JP2004011110A - コンクリート構造物における型枠の施工方法及び型枠・支柱の吊上げ方法 - Google Patents

コンクリート構造物における型枠の施工方法及び型枠・支柱の吊上げ方法 Download PDF

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Yoichi Shiba
芝 洋一
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Abstract

【課題】従来の方法の半数の巻上装置で型枠・支柱両方の吊上げ、材料費や盛替え等の労務費を半分以下に低減し、又該コンクリートと支柱とのクリアランスを狭くすることが可能になり、より確実で安全な作業状態を確保でき、同時に許容荷重を増大させる。
【解決手段】コンクリート構造物に、型枠Xを移動させる空間を保持し、かつ、複数段の足場Yを固定した支柱1をて並設して設け、該支柱上端部に巻上装置2を設置し、該巻上装置から延びたワイヤー、チェーン等の牽引部材3を、該支柱下端部付近に設けた滑車4aを介して巻回し、該牽引部材を強度の出たコンクリート壁面Cに取り付けた固定部材5に設けた滑車4bに再度、巻回し、該牽引部材の端部を該支柱に固定することにより、型枠・支柱の上下への移動を1支柱に対し巻上装置1台で可能にしたことを特徴とするコンクリート構造物における型枠の施工方法における型枠・支柱の吊上げ方法。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンクリート構造物における型枠の施工方法及び型枠・支柱の吊上げ方法に関するものである
【0002】
【従来の技術】
従来、コンクリート構造物における型枠の施工方法における型枠・支柱の吊上げるための手段は、支柱を型枠の上端部に、又は強度の出たコンクリート壁面と支柱の下端部付近に、それぞれ巻上装置を設け、フリーの型枠を巻上装置で吊上げたり、フリーの支柱を巻上装置で吊上げるものであった。
【0003】
又、それぞれに巻上装置を設けない場合は、毎回の繰り返し作業の都度、巻上装置を盛り替えて使用していた。この場合1本の支柱に対し2台の巻上装置を常設するが型枠・支柱ともかなりの重量の為、現実的に手動式の巻上装置を使用することは作業上困難であった。
【0004】
さらに、電動式の巻上装置を使用するのが一般的であるが、装置が大型の物になり2台分の費用がかかる。又メンテナンス等も2台分の手間、費用がかかる。もしくは1台の巻上装置を人力又はクレーン等で盛り替える作業が必要になるが、かなりの重量と大きさになる為、莫大な労力を要する。
【0005】
そして、コンクリート壁面と支柱の下端部付近に巻上装置を設ける場合、大型の装置を収めるだけの大きなクリアランスをコンクリート壁面と支柱との間にとらなければならない。そうなると、型枠・鉄筋・コンクリート作業が困難になり、身を乗り出す作業が増え危険性が増大するという欠点が生ずる。
以上のような観点から型枠・支柱の吊上げ時には費用と手間が多くかかるの を常としているのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこでこの発明は、上記の欠点を除去し、従来の方法の半数の巻上装置で型枠・支柱両方の吊上げを可能にすることによって、材料費や盛替え等の労務費を半分以下に低減し、又該コンクリートと支柱とのクリアランスを狭くすることが可能になり、作業性と安全性の向上、及び動滑車の原理を利用することにより巻上速度の減速によって、より確実で安全な作業状態を確保でき、同時に許容荷重を増大させることができることによって巻上装置の小型化が図れる為、大幅なコスト削減が図れるコンクリート構造物における型枠の施工方法における型枠・支柱の吊上げ方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
そして、この発明は、コンクリート構造物に、型枠を移動させる空間を保持し、かつ、複数段の足場を固定した支柱を並設して設け、該支柱の上端部に巻上装置を設置し、該巻上装置から延びた牽引部材を、該支柱下端部付近に設けた滑車を介して巻回し、該牽引部材を強度の出たコンクリート壁面に取り付けた固定部材に設けた滑車に再度、巻回し、該牽引部材の端部を該支柱に固定することにより、型枠・支柱の上下への移動を1支柱に対し、巻上装置1台で可能にしたことを特徴とするコンクリート構造物における型枠の施工方法における型枠・支柱の吊上げ方法により解決しようとするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の一実施例を図1及び図2に従って、詳述すると、コンクリート構造物に、型枠(X)を移動させる空間を保持し、かつ、複数段の足場(Y)を固定した支柱(1)を、コンクリート構造物に並設し、該支柱上端部に巻上装置(2)を設置し、該巻上装置(2)から延びたワイヤー、チェーン等の牽引部材(3)を、該支柱(1)下端部付近に設けた滑車(4a)を介して巻回し、該牽引部材(3)を、強度の出たコンクリート壁面(C)に取り付けた固定部材(5)に設けた滑車(4b)に再度、巻回し、該牽引部材(3)の端部を該支柱に固定することにより、型枠・支柱の上下への移動を1支柱に対し巻上装置1台で可能にしたことを特徴とするコンクリート構造物における型枠の施工方法における型枠・支柱の吊上げ方法からなるものである。
【0009】
そして、この発明において、巻上装置(2)とは、支柱(1)の上層部に設置し、チェーンブロック(電動・手動)・ホイスト・ウインチ等をいうものである。
【0010】
また、この発明には、動滑車の原理により巻上速度を遅くすることができ、さらに、動滑車の原理により許容荷重を増大させることも可能となる。
【0011】
【発明の効果】
この発明によると、コンクリート構造物に、型枠(X)を移動させる空間を保持して並設する支柱(1)を設け、該支柱上端部に巻上装置(2)を設置したことにより、該コンクリート構造物と支柱とのクリアランスを狭くすることが可能になり、作業性がよく、また、作業員の安全性を確保することができる。
【0012】
さらに、巻上装置から伸びたワイヤー、チェーン等の部材(3)を、該支柱下層部に設けた滑車(4a)に介し、そのワイヤー、チェーン等を強度のでたコンクリート壁面に取り付けた金物(5)に設けた滑車(4b)に再度介し、ワイヤー、チェーン等の端部を該支柱に固定することにより、型枠・支柱の上下への移動を1支柱に対し、巻上装置1台で可能であり、従来の方法の半数の巻上装置で型枠・支柱両方の吊上げを可能にすることによって、材料費や盛替え等の労務費を半分以下に低減することができる。
【0013】
また、動滑車の原理により、巻上装置(2)の巻き上げ速度を遅くすることにより、安全性を確保できるものである。
【0014】
さらに、動滑車の原理により、許容荷重を増大させたことにより、許容荷重を増大させることができることによって巻上装置の小型化が図れる為、大幅なコスト削減が図れるものである。
【0015】
そして、この発明によると、1支柱に対して巻上装置が1台ですみ、許容荷重も半分以下ですむ為、装置費が極めて安価であり、又作業上においても容易かつ安全な為極めて有益なる効果を発揮するものである。。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す一部欠截側面図である。
【図2】この発明の施工方法の一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 支柱
2 巻上装置
3 牽引部材
4a 滑車
4b 滑車
5 固定部材
C コンクリート
X 型枠
Y 足場

Claims (3)

  1. コンクリート構造物に、型枠(X)を移動させる空間を保持し、かつ、複数段の足場(Y)を固定した支柱(1)をて並設して設け、該支柱上端部に巻上装置(2)を設置し、該巻上装置(2)から延びたワイヤー、チェーン等の牽引部材(3)を、該支柱(1)下端部付近に設けた滑車(4a)を介して巻回し、該牽引部材(3)を強度の出たコンクリート壁面(C)に取り付けた固定部材(5)に設けた滑車(4b)に再度、巻回し、該牽引部材(3)の端部を該支柱に固定することにより、型枠・支柱の上下への移動を1支柱に対し巻上装置1台で可能にしたことを特徴とするコンクリート構造物における型枠の施工方法における型枠・支柱の吊上げ方法。
  2. 動滑車の原理により巻上速度を遅くしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の、コンクリート構造物における型枠の施工方法における型枠・支柱の吊上げ方法。
  3. 動滑車の原理により許容荷重を増大させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコンクリート構造物における型枠の施工方法における型枠・支柱の吊上げ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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