JP2004011892A - ギアユニットのエンドプレー測定方法及び測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンドプレーの測定作業を効率よく行う。
【解決手段】ギアユニット30を回転軸23が水平方向になるようにしてテーブル20上に配置し、ギアユニット30の少なくとも一部がテーブル20の面と非接触になるように、回転軸23を水平方向に維持した状態で上昇させて回転軸23を固定し、回転軸23の軸方向でギアケース22の一方側から他方側の方向にギアケース22に荷重を加えたときのギアケース22の第一の位置と、回転軸23の軸方向でギアケース22の他方側から一方側の方向にギアケース22に荷重を加えたときのギアケース22の第二の位置との相対的な移動量からテーパローラ軸受のエンドプレーを検出する。
【選択図】 図1
【解決手段】ギアユニット30を回転軸23が水平方向になるようにしてテーブル20上に配置し、ギアユニット30の少なくとも一部がテーブル20の面と非接触になるように、回転軸23を水平方向に維持した状態で上昇させて回転軸23を固定し、回転軸23の軸方向でギアケース22の一方側から他方側の方向にギアケース22に荷重を加えたときのギアケース22の第一の位置と、回転軸23の軸方向でギアケース22の他方側から一方側の方向にギアケース22に荷重を加えたときのギアケース22の第二の位置との相対的な移動量からテーパローラ軸受のエンドプレーを検出する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄道車両等に使用されるギアユニットのエンドプレーを測定するギアユニットのエンドプレー測定方法及び測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7及び図8は、例えば特開昭57−124120号公報に記載された従来のギアユニットのエンドプレー測定方法を示す説明図である。図7において、ギアケース1が支持台2により床面3に支持されている。まず、ギア4が嵌着されたピニオン軸5の両端をそれぞれテーパローラ軸受6,7を介して、ギアケース1に固着されたカバー8及びギアケース1でそれぞれ支持する。さらに、ピニオン9と噛み合うギア10が嵌着された出力側の回転軸11の両端をそれぞれテーパローラ軸受12,13を介して、ギアケース1に固着された軸受ハウジング14及びカバー8でそれぞれ支持する。ここで、ギアユニットの仮組立が終わる。
【0003】
次に、図8に示すように回転軸11の向きを上下反転させる。回転軸11が垂直方向で下向きになるように支持台15,16で支持し、回転軸11の先端が床面3から離れるように床面3との間に所定の間隔をあける。そして、この状態で回転軸11の上端面を軽く叩いて回転軸11を押し下げ、下側のテーパローラ軸受13を適正な位置に落ち着かせる。このとき、上側のテーパローラ軸受12の背面と軸受ハウジング14の端面との間に隙間fが生じる。
この状態でダイヤルゲージ17の測定子17aを回転軸11の上端面に当てて目盛りを零点に合わせる。次に、一方の支持台16を外して回転軸11の下端を床面3に当てると、回転軸11がギアケース1に対して相対的に押し上げられて、上側のテーパローラ軸受12の背面が軸受ハウジング14の端面に当接するまで軸方向へ変位する。この軸方向の変位をダイヤルゲージ17により読み取って、テーパローラ軸受け12の外輪と内輪との隙間(エンドプレー)を測定する。この測定したエンドプレーに応じて、シムにより外輪と内輪とのエンドプレーを適正な値に調整する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のギアユニットのエンドプレー測定方法は以上のように行われている。ここで、例えば鉄道車両用のギアユニットは、総重量が500kg〜750kg、回転軸11の軸径が180mm〜220mm、回転軸11の軸方向の全体の長さが1,800mm〜2,000mmというように長尺で大形である。このように、長尺・大形のギアユニットを図7の状態で仮組立後に、図8に示すように上下を反転させるので、反転装置が必要になると共に反転作業に長時間を要するため、エンドプレーの測定作業を効率よく行うのが困難であるという問題点があった。
この発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、エンドプレーの測定作業を効率よく行うことができるギアユニットのエンドプレー測定方法及び測定装置を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わるギアユニットのエンドプレーの測定方法は、ギアが嵌合された回転軸をテーパローラ軸受を介してギアケースで支持するようにしたギアユニットの、テーパローラ軸受の外輪と内輪とのエンドプレーを測定するギアユニットのエンドプレー測定方法において、ギアユニットを回転軸が水平方向になるようにしてテーブル上に配置し、ギアユニットの少なくとも一部がテーブルの面と非接触になるように、回転軸を水平方向に維持した状態でギアユニットを上昇させて回転軸を固定し、回転軸の軸方向でギアケースの一方側から他方側の方向にギアケースに荷重を加えたときのギアケースの第一の位置と、回転軸の軸方向でギアケースの他方側から一方側の方向にギアケースに荷重を加えたときのギアケースの第二の位置との相対的な移動量からテーパローラ軸受のエンドプレーを検出するようにしたものである。
【0006】
さらに、ギアが嵌合された回転軸をテーパローラ軸受を介してギアケースで支持するようにしたギアユニットの、テーパローラ軸受の外輪と内輪とのエンドプレーを測定するギアユニットのエンドプレー測定装置において、水平面を有し、水平面で回転軸が水平方向になるようにギアユニットを支持するテーブルと、ギアユニットの少なくとも一部がテーブルの面と非接触になるように、回転軸を水平方向に維持した状態でギアユニットを上昇させて回転軸を固定可能なギアユニット昇降手段と、ギアユニットの少なくとも一部がテーブルの面と非接触の状態で、回転軸の軸方向でギアケースの一方側から他方側の方向にギアケースに荷重を加える第一の荷重印加手段と、ギアユニットの少なくとも一部がテーブルの面と非接触の状態で、回転軸の軸方向でギアケースの他方側から一方側の方向にギアケースに荷重を加える第二の荷重印加手段と、第一の荷重印加手段によりギアケースに荷重を印加したときのギアケースの第一の位置と、第二の荷重印加手段によりギアケースに荷重を印加したときのギアケースの第二の位置との相対的な移動量によりエンドプレーを検出する変位測定手段とを備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は実施の形態1の構成を示す正面図、図2は図1を右側から見た側面図、図3は図1の要部を示す平面図、図4は図1の要部を示す断面図、及び図5は図1の要部を示す正面図である。
図1から図5において、18は床面、19は床面18に設置された架台、20は架台19上に直動ガイド21を介して水平に配置された平面上のテーブルで、直動ガイド21により図1の図示で左右方向に移動可能である。22はテーブル20上に配置されたギアケースで、開口部22a,22bを有する。23はギアケース22の開口部22a,22bに挿通された回転軸で、軸方向が水平になるように配置されている。24は回転軸23に焼嵌め等により嵌合されたギア、25,26はギアケース22の各開口部22a,22bに固着された軸受ふたで、ギアケース22で支持されると共に回転軸23が回動自在になるように構成されている。
【0008】
27は回転軸23と軸受ふた25との間に配置されたテーパローラ軸受で、回転軸23に焼嵌め等で嵌合された内輪27aと、軸受ふた25に焼嵌め等により嵌合された外輪27bとで構成されている。ここで、回転軸23はテーパローラ軸受27を介してギアケース22で支持されている。28は回転軸23と軸受ふた26との間に配置されたテーパローラ軸受で、回転軸23に焼嵌め等で嵌合された内輪28aと、軸受ふた26に焼嵌め等により嵌合された外輪28bとで構成されている。ここで、回転軸23はテーパローラ軸受28を介してギアケース22で支持されている。29は回動自在にギアケース22で支持されたピニオン軸で、ギア24と噛み合った小歯車(図示せず)が焼嵌め等により嵌合されている。なお、22〜29でギアユニット30が構成されている。31は隙間調整用シムで、ギアケース22と軸受ふた25との間に複数枚が配置されている。
【0009】
32はギアケース22の一方側の架台19上に回転軸23の両側に配置された一対の位置調整手段で、後述の第一の荷重印加手段37を回転軸23の軸方向に対して水平面で直角方向に駆動する。33はギアケース22の他方側の架台19上に回転軸23の両側に配置された一対の位置調整手段で、後述の第二の荷重印加手段40を回転軸23の軸方向に対して水平面で直角方向に駆動する。なお、各位置調整手段32,33は例えば図5に示すように、架台19に固定されたモータ34,モータ34により駆動される台形ねじ35及び台形ねじ35に螺合されたナット36で構成し、モータ34の回転方向により各荷重印加手段37,40を回転軸23に接近させ、又は回転軸23から離反させる。37は位置調整手段32に搭載された位置調整手段32と同様の構成である一対の第一の荷重印加手段で、モータ38の動力によりローラ39を介してギアケース22の一方側から他方側の方向にギアケース22に荷重を印加する。40は位置調整手段33に搭載された位置調整手段33と同様の構成である一対の第二の荷重印加手段で、モータ41の動力によりローラ42を介してギアケース22の他方側から一方側の方向にギアケース22に荷重を印加する。
43,44はギアケース22の各側に配置された一対のギアユニット昇降手段で、昇降用モータ45,モータ45により昇降可能な支持台46及び回転軸23と当接するローラ47とで構成されている。なお、ギアユニット昇降手段43は支柱48を介して床面18で支持され、ギアユニット昇降手段44は架台19上に配置されている。49は回転軸23に配置されたダイヤルゲージ等の変位測定手段で、固定具50により回転軸23に固着されている。
【0010】
次に動作について説明する。図6は動作状態を示す説明図である。図1から図6において、まずテーブル20上にギアユニット30を載置する。なお、ギアユニット30には図4に示すように調整用シム31を予め余分に配置しておく。そして、図6に示すように、ギアユニット昇降手段43,44のモータ45の駆動力により、ギアケース22の少なくとも一部がテーブル20の面と非接触になるように上昇させて、回転軸23を固定した状態で維持する。通常、ギアケース22は回転軸23に対して非対称形であるため、ギアケース22の片側のみがテーブル20面から離れる。なお、回転軸23はギアユニット30の重量によりギアユニット昇降手段43,44のローラ47上に固定される。
【0011】
次に、位置調整手段32,33の各モータ34を駆動して、ギアケース22に荷重を印加するのに適切な位置に各荷重印加手段37,40を移動させる。続いて、第一の荷重印加手段37のモータ38を駆動して、第一の荷重印加手段37が配置されている側のギアケース23の一方側から他方側の方向にギアケース22に、ローラ39を介して荷重を印加する。そして、テーパローラ軸受27の内輪27aの端面27cを軸受ふた25の端面25aとの隙間が最小となる第一の位置d1までギアケース22を移動させる。ここで、変位測定手段49の目盛を零点に合わせる。
次に、第一の荷重印加手段37を後退させてギアケース22から分離する。続いて、第二の荷重印加手段40のモータ41を駆動してギアケース22に荷重を印加し、ギアケース22の他方側から一方側の方向にギアケース22を移動させる。今度は、テーパローラ軸受27の内輪27aの端面27cと軸受ふた25の端面25aとの隙間が最大となる第二の位置d2に達する。ここで、変位測定手段49により第一の位置d1と第二の位置d2との相対的な移動量d=d1−d2を隙間(エンドプレー)として検出する。ここで、検出された隙間dを基に所定値の隙間になるように、シム31の枚数を選択してシム31の厚さeを調整する。
【0012】
以上のように、回転軸23を水平方向に維持した状態で、回転軸23の軸方向のギアケース22の一方側から他方側の方向にギアケース22に荷重を印加したときのギアケースの第一の位置d1と、ギアケース22の他方側から一方側の方向にギアケース22に荷重を印加したときのギアケース22の第二の位置d2との相対的な移動量dからテーパローラ軸受27のエンドプレーを検出することにより、回転軸23を水平方向に維持した状態でエンドプレーを検出できるので、エンドプレーの測定を容易に行うことができる。
上記実施の形態1において、位置調整手段32,33により各荷重印加手段37,40を、ギアケース22の適切な位置に移動させるものについて説明したが、ギアケース22の適切な位置が確定しているものであれば、各荷重印加手段37,40の位置を固定することができるので、位置調整手段32,33は不要である。
また、上記実施の形態1において、第1の荷重印加手段32及び第2の荷重印加手段33を回転軸23の両側に配置したものについて説明したが、それぞれ1個ずつでもギアケース22を移動させることができる。
また、1個の変位測定手段49によりギアケース22の移動量を測定するものについて説明したが、回転軸23の周上に複数個配置して各変位測定手段の検出値の平均値を採ることにより、検出精度の向上を図ることができる。
また、各荷重印加手段37,40及びギアユニット昇降手段43,44の各ローラ39,42,47にナイロン等でライニングすることにより、ギアケース22及び回転軸23に傷等の損傷を与えるのを防止することができる。
【0013】
【発明の効果】
この発明によれば、回転軸を水平方向に維持した状態で、回転軸の軸方向でギアケースの一方側から他方側の方向にギアケースに荷重を印加したときのギアケースの第一の位置と、ギアケースの他方側から一方側の方向にギアケースに荷重を印加したときのギアケースの第二の位置との相対的な移動量からテーパローラ軸受のエンドプレーを検出することにより、回転軸を水平方向に維持した状態でエンドプレーを検出できるので、エンドプレーの測定を容易に行うことができる。
さらに、回転軸を水平方向に維持した状態で、回転軸の軸方向でギアケースの一方側から他方側の方向に第一の荷重印加手段によりギアケースに荷重を印加したときのギアケースの第一の位置と、ギアケースの他方側から一方側の方向に第二の荷重印加手段によりギアケースに荷重を印加したときのギアケースの第二の位置との相対的な移動量を変位測定手段により検出することにより、回転軸を水平方向に維持した状態でエンドプレーを検出できるので、エンドプレーの測定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の構成を示す正面図である。
【図2】図1を右側から見た側面図である。
【図3】図1の要部を示す平面図である。
【図4】図1の要部を示す断面図である。
【図5】図1の要部を示す正面図である。
【図6】図1の動作状態を示す説明図である。
【図7】従来のギアユニットのエンドプレー測定方法を示す説明図である。
【図8】従来のギアユニットのエンドプレー測定方法を示す説明図である。
【符号の説明】
20 テーブル、22 ギアケース、23 回転軸、24 ギア、
27,28 テーパローラ軸受、30 ギアユニット、31 シム、
43,44 ギアユニット昇降手段、49 変位測定手段。
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄道車両等に使用されるギアユニットのエンドプレーを測定するギアユニットのエンドプレー測定方法及び測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7及び図8は、例えば特開昭57−124120号公報に記載された従来のギアユニットのエンドプレー測定方法を示す説明図である。図7において、ギアケース1が支持台2により床面3に支持されている。まず、ギア4が嵌着されたピニオン軸5の両端をそれぞれテーパローラ軸受6,7を介して、ギアケース1に固着されたカバー8及びギアケース1でそれぞれ支持する。さらに、ピニオン9と噛み合うギア10が嵌着された出力側の回転軸11の両端をそれぞれテーパローラ軸受12,13を介して、ギアケース1に固着された軸受ハウジング14及びカバー8でそれぞれ支持する。ここで、ギアユニットの仮組立が終わる。
【0003】
次に、図8に示すように回転軸11の向きを上下反転させる。回転軸11が垂直方向で下向きになるように支持台15,16で支持し、回転軸11の先端が床面3から離れるように床面3との間に所定の間隔をあける。そして、この状態で回転軸11の上端面を軽く叩いて回転軸11を押し下げ、下側のテーパローラ軸受13を適正な位置に落ち着かせる。このとき、上側のテーパローラ軸受12の背面と軸受ハウジング14の端面との間に隙間fが生じる。
この状態でダイヤルゲージ17の測定子17aを回転軸11の上端面に当てて目盛りを零点に合わせる。次に、一方の支持台16を外して回転軸11の下端を床面3に当てると、回転軸11がギアケース1に対して相対的に押し上げられて、上側のテーパローラ軸受12の背面が軸受ハウジング14の端面に当接するまで軸方向へ変位する。この軸方向の変位をダイヤルゲージ17により読み取って、テーパローラ軸受け12の外輪と内輪との隙間(エンドプレー)を測定する。この測定したエンドプレーに応じて、シムにより外輪と内輪とのエンドプレーを適正な値に調整する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のギアユニットのエンドプレー測定方法は以上のように行われている。ここで、例えば鉄道車両用のギアユニットは、総重量が500kg〜750kg、回転軸11の軸径が180mm〜220mm、回転軸11の軸方向の全体の長さが1,800mm〜2,000mmというように長尺で大形である。このように、長尺・大形のギアユニットを図7の状態で仮組立後に、図8に示すように上下を反転させるので、反転装置が必要になると共に反転作業に長時間を要するため、エンドプレーの測定作業を効率よく行うのが困難であるという問題点があった。
この発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、エンドプレーの測定作業を効率よく行うことができるギアユニットのエンドプレー測定方法及び測定装置を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わるギアユニットのエンドプレーの測定方法は、ギアが嵌合された回転軸をテーパローラ軸受を介してギアケースで支持するようにしたギアユニットの、テーパローラ軸受の外輪と内輪とのエンドプレーを測定するギアユニットのエンドプレー測定方法において、ギアユニットを回転軸が水平方向になるようにしてテーブル上に配置し、ギアユニットの少なくとも一部がテーブルの面と非接触になるように、回転軸を水平方向に維持した状態でギアユニットを上昇させて回転軸を固定し、回転軸の軸方向でギアケースの一方側から他方側の方向にギアケースに荷重を加えたときのギアケースの第一の位置と、回転軸の軸方向でギアケースの他方側から一方側の方向にギアケースに荷重を加えたときのギアケースの第二の位置との相対的な移動量からテーパローラ軸受のエンドプレーを検出するようにしたものである。
【0006】
さらに、ギアが嵌合された回転軸をテーパローラ軸受を介してギアケースで支持するようにしたギアユニットの、テーパローラ軸受の外輪と内輪とのエンドプレーを測定するギアユニットのエンドプレー測定装置において、水平面を有し、水平面で回転軸が水平方向になるようにギアユニットを支持するテーブルと、ギアユニットの少なくとも一部がテーブルの面と非接触になるように、回転軸を水平方向に維持した状態でギアユニットを上昇させて回転軸を固定可能なギアユニット昇降手段と、ギアユニットの少なくとも一部がテーブルの面と非接触の状態で、回転軸の軸方向でギアケースの一方側から他方側の方向にギアケースに荷重を加える第一の荷重印加手段と、ギアユニットの少なくとも一部がテーブルの面と非接触の状態で、回転軸の軸方向でギアケースの他方側から一方側の方向にギアケースに荷重を加える第二の荷重印加手段と、第一の荷重印加手段によりギアケースに荷重を印加したときのギアケースの第一の位置と、第二の荷重印加手段によりギアケースに荷重を印加したときのギアケースの第二の位置との相対的な移動量によりエンドプレーを検出する変位測定手段とを備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は実施の形態1の構成を示す正面図、図2は図1を右側から見た側面図、図3は図1の要部を示す平面図、図4は図1の要部を示す断面図、及び図5は図1の要部を示す正面図である。
図1から図5において、18は床面、19は床面18に設置された架台、20は架台19上に直動ガイド21を介して水平に配置された平面上のテーブルで、直動ガイド21により図1の図示で左右方向に移動可能である。22はテーブル20上に配置されたギアケースで、開口部22a,22bを有する。23はギアケース22の開口部22a,22bに挿通された回転軸で、軸方向が水平になるように配置されている。24は回転軸23に焼嵌め等により嵌合されたギア、25,26はギアケース22の各開口部22a,22bに固着された軸受ふたで、ギアケース22で支持されると共に回転軸23が回動自在になるように構成されている。
【0008】
27は回転軸23と軸受ふた25との間に配置されたテーパローラ軸受で、回転軸23に焼嵌め等で嵌合された内輪27aと、軸受ふた25に焼嵌め等により嵌合された外輪27bとで構成されている。ここで、回転軸23はテーパローラ軸受27を介してギアケース22で支持されている。28は回転軸23と軸受ふた26との間に配置されたテーパローラ軸受で、回転軸23に焼嵌め等で嵌合された内輪28aと、軸受ふた26に焼嵌め等により嵌合された外輪28bとで構成されている。ここで、回転軸23はテーパローラ軸受28を介してギアケース22で支持されている。29は回動自在にギアケース22で支持されたピニオン軸で、ギア24と噛み合った小歯車(図示せず)が焼嵌め等により嵌合されている。なお、22〜29でギアユニット30が構成されている。31は隙間調整用シムで、ギアケース22と軸受ふた25との間に複数枚が配置されている。
【0009】
32はギアケース22の一方側の架台19上に回転軸23の両側に配置された一対の位置調整手段で、後述の第一の荷重印加手段37を回転軸23の軸方向に対して水平面で直角方向に駆動する。33はギアケース22の他方側の架台19上に回転軸23の両側に配置された一対の位置調整手段で、後述の第二の荷重印加手段40を回転軸23の軸方向に対して水平面で直角方向に駆動する。なお、各位置調整手段32,33は例えば図5に示すように、架台19に固定されたモータ34,モータ34により駆動される台形ねじ35及び台形ねじ35に螺合されたナット36で構成し、モータ34の回転方向により各荷重印加手段37,40を回転軸23に接近させ、又は回転軸23から離反させる。37は位置調整手段32に搭載された位置調整手段32と同様の構成である一対の第一の荷重印加手段で、モータ38の動力によりローラ39を介してギアケース22の一方側から他方側の方向にギアケース22に荷重を印加する。40は位置調整手段33に搭載された位置調整手段33と同様の構成である一対の第二の荷重印加手段で、モータ41の動力によりローラ42を介してギアケース22の他方側から一方側の方向にギアケース22に荷重を印加する。
43,44はギアケース22の各側に配置された一対のギアユニット昇降手段で、昇降用モータ45,モータ45により昇降可能な支持台46及び回転軸23と当接するローラ47とで構成されている。なお、ギアユニット昇降手段43は支柱48を介して床面18で支持され、ギアユニット昇降手段44は架台19上に配置されている。49は回転軸23に配置されたダイヤルゲージ等の変位測定手段で、固定具50により回転軸23に固着されている。
【0010】
次に動作について説明する。図6は動作状態を示す説明図である。図1から図6において、まずテーブル20上にギアユニット30を載置する。なお、ギアユニット30には図4に示すように調整用シム31を予め余分に配置しておく。そして、図6に示すように、ギアユニット昇降手段43,44のモータ45の駆動力により、ギアケース22の少なくとも一部がテーブル20の面と非接触になるように上昇させて、回転軸23を固定した状態で維持する。通常、ギアケース22は回転軸23に対して非対称形であるため、ギアケース22の片側のみがテーブル20面から離れる。なお、回転軸23はギアユニット30の重量によりギアユニット昇降手段43,44のローラ47上に固定される。
【0011】
次に、位置調整手段32,33の各モータ34を駆動して、ギアケース22に荷重を印加するのに適切な位置に各荷重印加手段37,40を移動させる。続いて、第一の荷重印加手段37のモータ38を駆動して、第一の荷重印加手段37が配置されている側のギアケース23の一方側から他方側の方向にギアケース22に、ローラ39を介して荷重を印加する。そして、テーパローラ軸受27の内輪27aの端面27cを軸受ふた25の端面25aとの隙間が最小となる第一の位置d1までギアケース22を移動させる。ここで、変位測定手段49の目盛を零点に合わせる。
次に、第一の荷重印加手段37を後退させてギアケース22から分離する。続いて、第二の荷重印加手段40のモータ41を駆動してギアケース22に荷重を印加し、ギアケース22の他方側から一方側の方向にギアケース22を移動させる。今度は、テーパローラ軸受27の内輪27aの端面27cと軸受ふた25の端面25aとの隙間が最大となる第二の位置d2に達する。ここで、変位測定手段49により第一の位置d1と第二の位置d2との相対的な移動量d=d1−d2を隙間(エンドプレー)として検出する。ここで、検出された隙間dを基に所定値の隙間になるように、シム31の枚数を選択してシム31の厚さeを調整する。
【0012】
以上のように、回転軸23を水平方向に維持した状態で、回転軸23の軸方向のギアケース22の一方側から他方側の方向にギアケース22に荷重を印加したときのギアケースの第一の位置d1と、ギアケース22の他方側から一方側の方向にギアケース22に荷重を印加したときのギアケース22の第二の位置d2との相対的な移動量dからテーパローラ軸受27のエンドプレーを検出することにより、回転軸23を水平方向に維持した状態でエンドプレーを検出できるので、エンドプレーの測定を容易に行うことができる。
上記実施の形態1において、位置調整手段32,33により各荷重印加手段37,40を、ギアケース22の適切な位置に移動させるものについて説明したが、ギアケース22の適切な位置が確定しているものであれば、各荷重印加手段37,40の位置を固定することができるので、位置調整手段32,33は不要である。
また、上記実施の形態1において、第1の荷重印加手段32及び第2の荷重印加手段33を回転軸23の両側に配置したものについて説明したが、それぞれ1個ずつでもギアケース22を移動させることができる。
また、1個の変位測定手段49によりギアケース22の移動量を測定するものについて説明したが、回転軸23の周上に複数個配置して各変位測定手段の検出値の平均値を採ることにより、検出精度の向上を図ることができる。
また、各荷重印加手段37,40及びギアユニット昇降手段43,44の各ローラ39,42,47にナイロン等でライニングすることにより、ギアケース22及び回転軸23に傷等の損傷を与えるのを防止することができる。
【0013】
【発明の効果】
この発明によれば、回転軸を水平方向に維持した状態で、回転軸の軸方向でギアケースの一方側から他方側の方向にギアケースに荷重を印加したときのギアケースの第一の位置と、ギアケースの他方側から一方側の方向にギアケースに荷重を印加したときのギアケースの第二の位置との相対的な移動量からテーパローラ軸受のエンドプレーを検出することにより、回転軸を水平方向に維持した状態でエンドプレーを検出できるので、エンドプレーの測定を容易に行うことができる。
さらに、回転軸を水平方向に維持した状態で、回転軸の軸方向でギアケースの一方側から他方側の方向に第一の荷重印加手段によりギアケースに荷重を印加したときのギアケースの第一の位置と、ギアケースの他方側から一方側の方向に第二の荷重印加手段によりギアケースに荷重を印加したときのギアケースの第二の位置との相対的な移動量を変位測定手段により検出することにより、回転軸を水平方向に維持した状態でエンドプレーを検出できるので、エンドプレーの測定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の構成を示す正面図である。
【図2】図1を右側から見た側面図である。
【図3】図1の要部を示す平面図である。
【図4】図1の要部を示す断面図である。
【図5】図1の要部を示す正面図である。
【図6】図1の動作状態を示す説明図である。
【図7】従来のギアユニットのエンドプレー測定方法を示す説明図である。
【図8】従来のギアユニットのエンドプレー測定方法を示す説明図である。
【符号の説明】
20 テーブル、22 ギアケース、23 回転軸、24 ギア、
27,28 テーパローラ軸受、30 ギアユニット、31 シム、
43,44 ギアユニット昇降手段、49 変位測定手段。
Claims (2)
- ギアが嵌合された回転軸をテーパローラ軸受を介してギアケースで支持するようにしたギアユニットの、上記テーパローラ軸受の外輪と内輪とのエンドプレーを測定するギアユニットのエンドプレー測定方法において、上記ギアユニットを上記回転軸が水平方向になるようにしてテーブル上に配置し、上記ギアユニットの少なくとも一部が上記テーブルの面と非接触になるように、上記回転軸を水平方向に維持した状態で上記ギアユニットを上昇させて上記回転軸を固定し、上記回転軸の軸方向でギアケースの一方側から他方側の方向に上記ギアケースに荷重を加えたときの上記ギアケースの第一の位置と、上記回転軸の軸方向でギアケースの他方側から一方側の方向に上記ギアケースに荷重を加えたときの上記ギアケースの第二の位置との相対的な移動量から上記テーパローラ軸受のエンドプレーを検出するようにしたことを特徴とするギアユニットのエンドプレー測定方法。
- ギアが嵌合された回転軸をテーパローラ軸受を介してギアケースで支持するようにしたギアユニットの、上記テーパローラ軸受の外輪と内輪とのエンドプレーを測定するギアユニットのエンドプレー測定装置において、水平面を有し、上記水平面で上記回転軸が水平方向になるように上記ギアユニットを支持するテーブルと、上記ギアユニットの少なくとも一部が上記テーブルの面と非接触になるように、上記回転軸を水平方向に維持した状態で上記ギアユニットを上昇させて上記回転軸を固定可能なギアユニット昇降手段と、上記ギアユニットの少なくとも一部が上記テーブルの面と非接触の状態で、上記回転軸の軸方向で上記ギアケースの一方側から他方側の方向に上記ギアケースに荷重を加える第一の荷重印加手段と、上記ギアユニットの少なくとも一部が上記テーブルの面と非接触の状態で、上記回転軸の軸方向で上記ギアケースの他方側から一方側の方向に上記ギアケースに荷重を加える第二の荷重印加手段と、上記第一の荷重印加手段により上記ギアケースに荷重を印加したときの上記ギアケースの第一の位置と、上記第二の荷重印加手段により上記ギアケースに荷重を印加したときの上記ギアケースの第二の位置との相対的な移動量によりエンドプレーを検出する変位測定手段とを備えたことを特徴とするギアユニットのエンドプレー測定装置。
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