JP2003535166A - イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマーの連続的調製のための方法及び装置 - Google Patents

イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマーの連続的調製のための方法及び装置

Info

Publication number
JP2003535166A
JP2003535166A JP2001587902A JP2001587902A JP2003535166A JP 2003535166 A JP2003535166 A JP 2003535166A JP 2001587902 A JP2001587902 A JP 2001587902A JP 2001587902 A JP2001587902 A JP 2001587902A JP 2003535166 A JP2003535166 A JP 2003535166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactor
isocyanate
reactants
mixture
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001587902A
Other languages
English (en)
Inventor
ホウルトン,デイヴィッド・アンドリュー
ロペス,ホセ・メロノ
Original Assignee
ハンツマン・インターナショナル・エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB0013068A external-priority patent/GB0013068D0/en
Priority claimed from GB0013066A external-priority patent/GB0013066D0/en
Application filed by ハンツマン・インターナショナル・エルエルシー filed Critical ハンツマン・インターナショナル・エルエルシー
Publication of JP2003535166A publication Critical patent/JP2003535166A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/10Prepolymer processes involving reaction of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen in a first reaction step
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/0053Details of the reactor
    • B01J19/006Baffles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/18Stationary reactors having moving elements inside
    • B01J19/185Stationary reactors having moving elements inside of the pulsating type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/28Moving reactors, e.g. rotary drums
    • B01J19/285Shaking or vibrating reactors; reactions under the influence of low-frequency vibrations or pulsations
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/0895Manufacture of polymers by continuous processes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00051Controlling the temperature
    • B01J2219/00074Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids
    • B01J2219/00105Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids part or all of the reactants being heated or cooled outside the reactor while recycling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00051Controlling the temperature
    • B01J2219/00159Controlling the temperature controlling multiple zones along the direction of flow, e.g. pre-heating and after-cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00761Details of the reactor
    • B01J2219/00763Baffles
    • B01J2219/00765Baffles attached to the reactor wall
    • B01J2219/00777Baffles attached to the reactor wall horizontal

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、中程度ないし長い反応時間を必要とする中程度ないし高い粘度の反応生成物(例えばプレポリマー(類)を含むポリマー(類))の連続的調製のための方法に関し、特定的にはポリウレタン物品の生産に有用なイソシアネート含有ポリウレタンプレポリマー(類)の連続的調製に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、中程度ないし長い反応時間を必要とする中程度ないし高い粘度の反
応生成物(例えばプレポリマー(類)を含むポリマー(類))の連続的調製のた
めの方法に関する。
【0002】 本発明は、特定的にはポリウレタン物品の生産に有用なイソシアネート含有ポ
リウレタンプレポリマー(類)の連続的調製のための方法及び装置に関する。 発明の背景 イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマー(類)を製造する慣用的な方法
は、ポリオール及びポリイソシアネートをバッチ方式で上昇した温度で反応させ
ることである。
【0003】 ポリイソシアネートプレポリマー(類)を製造するためのバッチ式方法は、既
知であり、そして広く使用されている。然しながらこれらは、いくつかの欠点に
悩まされている。これらは、全体の方法が、反応容器を第1の反応物(通常イソ
シアネート)で満たすための長い時間、温めるための長い時間、他の反応物(ポ
リオール)を加え、そして反応を起こさせるための長い時間、そして貯蔵温度ま
で冷却するための長い時間を必要とするため、長いサイクル時間を必要とする。
更に、これらは、複雑な、そして大型のプラントを必要とし、これらは、操作及
び保守が困難である。更に、この種の方法が一般的に大規模なプラントにおいて
のみ経済的であるため、少量の一定の生成物を生産することが困難である。
【0004】 従って、これらの問題のいくつかを減少するポリイソシアネートプレポリマー
を調製するための方法に対する必要性が存在する。 欧州特許出願480588において、2ないし15重量%の範囲のNCO含有
率を有するイソシアネート末端プレポリマーの調製のための連続的方法が開示さ
れ、前記の方法は: (i)反応域に有機ポリイソシアネート組成物及び少なくとも1000の平均
分子量を有するイソシアネート反応性化合物を連続的に放出し、イソシアネート
組成物とイソシアネート反応性化合物との相対的比率は、示された範囲のNCO
含有率を有するプレポリマーの形成のために適当であり; (ii)イソシアネート組成物及びイソシアネート反応性化合物が反応域で反
応して、イソシアネート末端プレポリマーを形成することを可能にし、そして (iii)反応域からプレポリマーを連続的に除去すること; の工程を含んでなる。
【0005】 欧州特許出願598283において、イソシアネート末端プレポリマーの調製
のための連続的方法が開示され、前記の方法は、少なくとも一つのジイソシアネ
ートを一つ又はそれより多い実質的に直鎖のポリオールと、1.3:1.0ない
し15.1:1.0のモル比によって反応させる工程を含んでなる。反応は、長
さと直径との比が少なくとも2である管式反応器中で行われ、これは、実質的に
連続的に撹拌されたタンク式反応器であり、そしてこのように得られた生成物の
新しいモノマー原料に戻す部分的再循環を伴ない、これにより前記のこのように
得られた生成物が激しく混合される。再循環ループは、適当な回転速度で操作さ
れる適当な撹拌機を使用することによって、反応器自体中で達成することができ
る。
【0006】 EP−A−0087817において、ジャケット付き導管中でイソシアネート
及びポリオールを組み合わせることを含んでなるポリウレタンポリマー(類)を
調製するための方法が開示されている。ジャケットは、一定温度に維持された熱
伝導媒体を含有し、そして最高反応温度のピークを制御するために働く。導管は
、混合手段を含有して、閉塞型の速度分布を生じる。例えば、手段は螺旋型反応
器であることができる。
【0007】 発明の概要 従って、本発明の一般的な目的は、中程度の又は長い反応時間を必要とする中
程度の又は高い粘度の化合物(類)又はポリマー(類)の調製を可能にする連続
的方法を提供することである。
【0008】 本発明の更なる目的は、小型の、実現及び保守が簡単な、環境に優しい、そし
てモジュール設計に組み込むことができる、化合物(類)又はポリマー(類)の
連続的調製のための装置を提供することである。
【0009】 従って、本発明の特定の目的は、高品質のプレポリマー(類)の調製を可能に
する連続的方法を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、伝統的なバッチ生産プラントと同様であり、所望
する転換を達成するために充分な中程度又は長い反応時間を伴なう中程度又は高
い粘度で操作することができる、プレポリマー(類)の連続的調製のための装置
を提供することである。
【0010】 本発明の更なる目的は、小型の、実現、操作及び保守が簡単な、そして容易に
輸送可能な、このようなプレポリマー(類)の連続的調製のための装置を提供す
ることである。
【0011】 本発明のなお更なる目的は、環境に優しい、プレポリマー(類)の連続的調製
のための装置を提供することである。 従って、本発明は、好ましくは断熱的な、閉塞流様反応器中で行われ、それに
接続された緩衝容器を伴なう方法に属する。
【0012】 別の態様によれば、本発明は、好ましくは断熱的な、パルス化された条件下で
操作されるパルス化された多孔板式反応器で行われる方法に属する。 発明の詳細な説明 a)反応物を多孔板式反応器である閉塞流様反応器に導入し; b)反応物に前記反応器中で必要な圧力及び温度下で反応を起こさせ; c)反応生成物を前記反応器から除去すること; の工程を含んでなる、化学化合物(類)又はポリマー(類)の連続的調製のため
の方法。
【0013】 (a)反応物を閉塞流様反応器(10)に導入し、前記反応物は少なくとも一
つのイソシアネート反応性化合物及び少なくとも一つのイソシアネートであり; (b)反応物に前記反応器中で必要な圧力及び温度下で反応を起こさせ; (c)反応生成物を前記反応器から除去すること; の工程を含んでなる、イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマー(類)の連
続的調製のための方法。
【0014】 好ましい閉塞流様反応器は、上記の方法のための多孔板式反応器であり、最も
好ましい方法は断熱的方法である。 一つの特定の態様によれば、本発明は: (a)少なくとも一つのイソシアネート反応性化合物及び少なくとも一つのイ
ソシアネートを加熱し; (b)混合され加熱された反応物を閉塞流様反応器に導入し; (c)加熱された反応物に前記反応器中で常圧下で反応を起こさせ; (d)反応生成物を前記反応器から緩衝手段(例えば容器)に除去すること;
の工程を含んでなる、イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマー(類)の調
製のための、好ましくは断熱的の連続的方法を提供する。
【0015】 本発明は、更に: (a)少なくとも一つのイソシアネート反応性化合物及び少なくとも一つのイ
ソシアネートを加熱し; (b)混合され加熱された反応物を多孔板式反応器に導入し; (c)加熱された反応物に前記反応器中でパルス化された条件下で反応を起こ
させ;そして (d)反応生成物を前記反応器から除去すること; の工程を含んでなる、イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマー(類)の調
製のための、好ましくは断熱的の連続的方法を提供する。
【0016】 本発明の一つの態様において、閉塞流様反応器は、多孔板式反応器である。こ
の態様において、多孔板式反応器は、例えば細長い縦型の容器であり、加熱され
た混合物は、前記の細長い縦型容器の底部に導入され、そして反応生成物は、前
記の細長い縦型の容器の頂部から、好ましくはオーバーフローとして除去される
。閉塞流様反応器は、邪魔板付き反応器を含むいかなる種類の閉塞式反応器でも
あることができる。従って“閉塞流様反応器”の用語は、閉塞式反応器に実質的
に近い滞留時間分布(例えば中央値近辺に25%、好ましくは20%の滞留時間
の単分散分布)を有する反応器を包含する。
【0017】 “断熱的”の用語は、反応器と自発的に交換する熱がなく;反応中に反応器の
加熱又は冷却がないことを意味する。然しながらこれは、反応域に先立つ固体の
液体への加熱を妨げない。更にこれは、反応の開始における、開始時の反応温度
を設定するための反応混合物の加熱を妨げない。言い換えれば、この“断熱的”
の用語は、等温反応によって進行させる試みがないことを意味する。
【0018】 更なる態様において、多孔板式反応器は反応器の内部に一様に設置された一連
の多孔板を含んでなる。 なお更なる態様において、反応器の多孔板のそれぞれの有孔部分面積は、5な
いし70、好ましくは15ないし35の範囲、そして最も好ましくは約25%で
ある。
【0019】 一つの態様によれば、反応はパルス化された条件下で行われる。この態様によ
れば、加熱された反応物の混合物に加えられるパルスは、0.1ないし10、好
ましくは0.5ないし2Hzの周波数を有する。
【0020】 更なる態様によれば、加熱された反応物の混合物に加えられるパルスは、0.
5ないし50、好ましくは1ないし15mm、最も好ましくは2ないし10mm
の反応器の本体の断面積に対する面積的振幅を有する。
【0021】 一つの態様において、パルスは、前記の加熱された反応混合物に、これが前記
の多孔板式反応器に導入される間に加えられる。 更なる態様において、パルスは、典型的には前記の加熱された反応混合物に前
記の反応器の多孔板及び又は液体を動かすことによって加えられる。
【0022】 本発明の一つの側面によれば、工程a)において、加熱された混合物は、第1
の反応物を第2の反応物と混合し、そして次いで混合物を加熱することによって
得られる。
【0023】 入り口温度は、インライン又は原料貯蔵タンクのようなオフラインのいずれか
で、加熱又は冷却することによって達成される。 更なる側面によれば、工程a)において、加熱された混合物は、第1の反応物
を予備加熱された第2の反応物と混合することによって得られる。
【0024】 本発明の更なる側面によれば、工程a)において、加熱された混合物は、第1
の反応物を予備加熱された第2の反応物と混合し、そして次いで得られた混合物
を加熱することによって得られる。
【0025】 更なる別の側面によれば、工程a)において、加熱された混合物は、第1の予
備加熱された反応物を予備加熱された第2の反応物と混合し、そして次いで得ら
れた混合物を加熱することによって得られる。
【0026】 更なる態様において、方法は更に反応生成物を冷却する工程を含んでなる。 なお更なる態様において、方法は更に(冷却された)反応生成物を濾過する工
程を含んでなる。
【0027】 本発明の一つの側面によれば、反応器に入る加熱された混合物は、典型的には
0.15cPないし2000cP、好ましくは2cPないし1000cPの範囲
の粘度を有し、一方反応器を出る混合物は、0.2cPないし10,000cP
、好ましくは0.8cPないし2000cP、特に0.8cPないし400cP
(cPはmPa・sである)の範囲の粘度を有する。
【0028】 なお更なる態様において、方法は、更に得られた生成物を原料入り口域に再循
環する工程を含んでなる。 本発明は、更に: (a)反応物(類)のための入り口手段; (b)少なくとも一つの反応物を加熱するための加熱手段; (c)反応物を混合するための混合手段; (d)常圧の閉塞流様反応器;及び (e)緩衝容器; を含んでなる、ポリマー(類)の生成物の連続的調製のための装置に属する。
【0029】 本発明は、最終的に更に: (a)反応物(類)のための入り口手段(1、2、2a、5); (b)少なくとも一つの反応物を加熱するための加熱手段(6、9); (c)反応物を混合するための混合手段(4); (d)多孔板式反応器(10);及び (e)多孔板式反応器(10)の内容物にパルスを加えるためのパルス発生手
段(11); を含んでなる、化合物(類)又はポリマー(類)の、好ましくは断熱的な連続的
調製のための装置に属する。
【0030】 本発明は、更に: (a)少なくとも一つのイソシアネート反応性化合物及び少なくとも一つのイ
ソシアネートのための入り口手段; (b)少なくとも一つの反応物を加熱するための加熱手段; (c)反応物を混合するための混合手段; (d)常圧の閉塞流様反応器;及び (e)緩衝容器; を含んでなる、イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマー(類)の連続的調
製のための装置に属する。
【0031】 本発明は、最終的に更に: (a)少なくとも一つのイソシアネート反応性化合物及び少なくとも一つのイ
ソシアネートのための入り口手段(1、2、2a、5); (b)少なくとも一つの反応物を加熱するための加熱手段(6、9); (c)反応物を混合するための混合手段(4); (d)多孔板式反応器(10);及び (e)多孔板式反応器(10)の内容物にパルスを加えるためのパルス発生手
段(11); を含んでなる、イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマー(類)の、好まし
くは断熱的な連続的調製のための装置に属する。
【0032】 本発明の一つの態様において、閉塞流様反応器は、多孔板式反応器である。 本発明のもう一つの態様において、装置は更に、反応器内又は緩衝容器から出
た後のいずれかの反応生成物を加熱又は冷却するための加熱又は冷却手段を含ん
でなる。
【0033】 なお更なる態様において、装置は更に、(冷却された)反応生成物を濾過する
ための反応器の後に、特に前記の冷却手段の後に設置された濾過手段を含んでな
る。
【0034】 一つの態様によれば、装置は、更に生産運転の終わりに、加熱、混合(及びパ
ルス)発生手段、(多孔板)反応器、所望により緩衝及び所望により冷却手段を
通して、(冷却された)反応生成物を(全量)再循環するための、運転停止時の
再循環手段を含んでなる。
【0035】 他の目的、特徴及び利益は、以下の明細書及び付属する図面を参照後、更に明
白となるものである。 本発明の方法及び装置は、中程度に高い粘度の反応物及び反応生成物を有する
穏やかに発熱性、中立又は非常に穏やかに吸熱性の付加反応に対して特に適して
いる。
【0036】 穏やかな発熱性とは、本明細書中では、ある程度の生成物が分解(例えば曇り
、黄化等)が始まる温度よりも低い温度以下で熱が発生する反応を意味すること
を意図している。一般的に、温度の増加は、50℃以下(又は更に多く)である
ことができ、一方一般的に20℃までである。
【0037】 穏やかな吸熱性とは、本明細書中では、これらの反応を妨げない程度の熱を消
費する反応を意味することを意図している。温度降下は、通常20℃以下、好ま
しくは10℃以下である。
【0038】 中程度に高い粘度とは、本明細書中では、一般的に20ないし2000cP(
mPa・s)であることを意図している。 本明細書において以下、中程度にないし高い粘度の反応生成物の連続的調製の
方法の例として、有機ポリイソシアネートが使用される。
【0039】 図1において、有機ポリイソシアネート組成物である、第1の反応物が、管路
1、ポンプ2及び管路3を通って原料混合機4に導入され、ここでこれは、管路
5、ポンプ2aを通って導入されるイソシアネート反応性化合物と混合され、そ
して予備加熱機6によって予備加熱される。原料混合機は、例えば簡単な混合弁
或いは動的混合機又は静的混合機であることができ、後者の一つが好ましい。
【0040】 系を作動するポンプは、好ましくはダイヤフラム型である。これは、低温のM
DIのような、ある程度の小さい固体を含有することができる組成物を取り扱う
ことを可能にし;これは、古典的なギヤーポンプに対して利益である。従って、
ダイヤフラムポンプは丈夫である。これらは、更に輸送に対して適している。ポ
ンプは更に、好ましくはガング型であり、即ち一つの駆動軸(一つのモーター)
が数個のポンプに動力を供給する。
【0041】 ポンプは更に、好ましくは原料に直接接続される。これは、古典的な煩わしい
循環ループを用いることを回避する。 導管、特にイソシアネート側のものは、好ましくは、例えば原料管路の電気的
トレースによって加熱される。
【0042】 本発明の装置に使用される加熱器は、いかなる古典的な型のものでもあること
ができる。好ましくはこれらは、フィン付き型、即ちその中心の要素の外側にフ
ィンを有する、導管内の円筒形加熱器である。
【0043】 混合機は、好ましくは原料の流れが出会う直後、例えば加熱器の直前に置かれ
る。これは、更に反応器の入り口の前であることができる(特に反応器の前に加
熱が予測されない場合)。この混合機は、いかなる型のものでもあることができ
る。好ましくは、これはその中に充填物を持つ型の静的混合機である。
【0044】 有機ポリイソシアネート組成物は、脂肪族、環式脂肪族及び芳香脂肪族ポリイ
ソシアネート、特に、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、シクロへキサン−1,4−ジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキ
シルメタンジイソシアネート並びにm−及びp−テトラメチルキシリレンジイソ
シアネートのようなジイソシアネート、そして特にトリレンジイソシアネート(
TDI)、フェニレンジイソシアネートのような芳香族ポリイソシアネート、そ
して最も好ましくは少なくとも2のイソシアネート官能価を有するメチレンジフ
ェニルイソシアネートからなる群から選択することができる。メチレンジフェニ
ルイソシアネート(MDI)が好ましい。メチレンジフェニルイソシアネート(
MDI)は、純粋な4,4’−MDI、4,4’−MDI及び2,4’−MDI
並びに10重量%より少ない2,2’−MDIの異性体混合物、2より大きいイ
ソシアネート官能価を有する粗原料及び高分子MDI、並びにカルボジイミド、
ウレトンイミン、イソシアヌレート、ウレタン、アリファネート、尿素又はビウ
レット基を含有するこれらの改質された変種から選択することができる。最も好
ましいメチレンジフェニルイソシアネートは、純粋な4,4’−MDI、所望に
より50重量%までの高分子MDIを含有する2,4’−MDIとの異性体混合
物並びにウレトンイミン及び/又はカルボジイミド改質MDIである。メチレン
ジフェニルイソシアネートの、特に25重量%までの先に記載した他のポリイソ
シアネートとの混合物は、必要な場合使用することができる。
【0045】 イソシアネート反応性化合物は、イソシアネートと反応することが可能な水素
原子を含んでなる物、例えばヒドロキシ又はアミンの水素である。 イソシアネート反応性化合物は、好ましくは、ポリエーテルポリオール、ポリ
エステルポリオール、ポリエステルアミドポリオール、ポリチオエーテルポリオ
ール、ポリカーボネートポリオール、ポリアセタールポリオール、ポリオレフィ
ンポリオール、等からなる群から選択されるポリオールである。好ましいポリオ
ールは、ポリエーテルポリオール、特にプロピレンオキシドPO及び/又はエチ
レンオキシドEO(末端又はランダム)を含んでなる物である。
【0046】 当分野で広く使用されている他の成分も、更に反応器に送入することができる
。当業者は、イソシアネート及びイソシアネート反応性化合物、並びにこれらの
古典的成分の特質及び量を知るものである。その内容が本明細書中に参考文献と
して援用される、EP−A−480588は、多くのこれらの成分の記載を含ん
でなる。
【0047】 必要な場合、添加剤は、好ましくは管路7及びポンプ8を通って原料混合機4
に導入される。 原料混合機4を出た混合物は、次いで反応物加熱器9で、45ないし200℃
又はそれ以上、そして好ましくは60ないし130℃の範囲の温度まで加熱され
る。
【0048】 加熱された混合物は、装置11(パルス化装置)を経由して、それが反応する
閉塞流様反応器10に流れる。 イソシアネート含有率、並びにイソシアネート反応性化合物の官能価及び分子
量を知る当業者は、プレポリマーの所望するNCO含有率の観点から、反応器に
放出される成分の相対的量を決定することに困難を有しないものである。典型的
なNCO含有率は、例えば2ないし31%、好ましくは5ないし25重量%であ
る。
【0049】 典型的には、滞留時間は、5分ないし5時間の間、好ましくは10ないし90
分の間、最も好ましくは15ないし45分の間を含んでなる。 時間の減少は、古典的なバッチ式反応器に対して大きな利益である。例として
、以下は、横に並べた比較である(本発明に対する値は、例示のみである)。時
間は分で表示されている。
【0050】
【表1】
【0051】 従来の技術に対する利益は、このように8時間を越える。 閉塞流様反応器は、本明細書では多孔板式反応器10として例示されている。
以下の説明は、多孔板式反応器に関して与えられる。
【0052】 好ましくは更に、反応器は、反応混合物にその定常的上向きの運動に加えて、
振動の運動を与えるパルス装置11が設置されている。このパルス装置は、例え
ばダイヤフラム型のポンプ(しかし戻り防止弁を持たない)を含んでなることが
できる。
【0053】 加熱された反応物の混合物に加えられるパルスは、0.1ないし10、そして
好ましくは0.5ないし2Hzの周波数を有する。 パルスの振幅は、0.5ないし50、好ましくは1ないし15mm、更に好ま
しくは2ないし10mmの範囲である。振幅はピーク間で与えられる。
【0054】 多孔板式反応器10の頂部から出る反応生成物は、次いで緩衝容器12に流れ
る。緩衝容器12の機能は、本発明の装置に高い融通性を与えることである。第
1に、これは、より滑らかな生成物の流れを確実にする。第2に、これは、反応
器10が、出口系へ固定的に配管されるより、オーバーフローすることを可能に
し;従って、反応器は、圧力容器であるより、常圧であることができる。(常圧
によって、更に反応器の窒素ガスシールの存在を意味する;然しながらこれに伴
なう圧力は無視可能である)。これは、複雑な過剰の圧力の保護系を設置する必
要がないために、装置の重量、価格及び複雑さを減少する。第3に、緩衝容器は
、装置の下流の工程に事故があった場合、装置を運転停止しなければならない問
題を解決するための時間を操作員に与える緩衝器として作用する。これは、この
ような事故からの生成物の品質の危険性を減少する。
【0055】 多孔板式反応器が、特にパルス条件下で使用される場合、緩衝容器は避けるこ
とができる(特に常圧の条件下では存在することが好ましいが)。常圧より高い
圧力下の工程運転は、パルス条件がない場合でも、更に緩衝容器なしの操業をす
ることができる(パルス管理が好ましいが)。
【0056】 緩衝容器12を出る生成物は、生成物冷却器13(螺旋式熱交換器のような)
によって冷却され、そして生成物濾過器14で濾過される。 運転停止時の再循環管路15が、生成物冷却器13と生成物濾過器14間に設
けられている。これは、生成物冷却器13と原料混合機4の入り口を連結する。
この特徴は、プラントの内容物を反応が完結するまで機器を通して再循環するた
めに、生産運転の終わりにおける、いわゆる“規格外”物質(即ち、指数が所望
する範囲の外側にある物質)の生産による廃棄物を最も少なくする。このような
再循環は、更にプラントを空にする前に冷却することを可能にし、保守又は相互
汚染の危険性を増加するであろう、残存するプレポリマーの蓄積による危険性を
減少する。
【0057】 プラントを生産運転の終わりに再循環する場合、緩衝容器12は、液溜として
機能する。流体が冷却される場合に収縮されるために、この流体の緩衝容量は流
体の再循環及び冷却を助長する。
【0058】 次に図2において、多孔板式反応器10が、円筒形の塔の形態である細長い縦
型の容器であることがわかる。これは、塔の縦方向の軸Xに沿って実質的に並行
になる様に、そして実質的に一様な間隔で設置された一連の固定式多孔板を含有
する。
【0059】 多孔板16は、図3において最も良く解る。これは、板16に一様に設置され
た数個の実質的に同一の、そして円形の穿孔17を含んでなる。穿孔17の数及
び直径は、板の有口部分面積、即ち全ての穿孔17の面積の合計が、一般的に少
なくとも5、特に10ないし50、好ましくは15ないし35の範囲、そして最
も好ましくは約25%であるようなものである。
【0060】 二つの連続した板間の距離は、10ないし500mm、好ましくは50ないし
200mm、最も好ましくは100ないし150mmである。反応器の寸法は、
次のもの:内径が50ないし2000mm、好ましくは100ないし500mm
;高さが0.5ないし10m、好ましくは2ないし6mであることができる。従
って板の数は、高さを、板の距離によって割ることによって決定することができ
る。多孔板の孔の直径は、変化することができ;これは、例えば4ないし12m
m、好ましくは6ないし10mmである。
【0061】 多孔板16は、反応器10の内部壁に固定されている必要はない。板は、更に
それ自体が反応器に固定されている内部の心棒に固定することができる。 別の態様において(示されていない)、多孔板は、反応器10の内部の軸に設
置することができ、そして軸は、パルス装置11によって振動運動が与えられる
。従って、反応器10の内容物は、その定常的な上向きの運動とは別に、更に板
16の運動によって起こされる効果的な振動運動を有する。
【0062】 なお別の態様において、多孔板16は、パルスが加えられた場合、相互混合又
はジェットを発生するために互いに充分に接近して配列された有孔部分を伴なう
スロット、エキスパンデッドメタル、他の邪魔板配列を持つ板によって置き換え
られる。板は、一般的に反応器の軸に対して垂直である;傾いた板も、例えば自
由排出特性を改良するために考えられる。
【0063】 特にパルス装置11を付加した閉塞流様反応器10(好ましくは多孔板反応器
)は、いくつかの利益をもたらす:これは、狭い滞留時間の分布でより長い反応
時間を可能にし、従って反応器を通って通過する反応混合物の分子に対してバッ
チ式挙動に近づける。反応混合物の流れは、閉塞流の挙動を殆んど達成する。更
に、これは、工程流体と接触する回転部分を持たないで達成され、これは設計を
簡単にし、信頼性を改良し、そして反応器の重量及び保守費を減少する。更に、
反応器は、排出が充分に行われ、そして従って生成物間の廃棄物を最小にする。
【0064】 パルス装置は、反応器の入り口のパルス発生器の質量が、ヒートシンクとして
作用し、そして運転開始時の正確な温度制御を達成することを助けるために、運
転開始温度を適度にする。これは、更に“規格外”物質の生産を最小にする。
【0065】 閉塞流様反応器(好ましくは多孔板反応器)の使用によって得られるもう一つ
の利益は、これが、反応を断熱的条件に近い条件で行うことを可能にし、これが
装置の設計を簡単にし、反応器の厳密な温度制御を必要とせず、これが今度は反
応器の直径を変更することを可能にすることである。
【0066】 本発明の装置の更なる独特の特徴は、これをパッケージプラントとして構築す
ることができることである。次いで装置は、標準的な輸送コンテナーで輸送する
ことができ、そしてこれは、製造が行われるいかなる場所への輸送に対して丈夫
である。製造現場において、その運転を支持するための複雑な系は必要としない
。例えば、これは、原料をドラム、原料タンク、原料容器等から得ることができ
る。これは最小の人数で運転することができ、彼等は、更に装置の通常保守作業
を、これらが単純化されているために、行うことができる。
【0067】 丈夫で小型のポンプ、予備加熱器、常圧下で運転される閉塞流様反応器、多孔
板式反応器、緩衝容器、静的混合機、早い反応時間及び先に述べた他の項目は、
単独で又は与えられた装置(伝統的な装置、例えばバッチ式装置のような)との
組み合わせで使用することができる態様である。これらの要素は、個々に、並び
にいっしょに、このような可動式装置を得ることを可能にする。
【0068】 装置は、多くの貯蔵所の現場において見出されるような、標準的な現場施設、
即ち電気、所望により冷却水、圧縮空気(窒素ボンベ供給が適当である)のみを
必要とする。反応生成物は、ドラム充填装置、タンク車又はバラ積み貯蔵タンク
に送入することができる。
【0069】 従って、本発明は、事実上世界中の何処ででも運転することができる可動式プ
ラント装置を提供する。 従って、装置は、容易に輸送可能であり、一方広い範囲の粘度にわたる高品質
の生成物を与えるその能力において独特である。
【0070】 更に、このような反応器が定常的な液面で運転されるため、運転中に置換され
て排出する蒸気の量が、プラントが定期的に空にされ、そして満たされ、それぞ
れのバッチで蒸気を置換しなければならないバッチ式運転と比較した場合、大幅
に減少される。もう一つの利益は、更に機器が小さく、従ってより少ない蒸気を
含有し、そして置換された蒸気を、所望しない蒸気を除去するために、例えば活
性炭上の吸着によって非常に徹底的に処理することができることである。測定は
、放出が極めて低くかったことを実際に示している。これは、輸送可能であり、
そして環境への影響を最小にするために世界的に使用されるこの装置の能力を強
化する。
【0071】 本発明の装置は、好ましくは可動式装置である。これは、これまで独立型の装
置として設計されているが、しかしこれは、更に、より複雑な製造の鎖に連結す
ることができる。
【0072】 特定の例が、ポリウレタンプレポリマー(類)に関して開示されているが、本
発明は、更に中程度に長い反応時間を伴なう中程度の粘性の流体によって特徴付
けられる、他の反応に適用することができる。特に高い転換率を必要とする反応
、即ち重合反応及び/又は生物学的反応が好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の方法に対するブロックフローシートである。
【図2】 図2は、本発明の装置の多孔板式反応器のB−Bに沿った略垂直断
面図である。
【図3】 図3は、本発明の装置の多孔板式反応器のA−Aに沿った略水平断
面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4H006 AA02 AA04 AC56 RA42 RB28 4J031 CA02 CF01 CG07 CG25 4J034 BA08 CA03 DF01 DF02 DG00 DG04 DH00 DL01 HA06 HA07 HC03 HC12 JA42 PA03

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)反応物を多孔板式反応器である閉塞流様反応器に導入し; b)反応物に前記反応器中で必要な圧力及び温度下で反応を起こさせ; c)反応生成物を前記反応器から除去すること; の工程を含んでなる、化学化合物又はポリマーの連続的調製のための方法。
  2. 【請求項2】 (a)反応物を閉塞流様反応器(10)に導入し、前記反応物は少なくとも一
    つのイソシアネート反応性化合物及び少なくとも一つのイソシアネートであり; (b)反応物に前記反応器中で必要な圧力及び温度下で反応を起こさせ; (c)反応生成物を前記反応器から除去すること; の工程を含んでなる、イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマーの連続的調
    製のための方法。
  3. 【請求項3】 前記閉塞流様反応器が、多孔板式反応器である、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 (a)少なくとも一つのイソシアネート反応性化合物及び少なくとも一つのイ
    ソシアネートを加熱し; (b)混合され加熱された反応物を閉塞流様反応器に導入し; (c)加熱された反応物に前記反応器中で常圧下で反応を起こさせ; (d)反応生成物を前記反応器から除去すること; の工程を含んでなる、請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 それが断熱的方法である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記反応物が、前記反応器(10)の一端で又はその近辺で上向きに導入され
    、前記反応生成物が、反応器(10)に沿ったいかなる位置からでも、好ましく
    はオーバーフローとして除去される、請求項1又は2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記多孔板式反応器が、前記反応器(10)の内部に設置された一連の多孔板
    (16)を含んでなる、請求項1又は3に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記多孔板(16)のそれぞれの有孔部分面積が、5ないし70%、好ましく
    は15ないし35%の範囲、そして最も好ましくは約25%である、請求項7に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 反応が、前記加熱された反応物に加えられるパルス化された条件下で行われる
    、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記加熱された反応物の混合物に加えられる前記パルスが、0.1ないし10
    、好ましくは0.5ないし2Hzの周波数を有する、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記加熱された反応物の混合物に加えられる前記パルスが、0.5ないし50
    、好ましくは1ないし15mm、最も好ましくは2ないし10mmの振幅を有す
    る、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記パルスが、反応混合物に、これが前記多孔板式反応器(10)に導入され
    る間に加えられる、請求項4に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記パルスが、反応混合物に前記反応器(10)の多孔板(16)を動かすこ
    とによって加えられる、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 工程a)において、加熱された混合物が、第1の反応物を第2の反応物と混合
    し、そして次いで混合物を加熱することによって得られる、請求項4に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 工程a)において、加熱された混合物が、第1の反応物を予備加熱された第2
    の反応物と混合することによって得られる、請求項4に記載の方法。
  16. 【請求項16】 工程a)において、加熱された混合物が、第1の反応物を予備加熱された第2
    の反応物と混合し、そして次いで得られた混合物を加熱することによって得られ
    る、請求項4に記載の方法。
  17. 【請求項17】 更に反応生成物を冷却する工程を含んでなる、請求項1ないし16のいずれか
    1項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記加熱された混合物が、0.15cPないし2000cP、好ましくは2c
    Pないし1000cP(mPa・s)の範囲の粘度を有する、請求項1ないし1
    6のいずれか1項に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記有機ポリイソシアネート組成物が、MDI、高分子MDI及び改質された
    これらの変種からなる群から選択される芳香族ポリイソシアネートである、請求
    項2ないし18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記イソシアネート反応性化合物が、ポリオールである、請求項2ないし19
    のいずれか1項に記載の方法。
  21. 【請求項21】 (a)少なくとも一つのイソシアネート反応性化合物及び少なくとも一つのイ
    ソシアネートのための入り口手段(1、2、2a、5); (b)少なくとも一つの反応物を加熱するための加熱手段(6、9); (c)反応物を混合するための混合手段(4); (d)常圧の閉塞流様反応器(10);及び (e)緩衝容器(12); を含んでなる、イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマーの連続的調製のた
    めの装置。
  22. 【請求項22】 前記閉塞流様反応器が、細長い縦型容器を含んでなる多孔板式反応器(10)
    である、請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記加熱された混合物が、前記反応器の底部から導入され、そして前記反応生
    成物が頂部からオーバーフローとして出る、請求項21又は22のに記載の装置
  24. 【請求項24】 前記多孔板式反応器(10)が、反応器(10)の内部に一様に設置された一
    連の多孔板(17)を含んでなる、請求項22に記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記多孔板(17)のそれぞれの有孔部分面積が、10ないし50、好ましく
    は15ないし35の範囲であり、最も好ましくは約25%である、請求項22に
    記載の装置。
  26. 【請求項26】 更に: 多孔板式反応器(10)の内容物にパルスを加えるためのパルス発生手段(11
    )を含んでなる、請求項21に記載の装置。
  27. 【請求項27】 更に: 緩衝容器(12)から出る反応生成物を冷却するための冷却手段(13) を含んでなる、請求項21ないし26のいずれか1項に記載の装置。
  28. 【請求項28】 更に: 前記冷却手段(13)の後に設置される、前記冷却された反応生成物を濾過する
    ための濾過手段(14) を含んでなる、請求項21に記載の装置。
  29. 【請求項29】 更に: 生産運転の終わりに、反応生成物を、前記混合(4)及び加熱(9)、前記反応
    器(10)、前記緩衝容器(12)、並びに所望により前記冷却手段(13)を
    通して再循環するための、運転停止時の再循環手段(15) を含んでなる、請求項21に記載の装置。
  30. 【請求項30】 パッケージプラントの形態である、請求項21に記載の装置。
  31. 【請求項31】 移動式装置である、請求項21に記載の装置。
JP2001587902A 2000-05-31 2001-04-10 イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマーの連続的調製のための方法及び装置 Withdrawn JP2003535166A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0013066.6 2000-05-31
GB0013068A GB0013068D0 (en) 2000-05-31 2000-05-31 Process and unit for continuous preparation of isocyanate-containing polyurethane prepolymers
GB0013066A GB0013066D0 (en) 2000-05-31 2000-05-31 Process and unit for continuous preparation of isocyanate-containing polyurethane prepolymers
GB0013068.2 2000-05-31
PCT/EP2001/004089 WO2001091897A1 (en) 2000-05-31 2001-04-10 Process and unit for the continuous preparation of isocyanate-containing polyurethane prepolymers

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003535166A true JP2003535166A (ja) 2003-11-25

Family

ID=26244379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001587902A Withdrawn JP2003535166A (ja) 2000-05-31 2001-04-10 イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマーの連続的調製のための方法及び装置

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1292389A1 (ja)
JP (1) JP2003535166A (ja)
CN (1) CN1444504A (ja)
AU (1) AU2001273936A1 (ja)
WO (1) WO2001091897A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113608A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 Dic株式会社 ウレタン(メタ)アクリレートの製造方法
JP2017516905A (ja) * 2014-06-06 2017-06-22 コベストロ、ドイチュラント、アクチエンゲゼルシャフトCovestro Deutschland Ag 安定なプレポリマーの連続製造のための方法
KR20210083481A (ko) * 2019-12-26 2021-07-07 주식회사 삼양사 저장 안정성이 향상된 이소시아네이트 프리폴리머 제품 및 이의 제조방법

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1609525A1 (en) * 2004-06-14 2005-12-28 Tema Technopolymers S.r.l. Plant for manufacturing polyurethane goods.
US20100216631A1 (en) * 2005-06-23 2010-08-26 Ni Xiong-Wei Method and apparatus for fluid-liquid reactions
US7435787B2 (en) 2005-09-14 2008-10-14 Momentive Performance Materials Inc. Process for the continuous production of silylated resin
EP2311554A1 (en) * 2009-10-07 2011-04-20 Linde Aktiengesellschaft Method for reaction control of exothermic reaction and apparatus therefore
DE102010027052A1 (de) * 2010-07-13 2012-01-19 Bayer Materialscience Ag Verfahren zur Herstellung von isocyanatgruppenhaltigen Polyurethan-Präpolymeren
JP6661555B2 (ja) 2014-06-24 2020-03-11 コベストロ、ドイチュラント、アクチエンゲゼルシャフトCovestro Deutschland Ag ニトロベンゼンの製造方法
HUE062812T2 (hu) 2019-04-01 2023-12-28 Basf Se Poliuretán prepolimerek folyamatos elõállítása

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE8301153L (sv) * 1982-03-03 1983-09-04 Castle & Cooke Techniculture Anordning och system for ett kontinuerligt polymerisationsforfarande
JPS60244280A (ja) * 1984-05-18 1985-12-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 通気撹拌槽
US5200075A (en) * 1991-03-08 1993-04-06 Nkk Corporation Separator
US5471037A (en) * 1992-08-18 1995-11-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for preparing polymeric material with microwave
IL115063A0 (en) * 1994-09-09 1995-12-08 Urea Casale Sa Method for in-situ modernization of a urea synthesis reactor

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113608A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 Dic株式会社 ウレタン(メタ)アクリレートの製造方法
JP4457329B2 (ja) * 2008-03-14 2010-04-28 Dic株式会社 ウレタン(メタ)アクリレートの製造方法
EP2258678A1 (en) * 2008-03-14 2010-12-08 DIC Corporation Process for producing urethane (meth)acrylate
EP2258678A4 (en) * 2008-03-14 2011-02-23 Dainippon Ink & Chemicals METHOD FOR PRODUCING URETHANNE (METH) ACRYLATE
JPWO2009113608A1 (ja) * 2008-03-14 2011-07-21 Dic株式会社 ウレタン(メタ)アクリレートの製造方法
US8148567B2 (en) 2008-03-14 2012-04-03 Dic Corporation Process for producing urethane (meth)acrylate
JP2017516905A (ja) * 2014-06-06 2017-06-22 コベストロ、ドイチュラント、アクチエンゲゼルシャフトCovestro Deutschland Ag 安定なプレポリマーの連続製造のための方法
KR20210083481A (ko) * 2019-12-26 2021-07-07 주식회사 삼양사 저장 안정성이 향상된 이소시아네이트 프리폴리머 제품 및 이의 제조방법
KR102362979B1 (ko) * 2019-12-26 2022-02-16 주식회사 삼양사 저장 안정성이 향상된 이소시아네이트 프리폴리머 제품 및 이의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
WO2001091897A1 (en) 2001-12-06
AU2001273936A1 (en) 2001-12-11
EP1292389A1 (en) 2003-03-19
CN1444504A (zh) 2003-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SU741801A3 (ru) Стабильна неседиментирующа дисперси дл получени пенополиуретана и способ ее получени
US7893301B2 (en) Method of preparing polymethylene-polyphenyl-polyamine
JP2003535166A (ja) イソシアネート含有ポリウレタンプレポリマーの連続的調製のための方法及び装置
US4339358A (en) Process and apparatus for reclaiming polyurethanes
JPS63174961A (ja) ビウレツト構造を有するポリイソシアネートの製造方法
US5410008A (en) Process of preparing polyol-containing dispersions and their use
KR101382088B1 (ko) 폴리에테르 알콜의 연속적 제조 방법
KR100417358B1 (ko) 비우레트기를함유하는(시클로)지방족폴리이소시아네이트의제조방법및장치
CN104640840A (zh) 通过二胺悬浮体的光气化制备二异氰酸酯的方法
JP2011506727A (ja) ポリエーテルアルコール類の製造方法
CH637309A5 (de) Kontinuierliches verfahren zur durchfuehrung von vornehmlich stofftransportbedingten reaktionen.
AU2015270465A1 (en) Method for the continuous production of stable prepolymers
CN101802038A (zh) 聚氨酯/聚脲的连续制备
EP2408832B1 (de) Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von silanterminierten prepolymeren
JP4102471B2 (ja) ビウレット構造を有するポリイソシアネートの製造方法
CN103025779B (zh) 制备含有异氰酸酯基的聚氨酯预聚物的方法
EP0087817A1 (en) Continuous polymer process apparatus and system
DE19816921A1 (de) Verfahren für kontinuierliche polymeranaloge Umsetzungen
US5519097A (en) Process for the continuous hydrolytic polymerization of laurolactam
JP5225901B2 (ja) 水性ポリウレタン樹脂の製造方法、水性ポリウレタン樹脂およびフィルム
EP2145874A1 (en) A process for preparation of polymethylene polyphenyl polyamine
US20220380518A1 (en) Process for continuous production of thermoplastic polyurethane
DE102004060131A1 (de) Verfahren zur Herstellung von Polyisocyanaten
CN1202152C (zh) 多异氰酸酯的连续生产方法
CN106103523A (zh) 具有分散于聚醚中的纳米级聚脲颗粒的聚合物分散液

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080701