JP2002267296A - 冷凍装置の漏れ検査方法 - Google Patents

冷凍装置の漏れ検査方法

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JP2002267296A
JP2002267296A JP2001069983A JP2001069983A JP2002267296A JP 2002267296 A JP2002267296 A JP 2002267296A JP 2001069983 A JP2001069983 A JP 2001069983A JP 2001069983 A JP2001069983 A JP 2001069983A JP 2002267296 A JP2002267296 A JP 2002267296A
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leak
branch pipe
refrigerant
refrigeration
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JP2001069983A
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Akira Yokoe
章 横江
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可燃性冷媒を適用した冷凍装置からの冷媒漏
れを製造工程で検知し、可燃性雰囲気の形成を未然に回
避し、発火、爆発事故の防止を図る。 【解決手段】 冷凍装置10の低圧側に設けた枝パイプ
1に超音波発信器2を接続し、冷凍装置10の周辺空間
部に超音波受信器3を設けて漏れ検査をすることによ
り、冷媒を充填することなく冷凍装置10の漏れ検査が
できるので製造工程周囲が可燃性雰囲気を形成すること
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置にR60
0aなどの可燃性冷媒を使用する時に、冷媒を充填する
前に冷凍装置の漏れを検査する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】世界的に地球温暖化に対する関心が高ま
っており、冷蔵庫等の冷凍装置に適用する冷媒について
もドイツを中心とするヨーロッパ諸国では、地球温暖化
係数(GWP)のより小さい冷媒として、ハイドロフル
オロカーボン(HFC)からハイドロカーボン(HC)
への転換が進んでいる。
【0003】又、1997年12月に京都で開催された
気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)におい
て「京都議定書」が採択され、HFC、二酸化炭素、亜
酸化窒素、メタン、PFC、SF6の6種類のガスで2
008年〜2012年迄に1990年比で6%の削減が
決定した。
【0004】これを受け、各産業界は例えば省エネルギ
ー機器の開発を推進する事による消費電力量の削減や、
HFC排出量の抑制を図ることにより、地球温暖化防止
に向けての取り組みを強力に進めている。
【0005】HFC冷媒をGWPのより小さい冷媒であ
るHC冷媒に転換することも、地球温暖化防止に対する
技術開発活動の選択肢のひとつであるが、HC冷媒は強
可燃性を有するため、如何に安全に使いこなすか、即ち
如何に冷凍装置からの漏れを防止するかが適用する為の
大きな課題となっている。
【0006】以下、図面を参照しながら上述した従来の
冷凍装置の漏れ検査方法の一例について説明する。
【0007】図7は、特開平7−77364号公報に示
されている冷蔵庫の冷凍装置の冷凍サイクル図である。
【0008】図7において、50は冷凍装置であり、冷
媒圧縮機51、凝縮器52、ドライヤー53、膨張機構
54、蒸発器55、サクション配管56を順次環状に接
続し冷凍サイクルを構成している。又、冷凍装置内の空
気等の非凝縮性ガスを取り除く為に、一般的には、冷媒
圧縮機51にはチャージポートパイプ51a(図示せ
ず)が、ドライヤー53には枝パイプ53a(図示せ
ず)が設けられている。
【0009】冷凍装置50には冷媒として、例えばHF
C134aが、冷凍機油としてHFC134aと相溶性
の良いポリオールエステル油が使用されている。
【0010】次に、上記構成の冷凍装置50の漏れ検査
方法について説明する。先ず、冷凍装置50のチャージ
ポートパイプ51a及び枝パイプ53aに真空ポンプを
接続し、冷凍装置50内の空気等の非凝縮性ガスを排気
する為、所定時間真空ポンプを運転する。その後、冷媒
や冷凍機油を充填し組立が完成した冷凍装置50につい
て、長期運転に支障を及ぼす漏れがないか、特に冷凍装
置50を構成する各部品同士の接続部のシール性を検査
する必要がある。
【0011】この漏れ検査には、一般的に漏れた冷媒の
元素に反応して電流値が変化する様な電極を備えた電気
式のガスリーク検知器が使用される。蒸発器55は運転
中に圧力が低くなる部分(低圧部)であり、この様な低
圧部は運転前の圧力が比較的高い時に漏れ検査を実施
し、冷媒圧縮機51や凝縮器52の様に運転中に圧力が
高くなる部分(高圧部)は運転時に漏れ検査を実施し、
漏れ検査時の圧力を高める事により、漏れ検出精度を高
めている。
【0012】漏れ検査が合格の冷凍装置50は、一定時
間運転した後冷却性能を検査し合格であれば、次工程に
送り最終組み立てを行って出荷される。漏れ検査にて不
合格になった冷凍装置50は修理工程に送られ、不合格
部分について修正が行われるものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の漏れ検査方法では、HFC冷媒の様な不燃性の冷媒
を使用する場合においては、冷凍装置50から漏れても
製造工程上、何の不安全事象も発生しなかった。しかし
ながら、地球温暖化防止を推進する為に、HFC冷媒よ
りもGWPの小さいHC冷媒を適用した場合、冷凍装置
50からの漏れが発生すると、漏れた冷媒と周囲の空気
が混合し製造工程の雰囲気が、例えばHC冷媒としてR
600aを適用していると燃焼限界範囲とされる1.8
%〜8.5%の範囲内で漏洩冷媒が滞留する可能性もあ
る。
【0014】従って、冷凍装置50からR600aが漏
洩し、その周囲が可燃性雰囲気を形成した場合、製造工
程の周辺に何らかの着火源が存在するという条件に遭遇
すると、発火、爆発という重大事故を生じる恐れがある
という課題が有った。
【0015】本発明は従来の課題を解決するもので、冷
媒を充填する前に冷凍装置50の漏れを精度よく検査す
る方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、冷媒圧縮機と、凝縮器と、膨張機構と,蒸発
器とを順次配管接続してなる冷凍装置において、前記配
管の一部に少なくとも一つの超音波発信器を接続し、前
記冷凍装置の周囲に超音波受信器を設けたものであり、
これにより超音波発信器にて発生させた超音波は冷凍装
置内に発信伝播される。そして冷凍装置の周囲には超音
波受信器を設置しているので、冷凍装置のどこかの部分
の気密性が悪い時は、その部分から超音波がリークし、
このリークした超音波を超音波受信器にて検知すること
により、冷媒を充填する事なく冷凍装置の漏れ検査がで
きる。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、冷凍装置の低圧側に設けた枝
パイプと高圧側に設けた枝パイプの両方、またはどちら
か一方に超音波発信器を接続したものであり、比較的容
易な接続作業で、超音波発信器にて発生させた超音波は
枝パイプを介して冷凍装置内に発信伝播される。そして
冷凍装置の周囲には超音波受信器を設置しているので、
冷凍装置のどこかの部分の気密性が悪い時は、その部分
から超音波がリークし、このリークした超音波を超音波
受信器にて検知することにより、冷媒を充填する事なく
冷凍装置の漏れ検査ができる。
【0018】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、冷媒圧縮機のチャージポート
パイプを冷凍装置の低圧側に設けた枝パイプとして使用
し、ドライヤ部の真空引き用枝パイプを高圧側に設けた
枝パイプとして用いたものであり、特別の配管を冷凍装
置に付加する事なく、即ち冷凍装置も漏れの原因のひと
つとなる余分な接続部を追加する事なく、冷凍装置の超
音波漏れ検査を実施できる。
【0019】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、
冷媒充填後にそれぞれの枝パイプを気密封止した後、前
記枝パイプにシール部材を取付けてなるものであり、枝
パイプ等を気密封止した後の、超音波発信器以外の漏れ
検査方法を適用する個所は、検査後にシール用部材を適
用することにより、万が一の漏れが発生した場合でも、
漏れをスローリーク化出来るので、可燃性雰囲気を形成
し難くなるものである。
【0020】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、
冷媒圧縮機を設置している空間部と、蒸発器を設置して
いる空間部のそれぞれに超音波受信器を設けたものであ
り、冷凍装置において比較的配管接続部の多い冷媒圧縮
機を設置している空間部と、冷却器を設置している空間
部の漏れを検知し易くなり、漏れ検査精度が向上する。
【0021】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1から請求項5のいずれか一項に記載の発明において、
冷凍装置を収容する検査室を設けると共に、この検査室
内に少なくとも1個の超音波受信器を設けたものであ
り、冷凍装置に漏れ個所がある場合、検査室内にて漏れ
た超音波が反射する事により、少ない数の超音波受信器
で小型の冷凍装置から大型の冷凍装置まで、効果的に漏
れを検知できるものである。
【0022】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、
凝縮器と、膨張機構と,蒸発器とを順次接続した後、凝
縮器入口と蒸発器出口間に超音波発信器を接続し、冷媒
圧縮機以外の部分の冷凍装置漏れ検査終了後に、正規の
冷媒圧縮機を接続したものであり、圧縮要素を含む冷媒
圧縮機の様な複雑な部品を冷凍装置に接続せずに済むた
め、超音波発信器から発信された超音波の減衰を最小限
にして漏れ検査に利用でき、漏れ検出精度が高まるもの
である。
【0023】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
7に記載の発明において、超音波発信器と凝縮器入口お
よび蒸発器出口は継手により着脱自在に接続したもので
あり、超音波発信器接続の作業性を容易としたうえで、
超音波発信器から発信された超音波の減衰を最小限にし
て漏れ検査に利用でき、漏れ検出精度が高まるものであ
る。
【0024】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、超音波発信器をダミー圧縮機
内に組み込んだものであり、超音波発信器接続の作業性
を容易としたうえで、超音波発信器から発信された超音
波の減衰を最小限にして漏れ検査に利用でき、漏れ検出
精度が高まるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明による冷凍装置の漏
れ検査方法の実施の形態について、図面を参照しながら
説明する。なお、従来と同一構成については同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
【0026】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による冷凍装置の漏れ検査の冷凍サイクル図であ
る。
【0027】図1において、51は冷媒圧縮機であり、
高温高圧に圧縮され吐出された冷媒は凝縮器52にて液
化され、ドライヤー53を通過して冷凍サイクル中の水
分を吸収し、膨張機構54にて減圧され、蒸発器55に
て所定の温度で蒸発して、サクション配管56を経由し
て冷媒圧縮機51へ戻る環状の冷凍サイクルを順次繰り
返し、冷凍装置10を構成している。本冷凍サイクルへ
適用する冷凍機油及びHC冷媒は冷凍装置10の漏れ検
査終了後に充填される。
【0028】1は枝パイプであり、蒸発器55と冷媒圧
縮機51を接続しているサクション配管56の途中に一
端を溶接等により接続している。枝パイプ1の他の一端
には超音波発信器2が音響シール的に接続されている。
冷凍装置10の近傍には超音波受信器3が設置されてい
る。超音波発信器2としては、例えば(株)MECより
発売されているモデルPL−222型が利用できる。超
音波発信器2の中心周波数として40kHzの超音波を
発生し、出力音圧レベルは100dB以上の性能を有す
る。超音波受信器3としては、例えば(株)EMCのモ
デルPH−111型が利用できる。超音波式マイクセン
サーを有し、冷凍装置10から超音波が漏れると検知す
る能力を有する。
【0029】以上のように構成された冷凍装置につい
て、以下その漏れ検査方法を説明する。冷凍装置10と
接続している枝パイプ1を介して、他の一端に取付けて
いる超音波発信器2を動作させ、この超音波発信器2の
場合、中心周波数40kHzの超音波を冷凍装置10内
に発信させる。超音波を利用している為、枝パイプ1と
超音波発信器2の接続部の音響的シールが十分であれ
ば、冷凍装置10の構成部品接続部に漏れがない限り、
外部への超音波漏れは生じない。冷凍装置10の構成部
品接続部のどこかの個所から漏れている場合、冷凍装置
10の近傍に設置した超音波受信器3が漏れ出た超音波
を検知する事により、冷凍装置10の漏れの有無を検査
するものである。漏れ検査が合格した冷凍装置10は、
配管内を真空引きし、空気等の非凝縮性ガスを排出した
後、冷凍機油や可燃性であるHC冷媒を封入し、封入部
のシールを行って冷凍装置10を完成させるものであ
る。
【0030】従って、冷媒を充填する前に冷凍装置10
の漏れ検査を実施できるので、万が一漏れが発見されて
も、温暖化物質を大気に放出する事がない。又、可燃性
冷媒を使用する場合でも、検査後に充填するので、従来
の様に漏れた時に不安全雰囲気を形成する事もない。
又、ヘリウムを使用した漏れ検査の様に、消耗する検査
用の副資材を使用しないので経済的に漏れ検査ができ
る。
【0031】以上のように本実施の形態の冷凍装置の検
査方法は、冷凍装置10の配管の一部に少なくとも一つ
の超音波発信器2を接続し、冷凍装置10の周囲に超音
波受信器2を設けたもの、あるいは冷凍装置10の低圧
側に設けた枝パイプ1と高圧側に設けた枝パイプの両
方、またはどちらか一方に超音波発信器2を接続し、冷
凍装置10の周辺空間部に超音波受信器3を設けたもの
であるから、比較的容易な接続作業で、可燃性冷媒を充
填する事なく冷凍装置10の漏れ検査ができ、冷凍装置
10の漏れが発見されても製造工程の周囲環境を可燃性
雰囲気に汚染する事がない。
【0032】なお、本実施の形態では超音波発信器2を
低圧部に1個取り付けた例で説明したが、高圧部に適用
したり、さらに他の配管途中で接続するなど、使用個数
を増やせばさらに、漏れ検知精度が高まるのはいう迄も
ない。
【0033】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2による冷凍装置の漏れ検査方法の冷凍サイクル図
である。
【0034】図2において、21は冷媒圧縮機であり、
チャージポートパイプ21aを有し、冷凍装置20の真
空引きをしたり、冷媒を充填する時に使用するパイプで
ある。23はドライヤーであり、冷凍装置20を真空引
きする時に使用する枝パイプ23aを有している。チャ
ージポートパイプ21a及び枝パイプ23aには、それ
ぞれ超音波発信器2が音響シール的に取りつけられてい
る。冷凍装置20の近傍には、超音波受信器3が設置さ
れている。
【0035】以上のように構成された冷凍装置につい
て、以下その漏れ検査方法を説明する。チャージポート
パイプ21a及び枝パイプ23aに音響シール的に接続
している超音波発信器2を動作させ、中心周波数40k
Hzの超音波を冷凍装置20内に発信させる。それぞれ
の超音波発信器2は、冷凍装置20において配管抵抗の
大きい膨張機構54の上流側及び下流側に分散して配置
している為、配管抵抗の影響を受けにくく、発信された
超音波は冷凍装置20内を速やかに伝播する。冷凍装置
20の構成部品接続部のどこかの個所から漏れている場
合、冷凍装置20の近傍に設置した超音波受信器3が漏
れ出た超音波を検知する事により、冷凍装置の漏れの有
無を検査するものである。漏れ検査が合格した冷凍装置
20は、配管内をチャージポートパイプ21a及び枝パ
イプ23aから真空引きし、空気等の非凝縮性ガスを排
出した後、チャージポートパイプ21aより冷凍機油や
可燃性であるHC冷媒を封入し、その後チャージポート
パイプ21a及び枝パイプ23aのシールを行って冷凍
装置20を完成させるものである。
【0036】従って、冷凍装置20を真空引きする為に
従来から設けているチャジーポートパイプ21aや枝パ
イプ23aを超音波発信器2の接続に利用している為、
専用の接続パイプを配設する必要がないので、冷凍装置
20への接続個所を増やす事による漏れ確率の増加を低
減できる。又、漏れ検査の為に、検査用のパイプを追加
しないので経済的に漏れ検査ができる。
【0037】以上のように本実施の形態の冷凍装置の検
査方法は、冷媒圧縮機21のチャージポートパイプ21
aを冷凍装置20の低圧側に設けた枝パイプとして使用
し、ドライヤー23の真空引き用枝パイプを高圧側に設
けた枝パイプ23aとして用いたものであるから、特別
の配管を冷凍装置20に付加する事なく、即ち冷凍装置
20の漏れ原因のひとつとなる余分な接続部を追加する
事なく、超音波漏れ検査を実施できる。
【0038】なお、本実施の形態では超音波発信器2を
2個取り付けた例で説明したが、配管抵抗の小さい冷凍
装置20の漏れ検査をする場合は、どちらか1個を設置
すれば、設備投資金額を押さえて経済的に検査できる事
はいう迄もない。
【0039】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3による冷凍装置の漏れ検査方法の冷凍サイクル図で
ある。
【0040】図3において、22、24はシール部材で
あり、具体的には配管に取付けるシールキャップ、粘着
性のプチルパテテープ、熱収縮性のプラスチックフィル
ムが挙げられる。シール部材22は、冷凍装置30の漏
れ検査が終了し、気密封止されたチャージポートパイプ
21aに、シール部材24は枝パイプ23aの封止部を
覆う様に取りつけられている。
【0041】以上のように構成された冷凍装置につい
て、以下その漏れ検査方法を説明する。超音波漏れ検査
が合格した冷凍装置30は、配管内をチャージポートパ
イプ21a及び枝パイプ23aから真空引きし、空気等
の非凝縮性ガスを排出した後、チャージポートパイプ2
1aより冷凍機油や可燃性であるHC冷媒を封入し、そ
の後チャージポートパイプ21a及び枝パイプ23aの
気密封止を行って冷凍装置30を完成させる。しかしな
がらチャージポートパイプ21a及び枝パイプ23aの
気密封止部は、超音波検査が出来ないために封止部にシ
ール部材22、24を被覆する事により、万が一漏れが
発生した場合でも、漏れ速度を非常に遅く出来る為、製
造工程を可燃性雰囲気に汚染するのを緩和できるもので
ある。又、例えばシール部材22、24としてシールキ
ャップを用いる場合は、被せるだけなのでシール作業性
がよい。
【0042】以上のように本実施の形態の冷凍装置の検
査方法は、冷媒圧縮機21のチャージポートパイプ21
aを冷凍装置30の低圧側に設けた枝パイプとして使用
し、ドライヤー23の真空引き用枝パイプを高圧側に設
けた枝パイプ23aとして用い、冷媒充填後にそれぞれ
の枝パイプ21a,23aを気密封止した後、前記枝パ
イプにシール用部材22及びシール用部材24を設けた
ので、枝パイプ等を気密封止した後の、超音波発信器以
外の漏れ検査方法を適用する個所は、万が一の漏れが発
生した場合でも、漏れをスローリーク化出来るので、可
燃性雰囲気を形成し難くなるものである。
【0043】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4による冷凍装置の漏れ検査方法の冷凍サイクル図で
ある。
【0044】図4において、4は冷媒圧縮機51を設置
している空間部であり、この空間部4には一般的に、冷
媒圧縮機51や、凝縮器52、ドライヤー53が設置さ
れ、機械室あるいはエンジンルームと呼ばれている。5
は蒸発器55を設置している空間部であり、一般的には
食品等の貯蔵室(図示せず)の内部に収納されるので、
この貯蔵空間も含むものである。冷媒圧縮機51を設置
している空間部4内には、超音波受信器3aを設置し、
蒸発器55を設置している空間部5には、超音波受信器
3bを設置している。
【0045】以上の様に構成された冷凍装置について、
以下その漏れ検査方法を説明する。
【0046】冷凍装置10と接続している枝パイプ1を
介して、他の一端に取付けている超音波発信器2を動作
させ、中心周波数40kHzの超音波を冷凍装置10内
に発信させる。超音波を利用している為、枝パイプ1と
超音波発信器2の接続部の音響的シールが十分であれ
ば、冷凍装置10の構成部品接続部に漏れがない限り、
外部へは超音波は漏れ出ない。冷凍装置10の冷媒圧縮
機51を設置している空間部4内に収納されている構成
部品からの漏れは、超音波受信器3aにて検知し、蒸発
器55を設置している空間部5からの漏れは、超音波受
信器3bにて検知する事により、冷凍装置10の漏れの
有無を検査するので漏れ個所が機械室側なのか、貯蔵室
側なのかを判断し易くなり、漏れ検査不合格品の漏れ個
所の特定が容易となる為、再生修理に要する工数を短縮
できる。又、冷凍装置10を構成する部品の接続個所の
90%以上は、機械室や貯蔵室内に集中している為、そ
の部分に重点的に超音波受信器2を設置しているので漏
れ検知精度が向上する。
【0047】以上のように本実施の形態の冷凍装置の漏
れ検査方法は、冷凍装置10の低圧側に設けた枝パイプ
1と高圧側に設けた枝パイプの両方、またはどちらか一
方に超音波発信器2を接続し、冷媒圧縮機51を設置し
ている空間部4と蒸発器55を設置している空間部5の
それぞれに超音波受信器3a、3bを設けたので、冷凍
装置10において比較的配管接続部の多い冷媒圧縮機5
1を設置している空間部4と、蒸発器55を設置してい
る空間部5の漏れを検知し易くなり、漏れ検査精度が向
上する。
【0048】(実施の形態5)図5は本発明の実施例5
による検査室に設置した冷凍装置の漏れ検査方法の冷凍
サイクル図である。
【0049】図5において、6は検査室であり、その内
壁6aは超音波に対して反射性の金属材料、例えばアル
ミニウム等より構成される。大量生産される商品に適用
する為には、検査室6を製造工程のコンベアの途中に設
けた方が良い。冷凍装置10は検査室6の中で漏れ検査
される。超音波受信器3は、検査室6内部の冷凍装置1
0の漏れを検出するのに最適な場所に設置される。
【0050】以上のように構成された冷凍装置につい
て、以下その漏れ検査方法を説明する。 冷凍装置10
と接続している枝パイプ1を介して、他の一端に取付け
ている超音波発信器2を動作させ、中心周波数40kH
zの超音波を冷凍装置10内に発信させる。冷凍装置1
0を構成する部品のどこかの接続部に漏れが発生した場
合、漏れ部分から冷凍装置10の外に出た超音波は、検
査室6の内壁6aにて反射し超音波受信器3にて検知さ
れる。超音波反射材料にて検査室6の内壁6aを構成し
た事により、冷凍装置10からの微量な漏れが検知しや
すくなり、小型の冷凍装置の小さな漏れから大型の冷凍
装置の大きな漏れまで、精度良く漏れ検知できる。ま
た、超音波受信器3から離れる方向での漏れについて
も、内壁6aで反射し検知できるので、漏れ部の検知ミ
スを低減できるものである。
【0051】以上のように本実施の形態の冷凍装置の漏
れ検査方法は、冷凍装置10の低圧側に設けた枝パイプ
1と高圧側に設けた枝パイプの両方、またはどちらか一
方に超音波発信器2を接続し、冷凍装置10を収容する
検査室6を設けると共に、この検査室6内に少なくとも
1個の超音波受信器3を設けたので、冷凍装置10に漏
れ個所がある場合、検査室6内にて漏れた超音波が反射
する事により、少ない数の超音波受信器3で小型の冷凍
装置から大型の冷凍装置まで、効果的に漏れを検知でき
るものである。
【0052】なお、蒸発器55が貯蔵室内に収容されて
いる場合は、その貯蔵室扉を開ける事により、漏れた超
音波は検査室6内へ広がり易くなり検知精度が向上する
のは言う迄もない。また、複数の貯蔵室を有し、各々に
専用の蒸発器を有している場合もそれぞれの貯蔵室の扉
を開ける事により、漏れが発生した場合の超音波を検査
室6内に拡散できる為、超音波受信器3を1個設けるだ
けで効率的に漏れが検知できる。
【0053】(実施の形態6)図6は本発明の実施の形
態6による冷凍装置の漏れ検査方法の冷凍サイクル図で
ある。
【0054】図6において、41はダミー圧縮機であ
り、正規の冷媒圧縮機51内部の電動要素や圧縮要素を
取り出し、代わりに超音波発信器2を内蔵させたもので
ある。ダミー圧縮機41と冷凍装置40とは、着脱自在
な継手42及び継手43を介し接続している。冷凍装置
40の近傍には、超音波受信器3が設置されている。
【0055】以上のように構成された冷凍装置につい
て、以下その漏れ検査方法を説明する。正規の冷媒圧縮
機51のみ取り付けていない冷凍装置40に、超音波発
信器2を内蔵したダミー圧縮機41は継手42を介して
凝縮器52の配管と接続し、継手43を介してサクショ
ン配管56と接続する。これにより冷凍装置40は閉回
路が構成される。超音波発信器2を動作させ、中心周波
数40kHzの超音波を冷凍装置40内に発信させる。
冷凍装置40に漏れがあれば、近傍に配置した超音波受
信器3により超音波の漏れを検知できるものである。漏
れ検査の終了した冷凍装置40は、ダミー圧縮機41を
取り外し正規の冷媒圧縮機51を搭載する。冷媒圧縮機
接続部は従来の漏れ検査方法を適用する事になるので、
この検査方法は非常に多くの接続部を有する冷凍装置の
漏れ検査に向いている。この漏れ検査方法では、冷凍装
置40の閉回路内に直接超音波発信器2を入れているの
で、枝パイプを使用して超音波を冷凍装置内に導入する
方式と比較し、特別な音響的シールが必要ないので、検
査工数の低減が図れる。また、内部に吐出バルブや吸入
バルブ等の配管抵抗の大きな圧縮要素部品を取り除い
た、ダミー圧縮機41を利用している為、超音波が配管
内を伝わる際の音圧レベル低下が少なく、冷凍装置40
からの漏れ部から比較的高い音圧レベルのまま出てくる
為、漏れ検知精度が向上する。
【0056】以上のように本実施の形態の冷凍装置の漏
れ検査方法は、凝縮器52と、膨張機構54と,蒸発器
55とを順次配管接続した後、凝縮器52入口と蒸発器
55出口間に超音波発信器2を接続し、圧縮機以外の部
分の冷凍装置40の漏れ検査終了後に、正規の冷媒圧縮
機51を接続したもの、そして超音波発信器2と凝縮器
52入口および蒸発器55出口は継手により着脱自在に
接続したもの、さらに冷媒圧縮機をダミー圧縮機41と
し、ダミー圧縮機41内に超音波発信機2を組込んだも
のであるから、超音波発信器2接続の作業性を容易とし
たうえで、圧縮要素を含む冷媒圧縮機51の様な複雑な
部品を冷凍装置40に接続せずに済むため、超音波発信
器2から発信された超音波の減衰を最小限にして漏れ検
査に利用でき、漏れ検出精度が高まるものである。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、冷媒圧縮機と、凝縮器と、膨張機構と,蒸発器と
を順次配管接続してなる冷凍装置において、配管の一部
に少なくとも一つの超音波発信器を接続し、前記冷凍装
置の周囲に超音波受信器を設けたので、冷媒を充填する
事なく冷凍装置の漏れ検査ができる。したがってHC冷
媒を充填する前に冷凍装置の漏れ検査が出来る事によ
り、冷凍装置の漏れが発見されても製造工程の周囲環境
を可燃性雰囲気に汚染する事はない。また、万が一漏れ
が発見されても、温暖化物質を大気に放出する事がな
い。さらに、ヘリウムを使用した漏れ検査の様に、消耗
する検査用の副資材を使用しないので経済的に漏れ検査
ができる。
【0058】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載の発明において、冷凍装置の低圧側に設けた枝パイ
プと高圧側に設けた枝パイプの両方、またはどちらか一
方に超音波発信器を接続したものであるから、比較的容
易な接続作業で、冷媒を充填する事なく冷凍装置の漏れ
検査ができる。
【0059】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、冷媒圧縮機のチャージポートパ
イプを冷凍装置の低圧側に設けた枝パイプとして使用
し、ドライヤ部の真空引き用枝パイプを高圧側に設けた
枝パイプとして用いてなる冷凍装置の漏れ検査方法とし
たものであるから、超音波発信器からの超音波を冷凍装
置に導く為の配管として、冷凍装置に従来から付属して
いるチャージポートパイプやドライヤー部の真空引き用
枝パイプを利用するため、超音波による漏れ検査のため
の特別な配管を冷凍装置に付加する必要がない。即ち冷
凍装置の漏れ原因のひとつとなる余分な接続部を追加す
る事なく、冷凍装置の超音波漏れ検査を実施できる為、
冷凍装置からの漏れ確率を低減できるものである。
【0060】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、冷
媒充填後にそれぞれの枝パイプを気密封止した後、前記
枝パイプにシール用部材を取付けたものである。特に冷
凍装置に冷媒を充填した後に気密封止する枝パイプ部分
は、超音波検査が適用できない個所であり、冷媒重点後
の漏れ検査を実施し、その封止部分にシール部材を取付
ける事により、万が一の漏れが発生した場合でも、漏れ
速度を非常に遅くする事により製造工程中の可燃性雰囲
気の形成を防止できるものである。又、例えばシール部
材としてシールキャップを用いる場合は、被せるだけな
のでシール作業性がよい。
【0061】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、冷
媒圧縮機を設置している空間部と蒸発器を設置している
空間部のそれぞれに超音波受信器を設けてなる冷凍装置
の漏れ検査方法としたものであるから、冷凍装置におい
て比較的配管接続部の多い冷媒圧縮機を設置している空
間部と、蒸発器を設置している空間部にそれぞれ専用の
超音波受信器を設置した事により当然の事ながら漏れ検
知精度が向上すると共に、超音波受信器を検査場所近く
に設置できる為、超音波受信器の小型品が適用し易くな
り、冷媒圧縮機を設置している比較的狭い空間部にも超
音波受信器を設置し易くなるので、漏れ検査作業性が向
上する。また、漏れ個所が機械室側なのか、貯蔵室側な
のかを判断し易くなり、漏れ検査不合格品の漏れ個所の
特定が容易となる為、再生修理に要する工数を短縮でき
る。
【0062】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
から請求項5のいずれか一項に記載の発明において、冷
凍装置を収容する検査室を設けると共に、この検査内に
少なくとも1個の超音波受信器を設けてなる冷凍装置の
漏れ検査方法としたものであるから、冷凍装置に漏れ個
所がある場合、漏れた超音波は検査室内の壁に当たって
反射する事により、少ない数の超音波受信器で小型の冷
凍装置から大型の冷凍装置まで、効果的に精度良く漏れ
を検知できる。また、超音波受信器から離れる方向での
漏れについても、内壁で反射し検知できるので、漏れ部
の検知ミスを低減できる。さらに、蒸発器が貯蔵室内に
収容されている場合は、その貯蔵室扉を開ける事によ
り、漏れた超音波は検査室内へ広がり易くなり検知精度
が向上する。
【0063】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、凝
縮器と、膨張機構と,蒸発器とを順次接続した後、凝縮
器入口と蒸発器出口間に超音波発信器を接続し、冷媒圧
縮機以外の部分の冷凍装置漏れ検査終了後に、正規の冷
媒圧縮機を接続したものであり、圧縮要素を含む冷媒圧
縮機の様な複雑な部品を冷凍装置に接続せずに済むた
め、超音波発信器から発信された超音波の減衰を最小限
にして漏れ検査に利用でき、漏れ検出精度が高まるもの
である。
【0064】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
7に記載の発明において、超音波発信器と凝縮器入口お
よび蒸発器出口は継手により着脱自在に接続したもので
あり、超音波発信器接続の作業性を容易としたうえで、
超音波発信器から発信された超音波の減衰を最小限にし
て漏れ検査に利用でき、漏れ検出精度が高まるものであ
る。
【0065】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、超音波発信器をダミー圧縮機
内に組み込んだものであり、超音波発信器接続の作業性
を容易としたうえで、超音波発信器から発信された超音
波の減衰を最小限にして漏れ検査に利用でき、漏れ検出
精度が高まるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷凍装置の漏れ検査方法の実施の
形態1の冷凍サイクル図
【図2】本発明による冷凍装置の漏れ検査方法の実施の
形態2の冷凍サイクル図
【図3】本発明による冷凍装置の漏れ検査方法の実施の
形態3の冷凍サイクル図
【図4】本発明による冷凍装置の漏れ検査方法の実施の
形態4の冷凍サイクル図
【図5】本発明による冷凍装置の漏れ検査方法の実施の
形態5の冷凍サイクル図
【図6】本発明による冷凍装置の漏れ検査方法の実施の
形態6の冷凍サイクル図
【図7】従来の冷凍装置の冷凍サイクル図
【符号の説明】
1 枝パイプ 2 超音波発信器 3、3a、3b 超音波受信器 4 冷媒圧縮機を設置している空間部 5 蒸発器を設置している空間部 6 検査室 10、20、30、40 冷凍装置 21、51 冷媒圧縮機 21a チャージポートパイプ 22 シール部材 23、53 ドライヤ 23a 枝パイプ 41 ダミー圧縮機 42、43 継手 52 凝縮器 54 膨張機構 55 蒸発器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒圧縮機と、凝縮器と、膨張機構と、
    蒸発器とを順次配管接続してなる冷凍装置において、前
    記配管の一部に少なくとも一つの超音波発信器を接続
    し、前記冷凍装置の周囲に超音波受信器を設けてなる冷
    凍装置の漏れ検査方法。
  2. 【請求項2】 冷凍装置の低圧側に設けた枝パイプと高
    圧側に設けた枝パイプの両方、またはどちらか一方に超
    音波発信器を接続した請求項1に記載の漏れ検査方法。
  3. 【請求項3】 冷媒圧縮機のチャージポートパイプを冷
    凍装置の低圧側に設けた枝パイプとして使用し、ドライ
    ヤ部の真空引き用枝パイプを高圧側に設けた枝パイプと
    して用いてなる請求項2に記載の冷凍装置の漏れ検査方
    法。
  4. 【請求項4】 冷媒充填後にそれぞれの枝パイプを気密
    封止した後、前記枝パイプにシール部材を取付けてなる
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷凍装置
    の漏れ検査方法。
  5. 【請求項5】 冷媒圧縮機を設置している空間部と、蒸
    発器を設置している空間部のそれぞれに超音波受信器を
    設けてなる請求項1から請求項4のいずれか一項に記載
    の冷凍装置の漏れ検査方法。
  6. 【請求項6】 冷凍装置を収容する検査室を設けると共
    に、この検査室内に少なくとも1個の超音波受信器を設
    けてなる請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の
    冷凍装置の漏れ検査方法。
  7. 【請求項7】 凝縮器と、膨張機構と,蒸発器とを順次
    接続した後、凝縮器入口と蒸発器出口間に超音波発信器
    を接続し、冷媒圧縮機以外の部分の冷凍装置漏れ検査終
    了後に、正規の冷媒圧縮機を接続してなる請求項1から
    請求項6のいずれか一項に記載の冷凍装置の漏れ検査方
    法。
  8. 【請求項8】 超音波発信器と凝縮器入口および蒸発器
    出口は継手により着脱自在に接続したことを特徴とする
    請求項7に記載の冷凍装置の漏れ検査方法。
  9. 【請求項9】 超音波発信器をダミー圧縮機内に組み込
    んだことを特徴とする請求項8に記載の冷凍装置の漏れ
    検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011052863A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫及び冷却貯蔵庫の冷凍装置の冷媒漏れ検査方法
CN110573808A (zh) * 2017-04-28 2019-12-13 三菱电机株式会社 制冷循环装置和具有该制冷循环装置的电气设备

Cited By (3)

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CN110573808A (zh) * 2017-04-28 2019-12-13 三菱电机株式会社 制冷循环装置和具有该制冷循环装置的电气设备
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