JP2004009580A - 出力装置、その制御方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム - Google Patents

出力装置、その制御方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オブジェクトデータの設定を変更する場合において、少ないリソースで効率よく変更ができ、さらに不正な結果を得る頻度がより少なくなる出力装置等を提供する。
【解決手段】上位装置から送信されたオブジェクトデータに基づいて、データの出力処理を行う出力装置において、前記上位装置から前記オブジェクトデータを受信して解析し、その解析結果であるデータを展開して保存する解析手段と、前記解析手段で展開した展開後のオブジェクトデータと一緒に、該オブジェクトデータ各々に関する属性情報を保存して管理する管理手段と、前記属性情報を基に、展開前のオブジェクトデータを前記上位装置側からダウンロードする手段と、ダウンロードしたオブジェクトデータを要求に応じて変更する手段とを備えた。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上位装置から送信されたオブジェクトデータに基づいて、データの出力処理を行うプリンタなどの出力装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の出力装置としては、レイアウト情報、オブジェクト属性情報(オブジェクト名やオブジェクトが存在する場所等の情報)、出力設定情報、及びオブジェクトデータで構成されるオブジェクトベースのジョブを処理し、これら各種情報やオブジェクトデータに基づいて、データの出力処理を行う出力装置が知られている。
【0003】
かかる出力装置が上位装置から受信したオブジェクトベースのデータに対して、予め、使用回数の多いオブジェクトデータを出力装置に展開して保存しておき、後から、それを参照するデータが含まれた可変のデータを送って出力処理の高速化を図ることがある。
【0004】
このような出力装置において、一旦保存した展開済みのオブジェクトデータに対して、設定を変更して出力したいという要求があり、この場合、再度その設定に応じたデータを上位装置で作成し直してから送るか、出力装置において展開前のデータを保存しておくという方法が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の出力装置においては次のような問題点があった。
【0006】
設定に応じたデータを再度上位装置で作成し直してから出力装置に送る方法は、効率が著しく劣り、また出力装置において展開前のデータをそのまま保存しておく方法は、出力装置のメモリを圧迫するため、メモリ使用効率が悪化するという問題がある。
【0007】
加えて、受信したオブジェクトデータを正しく解析できない場合には、期待する出力結果にほど遠い品質のエラーページが出力されるばかりか、さらには不正なページが大量に出力される、といったこともあった。
【0008】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、オブジェクトデータの設定を変更する場合において、少ないリソースで効率よく変更ができ、さらに不正な結果を得る頻度がより少なくなる出力装置等を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の出力装置では、他のデータから参照されて使用されるオブジェクトデータに基づいて、データの出力処理を行う出力装置において、前記オブジェクトデータを解析して、該オブジェクトデータを展開処理する解析手段と、前記解析手段で展開処理された展開後のオブジェクトデータと一緒に、該オブジェクトデータ各々に関する属性情報を保存して管理する管理手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
本発明の出力装置の制御方法では、他のデータから参照されて使用されるオブジェクトデータに基づいて、データの出力処理を行う出力装置の制御方法において、前記オブジェクトデータを解析して、該オブジェクトデータを展開処理する解析行程と、前記解析行程で展開処理された展開後のオブジェクトデータと一緒に、該オブジェクトデータ各々に関する属性情報を保存して管理する管理行程とを有することを特徴とする。
【0011】
本発明の制御プログラムを提供する媒体では、他のデータから参照されて使用されるオブジェクトデータに基づいて、データの出力処理を行う出力装置の制御方法を実行するための制御プログラムを提供する媒体であって、前記制御プログラムは、前記オブジェクトデータを解析して、該オブジェクトデータを展開処理する解析ステップと、前記解析ステップで展開処理された展開後のオブジェクトデータと一緒に、該オブジェクトデータ各々に関する属性情報を保存して管理する管理ステップとを有することを特徴とする。
【0012】
本発明の制御プログラムでは、他のデータから参照されて使用されるオブジェクトデータに基づいて、データの出力処理を行う出力装置の制御方法を実行するための制御プログラムであって、前記オブジェクトデータを解析して、該オブジェクトデータを展開処理する解析ステップと、前記解析ステップで展開処理された展開後のオブジェクトデータと一緒に、該オブジェクトデータ各々に関する属性情報を保存して管理する管理ステップとを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
[第一実施形態]
<ハード構成>
図1は、本発明の第一実施形態に係る出力装置の全体構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、出力装置として印刷装置であるレーザービーム・プリンタ(以下、単にプリンタと記す)を例に採る。
【0015】
図1において、300は、ホストコンピュータ等の上位装置であり、この上位装置300はスプーラ10を有している。スプーラ10は、一旦、印刷用データをハードディスクにスプールし、スケジューリングした後、順次プリンタ200へ送信する。すなわち、上位装置300は、印刷用データとして、制御命令情報やマクロ登録情報のほか、文字情報等から成るオブジェクトベースのデータをプリンタ200に出力する。オブジェクトベースのデータは、前述したように、レイアウト情報、オブジェクト属性情報(オブジェクト名やオブジェクトが存在する場所等の情報)、出力設定情報、及びオブジェクトデータで構成されている。ここで、オブジェクトデータは、例えば、文書中の画像、図、文書などがそれぞれ個別のファイル(データ)として保存されるものである。
【0016】
11は、プリンタ200内制御ユニット201の入力インターフェイスであり、上位装置300とプリンタ200相互の情報の通信を可能にする機能を有する。13は、プリンタ200内の入力部12に設けられた受信バッファであり、上位装置300からのデータを一時的に記憶する。
【0017】
14は、上位装置300からのデータを解析する解析部であり、15は、解析部14の解析結果を記憶するページバッファである。16は、展開部であり、ページバッファ15に格納された情報をビットマップデータに展開する回路である。17は、展開部16にて展開されたビットマップデータを記憶するフレームバッファであり、18は、ビットマップデータをビデオ信号に変換する出力部であり、19は、制御ユニット201の出力インターフェイスであり、プリンタエンジンである印刷部30に接続されている。
【0018】
20は、制御ユニット201内に設けられたCPUであり、ROM21内に格納された制御プログラムに従って装置全体の動作を制御する。22は、CPU20に接続されたパネル制御部であって、操作パネル31の動作を制御する。23は、CPU20に接続された給紙・ステイプル制御部であって、給紙デッキ・ステイプラ32の動作を制御する。
【0019】
このような構成の出力装置において、データ受信処理から出力処理までの一連の流れについて説明する。
【0020】
まず、上位装置300から出力されたデータは、入力インターフェイス11を介して、プリンタ200の入力部12の受信バッファ13に一時的に記憶され、解析部14で、ROM21内の制御プログラムに従って解析された後に、ページバッファ15に蓄えられる。次に、ページバッファ15に格納された情報は、展開部16にて文字の印字や図形の描画に関する演算処理が施され、ビットマップデータに展開された後に、フレームバッファ17に記憶される。フレームバッファ17内に格納されたビットマップデータは、出力部18においてビデオ信号に変換され、出力インターフェイス19を介して印刷部30に出力される。
【0021】
<データ処理手順>
次に、本実施形態に係るプリンタ200のデータ処理手順について、図2のフローチャートを用いて説明する。
【0022】
まず、ステップS1で、プリンタ200の紙無しや、紙ジャム、ドアオープン等のエンジンステータス状態、及び操作パネル31のスイッチの押下状態を監視するパネル状態のチェックを行う。次に、ステップS2で、受信すべきデータが存在するか否かを判断して、Yesの場合は、ステップS3で受信処理を行う。
【0023】
そして、ステップS4では、受信データの解析処理、及び解析した結果をビットマップパターンに展開してフレームバッファ17に格納する展開処理を行う。なお、この解析・展開処理の詳細については図4を用いて後で説明する。
【0024】
続くステップS5では、保存を行うべき展開後のオブジェクトデータが存在するか否かにより、Yesの場合は、ステップS6で、展開後のオブジェクトデータの保存を行い、さらにステップS7で、展開後のオブジェクトデータと一緒に、オブジェクトデータ管理番号や、データ名、データの格納場所といったオブジェクトデータの属性情報を保存する。なお、図3に、展開後のオブジェクトデータと一緒に保存を行うオブジェクトデータの属性情報テーブルの一例を示す。
【0025】
ステップS7の処理後、またはステップS5の判断処理でNoの場合、つまり保存を行うべき展開後のオブジェクトデータが存在しない場合には、ステップS8へ進み、前記ステップS4でフレームバッファ17に格納されたデータをビデオ信号として印刷部30に出力する。そして、ステップS9で、受信すべきデータが存在するか否かにより、Yesの場合は、ステップS3へ戻り、Noの場合は、本処理を終了する。
【0026】
<第一実施形態の解析・展開処理>
次に、図4のフローチャートを用いて、本実施形態に係る解析・展開処理(図2のステップS4)の手順について説明する。
【0027】
まず、ステップS11で、受信データの解析処理を行い、次のステップS12で、展開済みのオブジェクトデータが指定されているか否かにより、Yesの場合は、次ステップS13へ進み、Noの場合は、ステップS16へ進む。
【0028】
ステップS13へ進んだ場合は、指定された展開済みのオブジェクトデータの変更が必要か否かにより、Yesの場合は、ステップS14へ進み、オブジェクトデータの再送要求処理を行って(詳細は図5で説明)ステップS16へ進む。
【0029】
一方、ステップS13がNoの場合は、ステップS15へ進み、指定された展開済みオブジェクトデータの読み込みを行い、ステップS16へ進む。
【0030】
ステップS16へ進んだ場合は、解析した結果をビットマップパターンに展開してフレームバッファ17に格納する展開処理を行い、本処理を終了する。
【0031】
<再送要求処理手順>
次に、図5を用いて、図4中のオブジェクトデータ再送要求処理の手順について説明する。
【0032】
まず、ステップS21で、指定のオブジェクトデータに対する保存済みのオブジェクト属性情報を読み出し、次に、ステップS22で、指定されたオブジェクトデータの格納場所へアクセスを試みる。
【0033】
さらに、ステップS23で、指定のオブジェクトデータが存在するか否かにより、Yesの場合は、次ステップS24へ進んで、上位装置300側にあるオブジェクトデータの格納場所から展開前のデータのダウンロードを行い、Noの場合には、本処理を終了する。
【0034】
ステップS24の処理後は、ステップS25に進んで、該オブジェクトデータの受信処理を行い、さらにステップS26では、上位装置300あるいは操作パネル31からの出力設定の変更要求や、予め保存されている展開済みのオブジェクトデータとそれを参照する可変のデータとの間のカラーマッチングの必要性など、要求、必要性に応じたオブジェクトデータの変更を行い、本処理を終了する。
【0035】
本実施形態では、展開後のオブジェクトデータと一緒に、該オブジェクトデータ各々に関するデータ名、データサイズ、データが存在する場所といったオブジェクト属性情報を保存しておき、必要な時に、プリンタ200が管理する前記オブジェクト属性情報を基に、上位装置300側にある展開前のオブジェクトデータをダウンロードし、ダウンロードしたオブジェクトデータを要求に応じて変更するようにしたので、展開済みのオブジェクトデータに対して設定を変更して出力する場合には、従来に比べてより少ないメモリで、かつ効率よくオブジェクトデータを再作成することができる。すなわち、プリンタ200に、例えば予め使用回数の多いオブジェクトデータを展開して登録しておいた時に、そのオブジェクトデータの変更を容易にして意図する出力を得ることが可能になる。
【0036】
[第二実施形態]
本実施形態では、上記第一実施形態のプリンタ200の構成に加え、上位装置300から各種情報とオブジェクトデータを受信し解析した時に、あるオブジェクトデータを解析することができないと判断した場合には、該オブジェクトデータの領域を空白で出力する手段を備えたものである。
【0037】
なお、本実施形態に係るプリンタ200のデータ処理手順については上記第一実施形態の図2と同様であるので、ここでは説明を省略し、図2中のステップS4の解析・展開処理について、図6のフローチャートを用いて説明を行う。
【0038】
<第二実施形態の解析・展開処理>
まず、ステップS31で、受信データの解析処理を行い、次に、ステップS32で、解析不可能なデータがあるか否かを判断して、Yesの場合は、ステップS33へ進み、Noの場合は、ステップS35へ進む。
【0039】
ステップS33では、解析不可能なデータがオブジェクトデータか否かにより、Yesの場合は、ステップS34でオブジェクトデータの領域を空白として解釈を行い、該オブジェクトデータを読み飛ばし、ステップS35へ進み、Noの場合は、ステップS36へ進む。ステップS36では、データの読み飛ばしを行い、続くステップS37でジョブが終了したか否かにより、Yesの場合は、ステップS38でエラーページの作成処理を行い、ステップS43へ進む。
【0040】
一方、ステップS35へ進んだ場合は、解析すべきデータがまだ存在するか否かにより、Yesの場合は、ステップS31へ戻り、Noの場合には、ステップS39へ進み、展開済みのオブジェクトデータが指定されているか否かを判断する。判断結果がYesの場合は、次のステップS40へ進み、Noの場合は、ステップS43へ進む。
【0041】
ステップS40に進んだ場合は、指定された展開済みのオブジェクトデータの変更が必要か否かにより、Yesの場合は、ステップS41へ進み、オブジェクトデータの再送要求処理を行い(詳細は、上記第一実施形態の図5で説明したものと同じなので、ここでは説明を省略する)、Noの場合は、ステップS42へ進み、指定された展開済みオブジェクトデータの読み込みを行う。なお、ステップS43に進んだ場合は、解析した結果をビットマップパターンに展開してフレームバッファ17に格納する展開処理を行い、本処理を終了する。
【0042】
本実施形態では、上記第一実施形態と同様な効果に加えて、受信したオブジェクトデータを解析できない場合にも、できるだけ期待する出力結果に近いものが得られ、従来頻繁に発生した不正な出力により、紙を大量に無駄にするといった不具合を回避することができる。
【0043】
[第三実施形態]
本実施形態では、上記第一実施形態のプリンタ200の構成に加え、上位装置300から各種情報とオブジェクトデータを受信した時に、あるオブジェクトデータを解析することができないと判断した場合には、該オブジェクトデータの領域にオブジェクトデータ名と警告メッセージのみを出力する手段を備えたものである。
【0044】
なお、プリンタ200のデータ処理手順については、上記第一実施形態の図2と同様であるので、ここでは説明を省略し、図2中のステップS4の解析・展開処理について図7を用いて説明を行う。
【0045】
まず、ステップS41で、受信データの解析処理を行い、次のステップS42で、解析不可能なデータがあるか否かを判断して、Yesの場合は、ステップS43へ進み、Noの場合は、ステップS45へ進む。
【0046】
ステップS43では、解析不可能なデータがオブジェクトデータか否かにより、Yesの場合は、ステップS44でオブジェクトデータの領域にオブジェクトデータ名と警告メッセージのみの付加を行い、該オブジェクトデータを読み飛ばし、ステップS45へ進み、Noの場合は、ステップS46へ進む。
【0047】
ステップS46では、データの読み飛ばしを行い、ステップS47でジョブが終了したか否かにより、Yesの場合は、ステップS48でエラーページの作成処理を行い、ステップS53へ進む。
【0048】
ステップS45へ進んだ場合は、解析すべきデータがまだ存在するか否かにより、Yesの場合は、ステップS41へ戻り、Noの場合には、ステップS49へ進み、展開済みのオブジェクトデータが指定されているか否かを判断する。判断結果がYesの場合は、次ステップS50へ進み、Noの場合は、ステップS53へ進む。 ステップS50に進んだ場合は、指定された展開済みのオブジェクトデータの変更が必要か否かにより、Yesの場合は、ステップS51へ進み、オブジェクトデータの再送要求処理を行い(詳細は、上記第一実施形態の図5で説明したものと同じなので、ここでは説明を省略する)、Noの場合は、ステップS52へ進み、指定された展開済みオブジェクトデータの読み込みを行う。なお、ステップS53に進んだ場合は、解析した結果をビットマップパターンに展開してフレームバッファ17に格納する展開処理を行い、本処理を終了する。
【0049】
本実施形態のような構成であっても、上記第2実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0050】
なお、上述した図2、図4、図5、図6、及び図7のフローチャートに従ったプログラムを例えばROM21に格納し動作することにより、上述した各実施形態の制御方法を実現させることが可能となる。
【0051】
また、本発明の出力装置は、上位装置から各種情報とオブジェクトデータを受信後、解析した時に、あるオブジェクトデータを解析することができないと判断した場合において、第二実施形態では、該オブジェクトデータの領域を空白で出力するようにし、また、第三実施形態では、該オブジェクトデータの領域にオブジェクトデータ名と警告メッセージのみを出力するようにしたが、レイアウト情報に基づく出力のみを行うようにしてもよい。
【0052】
本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶能体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているオペレーティングシステム(OS)などが実施の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0053】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、展開済みのオブジェクトデータに対して設定を変更して出力する場合には、従来に比べてより少ないメモリで、かつ効率よくオブジェクトデータを再作成することができる。また、万が一、受信したオブジェクトデータを解析できない場合にも、できるだけ期待する出力結果に近いものが得られ、従来頻繁に発生した無駄な出力を回避することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る出力装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】第一実施形態の出力装置のデータ処理手順を示すフローチャートである。
【図3】オブジェクトデータの属性情報テーブルの一例を示す図である。
【図4】第一実施形態に係る解析・展開処理手順を示すフローチャートである。
【図5】第一実施形態に係るオブジェクトデータの再送要求処理手順を示すフローチャートである。
【図6】第二実施形態に係る解析・展開処理手順を示すフローチャートである。
【図7】第三実施形態に係る解析・展開処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 入力インターフェイス
13 受信バッファ
14 解析部
15 ページバッファ
16 展開部
17 フレームバッファ
18 出力部
19 出力インターフェイス
20 CPU
21 ROM
22 パネル制御部
23 給紙・ステイプル制御部
30 印刷部
32 給紙デッキ・ステイプラ
200 プリンタ
300 上位装置

Claims (14)

  1. 他のデータから参照されて使用されるオブジェクトデータに基づいて、データの出力処理を行う出力装置において、
    前記オブジェクトデータを解析して、該オブジェクトデータを展開処理する解析手段と、
    前記解析手段で展開処理された展開後のオブジェクトデータと一緒に、該オブジェクトデータ各々に関する属性情報を保存して管理する管理手段とを備えたことを特徴とする出力装置。
  2. 前記属性情報を基に、展開前のオブジェクトデータを前記上位装置側からダウンロードする手段と、
    要求に応じて、ダウンロードしたオブジェクトデータと、保存されているオブジェクトデータとを変更する手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の出力装置。
  3. 前記属性情報は、前記オブジェクトデータ各々に関するデータ名、データサイズ、及びデータが存在する場所を示す情報であることを特徴とする請求項1または2記載の出力装置。
  4. 前記解析手段によって解析不可能なオブジェクトデータを判断する判断手段と、
    前記判断手段で判断された解析不可能なオブジェクトデータの領域を空白で出力する手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3に記載の出力装置。
  5. 前記解析手段によって解析不可能なオブジェクトデータを判断する判断手段と、
    前記判断手段で判断された解析不可能なオブジェクトデータの領域にオブジェクトデータ名と警告メッセージのみを出力する手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3に記載の出力装置。
  6. 前記解析手段によって解析不可能なオブジェクトデータを判断する判断手段と、
    前記判断手段で解析不可能なオブジェクトデータが存在すると判断された場合に、レイアウト情報に基づく出力のみを行う手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3に記載の出力装置。
  7. 他のデータから参照されて使用されるオブジェクトデータに基づいて、データの出力処理を行う出力装置の制御方法において、
    前記オブジェクトデータを解析して、該オブジェクトデータを展開処理する解析行程と、
    前記解析行程で展開処理された展開後のオブジェクトデータと一緒に、該オブジェクトデータ各々に関する属性情報を保存して管理する管理行程と
    を有することを特徴とする出力装置の制御方法。
  8. 前記属性情報を基に、展開前のオブジェクトデータを前記上位装置側からダウンロードする行程と、
    要求に応じて、ダウンロードしたオブジェクトデータと、保存されているオブジェクトデータとを変更する行程とを有することを特徴とする請求項7に記載の出力装置の制御方法。
  9. 前記属性情報は、前記オブジェクトデータ各々に関するデータ名、データサイズ、及びデータが存在する場所を示す情報であることを特徴とする請求項7または8記載の出力装置の制御方法。
  10. 前記解析行程によって解析不可能なオブジェクトデータを判断する判断行程と、
    前記判断行程で判断された解析不可能なオブジェクトデータの領域を空白で出力する行程とを有することを特徴とする請求項7乃至9に記載の出力装置の制御方法。
  11. 前記解析行程によって解析不可能なオブジェクトデータを判断する判断行程と、
    前記判断行程で判断された解析不可能なオブジェクトデータの領域にオブジェクトデータ名と警告メッセージのみを出力する行程とを有することを特徴とする請求項7乃至9に記載の出力装置の制御方法。
  12. 前記解析行程によって解析不可能なオブジェクトデータを判断する判断行程と、
    前記判断行程で解析不可能なオブジェクトデータが存在すると判断された場合に、レイアウト情報に基づく出力のみを行う行程とを有することを特徴とする請求項7乃至9に記載の出力装置の制御方法。
  13. 他のデータから参照されて使用されるオブジェクトデータに基づいて、データの出力処理を行う出力装置の制御方法を実行するための制御プログラムを提供する媒体であって、
    前記制御プログラムは、
    前記オブジェクトデータを解析して、該オブジェクトデータを展開処理する解析ステップと、
    前記解析ステップで展開処理された展開後のオブジェクトデータと一緒に、該オブジェクトデータ各々に関する属性情報を保存して管理する管理ステップとを有することを特徴とする制御プログラムを提供する媒体。
  14. 他のデータから参照されて使用されるオブジェクトデータに基づいて、データの出力処理を行う出力装置の制御方法を実行するための制御プログラムであって、
    前記オブジェクトデータを解析して、該オブジェクトデータを展開処理する解析ステップと、
    前記解析ステップで展開処理された展開後のオブジェクトデータと一緒に、該オブジェクトデータ各々に関する属性情報を保存して管理する管理ステップとを有することを特徴とする制御プログラム。
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