JPH09322510A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JPH09322510A
JPH09322510A JP8156225A JP15622596A JPH09322510A JP H09322510 A JPH09322510 A JP H09322510A JP 8156225 A JP8156225 A JP 8156225A JP 15622596 A JP15622596 A JP 15622596A JP H09322510 A JPH09322510 A JP H09322510A
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JP
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housing
magnet
coil
circuit board
yoke
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JP8156225A
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Yasuhiro Fukushima
康博 福島
Yoshitsugu Sohara
良嗣 曽原
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Canon Inc
Canon Precision Inc
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Canon Inc
Canon Precision Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み立てが容易な構造のブラシレスモータを
提供する。 【構成】 ハウジングを樹脂で構成し、整流切り替えセ
ンサを曲折された回路基板と共にハウジングの外側部に
配置することにより、組立が容易なブラシレスモータを
実現している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシレスモータに関
し、特に、一般産業用ブラシレスモータの整流切り替え
センサの位置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来例を示すブラシレスモータの
整流切り替えセンサの位置構造を示す縦断面図であり、
図9はその軸方向から見た平面図である。1は本体側へ
の取り付け基準となりモータ全体を支える前蓋であり、
前蓋1の中央部には負荷に回転力を伝達する軸3を回転
自在に支持する軸受け2が配置され、さらに前蓋1の外
周部にはヨーク5を内側に設けたハウジング4が固定さ
れている。
【0003】また、軸3にはバックヨーク6が配置され
ており、このバックヨーク6に掛かるスラスト力は軸受
け2で受けるようになっている。このバックヨーク6の
外周にはマグネット7が固定されており、このマグネッ
ト7はヨーク5と共に閉じた磁気回路を形成している。
8はハウジング4に軸方向に摺動可能に配置された軸受
けであり、バネ9によりバックヨーク6と共に上方に付
勢されている。また、マグネット7とヨーク5の磁気回
路中には、通電されることによりマグネット7に与える
回転力を発生するコイル10が配置されている。
【0004】一方、前蓋1には、コイルへの通電タイミ
ングを切り替えるための整流切り替えセンサ11が配置
された回路基板A12が固定されている。なお、コイル
10の端末10aはモータ外部への電気的な導通を行う
ために電源(図示せず)に接続されている。
【0005】ここで、マグネット7の漏れ磁束を整流切
り替えセンサ11で検出し、その信号を外部回路(図示
せず)で処理し、コイル10への通電がなされる。する
とマグネット7とヨーク5によって形成された磁界中に
配置されたコイル10に通電されるため、マグネット7
は回転力を得て、軸3は回転する。
【0006】また、図10は集積回路等の回路部品がモ
ータと一体的に構成される場合に、その回路部品がモー
タ側面に位置する場合の他の従来例の縦断面図である。
1はモータ全体を支える前蓋で、この外周部にはハウジ
ング4が配置され、また、前蓋1には、整流切り替えセ
ンサ11が配設されている回路基板A12が固定されて
いる。回路基板A12にはスペース的な制約により、整
流切り替えセンサ11と同一平面上には集積回路等の回
路部品は実装できない。またハウジング4の外側部に
は、コイルへの通電を行う集積回路14が配置された回
路基板B13が回路基板A12と別に固定されており、
回路基板A12からの信号を集積回路14へ導通するよ
うに、回路基板B13の接続部13aで電気的に接続さ
れている。また、同様に、コイルの端末10aも回路基
板B13に接続されている。
【0007】前述の構成により、マグネット7の漏れ磁
束を整流切り替えセンサ11で検出し、その信号をハウ
ジング4の外側部に配置された集積回路14で処理し、
コイル10への通電がなされ、マグネット7は回転力を
得て、軸3は回転する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図8、図9に示すよう
な従来例においては、整流切り替えセンサが配置された
回路基板12とコイル10とは別のユニットであるた
め、前蓋1とハウジングを組み立てた後、コイル10の
端末10aを回路基板12に半田付けしなけらばならな
い。しかし、回路基板12の半田付け部は前蓋1には直
接的に接していなく、空中に浮いている状態であるた
め、半田付けがしずらいという欠点があり、さらに回路
基板がフレキシブル基板の場合には、基板の屈曲が繰り
返されると、コイル端末10aが破断しやすいという欠
点があった。
【0009】また、図10に示すような従来例において
は、整流切り替えセンサ11が実装された回路基板A1
2は前蓋1に一体的に配置されている。また、ハウジン
グ4の外周部には、モータを駆動する集積回路14が実
装された回路基板B13が、またハウジング4の内周部
にはコイル10がそれぞれ一体的に配置されている。し
たがって、モータの組み立て時には、前蓋1とハウジン
グ4を組み立ててから回路基板の接続部13aを半田付
けして導通を確保しなけらばならないため、2つの回路
基板と、それぞれの固定工程が必要であるなど部品点数
も多く、また組み立て性も良好でないなどの問題があっ
た。
【0010】したがって、本発明の目的は、部品点数が
少なくかつ組み立てが容易な構造のブラシレスモータを
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明では、ハウジングを樹脂で構成し、整流切
り替えセンサを曲折された回路基板と共にハウジングの
外側部に配置することにより、部品点数も少なく、組立
が容易なブラシレスモータを実現している。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明の実施例1のブ
ラシレスモータの縦断面図であり、図2はその軸方向の
下側から見た底面図である。1は本体側への取り付け基
準となりモータ全体を支える前蓋であり、この中央部に
は負荷に回転力を伝達する軸3を回転自在に支持する軸
受け2が配置され、さらに、前蓋1の外周部にはヨーク
5を内側に設けたハウジング4が固定されている。
【0014】また、軸3には軸方向の力を軸受けに伝え
るバックヨーク6が配置され、このバックヨーク6の外
周部にはマグネット7が配置されており、このマグネッ
ト7はヨーク5と共に閉じた磁気回路を形成している。
8はハウジング4に軸方向に摺動可能に配設された軸受
けであり、バネ9によりバックヨーク6と共に上方に付
勢されている。また、マグネット7とヨーク5の磁気回
路中には、通電されることによりマグネット7に与える
回転力を発生するコイル10が配置されている。
【0015】一方、ハウジング4の外側部には、ハウジ
ング4を介してヨーク5と軸方向に重なる位置に、コイ
ル10との角度的相対位置を確保するように折曲された
回路基板A12の曲折部12aと整流切り替えセンサ1
1が配置され、マグネット7の外周面からの漏れ磁束を
検出している。また、同時にコイル10の端末10aも
回路基板A12に電気的に接続されている。さらに、ハ
ウジング4は樹脂により構成されているため、ヨーク5
の影響をほとんど受ける事なく、マグネット7の漏れ磁
束を整流切り替えセンサ11で検出できる。
【0016】そして、その信号を外部回路(図示せず)
で処理し、コイル10への通電がなされると、マグネッ
ト7とヨーク5による磁界中に配置されたコイル10に
通電により、マグネット7は回転力を得て軸3は回転す
ることができる。
【0017】(実施例2)図3は本発明の実施例2のブ
ラシレスモータの縦断面図であり、図4はその軸方向の
下側から見た底面図であり、図5は図3に示した実施例
2の集積回路14側から見た側面図である。4はハウジ
ングであり、ハウジング4の外側部に貼着された回路基
板B13にはコイル10への整流を行う集積回路14が
配置され、さらにマグネット7の漏れ磁束を検出する整
流切り替えセンサも回路基板B13の曲折部13bに配
置されている。
【0018】この実施例2においても、回路基板はハウ
ジング4の外周部に貼着された1つの回路基板B13だ
けで構成できるため、部品点数が少なくて済む。また、
組み立て上、集積回路等の電気部品が実装された回路基
板をハウジングの外周部に貼着した状態で、他の部品
(前蓋1、軸受け2、ロータユニット、コイル10、ヨ
ーク5等)を組み付け、最後にコイル端末10aを半田
付けすることができるので、組み立て性も向上してい
る。
【0019】(実施例3)図6は本発明の実施例3のブ
ラシレスモータの底面図である。この実施例3では、2
つの整流切り替えセンサ11が使用されている。モータ
のコイル・マグネットの構成によっては、整流切り替え
センサを2つ使用する場合を想定したものである。
【0020】(実施例4)図7は本発明の実施例4のブ
ラシレスモータの底面図である。この実施例4では、1
つの整流切り替えセンサ11が使用されている。モータ
のコイル・マグネットの構成によっては、整流切り替え
センサを1つ使用する場合を想定したものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハウジングを樹脂で構成し、整流切り替えセンサと曲折
された回路基板と共にハウジングの外側部に配置するこ
とにより、組立が容易なモータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例1のブラシレスモータの
縦断面図である。
【図2】図2はその軸方向の下側から見た底面図であ
る。
【図3】図3は本発明の実施例2のブラシレスモータの
縦断面図である。
【図4】図4はその軸方向の下側から見た底面図であ
る。
【図5】図5は図3に示した実施例2の集積回路14側
から見た側面図である。
【図6】図6は本発明の実施例3のブラシレスモータの
底面図である。
【図7】図7は本発明の実施例4のブラシレスモータの
底面図である。
【図8】図8は、本発明の従来例のブラシレスモータの
縦断面図である。
【図9】図9は、本発明の従来例のブラシレスモータの
平面図である。
【図10】図10は、本発明の他の従来例の縦断面であ
る。
【符号の説明】
1 前蓋 2 軸受け 3 軸 4 ハウジング 5 ヨーク 6 バックヨーク 7 マグネット 8 軸受け 9 バネ 10 コイル 10a コイル端末 11 整流切り替えセンサ 12 回路基板A 12a 折曲部 13 回路基板B 13a 接続部 13b 折曲部 14 集積回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受・軸により回転自在に支持されたマ
    グネットと、該マグネットの外周部に磁気回路を構成す
    るために配置されたヨークと、前記マグネットの空隙を
    介して前記ヨークの内周部に固定されたコイルと、前記
    ヨークを保持するハウジングと、コイルの通電の切り替
    え時期を検出する整流切り替えセンサと、前記コイルと
    整流切り替えセンサの電気的導通を行う回路基板からな
    るブラシレスモータにおいて、前記ハウジングの外側部
    に少なくとも1つの前記整流切り替えセンサを配置した
    ことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブラシレスモータにおい
    て、前記ハウジングが樹脂で構成されていることを特徴
    とするブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のブラシレスモータにおい
    て、前記ハウジングの外周部に折曲された前記回路基板
    に前記整流切り替えセンサが配置されていることを特徴
    とするブラシレスモータ。
JP15622596A 1996-05-28 1996-05-28 ブラシレスモータ Expired - Lifetime JP3542442B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0986162B1 (de) * 1998-08-24 2007-12-05 Levitronix LLC Sensoranordnung in einem elektromagnetischen Drehantrieb
JP2010213451A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Minebea Co Ltd モータおよびモータ組込用回路装置
US20160344256A1 (en) * 2015-05-21 2016-11-24 Canon Kabushiki Kaisha Brushless motor and apparatus using the same

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