JP2008140169A - 電子データ圧縮装置、電子データ圧縮方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】文字の品位を落としたり文字の文字属性を失ったりすることなく高圧縮な電子データを作成可能とする。
【解決手段】情報処理装置のCPU1は、オブジェクトの属性がフォントの場合、判別用IDをフォント識別用テーブルに登録する。オブジェクトの属性がイメージ又はグラフィックの場合、フォント識別用テーブルに登録されている識別情報を有するオブジェクトとの重なりの有無を判定する。重なりがある場合、イメージ又はグラフィックのオブジェクトの判別用IDをフォント識別用テーブルに登録する。フォント識別用テーブルに判別用IDが格納されていないイメージ又はグラフィックのオブジェクトを高圧縮設定で展開し、第1のレイヤを作成する。フォント識別用テーブルに判別用IDが格納されているオブジェクトを低圧縮設定で展開し、第2のレイヤを作成する。
【選択図】図5
【解決手段】情報処理装置のCPU1は、オブジェクトの属性がフォントの場合、判別用IDをフォント識別用テーブルに登録する。オブジェクトの属性がイメージ又はグラフィックの場合、フォント識別用テーブルに登録されている識別情報を有するオブジェクトとの重なりの有無を判定する。重なりがある場合、イメージ又はグラフィックのオブジェクトの判別用IDをフォント識別用テーブルに登録する。フォント識別用テーブルに判別用IDが格納されていないイメージ又はグラフィックのオブジェクトを高圧縮設定で展開し、第1のレイヤを作成する。フォント識別用テーブルに判別用IDが格納されているオブジェクトを低圧縮設定で展開し、第2のレイヤを作成する。
【選択図】図5
Description
本発明は、電子データの圧縮を行う電子データ圧縮装置、電子データ圧縮方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
近年、情報機器の発達及び普及に伴い、電子データの活用の場が増加している。以前は紙で作成され保持されていた資料が、電子データで作成され保持されるようになっている。また、ネットワークの普及に伴い、1つの電子データを多くの人が情報機器及びネットワークを介して参照するケースが増加し、データベースの整備が進んでいる。その結果、データベースにおいては不特定多数の人のアクセスを許可し且つより多くの電子データを保持する必要性が増加している。そのため、データベースで保持する電子データをなるべく小さくする技術が要望されている。
電子データを圧縮する技術には各種のものが存在するが、その技術の1つとしてPDF(Portable Document Format)を活用したデータ圧縮方法がある。PDFデータはデータ内にいくつものレイヤを有する。それぞれのレイヤで異なる圧縮を用いることにより、データ全体のサイズを縮小し、なおかつデータの高品位を保つことを可能とすることができる。
電子データの活用方法にもよるが、一般的に文字の品位は落とせない。文字が読みづらくなることに伴う内容の不理解があっては、情報として成り立たないからである。他方、文字に比べ、イメージやグラフィックは多少品位が悪化しても、全体的な雰囲気が分かれば問題ないケースが多い。このイメージとグラフィックに対して圧縮をかけ、データ量を小さくする技術が用いられることが多い。また、通常、イメージとグラフィックでは、イメージに展開し圧縮した方が効果的である。更に、ページ全体で結合した方が、細かいイメージを個々に持つよりもデータ量を圧縮できることが多い。
上記のようなことから、通常は、文字のレイヤとイメージ及びグラフィックのレイヤという2つのレイヤに分け、イメージとグラフィックを展開したイメージを結合させた1ページ分のイメージに対して圧縮をかける。これにより、データ量の圧縮を行う。しかしながら、このような方法には図8及び図9に示すような問題がある。
図8(a)は、電子データを文字と1面イメージの2つのレイヤに単純分割した場合を示す図、図8(b)は、電子データのアプリケーションプログラム上の描画順を示す図である。図9(a)は、電子データ作成時に文字を先に描画しその上に1面イメージを描画した場合を示す図、図9(b)は、電子データ作成時に1面イメージを先に描画しその上に文字を描画した場合を示す図である。
実際に電子データのページを構成する文字、イメージ、グラフィックは、不規則な描画順で描画される。そのため、単純にイメージとグラフィックを展開したイメージを1ページ分結合したのでは、描画結果が本来の結果と異なることがある。
つまり、図8(a)に示すように電子データ80を構成する文字の上にイメージやグラフィックが重なっていた場合、次のような問題が発生する。イメージやグラフィックを結合させた1ページ分のイメージ(1面イメージ)82を文字81の上に重ねたのでは、文字が描画されないという問題がある(図9(a)参照)。一方、1面イメージを先に描画し、1面イメージの上に文字を描画したのでは、本来、イメージやグラフィックで隠れるはずの文字の一部分が見えてしまうという問題がある(図9(b)参照)。
従来、上述した電子データの圧縮等に関する技術については各種の技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)
特開平11−73516号公報
特開2002−334341号公報
そこで、上記図8及び図9で説明したような問題を解決するため、図10及び図11に示すように、3つのレイヤで電子データを構成する方法が考えられる。即ち、電子データ100は、図10(a)に示すように、文字のレイヤ101、イメージまたはグラフィックのレイヤ102、文字にイメージやグラフィックがかぶさった場合の文字とイメージまたは文字とグラフィックのレイヤ103から構成される。この3つのレイヤを用いることにより、1面イメージを作成することによるデータ圧縮方法が有効になる。図10(b)は、電子データのアプリケーションプログラム上の描画順であり、図11は、電子データの実際の(プリンタ上の)描画順である。
ただし、上記の3つのレイヤで電子データを構成する方法にも問題がある。3つ目のレイヤ、つまり、文字のレイヤと1面イメージのレイヤの中間に位置するレイヤは、圧縮率をよくするために1面イメージ程ではないにしろ圧縮がかけられる。しかしながら、前記方法においては、中間に位置するレイヤに含まれる文字データの品位が悪くなるという問題がある。また、文字データを展開してイメージデータとして扱うため、文字属性が失われる結果、文字検索を行う際に検索対象外となってしまうという問題がある。
本発明の目的は、文字の品位を落としたり文字の文字属性を失ったりすることなく高圧縮な電子データを作成することを可能とした電子データ圧縮装置、電子データ圧縮方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の電子データ圧縮装置は、電子データを構成するオブジェクトの属性を判別する判別手段と、前記判別手段によりオブジェクトの属性がフォントと判別された場合、フォント識別用の識別情報を記憶手段に登録する第1の登録手段と、前記判別手段によりオブジェクトの属性がイメージ又はグラフィックと判別された場合、前記イメージ又はグラフィックのオブジェクトと前記記憶手段に登録されている識別情報を有するオブジェクトとの重なりの有無を判定する判定手段と、前記判定手段により重なりがあると判定された場合、前記イメージ又はグラフィックのオブジェクトの識別情報を前記記憶手段に登録する第2の登録手段と、前記記憶手段に識別情報が格納されていないイメージ又はグラフィックのオブジェクトを用いて、高圧縮の設定に基づき、第1のレイヤを作成する第1の作成手段と、前記記憶手段に識別情報が格納されているオブジェクトを用いて、低圧縮の設定に基づき、第2のレイヤを作成する第2の作成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、記憶手段に識別情報が格納されていないイメージ又はグラフィックのオブジェクトを高圧縮設定で展開し第1のレイヤを作成し、記憶手段に識別情報が格納されているオブジェクトを低圧縮設定で展開し第2のレイヤを作成する。これにより、文字の品位を落としたり文字の文字属性を失ったりすることなく、第1のレイヤと第2のレイヤを作成することで、高圧縮な電子データを作成することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。
図1において、印刷システムは、情報処理装置とプリンタ7から構成されている。情報処理装置は、CPU1、RAM2、ROM3、キーボード制御部4、キーボード5、プリンタ制御部6、ディスプレイ制御部8、ディスプレイ9、記憶制御部10、外部記憶装置11、システムバス12を備えている。プリンタ7は、情報処理装置と接続されている。本実施の形態では、印刷装置としてプリンタを例に挙げるが、プリンタに限定されるものではない。印刷装置として複写機や複合機を用いる構成としてもよい。
情報処理装置のCPU1は、印刷システム全体の制御及び演算処理を行う中央処理装置であり、電子データ圧縮プログラムに基づき図5のフローチャートに示す処理を実行する。RAM2は、処理毎に対応するプログラム及びデータがロードされ実行される領域を有するランダムアクセスメモリである。ROM3は、基本I/O(入出力)プログラム、システム制御プログラム、フォントデータ等を記憶する領域を有する読み出し専用メモリである。キーボード制御部4は、キーボード5からのキー入力によりデータを受け取り、CPU1へ伝達する。
プリンタ制御部6は、プリンタ7を制御し印刷動作を行わせる。プリンタ7は、電子データに基づき用紙に画像を形成する印刷動作を行う。プリンタ7の印刷方式は、レーザビーム方式、インクジェット方式等、何れでもよい。ディスプレイ制御部8は、ディスプレイ9に対する表示制御を行う。記憶制御部10は、外部記憶装置11に対するデータの書き込み/読み出し及びデータ伝送等の制御を行う。
外部記憶装置11は、OS(オペレーティングシステム)、電子データ圧縮プログラム、各種プログラム、関連データ等を記憶する。外部記憶装置11は、FD(フロッピー(登録商標)ディスク)装置あるいはHD(ハードディスク)装置あるいはCD(CD−ROM)装置あるいはDVD(DVD−ROM)装置として構成されている。プログラムの実行時に必要に応じて外部記憶装置11内のプログラム及び関連データを参照するかまたはRAM2へロードする。システムバス12は、上記各構成要素間におけるデータ転送の際の伝送路となる。
情報処理装置は、基本I/Oプログラム、OS、及び電子データ圧縮プログラムをCPU1が実行することにより動作する。情報処理装置の電源がONにされたとき、基本I/Oプログラム中のIPL(イニシャルプログラムローディング)機能により外部記憶装置11からOSがRAM2に読み込まれる。これにより、情報処理装置上でOSの動作が開始される。
図2は、記憶媒体における電子データ圧縮プログラム及び各種情報の記憶例を示す図である。図3は、記憶媒体に記憶された電子データ圧縮プログラム及び関連データを外部記憶装置にインストールする概念を示す図である。図4は、電子データ圧縮プログラムが外部記憶装置にインストールされ実行可能になった状態のメモリマップを示す図である。
図2乃至図4において、図2に示すように、ボリューム情報21、ディレクトリ情報22、電子データ圧縮プログラム23等は、記憶媒体(FDまたはCD−ROMまたはDVD−ROM)に記憶されている。また、図3に示すように、電子データ圧縮プログラム及び関連データは、外部記憶装置11内のドライブ(FDドライブまたはCD−ROMドライブまたはDVD−ROMドライブ)を介して外部記憶装置11にインストールすることができる。
記憶媒体を外部記憶装置11にセットすると、OS及び基本I/Oプログラムの制御の基に、電子データ圧縮プログラム及び関連データが記憶媒体から読み出され、外部記憶装置11にインストールされて動作可能となる。図4に示すように、メモリマップは、基本I/Oプログラム41、OS42、電子データ圧縮プログラム43、関連データ44、ワークエリア45等から構成される。
尚、本実施の形態では、電子データ圧縮プログラムを用いた電子データ圧縮機能を情報処理装置に搭載する構成としているが、これに限定されるものではない。電子データ圧縮機能は、情報処理装置に搭載する構成、プリンタに搭載する構成、アプリケーションプログラム内に搭載する構成の何れでもよい。
次に、上記構成を有する本実施の形態の印刷システムの情報処理装置により高圧縮PDFデータを作成する処理について図5乃至図7を参照しながら説明する。
図5は、高圧縮PDFデータを作成する処理を示すフローチャートである。
図5において、情報処理装置のCPU1は、まず、プリンタ7での印刷に用いられる電子データの内容を解析し、電子データの各ページを構成する描画対象オブジェクトのオブジェクト属性を電子データの描画順に解析する(ステップS51)。次に、CPU1は、解析したオブジェクト属性がフォントか、イメージまたはグラフィックかを判定する(ステップS52)。
上記ステップS52の判定の結果、オブジェクト属性がフォントであると判定した場合は、CPU1は、オブジェクト属性がフォントであるオブジェクトの判別用IDをフォント識別用テーブル(不図示)に登録する(ステップS53)。この後、ステップS56へ進む。他方、上記ステップS52の判定の結果、オブジェクト属性がイメージまたはグラフィックであると判定した場合は、次の判定を行う。CPU1は、オブジェクト属性がイメージまたはグラフィックであるオブジェクトが、既にフォント識別用テーブルに格納(登録)されている判別用IDを有するオブジェクトと重なりがあるかどうかを判定する(ステップS54)。
ここで、重なりとは、オブジェクト属性がイメージまたはグラフィックであるオブジェクトが、既にフォント識別用テーブルに格納されている判別用IDを有するオブジェクトの上に重なることを言う。基本的に、電子データの描画順に上記判定を行う場合、オブジェクトの輪郭が重なれば、現在の描画対象オブジェクトは、既にフォント識別用テーブルに格納されている判別用IDを有するオブジェクトの上に重なることになる。
上記ステップS54の判定の結果、両方のオブジェクトに重なりがあると判定した場合は、CPU1は、重なりがあると判定した現在の描画対象オブジェクトの判別用IDをフォント識別用テーブルに登録する(ステップS55)。この後、ステップS56へ進む。他方、上記ステップS54の判定の結果、両方のオブジェクトに重なりがないと判定した場合は、CPU1は、プリンタ7での印刷に用いられる電子データを構成するページ内の全ての描画対象オブジェクトに対して上記処理が終了したかどうかを判定する(ステップS56)。
上記ステップS56の判定の結果、電子データを構成するページ内の全ての描画対象オブジェクトに対して上記処理が終了していないと判定した場合は、CPU1は、ステップS51に戻り、上記処理を繰り返す。他方、上記ステップS56の判定の結果、電子データを構成するページ内の全ての描画対象オブジェクトに対して上記処理が終了していると判定した場合は、ステップS57へ進む。
CPU1は、フォント識別用テーブルに判別用IDが格納されていないイメージまたはグラフィックのオブジェクトを展開し、1面イメージを作成し、高圧縮PDFデータの描画結果を構成する第1のレイヤを作成する(ステップS57)。つまり、グラフィックをイメージに展開することにより全てをイメージ化し、その上で全てのイメージを結合し、1面イメージを作成する。この場合、基本的に、1面イメージの第1のレイヤは、高圧縮PDFデータの活用方法に応じて高圧縮設定により圧縮される。高圧縮設定とは、圧縮率が高くなるように定められた高圧縮用解像度及び圧縮パラメータを用いて圧縮を行う設定である。
次に、CPU1は、フォント識別テーブルに格納されている判別用IDを有するオブジェクトをそれぞれ展開することにより、第2のレイヤを作成する(ステップS58)。この場合、基本的に、文字属性オブジェクトの第2のレイヤは、低圧縮設定により圧縮される。低圧縮設定とは、圧縮無しの設定、または、品位低下が無い範囲で定められた低圧縮用解像度及び圧縮パラメータを用いて圧縮を行う設定である。
上述した処理により、図6及び図7に示すように、第1及び第2のレイヤの2つのレイヤによって構成された高圧縮PDFデータ(電子データ)が作成される。
図6(a)は、電子データを2つのレイヤで構成した場合を示す図、図6(b)は、電子データのアプリケーションプログラム上の描画順を示す図である。図7は、電子データの実際の(プリンタ上の)描画順を示す図である。
図6及び図7において、図6(a)に示すように、電子データ60は第1のレイヤ61と第2のレイヤ62から構成される。電子データのアプリケーションプログラム上の描画順は図6(b)に示す通りであり、電子データを用いてプリンタ7により印刷を行う際の電子デーの描画順は図7に示す通りである。
以上説明したように、本実施の形態によれば、高圧縮PDFデータを作成する際に、上述した従来の問題を解決することが可能となる。まず、文字とイメージやグラフィックが重なった際に、文字の品位が劣化する問題を解決することが可能となる。また、文字とイメージやグラフィックが重なった際に、文字がイメージ化されることにより文字属性が失われ文字検索の対象外になってしまう問題を解決することが可能となる。
即ち、文字の品位を落としたり文字の文字属性を失ったりすることなく、1面イメージの第1のレイヤと文字属性オブジェクトの第2のレイヤを作成することで、高圧縮な電子データを作成することが可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、電子データとして高圧縮PDFデータを例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。高圧縮PDFデータ以外の電子データにも適用することが可能である。
上記実施の形態では、電子データとして高圧縮PDFデータを例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。高圧縮PDFデータ以外の電子データにも適用することが可能である。
上記実施の形態では、フォント識別用テーブルにオブジェクトの判別用IDを登録する構成を例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。フォント識別用テーブルにオブジェクトの判別用IDを当該オブジェクトと共に登録する構成としてもよい。
また、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、以下の処理を行うことによっても達成される。即ち、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスクを用いることができる。また、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、以下の場合も含まれる。即ち、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、以下の処理を行う場合も含まれる。即ち、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
1 CPU(判別手段、第1の登録手段、第2の登録手段、判定手段、第1の作成手段、第2の作成手段)
2 RAM
3 ROM
10 記憶制御部
11 外部記憶装置
23 電子データ圧縮プログラム
2 RAM
3 ROM
10 記憶制御部
11 外部記憶装置
23 電子データ圧縮プログラム
Claims (8)
- 電子データを構成するオブジェクトの属性を判別する判別手段と、
前記判別手段によりオブジェクトの属性がフォントと判別された場合、フォント識別用の識別情報を記憶手段に登録する第1の登録手段と、
前記判別手段によりオブジェクトの属性がイメージ又はグラフィックと判別された場合、前記イメージ又はグラフィックのオブジェクトと前記記憶手段に登録されている識別情報を有するオブジェクトとの重なりの有無を判定する判定手段と、
前記判定手段により重なりがあると判定された場合、前記イメージ又はグラフィックのオブジェクトの識別情報を前記記憶手段に登録する第2の登録手段と、
前記記憶手段に識別情報が格納されていないイメージ又はグラフィックのオブジェクトを用いて、高圧縮の設定に基づき、第1のレイヤを作成する第1の作成手段と、
前記記憶手段に識別情報が格納されているオブジェクトを用いて、低圧縮の設定に基づき、第2のレイヤを作成する第2の作成手段と、
を備えることを特徴とする電子データ圧縮装置。 - 前記判定手段における重なり判定とは、前記イメージ又はグラフィックのオブジェクトが、前記記憶手段に登録されている識別情報を有するオブジェクトの上に重なるか否かの判定であることを特徴とする請求項1記載の電子データ圧縮装置。
- 前記高圧縮の設定とは、圧縮率が高くなるように定められた解像度及び圧縮パラメータを用いて圧縮を行う設定であることを特徴とする請求項1記載の電子データ圧縮装置。
- 前記低圧縮の設定とは、圧縮を行わない設定、又は、品位低下が無い範囲で定められた解像度及び圧縮パラメータを用いて圧縮を行う設定であることを特徴とする請求項1記載の電子データ圧縮装置。
- 前記電子データ圧縮装置が装備される装置は、情報処理装置、印刷装置を含む群から選択されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電子データ圧縮装置。
- 電子データを構成するオブジェクトの属性を判別する判別ステップと、
前記判別ステップによりオブジェクトの属性がフォントと判別された場合、フォント識別用の識別情報を記憶手段に登録する第1の登録ステップと、
前記判別ステップによりオブジェクトの属性がイメージ又はグラフィックと判別された場合、前記イメージ又はグラフィックのオブジェクトと前記記憶手段に登録されている識別情報を有するオブジェクトとの重なりの有無を判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより重なりがあると判定された場合、前記イメージ又はグラフィックのオブジェクトの識別情報を前記記憶手段に登録する第2の登録ステップと、
前記記憶手段に識別情報が格納されていないイメージ又はグラフィックのオブジェクトを用いて、高圧縮の設定に基づき、第1のレイヤを作成する第1の作成ステップと、
前記記憶手段に識別情報が格納されているオブジェクトを用いて、低圧縮の設定に基づき、第2のレイヤを作成する第2の作成ステップと、
を備えることを特徴とする電子データ圧縮方法。 - 前記請求項6記載の電子データ圧縮方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記請求項7記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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JP2006326028A JP2008140169A (ja) | 2006-12-01 | 2006-12-01 | 電子データ圧縮装置、電子データ圧縮方法、プログラム、及び記憶媒体 |
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Cited By (1)
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CN102567431A (zh) * | 2010-12-31 | 2012-07-11 | 北大方正集团有限公司 | 文档处理方法及装置 |
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CN102567431B (zh) * | 2010-12-31 | 2014-04-02 | 北大方正集团有限公司 | 文档处理方法及装置 |
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