JP2003536343A - データネットワークに使用するためのプログラマブル利得増幅器 - Google Patents

データネットワークに使用するためのプログラマブル利得増幅器

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    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/18Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging
    • H03M1/181Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging in feedback mode, i.e. by determining the range to be selected from one or more previous digital output values
    • H03M1/183Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging in feedback mode, i.e. by determining the range to be selected from one or more previous digital output values the feedback signal controlling the gain of an amplifier or attenuator preceding the analogue/digital converter

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Abstract

(57)【要約】 データネットワーキング装置は可変利得増幅器を含み、可変利得増幅器は可変利得増幅器の利得を調節するための第1の選択可能なインピーダンスと第2の選択可能なインピーダンスとを有する。データネットワーキング装置は、可変利得増幅器のアナログ出力信号をデジタル信号に変換するためのアナログデジタル変換器を有する。データネットワーキング装置は、デジタル信号をモニタし、第1および第2の選択可能なインピーダンスを作動させる帰還信号をデジタル信号の関数として供給し、それにより可変利得増幅器の利得を調節するためのデジタル信号モニタリング回路を有する。可変利得増幅器を制御する方法も開示されている。可変利得増幅器のアナログ出力信号は、アナログデジタル変換器によってデジタル信号に変換される。この方法は、可変利得増幅器のアナログ出力信号を変換するために用いられているアナログデジタル変換器のダイナミックレンジの一部を判定するステップを含む。この方法は、第1の帰還信号を第1の選択可能なインピーダンスに提供し、第2の帰還信号を第2の選択可能なインピーダンスに提供するステップを含み、第1および第2の帰還信号は可変利得増幅器の利得を調節して、アナログデジタル変換器によって用いられるダイナミックレンジを増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
この発明は一般にネットワークインターフェイシングに関し、より特定的には
、ネットワーク媒体に接続されたネットワークステーション間のデータの送信を
制御するためのシステムと、入力利得を調節するための装置および方法とに関す
る。
【0002】
【背景技術】
さまざまな種類のデータをコンピュータ間で送信することに対する要求は、常
に存在する。そのようなデータを送信する最も有力な方法は、データを低周波数
のベースデータ信号に符号化し、ベースデータ信号を高周波数の搬送波信号上へ
変調することを含む。高周波数の搬送波信号は次に、ネットワークケーブル媒体
を横断し、RF信号、変調された光放射、または他のネットワーク媒体を介して
、遠隔計算処理局へ送信される。
【0003】 遠隔計算処理局では、高周波数の搬送波信号を受信し復調して、元のデータベ
ース信号を復元しなければならない。ネットワーク媒体全体にわたって搬送波信
号の歪みが全くない状態では、受信された搬送波は送信された搬送波と位相、振
幅、および周波数が同一で、公知のミキシング手法を用いて復調されてベースデ
ータ信号を復元し得る。ベースデータ信号は次に、公知のサンプリングアルゴリ
ズムを用いてデジタルデータに復元され得る。
【0004】 しかし、多数の分岐接続およびそのような分岐の長さが異なることにより、送
信された搬送波の多数の反射が生じるため、ネットワーク接続形態は高周波数の
搬送波信号を歪ませる傾向にある。高周波数の搬送波は、ケーブル媒体の近傍で
動作する電気機器によって生じるスプリアスノイズによって、さらに歪められる
。そのような問題は、家庭電話配線ケーブルをネットワークケーブル媒体として
用いるネットワークにおいてより一層明らかである。なぜなら、多数の分岐およ
び接続は通常、周波数が0.3〜3.4キロヘルツの簡易旧式電話システム(P
OTS)信号の送信用に設計されており、約1メガヘルツまたはそれ以上の高周
波数の搬送波信号の送信用には設計されていないためである。高周波の搬送波信
号は、ネットワークケーブルを利用するPOTSのオンフックおよびオフフック
ノイズパルスによるターンオン過渡現象によってさらに歪められる。
【0005】 高周波数の搬送波信号の周波数、振幅、および位相のこのような歪みは、ネッ
トワーク性能を劣化させ、より速い速度のネットワークの設計を妨害する傾向に
あり、変調手法とデータ復元手法とを絶えず向上させてデータ速度を向上させる
よう、設計者たちに挑んでいる。たとえば、ホームPNA(home phoneline net
working alliance:HPNA)1.0規格の下では、搬送波のパルス位置変調(
PPM)を用いて1Mビットのデータ速度が達成される一方、より最近のHPN
A2.0規格は、周波数分散型直交振幅変調(QAM)を用いた複合変調方式を
用いて、10Mビットのデータ速度を達成している。PPM変調搬送波信号とQ
AM変調搬送波信号は著しく異なる電力包絡線を有するという点で、問題が存在
する。
【0006】 規格の進歩およびデータ速度の増加に関連する別の問題は、HPNAの例にあ
るように、元のベースデータ信号の振幅の変動および歪みにより、入来アナログ
信号が、入来アナログ信号を入来アナログ信号のデジタル表示に変換するアナロ
グデジタル変換器のダイナミックレンジよりも大きい振幅を有するようになり得
る、ということである。入来アナログ信号はまた、アナログデジタル変換器のフ
ルダイナミックレンジよりも小さい振幅も有し得るため、アナログデジタル変換
器のフルダイナミックレンジ、つまり分解能を利用し損なうという結果になる。
【0007】 したがって、大きさおよびコスト削減に対する認識された業界目標に基づくと
、必要とされるのは、潜在的に多数の変調方式を用いて、歪んだ変調搬送波信号
を受信しかねない受信機内部の増幅器の入力利得を調節するための装置および方
法である。
【0008】
【発明の概要】
この発明は、データネットワーキング装置を提供する。データネットワーキン
グ装置は可変利得増幅器を含み、可変利得増幅器は可変利得増幅器の利得を調節
するための第1の選択可能なインピーダンスと第2の選択可能なインピーダンス
とを有する。データネットワーキング装置は、可変利得増幅器のアナログ出力信
号をデジタル信号に変換するためのアナログデジタル変換器を有する。データネ
ットワーキング装置は、デジタル信号をモニタし、第1および第2の選択可能な
インピーダンスを作動させる帰還信号をデジタル信号の関数として供給し、それ
により可変利得増幅器の利得を調節するためのデジタル信号モニタリング回路を
有する。
【0009】 この発明の別の局面によれば、可変利得増幅器を制御する方法が開示されてい
る。可変利得増幅器のアナログ出力信号は、アナログデジタル変換器によってデ
ジタル信号に変換される。この方法は、可変利得増幅器のアナログ出力信号を変
換するために用いられているアナログデジタル変換器のダイナミックレンジの一
部を判定するステップを含む。この方法は、第1の帰還信号を第1の選択可能な
インピーダンスに提供し、第2の帰還信号を第2の選択可能なインピーダンスに
提供するステップを含み、第1および第2の帰還信号は可変利得増幅器の利得を
調節して、アナログデジタル変換器によって用いられるダイナミックレンジを増
加させる。
【0010】 この発明のこれらおよびさらなる特徴は、以下の説明および図面を参照すれば
明らかとなる。
【0011】
【発明の開示】
以下の詳細な説明では、この発明の異なる実施例に示されていても、同一の構
成要素は同じ参照符号を与えられている。この発明をはっきりとかつ簡潔に例示
するため、図面は必ずしも尺度変更されなくてもよく、ある特徴は幾分概略的な
形状で示されてもよい。
【0012】 この発明は、データネットワーキング装置内のアナログデジタル(A/D)変
換器のフルダイナミックレンジ(つまり分解能)を利用するよう、入来アナログ
電圧信号を調整する可変利得増幅器に関する。
【0013】 図1は、従来のPOTS RJ11電話回線12上を動作する1Mbps、1
0Mbps、100Mbps、または他の帯域幅のホームPNA(HPNA)、
または他の標準的なデータネットワークなどのネットワーキング装置のアナログ
フロントエンド回路10を示す。アナログフロントエンド回路10はデータ信号
を電話回線12から、フィルタ、トランスおよびサージ保護などデータ信号を調
整する構成要素を有する回路14を介して受信する。受信された信号、つまり入
来アナログ電圧信号16は、衝突検出などの機能を実行する電子ハイブリッド回
路18によって処理される。次に、入来信号16は、入来信号16を調整する可
変利得増幅器(VGA)20とフィルタ22とを通される。調整された入来信号
は別のVGA24に入力され、それは、調整され受信された信号をアナログデジ
タル(A/D)変換器26用に増幅する。VGA24への入力信号をここにVI
と呼び、VGA24の出力をここにVOと呼ぶことにする。VGA24の動作を
、以下により詳細に記載する。A/D変換器26はVGA24の出力、つまりVO をデジタル出力DOUTに変換する。DOUTは次に、A/D変換器26からデジタ
ル入力/出力(I/O)回路28へ送信される。デジタルI/O回路28は、ア
ナログフロントエンド回路10と次のネットワーク装置回路とのインターフェイ
スとしての役割を果たす。
【0014】 次のネットワーク装置回路からアナログフロントエンド回路10によって受信
されたデジタルデータ出力信号は、デジタルI/O回路28によって受信される
。デジタルデータ出力信号は、デジタルアナログ(D/A)変換器30によって
送信アナログ信号に変換される。送信アナログ信号は別のVGA32によって調
整される。VGA32は、アナログフロントエンド回路10の送信電力を設定す
る上で柔軟性を与える可変利得送信減衰器としての役割を果たす。減衰された信
号は、フィルタ34によってさらに調整される。フィルタリングされた減衰送信
信号は、電子ハイブリッド回路18および回路14を通って電話回線12へ送ら
れる前に、送信スイッチ36を任意に通される。
【0015】 I/O回路28の1つの機能は、VGA20、VGA24、およびVGA32
に帰還信号を提供することである。帰還信号はVGA20、24、および32に
より、それらの増幅器の利得を変更するために用いられる。
【0016】 さらに図2を参照すると、VGA24の概略図が示されている。VGA24は
、標準CMOSに実現されたプログラマブル増幅器である。VGA24の利得は
、入力減衰器、つまり第1の選択可能なインピーダンス44、および帰還インピ
ーダンス48に接続された第2の選択可能なインピーダンス46を変更すること
によって調節される。図2に示されるように、第1の選択可能なインピーダンス
44と第2の選択可能なインピーダンス46とは、総抵抗値R1およびR2をそれ
ぞれ有する連続電位差計である。電位差計はこの発明の1つの例示的な実施例で
あり、当業者であれば、図3および4に図示されるような、および以下により詳
細に説明されるようなCMOS構造で作動される別個の均一または不均一な抵抗
からなるタップ付きのはしご形抵抗回路を用いて、選択可能なインピーダンス4
4、46が実現可能であることがわかるであろう。またこれに代えて、インピー
ダンス44、46は、均等な結果をもたらす他の抵抗性の構成要素またはスイッ
チング構成要素を用いて実現可能であり、この発明の範囲内にあると考えられる
。帰還インピーダンス48は、固定値、つまりRFを有する。
【0017】 第1の選択可能なインピーダンス44と第2の選択可能なインピーダンス46
とは、デジタルI/O回路28からの帰還によって制御される。より詳細には、
デジタルI/O回路28は、VGA24に帰還を提供するデジタルモニタリング
回路50を有する。デジタルモニタリング回路50は、A/D変換器26のデジ
タル出力、つまりDOUTをモニタする。デジタルモニタリング回路50は、VG
A24に提供される帰還を調節するために用いられるDOUTの値に関する情報お
よび統計を収集する。統計および情報は、A/D変換器26の信号出力レベルを
含む。A/D変換器26の出力が一貫してA/D変換器26のダイナミックレン
ジの上端またはその近くにある場合、VOはA/D変換器26を飽和させている
かも知れず、デジタルモニタリング回路50は、VIを減衰するよう、またはV
GA24の電流利得設定を減少させるよう、VGA24へ帰還を提供する。他方
、DOUTが一貫してA/D変換器26のフルダイナミックレンジ未満である場合
、デジタルモニタリング回路は、VIを増幅してA/D変換器26のフルダイナ
ミックレンジを利用するよう、VGA24へ帰還を提供する。たとえば、A/D
変換器26のデジタル出力が一貫してA/D変換器のダイナミックレンジの初め
の60%内にある場合、デジタルモニタリング回路50は、VGA24の利得が
増加されてA/D変換器26へ提供される信号を増幅するよう、VGA24へ帰
還を提供する。DOUTについての前述の統計および情報は、DOUTの平均信号値を
モニタし、平均信号が、1.0msec〜1.0μsecなどのある期間の間、
あるダイナミックレンジ内にあるかどうかを判定することによって収集される。
当業者であれば、他の統計学的方法および/または信号レベルサンプリング方法
も使用可能であり、この発明の範囲内にあると考えられるということを理解する
であろう。より詳細な例として、以下の表は利得判定ルックアップ表の見本を示
す。利得を増加させる係数は、短時間の間にVGA24の利得を過度に増加させ
てA/D変換器26を飽和させないよう、控えめに選択される。
【0018】
【表1】
【0019】 デジタルモニタリング回路50によって生成された帰還信号は、パルス位置変
調(PPM)および周波数分散型直交振幅変調(QAM)などの異なる規格を用
いて変調された信号をアナログフロントエンド回路10が復元するのを助けるた
めにも使用可能である。したがって、デジタルI/O回路28には、変調検出お
よび帰還回路、つまりQAM/PPM RX利得選択回路52が設けられる(図
1)。信号変調型式がQAM/PPM RX利得選択回路52によって検出され
、変調型式に適した対応する利得帰還信号(RX利得)が生成され、VGA24
の利得を調節して変調型式の電力包絡線と釣合うようにする。変調型式に適した
利得帰還信号であるRX利得は、A/D変換器26のフルレンジが利用されてい
るかどうかを判定するために用いられるデジタルモニタリング回路50によって
生成される帰還信号に、要因として含まれる。
【0020】 QAM/PPM RX利得選択回路52は、A/D変換器26からデジタルサ
ンプル、つまりDOUTをとり、デジタルサンプルをヒルベルト変換で処理する。
公知の手法を用いて、ヒルベルト変換はデジタルサンプルからIチャネル信号、
つまりIと、Qチャネル信号、つまりQとを分ける。Iチャネル信号とQチャネ
ル信号とは、公知の手法を用いてI2+Q2の合計の平方根を計算し、その包絡線
信号の見本を生成する包絡線検波器に入力される。Iチャネル信号とQチャネル
信号とは、QAM変調データを復元するためのイコライザおよびスライサにも結
合され、一方、包絡線信号は、PPM変調データを復元するためのデコーダ回路
に結合される。包絡線信号はまた、QAM自動利得制御(AGC)回路およびP
PM AGC回路の各々にも結合される。QAM AGC回路はQAM利得値(
QAM Rx利得)を生成するよう機能し、一方、PPM AGC回路は、PP
M利得値(PPM Rx利得)を生成するよう機能する。利得選択信号によって
制御されるマルチプレクサは、QAM Rx利得信号とPPM Rx利得信号の
うちの1つを選択するよう動作する。マルチプレクサからのQAM Rx利得ま
たはPPM Rx利得のいずれかである選択された利得信号は、デジタルまたは
アナログ形式のいずれかでデジタルモニタリング回路50へ入力される。包絡線
信号はローパスフィルタにも入力されて、フィルタリングされた包絡線信号が生
成され、それは次に搬送波検知回路に結合されて、連続搬送波(たとえばQAM
搬送波)の存在が検出され、上述の利得選択信号が生成されてマルチプレクサを
制御する。
【0021】 引続き図2を参照すると、VGA24は、増幅構成要素、つまり演算増幅器6
0を有する電流帰還増幅器である。演算増幅器は第1の入力、つまり非反転入力
62を有し、それにVIが第1の選択可能なインピーダンス44を介して印加さ
れる。演算増幅器60は、演算増幅器60の出力66に帰還インピーダンス48
を介して接続される第2の入力、つまり反転入力64を有する。非反転入力は、
第2の選択可能なインピーダンス46の第1の端子68にも接続される。第2の
選択可能なインピーダンス46の第2の端子70は、接地されるかまたは他の基
準電圧に接続される。VGA24への入力電圧、つまりVIは、第1の選択可能
なインピーダンス44の第1の端子72へ接続される。第1の選択可能なインピ
ーダンス44の第2の端子74は、接地されるかまたは他の基準電圧に接続され
る。第1の選択可能なインピーダンス44の出力76は、演算増幅器60の非反
転入力62へ接続される。演算増幅器60の出力66は、A/D変換器26の入
力へ接続される。
【0022】 述べたように、第1の選択可能なインピーダンス44は、総抵抗値R1を有す
る。第1の帰還信号は第1の選択可能なインピーダンス44を、第1の選択可能
なインピーダンス44の第2の端子74と出力76との間にR1の一部が存在す
るように制御する。このR1の一部、つまりαR1は、第2の端子74と出力76
との間に接続されたインピーダンスの百分率を表わす。R1の残り、つまり(1
−α)R1は、第1の端子72と出力76との間に接続されたR1の百分率を表わ
す。第2の帰還信号は第2の選択可能なインピーダンス46を、反転入力64ま
たは第1の端子68と第2の端子70との間にR2の一部が存在するように制御
する。このR2の一部、つまりβR2は、第1の端子68と第2の端子70との間
のインピーダンスの量である。当業者であればわかるように、VGA24の利得
は、以下の式によって表わすことができる。
【0023】
【数1】
【0024】 図3を参照すると、第1の選択可能なインピーダンス44の実施例がより詳細
に示されている。第1の選択可能なインピーダンス44は、はしご形抵抗回路8
0または他の種類の分圧器と、マルチプレクサ82とを有する。はしご形抵抗回
路80は総インピーダンス値R1を有し、一連の個々の抵抗84から構成される
。マルチプレクサ82は、はしご形抵抗回路80のどの部分が第1の端子72と
出力76との間に接続されているか、つまり(1−α)R1を選択し、したがっ
て、第2の端子74と出力76との間に接続されたはしご形抵抗回路80の部分
、つまりαR1も判定する。選択は、一連のタップ85のうちの1つを出力76
へ結合させることによって行なわれる。当業者であれば、はしご形抵抗回路80
を構成する一連の個々の抵抗84が同じインピーダンス値を有する必要がないこ
とを理解するであろう。抵抗84のインピーダンス値は、同じであっても、線状
に関連していても、または対数的に関連するなど非線状に関連していてもよい。
個々の抵抗84の数およびこれらのインピーダンス値は、所望される任意の伝達
曲線をほぼもたらすよう調節可能である。実際、個々の抵抗84の実際の値は、
第1の選択可能なインピーダンス44の選択されたタップ85を上回る、および
下回るインピーダンスの百分率ほど重要ではない。
【0025】 マルチプレクサ82は、デジタルモニタリング回路50からの1つまたはそれ
以上の帰還回線によって制御される。帰還回線は、マルチプレクサ82を制御ま
たは作動するために用いられるマルチプレクサ選択回線、つまりα選択の形をと
る。マルチプレクサ82は、VGA24に対するエラーの潜在的な源である。し
たがって、マルチプレクサ82のスイッチング機構全体にわたって電圧降下の発
生を避けることが望ましい。したがって、マルチプレクサ82のスイッチング機
構は、デジタルモニタリング回路50からのα選択帰還回線によって制御される
一連のMOSトランジスタである。帰還信号、つまりα選択は、VGA24のデ
ジタル制御を提供するデジタル信号である。デジタル選択信号を受信し、複数の
タップ、つまり入力のうちの1つを単一の出力へ多重化する、または結合させる
ように適合されたマルチプレクサのNMOSおよびCMOS実現は、公知である
。このようなマルチプレクサの例は、ドナルド G.フィンク(Donald G. Fink
)およびドナルド クリスチャンセン(Donald Christiansen)、電子技術者ハ
ンドブック(Electronics Engineers Handbook)第3版、1989年、ページ1
6:49−53に記載されており、ここに引用により援用する。
【0026】 図4を参照すると、第2の選択可能なインピーダンスにも、一連の個々の抵抗
88または他の種類の分圧器から構成されるはしご形抵抗回路86と、一連のタ
ップ92のうちの1つを第1の端子68へ結合させるためのマルチプレクサ90
とが設けられている。第1の選択可能なインピーダンス44と同様、第2の選択
可能なインピーダンス46は、デジタルモニタリング回路50からβ選択回線の
形で帰還を受取り、はしご形抵抗回路86のどの部分が第2の選択可能なインピ
ーダンス46の第1の端子68と第2の端子70との間に接続されているか、つ
まりβR2を判定する。個々の抵抗88のインピーダンス値は、同じであっても
、線状に関連していても、または非線状に関連していてもよい。デジタルモニタ
リング回路50は、第1の選択可能なインピーダンス44と第2の選択可能なイ
ンピーダンス46とが個々にまたは並行して調節され、所望の利得、減衰、また
は単位利得をVGA24に提供するように、α選択およびβ選択帰還信号を調整
することが理解されるべきである。第1の選択可能なインピーダンス44に用い
られたものと同じ種類のMOSマルチプレクサが、第2の選択可能なインピーダ
ンス46に使用可能である。
【0027】 なお、デジタルモニタリング回路50により制御可能な1対の選択可能なイン
ピーダンス44、46を用いて増幅器の利得を調節することによって、はしご形
抵抗回路80、86内の少数の個々の抵抗を用いた高程度の利得制御が可能であ
る。デジタルモニタリング回路は、マイクロプロセッサ、コンパレータ回路など
で実現可能である。デジタルモニタリング回路は、選択可能なインピーダンス4
4、46のうちの1つまたは両方を調節してVGA24の所望の利得を得るよう
、予め定められたαおよびβ選択帰還値を用いて構成またはプログラムされる。
たとえば、デジタルモニタリング回路50には、αおよびβ選択帰還値を有する
ルックアップ表を記憶するためのメモリが設けられ得る。
【0028】 一定の帯域幅で電圧信号VIの安定した増幅を提供するため、VGA24の演
算増幅器60は、閉ループ利得で一定の帯域幅の恩恵を得る電流帰還増幅器とし
て実現される。アナログフロントエンド回路を用いて1つ以上の帯域幅を有する
他の装置と通信することが可能である。これを念頭におくと、VGA24は、増
幅器60に結合された選択可能な補償キャパシタネットワーク94(図5)を用
いて調節可能である。演算増幅器60には、マルチプレクサ100を介して複数
のキャパシタ98のうちの1つに接続される補償ノード96(図2)が設けられ
る。キャパシタ98の各々は、増幅器60に対する適切な補償に対応する異なる
容量値を有し、選択可能な一定の帯域幅で閉ループ利得を提供する。マルチプレ
クサ100は、第1の選択可能なインピーダンス44および第2の選択可能なイ
ンピーダンス46に用いられるマルチプレクサ82、90と同じ種類である。マ
ルチプレクサ100は、デジタルモニタリング回路50内の帯域幅モニタ、電子
ハイブリッド回路18、または、アナログフロントエンド回路10の受信側に接
続された別個の帯域幅モニタリング回路のいずれかによって制御される補償選択
帰還回線、つまり補償選択によって制御される。選択可能な補償キャパシタネッ
トワーク94とVGA24の可変利得能力とにより、VGA24は、アナログ信
号VIの振幅が変わるにつれて、および受信された信号の帯域幅が変わるにつれ
てA/D変換器26のダイナミックレンジを最大化するアナログ電圧信号を、A
/D変換器26に提供できるようになる。
【0029】 この発明の特定の実施例を詳細に説明したが、この発明は範囲が対応して制限
されず、ここに添付された特許請求の範囲の精神および用語内に入るすべての変
更、修正、および均等物を含むことを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従った可変利得増幅器を有するアナログフロントエン
ド回路のブロック図である。
【図2】 この発明に従った可変利得増幅器の代表的な回路図である。
【図3】 この発明に従った可変利得増幅器で用いられる第1の選択可能な
インピーダンスの概略図である。
【図4】 この発明に従った可変利得増幅器で用いられる第2の選択可能な
インピーダンスの概略図である。
【図5】 この発明に従った可変利得増幅器で用いられる選択可能な容量性
補償回路の概略図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年7月1日(2002.7.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】 US−A−5,146,155は、アナログ信号のデジタル値を提供する測定
回路を開示しており、回路は、アナログ信号を受信する増幅器と、増幅された信
号を受信するアナログデジタル変換器とを含む。増幅器の利得は、アナログデジ
タル変換器のデジタル出力を受信する制御ユニットから帰還された制御信号によ
って、離散的に制御される。 この発明の1つの局面によれば、データネットワーキング装置が提供され、デ
ータネットワーキング装置は、可変利得増幅器と、増幅器のアナログ出力信号を
デジタル信号に変換するためのアナログデジタル変換器と、デジタル信号をモニ
タし、増幅器の利得を制御する帰還信号をデジタル信号の関数として供給するた
めのデジタル信号モニタリング回路とを含み、データネットワーキング装置は、
増幅器が第1の選択可能なインピーダンスと第2の選択可能なインピーダンスと
を有し、インピーダンスは増幅器の利得を調節する帰還信号によって作動され、
デジタルモニタリング回路はデジタル信号をモニタし、増幅器のアナログ出力信
号を変換するために用いられているアナログデジタル変換器のダイナミックレン
ジの百分率を判定することを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】 この発明のさらなる局面によれば、可変利得増幅器を制御する方法が提供され
ており、可変利得増幅器のアナログ出力信号は、アナログデジタル変換器によっ
てデジタル信号に変換され、この方法は、可変利得増幅器のアナログ出力信号を
変換するために用いられているアナログデジタル変換器のダイナミックレンジの
一部を判定するステップと、第1の帰還信号を第1の選択可能なインピーダンス
に提供し、第2の帰還信号を第2の選択可能なインピーダンスに提供するステッ
プとを含み、第1および第2の帰還信号は増幅器の利得を調節して、アナログデ
ジタル変換器によって用いられるダイナミックレンジを増加させることを特徴と
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】 この発明の好ましい実施例では、デジタルモニタリング回路は、デジタル出力
信号が一貫してA/D変換器のダイナミックレンジの上端または下端近くにある
かどうかを判定し、A/D変換器のフルダイナミックレンジが利用されるように
増幅器の利得を減少または増加させるよう、帰還信号が対応して調節される。 この発明のこれらおよびさらなる好ましい特徴は、例示のためのみである添付
図面を参照して、以下の説明から明らかとなる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 可変利得増幅器を有し、この発明を具現化するアナログフロント
エンド回路のブロック図である。
【図2】 図1に示された可変利得増幅器の代表的な回路図である。
【図3】 図2の可変利得増幅器で用いられる第1の選択可能なインピーダ
ンスの概略図である。
【図4】 図2の可変利得増幅器で用いられる第2の選択可能なインピーダ
ンスの概略図である。
【図5】 図2の可変利得増幅器で用いられる選択可能な容量性補償回路の
概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),CN,J P,KR,SG (72)発明者 コーン,トーマス アメリカ合衆国、95125 カリフォルニア 州、サン・ノゼ、ブリトン・アベニュ、 1199 Fターム(参考) 5J022 AA01 AC02 BA08 CB04 CF02 CF08 5J100 JA01 KA05 LA00 QA01 SA01 【要約の続き】 を含み、第1および第2の帰還信号は可変利得増幅器の 利得を調節して、アナログデジタル変換器によって用い られるダイナミックレンジを増加させる。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データネットワーキング装置であって、 可変利得増幅器を含み、可変利得増幅器は可変利得増幅器の利得を調節するた
    めの第1の選択可能なインピーダンスと第2の選択可能なインピーダンスとを有
    し、前記データネットワーキング装置はさらに、 可変利得増幅器のアナログ出力信号をデジタル信号に変換するためのアナログ
    デジタル変換器と、 デジタル信号をモニタし、第1および第2の選択可能なインピーダンスを作動
    させる帰還信号をデジタル信号の関数として供給し、それにより可変利得増幅器
    の利得を調節するためのデジタル信号モニタリング回路とを含む、データネット
    ワーキング装置。
  2. 【請求項2】 第1および第2の選択可能なインピーダンスは各々、はしご
    形抵抗回路とマルチプレクサとを有し、マルチプレクサは帰還信号に基づいては
    しご形抵抗回路にタップを付ける、請求項1に記載のデータネットワーキング装
    置。
  3. 【請求項3】 マルチプレクサはMOSトランジスタを用いて実現され、帰
    還信号はマルチプレクサを作動させるためのデジタル選択回線である、請求項2
    に記載のデータネットワーキング装置。
  4. 【請求項4】 可変利得増幅器には、可変利得増幅器の帯域幅を調節するた
    めの容量性補償回路が設けられている、請求項1に記載のデータネットワーキン
    グ装置。
  5. 【請求項5】 容量性補償回路は複数のキャパシタを有し、そのうちの1つ
    がマルチプレクサを用いて可変利得増幅器の補償ノードに結合される、請求項4
    に記載のデータネットワーキング装置。
  6. 【請求項6】 デジタルモニタリング回路はデジタル信号をモニタし、可変
    利得増幅器のアナログ出力信号を変換するために用いられているアナログデジタ
    ル変換器のダイナミックレンジの百分率を判定する、請求項1に記載のデータネ
    ットワーキング装置。
  7. 【請求項7】 ダイナミックレンジの百分率は、予め定められた期間におけ
    るデジタル信号の平均信号値の関数である、請求項6に記載のデータネットワー
    キング装置。
  8. 【請求項8】 信号の変調型式は変調検出および帰還回路によって判定され
    、変調検出および帰還回路は、第1および第2の選択可能なインピーダンスを作
    動させる帰還信号に要因として含まれる変調型式利得帰還信号を生成する、請求
    項6に記載のデータネットワーキング装置。
  9. 【請求項9】 可変利得増幅器は、電流帰還演算増幅器である、請求項1に
    記載のデータネットワーキング装置。
  10. 【請求項10】 第1の選択可能なインピーダンスは、アナログ電圧信号を
    受信するよう接続された第1の端子と基準電圧に接続された第2の端子とを有す
    るはしご形抵抗回路と、第1の選択可能なインピーダンスの出力をはしご形抵抗
    回路上の選択された点に結合させるためのマルチプレクサとを有し、出力は増幅
    器構成要素の第1の入力に接続されており、帰還信号は、第1の端子と第1の増
    幅器入力との間に接続されるべきはしご形抵抗回路の一部を選択するよう、マル
    チプレクサを作動させる、請求項1に記載のデータネットワーキング装置。
  11. 【請求項11】 第2の選択可能なインピーダンスは、増幅器構成要素の入
    力に接続された第1の端子と基準電圧に接続された第2の端子とを有するはしご
    形抵抗回路と、第1の端子をはしご形抵抗回路上の選択された点に結合させるた
    めのマルチプレクサとを有し、帰還信号は、増幅器構成要素の入力と基準電圧と
    の間に接続されるべきはしご形抵抗回路の一部を選択するよう、マルチプレクサ
    を作動させる、請求項1に記載のデータネットワーキング装置。
  12. 【請求項12】 増幅器構成要素は、増幅器構成要素の出力と増幅器構成要
    素の入力との間に接続された帰還インピーダンスを有する、請求項11に記載の
    データネットワーキング装置。
  13. 【請求項13】 第2の選択可能なインピーダンスは、増幅器構成要素の第
    2の入力に接続された第1の端子と基準電圧に接続された第2の端子とを有する
    はしご形抵抗回路と、第1の端子をはしご形抵抗回路上の選択された点に結合さ
    せるためのマルチプレクサとを有し、帰還信号は、増幅器構成要素の第2の入力
    と基準電圧との間に接続されるべきはしご形抵抗回路の一部を選択するよう、マ
    ルチプレクサを作動させる、請求項10に記載のデータネットワーキング装置。
  14. 【請求項14】 増幅器構成要素は、増幅器構成要素の出力と増幅器構成要
    素の第2の入力との間に接続された帰還インピーダンスを有する、請求項13に
    記載のデータネットワーキング装置。
  15. 【請求項15】 可変利得増幅器を制御する方法であって、可変利得増幅器
    のアナログ出力信号はアナログデジタル変換器によってデジタル信号に変換され
    、 可変利得増幅器のアナログ出力信号を変換するために用いられているアナログ
    デジタル変換器のダイナミックレンジの一部を判定するステップと、 第1の帰還信号を第1の選択可能なインピーダンスに提供し、第2の帰還信号
    を第2の選択可能なインピーダンスに提供するステップとを含み、第1および第
    2の帰還信号は可変利得増幅器の利得を調節して、アナログデジタル変換器によ
    って用いられるダイナミックレンジを増加させる、方法。
  16. 【請求項16】 アナログデジタル変換器によって用いられるダイナミック
    レンジの一部は、予め定められた期間におけるデジタル信号の平均信号値の関数
    である、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 可変利得増幅器の増幅器構成要素の第1の入力を、第1の
    帰還信号に従ってはしご形抵抗回路の一部を介して入力電圧信号に選択的に結合
    させるステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 可変利得増幅器の増幅器構成要素の第2の入力を、第2の
    帰還信号に従ってはしご形抵抗回路の一部を介して基準電圧に選択的に結合させ
    るステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  19. 【請求項19】 可変利得増幅器の増幅器構成要素の第2の入力を、第2の
    帰還信号に従ってはしご形抵抗回路の一部を介して基準電圧に選択的に結合させ
    るステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 受信信号の変調型式を判定するステップと、変調型式利得
    帰還信号を生成するステップと、変調型式利得帰還信号を第1および第2の帰還
    信号へ要因として含めるステップとをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  21. 【請求項21】 第1および第2の帰還信号は、第1および第2の選択可能
    なインピーダンス内のマルチプレクサを制御するためのデジタル選択信号である
    、請求項15に記載の方法。
  22. 【請求項22】 受信信号の帯域幅を判定するステップと、一連の補償キャ
    パシタのうちの1つを可変利得増幅器の補償ノードに結合させる帰還信号を提供
    するステップとをさらに含む、請求項15に記載の方法。
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