JP2004007926A - モータ - Google Patents

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谷邑 敏
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Abstract

【課題】熱収縮により反りを発生する回路基板を用いたとしても、その反りがロータとの間で問題を発生しないようにするモータを提供すること。
【解決手段】ステータコア15を保持したホルダ部材16に、モータ用回路基板11を固定部材14により固定してステータ部を構成するようにしたモータにおいて、ホルダ部材16におけるモータ用回路基板11の固定当接部26に、モータ用回路基板11の加熱による反りの方向に対して逆方向に傾斜させる傾斜面等の作用部27を設けた。従って、固定当接部26に上記モータ用回路基板11を上記固定部材14により固定したとき、上記モータ用回路基板11の反りを上記作用部27により矯正することができる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステータコアとモータ用の回路基板とをホルダ部材を介して一体化しステータ部を構成するようにしたモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、一般的なVTR用のドラムモータとして、図7に示す構造のモータが知られている。このモータでは、基板30の下面側に、固定軸31が圧入固定された円筒状の筒部材32がねじ止め固定されるとともに、この筒部材32の外周側にステータコア33が取り付けられたコアホルダー34がねじ止め固定されている。ステータコア33は、コア板を複数枚積層することによって構成されており、外周部に複数の突極部を有し、各突極部にはコイルが巻回されている。ステータコア33、コアホルダー34は、ねじ35によって基板30に対して固定され、モータのステータ部が構成されている。
【0003】
固定軸31と一体の筒部材32より下側には、ボールベアリング36の内輪が固定されており、また、ボールベアリング36の外輪には、回転ドラムとなる回転体38が取付けられているとともに、その回転体38に対してロータケース37が取り付けられている。ロータケース37の形状はカップ状であり、基板30の下面側に配置されたステータコア33やコアホルダー34を下側から覆うように構成されている。ロータケース37の内面には、ロータマグネット39が取り付けられ、ロータマグネット39の内周面は一定の間隔をもってステータコア33の突極部の外周面と対向している。
【0004】
従って、ステータコア33の突極に巻回されたコイルに通電することにより、ロータマグネット39を備えたロータケース37が回転し、その結果、回転ドラムとなる回転体38も回転する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記モータにおける基板30は、通常、モータの回路部品を搭載した回路基板であり、この回路基板としては、例えばフェノール樹脂を主な材料として構成されたフェノール樹脂基板を用いることが多い。そして、回路基板として上記のようなフェノール樹脂基板を用いた場合に、その回路基板にクリーム半田を印刷し、その上に回路部品を乗せて、リフロー部内を搬送してリフロー半田付けをするように構成すると、フェノール樹脂基板が、熱収縮により図7においてロータ側に反ってしまい、基板30と、ステータコア33及びコアホルダー34がねじ35によって固定されたとき、ロータ、具体的にはロータマグネット39に対する基板30の軸方向間隔が変化してしまう。
【0006】
このように、基板30が熱収縮により反りを発生すると、例えば、基板30にロータマグネット39と対向する周波数発電機用の回路パターンが形成されている場合や、ロータに取り付けられた別のマグネットと対向する検出素子が設けられている場合に、両者の間隔が本来の間隔とは異なってしまい、正確な検出信号が得られなくなることがある。また、このような検出素子等を設けてはいない場合であっても、反りの度合いが大きい場合や、薄型化のために基板30とロータマグネット39との軸方向間隔をきわめて小さくしてある場合には、最悪、基板30とロータマグネット39とが接触してしまうという問題が発生することも考えられる。
【0007】
そこで、本発明は、基板としてフェノール樹脂基板のように熱収縮により反りを発生する回路基板を用いたとしても、その反りが前述の問題を発生しないようにするモータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1に記載のモータでは、ステータコアを保持したホルダ部材に、モータ用回路基板を固定部材により固定してステータ部を構成するようにしたモータにおいて、上記ホルダ部材における上記モータ用回路基板の固定当接部に、上記モータ用回路基板の加熱による反りの方向に対して逆方向に傾斜させる作用部を設け、上記固定当接部に上記モータ用回路基板を上記固定部材により固定したとき、上記モータ用回路基板の加熱による反りを上記作用部により矯正するようにしている。
【0009】
従って、基板とロータ、例えば回路基板とロータマグネットとの軸方向間隔を本来の目論見通りの値とすることができるから、モータ用回路基板の反りによる悪影響の発生を防止することができる。例えば、回路基板にロータ側のマグネットと対向する周波数発電機用の回路パターンが形成されていたり、検出素子が設けられている場合であっても、ロータ側のマグネットとの間隔は、ほぼ目論見通りの値とすることができるから、正確な検出信号を得ることができる。なお、ロータ側のマグネットとしては、モータ駆動用の円環状マグネットの場合も、これとは別個に設けられた単一のマグネットの場合も、どちらでも適用できる。
【0010】
また、請求項2に記載のモータでは、モータ用回路基板はフェノール樹脂基板であり、上記モータ用回路基板の反りは、上記フェノール樹脂基板への回路部品の半田付け接続時における熱収縮による反りを対象とするものである。従って、モータ用回路基板として一般的なフェノール樹脂基板を用いることにより、回路部品の半田付け接続時の熱収縮により反りが発生したとしても、反りの方向に対して逆方向に傾斜させる作用部を設けておくことにより、モータ用回路基板の反りによる悪影響の発生を防止することができる。
【0011】
なお、上記作用部としては、モータ用回路基板を上記ホルダ部材に固定したとき、反りの方向に対して逆方向に傾斜させればよいものであるから、回路基板の反りの方向と逆方向の傾斜面でもよいし、上記ホルダ部材の固定当接部の一部に所定高さの凸部を設けることにより、モータ用回路基板を固定当接部に押し付けたとき、結果的に逆方向にモータ用回路基板を傾斜させる構造であってもよい。
【0012】
また、請求項3に記載のモータでは、ホルダ部材における作用部は、前記モータ用回路基板の反りとは逆方向に傾斜する傾斜面としている。このように、モータ用回路基板の反りの方向に対して逆方向に傾斜させる作用部を傾斜面として形成しておけば、反りのあるモータ用回路基板を上記傾斜面に固定するために押し付けるだけで、上記反りに対して上記傾斜面により所望の矯正をすることができる。
【0013】
これらのモータにおいては、上記ステータコアを保持したホルダ部材にモータ用回路基板を固定する固定部材は、ネジ部材だけでなく、ピン部材、カシメ部等を用いて固定しても、本発明における効果を達成することができる。
【0014】
また、請求項5に記載のモータでは、上記ステータコアは外周側に複数の突極部が突出形成されると共に、上記ロータマグネットは上記突極部を外周側より取り囲むアウタロータ型のモータに構成されている。このようなアウタロータ型のモータにおいて、ホルダ部材を上記モータ用回路基板と固定するに際し、上記ステータコアの内周側環状部において上記モータ用回路基板を固定するように構成したとしても、回路基板とロータとの外周側における軸方向間隔を、ほぼ目論見通りの値とすることができる。
【0015】
上記アウタロータ型のモータにおいて、ロータの外周面に検出用マグネットが取り付けられ、一方、モータ用回路基板には、上記ロータの検出用マグネットに対向してそのマグネットを検出する検出素子が上記ロータの外周位置に取り付けられている構成を採用したとしても、モータ用回路基板の反りによって、検出素子による出力信号が得られなくなるというような問題を生じないようにすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるモータを、VTR用等のドラムモータに適用した実施形態について図面に基づいて説明する。
【0017】
図1に示されているモータの全体は、固定側部としてのステータ部10と、そのステータ部10に対して下側から組み付けられる回転側部としてのロータ部20とから構成されている。
【0018】
図1において、ステータ部10は、主に、モータ用回路基板11と、このモータ用回路基板11とねじにより固定されるとともに固定軸12が圧入固定された円筒状の円筒部材13と、固定部材である固定用ネジ14によりモータ用回路基板11と固定されるとともにコイルが巻回されたステータコア15が取り付けられたホルダ部材16と、から概略構成されている。ステータコア15は、通常のように、薄板状のコア板を複数枚積層することによって構成されており、内周側にリング状の内周環状部15aを有し、また、上記内周環状部15aより外周側に突出する複数の突極部15bを有し、各突極部15bにはコイル17が巻回されている。
【0019】
上記固定軸12の円筒部材13より下側には、ボールベアリングの内輪が固定されており、また、ボールベアリングの外輪には、ロータ部20を構成する回転体21が固定されている。この回転体21には、ロータケース22がねじにより固定され、一体化されている。本実施の形態におけるモータは、ビデオテープレコーダ用のドラムモータであるので、回転体21は回転ドラムである。ロータケース22の形状はカップ状であり、回路基板11の下面側に配置されたステータコア15やホルダ部材16を下側から覆うように構成されている。ロータケース22の内面には、モータ回転駆動用のロータマグネット23が取り付けられ、ロータマグネット23の内周面は一定の間隔をもってステータコア15の突極部15bの外周面と対向している。
【0020】
上記ロータケース22の回路基板11と対向する1箇所には単一の検出用マグネット24が設けられる一方、回路基板11には、上記検出用マグネット24と対向しうる位置に上記検出用マグネット24を検出する検出素子25が設けられている。この検出用マグネット24は、ロータケース22、すなわちロータ部20が回転する一回転に1回ごと検出素子25により検出され、検出信号が出力される。
【0021】
上記ステータコア15を保持したホルダ部材16の上記モータ用回路基板11との固定当接部26は、図1に示した固定当接部26を、図2にその拡大図として示すように、その当接面が、固定軸12に対して外周側に位置するに従って高くなるように段差aを有する傾斜面27に形成されている。この傾斜面27は、モータ用回路基板11の加熱による反りを予め考慮し、その反りの方向に対して逆方向に傾斜させる作用部となるように形成されている。具体的には、上記モータ用回路基板11の反りは、ロータ側に近づくように反りを生じているから、上記傾斜面27はモータ用回路基板11をロータ側より離間させるように形成されている。なお、16aは、固定用ネジ14がねじ込まれるねじ穴である。
【0022】
このように、ホルダ部材16のモータ用回路基板11との固定当接部26の当接面を、外周側が高くなる傾斜面27に形成しておけば、従来、図3に二点鎖線で示すように、上記モータ用回路基板11の外周側端部がロータ側に反りを生じていたものが、外周側が高くなる傾斜面27に、固定用ネジ14をねじ込むことにより、モータ用回路基板11の外周側が持ち上げられてロータ側より若干離間し、モータ用回路基板11の外周側端部とロータとの間隔を本来の値とすることができる。
【0023】
本実施形態における回路基板11としては、フェノール樹脂を主な材料として構成されたフェノール樹脂基板を用いている。この回路基板11には、図1に示すように、外部との電気的接続を行うためのコネクタ28が半田付け固定されており、このコネクタ28に接続されるように、ステータコイルの端末との結線を行う回路パターンが回路基板11上に引き回し形成されている。これらの回路パターンは、モータとは逆側、すなわち、図1において、回路基板11の上側の面に配置されている。なお、図4は、図1に示すモータを上側、即ち、回路基板11側よりみた平面図であり、モータ用回路基板11は、固定用ネジ14によって周方向に等間隔に3ヶ所で固定されている。また、図5は、図1において、下側よりロータケース22を見た平面図であり、下側半分については、ロータケース22を取り除き、コイル17が巻回されたステータコア15を露出させた平面図である。回路基板11には、ロータの外周部1箇所に設けられた検出用マグネット24と対向する検出素子25が半田付け接続されている。
【0024】
以上のように構成された本発明の実施形態においては、固定当接部26の傾斜面27における傾斜角度は、例えば、リフロー半田付けをした後のフェノール樹脂基板である回路基板の反りの値を実測値より求め、その値を基にして必要な角度を設定してある。このようにして求めた値により上記傾斜面27の傾斜角度が設定されている。この傾斜面27の傾斜角度は、約0.2度から0.5度程度に、寸法的には、固定当接部26の半径方向の幅寸法約3ミリに対し、外側を約0.02ミリ程度高く、即ち、図2における段差aを約0.02ミリ程度に設定したものである。
【0025】
この傾斜面27による効果を24個のサンプルに対し実測したところ、従来構造のままではモータ用回路基板11のロータマグネット23との対向箇所付近において、200ミクロン程度の反り、即ち、本来の設計位置より、モータ用回路基板11が200ミクロン程度ロータ側に近づく現象が生じていたが、本発明の構成を採用することにより、これをほぼ設計通りの間隔の範囲に収めることができた。
【0026】
図6は、ホルダ部材16の上記モータ用回路基板11との固定当接部26の変形例である。この実施の形態においては、上記モータ用回路基板11との固定当接部26に斜面部27を設ける代わりに、外周側の端部に上側に突出する突部29を形成してある。このようにすれば、モータ用回路基板11を、上記突部29を有する固定当接部26に、固定用ネジ14を用いてネジ締め固定すると、モータ用回路基板11は、外側の部分が上記突部29の分だけ上側に変形され、その結果、回路基板11のロータ側への反りを矯正し、モータ用回路基板11とロータマグネット23との間隔をほぼ設計値内に収めることができる。
【0027】
上記のように、モータ用回路基板11とロータマグネット23との間隔が、ほぼ設計値内に収めることができれば、回路基板11に、ロータの外周部に設けられた検出用マグネット24と対向する検出素子25が取り付けられていても、検出用マグネット24と検出素子25との間隔が本来の間隔から大きくずれてしまうような問題を回避できる。また、同様に、回路基板11にロータマグネット23と対向する周波数発電機用の回路パターンが形成されている場合でも、正確な検出信号を得ることができる。
【0028】
なお、使用する回路基板が、ロータに対して離間する方向に反っている場合には、前述の例とは逆に、固定当接部をロータ側に近づけるように形成することは無論である。
【0029】
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのは言うまでもない。
【0030】
例えば、ホルダ部材16のモータ用回路基板11との固定部材は、ネジ部材に限らず、ピン部材、カシメ部を用いても同様の作用を期待できる。また、上述した実施形態は、VTR用等のドラムモータに対して本発明を適用したものであるが、本発明はそれに限定されるものではなく、FDD用のモータ等、その他の各種モータに対しても同様に適用することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1記載の発明にかかるモータは、ステータコアを保持したホルダ部材に、モータ用回路基板を固定部材により固定してステータ部を構成するようにしたモータにおいて、上記ホルダ部材における上記モータ用回路基板の固定当接部に、上記モータ用回路基板の加熱による反りの方向に対して逆方向に傾斜させる作用部を設け、上記固定当接部に上記モータ用回路基板を上記固定部材により固定したとき、上記モータ用回路基板の加熱による反りを上記作用部により矯正するようにしたものであるから、基板とロータ、例えば、回路基板とロータマグネットとの軸方向間隔を目論見通りの値とすることができ、モータ用回路基板の反りによる悪影響の発生を防止することができる。
【0032】
また、請求項2に記載の発明にかかるモータでは、モータ用回路基板として一般的なフェノール樹脂基板を用いることにより、回路部品の半田付け接続時の熱収縮により反りが発生したとしても、反りの方向に対して逆方向に傾斜させる作用部を設けておくことにより、モータ用回路基板の反りによる悪影響の発生を防止することができる。
【0033】
また、請求項3に記載の発明にかかるモータでは、ホルダ部材における作用部は、前記モータ用回路基板の反りとは逆方向に傾斜する傾斜面であるから、反りのあるモータ用回路基板を上記傾斜面に固定するために押し付けるだけで、上記反りに対して上記傾斜面により所望の矯正をすることができる。
【0034】
本発明のモータにおいては、上記ステータコアを保持したホルダ部材にモータ用回路基板を固定する固定部材は、ネジ部材だけでなく、ピン部材、カシメ部等を用いることがき、また、アウタロータ型のモータに好適に適用できる。アウタロータ型のモータにおいては、ロータの外周面に検出用マグネットが取り付けられ、一方、モータ用回路基板には、上記ロータの検出用マグネットに対向してそのマグネットを検出する検出素子が上記ロータの外周位置に取り付けられている構成を採用したとしても、モータ用回路基板の反りによって、検出素子による出力信号が得られなくなるというような問題を生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したモータの縦断面説明図である。
【図2】図1に示されたモータにおける固定当接部26の形状を説明する縦断面図である。
【図3】図1に示されたモータにおける固定当接部26の作用を説明するための縦断面説明図である。
【図4】図1に示されたモータにおける平面図である。
【図5】図1に示されたモータにおける図4とは逆側よりみた平面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態における固定当接部26の形状を説明する縦断面図である。
【図7】一般的なVTR用のドラムモータの構造を表した縦断面説明図である。
【符号の説明】
11 モータ用回路基板
14 固定用ネジ
15 ステータコア
16 ホルダ部材
22 ロータケース
23 ロータマグネット
24 検出用マグネット
25 検出素子
26 固定当接部
27 傾斜面
29 突部

Claims (6)

  1. コイルが巻回されたステータコアに、ロータに固着されたロータマグネットを対向させるとともに、上記ステータコアを保持したホルダ部材にモータ用回路基板を固定部材により固定してステータ部を構成するようにしたモータにおいて、
    上記ホルダ部材における上記モータ用回路基板の固定当接部に、上記モータ用回路基板の加熱による反りの方向に対して逆方向に傾斜させる作用部を設け、上記固定当接部に上記モータ用回路基板を上記固定部材により固定したとき、上記モータ用回路基板の加熱による反りを上記作用部により矯正するようにしたことを特徴とするモータ。
  2. 前記モータ用回路基板はフェノール樹脂基板であり、前記モータ用回路基板の反りは、上記フェノール樹脂基板への回路部品の半田付け接続時における熱収縮による反りであることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 前記ホルダ部材における前記作用部は、前記モータ用回路基板の前記反りとは逆方向に傾斜する傾斜面であることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  4. 前記固定部材は、ネジ部材、ピン部材、カシメ部のいずれかであることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  5. 前記ステータコアは外周側に複数の突極部が突出形成されており、前記ホルダ部材は、前記ステータコアの内周側環状部を固定するように形成されており、前記ロータに固着されたロータマグネットは上記突極部を外周側より取り囲むアウタロータ型モータであることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  6. 前記ロータの外周面には検出用マグネットが取り付けられていると共に、前記モータ用回路基板には、上記検出用マグネットに対向して出力を生ずる検出素子が上記ロータの外周位置に取り付けられていることを特徴とする請求項5記載のモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016019362A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 三菱電機株式会社 ブラシレスモータ

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