JP2004011791A - パッキン - Google Patents

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Abstract

【課題】1つのパッキンで幅広いエンジン部への装着が可能であり、又組み付け効率も優れたエンジン始動用スタータに用いられるパッキンを提供する。
【解決手段】外周部に締め代を調整するためのV字型の蛇腹部10が設けられており、また当たり面として表面に平面部8が設けられ、更にフロントブラケット4との合わせ面に凸部9が設けられているパッキン7を、フロントブラケット開口部12に設けられている凹部11へ嵌め込み装着させることにより、スタータは幅広いエンジン部への装着が可能となり、またフロントブラケット開口部12からスタータ内部への水の侵入を防ぐことができる。
【選択図】     図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はエンジン始動用スタータに用いられる防水機能を有するパッキンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からあるエンジン用スタータにおいては、エンジンブロックとコンバータハウジングが別体であるため、そこに隙間が生じ、この隙間からの水の浸入を防ぐために、フロントブラケット開口部に、粘着力の有るシールによりスポンジ材を装着したスタータをエンジンブロックへ取り付けていた。
【0003】
図6は従来のスタータがエンジン部に取り付けられる前の状態を示す側面図、図7は取り付けられた後の状態を示す側面図である。
図において、21はエンジン始動用スタータ、22はモータ、23はマグネットスイッチ、24はフロントブラケット、25はスポンジ材からなるパッキンであり、パッキン25は幅aを有している。又、26はコンバータハウジング、27はエンジンブロック、28はスタータ21とエンジン部とを固定するためのボルトである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエンジン始動用スタータは以上のように構成されていたので、フロントブラケット開口部からの水の侵入を防ぐためのものとして、スポンジ材を使用していたが、ある程度の締め代(a−b)を調節することは可能だが、それが大きくなると、エンジン部へ装着する際の作業性が悪くなるという問題点があり、エンジン(エンジンブロック)を統合し、ミッション(コンバータハウジング)を変更すると、コンバータハウジングの径が変わり、それとともに締め代も変わるため、パッキンを数種類設定する必要があるという問題点があった。
【0005】
また、粘着力のあるシールによりパッキンをフロントブラケット開口部へ装着していたが、位置決めがされていないため、装着時に細心の注意をはらわなければならず、組付け効率が悪く、また再使用ができないという問題点があった。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、1つのパッキンで幅広いエンジン部への装着が可能であり、又組み付け性も容易で、受水を防ぐことのできるパッキンを装着したスタータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係るパッキンは、エンジン始動用スタータのフロントブラケット開口部に設置されるものであって、外周部又は内周部にV字型に形成された蛇腹部を設けるとともに、フロントブラケットとの当たり面に平面部を設けたものである。
【0008】
この発明の請求項2に係るパッキンは、フロントブラケット開口部に設けられた凹部に嵌合する凸部を設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の一実施形態を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1によるエンジン始動用スタータを示す側面図であり、エンジン始動用スタータ1は、通電を受けて回転力を発生する始動モータ2と、この始動モータ2の回転を減速して出力軸3に伝達する遊星歯車減速装置と、出力軸3を支持するフロントブラケット4と、出力軸3に伝達された回転をピニオンギヤ4に伝達するオーバーランニングクラッチ5と、ピニオンギヤ4に押し出し力を発生させるマグネチックスイッチ6より構成される。
【0010】
図2はフロントブラケット4の開口部に装着されるパッキンを示す正面図、図3は図2におけるA−A線断面図、図4は側面図、図5はフロントブラケット開口部にパッキンを装着させた状態を示すフロントブラケット開口部正面図である。
【0011】
図において、7はゴム材からなるパッキン、8は当たり面として表面に設けられた平面部、9はフロントブラケット4との合わせ面に嵌合させる凸部、10はパッキン7の外周部aに設けられた締め代を調整するためのV字型に形成された蛇腹部であり、このV字型の蛇腹部はパッキン7の内周部b側に設けてもよい。
【0012】
又、11はフロントブラケット4の開口部12に設けられ、上記凸部9と嵌合する凹部である。
このように、フロントブラケット4の開口部12には凹部11が設けられており、この凹部12にパッキン7に設けられている凸部9を嵌め込むことにより、容易に装着できるため、作業性並びに組み付け性が改善され、また従来品のようなシールで装着しなくても位置決めされているので、安定したものを供給できる。
【0013】
そして、フロントブラケット開口部12にゴム材からなり、締め代を調整するためのV字型の蛇腹部10が設けられており、また当たり面として表面に平面部8が設けられているパッキン7を設置したので、締め代が大きくなってもエンジン部へ装着する際の作業性は改善され、1つのパッキン7で幅広いエンジン部への装着が可能となるとともに、パッキン7がシールの役目を果たすため、フロントブラケット開口部12からエンジン始動用スタータ1内部への水の侵入を防ぐことができる。
【0014】
本実施形態によれば、以上のように構成されており、フロントブラケット開口部12に装着されたパッキン7に蛇腹部10が設けられているため、締め代が調整でき、幅広いエンジン部へ装着が可能となり、又フロントブラケット開口部12にパッキン7を装着することが容易となり、また安定したものを容易に供給することが可能となった。
【0015】
【発明の効果】
この発明の請求項1に係るパッキンによれば、エンジン始動用スタータのフロントブラケット開口部に設置されるものであって、外周部又は内周部にV字型に形成された蛇腹部を設けるとともに、フロントブラケットとの当たり面に平面部を設けたので、締め代が大きくなってもエンジン部へ装着する際の作業性が改善され、1つのパッキンで幅広く対応することができる。
【0016】
この発明の請求項2に係るパッキンによれば、フロントブラケット開口部に設けられた凹部に嵌合する凸部を設けたので、組み付け作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるエンジン始動用スタータを示す側面図である。
【図2】パッキンを示す正面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】パッキンを示す側面図である。
【図5】フロントブラケット開口部を示す正面図である。
【図6】従来のスタータを示す側面図である。
【図7】従来のスタータを示す側面図である。
【符号の説明】
1 エンジン始動用スタータ、4 フロントブラケット、7 パッキン、8 平面部、9 凸部、10 蛇腹部、11 凹部、12 フロントブラケット開口部。

Claims (2)

  1. エンジン始動用スタータのフロントブラケット開口部に設置されるパッキンであって、外周部又は内周部にV字型に形成された蛇腹部を設けるとともに、上記フロントブラケットとの当たり面に平面部を設けたことを特徴とするパッキン。
  2. 上記フロントブラケット開口部に設けられた凹部に嵌合する凸部を設けたことを特徴とする請求項1記載のパッキン。
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