JP2004009734A - 支持体上に微孔性層を有するインクジェット記録媒体 - Google Patents

支持体上に微孔性層を有するインクジェット記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】スライドコーター技術によってコートする場合において何れのコーティング欠陥もみられない、インクジェット記録シートを得ること。
【解決手段】アルミナ水和物、90%より低いけん化度を有するポリビニルアルコール、ホウ酸またはホウ酸塩、および少なくとも1種の界面活性剤の溶液を含むインク受入層を有する、インクジェット記録媒体。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、支持体上にコートされた微孔性層を有するインクジェット記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
基材上にコートされた多孔性層を有するインクジェット記録シートであって、この多孔性層が本質的に顔料(アルミナ水和物など)およびバインダー(ポリビニルアルコールなど)からなるものは、当技術分野でよく知られている。例えば、米国特許第5104730号明細書(特許文献1)には、基材およびその上に形成されたインク吸収性の多孔性層を有する記録シートであって、この多孔性層が本質的に疑似ベーマイトおよびバインダー(好ましくはポリビニルアルコール)からなるシートが記載されている。加えて、米国特許第5635291号明細書(特許文献2)には、原材料および、原材料上に提供された顔料およびバインダーを含むインク受入層、を有する記録媒体であって、このインク受入層が平均細孔半径20〜200オングストローム、細孔半径分布の半値幅20〜150オングストロームを有するもの、が記載されている。後記の特許は、その中で使用される「細孔半径分布の半値幅」の用語は、平均細孔半径の量の半分量である細孔半径の幅を意味すると定義している。平均細孔半径が上記範囲の上限より大きい場合は、得られる記録媒体は、インク中の染料の吸着および固着が悪化し、そのため画像上にブリーディング(bleeding)が生じる傾向があることが主張されている。平均細孔半径が上記範囲の下限より小さい場合は、得られる記録媒体はインク吸収性(absorptiveness)が悪化し、ビーディング(beading)が生じる傾向があるとしている。一方、半値幅がこの範囲外である場合は、得られる記録媒体は、インク中の染料または溶剤の吸着が悪化するとしている。
【0003】
アルミナ水和物およびポリビニルアルコールを含むインクジェット記録シートにホウ酸を加えることも、当技術分野で知られている。例えば、米国特許第5523149号明細書(特許文献3)には、基材とその上に形成されたアルミナ水和物層とを有する記録シートが開示されている。このアルミナ水和物層は、ポリビニルアルコールを、アルミナ水和物に対して5〜50重量%の量で含み、そしてホウ酸またはホウ酸塩を、ポリビニルアルコールに対するHBOとして計算して0.1〜10重量%の量で含み、これにより層乾燥中の微小割れの形成が低減される。
【0004】
特開平07−076161号公報(特許文献4)には、アルミナ水和物多孔性層の形成において、アルミナゾルコート液でコートした原材料が開示されている。アルミナゾルは、アルミナ水和物およびポリビニルアルコールを含み、そしてさらにホウ酸またはホウ酸塩を、ポリビニルアルコールの重量に対して、HBO に変換して0.1〜10重量%含み、優れたインク吸収性能を有するアルミナコート層を製作し、コーティングおよび乾燥において生じ得る細かな割れの発生が抑制される。
【0005】
特開平10−044584号公報(特許文献5)には、アルミナ水和物とポリビニルアルコールを含み、そしてポリビニルアルコールに対するHBOに換算して0.1〜10重量%のホウ酸またはホウ酸塩を含む、アルミナゾルコーティング溶液で原材料をコーティングして形成した、アルミナ水和物多孔性層が開示されている。この材料は、さらに、40dyne/cmまたはそれを下まわる表面張力を有する有機溶剤を、アルミナコーティング溶液の総量の0.05〜10重量%の量で含み、コーティング安定性が高まり、そして透明なプラスチックシートなどがベースの記録シートのインク吸収性が良好な、アルミナコーティング層の製造における。コーティングの乾燥時において、細かな割れの発生が抑制されるとしている。
【0006】
特開平10−044585号公報(特許文献6)には、アルミナ水和物、ポリビニルアルコール、ホウ酸および界面活性剤を含むアルミナコーティング液が記載されている。ホウ酸の量は、ポリビニルアルコールに対して0.1〜10重量%の範囲であり、界面活性剤の量は、コーティング液全量に対して0.01〜10重量%の範囲である。界面活性剤は、コート分散物のレベリング剤として作用し、そしてそれ自体が微小割れの形成を減少させると考えられる。
【0007】
特開平11−291621号公報(特許文献7)は、優れた割れ予防法および記録シートの吸収性の問題を、1種以上のホウ酸およびホウ酸塩および表面処理剤によって処理された原材料表面上へ、ベーマイトおよびポリビニルアルコールを含む多孔性インク吸収層を提供することによって、解決している。このようなホウ酸類は、HBOに関して原材料の単位面積あたり0.5〜1.5g/mで含まれる。
【0008】
上記の全出願で記載されるポリビニルアルコールは、90%より高いけん化度を有する。アルミナ水和物、ホウ酸および、記載された90%より高いけん化度を有するポリビニルアルコールのコーティング溶液は、その粘度がほんの短期間で相当高くなり、その結果、非常に高いレベルの粘度に達し、コーティング溶液を支持体原材料上に完全にコートすることができないという不利益を有する。
【0009】
特開2000−239578号公報(特許文献8)は、アルミナ水和物と、90%より低いけん化度を有するポリビニルアルコール、とを含むコーティング溶液でコートされた基材を開示することにより、この問題を解決している;この基材はさらに、ポリビニルアルコールに対して総量0.1〜50重量%のホウ酸(HBO換算)でもコートされている。コート液は経時安定性であり、粘度が増加する傾向を減少させ、そしてそれは120℃より低い温度で乾燥され、良好なインク吸収性を有する多孔性層が形成されるとしている。
【0010】
しかしながら、特開2000−239578号公報で開示されたコーティング溶液は、スライドコーティング技術またはナイフコーティング技術によって支持体原材料上にコートされる場合、不均一コーティングが得られ、その結果コーティング欠陥(リブレット、クロット、またはラインおよび厚さの変化など)がみられるという、従前に認識されていない問題の傾向が、本発明者らによって見出された。これは、最終的な画像品質を減ずる。
【0011】
【特許文献1】
米国特許第5104730号明細書
【特許文献2】
米国特許第5635291号明細書
【特許文献3】
米国特許第5523149号明細書
【特許文献4】
特開平07−076161号公報
【特許文献5】
特開平10−044584号公報
【特許文献6】
特開平10−044585号公報
【特許文献7】
特開平11−291621号公報
【特許文献8】
特開2000−239578号公報
【0012】
以上より、スライドコーター技術によってコートする場合において何れのコーティング欠陥もみられない、支持体原材料上をコートする、本質的にアルミナ水和物、90%より低いけん化度を有するポリビニルアルコール、およびホウ酸の溶液を含む微孔性層を有する、インクジェット記録シートを得る必要性が未だにある。記録シートは、経時粘度安定性、即時乾燥性、良好な画像品質および耐水性など、良好な特性を示すべきである。
【0013】
【発明の概要】
本発明は、アルミナ水和物、90%より低いけん化度を有するポリビニルアルコール、ホウ酸またはホウ酸塩、および少なくとも1種の界面活性剤、の溶液を含むインク受入層を有する、インクジェット記録媒体に関する。この溶液は、スライドコーター技術でコートする場合何れのコーティング欠陥も示さず、そして経時粘度安定性、即時乾燥性、良好な画像品質および耐水性など、良好な特性を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】
アルミナ水和物は、式Al・nHOで表わすことができる;限定する例ではないが、特にギブサイト、バイヤライト、ノルドストランダイト(nordostrandite)、ベーマイト、ダイアスポアまたは疑似ベーマイトであってよい。アルミナ水和物、特にベーマイトまたは疑似ベーマイト(式中、nは1.0〜2.0である)が、本発明の記録媒体において好ましく使用される。
【0015】
アルミナ水和物(例えば欧州特許出願公開第636489号明細書に記載)は、アルミニウムアルコキシドまたはアルミン酸ナトリウムの加水分解などの通常使用される任意の方法で、調製することができる。Rocek, et alの「Collect Czech. Chem. Commun., 第56巻、1253〜1262頁(1991年)」では、水酸化アルミニウムの細孔構造が、析出温度、溶液のpH、エージング時間および使用される界面活性剤によって影響されることが報告されている。本発明で使用されるアルミナ水和物の形状は、針状形態であってもよく、または平板状形態であってもよい。Rocek J., et alの文献である「Applied Catalysis」第74巻、第29〜36頁(1991年)中に記載されるように、良好な分配性が得られるという理由から、および平板状の形態のアルミナ水和物の粒子の配向が、インク受入層の形成時にランダムになり、そのため細孔半径分布の範囲が広くなるために、後者が特に好ましい。アルミナ水和物の平均粒径は、好ましくは10〜200ナノメーター(nm)、特に好ましくは10〜100nmの範囲である。
【0016】
アルミナ水和物の特定表面積は、Brunauer, et al.,の「J. Am. Chem. Soc.」第60巻、第309頁(1938年)に記載の、BET(Brunauer−Emmett−Teller)法に従って計算される。得られる特定表面積は、通常「BET特定表面積」といわれる。BET特定表面積は、好ましくは70〜300m/g、特に好ましくは100〜250m/gの範囲である。BET特定表面積が上記範囲の上限より大きい場合は、インク中の染料が十分に吸着および固着されないことがある。他方、特定表面積が上記範囲の下限より小さい場合は、良好な分配性を有する顔料を塗布することに不具合が生じ、そのため細孔半径分布が制限される。
【0017】
アルミナ水和物の細孔半径および細孔容積は、Barrett, et al.の「J. Am. Chem. Soc.」第73巻、第373頁(1951年)に記載される方法に従って計算される。アルミナ水和物の平均細孔半径は、好ましくは2〜100nm、より好ましくは約5〜約50nm、最も好ましくは5〜30nmの範囲である。本発明によると、特に有用なアルミナ水和物は、微粉材料の細孔半径分布において、9〜12nmの範囲内の細孔半径最大を有し、5nmを超えない半径を有する細孔の全容積が、微粉材料の全細孔の容積の10%を超えないものである。
【0018】
アルミナ水和物の細孔容積は、好ましくは0.3〜1.0ml/g、より好ましくは0.7〜1.0ml/gの範囲内である。アルミナ水和物の細孔容積が上記範囲の上限より大きい場合は、インク受入層上に割れおよびダスティングが起こり得る。細孔容積が上記範囲の下限より小さい場合は、得られる記録媒体はインク吸収性能が悪化する。
【0019】
本発明において、コーティング溶液中におけるアルミナ水和物の乾燥含有量は、好ましくは10〜30重量%、より好ましくは15〜25重量%である。インク受入層は、好ましくは10〜40g/m、より好ましくは15〜35g/mのアルミナ水和物を含む。溶剤は好ましくは水である。
【0020】
ポリビニルアルコールは、90%より低いけん化度を示す。けん化度は、下記の数式
【数1】
(A×100)/B
[式中、Aはポリビニルアルコール中の遊離ヒドロキシル基の数であり、Bはポリビニルアルコール中のけん化可能なエステル基および遊離ヒドロキシル基の総数である。]
で定義される。
【0021】
90%またはそれより低いけん化度とは、部分けん化度が生じていることを意味し、このような値がおよそ98〜100%である場合はほぼ完全けん化であることと比較される。好ましくは、ポリビニルアルコールは、1500またはそれより低い重合度を有する。
【0022】
90%より高いけん化度および1500を超える重合度を有するポリビニルアルコールは、本発明において使用することができない。それらはアルミナ水和物と相互作用し、急激に変化する傾向の粘度を有する溶液が得られ、取扱いが困難になり、コーティング欠陥の可能性が高くなるためである。
【0023】
コーティング溶液中におけるポリビニルアルコールの乾燥含有量は、好ましくは0.5〜5重量%、より好ましくは1〜3重量%の範囲である。インク受入層は、好ましくは1〜5g/m、より好ましくは2〜4g/mのポリビニルアルコールを含む。バインダーの量が上記範囲より少ない場合は、アルミナ水和物層の機械的強度が不十分になる傾向がある。一方、上記範囲を超えると、アルミナ水和物層のインク吸収性が損なわれる傾向にある。
【0024】
本発明の記録媒体のインク受入層は、ホウ酸またはホウ酸塩も含む。本発明の実施で用いられる「ホウ酸」の用語は、オルトホウ酸のみでなく、メタホウ酸および次ホウ酸も含む。ホウ酸塩として、これらのホウ酸の任意の可溶性塩が好ましく用いられる。特に、Na・10HO、NaBO・4HO、K・5HO、KBO、NH・3HOおよびNHBOが例として記載できる。
【0025】
コーティング溶液中における、使用されるホウ酸またはホウ酸塩の乾燥重量は、ポリビニルアルコールに対するHBO相対重量として計算して、一般に5〜50重量%、好ましくは10〜30重量%である。インク受入層は、好ましくは、0.05〜5g/m、より好ましくは0.1〜1g/mのホウ酸またはホウ酸塩を含む。HBOとして計算される含有量が、ポリビニルアルコールに対して5重量%より少ない場合は、本発明の適切な効果が得られない傾向にあり、そして乾燥操作中における細かな割れの形成を防ぐこと、または吸収性を高めることが困難となる傾向がある。一方、HBOとして計算される含有量が、ポリビニルアルコールに対して50重量%を超える場合は、コーティング溶液の粘度の経時変化がかなり起こり、コーティング安定性が劣る傾向がある。
【0026】
さらに、本発明の記録媒体のインク受入層は、少なくとも1種の界面活性剤を含むことを特徴とする。好ましい界面活性剤の例として、両性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、および非イオン性界面活性剤が含まれる。
【0027】
陽イオン性界面活性剤の非限定的な例として、2−ビニルピリジン誘導体およびポリ−4−ビニルピリジン誘導体が含まれる。両性界面活性剤の非限定的な例として、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、プロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ポリオクチルポリアミノエチルグリシン、およびイミダゾリン誘導体が含まれる
【0028】
非イオン性界面活性剤の非限定的な例として、非イオン性フッ化界面活性剤および非イオン性炭化水素界面活性剤が含まれる。
【0029】
非イオン性炭化水素界面活性剤の非限定的な例として、
エーテル、例えばポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンドデシルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルなど;
エステル、例えばポリオキシエチレンオレアート、ポリオキシエチレンジステアレート、ソルビタンラウレート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレアート、ソルビタンセスキオレアート、ポリオキシエチレンモノオレアート、およびポリオキシエチレンステアレートなど;
およびグリコール界面活性剤
が含まれる。
【0030】
具体的な非イオン性界面活性剤の非限定的例として、
オクチルフェノキシポリエトキシエタノール、例えばTriton 商標 X−100、X−114、およびX−405など、Union Carbide Co.(Danbury, Conn.)から入手できる;
アセチレン型ジオール、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシル−4,7−ジオールおよび相同物など、例えばSurfynol 商標 GAおよびSurfynol 商標 CT−136など、Air Products & Chemicals Co.(Allentown,Pa.)から入手できる;
トリメチルノニルポリエチレングリコールエーテル、Tergitol 商標 TMN−10(10個のオキシエチレンユニットを含み、式C1225O(CO)Hと考えられている)など、Union Carbide Co.(Danbury, Conn.)から入手できる;
エチレンオキシドの非イオン性エステル、例えばMerpol 商標 SH(式CH(CH) 12OCOHと考えられている)など、E.I. Du Pont de Nemours & Co.(Wilmington, Del.)から入手できる;
エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドの非イオン性エステル、例えばMerpol 商標 LFH(式CH(CH(OC(OCOH、式中nは約12〜約16の整数である、と考えられている)など、E.I. Du Pont de Nemours & Co.(Wilmington, Del.)から入手できる;
など、同様にそれらの混合物、が含まれる。
【0031】
非イオン性フッ化界面活性剤の非限定的な例として、直鎖状過フッ化ポリエトキシル化アルコール(例えば、Zonyl 商標 FSN、Zonyl 商標 FSN−100、Zonyl 商標 FSO、およびZonyl 商標 FSO−100、DuPont Specialty Chemicals(Wilmington,
Del.)から入手できる)、
フッ化アルキルポリオキシエチレンエタノール(例えば、Fluorad 商標 FC−170C、3M(St. Paul, MN)から入手できる)、
フッ化アルキルアルコキシレート(例えば、Fluorad 商標 FC−171、3M(St. Paul, MN)から入手できる)、
フッ化アルキルエステル(例えば、Fluorad 商標 FC−430、FC−431、およびFC−740、3M(St. Paul, MN)から入手できる)、および
フッ素置換アルキルエステルおよびペルフルオロアルキルカルボキシレート(例えば、Neos Co., Ltd.製造のF−tergent 商標 シリーズ、Ciba−Geigy製造のLodyne 商標 シリーズ、ICI製造のMonflor 商標 シリーズ、旭硝子株式会社製造のSurfluon 商標 シリーズ、およびダイキン工業株式会社製造のUnidyne 商標 シリーズ)が含まれる。
【0032】
好ましい非イオン性過フッ化炭化水素界面活性剤として、Zony1 商標 FSO、Fluorad 商標 FC−170C、およびFluorad 商標 FC−171が含まれる。
【0033】
上記の界面活性剤は、0.1〜10g/1、好ましくは0.5〜5g/1の量でコーティング溶液に加えられる。インク受入層は、上記の界面活性剤を0.01〜1g/m含み、好ましくは0.05〜5g/m含む。
【0034】
インク受入層は、アルミナ水和物、ポリビニルアルコール、ホウ酸またはホウ酸塩、および界面活性剤を含む溶液を、原材料上にコーターを用いて塗布し、そして原材料を乾燥することによって形成される。
【0035】
加えて、分散剤、増粘剤、pH調製剤、潤滑剤、流動性変性剤、表面活性剤、消泡剤、防水剤、離型剤、蛍光性白色化剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤などを、本発明の効果が損なわれない限りにおいて、インク受入層を形成するコーティング液に加えることができる。このような添加剤を、インク受入層の全固形分に対して0〜10重量%の量で加えることができる
【0036】
本発明のインクジェット記録シートにおいて使用される支持体として、インクジェット記録シート用に通常使用される任意の支持体が含まれる。本発明で使用される支持体として、透明な支持体も不透明な支持体も、インクジェット記録シートの最終的な使用について使用することができる。透明な支持体として通常使用される支持体を使用することができ、重合材料のフィルムまたはプレート、例えばポリエステル樹脂、酢酸セルロース樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ(ビニルアセタール)、ポリエーテル、ポリスルホンアミド、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、セロハンまたはセルロイド、およびガラスプレートが含まれる。透明な支持体の厚さは、好ましくは10〜200mmである。不透明な支持体として、通常使用される任意のもの、例えば紙、コート紙、合成紙、樹脂被覆紙、顔料を含む不透明なフィルムまたは発泡フィルムなどを、本発明において使用することができる。樹脂コート紙を原材料として使用する場合、本発明による記録媒体を、通常の写真印画のような、触れたときの同じ感触、堅さおよび手触りを有する記録媒体として提供することができる。さらに、本発明による記録媒体は、インク受入層が高度な表面つやを有するために、通常の写真印画に非常に近くなる。
【0037】
インク受入層に対する接着性を改善するために、原材料をコロナ放電処理などの表面処理にかけてもよく、または下塗り層として接着改善層を提供してもよい。さらに、樹脂層または顔料層などのカールを防止する層を、原材料の裏側表面または所望の位置に提供して、カーリングを防止してもよい。
【0038】
コーティング工程として、ブレードコーティングシステム、空気ナイフコーティングシステム、ロールコーティングシステム、ブラシコーティングシステム、グラビアコーティングシステム、バーコーティング、押出システム、スロットコーティング、スライドコーターシステム、カーテンコーティングシステムなどを使用することができる。押出システムおよびスライドコーターシステムが特に好ましく、ワンパスで適切であり均一な厚さのコーティングを得ることができる。特に、スライドコーター(例えば米国特許第2761419号明細書に記載)は、要素パックに構成された複層ダイであり、ここで配給キャビティは各ペアの要素の間に形成される。コーティング液は、配給キャビティに側部からまたは中央部から供給され、そしてスロットを通って均一に広がり、その端部でそれらは傾斜面を流れ落ち、複層積を積み重ねる。スライドの端部で、エッジの近くで(約100〜500ミクロンで)、液体は接触し、動くウェブをコートする。
【0039】
得られる溶液の粘度は、コーティング溶液を原材料(プラスチックフィルムまたは紙)上に薄層形態として広げる、スライドコーターシステムの使用に適している。それから、溶液を60℃より低い温度、好ましくは50℃より低い温度で乾燥することができ、最終的に均一な表面を有する厚さの層が得られる。
【0040】
以下の非限定的な例で、特に、先行技術を上回る本発明の利点を説明する。これらの実施例は本発明の一般的な範囲を例示説明するものであり、本発明の実施を無条件に限定するものとして受け取ってはならない。
【0041】
【実施例】
サンプル1(比較例)
Disperal 商標 HP14(アルミナ水和物、Condea Gmbh(Hamburg, Germany)製造)の33重量%水溶液480gと、Airvol 商標 325(Air Products(Allentown,Pennsylvania)製造のポリビニルアルコール、けん化度98%、重合度1500を有する)の15重量%水溶液124gとを混合して、コーティング溶液を得た。得られた溶液を40℃に温めた;その後、3重量%のホウ酸水溶液124gを加えた。
【0042】
サンプル2(比較例)は、サンプル1と同じ手順であるが、Airvol 商標 325ポリビニルアルコールを、Airvol 商標 523(Air Products(Allentown, Pennsylvania)製造のポリビニルアルコール、けん化度88%、重合度1500を有する)に置き換えて、得られた。
【0043】
サンプル3(比較例)は、サンプル1と同じ手順であるが、Zonyl 商標 FSN−100(DuPont Specialty Chemicals(Wilmington, Del.)製造の非イオン性フッ化界面活性剤)の9.73%水溶液8gを加えて、得られた。
【0044】
サンプル4(実施例)は、サンプル2と同じ手順であるが、サンプル3で使用した非イオン性フッ化界面活性剤と同じ9.73%水溶液8gを加えて、得られた。
【0045】
サンプル5(実施例)は、サンプル2と同じ手順であるが、Triton 商標 X−100(非イオン性界面活性剤、Union Carbide Co.,(Danbury, Conn)販売)の4%水溶液20gを加えて、得られた。
【0046】
サンプル1〜5の粘度を、Epprecht 商標 粘度計により、温度40℃、ずり速度40.85秒−1で測定した。ミリパスカル/秒(mPa・s)で測定された粘度の値を表1に示す。
【0047】
【表1】
Figure 2004009734
【0048】
表1は、比較例サンプル1(高けん化度を有するポリビニルアルコールを含み、何れの種類の界面活性剤も含まない)の粘度は、すぐに増加し、数分後で溶液が完全にゼリー状になり、基材上へのコーティングが不可能になったことを示している。比較例サンプル3(サンプル1と同じ高さのけん化度を有するポリビニルアルコールおよび界面活性剤を含む)の粘度は、2時間後に溶液が完全にゼリー状になるほどに上がった。対して、比較例サンプル2(けん化度88%を有するポリビニルアルコールを含み、界面活性剤を含まない)および実施例サンプル4および5(両方共、けん化度88%を有するポリビニルアルコールおよび異なる種類の界面活性剤を含む)の粘度は、安定した経時粘度の値を有していた。
【0049】
比較例サンプル2を、ナイフコーターを用いて、ポリエチレンテレフタレート基材上にコートした:この方法は、可動型ウェブ上に液体を過剰量供給し、プールを形成し、それから固定支持されたウェブおよびナイフによって形成された均一なギャップを通して計量供給される、コーティング方法である。
【0050】
別方法として、比較例サンプル2を、スライドコーターを用いて、30m/分の速さまたは5m/分の速さで、ポリエチレンテレフタレート基材上に供給し、被覆重量30g/mを得た。加えて、実施例サンプル4および5を、スライドコーターを用いて同じ方法で供給し、それから15℃より低い温度で冷却し、50℃より低い温度で乾燥させた。
【0051】
表2は、コーティング欠陥に関しての結果を示す:「リブレット(rivulet)」は、液体が下方のウェブライン中で途切れた場合に生じる欠陥であり、乾燥レーンによって分離される;
「クロット」は、液体中の凝固した粒子によって引き起こされる欠陥であり、コートされた層の変形をつくる;
「ライン」は、クロット、異質粒子またはコーターエッジ上の集積によって引き起こされる、下方のウェブ欠陥であり、ダイ中の液体メニスカスの不規則さをつくる;
「厚さ変化」は、コーティングにより、特にナイフコーターにおいて生じ、プレ計量供給した工程では生じないものであるが、液体の小さな変化に対してさえも敏感であり、一貫した厚さでないコーティング層を提供するものである。
【0052】
【表2】
Figure 2004009734
【0053】
表2は、比較例サンプル2(何れの種類の界面活性剤も含まない)が、リブレットコーティング欠陥に関して、ナイフコーターを用いるコートでは良好な結果が得られたが、スライドコーター技術によるコートでは悪い結果が得られたことを示している。加えて、比較例サンプル2は、ナイフコーターまたはスライドコーター技術の何れにおいてコートした場合も、クロットコーティング欠陥、ラインコーティング欠陥および厚さ変化に関して、悪い結果を示している。
【0054】
一方、本発明実施例のサンプル4および5(両方共界面活性剤を含む)では、スライドコーターによって形成される液体フィルムが非常に均一であり、そしてコーティング特質も良好であって、比較例サンプル2でみられた何れのコーティング欠陥もなかった。Epson 980およびHP 870cxプリンターを用いて、得られたフィルム上に行なった印刷テストは、即時乾燥時間、耐水性、高度な色濃度および高い画像解像度を示した。

Claims (20)

  1. アルミナ水和物、90%より低いけん化度を有するポリビニルアルコール、ホウ酸またはホウ酸塩、および少なくとも1種の界面活性剤、の溶液を含むインク受入層を有する、インクジェット記録媒体。
  2. 前記アルミナ水和物が、式Al・nHO[式中、nは1.0〜2.0の数である]のベーマイトまたは疑似ベーマイト構造を有する、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  3. 前記アルミナ水和物の平均粒径が10〜200nmの範囲である、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  4. 前記アルミナ水和物の平均粒径が10〜100nmの範囲である、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  5. 前記アルミナ水和物の平均細孔半径が2〜100nmの範囲である、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  6. 前記アルミナ水和物の平均細孔半径が5〜約50nmの範囲である、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  7. 前記アルミナ水和物が、微粉材料の細孔半径分布において9〜12nmの範囲内の細孔半径最大を有し、および
    5nmを超えない半径を有する細孔の全容積が、微粉材料の全細孔の容積の10%を超えない、
    請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  8. 前記ポリビニルアルコールの重合度が1500より低い、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  9. 溶液中における前記アルミナ水和物の乾燥含有量が10〜30重量%である、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  10. 溶液中における前記ポリビニルアルコールの乾燥含有量が0.5〜5重量%である、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  11. ホウ酸の可溶性塩が使用される、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  12. ポリビニルアルコールに対するHBOの量として計算される、溶液中におけるホウ酸またはホウ酸塩可溶性塩の乾燥含有量が、5〜50重量%である、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  13. 前記界面活性剤が、両性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤からなる群から選択される、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  14. 前記界面活性剤が非イオン性界面活性剤である、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  15. 前記媒体がスライドコーターシテムを用いることによって得られる、請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  16. スライドコーターシステムによって得られる前記媒体が、60℃より低い温度で乾燥される、請求項15記載のインクジェット記録媒体。
  17. アルミナ水和物、90%より低いけん化度を有するポリビニルアルコール、ホウ酸またはホウ酸塩、および少なくとも1種の界面活性剤を含むコーティング溶液を調製する工程;
    基材上に該コーティング溶液をコーティングする工程;および
    該コーティング溶液を乾燥させる工程、
    を包含する、改善された受入層コーティング特質を有するインクジェット記録媒体の製造方法。
  18. 前記溶液を基材上にコーティングする工程が、スライドコーティングまたはナイフコーティングによって行なわれる、請求項17記載の方法。
  19. 前記溶液を基材上にコーティングする工程が、スライドコーティングによって行なわれる、請求項17記載の方法。
  20. アルミナ水和物が、式Al・nHO[式中、nは1.0〜2.0の数である]のベーマイトまたは疑似ベーマイト構造を有し、
    該アルミナ水和物の平均粒径が10〜200nmの範囲であり、
    ポリビニルアルコールに対するHBOの量として計算される、溶液中のホウ酸またはホウ酸塩可溶性塩の乾燥含有量が5〜50重量%であり、および
    界面活性剤が、両性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤からなる群から選択される、請求項19記載の方法。
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