JP2004009899A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行経路中に配設された摩擦駆動輪によって走行駆動させるのに好適な搬送装置を提供すること。
【解決手段】走行経路中に於いて前後の搬送装置20の棒状本体21がその隣接端部どうし互いに連結されるか又は互いに当接し得るように構成された搬送装置20に於いて、前記棒状本体21は、被搬送物支持台22を備えた中央棒状部材26と、この中央棒状部材26の前後両端にそれぞれ垂直軸心27a,27bの周りに水平揺動自在に接続された両端棒状部材28A,28Bとから成り、トロリー23,24は、中央棒状部材26の前後両端にそれぞれ前記垂直軸心27a,27bの周りに水平揺動自在に取り付けられ、両端棒状部材28A,28Bは、水平揺動垂直軸心27a,27bを共通とする前記各トロリー23,24と連結されて、当該トロリー23,24と一体に水平揺動する構成。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行経路中に配設された摩擦駆動輪によって走行駆動させるのに好適な搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の搬送装置として、ガイドレールに支持案内される走行方向複数のトロリーと、これらトロリーによって支持される走行方向に長い棒状本体と、当該棒状本体に支持される被搬送物支持手段とを備え、走行経路中に於いて前後の搬送装置の前記棒状本体がその隣接端部どうし互いに連結されるか又は互いに当接し得るように構成されたものが知られている。而して、係る搬送装置を摩擦駆動する場合、前記棒状本体の側面を全長にわたって摩擦駆動面とし、走行経路中の適所に配設されたモーター駆動の摩擦駆動輸を前記棒状本体の側面、即ち、摩擦駆動面に圧接して搬送装置を走行駆動させることになる。
【0003】
具体例を説明すると、図4及び図5Aに示すように、棒状本体1は、被搬送物支持手段としての被搬送物支持台2を前後両端で支持部材3a,3bを介して支持する中央棒状部材4と、この中央棒状部材4の前後両端にそれぞれ垂直軸心5a,5bの周りに水平揺動自在に連結された端部棒状部材6A,6Bとから構成され、この棒状本体1を支持するトロリーとして、前記中央棒状部材4と端部棒状部材6A,6Bとの連結部を前記垂直軸心5a,5bの周りに水平揺動自在な状態で支持する前後一対のロードトロリー7A,7Bと、端部棒状部材6A,6Bの遊端近傍位置を垂直軸心8a,8bの周りに水平揺動自在な状態で支持する前後両端トロリー9A,9Bとが設けられる。この構成の搬送装置10が、前記トロリー7A,7B及び9A,9Bを介してガイドレール11に走行可能に支持されるのであるが、被搬送物支持台2の全長とこれに支持される被搬送物Wの全長との内、長い方の全長(図示例では被搬送物支持台2の全長)より棒状本体1の全長が長く、走行経路上で前後に隣り合う搬送装置10の棒状本体1どうしが互いに突き合う状態になっても、両搬送装置10の被搬送物支持台2どうし又は搭載している被搬送物Wどうしが衝突しないように構成されている。
【0004】
上記構成の搬送装置10を摩擦駆動方式の走行駆動手段によって走行させる場合、その棒状本体1の左右両側面が摩擦駆動面12a,12bとなるように、全長にわたって走行方向と平行な平坦垂直面に構成される。そして走行経路中の適当箇所に、図5Aに仮想線で示すように、当該棒状本体1の片側の摩擦駆動面12aに圧接するモーター駆動の摩擦駆動輪13を備えた摩擦駆動装置14が併設される。又、必要に応じて、前記摩擦駆動輸13との間で棒状本体1を挟むバックアップローラー15が併設される。この摩擦駆動装置14が搬送装置10の走行経路中で少なくとも水平カーブ経路部に配設されるときは、図5Bに示すように当該水平カーブ経路部を搬送装置10が走行するときの走行経路中心線(各トロリー7A,7B、9A,9Bの水平揺動中心である垂直軸心5a,5b、8a,8bの移動軌跡)に対して棒状本体1の摩擦駆動面12a,12bが水平カーブ経路部の半径中心側にずれるため、前記摩擦駆動輸13やバックアップローラー15は、左右横方向に横動自在に支持されると共に、スプリング等の付勢手段で互いに接近する方向に付勢される。
【0005】
尚、各トロリー7A,7B、9A,9Bは、基本的に同一構造のもので、それぞれの水平揺動中心である垂直軸心5a,5b、8a,8bに対し前後対称に配置された左右一対前後一組の支持用水平軸ローラー16と、前後一対の振れ止め用垂直軸ローラー17とを備え、垂直軸心5a,5b、8a,8bと同心状の垂直軸18が上向きに突設され、この垂直軸18に棒状本体1の各棒状部材4,6A,6Bが支承されている。ガイドレール11は、左右一対の支持用水平軸ローラー16が各別に嵌合する断面コ字形のレールを左右一対並設したもので、両レール間に振れ止め用垂直軸ローラー17が嵌合するものである。
【0006】
而して、搬送装置10の走行経路が無端循環経路であって、当該走行経路の全域を搬送装置10が埋めてしまうように所要台数の搬送装置10がセットされているときは、摩擦駆動装置14によって前進方向に押し出される搬送装置10は、その棒状本体1の前端(端部棒状部材6Aの遊端8a又は端部棒状部材6Bの遊端6b)が直前の搬送装置10の棒状本体1の後端(端部棒状部材6Bの遊端6b又は端部棒状部材6Aの遊端6a)に当接することにより、直前の搬送装置10を後押しすることになる。従って、一つの摩擦駆動装置14から次の摩擦駆動装置14までの間では、在席する各搬送装置10がその直前の搬送装置10を後押し駆動することになるので、結果的に各搬送装置10が数珠つなぎに無端状に連なった状態で定速走行することになる。この場合、摩擦駆動装置14は、無端循環経路中のUターン部を含む任意の一箇所又は複数箇所に設置することが出来る。
【0007】
又、図4に示すように、前後の搬送装置10を互いに連結する連結手段40が併用される場合もある。例えば、棒状本体1の一端、例えば端部棒状部材6Aの先端部に可動連結具41が支軸42により上下揺動自在に軸支され、棒状本体1の他端、例えば端部棒状部材6Bの先端部に、隣接する搬送装置10の前記可動連結具41が嵌合するピン状の固定連結具43が突設され、前記可動連結具41には、走行経路脇の操作手段、例えばカムにより操作されるカム従動ローラー44が設けられ、搬送装置10を連結走行させる区間では、前後の搬送装置10どうしを可動連結具41と固定連結具43との嵌合により連結しておくことにより、前記摩擦駆動装置14で押し出される搬送装置10により、連結状態の後続搬送装置10を牽引駆動させることが出来る。又、この牽引駆動が不要な区間では、可動連結具41と固定連結具43とによる前後の搬送装置10どうしの連結を解除しておけば良い。
【0008】
以上のように、直後の搬送装置10で直前の搬送装置10を棒状本体1により後押し駆動する場合や連結手段40を利用して前後の搬送装置10を連結して牽引駆動させる場合、棒状本体1の前後両端(端部棒状部材6aの遊端6a及び端部棒状部材6Bの遊端6b)は、Uターン経路部に於いても、搬送装置10が走行するときの走行経路中心線(各トロリー7A,7B、9A,9Bの水平揺動中心である垂直軸心5a,5b、8a,8bの移動軌跡)に対する左右横方向へのずれ量が少なく、しかも当該棒状本体1の前後両端を備えた棒状部材(端部棒状部材6A,6B)の長さ方向が前記走行経路中心線に対する接線方向に近いのが、後押し力又は牽引力を効率よく作用させる点で望ましいことである。又、Uターン経路部に前記摩擦駆動装置14が設置される場合で、搬送装置10が後押し駆動されて当該摩擦駆動装置14に進入するときも、上記の条件を満たすならば、摩擦駆動装置14の摩擦駆動輪13やバックアップローラー15に対する棒状本体1の先端の進入が円滑に行われ、当該摩擦駆動輪13やバックアップローラー15の損傷も防止して耐用年数を伸ばすことが出来る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような観点から従来は、上記のように棒状本体1を4つのトロリー7A,7B、9A,9Bで支持する構成を採用していた。即ち、被搬送物支持台2を支持する中央棒状部材4の前後両端を支持する2つのロードトロリー7A,7Bの他に、前後両端の棒状部材6A,6Bの向きを規制するためのトロリー9A,9Bを設けて、合計4つのトロリーを使用する構成となっていたので、搬送装置10の構成部品の点数が多くなり、単に重量アップとなるだけでなく、製造コストが非常に高くつく問題点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る搬送装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、ガイドレール11に支持案内される走行方向複数のトロリー23,24と、これらトロリー23,24によって支持される走行方向に長い棒状本体21と、当該棒状本体21に支持される被搬送物支持手段(被搬送物支持台22)とを備えた搬送装置20であって、走行経路中に於いて前後の搬送装置20の前記棒状本体21がその隣接端部どうし互いに連結されるか又は互いに当接し得るように構成された搬送装置20に於いて、前記棒状本体21は、前記被搬送物支持手段(被搬送物支持台22)を備えた中央棒状部材26と、当該中央棒状部材26の前後両端にそれぞれ垂直軸心27a,27bの周りに水平揺動自在に接続された両端棒状部材28A,28Bとから成り、前記トロリー23,24は、前記中央棒状部材26の前後両端にそれぞれ前記垂直軸心27a,27bの周りに水平揺動自在に取り付けられ、前記両端棒状部材28A,28Bは、水平揺動垂直軸心27a,27bを共通とする前記各トロリー23,24と連結されて、当該トロリー23,24と一体に水平揺動する構成となっている。
【0011】
上記構成の本発明を実施するについて、前記各トロリー23,24には、連結される前記両端棒状部材28A,28Bの先端側に延出する連結部材34を取り付け、この連結部材34の延出遊端部に設けられた被係合部35に前記両端棒状部材28A,28Bの先端側から突設された係合部材36を係合させるように構成することが出来る。
【0012】
この場合、前記連結部材34は、前記卜ロリー23,24の垂直軸ローラー30を取り付ける前後一対のボルトナット30a,30bで共締めすることが出来る。更に、前記連結部材34は平板から構成すると共に、当該連結部材34に上下貫通状態で固着されたパイプ材から前記被係合部35を構成し、前記係合部材36は、前記両端棒状部材28A,28Bから突設されて前記パイプ材に遊嵌する丸棒材から構成することが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図の図1〜図3に基づいて説明すると、本発明の搬送装置20は、棒状本体21、被搬送物支持手段としての被搬送物支持台22、及び前後2つのトロリー23,24から構成されている。棒状本体21は、従来の搬送装置10と同様に、前後両端で被搬送物支持台22の前後2カ所をそれぞれ支持部材25a,25bで支持する中央棒状部材26と、この中央棒状部材26の前後両端にそれぞれ垂直軸心27a,27bの周りに水平揺動自在に連結された端部棒状部材28A,28Bとから構成されている。前後2つのトロリー23,24は、前記中央棒状部材26と端部棒状部材28A,28Bとの連結部を前記垂直軸心27a,27bの周りに水平揺動自在な状態で支持している。
【0014】
各トロリー23,24は、基本的に従来のトロリー7A,7Bと同一構造のもので、それぞれの水平揺動中心である前記垂直軸心27a,27bに対し前後対称に配置された左右一対前後一組の支持用水平軸ローラー29と、前後一対の振れ止め用垂直軸ローラー30とを備え、垂直軸心27a,27bと同心状の垂直軸31が上向きに突設され、この垂直軸31に棒伏本体21の各棒状部材26,28A,28Bが支承されている。
【0015】
前後両端の棒状部材28A,28Bは、結合手段32,33によって、それぞれの基部を支承する垂直軸31を備えたトロリー23,24と結合されている。図示例での結合手段32,33は、垂直軸31に外嵌する状態でトロリー23,24の上側に配置されると共に、前後一対の振れ止め用垂直軸ローラー30を支承する垂直のボルトナット30a,30bによって共締めされて各端部棒状部材28A,28Bと同一方向に進出する平板製の連結部材34と、当該連結部材34の廷出遊端部を上下に貫通するように取り付けられたパイプ材から成る被係合部35と、前記両端棒状部材28A,28Bの先端側から下向きに固着突設された丸棒材から成る係合部材36とから構成され、前記係合部材(丸棒材)36が被係合部(パイプ材)35に上下方向に嵌合している。
【0016】
前記結合手段32,33は一例であって、これに限定されるものではない。例えば、垂直軸31がトロリー23,24に固着突設されている場合、中央棒状部材26の前後両端は前記垂直軸31に対し相対回転自在に遊嵌し、前後両端の棒状部材28A,28Bは、前記垂直軸31に対し相対回転不能に固着することによって、前後両端の棒状部材28A,28Bとトロリー23,24とを一体に水平揺動するように連結することが出来る。又、図示例のように連結部材34を使用する場合、当該連結部材34の遊端部を二股状に構成し、この二股状遊端部内に前後両端の棒状部材28A,28Bから下向きに固着突設された係合部材(丸捧材)36を嵌合させることも出来る。更に、連結部材34の遊端部から上向きにピン状の係合部材を固着突設し、前後両端の棒状部材28A,28Bには、前記ピン状の係合部材が遊嵌する孔を被係合部として設けることも出来る。何れにしても、垂直軸31から離れた位置でトロリー23,24と端部棒状部材28A,28Bとを連結する場合は、垂直軸31周りでの両者間のがたを吸収出来るように構成しなければならない。
【0017】
尚、前記各トロリー7A,7Bを支持案内するガイドレール11は、従来のガイドレール11と同一であり、左右一対の支持用水平軸ローラー29が各別に嵌合する断面コ字形のレールを左右一対並設したもので、両レール間に振れ止め用垂直軸ローラー30が嵌合するものである。
【0018】
以上のように構成される本発明の搬送装置20は、従来の搬送装置10と同様に走行駆動させることが出来るものである。即ち、棒状本体21の左右両側面を摩擦駆動面37a,37bとして利用することにより、図2に仮想線で示すように、従来周知の摩擦駆動装置14を利用して走行経路上の各搬送装置20を推進させることが出来る。この場合、摩擦駆動装置14から押し出される搬送装置20で前方の各搬送装置20を、各搬送装置20の棒状本体21の前後両端の当接を利用して後押し駆動することが出来る。又、摩擦駆動装置14で前方に押し出される搬送装置20で後続の搬送装置20を当該摩擦駆動装置14まで牽引駆動させるときは、図示のように従来周知の連結手段40を併用すれば良い。
【0019】
又、実施に際して、取り扱う被搬送物Wの全長及び棒状本体21の全長が、従来の搬送装置10が取り扱う被搬送物Wの全長及び棒状本体1の全長と同じであり、且つ図3Aに示すようにUターン経路部の曲率半径が同一である場合、中央棒状部材26の全長を、Uターン経路部を走行するときに半径中心側へ変位する中央棒状部材26の変位量が許容限度内に納まる範囲内で出来る限り長くしてトロリー23,24間の間隔を広げ、廷いては前後両端の棒状部材28A,28Bを短くする。この結果、仮に従来の搬送装置10に於ける前後両端の棒状部材6A,6Bの端部トロリー9A,9B(垂直軸31)からの延出長さが多少長くなっても、前後両端の棒状部材28A,28Bはトロリー23,24と一体に水平揺動運動するものであるから、図3Aに示すようにUターン経路部を走行するときの端部棒状部材28A,28Bの遊端28a,28bが走行経路中心線に対し外側へはみ出る量を少なく抑えることが出来る。
【0020】
尚、ガイドレール11上でトロリー23,24を介して棒状本体21が支持され、この棒状本体21の上に被搬送物支持台22が支持される台車形式の搬送装置20を例示したが、ガイドレール11下にトロリー23,24を介して棒状本体21が吊り下げられ、この棒状本体21の下に被搬送物支持手段としてのハンガーが吊り下げられる吊下搬送形式の搬送装置としても実施することが出来る。
【0021】
【発明の効果】
本発明の搬送装置は以上のように実施し且つ使用することが出来るものであって.係る本発明の搬送装置によれば、搬送装置の後押し駆動や牽引駆動に利用したり、摩擦駆動装置利用時の摩擦駆動面を提供出来る棒状本体を、被搬送物支持手段を支持する中央棒状部材とその前後の端部棒状部材とに分割して、Uターン経路部での走行時に棒状本体の前後両端部、即ち、端部棒状部材を、従来の4つのトロリーを利用する構成の搬送装置と同様に、走行経路中心線に沿わせるように自動的に屈曲操向させて、Uターン経路部に於いても搬送装置の後押し駆動や牽引駆動を無理なく良好に行わせることが出来ると共に、Uターン経路部に摩擦駆動装置を設置した場合も、当該摩擦駆動装置の摩擦駆動輸やバックアップローラーに対する棒状本体先端の食い込みを抑制して、当該摩擦駆動輸やバックアップローラーの耐用寿命が短くなるのを防止出来るにもかかわらず、トロリーとして、中央棒状部材と端部棒状部材との連結部を支承する前後2つのトロリーのみで良く、トロリー台数を半減出来る。
【0022】
従って、搬送装置全体の部品点数が大巾に削減され、軽量化にもつながり、大幅なコストダウンが可能になるという格別の効果が期待出来る。
【0023】
尚、請求項2に記載の構成によれば、トロリーの水平揺動軸心から十分離れた位直で端部棒状部材とトロリーとを連動連結させることが出来るので、端部棒状部材とトロリーとをトロリーの水平揺動軸心位置で連動連結させる場合と比較して、左右水平方向の外力に対する端部棒状部材とトロリーとの連結強度を容易に大きくすることが出来る。従って、端部棒状部材が一側方へ強く押庄されることになる摩擦駆動装置、即ち、棒状本体の一側面にのみ摩擦駆動輪を圧接させる(バックアップローラーを使用しない)タイプの摩擦駆動装置を利用することが容易になる.
【0024】
又、請求項3に記載の構成によれば、上記請求項2に記載の構成を実施する場合に必要な連結部材を、トロリーの垂直軸ローラーを取り付ける前後一対のボルトナットを利用して共締め国定出来るので、部品点数を減らして構成をシンプルにすることが出来る。
【0025】
更に、請求項4に記載の構成によれば、トロリーと端部棒状部材との連結強度を高めることが出来るだけでなく、パイプ材から成る被係合部と丸棒材から成る係合部材との間の遊びで、端部棒状部材の支承部に於ける遊びによる端部棒状部材のがたを吸収させることが出来る。従って、製作が容易になり簡単に実施出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送装置全体の側面図である。
【図2】被搬送物支持台を取り外した状態での搬送装置の平面図である。
【図3】A図はUターン経路部に於ける搬送装置の棒状本体とトロリーとを示す平面図であり、B図はトロリーと端部棒状部材との結合手段を示す横断平面図である。
【図4】従来の搬送装置の全体を示す側面図である。
【図5】A図は同搬送装置の被搬送物支持台を取り外した状態での平面図であり、B図はUターン経路部に於ける同搬送装置の棒状本体とトロリーとを示す平面図である。
【符号の現明】
1,21  棒状本体
2,22  被搬送物支持台(被搬送物支持手段)
4,26  中央棒状部材
5a,5b,8a,8b,27a,27b  垂直軸心
6A,6B,28A,28B  端部棒状部材
7a,7b,9a,9b,23,24  トロリー
10,20  搬送装置
11  ガイドレール
12a,12b,37a,37b  摩擦駆動面
13  モーター駆動の摩擦駆動輪
14  摩擦駆動装置
15  バックアップローラー
16,29  左右一対前後一組の支持用水平軸ローラー
17,30  前後一対の振れ止め用垂直軸ローラー
18,31  垂直軸
32,33  結合手段
34  平板製の連結部材
35  パイプ材から成る被係合部
36  丸棒材から成る係合部材
40  連結手段
41  可動連結具
43  固定連結具

Claims (4)

  1. ガイドレールに支持案内される走行方向複数のトロリーと、これらトロリーによって支持される走行方向に長い棒状本体と、当該棒状本体に支持される被搬送物支持手段とを備えた搬送装置であって、走行経路中に於いて前後の搬送装置の前記棒状本体がその隣接端部どうし互いに連結されるか又は互いに当接し得るように構成された搬送装置に於いて、
    前記棒状本体は、前記被搬送物支持手段を備えた中央棒状部材と、当該中央棒状部材の前後両端にそれぞれ垂直軸心の周りに水平揺動自在に接続された両端棒状部材とから成り、前記トロリーは、前記中央棒状部材の前後両端にそれぞれ前記垂直軸心の周りに水平揺動自在に取り付けられ、前記両端棒状部材は、水平揺動垂直軸心を共通とする前記各トロリーと連結されて、当該トロリーと一体に水平揺動するように構成された、搬送装置。
  2. 前記各トロリーには、連結される前記両端棒状部材の先端側に延出する連結部材が取り付けられ、この連結部材の延出遊端部に設けられた被係合部に前記両端棒状部材の先端側から突設された係合部材が係合している、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記連結部材は、前記トロリーの垂直軸ローラーを取り付ける前後一対のボルトナットで共締めされている、請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記連結部材は平板から成り、当該連結部材に上下貫通状態で固着されたパイプ材から前記被係合部が構成され、前記係合部材は、前記両端棒状部材から突設されて前記パイプ材に遊嵌する丸棒材から構成されている、請求項2又は3に記載の搬送装置。
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