JP2004001869A - 包装箱の底面ロック構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】封緘副資材を使用せずに容易に箱底の組立ができ、底抜けし難い底面ロック構造を提供する。
【解決手段】箱の長さ面を構成する一対の側板11の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底板15が設けられ、幅面を構成する一対の端板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底フラップ16が設けられ、一対の底板と一対の底フラップとを重ね合わせて底面を封止するロック構造において、底板に、左右方向に一対の直線状係合穴20を開設し、一方底フラップの両側縁に、左右方向に延びる切込線21と、その切込線の終端部を起点として底フラップの先端に向かって延びる左右一対の折り目25を設けて、底フラップの両側に係合穴に挿入される差込片23とその下端に折り目を介して差込ロック片24を連設し、係合穴の長さAは差込片の長さXよりも若干長く、また差込ロック片の長さYは、X≧Yに関係を有するように形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】箱の長さ面を構成する一対の側板11の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底板15が設けられ、幅面を構成する一対の端板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底フラップ16が設けられ、一対の底板と一対の底フラップとを重ね合わせて底面を封止するロック構造において、底板に、左右方向に一対の直線状係合穴20を開設し、一方底フラップの両側縁に、左右方向に延びる切込線21と、その切込線の終端部を起点として底フラップの先端に向かって延びる左右一対の折り目25を設けて、底フラップの両側に係合穴に挿入される差込片23とその下端に折り目を介して差込ロック片24を連設し、係合穴の長さAは差込片の長さXよりも若干長く、また差込ロック片の長さYは、X≧Yに関係を有するように形成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として野菜や果実などの農産物を運搬する包装箱の底面のロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、青果物を出荷する場合、生産者サイドで一度に多数の箱を組立て、これに荷詰めして出荷されるので組立てが容易なJIS−Z1507の0201形式(旧A−1形)の段ボール箱が多用されている。
この箱は、長方形状の4側板を一方向に連接し、箱の底面及び天面を封鎖するため、底面に底板及び底フラップを、また天面には天板及び天フラップを連接してなるほぼ直方体形状の箱であり、組立に際しては、連接した4枚の側板を角筒状に連結し、底板及び底フラップを箱の内側に折り曲げ、重ねあわせた部分をステープルと呼ばれる金具を専用マシンで打ち込んでジョイントするか、あるいは底板と底フラップとにまたがるようにテープを貼着して底止めしていた。
【0003】
しかし、段ボール箱を使用する農産物の生産者からは、封緘材をしない包装箱組立て作業及び組立てコストの低減化、組立作業の安全性向上などが、また流通、小売業者などからは、使用後の処理に伴う環境問題の解決、廃棄作業の軽減化等の要望されている。
ところが、ステープル方式による底のジョイント作業は、底組みの都度、ステープルとステープル打込みマシンを用意する必要があるが、ステープル打ち込みマシンは、重くて力を要するので非力の人間には取り扱いが大変であり、労力とコストが嵩む問題がある。また、商品を取り出した後使用済みの箱を廃棄処分する場合、分解も簡単ではなく、金属であるステープルが混入したままであると、分解するときあるいは集積作業時にけがをする危険性を有している。ゴミ減量のため使用済みの箱を古紙として再利用する場合にあっても、ステープルが不純物となるので分別し除去する作業が必要であり、処理コストがかさむ問題がある。
一方、底止めのために粘着テープを貼着する方式も手間がかかり、テープが剥がしずらく、省力化の点で満足できるものではない。使用済みの箱を古紙として再利用する場合にあっても、ステープルを使用したときと同様、テープを不純物として箱から分別するのに手間がかかるという不具合がある。
【0004】
こうしたことから、ステープルおよび粘着テープなどの封緘副資材を使用しないで、箱の底を閉止できる機能の高い箱が求められている。副資材を用いないで底を閉止できる段ボール箱として、従来、例えば特許第3056737号の発明が知られている。
上記箱の底面のロック方式は、底フラップの先端部両側縁を切り込んで差込片を設け、底板に設けたコ字状の切込を設けてその内側を抑制片とし、前記差込片をコ字状の切込に差し込み、箱の内部に突出した差込片が内容物に押されて折れ曲がることにより抜けにくくしたものであった。しかし、前記差込片は内容物に押されて折れ曲がることにより抜けにくくしたものであるため、差込片は折れ曲がりの角度が浅いとコ字状の切込から抜けやすく、また、重い内容物により、底板と底フラップの両方が撓んで、差込片が切込から抜け落ち、底抜けするという問題が指摘されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、テープやステープル等の封緘副資材を使用せずに容易に底の組立ができ、さらに底抜けし難い丈夫な箱底を形成できるとともに、使用後の解体作業などでの安全性と簡便性の要求に応え、使用後の環境問題も解決できる包装箱の底面ロック構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の箱は、次のような手段を採用した。
本発明の第1は、包装箱の長さ面を構成する一対の側板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底板が設けられ、幅面を構成する一対の端板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底フラップが設けられ、前記一対の底板と一対の底フラップとを重ね合わせて底面を封止するロック構造において、
前記底板に左右方向に一対の直線状係合穴を開設し、一方、前記底フラップの両側縁に、左右方向に延びる切込線と、その切込線の終端部を起点として底フラップの先端に向かって延びる左右一対の折り目を設けて、該底フラップの両側に前記係合穴に挿入される差込片とその下端に折り目を介して差込ロック片を連設し、
前記係合穴の長さAは差込片の長さXよりも若干長く、また差込ロック片24の長さYは、X≧Yに関係を有するように形成され、
底面の封止時に差込片に折り重ねた差込ロック片とを一緒に係合穴に挿入すると、差込ロック片は、差込片との折り目から素材自らの復元力により反発して広がり、差込ロック片が箱の内側に係止されることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の第2は、包装箱の長さ面を構成する一対の側板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底板が設けられ、幅面を構成する一対の端板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底フラップが設けられ、前記一対の底板と一対の底フラップとを重ね合わせて底面を封止するロック構造において、
前記底板に左右方向に一対の鉤形係合穴を開設し、一方、前記底フラップの両側縁に、左右方向に延びる切込線と、その切込線の終端部を起点として底フラップの先端に向かって延びる左右一対の折り目を設けて、該底フラップの両側に前記係合穴に挿入される差込片とその下端に折り目を介して差込ロック片を連設し、
前記鉤形係合穴の長さAは差込片の長さXよりも若干長く、また、かぎ部の長さBは、差込ロック片24の長さYより若干長く形成され、
底面の封止時に、差込片と差込ロック片とを一緒に鉤形係合穴に挿入すると、差込ロック片は、差込片との折り目から素材自らの復元力により反発して広がり、差込ロック片が箱の内側に係止されることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお実施例では、青果物を出荷する場合に好適な通気性を有した箱について説明する。
図1は、第1の実施例を示す段ボール箱を構成するための組立て前の段ボールシート(ブランク)を示すものであり、このブランク10は、ワンピースのほぼ長方形をなす段ボールシートより形成されている。しかし、身と蓋は別途のピースにより作成し2ピースとしてもよい。材料として段ボールに代え板紙により形成することも可能である。
【0009】
本実施の形態に示す箱は、前記段ボールブランク10の中央部に、2組の対向する各側面のうち長さ方向の面(長さ面)を構成する一対の側板11、11と、幅方向の面(幅面)を構成する一対の端板12,12を、折線を介し一方向に連接し、前記側板11、11には、通気性を確保するための通気穴13が開設され、また、前記端板12,12にはその中央部に手掛け穴14が設けられている。
【0010】
長さ面を構成する一対の側板11、11は、その底縁にそれぞれ底板15、15を連接し、幅面を構成する一対の端板12,12にはその底縁にそれぞれ底フラップ16、16を連接している。
一方、前記一対の側板11、11の天縁には天板17、17を、端板12,12の天縁には天フラップ18、18を連接している。
【0011】
本実施形態において、天板17および天フラップ18の長さ方向の寸法F1は、箱の幅面を構成する側板12の幅方向寸法Wの1/2よりも短い長さに形成されている(ショートフラップとする)ため、箱の組立時に、天板17と天フラップ18を重ね合せて箱の天面を封緘するとき、天面に換気に好適な矩形の開口窓が形成される。
底板15および底フラップ16の長さ方向の寸法F2は、箱の幅面を構成する側板12の幅方向寸法Wの1/2の長さに形成されているので、箱底面を閉じるときは、底板15、15の先端部分が突き合わせになり、底面全面が閉塞される。
なお、底板15と底フラップ16の長さ方向の寸法F2は、箱の幅面を構成する側板12の幅方向寸法Wの1/2の長さより長くなるように形成しても良い。その場合には、底面を閉じたときに、底板15の先端が互いに重なりあう(オーバーラップする)こととなる。
なお符号19は側板11の端部に連接したつなぎ代である。
【0012】
ところで、底フラップ16には左右両側縁のほぼ中央部から反対側の側縁の方向に左右方向に延びる一対の切込線21、21を設け、その各切込線21の終端部21aを起点とし、底フラップの先端部(下縁)に向かって延びる左右一対の折り目22,22を設けることで、底フラップ16の両側に差込片23が形成されている。この差込片23の下部には、前記切込線21と平行な折り目25と、折り目22と一直線状をなす切り溝26を設けることで、差込ロック片24が形成される。この差込ロック片24は、折り目25を介して、差込片本体23側に曲折可能になっている。
【0013】
なお底板15には、前記差込片23と対応するように、左右一対の係合穴20が切込線21と略おなじ高さで、直線状に形成され、底の組立時に差込片23が係合穴20に挿入できるようになっている。
因みに係合穴20の長さAは、差込片23の長さXよりも若干長く、また差込ロック片24の長さYは、X≧Yに関係を有するように形成されている。
【0014】
この段ボールブランク10は、つなぎ代19と側板12とを貼着して、胴部を扁平に折り畳んだ状態で保管しておき、底面の組み立てに際しては、図2〜3に示すように、4枚の側板11、11、端板12、12を角筒状に起こし、底面フラップ16が底板15の外側にくるように底板と底フラップを重ね合わせる。すなわち、底板15、15を内側に折り曲げてから、底フラップ16、16の差込片23を折り目22を介して直角に折り曲げ、更に差込ロック片24を折り目25を介して180度内側に折り曲げる。この状態で、底フラップ16を端板12との境界線より折り曲げる。続いて、図4に示すように、折り重ねた差込ロック片24と一緒に、差込片23を係合穴20に挿入する。底フラップ16と底板15とが完全に重なると、差込片23と、折り重ねた差込ロック片24は箱の内側に完全に入りこむと同時に、差込ロック片24は、その折り目25から素材(段ボール)自らの復元力により反発して広がることとなる。その結果、差込片23は、差込ロック片24により係合穴20内面(箱の内側)に係止される。
従って、箱内に内容物を入れるときに内容物が当たって差込片23が押し下げられ、係合穴20から差込片23が抜けるようなことがない。また箱内に詰め込んだ内容物に押されて差込片23と、差込ロック片24は倒伏することにより抜けにくくなる。(図5参照)。
このように箱内に野菜等を収容したとき、その重みにより底板15および底フラップ16が押し下げられ撓んでも、差込ロック片24が底面を確実にロックするため、底面の内外フラップの重ね合せ部をステープルでジョイントして底面を閉じた場合と同様に、箱の底抜けを完全に防止できる。
【0015】
なお、使用後に底を解体するときは、差込ロック片24を差込片23に折り重ね、差込片23を底面フラップからから垂直に引き起こし、差込片23を係合穴20から抜けば、ロックが外れ、底面が開き、容易に解体することができる。
【0016】
図6は、本発明の他の実施形態である段ボールブランクを示すものである。本実施例に示す箱も、長さ方向の面(長さ面)を構成する一対の側板11、11と、幅方向の面(幅面)を構成する一対の端板12,12を、折線を介し一方向に連接し、前記側板11、11には、通気性を確保するための通気穴13が開設され、また前記端板12,12の中央部に手掛け穴14が設けられている。長さ面を構成する一対の側板11、11は、その底縁に底板15、15を連接し、幅面を構成する一対の端板12,12は、その底縁に底フラップ16、16を連接している。また、前記一対の側板11、11の天縁には天板17、17を、端板12,12の天縁には天フラップ18、18を連接している。以下、異なる点につき説明する。
【0017】
この実施形態のものは、天板17に凸形の差込ロック片17aを設け、天フラップ18に一対のV形切欠18aと、ハの字形の切れ目18bと、両者を結んだ位置に折り目18cとを設けることで、ステープルを使用せずに天面の封緘が可能にしたものである。第1の実施例と同様に、天板17、天フラップ18をショートフラップとしても良い。
底板15には、第1の実施例で示した直線状の左右一対の係合穴20に代えて、鈎形をした一対の係合穴27を設けている。この鉤形係合穴27の長さAは、後記の差込片本体23の長さXよりも若干長く、かぎ部27aの長さBは、差込ロック片24の長さYより若干長く形成されている。
底フラップ16の左右両側縁に切込線21と折り目22により設ける差込片23と、差込ロック片24の構成は、第1の実施例と同じであるから同一符号を付し説明は省略する。
【0018】
次に、この実施例の底面ロックの方法を説明する。まず、2枚の底板15を内側に折り曲げた後、図7に示すように、差込片23を底フラップ16に対し直角に折り曲げ、さらに差込ロック片24を折り目25にから直角に曲げる。つぎ、底フラップ16を底板15の上に折り重ねると同時に、差込片23を鉤形係合穴27に、差込ロック片24をかぎ部27aに挿入する。底フラップ16と底板15とが完全に重なると、差込片23と、差込ロック片24は箱の内側に完全に入りこむと同時に、差込ロック片24は、その折り目25から素材(段ボール)自らの復元力により反発して広がることとなる。その結果、差込片23は、差込ロック片24により係合穴20内面(箱の内側)に係止される。
したがって、箱内に内容物を入れるときに、内容物が当たって差込片23が押し下げられ、係合穴20から差込片23が抜けるようなことがない。また箱内に詰め込んだ、内容物に押されて差込片23と、差込ロック片24は倒伏することにより抜けにくくなる。(図8参照)。
このように箱内に野菜等を収容したとき、その重みにより底板15および底フラップ16が押し下げられ撓んでも、差込ロック片24が底面を確実にロックするため、底面の内外フラップの重ね合せ部をステープルでジョイントして底面を閉じた場合と同様に、箱の底抜けを完全に防止できる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、長さ面を構成する一対の側板の底縁に底板15、15を連接し、幅面を構成する一対の端板の底縁に底フラップ16、16を連接して、前記底板には直線状または鉤状の左右一対の係合穴20または27を設け、底フラップの両側縁には水平に延びる一対の切込線21、21を設け、その各切込線21の終端部21aを起点とし、底フラップの先端部(下縁)に向かって延びる左右一対の折り目22,22を設けることで、底フラップ16の両側に前記係合穴の挿入される差込片23を設け、該差込片の一端に折り目25を介して前記係合穴の係止される差込ロック片24を張設したから、差込片23が箱内に詰め込んだ内容物に押されて抜けるようなことがない。また内容物の重みにより底板15および底フラップ16が押し下げられ撓んでも、差込ロック片24が箱の底面を確実にロックするため、底面の重ね合せ部をステープルでジョイントして底面を閉じた場合と同様に、強力に箱の底面をロックできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る底面ロック構造を採用した段ボール箱のブランクを示す平面図である。
【図2】同上実施形態の箱の底面組立途中の斜視図である。
【図3】同上実施形態の差込片を底板の直線状係合穴に挿入直前の斜視図である。
【図4】同上実施形態の差込片挿入直後における状態を底面内側から見た斜視図である。
【図5】同上実施形態の差込片の倒伏状態を底面内側から見た斜視図である。
【図6】本発明による第2の実施形態のブランクを示す平面図である。
【図7】同上実施形態における差込片を底板の鉤形係合穴に挿入直前の組立て斜視図である。
【図8】同上実施形態における差込片の倒伏状態を底面内側から見た斜視図である。
【符号の説明】
10、30 ブランク
11 側板
12 端板
13 通気穴
14 手掛け穴
15 底板
16 底フラップ
17 天板
18 天フラップ
19 つなぎ代
20 直線状係合穴
27 鉤形係合穴
27a かぎ部
21 切込線
22 折り目
23 差込片
24 差込ロック片
25 折り目
26 切り溝
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として野菜や果実などの農産物を運搬する包装箱の底面のロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、青果物を出荷する場合、生産者サイドで一度に多数の箱を組立て、これに荷詰めして出荷されるので組立てが容易なJIS−Z1507の0201形式(旧A−1形)の段ボール箱が多用されている。
この箱は、長方形状の4側板を一方向に連接し、箱の底面及び天面を封鎖するため、底面に底板及び底フラップを、また天面には天板及び天フラップを連接してなるほぼ直方体形状の箱であり、組立に際しては、連接した4枚の側板を角筒状に連結し、底板及び底フラップを箱の内側に折り曲げ、重ねあわせた部分をステープルと呼ばれる金具を専用マシンで打ち込んでジョイントするか、あるいは底板と底フラップとにまたがるようにテープを貼着して底止めしていた。
【0003】
しかし、段ボール箱を使用する農産物の生産者からは、封緘材をしない包装箱組立て作業及び組立てコストの低減化、組立作業の安全性向上などが、また流通、小売業者などからは、使用後の処理に伴う環境問題の解決、廃棄作業の軽減化等の要望されている。
ところが、ステープル方式による底のジョイント作業は、底組みの都度、ステープルとステープル打込みマシンを用意する必要があるが、ステープル打ち込みマシンは、重くて力を要するので非力の人間には取り扱いが大変であり、労力とコストが嵩む問題がある。また、商品を取り出した後使用済みの箱を廃棄処分する場合、分解も簡単ではなく、金属であるステープルが混入したままであると、分解するときあるいは集積作業時にけがをする危険性を有している。ゴミ減量のため使用済みの箱を古紙として再利用する場合にあっても、ステープルが不純物となるので分別し除去する作業が必要であり、処理コストがかさむ問題がある。
一方、底止めのために粘着テープを貼着する方式も手間がかかり、テープが剥がしずらく、省力化の点で満足できるものではない。使用済みの箱を古紙として再利用する場合にあっても、ステープルを使用したときと同様、テープを不純物として箱から分別するのに手間がかかるという不具合がある。
【0004】
こうしたことから、ステープルおよび粘着テープなどの封緘副資材を使用しないで、箱の底を閉止できる機能の高い箱が求められている。副資材を用いないで底を閉止できる段ボール箱として、従来、例えば特許第3056737号の発明が知られている。
上記箱の底面のロック方式は、底フラップの先端部両側縁を切り込んで差込片を設け、底板に設けたコ字状の切込を設けてその内側を抑制片とし、前記差込片をコ字状の切込に差し込み、箱の内部に突出した差込片が内容物に押されて折れ曲がることにより抜けにくくしたものであった。しかし、前記差込片は内容物に押されて折れ曲がることにより抜けにくくしたものであるため、差込片は折れ曲がりの角度が浅いとコ字状の切込から抜けやすく、また、重い内容物により、底板と底フラップの両方が撓んで、差込片が切込から抜け落ち、底抜けするという問題が指摘されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、テープやステープル等の封緘副資材を使用せずに容易に底の組立ができ、さらに底抜けし難い丈夫な箱底を形成できるとともに、使用後の解体作業などでの安全性と簡便性の要求に応え、使用後の環境問題も解決できる包装箱の底面ロック構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の箱は、次のような手段を採用した。
本発明の第1は、包装箱の長さ面を構成する一対の側板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底板が設けられ、幅面を構成する一対の端板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底フラップが設けられ、前記一対の底板と一対の底フラップとを重ね合わせて底面を封止するロック構造において、
前記底板に左右方向に一対の直線状係合穴を開設し、一方、前記底フラップの両側縁に、左右方向に延びる切込線と、その切込線の終端部を起点として底フラップの先端に向かって延びる左右一対の折り目を設けて、該底フラップの両側に前記係合穴に挿入される差込片とその下端に折り目を介して差込ロック片を連設し、
前記係合穴の長さAは差込片の長さXよりも若干長く、また差込ロック片24の長さYは、X≧Yに関係を有するように形成され、
底面の封止時に差込片に折り重ねた差込ロック片とを一緒に係合穴に挿入すると、差込ロック片は、差込片との折り目から素材自らの復元力により反発して広がり、差込ロック片が箱の内側に係止されることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の第2は、包装箱の長さ面を構成する一対の側板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底板が設けられ、幅面を構成する一対の端板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底フラップが設けられ、前記一対の底板と一対の底フラップとを重ね合わせて底面を封止するロック構造において、
前記底板に左右方向に一対の鉤形係合穴を開設し、一方、前記底フラップの両側縁に、左右方向に延びる切込線と、その切込線の終端部を起点として底フラップの先端に向かって延びる左右一対の折り目を設けて、該底フラップの両側に前記係合穴に挿入される差込片とその下端に折り目を介して差込ロック片を連設し、
前記鉤形係合穴の長さAは差込片の長さXよりも若干長く、また、かぎ部の長さBは、差込ロック片24の長さYより若干長く形成され、
底面の封止時に、差込片と差込ロック片とを一緒に鉤形係合穴に挿入すると、差込ロック片は、差込片との折り目から素材自らの復元力により反発して広がり、差込ロック片が箱の内側に係止されることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお実施例では、青果物を出荷する場合に好適な通気性を有した箱について説明する。
図1は、第1の実施例を示す段ボール箱を構成するための組立て前の段ボールシート(ブランク)を示すものであり、このブランク10は、ワンピースのほぼ長方形をなす段ボールシートより形成されている。しかし、身と蓋は別途のピースにより作成し2ピースとしてもよい。材料として段ボールに代え板紙により形成することも可能である。
【0009】
本実施の形態に示す箱は、前記段ボールブランク10の中央部に、2組の対向する各側面のうち長さ方向の面(長さ面)を構成する一対の側板11、11と、幅方向の面(幅面)を構成する一対の端板12,12を、折線を介し一方向に連接し、前記側板11、11には、通気性を確保するための通気穴13が開設され、また、前記端板12,12にはその中央部に手掛け穴14が設けられている。
【0010】
長さ面を構成する一対の側板11、11は、その底縁にそれぞれ底板15、15を連接し、幅面を構成する一対の端板12,12にはその底縁にそれぞれ底フラップ16、16を連接している。
一方、前記一対の側板11、11の天縁には天板17、17を、端板12,12の天縁には天フラップ18、18を連接している。
【0011】
本実施形態において、天板17および天フラップ18の長さ方向の寸法F1は、箱の幅面を構成する側板12の幅方向寸法Wの1/2よりも短い長さに形成されている(ショートフラップとする)ため、箱の組立時に、天板17と天フラップ18を重ね合せて箱の天面を封緘するとき、天面に換気に好適な矩形の開口窓が形成される。
底板15および底フラップ16の長さ方向の寸法F2は、箱の幅面を構成する側板12の幅方向寸法Wの1/2の長さに形成されているので、箱底面を閉じるときは、底板15、15の先端部分が突き合わせになり、底面全面が閉塞される。
なお、底板15と底フラップ16の長さ方向の寸法F2は、箱の幅面を構成する側板12の幅方向寸法Wの1/2の長さより長くなるように形成しても良い。その場合には、底面を閉じたときに、底板15の先端が互いに重なりあう(オーバーラップする)こととなる。
なお符号19は側板11の端部に連接したつなぎ代である。
【0012】
ところで、底フラップ16には左右両側縁のほぼ中央部から反対側の側縁の方向に左右方向に延びる一対の切込線21、21を設け、その各切込線21の終端部21aを起点とし、底フラップの先端部(下縁)に向かって延びる左右一対の折り目22,22を設けることで、底フラップ16の両側に差込片23が形成されている。この差込片23の下部には、前記切込線21と平行な折り目25と、折り目22と一直線状をなす切り溝26を設けることで、差込ロック片24が形成される。この差込ロック片24は、折り目25を介して、差込片本体23側に曲折可能になっている。
【0013】
なお底板15には、前記差込片23と対応するように、左右一対の係合穴20が切込線21と略おなじ高さで、直線状に形成され、底の組立時に差込片23が係合穴20に挿入できるようになっている。
因みに係合穴20の長さAは、差込片23の長さXよりも若干長く、また差込ロック片24の長さYは、X≧Yに関係を有するように形成されている。
【0014】
この段ボールブランク10は、つなぎ代19と側板12とを貼着して、胴部を扁平に折り畳んだ状態で保管しておき、底面の組み立てに際しては、図2〜3に示すように、4枚の側板11、11、端板12、12を角筒状に起こし、底面フラップ16が底板15の外側にくるように底板と底フラップを重ね合わせる。すなわち、底板15、15を内側に折り曲げてから、底フラップ16、16の差込片23を折り目22を介して直角に折り曲げ、更に差込ロック片24を折り目25を介して180度内側に折り曲げる。この状態で、底フラップ16を端板12との境界線より折り曲げる。続いて、図4に示すように、折り重ねた差込ロック片24と一緒に、差込片23を係合穴20に挿入する。底フラップ16と底板15とが完全に重なると、差込片23と、折り重ねた差込ロック片24は箱の内側に完全に入りこむと同時に、差込ロック片24は、その折り目25から素材(段ボール)自らの復元力により反発して広がることとなる。その結果、差込片23は、差込ロック片24により係合穴20内面(箱の内側)に係止される。
従って、箱内に内容物を入れるときに内容物が当たって差込片23が押し下げられ、係合穴20から差込片23が抜けるようなことがない。また箱内に詰め込んだ内容物に押されて差込片23と、差込ロック片24は倒伏することにより抜けにくくなる。(図5参照)。
このように箱内に野菜等を収容したとき、その重みにより底板15および底フラップ16が押し下げられ撓んでも、差込ロック片24が底面を確実にロックするため、底面の内外フラップの重ね合せ部をステープルでジョイントして底面を閉じた場合と同様に、箱の底抜けを完全に防止できる。
【0015】
なお、使用後に底を解体するときは、差込ロック片24を差込片23に折り重ね、差込片23を底面フラップからから垂直に引き起こし、差込片23を係合穴20から抜けば、ロックが外れ、底面が開き、容易に解体することができる。
【0016】
図6は、本発明の他の実施形態である段ボールブランクを示すものである。本実施例に示す箱も、長さ方向の面(長さ面)を構成する一対の側板11、11と、幅方向の面(幅面)を構成する一対の端板12,12を、折線を介し一方向に連接し、前記側板11、11には、通気性を確保するための通気穴13が開設され、また前記端板12,12の中央部に手掛け穴14が設けられている。長さ面を構成する一対の側板11、11は、その底縁に底板15、15を連接し、幅面を構成する一対の端板12,12は、その底縁に底フラップ16、16を連接している。また、前記一対の側板11、11の天縁には天板17、17を、端板12,12の天縁には天フラップ18、18を連接している。以下、異なる点につき説明する。
【0017】
この実施形態のものは、天板17に凸形の差込ロック片17aを設け、天フラップ18に一対のV形切欠18aと、ハの字形の切れ目18bと、両者を結んだ位置に折り目18cとを設けることで、ステープルを使用せずに天面の封緘が可能にしたものである。第1の実施例と同様に、天板17、天フラップ18をショートフラップとしても良い。
底板15には、第1の実施例で示した直線状の左右一対の係合穴20に代えて、鈎形をした一対の係合穴27を設けている。この鉤形係合穴27の長さAは、後記の差込片本体23の長さXよりも若干長く、かぎ部27aの長さBは、差込ロック片24の長さYより若干長く形成されている。
底フラップ16の左右両側縁に切込線21と折り目22により設ける差込片23と、差込ロック片24の構成は、第1の実施例と同じであるから同一符号を付し説明は省略する。
【0018】
次に、この実施例の底面ロックの方法を説明する。まず、2枚の底板15を内側に折り曲げた後、図7に示すように、差込片23を底フラップ16に対し直角に折り曲げ、さらに差込ロック片24を折り目25にから直角に曲げる。つぎ、底フラップ16を底板15の上に折り重ねると同時に、差込片23を鉤形係合穴27に、差込ロック片24をかぎ部27aに挿入する。底フラップ16と底板15とが完全に重なると、差込片23と、差込ロック片24は箱の内側に完全に入りこむと同時に、差込ロック片24は、その折り目25から素材(段ボール)自らの復元力により反発して広がることとなる。その結果、差込片23は、差込ロック片24により係合穴20内面(箱の内側)に係止される。
したがって、箱内に内容物を入れるときに、内容物が当たって差込片23が押し下げられ、係合穴20から差込片23が抜けるようなことがない。また箱内に詰め込んだ、内容物に押されて差込片23と、差込ロック片24は倒伏することにより抜けにくくなる。(図8参照)。
このように箱内に野菜等を収容したとき、その重みにより底板15および底フラップ16が押し下げられ撓んでも、差込ロック片24が底面を確実にロックするため、底面の内外フラップの重ね合せ部をステープルでジョイントして底面を閉じた場合と同様に、箱の底抜けを完全に防止できる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、長さ面を構成する一対の側板の底縁に底板15、15を連接し、幅面を構成する一対の端板の底縁に底フラップ16、16を連接して、前記底板には直線状または鉤状の左右一対の係合穴20または27を設け、底フラップの両側縁には水平に延びる一対の切込線21、21を設け、その各切込線21の終端部21aを起点とし、底フラップの先端部(下縁)に向かって延びる左右一対の折り目22,22を設けることで、底フラップ16の両側に前記係合穴の挿入される差込片23を設け、該差込片の一端に折り目25を介して前記係合穴の係止される差込ロック片24を張設したから、差込片23が箱内に詰め込んだ内容物に押されて抜けるようなことがない。また内容物の重みにより底板15および底フラップ16が押し下げられ撓んでも、差込ロック片24が箱の底面を確実にロックするため、底面の重ね合せ部をステープルでジョイントして底面を閉じた場合と同様に、強力に箱の底面をロックできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る底面ロック構造を採用した段ボール箱のブランクを示す平面図である。
【図2】同上実施形態の箱の底面組立途中の斜視図である。
【図3】同上実施形態の差込片を底板の直線状係合穴に挿入直前の斜視図である。
【図4】同上実施形態の差込片挿入直後における状態を底面内側から見た斜視図である。
【図5】同上実施形態の差込片の倒伏状態を底面内側から見た斜視図である。
【図6】本発明による第2の実施形態のブランクを示す平面図である。
【図7】同上実施形態における差込片を底板の鉤形係合穴に挿入直前の組立て斜視図である。
【図8】同上実施形態における差込片の倒伏状態を底面内側から見た斜視図である。
【符号の説明】
10、30 ブランク
11 側板
12 端板
13 通気穴
14 手掛け穴
15 底板
16 底フラップ
17 天板
18 天フラップ
19 つなぎ代
20 直線状係合穴
27 鉤形係合穴
27a かぎ部
21 切込線
22 折り目
23 差込片
24 差込ロック片
25 折り目
26 切り溝
Claims (2)
- 箱の長さ面を構成する一対の側板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底板が設けられ、幅面を構成する一対の端板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底フラップが設けられ、前記一対の底板と一対の底フラップとを重ね合わせて底面を封止するロック構造において、
前記底板に、左右方向に一対の直線状係合穴を開設し、一方、前記底フラップの両側縁に、左右方向に延びる切込線と、その切込線の終端部を起点として底フラップの先端に向かって延びる左右一対の折り目を設けて、該底フラップの両側に前記係合穴に挿入される差込片とその下端に折り目を介して差込ロック片を連設し、
前記直線状係合穴の長さAは差込片の長さXよりも若干長く、また差込ロック片の長さYは、X≧Yに関係を有するように形成され、
底面の封止時に、差込片に折り重ねた差込ロック片とを一緒に係合穴に挿入すると、差込ロック片は、差込片との折り目から素材自らの復元力により反発して広がり、差込ロック片が箱の内側に係止されることを特徴とする包装箱の底面ロック構造。 - 箱の長さ面を構成する一対の側板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底板が設けられ、幅面を構成する一対の端板の底縁にそれぞれ対向して内側に折り込まれる一対の底フラップが設けられ、前記一対の底板と一対の底フラップとを重ね合わせて底面を封止するロック構造において、
前記底板に、左右方向に一対の鉤形係合穴を開設し、一方、前記底フラップの両側縁に、左右方向に延びる切込線と、その切込線の終端部を起点として底フラップの先端に向かって延びる左右一対の折り目を設けて、該底フラップの両側に前記係合穴に挿入される差込片とその下端に折り目を介して差込ロック片を連設し、
前記鉤形係合穴の長さAは差込片の長さXよりも若干長く、また、前記鉤形係合穴のかぎ部の長さBは、差込ロック片24の長さYより若干長く形成され、
底面の封止時に、差込片と差込ロック片とを一緒に鉤形係合穴に挿入すると、差込ロック片は、差込片との折り目から素材自らの復元力により反発して広がり、差込ロック片が箱の内側に係止されることを特徴とする包装箱の底面ロック構造。
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WO2023219368A1 (ko) * | 2022-05-13 | 2023-11-16 | 김성민 | 포장용 상자 |
-
2002
- 2002-08-26 JP JP2002245793A patent/JP2004001869A/ja active Pending
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WO2023219368A1 (ko) * | 2022-05-13 | 2023-11-16 | 김성민 | 포장용 상자 |
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