JP2004008549A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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中井 厚仁
Kenji Terai
寺井 謙治
Kentaro Yari
鑓 健太郎
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Abstract

【課題】洗い、すすぎ、脱水の洗濯行程と乾燥行程を備えた洗濯乾燥機において、簡単な構成で、ヒータ、送風ファンなどを内包するケーシングを安価にする。
【解決手段】外枠45の上部を外枠カバー46で覆い、外枠45内に支持された水受け槽3内に、回転中心軸を鉛直方向に有する洗濯兼脱水槽4を回転自在に配設し、この洗濯兼脱水槽4内に送風ファン35により送風するとともに、送風をヒータにより加熱し、ヒータ、送風ファン35などを第1のケーシング36および第2のケーシング37に内包し、第1のケーシング36および第2のケーシング37内でヒータを支持するヒータ支持部を保持し、ヒータ支持部42は、第1のケーシング36および第2のケーシング37を構成する材料の耐熱性より優れた耐熱性を有する材料で構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗い、すすぎ、脱水の洗濯行程と乾燥行程を備えた洗濯乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗濯乾燥機は図4に示すような構成が提案されている。以下、その構成について説明する。
【0003】
図4に示すように、外枠1は、内部に複数のサスペンション2によって弾性的に吊り下げた外槽3を設け、脱水時の振動をサスペンション2によって吸収する構成としている。外槽3の内部には、回転中心軸を鉛直方向に有し洗濯物および乾燥対象物を収容する内槽4を脱水軸5を中心に回転可能に配設し、内槽4の内底部に衣類(洗濯物や乾燥対象物)を撹拌する回転翼6を洗濯軸7を中心に回転自在に配設している。
【0004】
また、内槽4の内部周壁には小孔(図示せず)を多数設けるとともに、上方には流体バランサー8を設けている。回転翼6は外周部に傾斜面9を有する略皿状の基盤の上面に撹拌用突出部10を形成することにより、乾燥行程においては、乾燥対象物を回転翼6の回転による遠心力で傾斜面9に沿って上方へと舞い上がりやすくしている。
【0005】
モータ11は、外槽3の底部に取り付け、洗濯または脱水時に回転力の伝達を洗濯軸7、脱水軸5に切り換えるクラッチ12と洗濯軸7、脱水軸5を介して、内槽4または回転翼6に連結している。
【0006】
熱交換器13は、循環する湿った温風を除湿するもので、一端を伸縮自在の下部蛇腹状ホース14を介して外槽3の下部に接続し、他端を循環する温風に含まれるリントを回収するリントフィルター15を介して循環用送風機16の一端に接続している。循環用送風機16の他端は、加熱手段であるヒータ17を有する温風供給路18に接続し、上部蛇腹状ホース19を通って内槽4へ繋がり、循環する温風循環経路20を構成している。
【0007】
外槽3には、外槽3の上面を気密的に覆う外槽カバー21を設けており、この外槽カバー21に伸縮自在の上部蛇腹状ホース19から温風を供給する温風供給口22を開口している。また、この外槽カバー21に内蓋23を開閉自在に設け、衣類を出し入れするようにしている。
【0008】
外枠カバー24は外枠1の上部を覆うもので、外蓋25を開閉自在に有し、操作表示手段26を設けるとともに、内槽4に給水する給水弁27を設けている。また、外槽3の底部に外槽3内の水を排水する排水弁28を設けている。冷却用送風機29は、外枠1の側面に取り付け、外枠1の内部の外槽3、熱交換器13などを冷却するように送風できるよう構成している。
【0009】
制御装置30は、マイクロコンピュータを具備し、モータ11、クラッチ12、循環用送風機16、ヒータ17、給水弁27、排水弁28、冷却用送風機29などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御するように構成している。
【0010】
サーミスタ31は外槽3の外壁の温度を検知するもので、サーミスタ32は熱交換器13の出口の循環風温度を検知するものである。制御装置30は、これらサーミスタ31、32による検知出力を入力し、乾燥終了を判定するよう構成している。
【0011】
上記構成において動作を説明する。洗い行程では、外蓋25と内蓋23を開けて、内槽4に衣類(洗濯物)を投入し運転を開始すると、給水弁27を開いて所定の水位まで給水した後、モータ11を駆動する。このとき、伝達機構部のクラッチ12によりモータ11の動力を洗濯軸7を介して回転翼6に伝達し、回転翼6が回転することで、回転翼6の撹拌用突出部10により衣類を撹拌し、洗濯物どうし、または内槽4の内壁や回転翼6との接触により作用する機械力と、水流力により行われる。
【0012】
脱水行程では、洗濯終了後、排水弁28を開いて内槽4内の水を排水した後、伝達機構部のクラッチ12を脱水側に切り換えて、モータ11の動力を脱水軸5を介して内槽4に伝達して回転させ、衣類に遠心力を与えることにより、水分を衣類から分離することで行う。脱水行程が終了すると引きつづいて乾燥行程に入る。
【0013】
乾燥行程に入ると、排水弁28を閉じるとともにクラッチ12を洗濯側に切り換える。そしてモータ11を駆動して回転翼6に伝達し、回転翼6を正転、反転させて撹拌用突出部10で衣類を引っかけて撹拌しながら、循環用送風機16とヒータ17に通電して温風を温風供給口22に送る。温風供給口22より内槽4に吹き込まれた温風は、衣類から水分を蒸発させた後、内槽4から外槽3の内側へ出た後、下部蛇腹状ホース14を通過して、熱交換器13へ至る。
【0014】
衣類の水分を奪って湿気を含んだ温風が、外槽3の内壁や熱交換器13内を通過しているとき、外枠1の側面に設置した冷却送風機27による外部空気の流入で、外槽3や熱交換器13の外壁は冷却されることになり、その内部では、水分の結露が起こり、湿った温風は除湿されて循環用送風機16に戻る。この温風循環経路20で温風を循環させることにより、内槽4内の衣類を乾燥することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の構成では、温風供給路18は、ヒータ17を内包しており、温風供給路18全体を耐熱性の高い材料で構成していたために、高価な構成となっていた。
【0016】
本発明は上記課題を解決するもので、簡単な構成で、ヒータ、送風ファンなどを内包するケーシングを安価にすることを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、外枠の上部を外枠カバーで覆い、外枠内に支持された水受け槽内に、回転中心軸を鉛直方向に有する洗濯兼脱水槽を回転自在に配設し、この洗濯兼脱水槽内に送風ファンにより送風するとともに、送風をヒータにより加熱し、ヒータ、送風ファンなどをケーシングに内包し、ケーシング内でヒータを支持するヒータ支持部を保持し、ヒータ支持部は、ケーシングを構成する材料の耐熱性より優れた耐熱性を有する材料で構成したものである。
【0018】
これにより、簡単な構成で、ヒータ、送風ファンなどを内包するケーシングを安価にすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、外枠の上部を覆う外枠カバーと、前記外枠内に支持された水受け槽と、回転中心軸を鉛直方向に有し前記水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽内に送風する送風ファンと、前記送風を加熱するヒータと、前記ヒータ、送風ファンなどを内包するケーシングとを備え、前記ケーシング内でヒータを支持するヒータ支持部は、前記ケーシングを構成する材料の耐熱性より優れた耐熱性を有する材料で構成したものであり、簡単な構成で、ヒータ、送風ファンなどを内包するケーシングを安価にすることができる。
【0020】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、ヒータ支持部を熱硬化性樹脂で構成し、ケーシングを熱可塑性樹脂で構成したものであり、簡単な構成で、ヒータ、送風ファンなどを内包するケーシングを安価にすることができる。
【0021】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、ヒータは正の温度抵抗特性を有する半導体ヒータであって、その外表面と、ヒータ支持部の内面との間に空間を形成したものであり、ヒータとヒータ支持部の間に形成した空間が断熱層となり、ヒータの熱が直接、ヒータ支持部に伝わることはないので、ケーシングの材料を耐熱温度が低い安価な材料で構成することができる。
【0022】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜3に記載の発明において、ヒータ支持部の外表面とケーシングの内面との間に空間部を形成したものであり、ヒータ支持部とケーシングの間に形成した空間部が断熱層となり、ヒータの熱、つまりはヒータ支持部の熱がケーシングに直接伝わることがないので、ケーシングの材料を耐熱温度が低い安価な材料で構成することができる。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0024】
図1に示すように、温風送風手段33は、送風用モータ34によって駆動される送風ファン35、ヒータ39(図3参照)などを有し(詳細は後述する)、送風ファン35は、回転中心軸を鉛直方向に有する遠心ファンで、図2および図3に示すように、第1のケーシング(ケーシング)36および第2のケーシング(ケーシング)37で形成した渦室38に配設している。渦室38の下流側には、ヒータ支持部42に内包されたヒータ39を同じく第1のケーシング36、第2のケーシング37で形成した温風供給路40に配設している。
【0025】
ここで、ヒータ支持部42は、例えば熱硬化性樹脂等の耐熱性の優れた材料で構成し、第1のケーシング36および第2のケーシング37はヒータ支持部42の耐熱温度より低い、例えば熱可塑性樹脂のような材料で構成している。
【0026】
また、ヒータ39は、正の温度抵抗特性を有する半導体ヒータであって、図3に示すように、その外表面と、ヒータ支持部42の内面との間に空間53を形成し、ヒータ支持部42の外表面と、第1のケーシング36および第2のケーシング37の内面との間に空間部54を形成している。
【0027】
温風供給路40のヒータ39の下流側にサーミスタ41を配設し、その下流側に第2のケーシング37に上部蛇腹状ホース43を接合して、温風を送風するように構成している。渦室38の上流側は、外気を吸気する吸気ダクト44を第2のケーシング37の下部に配設し、機体の後方から外気を吸気するように構成している。
【0028】
これら送風用モータ34、送風ファン35、第1のケーシング36、第2のケーシング37、ヒータ39、サーミスタ41、上部蛇腹状ホース43、および吸気ダクト44をユニット化して温風送風手段33を構成している。
【0029】
このように、ユニット化した温風送風手段33を、図1に示すように、外枠45の上部を覆う外枠カバー46内に配設している。温風送風手段33より送風された温風は、上部蛇腹状ホース43から外槽カバー47に形成した温風供給口48に繋がり、内槽4内へ温風が供給されるように構成している。
【0030】
また、外槽カバー47に内蓋49を開閉自在に設け、衣類を出し入れするようにしている。外槽カバー47には、温風供給口48から内槽4に供給された温風を排気する排気口50を形成している。さらに、排気口50の外側にメッシュ状の排気フィルター51を設けている。
【0031】
制御装置52は、マイクロコンピュータを具備し、モータ11、クラッチ12、送風用モータ34、ヒータ39、給水弁27、排水弁28などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御するように構成している。
【0032】
サーミスタ41は温風供給路40から供給される温風の温度を検知するもので、温風供給路40のヒータ39から上部蛇腹状ホース43の間に設けている。制御装置52は、サーミスタ41による検知出力を入力し、温風温度が正常な状態かを監視している。
【0033】
上記構成において動作を説明する。なお、洗い行程から脱水行程までの動作は従来例の動作と同じであるので説明を省略する。
【0034】
乾燥行程に入ると、排水弁28を閉じるとともにクラッチ12を洗濯側に切り換え、モータ11を駆動して回転翼6に伝達し、回転翼6を正転、反転させて撹拌用突出部10で衣類を引っかけて撹拌する。このとき、温風送風手段33の送風用モータ34とヒータ39に通電し、外気を後方から吸気して加熱し、温風を上部蛇腹状ホース43に送る。通電されたヒータ39は加熱し始めるが、ヒータ39は耐熱性の優れた材料で構成したヒータ支持部42で支持しているので、その熱が第1のケーシング36および第2のケーシング37に、直接伝わることがないので、第1のケーシング36、第2のケーシング37の材料は、ヒータ支持部42の耐熱温度より低い安価な材料を用いることができる。
【0035】
そして、上部蛇腹状ホース43から外槽カバー47に形成した温風供給口48に繋がり、内槽4内へ温風が供給される。内槽4に吹き込まれた温風は、衣類から水分を蒸発させた後、内槽4から上方に向かって上昇し、外槽カバー47に形成された排気口50から排気フィルター51を通して排気する。
【0036】
このように本実施例では、簡単な構造で乾燥を可能にでき、機体本体を大きく、かつ重量を増加させなくて済む。さらに、温風送風手段33をユニット化しているため、洗濯乾燥機の機種切換えが容易になり、基本設計は同じでも、ユニット化した温風送風手段33を搭載した機種は洗濯乾燥機、温風送風手段33を搭載していない機種は洗濯機など、容易に機種切換えができる。
【0037】
また、圧力損失と空気漏れの少ない送風経路を形成し、風量を増加させて乾燥性能を向上することができるとともに、後方より吸気するため、送風ファン35による風切り音等の騒音は前方に来にくく、騒音を抑えた洗濯乾燥機を実現できる。
【0038】
ここで、ヒータ支持部42は、第1のケーシング36および第2のケーシング37を構成する材料の耐熱性より優れた耐熱性を有する材料で構成しているので、簡単な構成で、ヒータ39および送風ファン35を内包するケーシングを安価に構成することができる。
【0039】
また、ヒータ支持部42を熱硬化性樹脂で構成し、第1のケーシング36および第2のケーシング37を熱可塑性樹脂で構成しているので、ヒータ39、送風ファン35などを内包する第1のケーシング36、第2のケーシング37を安価にでき、温風送風手段33を安価にすることができる。
【0040】
また、ヒータ39は正の温度抵抗特性を有する半導体ヒータであって、その外表面と、ヒータ支持部の内面との間に空間53を形成しているので、乾燥工程時等で加熱されたヒータ39の熱は、ヒータ39を支持するヒータ支持部42に伝達するが、ヒータ39とヒータ支持部42の間に形成した空間53が断熱層となり、ヒータ39の熱が直接、ヒータ支持部42に伝わることはないので、つまりはヒータ39の熱が、第1のケーシング36および第2のケーシング37に、直接伝わることがなく、第1のケーシング36および第2のケーシング37の材料を耐熱温度が低い安価な材料で構成することができる。
【0041】
また、ヒータ39とヒータ支持部42との間に形成される空間53には、断熱材等の熱の伝達を緩和する材料を配設してもよい。さらに、この空間53に送風ファン35から送られてくる送風の一部を導くことで、一層の断熱効果を得ることができる。
【0042】
また、ヒータ支持部42の外表面と、第1のケーシング36および第2のケーシング37の内面との間に空間部54を形成しているので、乾燥行程時等で加熱されたヒータ39の熱は、ヒータ39を支持するヒータ支持部42に伝達し、ヒータ支持部42に伝達した熱は第1のケーシング36および第2のケーシング37に伝達するが、ヒータ支持部42と第1のケーシング36および第2のケーシング37の間に形成した空間部54が断熱層となり、ヒータ39の熱、つまりはヒータ支持部42の熱が、第1のケーシング36および第2のケーシング37に、直接伝わることがないので、第1のケーシング36および第2のケーシング37の材料を耐熱温度が低い安価な材料で構成することができる。
【0043】
また、ヒータ支持部42と第1のケーシング36および第2のケーシング37の間に形成される空間部54に、断熱材等の熱の伝達を緩和する材料を配設してもよい。さらに、この空間部54に送風ファン35から送られてくる送風の一部を導くことで、一層の断熱効果を得ることができる。
【0044】
なお、本実施例では、送風用モータ34、送風ファン35、第1のケーシング36、第2のケーシング37、ヒータ39、サーミスタ41、上部蛇腹状ホース43、吸気ダクト44およびヒータ支持部42をユニット化して温風送風手段33を構成したが、少なくとも外気を吸気する送風ファン35、第1のケーシング36、第2のケーシング37のどちらか一方、およびヒータ39がユニット化されていればよい。また、吸気ダクト44を第2のケーシング37に一体に形成してもよい。
【0045】
また、本実施例では、送風ファン35の回転中心軸を鉛直方向で構成したが、鉛直方向に限定されず、どの方向でもよい。
【0046】
さらに、外気を吸気する吸気ダクト44は第2のケーシング37の下部に一体で形成したが、配置を変えてどの向きに形成してもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、外枠の上部を覆う外枠カバーと、前記外枠内に支持された水受け槽と、回転中心軸を鉛直方向に有し前記水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽内に送風する送風ファンと、前記送風を加熱するヒータと、前記ヒータ、送風ファンなどを内包するケーシングとを備え、前記ケーシング内でヒータを支持するヒータ支持部は、前記ケーシングを構成する材料の耐熱性より優れた耐熱性を有する材料で構成したから、簡単な構成で、ヒータ、送風ファンなどを内包するケーシングを安価にすることができる。
【0048】
また、請求項2に記載の発明によれば、ヒータ支持部を熱硬化性樹脂で構成し、ケーシングを熱可塑性樹脂で構成したから、簡単な構成で、ヒータ、送風ファンなどを内包するケーシングを安価にすることができる。
【0049】
また、請求項3に記載の発明によれば、ヒータは正の温度抵抗特性を有する半導体ヒータであって、その外表面と、ヒータ支持部の内面との間に空間を形成したから、ヒータとヒータ支持部の間に形成した空間が断熱層となり、ヒータの熱が直接、ヒータ支持部に伝わることはないので、ケーシングの材料を耐熱温度が低い安価な材料で構成することができる。
【0050】
また、請求項4に記載の発明によれば、ヒータ支持部の外表面とケーシングの内面との間に空間部を形成したから、ヒータ支持部とケーシングの間に形成した空間部が断熱層となり、ヒータの熱、つまりはヒータ支持部の熱がケーシングに直接伝わることがないので、ケーシングの材料を耐熱温度が低い安価な材料で構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の洗濯乾燥機の縦断面図
【図2】同洗濯乾燥機の温風送風手段の一部切欠した拡大平面図
【図3】同洗濯乾燥機の温風送風手段の一部切欠した拡大縦断面図
【図4】従来の洗濯乾燥機の縦断面図
【符号の説明】
3 水受け槽
4 洗濯兼脱水槽
35 送風ファン
36 第1のケーシング(ケーシング)
37 第2のケーシング(ケーシング)
39 ヒータ
42 ヒータ支持部
45 外枠
46 外枠カバー

Claims (4)

  1. 外枠の上部を覆う外枠カバーと、前記外枠内に支持された水受け槽と、回転中心軸を鉛直方向に有し前記水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽内に送風する送風ファンと、前記送風を加熱するヒータと、前記ヒータ、送風ファンなどを内包するケーシングとを備え、前記ケーシング内で前記ヒータを支持するヒータ支持部は、前記ケーシングを構成する材料の耐熱性より優れた耐熱性を有する材料で構成した洗濯乾燥機。
  2. ヒータ支持部を熱硬化性樹脂で構成し、ケーシングを熱可塑性樹脂で構成した請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. ヒータは正の温度抵抗特性を有する半導体ヒータであって、その外表面と、ヒータ支持部の内面との間に空間を形成した請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
  4. ヒータ支持部の外表面とケーシングの内面との間に空間部を形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
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