品交換
等のサービスをほゞ皆無とすることが可能となるので、
確実な冷凍運転を行うことができる。また、請求項6及
び11に係る発明によれば、冷凍機油としてエステル油を
用いた際、上述したように酸化被膜による部品交換等の
サービスをほゞ皆無とすることが可能となるので、水分
の混入が生じることなく、しかも、冷媒としてフロンガ
スR134aの使用が容易となる。また、請求項7及び
12に係る発明によれば、連絡管(41,41, … )に銅管を使
用した際においても酸化被膜の発生を確実に防止するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0013】図1に示すように、 (1)は、冷凍装置であ
るマルチ型空気調和装置であって、1台の室外ユニット
(2) に複数台(最大8台)の室内ユニット(3) が連絡配
管(4) によって接続されている。該室外ユニット(2)
は、ユニットケース(21)の内部に、図示しない圧縮機、
四路切換弁、室外ファンを備えた室外熱交換器及び室外
電動膨張弁等が冷媒配管(22)によって接続されて成る室
外側冷媒回路(23)が設けられて熱源側のユニットを構成
している。更に、上記室外ユニット(2) における室外側
冷媒回路(23)の冷媒配管(22)には、サービスポート(24)
が設けられると共に、両端部に閉鎖弁(25)が設けられて
いる。また、上記室内ユニット(3) は、ユニットケース
(31)の内部に、図示しない室内ファンを備えた室内熱交
換器及び室内側電動膨張弁等が冷媒配管(32)によって接
続されて成る室内側冷媒回路(33)が設けられて利用側の
ユニットを構成し、上記室外側冷媒回路(23)と室内側冷
媒回路(33)とが上記連絡配管(4) によって接続されて冷
媒系統(11)が形成されている。そして、上記空気調和装
置(1) は、冷房運転時においては、圧縮機より吐出した
冷媒が室外熱交換器で凝縮して室内電動膨張弁で減圧さ
れた後、室内熱交換器で蒸発して圧縮機に戻る一方、暖
房運転時においては、圧縮機より吐出した冷媒が室内熱
交換器で凝縮して室外電動膨張弁で減圧された後、室外
熱交換器で蒸発して圧縮機に戻る循環となる。
【0014】更に、上記冷媒系統(11)に充填される冷媒
は、本発明の特徴として、フロンガスR134a(1,1,
1,2-テトラフルオロエタン)で構成される一方、上記室
外ユニット(2) の圧縮機(図示省略)に充填される冷凍
機油は、エステル油で構成されている。また、上記連絡
配管(4) は、複数の連絡管(41,41, … )を接続して形成
されており、この連絡管(41,41, … )は、例えば、ガス
側連絡配管(4) では5mの長さであって、液側連絡配管
(4) では30mの長さで構成されている。そして、上記連
絡配管(4) は、室外側冷媒回路(23)及び室内側冷媒回路
(33)に対してフレア接続或いはフランジ接続等の継ぎ手
(12)を介して接続される一方、各連絡管(41,41, … )は
ロー付け(5) で接続されている。つまり、図3に示すよ
うに、連絡管(41,41, … )の一端部は、本体部分と同径
の同径端部(42)に形成されると共に、他端は、本体部分
より大径に拡大された異径端部(43)に形成され、この異
径端部(43)に他の連絡管(41,41, … )の同径端部(42)を
挿入し、この挿入した状態において、両連絡管(41,41,
… )の間隙にロー材を浸透させて両連絡管(41, 41)をロ
ー付け(5) で接続するようにしている。また、上記室外
ユニット(2) は、本発明の特徴として、製造工場より出
荷される段階において、室外側冷媒回路(23)に窒素ガス
が充填されている。つまり、上記室外ユニット(2) に
は、製造工場内において、連絡管(41,41, …)をロー付
け(5) で接続する際に連絡配管(4) の内部に放出される
窒素ガスが充填され、この窒素ガスが充填された状態で
出荷され、設置箇所に据付けられた後、図2に示すよう
に、上記連絡管(41,41, … )をロー付け(5) で接続する
際に、上記充填された窒素ガスを連絡配管(4) 内に放出
し(図2矢符参照)、連絡配管(4) の内部空気を窒素ガ
スに置換するようにしている。
【0015】そこで、上記窒素ガスの置換を行う基本的
理由について詳細に説明する。銅管である連絡管(41,4
1, … )をロー付け(5) で接続する際に生じる酸化被膜
は、空気中に含まれる酸素と化合して形成される。この
酸化被膜は、連絡管(41,41, … )の外面と内面とに同時
に形成され、このうち外面に形成されるものは実用上全
く問題はないが、問題となるのは連絡管(41,41, … )の
内面に形成される酸化被膜である。この連絡管(41,41,
… )の内面に形成された酸化被膜は、冷媒系統(11)に封
入された冷媒と冷凍機油とに混入することになる。そし
て、上記連絡管(41,41, …)の内面に形成された酸化被
膜は、冷凍機油の潤滑性を低下させるばかりでなく、キ
ャピラリチューブやアキュムレータの油戻し孔を詰まら
せたり、圧縮機の部品等の磨耗を著しく促進させ、該圧
縮機の寿命を低下させることになる。そこで、上記連絡
管(41,41, … )をロー付け(5) で接続する際、連絡管(4
1,41, … )の内部空気をなくする必要があり、この空気
の追出し(エアパージ)のため上記窒素置換を行うよう
にしている。
【0016】また、水分との関係からは、次のような理
由がある。上述したように冷媒にフロンガスR134a
を用いた場合、冷凍機油として、フロンガスR134a
と親和性のよいエステル油を用いる必要が生じる。一
方、上記エステル油は、水との親和性がよく、該エステ
ル油が空気に触れると、空気中に含まれる水分がエステ
ル油と非常なスピードで親和する。元来、上記エステル
油は、合成油であり、化学合成された液体より水分を取
除いたものである。このエステル油が水分と混合した場
合は、カルボン酸が発生する。このカルボン酸が冷媒系
統(11)に存在すると、このカルボン酸は室外ユニット
(2) に設けられた圧縮機の絶縁(エナメル)を溶かす作
用があり、冷媒系統(11)に含まれる水分量は数ppm 以下
に守る必要がある。従来のフロンガスR22の場合、概
ね120ppm以下であればよい。従って、部品交換等のサー
ビス時には、冷媒配管(22)等の内部に付着した冷凍機油
が空気に触れないようにするため、部品を取外すと、直
ちにゴム栓等を冷媒配管(22)等に装着して作業を行う必
要がある。この様に部品交換等を少なくするためには、
部品交換の要因となる酸化被膜の形成を確実に抑制する
必要がある。このことから、上記窒素置換が重要とな
る。
【0017】次に、上記空気調和装置(1) におけるロー
付け(5) の動作について施工方法と共に説明する。先
ず、上記室外ユニット(2) 及び室内ユニット(3) は、ユ
ニットケース(21, 31)の内部に圧縮機や各熱交換器等を
配管接続した室外側冷媒回路(23)及び室内側冷媒回路(3
3)を収納し、組立工程を終了する。続いて、充填工程に
移り、上記室外ユニット(2) 及び室内ユニット(3) の室
外側冷媒回路(23)及び室内側冷媒回路(33)に窒素ガスを
充填する。つまり、室外ユニット(2) においては、閉鎖
弁(25)を全閉にしてサービスポート(24)より窒素ガスを
室外側冷媒回路(23)に充填し、室内ユニット(3) におい
ては、室内側冷媒回路(33)に窒素ガスを注入して該室内
側冷媒回路(33)の両端を閉鎖する。その後、耐圧試験等
を行った後、ユニット気密試験工程に移り、上記室外ユ
ニット(2) 及び室内ユニット(3) に対し、窒素ガスが漏
洩しているか否かの気密試験を行う。例えば、封入した
窒素ガスの圧力を28kg/cm2 に設定し、超音波マイクロ
フォンによって漏洩音があるか否かを判定し、漏洩音が
ない場合に、各ユニット(2, 3)は出荷可能となる。
【0018】次に、本発明の特徴として、据付工程に移
り、先ず、ユニット気密試験の条件を充足した室外ユニ
ット(2) 及び室内ユニット(3) のうち、室内ユニット
(3) の窒素ガスは製造工場より出荷する前に放出する一
方、室外ユニット(2) については、上記窒素ガスを充填
したまゝ出荷することになる。具体的に、例えば、気密
試験における窒素ガス圧力が28kg/cm2 に対して、窒素
ガス圧力を5kg/cm2 程度に減圧し、室外ユニット(2)
を出荷する。この5kg/cm2 程度に設定した理由は、室
外側冷媒回路(23)の内容積と連絡配管(4) の内容積とか
ら、後述するロー付け(5) 時に要する窒素ガス量から定
められたものである。そして、上記出荷された室外ユニ
ット(2) 及び室内ユニット(3) は、所定の設置箇所に据
付けられ、各連絡管(41,41, … )を仮接続して連絡配管
(4) を形成し、この連絡配管(4) を室外ユニット(2) に
継ぎ手(12)を介して接続し、連絡配管(4) を仮取付けす
る。その後、置換工程に移り、図2に示すように、室外
ユニット(2) に充填された窒素ガスを連絡配管(4) に放
出する。つまり、室外ユニット(2) に設けられた2つの
閉鎖弁(25)を僅かに開けて室外ユニット(2) の窒素ガス
を連絡配管(4) の内部に注入し、該連絡配管(4) の内部
空気を窒素ガスに置換する。続いて、ロー付け工程に移
り、上記窒素ガスが連絡配管(4) 内に注入された状態で
各連絡管(41,41, … )同志をロー付け(5) で接続する。
つまり、図3に示すように、連絡管(41,41, … )の同径
端部(42)を他の連絡管(41,41, … )の異径端部(43)に挿
入した状態でロー材を浸透させてロー付け(5) で各連絡
管(41,41, …)同志を接続する。その際、該ロー付け(5)
は、窒素ガスが到達し易いことから、室外ユニット(2)
に近い側より行うことになる。また、上記連絡管(41,4
1, …)の接続部より窒素ガスが吹き出す場合、上記閉鎖
弁(25)の開度を小さくして窒素ガス圧を小さくする。そ
の後、上記連絡配管(4) を室内ユニット(3) に継ぎ手(1
2)を介して接続し、これによって、空気調和装置(1) の
施工が完了する。
【0019】また、上記ロー付け工程の後に、上記窒素
ガスを用いて配管気密試験を行ってもよい。つまり、上
記室外ユニット(2) に充填された窒素ガスを連絡配管
(4) 及び室内ユニット(3) 側冷媒回路(23)に充満させ、
超音波マイクロフォンによって漏洩音があるか否かを判
定し、漏洩音がある場合には、上記ロー付け(5) をやり
直すことになる。その際、出荷段階における室外ユニッ
ト(2) の窒素ガス圧力は、配管気密試験を行えるに充分
な圧力になるよう設定する。その後、上記空気調和装置
(1) の施工が終了すると、室外ユニット(2) のサービス
ポート(24)に真空ポンプを接続して冷媒系統(11)の真空
引き及び真空乾燥を行った後、冷媒としてフロンガスR
134aを冷媒系統(11)に充填する。つまり、従来、製
造工場より出荷する室外ユニット(2) には、冷媒を充填
していたが、連絡配管(4) が長くなると、室外ユニット
(2) 及び室内ユニット(3) を据付けて連絡配管(4) を接
続した後、不足した冷媒を追加充填しており、この従来
の追加充填に代って冷媒系統(11)の全冷媒を充填するよ
うにしている。
【0020】以上のように、本実施例によれば、出荷段
階の室外ユニット(2) に窒素ガスを充填するようにした
ゝめに、従来のようにロー付け(5) で接続する際に、窒
素ボンベを持参する必要がないので、ロー付け(5) の作
業を極めて簡素化することができる。また、上記ロー付
け(5) の作業を行う際に、窒素置換を徹底して行わせる
ことができるので、施工の信頼性を極めて向上させるこ
とができる。この結果、連絡配管(4) の内部に酸化被膜
が生起することを確実に抑制することができ、この酸化
被膜による部品交換等のサービスをほゞ皆無とすること
が可能となる。そして、この部品交換等を要しないこと
から、冷媒としてフロンガスR134aを、冷凍機油と
してエステル油を用いることが容易となる。また、上記
連絡管(41,41, … )に銅管を使用した際においても酸化
被膜の発生を確実に防止することができる。また、上記
室外ユニット(2) の搬送中において、室外側冷媒回路(2
3)が破損しても、窒素ガスが大気に放出され、従来のよ
うにフロンガスが外気に放出されないので、環境保護に
も有効となる。また、従来の工場内の冷媒充填と現地の
追加充填とを行っていた場合に比し、一度の冷媒充填で
よいので、作業効率の向上を図ることができる。また、
窒素ガスを冷媒系統(11)に放出するようにしたゝめに、
該窒素ガス自体が水分をほゞ含んでいないので、連絡配
管(4) の内部に存する微量の水分を除去することができ
ることから、その後の真空引き及び真空乾燥の短縮化を
図ることができる。また、ユニット気密試験の窒素ガス
をロー付け(5) の作業の窒素置換に使用するようにした
ゝめに、窒素ガスの使用効率を向上させることができ
る。また、上記室外ユニット(2) に充填された窒素ガス
を用いて配管気密試験を行うようにしたゝめに、この配
管気密試験のためのガス充填を行う必要がなく、窒素ガ
スの有効利用を図ることができると共に、試験の作業効
率を向上させることができる。
【0021】尚、本実施例においては、マルチ型空気調
和装置(1) について説明したが、本発明は、室内ユニッ
ト(3) が1台のペア型空気調和装置(1) などの各種の冷
凍装置であってもよく、また、室内ユニット(3) の台数
は、実施例に限られるものではない。また、上記室外ユ
ニット(2) に窒素ガスを充填するようにしたが、本発明
は、室外ユニット(2) 及び室内ユニット(3) の双方に窒
素ガスを充填するようにしてもよく、更に、上記室内ユ
ニット(3) にのみ窒素ガスを充填するようにしてもよ
い。但し、上記室外ユニット(2) には、一般的に閉鎖弁
(25)が設けられており、室内ユニット(3) には閉鎖弁が
設けられていないので、室外ユニット(2) に窒素を充填
するのが好ましい。つまり、室内ユニット(3) に窒素ガ
スを充填する際には、閉鎖弁を設ける必要がある。ま
た、窒素ガスを充填するユニットは、圧縮機等の主要機
器が搭載されるユニットが好ましく、例えば、室内ユニ
ット(3) に圧縮機等が搭載される場合は、該室内ユニッ
ト(3) に窒素ガスを充填することになる。また、冷媒と
してフロンガスR134aを用いたが、請求項1,2,
3及び8等の発明は、従来のフロンガスR22を用いた
場合でもよく、また、冷凍機油としてエステル油以外を
用いたものであってもよい。また、本実施例において
は、ユニット気密試験工程後に、窒素ガスを減圧して室
外ユニット(2) を出荷するようにしたが、気密試験の窒
素ガス圧のまゝ出荷するようにしてもよい。また、室外
ユニット(2) に充填するガスは、窒素に代えてアルゴン
ガスなどの不活性ガスを用いてもよい。要するに、窒素
を含む不活性ガスのうち何れかのガスであればよく、つ
まり、酸素を含まず、毒性がなく、しかも、燃焼性がな
いガスであればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和装置の配管系統図である。
【図2】窒素置換を示す概略説明図である。
【図3】ロー付け部分を示す連絡配管の要部の拡大断面
図である。
【符号の説明】
1 空気調和装置 11 冷媒系統 2 室外ユニット(熱源側のユニット) 3 室内ユニット(利用側のユニット 21,31 ユニットケース 22,32 冷媒配管 23,33 冷媒回路 4 連絡配管 41 連絡管 5 ロー付け

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源側のユニット(2) の冷媒回路(23)と
    利用側のユニット(3) の冷媒回路(33)とが、所定長さの
    複数本の連絡管(41,41, … )をロー付け(5)して成る連
    絡配管(4) により接続されて冷媒が流れる冷媒系統(11)
    が形成されている冷凍装置において、 ユニットケース(21, 31)内に機器類が収納された各ユニ
    ット(2, 3)の少なくとも一方のユニット(2, 3)の冷媒回
    路(23)に不活性ガスを充填する充填工程と、 該不活性ガスを充填したまゝのユニット(2, 3)及び他の
    ユニット(3, 2)を出荷して所定の設置箇所に据付けると
    共に、連絡配管(4) を各ユニット(2, 3)に接続して仮取
    付けする据付工程と、 その後、上記不活性ガスが充填されたユニット(2, 3)か
    ら連絡配管(4) の内部に該不活性ガスを放出して連絡配
    管(4) の内部を不活性ガスに置換する置換工程と、 上記不活性ガスが連絡配管(4) に注入された状態で各連
    絡管(41,41, … )同志をロー付け(5) で接続するロー付
    け工程とを備えていることを特徴とする冷凍装置の施工
    方法。
  2. 【請求項2】 熱源側のユニット(2) の冷媒回路(23)と
    利用側のユニット(3) の冷媒回路(33)とが、所定長さの
    複数本の連絡管(41,41, … )をロー付け(5)して成る連
    絡配管(4) により接続されて冷媒が流れる冷媒系統(11)
    が形成されている冷凍装置において、 ユニットケース(21, 31)内に機器類が収納された各ユニ
    ット(2, 3)の冷媒回路(23, 33)に不活性ガスを充填する
    充填工程と、 続いて、該不活性ガスが漏洩しているか否かの気密試験
    を行うユニット気密試験工程と、 少なくとも1つのユニット(2, 3)に不活性ガスを気密試
    験における充填状態のまゝ或いは減圧して該ユニット
    (2, 3)を他のユニット(3, 2)と共に出荷して所定の設置
    箇所に据付け、連絡配管(4) を各ユニット(2, 3)に接続
    して仮取付けする据付工程と、 その後、上記不活性ガスが充填されたユニット(2, 3)か
    ら連絡配管(4) の内部に該不活性ガスを放出して連絡配
    管(4) の内部を不活性ガスに置換する置換工程と、 上記不活性ガスが連絡配管(4) に注入された状態で各連
    絡管(41,41, … )同志をロー付け(5) するロー付け工程
    とを備えていることを特徴とする冷凍装置の施工方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の冷凍装置の施工方
    法において、 ロー付け工程の後に、ユニット(2, 3)に充填された不活
    性ガスを連絡配管(4)及び他のユニット(3, 2)の冷媒回
    路(33)に充満させて気密試験を行う配管気密試験工程を
    備えていることを特徴とする冷凍装置の施工方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか1記載の冷凍装
    置の施工方法において、 不活性ガスは、窒素ガスであることを特徴とする冷凍装
    置の施工方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか1記載の冷凍装
    置の施工方法において、 冷媒は、フロンガスR134aであることを特徴とする
    冷凍装置の施工方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れか1記載の冷凍装
    置の施工方法において、 1のユニット(2) に設けられる圧縮機に充填される冷凍
    機油は、エステル油であることを特徴とする冷凍装置の
    施工方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れか1記載の冷凍装
    置の施工方法において、 連絡管(41,41, … )は、銅管であることを特徴とする冷
    凍装置の施工方法。
  8. 【請求項8】 熱源側のユニット(2) の冷媒回路(23)と
    利用側のユニット(3) の冷媒回路(33)とが、所定長さの
    複数本の連絡管(41,41, … )をロー付け(5)して成る連
    絡配管(4) により接続されて冷媒が流れる冷媒系統(11)
    が形成されている冷凍装置において、 出荷段階における各ユニット(2, 3)のうち少なくとも1
    つのユニット(2, 3)の冷媒回路(23)には、ロー付け(5)
    による接続時に連絡配管(4) の内部に放出される不活性
    ガスが充填されていることを特徴とする冷凍装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の冷凍装置において、 不活性ガスは、窒素ガスであることを特徴とする冷凍装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9の何れか1記載の冷凍
    装置において、 冷媒は、フロンガスR134aであることを特徴とする
    冷凍装置。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10の何れか1記載の冷凍
    装置において、 1のユニット(2) に設けられる圧縮機に充填される冷凍
    機油は、エステル油であることを特徴とする冷凍装置。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至11の何れか1記載の冷凍
    装置において、 連絡管(41,41, … )は、銅管であることを特徴とする冷
    凍装置。
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