JP2004001603A - 車載用電子機器の取付構造 - Google Patents

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荏原  豊
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Abstract

【課題】大型のパネルを用いてもロック解除のための穴がパネル表面に現れることのない車載用電子機器の取付構造を提供する。
【解決手段】車両に固定されたスリーブ2の開口部から電子機器本体1をスリーブ2内に挿入した状態で電子機器本体1がロック部材4によりスリーブ2にロックされ、ロック解除部材5を操作することによりロック部材4によるロックを解除する車載用電子機器の取付構造において、電子機器本体1の前面に配置されるパネルの少なくとも一部を可動パネル3aで構成し、可動パネル3aを電子機器本体1の前面を覆う位置から開く位置に動かすことによりロック解除部材5の操作部5aに手が届く状態となり、ロックの解除を可能とするように構成した。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は車載用電子機器の取付構造に係わり、特に、パネルが車載用電子機器の取付用スリーブの開口部より広い車載用電子機器に好適な車載用電子機器の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車載用音響機器の取付構造の例を図6により説明する。図6(a)に示すスリーブ22は車体に固定されており、車載用音響機器本体21はスリーブ22に収容される。スリーブ22の両側面には弾性変形凸片22dが形成されており、弾性変形凸片22dにはロック爪22a、22bがスリーブ22の内側に向けて突設されている。弾性変形凸片22dにはさらにスリーブ22の内側に向けて突出する絞り22cが形成されている。ロック爪22aの端面は前側が低くなるように傾斜しており、ロック爪22bの端面は後側が低くなるように傾斜している。
【0003】
車載用音響機器本体21をスリーブ22の開口部から矢印で示す方向に挿入すると、絞り22cおよびロック爪22aが車載用音響機器本体21に押されて、弾性変形凸片22dが外側に開くように変形する。車載用音響機器本体21が定位置まで挿入されると、図6(b)に示すようにロック爪22aおよびロック爪22bが夫々スリーブの穴21aおよび21bに入り込み、弾性変形凸片22dに設けられた絞り22cが車載用音響機器本体21の側面に当接した状態となる。この状態でロック爪22aは車載用音響機器本体21の前方向の動きをロックし、ロック爪22bは車載用音響機器本体21の後方向の動きをロックする。
【0004】
車載用音響機器本体21のロックを解除するときは、ロック解除工具25、25を車載用音響機器本体21の前面に取り付けられたパネル23の側部から車載用音響機器本体21とスリーブ22との間に図の矢印で示す方向に差し込み、弾性変形凸片22dの絞り22cを押すことにより弾性変形凸片22dを弾性変形させてロック爪22a、22bのロックを解除する。
【0005】
図6に示すロック機構では図7に示すようにパネル24がスリーブ22の開口部より広いものであると、パネル24の側部からロック解除工具を差し込むことができない。そこでパネル24にロック解除工具25を差し込むための穴24a、24aを設けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記した図7に示す従来の車載用音響機器ではパネルを大きくすることによりパネルの表示装置や操作つまみを取り付ける面積を広くすることができるが、ロック解除工具を差し込むための穴24a、24aがパネル24の表に現れるため、意匠的に劣るものとなっていた。
【0007】
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、大型のパネルを用いてもロック解除のための穴がパネル表面に現れることのない車載用電子機器の取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の車載用電子機器の取付構造は、車両に固定されたスリーブの開口部から電子機器本体をスリーブ内に挿入した状態で前記電子機器本体がロック部材により前記スリーブにロックされ、ロック解除部材を操作することにより前記ロック部材によるロックを解除する車載用電子機器の取付構造において、前記電子機器本体の前面に配置されるパネルの少なくとも一部を可動パネルで構成し、前記可動パネルを前記電子機器本体の前面を覆う位置から開く位置に動かすことにより前記ロック解除部材の操作部に手が届く状態となり、ロックの解除を可能とするように構成したものである。
【0009】
また、前記車載用電子機器の取付構造において、前記パネルが固定パネルと可動パネルで構成されており、前記パネルが全体として前記スリーブの開口部より広い面を覆うように構成されたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明の実施例である車載用電子機器を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の実施例である車載用音響機器を示す斜視図、図2(a)は同車載用音響機器を示す部分断面図、図2(b)は同車載用音響機器の要部を示す斜視図である。
【0011】
図に示すスリーブ2は車体に固定されており、車載用音響機器本体1を収容する。スリーブ2の両側面には穴2a、2aが形成されている。車載用音響機器本体1の前面には固定パネル3b、3bが固定されており、さらに、可動パネル3aが下部を支点として下方に回動可能に取り付けられている。可動パネル3aは図1に示すように、車載用音響機器本体1の前面に直立した状態で、固定パネル3b、3bと共に全体としてスリーブ2の開口部より広いパネルを形成する。
【0012】
図2に示すロック部材4は板ばねで形成されており、車載用音響機器本体1の内面に締着されている。ロック部材4の後端の上下にはロック爪4a、4aが外側に向けて突出するように形成され、後端の中央部には凹み4bが形成されている。
【0013】
ロック部材4と車載用音響機器本体1との間に前後方向摺動自在に配置されたロック解除部材5の後端には凹み4bに入り込む押圧部5bが形成され、前端には操作部5aが内側に突出するように形成されている。
【0014】
車載用音響機器本体1をスリーブ2の開口部から挿入すると、ロック爪4a、4aがスリーブ2に押されロック部材4が変形する。車載用音響機器本体1が定位置まで挿入されると、ロック爪4a、4aはスリーブ2の穴2a、2aに入り込みロック部材4は自然状態に戻る。この状態で、ロック爪4a、4aは車載用音響機器本体1をスリーブ2にロックする。
【0015】
車載用音響機器本体1がスリーブ2にロックされた状態ではロック解除部材5の押圧部5bは図2(a)に示すようにロック部材4の凹み4bに入り込んだ状態となっている。そして、可動パネル3aが車載用音響機器本体1の前面に直立した状態ではロック解除部材5の操作部5aは固定パネル3bと可動パネル3aで覆われて手で触ることはできない。
【0016】
車載用音響機器本体1のロックを解除する場合は、可動パネル3aを倒して可動パネル3aがあった場所から指を入れてロック解除部材5の操作部5aを矢印Aで示す方向に引張る。すると、ロック解除部材5の押圧部5bがロック部材4の凹み4bを押してロック部材4は図2(b)の矢印Bで示す方向に変形してロック爪4a、4aがスリーブ2の穴2a、2aから外れロックが解除される。
【0017】
この状態で車載用音響機器本体1から引き出すことができるが、車載用音響機器本体1を引き出すことなく、ロック解除部材5の操作部5aから指を放すと、ロック部材4の弾力により凹み4bがロック解除部材5の押圧部5bを押してロック解除部材5は矢印A方向と逆方向に移動されてロック状態に戻る。
【0018】
このようにスリーブ2の開口部より広いパネル、3a、3b、3bを用いてもロック解除のための穴がパネル表面に現れないので、意匠的に優れた車載用音響機器を構成することができる。
【0019】
図3はこの発明の第2の実施例である車載用音響機器の部分を示す断面図である。この例では、第1の実施例と同じ構造のスリーブ2内に車載用音響機器本体1が挿入されて、車載用音響機器本体1に締着されたロック部材6のロック爪6aがスリーブ2の穴2aに突入して車載用音響機器本体1がスリーブ2にロックされる。
【0020】
ロック解除部材7は車載用音響機器本体1とロック部材6の間に摺動自在に支持されており、その操作部7aは第1の実施例と同様の固定パネルと可動パネルに覆われる。可動パネルを開いてロック解除部材7の操作部7aを図示のC方向に押し込むと、ロック解除部材7の押圧部7bがロック部材6を図示のB方向に変形させてロック爪6bをスリーブ2の穴2aから外しロックが解除される。この例ではロック解除動作において、ロック解除部材7の操作部7aを内部方向に押し込むので、力を加えやすくロック解除動作が容易となる。
【0021】
図4はこの発明の第3の実施例である車載用音響機器を示す斜視図、図5は同車載用音響機器の部分を示す側面図である。この例では、図4に示すように車載用音響機器本体1が挿入されるスリーブ2の上面にロック部材のロック爪8aが突入する穴2a、2aが設けられている。車載用音響機器本体1がスリーブ2に挿入されると、ロック爪8a、8aが穴2a、2aに突入して車載用音響機器本体1がスリーブ2にロックされる。
【0022】
ロック部材8の駆動機構が図5に詳しく示されている。ロック部材8は車載用音響機器本体1に上下動自在に支持されてばね10により上方向に付勢されている。レバー11は車載用音響機器本体1に回動自在に支持されてその一端はロック部材8と係合し、他端は車載用音響機器本体1に摺動自在に支持されたロック解除部材9の押圧部9bに臨んでいる。
【0023】
ロック解除部材9の操作部9aは第1の実施例と同様の固定パネルと可動パネルに覆われる。可動パネルを開いてロック解除部材9の操作部9aを図示のC方向に押し込むと、ロック解除部材9の押圧部9bがレバー11を押しレバー11を図示のD方向に回動させる。
【0024】
すると、レバー11はロック部材8を図示のE方向にばね10の弾力に抗して移動させロック爪8bをスリーブ2の穴2aから外しロックが解除される。この例ではロック解除動作において、ロック解除部材9の操作部9aを内部方向に押し込むので、力を加えやすくロック解除動作が容易となる。
【0025】
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、スリーブ2の開口部より広いパネル全体を開いてロック解除部材の操作部を操作可能となるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
この発明の車載用電子機器の取付構造によれば、スリーブの開口部より広いパネルを設けた場合にもパネル面にロック解除用の工具を差し込む穴を設けることがないので意匠上優れたものとなる。
【0027】
また、ロック解除用の専用工具を必要としないので、専用工具の保管の煩わしさがなく、ロック解除が簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である車載用音響機器を示す斜視図である。
【図2】図2(a)は同車載用音響機器を示す部分断面図、図2(b)は同車載用音響機器の要部を示す斜視図である。
【図3】この発明の第2の実施例である車載用音響機器の部分を示す断面図である。
【図4】この発明の第3の実施例である車載用音響機器を示す斜視図である。
【図5】同車載用音響機器の部分を示す側面図である。
【図6】図6(a)は従来の車載用音響機器の例を示す斜視図、図6(b)は同車載用音響機器の部分断面図である。
【図7】従来の車載用音響機器の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車載用音響機器本体
2 スリーブ、2a 穴
3a 可動パネル、3b 固定パネル
4 ロック部材、4a ロック爪、4b 凹み
5 ロック解除部材、5a 操作部、5b 押圧部
6 ロック部材、6a ロック爪
7 ロック解除部材、7a 操作部、7b 押圧部
8 ロック部材、8a ロック爪
9 ロック解除部材、9a 操作部、9b 押圧部
10 ばね
11 レバー
21 車載用音響機器本体、21a、21b 穴
22 スリーブ、22a、22b ロック爪、22c 絞り
22d 弾性変形凸片
23 パネル
24 パネル、24a 穴
25 ロック解除工具

Claims (2)

  1. 車両に固定されたスリーブの開口部から電子機器本体をスリーブ内に挿入した状態で前記電子機器本体がロック部材により前記スリーブにロックされ、ロック解除部材を操作することにより前記ロック部材によるロックを解除する車載用電子機器の取付構造において、前記電子機器本体の前面に配置されるパネルの少なくとも一部を可動パネルで構成し、前記可動パネルを前記電子機器本体の前面を覆う位置から開く位置に動かすことにより前記ロック解除部材の操作部に手が届く状態となり、ロックの解除を可能とするように構成した車載用電子機器の取付構造。
  2. 前記パネルが固定パネルと可動パネルで構成されており、前記パネルが全体として前記スリーブの開口部より広い面を覆うように構成された請求項1の車載用電子機器の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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