JP2003232156A - ダブルロックを備えたケース - Google Patents

ダブルロックを備えたケース

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JP2003232156A
JP2003232156A JP2002324705A JP2002324705A JP2003232156A JP 2003232156 A JP2003232156 A JP 2003232156A JP 2002324705 A JP2002324705 A JP 2002324705A JP 2002324705 A JP2002324705 A JP 2002324705A JP 2003232156 A JP2003232156 A JP 2003232156A
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JP
Japan
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case
lid
opened
handle
double lock
Prior art date
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Application number
JP2002324705A
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English (en)
Inventor
Manabu Kawai
学 川井
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Hinomoto Jomae Ltd
Original Assignee
Hinomoto Jomae Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成がコンパクトで誤作動で開くおそれのな
いケースを得る。 【解決手段】 ケースの収容部の前方側壁23にハンド
ル1、ハンドルベース2が、またその反対側に裏箱4が
おかれ取付ネジ8で取り付けられる。このハンドルベー
ス2と裏箱4で囲まれた中に、押ボタン5が左右に1個
づつ内蔵され、両方の押ボタン5を両手で同時に左右に
開いたときのみ両方の係止部51が係止爪から外れ蓋を
開くことができ、誤作動のおそれがない。又押ボタン5
がハンドル1の内側にあるので全体の構成がコンパクト
となる。さらに弾性で上方に付勢されている突起41を
備えれば蓋の開放が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はダブルロックを備
えたケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の楽器などを入れるケースは通常1
個の係止金具が中央に取り付けられているものが多い。
そのため、何かの拍子で誤って係止が外れ蓋が開いてし
まうことがあり、楽器のような高価なものを入れている
場合でも誤って蓋が開き、楽器を傷つけるというおそれ
を免れなかった。
【0003】従来もロック装置の両側に押ボタンを2個
つけたものもあったが、片手の指で両方の押ボタンを内
側に押すことによって簡単に解錠可能であって誤作動の
おそれも少なくなかった。
【0004】
【解決すべき問題点】楽器のような高価なものを入れる
ケースでは誤って蓋が開くおそれを少なくするために、
ダブルロックにし、両方のロック装置を両手で同時に操
作しなければ蓋が開かないようにする必要がある。また
ダブルロックにした場合、部品を小さくしてコストを低
下させるため構造をコンパクトにすることも重要であ
る。又蓋が自動的にある程度開くようにできれば蓋の開
放が非常に容易になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の課題を
解決するために、ケース正面側壁に、ケースの蓋部を収
容部に係止するロック装置を、ケースのハンドルの内側
の左右に2個備えていること、ならびに収容部側に弾力
によって常時上方に付勢されている突起を設けたことを
特徴とするダブルロックを備えたケースを得たものであ
る。
【0006】
【実施例】図1はこの発明に係るケース20の斜視図で
あって、1はハンドル、2はハンドルベース、21はケ
ースの蓋部、22は下方の収容部、10は左右のロック
装置、5はロック装置の押しボタンである。ハンドル1
とロック装置10とをケース操作部30と称する。操作
部30はケース20の収容部22の正面の側壁23に取
り付けられている。
【0007】図2は操作部30を取り出して示した正面
図、図3は図2をD方向からみた底面図、図4は図2を
F方向からみた上面図、図5は図3のX−X断面図、図
6はケースを開いたところを上方からみた斜視図をそれ
ぞれ示している。
【0008】図に示すように、左右のロック装置10は
それぞれ押しボタン5とそれを内側に向けて付勢する押
しボタンスプリング6とから構成される。押しボタン5
はハンドルベース2の左右に1個ずつ内蔵され、押しボ
タンスプリング6によってそれぞれ内側に向けて付勢さ
れている。図6から判るように、蓋部21の前面に係止
板7が取り付けられている。図7に示すように係止板7
には係止爪71が左右のロック装置10に対応して両側
に形成されている。なお図において3はハンドルサポー
トを示す。
【0009】図3、図4、図5、図6等から判るよう
に、側板23の内側に、裏箱4がハンドルベース2に対
向して止ネジ8で取り付けられている。前記の押ボタン
スプリング6はこの裏箱4内にあって、押ボタン5を付
勢している。(図5参照)常時は押ボタン5はスプリン
グ6に付勢して内側に押され、蓋部が閉められていると
きは、その前面に取り付けられている係止板7からの係
止爪71は、押ボタン5にある孔52を通って、押しボ
タン5に形成されている係止部51と係合し、蓋部21
が開かないようにロックしている。
【0010】ケースを開くときは、左右の押ボタン5を
両手で同時に外側に向けて押してスプリング6に抗して
外側に動かせば係止部51と係止爪71との係合が外れ
るので、蓋部21を開くことができる。このようにこの
発明のダブルロックを備えたケースは、左右の押ボタン
5を両手で同時に外側に向けて押さなければ蓋部を開く
ことはできない。
【0011】さらに左右の押ボタン5がハンドルベース
2に内蔵され、ハンドル1の内側にあるのでロック装置
10を含む操作部30の構成がコンパクトになり、部品
も小型化でき、コスト低減にもなる。
【0012】図8に示すように、裏箱4に弾力で常時上
方に付勢されている突起41を設ければ、蓋部が閉まっ
ているときは、突起41は弾力に抗して押し下げられて
引っ込んでいるが、押しボタン5を押して係止部51と
係止爪71との係合が外れると、突起41は弾力により
上方に付勢されているので、蓋部21を上方に持ち上げ
て蓋部21を少し開いた状態にする。このように構成す
れば蓋部21の解放が非常に容易になる。
【0013】
【発明の効果】この発明のダブルロックを備えたケース
は前記の如き構成であって、あえて左右の押ボタン5を
両手で同時に外側に向けて押すように操作しなければ蓋
部が開かないようにしてあるので、楽器等の高価なもの
を入れたとき誤作動で蓋部が開いて中身を傷つけるおそ
れがない。また構成がコンパクトであるからコスト低減
にもなる。
【0014】さらに弾力により常時上方に付勢されてい
る突起を収容部側に設けることにより、両手でボタンを
押せば、蓋部が自動的に上方に持ち上げられて少し開い
た状態になるので蓋部の解放が非常に容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のケースの斜視図
【図2】操作部の正面図
【図3】図2をD方向からみた底面図
【図4】図2をF方向からみた上面図
【図5】図3のX−X断面図
【図6】ケースを開いたところを示す斜視図
【図7】係止板を示す図
【図8】第2の実施例を示す図6と同様な図面
【符号の説明】
1 ハンドル 2 ハンドルベース 3 ハンドルサポート 4 裏箱 5 押ボタン 6 押ボタンスプリング 7 係止板 8 取付ネジ 10 ロック装置 20 ケース 21 蓋部 22 収容部 23 収容部側壁 30 操作部 41 弾力によって上方に付勢されている突起 51 係止部 52 爪の通過孔 71 係止爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダブルロックを備えたケースにおいて、 ケースの正面側壁に、ケースの蓋部を収容部に係止する
    ロック装置を、ケースのハンドルの内側の左右に2個備
    えていることを特徴とするダブルロックを備えたケー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記のケースにおいて、収容部側に弾力
    によって常時上方に付勢されている突起を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載のダブルロックを備えたケー
    ス。
JP2002324705A 2001-12-03 2002-11-08 ダブルロックを備えたケース Pending JP2003232156A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3135779U (ja) * 2007-07-18 2007-09-27 アイシン通商株式会社 スーツケース用ロック装置
JP2013536019A (ja) * 2010-08-11 2013-09-19 ゴーマ メディカル リミテッド カテーテルクランプ
CN108457534A (zh) * 2018-05-31 2018-08-28 深圳沃圣数码科技有限公司 一种自动锁及安全箱包

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