JP2004001278A - ミキサー車及びそのホッパー開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ホッパー開閉装置1は、ミキサー車2のホッパー3の開口4を自動開閉するものである。その具体的な構成は、ホッパー3の開口4付近にヒンジ5を設け、このヒンジ5の周りに回動可能な蓋体6が、開口4を水平姿勢で閉鎖又は開放することを特徴としている。蓋体6の動作は、スイッチボックス19の操作に基づき起動する電動機15によって行われる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート材料を混練しつつ走行するミキサー車、及び、このようなミキサー車に取り付け可能な、ホッパー開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
生コンと通称されるコンクリート材料は、セメント、骨材及び水、この他、必要に応じて加える添加物から成るものである。従来より、コンクリート材料を、ミキサー車の後部に設けたホッパーを経て回転ドラム内へ投入し、この回転ドラムを回転させることによってコンクリート材料を混練し、更に混練し続ける事でその硬化を抑止している。上記のようにセメントに水を混ぜると発熱が起こり、これによりコンクリート材料は22〜23℃の温度範囲に暫くの間保たれることになる。
【0003】
一方、コンクリート材料の品質は、JIS規格(A5308)に基づいて、そのスランプが約15cmになることが定められている。これを満たすには、生コンプラントと通称される工場で生成されたコンクリート材料を適切な混合比で混練しつつ、これを施工現場へ迅速に供給することが望ましい。通常は、所謂生コンプラントの在る工場から離れた場所に施工現場が在るので、コンクリート材料をミキサー車で搬送し、同時に、この搬送過程でコンクリート材料を混練している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ミキサー車のホッパーは、その開口が上方へ向いて開放しているので、上記の搬送過程で、雨天時にホッパーを経て雨水が回転ドラム内へ浸入し、コンクリート材料の水の混合割合が増加したり、或いは、回転ドラム内の熱がホッパーの開口から急速に放熱したりする。このため、ミキサー車が施工現場に到着する頃には、コンクリート材料が規格外に変質するという問題が起こる。
【0005】
上記の問題の対策として、コンクリート材料を回転ドラム内へ投入した直後に、ホッパーの開口をシート材等で塞ぐことが試みられている。しかしながら、ミキサー車に設けたホッパーの位置は、地上高さ約3mにも及ぶので、作業に危険が伴うことになる。
【0006】
そこで、ホッパーの側部に設けたヒンジ周りに回動する蓋体によって、当該ホッパーの開口を開閉するといった技術が案出された(特開昭60−203408号公報参照)。しかし、この従来技術では、上記のような高所作業を直ちに回避することはできない。即ち、蓋体の開閉動作を、作業員がミキサー車に登って手動で行うものである。更に、蓋体がミキサー車の走行時の風圧を受けて不用意に開放しないように、何らかのロック機構等が不可欠であるが、このロック機構等のロック又は解除の動作もまた、作業員が高所で行う作業である。
【0007】
尚、上記の従来技術には、油圧又は空気圧シリンダ等により、蓋体の開閉を行う構想が開示されているが、これをミキサー車に実装して稼働させるには、蓋体を開閉させる角度、機構及びその取付け構造等について、更に考慮すべき技術的課題が残る。この点は、以下で本発明の構成に対比して明らかにする。
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、低コストで簡単な構造でありながら、実用上の諸般の要請にも十分堪えられ、しかも、既存のミキサー車を殆ど改造せずにホッパーの自動開閉を実現できる、ミキサー車及びそのホッパー開閉装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るホッパー開閉装置は、ミキサー車の回転ドラム内へコンクリート材料を投入するホッパーを開閉するものであって、指令手段に基づき起動する駆動源により作動する蓋体が、ホッパーの開口を閉鎖又は開放するように構成したものである。
【0010】
更に、本発明に係るホッパー開閉装置は、ホッパーの開口付近にヒンジを設け、このヒンジ周りに蓋体を回動させることにより、ホッパーの開口を閉鎖又は開放するように構成したものである。
【0011】
更に、本発明に係るホッパー開閉装置は、駆動源が電動機であり、指令手段がスイッチボックスを含むものである。
【0012】
本発明に係るミキサー車は、上記のホッパー開閉装置を備えるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に示すように、本発明の実施の形態に係るホッパー開閉装置1は、ミキサー車2のホッパー3の開口4を自動開閉するものである。その具体的な構成は、ホッパー3の開口4付近にヒンジ5を設け、このヒンジ5の周りに回動可能な蓋体6が、開口4を水平姿勢で閉鎖又は開放することを特徴とする。
【0014】
ホッパー3は、所謂生コンプラント等から搬出されて開口4へ投入されるコンクリート材料を、ミキサー車2に装備された回転ドラム7内へ導入するものである。ヒンジ5は、蓋体6の前向きの縁部に設けたヒンジピン8の両端を、それぞれ一対の軸受け9に回動自在に支持させることによって構成されている。一対の軸受け9は、ホッパー3及び回転ドラム7をミキサー車2の車台10上に支持するフレーム11の上端に各々取り付けられている。
【0015】
上記した蓋体6の前向きの縁部とは、ミキサー車2の進行方向を向いた蓋体6の縁部を意味する。従って、ヒンジ5をホッパー3の開口4の前方に配置することを意味するが、ヒンジ5をホッパー3の側方又は後方に配置しても良い。また、図中の矢印F,Rは、それぞれミキサー車2の進行方向及び後退する方向を指している。
【0016】
図3に示すように、蓋体6は、ヒンジピン8とアーチ形部材13とを枠組みして成る略D字形の外枠を、複数の桟材13a,13bで補強することにより、骨組み14を形成し、この骨組み14の上面を、耐水性のシート材等(図示省略)で覆ったものである。
【0017】
蓋体6として、ホッパー3の開口4を塞ぐことのできる形状に裁断した一枚物の板材等を適用しても良いが、図3に示した形態の蓋体6の方が、軽量かつ高剛性であり、しかも、低コストに製造できる。また、蓋体6の裏面又はホッパー3の開口4の何れか一方には、他方に密着するパッキン材を設けても良い。これにより、蓋体6とホッパー3との間の機密性を増し、保温や防塵の効果を更に向上できる。
【0018】
図2では蓋体6の開閉動作を担う駆動源を省略したが、蓋体6のヒンジピン8の一端は、図4に示すように、電動機15に減速機16を介して接続している。電動機15及び減速機16については、自明の技術であるため詳細な図示は省略する。電動機15は、その出力軸を矢印F方向へ突出し、この出力軸の回転力を減速機16が増大しつつ、矢印F方向に直交して延びるヒンジピン8を、矢印O,C方向へ回動させる回転力に変換する。
【0019】
電動機15及び減速機16は一体のユニットとして、マウント金具17を介してフレーム11に固定されている。電動機15は、回転運動を連続して行える回転機であるが、後述の油圧シリンダ等のような直線運動を行うアクチュエータであっても良い。減速機16は、大小の平歯車又は傘歯車を噛み合わせたものが一般的であるが、図5に示すようなウオーム22とウオームホイール23、又は、ラック24とピニオン25を組み合わせたものでも良い。
【0020】
具体的には、図5(a)は、電動機15の出力軸15aに取り付けたウオーム22に、ヒンジピン8の一端に取り付けたウオームホイール23を噛み合わせた機構を表している。図5(b)は、電磁誘導に基づき直線運動を行う作動ロッド15bにラック24を取り付け、このラック24に、ヒンジピン8の一端に取り付けたピニオン25を噛み合わせた機構を表している。
【0021】
上記例示の2種の機構は、回転又は往復運動する部分が少ない上、その動作する範囲もヒンジピン8の近傍に限られている。このため、小型の防塵カバー等に納めて、フレーム11に取り付けることが容易である。
【0022】
上記のマウント金具17は、フレーム11の外側面に密接した鋼板17aと、鋼板17aの上端に水平姿勢で設けた鋼板17bと、これらの鋼板17a,17bの入り隅に設けたリブの役割を果たす鋼板17cとから構成されている。フレーム11及びこれら鋼板17a〜17c同士の結合は、溶接又はボルト止めによって行われている。
【0023】
蓋体6が、図4に実線で表したようにホッパー3の開口4を閉鎖した状態で、電動機15を起動して出力軸15a(図5)を正転させると、ヒンジピン8が矢印O方向へ回動する。これに伴って蓋体6全体がヒンジピン8周りに矢印O方向へ旋回し、図1又は図2に仮想線で表したように、矢印F方向へ先端を向けた水平姿勢となってホッパー3の開口4を開放する。
【0024】
この状態から、電動機15のを出力軸15aを逆転させると、ヒンジピン8が矢印C方向へ回動する。これに伴って蓋体6全体がヒンジピン8周りに矢印C方向へ旋回し、矢印R方向へに先端を向けた水平姿勢となって開口4を閉鎖する。つまり、蓋体6はヒンジピン8周りに180°の範囲で旋回する。
【0025】
蓋体6が開口4を開放した状態で、フレーム11の上端から矢印R方向へ延出したストッパー18により水平姿勢の蓋体6を受け止めても良い。これにより、蓋体6が振れる等して回転ドラム7に接触することを防止できる。また、上記の通り蓋体6が水平姿勢で開口4を開放又は閉鎖する状態を、リミットスイッチで検知できるようにすれば、この検知信号に基づいて電動機15を適時に停止できる。
【0026】
尚、蓋体6とホッパー3の間に誤って腕等が挟まれた場合を考慮して、減速機16にトルクリミッターを設けても良い。或いは、蓋体6の材料として強靱な素材を避けて選定たり、弾性材料を積極的に適用しても良い。
【0027】
上記のような電動機15の起動、停止、正転又は逆転の動作は、図6に示すようなスイッチボックス19とその内部又は外部に設けた制御回路を主体とする指令手段によって切り換えられる。上記のようなリミットスイッチを採用した場合には、このリミットスイッチが制御回路の中で、電動機15に供給する電力を遮断する制御を担うことになる。
【0028】
スイッチボックス19は、図1に示すように、運転手等のオペレータが運転席の手元で操作できるように、ミキサー車2のキャビン20内に配置するのが好ましい。この場合、スイッチボックス19をステアリングホイールの近傍又はダッシュボード等に取り付けるのが、更に好ましい。また、スイッチボックス19は複数設けても良い。例えば、フレーム11の下部にスイッチボックス19を配置すれば、運転手と別のオペレータが、蓋体6の動作を目視で確認しながら、ホッパー4の開閉を行える。また、スイッチボックス19に、ホッパー3の開放を知らせるインジケータランプ、ブザー又は音声発生機を付加しても良い。
【0029】
スイッチボックス19の前面には、電動機15の正転又は逆転を選択するレバー操作部19aと、これにより選択された動作を電動機15に指令するスタート釦19bとが配置されている。スタート釦19bによる指令は、電気信号として制御回路へ送られ、この制御回路が、電動機15へ供給される電力を制御する。以上に述べた電気信号及び電力は、図1に示すように、車台10及びフレーム11に沿って配線したケーブル21を介して伝達される。
【0030】
スタート釦19bにより一旦起動した電動機15は、蓋体6が180°旋回する過程で任意に停止しないように設定するのが望ましい。例えば、上記のリミットスイッチで蓋体6が水平姿勢になった事を検知する迄は、スタート釦19bからオペレータが指を離しても電動機15が停止しないようにする。
【0031】
これは次の理由による。即ち、コンクリート材料をホッパー3へ投入する場合、通常、図7に示すように、ホッパー3の真上に位置するシュート26a又はシュート26bを経て行われる。このようなコンクリート材料の投入中に、ミキサー車2の上部で起立した蓋体6hが在ることを運転者が忘れて、ミキサー車2を不意に後退させた場合、この蓋体6hがシュート26a又はシュート26bに衝突する恐れがある。
【0032】
特に、蓋体6hの位置はミキサー車2の後部の死角に入るので、日々の運行を担う運転者にとって、これは切実な問題である。従って、上記の問題を未然に防止する対策として、蓋体6が水平姿勢になった状態でのみ電動機15が停止するように設定することが望ましい。更に、これにより、蓋体6を起立した儘でミキサー車2を運行することも確実に防止できる。
【0033】
以上のように、駆動源として、電動機15及び減速機16を適用した理由は、次に述べる課題を解決する事を企図している。即ち、電動機15に代えて油圧又は空気圧シリンダ等を適用しても良いが、このような流体を利用するアクチュエータを上記のスイッチボックス19で制御するには、電磁切換弁、ポンプ及びこれらを接続する配管類の設置が不可欠である。このため、製造コストが高騰する上、既存のミキサー車等に増設する場合の手間が非常に煩雑である。
【0034】
また、図7に示すようなホッパー3の斜め後方からコンクリート材料を投入するシュート26bでは、蓋体6の開放する角度θが90°以下であっても、蓋体6が邪魔になるという問題は無いが、鉛直方向からコンクリート材料を投入するシュート26aの真下にホッパー3の開口4を位置させるには、角度θが90°では足らず100°以上に設定することが必須である。しかし、角度θを概ね100°以上に設定するには、上記例示の油圧又は空気圧シリンダーの作動ロッドを蓋体6に直接に取り付けて行う事は不可能である。
【0035】
また、減速機16に代えて、チェーン、ロッド又はリンク機構を動力の伝達手段として適用しても良いが、これらの機構は、既に図5で例示した機構に比較して、滑節、回転又は往復運動する箇所が多く、その構成が複雑である上、所望のストロークを確保する等の設計上の制約により大型化を避けられない。従って、これらの機構を設置するためのスペースを、ミキサー車2の車上、しかもホッパー3付近に確保するのは困難である。また、これらの機構が清掃作業の邪魔になる等の問題も起こる。
【0036】
尚、以上に例示した本実施の形態は、本願発明の技術的思想を実質的に限定するものと解してはならない。本願発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、当業者の創意と工夫により、適宜に改良、変更又は追加をしながら実施されるものである。
【0037】
例えば、図8に示すように、フレーム11の上端に、一対のスライドレール27を水平姿勢で固定し、これら一対のスライドレール27に、それぞれ両側部を滑動自在に係合した蓋体6を、図9に要部のみ示した駆動源によって矢印R,F方向に進退動させるように構成しても良い。蓋体6がスライドレール27の矢印R方向の後退限に位置するときに、ホッパー3の開口4は閉鎖され、蓋体6がスライドレール27の矢印F方向の前進限に位置するときに、開口4が全開に開放される。
【0038】
具体的に、図9(a)は、電動機15の出力軸15aに取り付けたピニオン28に、蓋体6の下面又は側部に設けたラック24を噛み合わせた機構を表している。図9(b)は、電動機15の出力軸15aに取り付けたウオーム22に、蓋体6の下面又は側部に設けたウオームラック29を噛み合わせた機構を表している。
【0039】
このように蓋体6を水平方向にスライドさせるので、蓋体6が開閉時に図7に表したシュート26a又はシュート26bに衝突する事がない。即ち、同図に実線で示したように、蓋体6がホッパー3の開口4は閉鎖した儘の状態で、シュート26a又はシュート26bの真下にホッパー3を位置させた場合でも、ミキサー車2を移動させることなく、蓋体6を作動させてホッパー3を開放できる。反対に、蓋体6がホッパー3の開口4は開放した状態(蓋体6h)から、この蓋体6を作動させてホッパー3を閉鎖する場合も、ミキサー車2を移動させる必要はない。
【0040】
また、蓋体6を両開きにしても良い。例えば、図8に示すように、一対のヒンジ5を、ホッパー3の開口4の前後又は両側の相対向する縁部付近に設け、これら一対のヒンジ5に、それぞれ一対の蓋体6a,6bを回動自在に支持させても良い。この場合、個々の蓋体6a,6bが開放する角度を特に大きく設定しなくても、既述のように、鉛直方向からコンクリート材料を投入するシュート26aの真下にホッパー3を位置させた場合に、蓋体6a,6bが邪魔にならないという利点がある。尚、符号6cは蓋体6a,6bの突き合わせ部の隙間を塞ぐ重ね板である。
【0041】
【発明の効果】
本発明に係るミキサー車及びそのホッパーの開閉装置によれば、ホッパーの開口付近のヒンジ周りに回動可能な蓋体が、指令手段に基づき起動する駆動源によりホッパーの開口を自動開閉するので、運転手等のオペレータがミキサー車に登って従来のような危険な高所作業を行うことを回避できる。
【0042】
しかも、蓋体の開閉動作の自動化を実現することにより、ホッパーの開閉を迅速且つ確実に行える。また、ホッパーを閉鎖した蓋体がミキサー車の走行によって風圧を受ける等しても、駆動源が停止している限り蓋体が回動することはないので、蓋体を固定するロック機構等が不要である。
【0043】
更に、本発明に係るミキサー車及びそのホッパーの開閉装置によれば、駆動源が電動機であるので、油圧又は空気圧シリンダーで蓋体の開閉動作を行う場合に比較して、電磁弁や配管類の設置が全く不要で、僅かに電線等をミキサー車に配線するだけで駆動源に必要な電力を供給して、駆動源を起動させられる。また、駆動源の制御が容易である上、駆動源自体がコンパクトなので、ミキサー車への取り付けが容易であり、取り付けた後でも、駆動源が邪魔になる事が無い。
【0044】
しかも、駆動源の動作を指令する指令手段がスイッチボックスであるので、この指令手段をミキサー車の所望の位置に取付け、或いは、指令手段を取付ける位置を自在に変更できる。特に、指令手段をミキサー車のキャビン内に配置した場合には、運転手等のオペレータが運転席の手元で当該ホッパーの開閉装置を操作できる、という利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るミキサー車及びそのホッパー開閉装置の側面図。
【図2】本発明の実施の形態に係るホッパー開閉装置の要部の平面図及びその取付構造を示す側面図。
【図3】本発明の実施の形態に係るホッパー開閉装置に適用した蓋体の骨組みを表した平面図。
【図4】本発明の実施の形態に係るホッパー開閉装置の要部の取付構造を示す側面図。
【図5】本発明の実施の形態に係るホッパー開閉装置に適用した機構部の2種の変形例の概略図。
【図6】本発明の実施の形態に係るホッパー開閉装置に適用したスイッチボックスの正面図及び側面図。
【図7】本発明の実施の形態に係るホッパー開閉装置の使用例を示す側面図。
【図8】本発明の実施の形態に係るホッパー開閉装置の変形例の要部を示す平面図。
【図9】本発明の実施の形態に係るホッパー開閉装置に適用した機構部の更なる2種の変形例の概略図。
【図10】本発明の実施の形態に係るホッパー開閉装置に要部の更なる変形例を示す正面図。
【符号の説明】
1:ホッパー開閉装置
2:ミキサー車
3:ホッパー
4:開口
5:ヒンジ
6:蓋体
15:電動機(駆動源)
19:スイッチボックス(指令手段)
Claims (4)
- ミキサー車の回転ドラム内へコンクリート材料を投入するホッパーを開閉する、ホッパー開閉装置であって、
指令手段に基づき起動する駆動源により作動する蓋体が、前記ホッパーの開口を閉鎖又は開放することを特徴とするホッパー開閉装置。 - 前記ホッパーの開口付近にヒンジを設け、該ヒンジ周りに前記蓋体を回動させることにより、前記ホッパーの開口を閉鎖又は開放することを特徴とする請求項1に記載のホッパー開閉装置。
- 前記駆動源が電動機であり、前記指令手段がスイッチボックスを含む請求項1又は2に記載のホッパー開閉装置。
- 請求項1乃至3に記載のホッパー開閉装置を備えるミキサー車。
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JP2002159630A JP2004001278A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | ミキサー車及びそのホッパー開閉装置 |
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Publications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015205588A (ja) * | 2014-04-19 | 2015-11-19 | 神邦産業株式会社 | 生コンミキサー車及び生コンミキサー車の生コン投入ホッパーのないミキサードラムに生コンを積載する生コン投入装置 |
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2002
- 2002-05-31 JP JP2002159630A patent/JP2004001278A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080805 |