JP3135779U - スーツケース用ロック装置 - Google Patents

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正明 相馬
章文 野田
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アイシン通商株式会社
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Abstract

【課題】簡単な構成でメインロック機構が破壊されても、スーツケースの閉状態を保持できるスーツケース用ロック装置を提供する。
【解決手段】スーツケース用ロック装置において、蓋ケース50Bと本体ケース50Aがヒンジ部を介して開閉自在とされたスーツケース50であって、ヒンジ部と対向する側の本体ケース50Aの嵌合縁部に所定間隔を置いて2つのメインロック機構10を組み付け、本体ケース50Aの嵌合縁部aと噛み合う蓋ケース50Bの嵌合縁部bにメインロック機構10と係合する2つのロック用係合部B1、B2を設け、本体ケース50Aの嵌合縁部aの2つのメインロック機構10の間にメインロック機構10とは異なるロック機構の補助ロック機構54を組み付け、蓋ケース50Bの嵌合縁部bに補助ロック機構54と係合するロック用係合部を設けることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、旅行用のスーツケースのロック装置に関し、特にメインロック装置の一部が破損しても閉状態を保持することが可能なスーツケース用ロック装置に関する。
最近、アメリカ同時多発テロの発生以来、爆発物や危険物検査のために、米国連邦航空省運輸保安局(TSA)により、アメリカ国内全ての空港内での荷物検査が厳格に実施されている。その際、開錠して荷物を預けなければならないが、施錠したまま荷物を預けた場合、錠前を切断あるいは破壊して荷物検査が行われる。開錠した状態でも開けづらいロック装置の場合や、開錠して荷物を預けても運搬中に何らかの衝撃により施錠されたりすると荷物検査においてロック装置が破壊されることがしばしば発生する。ロック装置が破壊されると、スーツケースの蓋が開いてしまいそのスーツケースを使用できなくなる。このような事態に対処するため、特開2007−135763号公報には、スーツケースの外周にスーツケースベルトを巻きつけ締め付けバックルで固定して、ロック装置が破壊されてもスーツケースの閉状態を保持する技術が開示されている。
特開2007−135763号公報
しかしながら、バックルで緊張状態を保持されたスーツケースベルトは振動等により緩みやすく、スーツケースベルトが緩むとロック装置が破壊されたスーツケースの蓋が半開き状態になる。半開き状態になると、スーツケースに収納したものが外に飛び出したり、スーツケースの収納物の半開きになったところからの盗難の危険が増加する。
本考案は、前記従来技術のもつ課題を解決する、簡単な構成でメインロック機構が破壊されても、スーツケースの閉状態を保持できるスーツケース用ロック装置を提供することを目的とする。
本第1考案は、前記課題を解決するために、スーツケース用ロック装置において、蓋ケースと本体ケースがヒンジ部を介して開閉自在とされたスーツケースであって、ヒンジ部と対向する側の本体ケースの嵌合縁部に所定間隔を置いて2つのメインロック機構を組み付け、前記本体ケースの嵌合縁部と噛み合う蓋ケースの嵌合縁部に前記メインロック機構と係合する2つのロック用係合部を設け、前記本体ケースの嵌合縁部の2つのメインロック機構の間に前記メインロック機構とは異なるロック機構の補助ロック機構を組み付け、前記蓋ケースの嵌合縁部に前記補助ロック機構と係合するロック用係合部を設けることを特徴とする。
本第2考案は、本第1考案のスーツケース用ロック装置において、前記補助ロック機構を押しボタン式ロック機構とすることを特徴とする。
本考案のスーツケース用ロック装置において、蓋ケースと本体ケースがヒンジ部を介して開閉自在とされたスーツケースであって、ヒンジ部と対向する側の本体ケースの嵌合縁部に所定間隔を置いて2つのメインロック機構を組み付け、前記本体ケースの嵌合縁部と噛み合う蓋ケースの嵌合縁部に前記メインロック機構と係合する2つのロック用係合部を設け、前記本体ケースの嵌合縁部の2つのメインロック機構の間に前記メインロック機構とは異なるロック機構の補助ロック機構を組み付け、前記蓋ケースの嵌合縁部に前記補助ロック機構と係合するロック用係合部を設ける構成により、2つのメインロック機構のいずれか又は両方が破壊されても、メインロック機構とは異なるロック機構を有する補助ロック機構が2つのメインロック機構の間に配置されているので確実にスーツケースの閉状態を保持できる。
補助ロック機構を押しボタン式ロック機構とする構成により、小スペースに設置することができ、ロック解除が簡単なので荷物検査により破壊されることがなく、メインロック機構が破損した後も安全にスーツケースとして使用できる。
本考案のスーツケース用ロック装置の実施形態を図により説明する。図1は、本考案の全体を示す概略図である。
旅行用のスーツケース50は、本体ケース50Aと蓋ケース50Bがヒンジ部を介して連結され開閉自在になっている。本体ケース50Aのヒンジ部と対向する側の嵌合縁部aの中央には把手51が設置され、本体ケース50Aの一方の側壁に移動用キャスタ53が設置される。把手51の設置箇所は、図1に示されるようなヒンジ部と対向する側の本体ケース50Aの嵌合縁部aに限定されるものではなく、本体ケース50Aの移動用キャスタ設置箇所と対向する側の嵌合縁部aに設置しても良い。
本体ケース50Aの把手51を設置した嵌合縁部aに、把手51を挟んだ両側にそれぞれメインロック機構10を組み付ける。2つのメインロック機構10の中央に補助ロック機構54を組み付ける。一方、蓋ケース50Bのヒンジ部と対向する側の嵌合縁部bには、前記本体ケース50Aの嵌合縁部aに組み付けた2つのメインロック機構10と補助ロック機構54に対応する位置にロック機構の一部を構成する蓋ケース50Bを閉鎖した状態にロックするためのロック用係合部B1、B2、B3が設置される。
メインロック機構10の一実施形態を図2、図3により説明する。図2は非ロック状態を示し、図3はロック状態を示す。ただし、メインロック機構10として、図に示されるロック機構以外のどのようなロック機構を用いても良い。
メインロック機構10は、嵌合縁部aに固定されたベース部材11にロック用レバー12が回動自在にピン連結される。ベース部材11の一端には長孔14が形成され、長孔14にベース部材11を水平にスライドするスライド部材17の一端に設置したピン13が係合し、スライド部材17は長孔14の範囲内で水平にスライドする。ロック用レバー12とスライド部材17がリンク部材27で連結され、ロック用レバー12の回動によりスライド部材17が水平にスライドする。スライド部材17には、蓋ケース50Bの嵌合縁部bに設置したロック用係合部B1、B2を係止させる被係合部21が設けられている。
ロック用レバー12の外側端に図3に示されるようにロック状態としたロック用レバー12をロック状態に保持するためのロック用係止爪29が左右にスライド自在に設置され、ロック用係止爪29はスプリング30によりロック側に付勢されている。
メインロック機構10の作動について説明する。図1は非ロック状態を示し、図1に示される状態から、ロック用レバー12を下側に押し下げると、リンク部材27によりスライド部材17が左側に水平移動し、スライド部材17に設置した被係合部21がロック用係合部B1、B2に係合し、図2に示されるようにロック用係止爪29が蓋ケース50Bの嵌合縁部bに設けた係合に係合しロック状態を保持する。ロック状態を解除するためには、図2に示される状態で、ロック用レバー12をスプリング30の付勢方向に逆らって左側に少し押すとロック用係止爪29の係合が解除され、ロック用レバー12を上側に回動して被係合部21とロック用係合部B1、B2の係合を解除する。
補助ロック機構54は、メインロック機構10と異なるロック機構であればどのようなロック機構でも良いが、2つのメインロック機構10の間に組み付けるので、組み付けスペースが小さくて済む、ロック解除が容易な押しボタン式ロック機構とするのが望ましい。押しボタン式ロック機構は周知のものを使用する。押しボタン式ロック機構につては、図示しないが、例えば、スプリングにより上方向(ロック解除方向)に付勢された押しボタンの上下動により回動するカムを設け、カムの回動により蓋ケース50Bに設けたロック用係合部B3と係合する被係合部を移動させる方式のものは、ロック状態の解除が簡単であり、荷物検査において破壊されることがない。補助ロック機構54は通常(メインロック機構が破壊していない状態)では、非ロック状態に保持しておき、メインロック機構10のいずれか又は両方が破壊された場合作動可能にしておいても良い。
以上のように、本考案のスーツケース用ロック装置によれば、2つのメインロック機構のいずれか又は両方が破壊されても、メインロック機構とは異なるロック機構の補助ロック機構が2つのメインロック機構の間、つまり、スーツケースの嵌合縁部の中央に配置されているので確実にスーツケースの閉状態を保持することができ、補助ロック機構が押しボタン式ロック機構なので、小スペースに組み付けることができ、ロック解除が簡単なので荷物検査により破壊されることがなく、メインロック機構が破損した後でもスーツケースとしての機能を発揮でき、海外旅行用に最適のスーツケースを提供することができる。
本考案の実施形態を示す図である。 本考案の実施形態を示す図である。 本考案の実施形態を示す図である。
符号の説明
10:メインロック機構、11:ベース部材、12:ロック用レバー、13:ピン、14:長孔、17スライド部材、21:被係合部、27:リンク部材、29:ロック用爪、30:スプリング、50:スーツケース、50A:本体ケース、50B:蓋ケース、51:把手、53:移動用キャスタ、54:補助ロック機構、B1、B2、B3:ロック用係合部、a:本体ケースの嵌合縁部、b:蓋ケースの嵌合縁部

Claims (2)

  1. 蓋ケースと本体ケースがヒンジ部を介して開閉自在とされたスーツケースであって、ヒンジ部と対向する側の本体ケースの嵌合縁部に所定間隔を置いて2つのメインロック機構を組み付け、前記本体ケースの嵌合縁部と噛み合う蓋ケースの嵌合縁部に前記メインロック機構と係合する2つのロック用係合部を設け、前記本体ケースの嵌合縁部の2つのメインロック機構の間に前記メインロック機構とは異なるロック機構の補助ロック機構を組み付け、前記蓋ケースの嵌合縁部に前記補助ロック機構と係合するロック用係合部を設けることを特徴とするスーツケース用ロック装置。
  2. 前記補助ロック機構を押しボタン式ロック機構とすることを特徴とする請求項1に記載のスーツケース用ロック装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9979428B2 (en) 2016-02-19 2018-05-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Hand strap for electronic apparatus

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