JP2003534415A - プロピレンポリマーとその製造法 - Google Patents
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Abstract
Description
マー鎖あたり内部ビニリデン不飽和の数を有するプロピレンポリマーに関する。
これらのポリマーは、方法の間、重合装置に存在する水素の少なくとも一部を除
去することにより得られる。
非極性で飽和した天性のため、上塗り可能性、染色付着性および他のポリマーや
無機物質との親和性のような非常に所望される性質を欠いていることが知られて
いる。従って、ポリマー鎖中に多数の不飽和度を導入することが、修飾可能なポ
リマーを得、これら不利を排除する方法であろう。メタロセン錯体と共に行われ
たオレフィンの重合により、分子水素が放出されることが知られている。例えば
、J. Am. Chem. Soc., 1998, 120, 2174-2175には、マススペクトル研究中に、
エチレンまたはアルファ−オレフィンとCp2ZrCH3 +との気相反応により、
エタ−3−アリル錯体が付随して生成する共に、分子水素の排出が生じることが
示されている。この放出は、ポリマー鎖中の不飽和の生成と関連している。メタ
ロセンで製造されたエチレン/アルファ−オレフィンコポリマー中のポリマー鎖
中の内部不飽和の生成が、「Polymers Preprints、1998, 39(2), 425」中に報告
されている。しかし、これらの文書はプロピレン重合に関しておらず、さらに、
これらの文書中、プロピレンポリマー中の内部不飽和の天性と数が調節されるこ
との示唆はなかった。
145-163」中、Resconiらにより研究されているが、重合反応中に生成する水素には
関していない。 EP778293号は、重合方法の間に強制的に水素を除去することにより、
所望のメルトインデックスを有するオレフィンポリマーが得られうる、オレフィ
ンがメタロセン錯体の存在下に重合されるオレフィンポリマーの製造法に関する
。この文書において、方法中の水素の存在は、オレフィンポリマーの末端におけ
る不飽和結合の生成によると説明されており、内部不飽和には言及されておらず
;さらにエチレン/1−ヘキセンのみが実施例中で重合されている。
を予期せぬことにここに見出した。
素を少なくとも1部を選択的に除去することにより、メタロセンベースの触媒系
の存在下に行われる重合方法により得ることができる。より詳細には、本発明の
別の目的は、重合条件下で、プロピレンおよび任意にエチレンを、 a)式(I):
コニウムであり; 基Xは、同一または互いに異なって、水素、ハロゲン、−R、−OR、−OCO
R、−OSO2CF3、−SR、−NR2および−PR2[ここで、Rは直鎖状また
は分枝状の、C1−C20アルキル、C2−C20アルケニル、C3−C20シクロアル
キル、C6−C20アリール、C7−C20アルキルアリールまたはC7−C20アリー
ルアルキル基であり;好ましくはRはメチル、エチル、プロピル、ブチルまたは
フェニルである]からなる群から選択されるモノアニオン性シグマリガンドであ
り; 好ましくはXはハロゲンまたはC1−C20アルキルであり;
〜17族に属するヘテロ原子を任意に含有する、直鎖状または分枝状の、C1−
C20アルキル、C2−C20アルケニル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20ア
リール、C7−C20アルキルアリールまたはC7−C20アリールアルキル基からな
る群から選択され;2または4の隣接基R1、R2、R3およびR4は、一緒になっ
て、周期表の13〜17族に属するヘテロ原子を任意に含有する炭化水素基で任
意に置換された1以上の3〜6員の芳香環または脂肪環を形成し;好ましくはR1 、R2、R3およびR4は、水素またはC1−C20アルキルであり;任意に窒素、
リンもしくは硫黄を含有するか、またはR1およびR2は6員の芳香環もしくは脂
肪環を形成し;
属するヘテロ原子を任意に含有する、直鎖状または分枝状の、C1−C20アルキ
ル、C2−C20アルケニル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20アリール、C7 −C20アルキルアリールおよびC7−C20アリールアルキル基からなる群から選
択され;R5およびR6は、3〜6−員の環を任意に形成し;好ましくはR5およ
びR6は水素、メチル、エチル、プロピルおよびフェニルからなる群から選択さ
れる]のメタロセン錯体と、
応の間に生成した水素の濃度を減じることを特徴とする、上述のプロピレンポリ
マーの製造法である。
ビニリデン結合の数として定義される。より詳細には、ポリマー鎖あたりの内部
ビニリデンの数は、以下の構造:
あたりの内部ビニリデンの含有量を決定する。NMR帰属の例は、Topics in Ca
talysis 1999, 7, 145およびJournal of Molecular Catalysis 1999, l46, 167
中に見られる。 5モル%までのエチレンを任意に含有するプロピレンポリマーは、本発明の目
的であり、以下の特徴: (i) 分子量分布(Mw/Mn)≦4、好ましくは≦3、より好ましくは≦2.
5; (ii)ポリマー鎖あたりの内部ビニリデンの数≧2、好ましくは≧2.5、よ
り好ましくは≧3を有する。
: iii) 13C−NMR分析により測定されたアイソタクチックペンタッド(m
mmm)は≧80% を有する。 別の具体例に従えば、本発明のプロピレンポリマーは以下の特徴: iv) ポリマー鎖中の0.5%より少ないCH2基が、序列(CH2)n[式中
、nは偶数である]中にあること を有する。本発明のプロピレンポリマーの構造は、高度に位置規則的であること
がはっきりしている。実際、13C−NMR分析(125.7MHz)から、(C
H2)n序列[式中、nは偶数である]から誘導されたシグナルは現れていない。
ピレンおよび任意にエチレンを、 a) 式(II):
R8、R9およびR10は、同一または互いに異なって、水素、周期表の13〜17
族に属するヘテロ原子を任意に含有する、直鎖状または分枝状の、C1−C20ア
ルキル、C2−C20アルケニル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20アリール
、C7−C20アルキルアリールおよびC7−C20アリールアルキル基からなる群か
ら選択され;好ましくはR7、R8、R9およびR10は水素、C1−C20アルキルま
たはC6−C20アリールであり; 好ましくはR3は基SiR3またはCR3[ここで、Rは上記の意味を有する]で
あり、R4は水素であり;より好ましくはR3はSi(CH3)3またはC(CH3
)3である]のメタロセン錯体と、 b)適当な活性化助触媒と からなる触媒系と接触させることからなる、重合反応の間に生成する水素の濃度
を減じることを特徴とする、方法により得られうる。
2995およびWO98/43989に記述されたもので得ることができる。 本発明の方法において、水素は、 1) 気相で水素化触媒を用いることにより、オレフィンを触媒的に水素化する
ことができ; 2) 液相で水素化触媒を用いることにより、オレフィンを触媒的に水素化する
ことができ; 3) 気相から水素を物理的に除去することができるという ような当該分野で知られた方法を用いることにより、重合反応の間に適当に除去
することができる。
ーと反応し、プロパンを生じる。その結果、反応系中の水素ガスの濃度が減少す
る。このとき、生じたプロパンの量が少なく、プロピレンの重合に実質的に逆の
効果は有さない。
物、特にアルミナ上の白金またはパラジウムが好ましい。 これらの触媒は、反応器の気体キャップ中に設置されるのが好ましい。 方法2)に適した水素化触媒の例は、トリアルキルアルミニウムにより活性化
された、コバルト(アセチルアセトネート)またはニッケル(オクタノエート)
のようなコバルト−またはニッケル−ベースの触媒;ウィルキンソン触媒(Rh
(PPh3)3Cl)のようなロジウム触媒;Ru(H)Cl(PPh3)3のよう
なルテニウム触媒である。代わりに、不均一白金、酸化白金またはパラジウム触
媒を反応媒体中で懸濁液として用いることができる。
enation」(R.L.Augustine, 出版社Dekker, New York, 1965)および「Advanced
Organic Chemistry, 第4版、p. 771-780 (J. March, 出版社 Wiley, New York,
1992)中に記述されている。 いったん水素化触媒を選択したら、当該分野の当業者は、通常の手法に従い、
触媒活性によりその必要量を選択することができる。
しくは液体の吸着剤、または水素を浸透させれる水素分離膜を用いることにより
、反応器から物理的に除去することができる;代わりに反応器の気体キャップを
排気させることができる。重合反応中の水素濃度は、それを減少させる手段(水
素化触媒または物理的手段)なしに、水素濃度を50%より少なく、好ましくは
30%より少なく、より好ましくは20%より少なく減じられる。
下だが、水素を除去する手段のない反応器中で、50%より少ない、好ましくは
30%より少ない、より好ましくは20%より少ない水素濃度でなければならな
い。重合反応が液相で行われるとき、反応器の気相中の水素濃度(すなわち気相
キャップ中)は、0〜0.020モル%、より好ましくは0〜0.015モル%
にわたってもよい。 本発明の方法に従う適当な活性化助触媒は、アルモキサンまたはアルキルメタ
ロセンカチオンを形成しうる化合物である。
ルキルアリールおよびC7−C20アリールアルキル基からなる群から選択され、
yは0〜40の範囲である] の直鎖状アルモキサンまたは、 式(IV):
の一つがハロゲンではない]の有機アルミニウム化合物と反応させることにより
、当該分野で知られた方法に従い得ることができる。この場合、反応中のAl/
水のモル比は、1:1〜100:1である。EP0575875の式(II)に
記述された有機金属アルミニウム化合物およびWO96/02580の式(II
)に記述されたものが特に適している。さらに、適当な助触媒は、WO99/2
1899および欧州特許出願第99203110.4号に記述されたものである
。
0:1、好ましくは約100:1〜約l0000:1、より好ましくは100:
1〜約5000:1である。
O)、テトラ−2,4,4−トリメチルペンチルアルモキサン(TIOAO)お
よびテトラ−2−メチル−ペンチルアルモキサンである。異なるアルモキサンの
混合物も用いることができる。式AlR11 3またはAl2R11 6のアルミニウム化
合物の非限定的な例は: トリス(メチル)アルミニウム、トリス(イソブチル)アルミニウム、トリス(
イソオクチル)アルミニウム、メチル−ビス(イソブチル)アルミニウム、ジメ
チル(イソブチル)アルミニウム、トリス(イソヘキシル)アルミニウム、トリ
ス(ベンジル)アルミニウム、トリス(トリル)アルミニウム、トリス(2,4
,4−トリメチルペンチル)アルミニウム、ビス(2,4,4−トリメチルペン
チル)アルミニウムハイドライド、
2−フェニル−プロピル)アルミニウム、イソブチル−ビス(2,4,4−トリ
メチル−ペンチル)アルミニウム、ジイソブチル−(2,4,4−トリメチル−
ペンチル)アルミニウム、トリス(2,3−ジメチル−ヘキシル)アルミニウム
、トリス(2,3,3−トリメチル−ブチル)アルミニウム、トリス(2,3−
ジメチル−ブチル)アルミニウム、トリス(2,3−ジメチル−ペンチル)アル
ミニウム、トリス(2−メチル−3−エチル−ペンチル)アルミニウム、トリス
(2−エチル−3−メチル−ブチル)アルミニウム、
プロピル−3−メチル−ブチル)アルミニウム、トリス(2,4−ジメチル−ヘ
プチル)アルミニウム、トリス(2−フェニル−プロピル)アルミニウム、トリ
ス(2−(4−フルオロ−フェニル)−プロピル)アルミニウムおよびトリス(
2−(4−クロロ−フェニル)−プロピル)アルミニウムならびに1またはそれ
以上の炭化水素基が水素原子で置き換えられた相当する化合物である。
,4−トリメチルペンチル)アルミニウム(TIOA)、トリイソブチルアルミ
ニウム(TIBA)、トリス(2,3,3−トリメチル−ブチル)アルミニウム
、トリス(2,3−ジメチル−ブチル)アルミニウム、トリス(2−フェニル−
プロピル)アルミニウム、トリス[2−(4−フルオロ−フェニル)−プロピル
]アルミニウムおよびトリス[2−(4−クロロ−フェニル)−プロピル]アル
ミニウムが特に好ましい。
用いることができる。本発明の方法で用いられる触媒系において、該メタロセン
錯体および該アルモキサンの両方は、式AlR11 3またはAl2R11 6[式中、R1 1 は上記の意味を有する]の有機金属アルミニウム化合物と予め反応させること
ができる。
;好ましくは、該化合物は、式Y+D-[式中、Y+は、プロトンを供与し得、式
(I)または(II)の化合物の置換基Xと不可逆的に反応しうるブレンステッ
ド酸であり、D-は、2つの化合物の反応から生じ、オレフィン性基質により置
換可能な十分不安定な、活性触媒種を安定化させ得る親和性の非配位アニオンで
ある]を有する。好ましくは、D-アニオンは、1またはそれ以上のホウ素原子
を含有する。より好ましくは、アニオンD-は、式BAr4 (−)[式中、Ar置
換基は、同一または互いに異なり、フェニル、ペンタフルオロフェニル、ビス(
トリフルオロメチル)フェニルのようなアリール基である]のアニオンである。
テトラキス−ペンタフルオロフェニル−ボレートは、特に好ましい。さらに、式
BAr3の化合物も便利に使用される。本発明のプロピレンポリマーを得る方法
は、式(I)もしくは(II)のメタロセン錯体を、または式(I)もしくは(
II)のメタロセン錯体と適当な助触媒との反応生成物を、または適当な助触媒
次いで式(I)もしくは(II)のメタロセン錯体を順次、シリカ、アルミナ、
ハロゲン化マグネシウム、オレフィンポリマーもしくはプレポリマー(すなわち
、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはスチレン−ジビニルベンゼンコポリマー
)のような不活性支持体上に付着させることにより行うこともできる。そのよう
にして得られた支持触媒系は、任意にアルキルアルミニウム化合物の存在下、水
で処理されていなくても予め反応させられていても、気相重合方法において有用
に用いることができる。そのようにして得られた固形化合物は、そのまま、また
は水で予め反応させたアルキルアルミニウム化合物をさらに添加して組み合わせ
て、気相重合方法において有用に用いることができる。本発明の重合方法は、芳
香族(トルエンのような)または脂肪族(プロパン、ヘキサン、ヘプタン、イソ
ブタンおよびシクロヘキサンのような)の不活性炭化水素溶媒の任意な存在下、
気相または液相において行うことができる。
くは40℃〜90℃の範囲である。 分子量分布は、異なるメタロセンの混合物を用いることにより、または重合温
度および/もしくは重合モノマーの濃度を様々な工程において異ならせて重合を
行うことにより、異ならせることができる。 式(I)または(II)のメタロセン錯体および適当な助触媒は、重合の前に
それらで接触させてもよい。接触時間は、1〜60分、好ましくは5〜20分で
あってもよい。式(I)または(II)のメタロセン錯体の予備接触濃度は、1
0-2〜10-8モル/Lであり、一方適当な助触媒の予備接触濃度は、10〜10-3 モル/Lである。予備接触は、通常、炭化水素溶媒および任意に少量のモノマ
ーの存在下に行われる。本発明のプロピレンポリマーは、電子線照射または化学
試薬により、架橋することができる。本発明のプロピレンポリマーは、さらに進
化した適用のための炭化水素構造に、化学的手段により官能基を導入することに
より、絶縁線および他の電気部品、プリント配線回路版、断熱材、包装材料およ
び屋根ふき材のような様々な種類の適用に適当である。本発明のプロピレンポリ
マーのさらなる利点は、骨格に不飽和を有するポリオレフィンに比べて、内部ビ
ニリデン不飽和が、熱分解または酸化的分解に付されないことである。以下の実
施例は、本発明を説明する目的であり、本発明の範囲を限定するものではない。
溶液として購入した。メタロセンrac−C2H4(1−Ind)2ZrCl2およ
びrac−C2H4(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−Ind)2ZrCl2は
、EP−A−575,875号に従い製造した。メタロセンrac−Me2C(
3−SiMe3−Ind)2ZrCl2は、WO96/22995に従い製造した
。1H−NMRスペクトル測定により、メタロセンは、効果的な純粋なrac異
性体であった。
ラーシーブスで乾燥した(H2Oレベル〜5−8ppm)。窒素およびプロピレ
ン(液体、12bar)を銅触媒(BASF R3−11)を含有するBTSカ
ラム、ならびにモレキュラーシーブス(3Å(底)、4Å(中間)および13X
(頂部))の混合床を含有するカラムで精製し、酸素と水をそれぞれ除去した(
O2レベル〜0.3ppm、H2Oレベル0.5ppm)。窒素およびプロピレン
供給流は、ppmレベルで連続的にモニターした。AMSおよびSystech
分析機を用いて、酸素含有量を測定した。MCM分析機を用いて水分含有量を測
定した。RGA3(還元ガス分析機; Trace Analytical)を用いてCO含有量
を測定した(ppbレンジ)。
気体キャップ組成物)およびInerscience からのGC−装置(1分間隔でプロパ
ン/プロピレン比)を用いることにより分析する。GC測定は、GC8000ク
ロマトグラフで、広い口径(Al2O3/KCl)キャピラリーカラムを用いて等
温条件下に行なった。成分は、炎イオン化検出器(FID)および/または熱伝
導度検出器(TCD)を用いて検出した。
液を、約30mgのサンプルに15mlの溶媒を加え、穏やかに20分間還流す
ることにより調製した。その溶液をフィルターパッドで140℃でその後ろ過し
、各ろ過された溶液の一部を特定のガラスのサンプルバイアルへ移した。そのバ
イアルを加熱したサンプル室に置き、サンプルを温度的に平衡させた最初の20
分の遅延時間の後に、各バイアルの内容物の一部の注入を連続して自動的に行っ
た。
クロロベンゼンまたは1,2−ジクロロベンゼン溶液中で130℃で記録した(1 H NMRには500MHz、13C NMRには125.7MHz)。NMRデ
ータは、溶媒の残存水素の共鳴を参照として用い、プロトンおよびカーボンにつ
いてTMSから低磁場に100万あたりの部でリストを作成した。位置規則性(
トレオおよびエリトロ−2,1−挿入および1,3−挿入)および立体特異性(
mmmm)の度合いは、標準の手法を用い、詳細は、ここに参照として取り込む
Macromolecules 1995, 28, 6667に記載されるように、13C NMRスペクトルに
より決定した。
対量は、1H NMRスペクトルで測定した。鎖あたりの不飽和末端基の全数は、
1.0に正常化された。鎖あたりのvin II基の数は、全不飽和末端基に対
するvin II基の比として測定された。帰属は、「Topics in Catalysis 199
9, 7, 145」および「Journal of Molecular Catalysis 1999, 146, 167」に記述さ
れるようにして決定した。 以下の帰属を用いた(1H NMR、溶媒1,2−C2D4Cl2、温度130℃
、内部標準TMS)。
下に、シュレンク条件下またはセプタムキャップを備えた瓶中で化学反応を行う
ことにより最小限にされた。 バッチ重合反応は、タービン攪拌機を備えた5リットル反応器で行った。蒸気
/水系を温度制御に用いた。発熱を、反応器内容物と入ってくる冷却水の温度差
を測定すること(熱電対)によりモニターした。
素化触媒の適用を説明する。水素化触媒は、液相との接触を防ぐために、反応器
のふたのすぐ下に備え付けられた、ステンレススチールガーゼ中に包まれたアル
ミナ上の1%Ptのペレット(約20g)からなっていた。 5リットルの反応器を、窒素でパージしながら150〜160℃で一晩加熱し
、冷却し、その後70℃でトリイソブチルアルミニウム(TIBA、0.25g
)、トルエン(20ml)およびプロピレン(500g)の混合物を用いて酸洗
いした。酸洗い混合物を除去し、その後反応器に1650gの液体プロピレンを
装填し、温度を20℃から50℃に上昇させた。MAOのトルエン溶液(4.9
5wt%溶液の4.74g;8.69モル)をその後、注入システムを用いて反
応器に導入し、20mlのトルエンを用いて洗浄した。
mg、22.7μmol)をトルエン(12.5g)に溶解し、得られた溶液を
MAO(4.95wt%溶液の6.20g)と反応させた。加水分解されたアル
キルアルミニウム混合物の反応器への導入後10分で、0.411gの触媒溶液
(5分間熟成;0.50μmol)を反応器に注入し(20mlトルエンを用い
て)、重合を840〜1100rpm攪拌を用いて続けた。水素濃度は約15分
以内に上昇して0.004モル%の一定レベルとなった(気体キャップ)。重合
を5〜10mlのメタノールの注入により300分後に停止させた。加熱をその
後停止し、プロピレンをすばやく排気して粉末のポリプロピレンを集めた。ポリ
プロピレンを乾燥し(70〜80℃、200mbar、窒素パージ)、生成物の
収量を得た。 重合条件は、表1に示し、得られたポリマーに関するデータは表2に示した。
った。触媒および助触媒取り込み、重合条件および得られたポリマーに関するデ
ータは表1および2にまとめた。水素濃度は約10分以内に上昇し、0.010
モル%の一定レベルとなった(気体キャップ)。
明する。手順は、白金水素化触媒を省略した以外は、実施例1と同様である。触
媒および助触媒取り込み、重合条件および得られたポリマーに関するデータは表
1および2にまとめた。 触媒の注入後、気体キャップ(当初はプロピレン)をゆっくりと排気させた。
水素濃度は約3分以内に上昇し、0.013モル%の一定レベルとなった(気体
キャップ)。重合は、実施例1で記述したように、メタノールを用いて30分後
に停止させた。
媒の適用を説明している。手順は、気相白金触媒を省略したことと、PtO2の
トルエンスラリー(20g、220ngのPtO2含有)を液体プロピレンの添
加の前に注入したこと、および更なる量の触媒(20gのトルエン中スラリーと
して)を触媒注入(それぞれ55mgおよび110mgのPtO2)の後35分
と50分に添加する以外は、実施例1と同様である。触媒および助触媒取り込み
、重合条件および得られたポリマーに関するデータは表1および2にまとめた。 水素濃度は重合の進行の間ゆっくりと上昇し、0.015モル%の最終レベル
となった(気体キャップ中)。
いた以外は、実施例1と同様にして行った。実施例1でのように、気体キャップ
中のPt/アルミナ触媒は、水素除去のため用いられた。触媒および助触媒取り
込み、重合条件および得られたポリマーに関するデータは表1および2にまとめ
た。水素濃度は約10分以内に上昇し、気体キャップ中0.010モル%の一定
レベルになった。
媒および助触媒取り込み、重合条件および得られたポリマーに関するデータは表
1および2にまとめた。水素濃度は約25分以内に上昇し、気体キャップ中0.
07モル%の一定レベルになった。
りにrac−C2H4(1−Ind)2ZrCl2を触媒前駆体として用いる以外は
、実施例1と同様にして行った。実施例1でのように気体キャップ中のPt/ア
ルミナ触媒は、水素除去のため用いられた。重合条件は表1に、一方得られたポ
リマーに関するデータは表2に示した。水素濃度は約10分以内に上昇し、気体
キャップ中0.013モル%の一定レベルとなった。
様にして行った。触媒および助触媒取り込み、重合条件および得られたポリマー
に関するデータは表1および2にまとめた。
Claims (20)
- 【請求項1】 以下の特徴: i) 分子量分布(Mw/Mn)≦4; ii) ポリマー鎖あたりの内部ビニリデンの数≧2 を有する、5モル%までのエチレンを任意に含有する、プロピレンポリマー。
- 【請求項2】 分子量分布(Mw/Mn)が≦3である請求項1によるプロピ
レンポリマー。 - 【請求項3】 ポリマー鎖あたりの内部ビニリデンの数が≧2.5である請
求項1または2によるプロピレンポリマー。 - 【請求項4】 13C−NMR分析により決定されるアイソタクチックペンタ
ッド(mmmm)が、≧80%である請求項1〜3のいずれかによるプロピレン
ポリマー。 - 【請求項5】 ポリマー鎖中の0.5%より少ないCH2基が、序列(CH2 )n[式中、nは偶数である]中にある請求項1〜4のいずれかによるプロピレ
ンポリマー。 - 【請求項6】 重合条件下で、プロピレンおよび任意にエチレンを、 a) 式(I): 【化1】 [式中、 Mはチタニウム、ジルコニウムまたはハフニウムであり; 基Xは、同一または互いに異なって、水素、ハロゲン、−R、−OR、−OCO
R、−OSO2CF3、−SR、−NR2および−PR2[ここで、Rは直鎖状また
は分枝状の、C1−C20アルキル、C2−C20アルケニル、C3−C20シクロアル
キル、C6−C20アリール、C7−C20アルキルアリールまたはC7−C20アリー
ルアルキル基である]からなる群から選択されるモノアニオン性シグマリガンド
であり; 基R1、R2、R3およびR4は、同一または互いに異なって、水素、周期表の13
〜17族に属するヘテロ原子を任意に含有する、直鎖状または分枝状の、C1−
C20アルキル、C2−C20アルケニル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20ア
リール、C7−C20アルキルアリールおよびC7−C20アリールアルキル基からな
る群から選択され; 2または4の隣接基R1、R2、R3およびR4は一緒になって、周期表の13〜1
7族に属するヘテロ原子を任意に含有する炭化水素基で任意に置換された、1以
上の3〜6員の芳香環または脂肪環を任意に形成し; ただしR1はR4と異なるか、またはR2はR3と異なり; Zは、炭素またはケイ素原子であり; 基R5およびR6は、同一または互いに異なって、水素、直鎖状または分枝状の、
C1−C20アルキル、C2−C20アルケニル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20 アリール、C7−C20アルキルアリールおよびC7−C20アリールアルキル基か
らなる群から選択され;周期表の13〜17族に属するヘテロ原子を任意に含有
し;R5およびR6は、一緒になって3〜6員の環を任意に形成する] のメタロセン錯体と、 b) 適当な活性化助触媒と からなる触媒系と接触させることからなる、重合反応の間に生成する水素の濃度
を減じることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかによるプロピレンポリマー
の製造法。 - 【請求項7】 メタロセン錯体中、 Mがジルコニウムであり; XがハロゲンまたはC1−C20アルキルであり; R1、R2、R3およびR4が水素、C1−C20アルキルであるか、またはR1および
R2が6員の芳香環もしくは脂肪環を形成し; Zが炭素原子であり; R5およびR6が水素、メチル、エチル、プロピルまたはフェニルからなる群から
選択される 請求項6による方法。 - 【請求項8】 該メタロセン錯体が、式(II) 【化2】 [式中、M、X、R3、R4、R5、R6は、請求項6または7に記した意味を有し
、基R7、R8、R9およびR10は、同一または互いに異なって、水素、周期表の
13〜17族に属するヘテロ原子を任意に含有する、直鎖状または分枝状の、C1 −C20アルキル、C2−C20アルケニル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20 アリール、C7−C20アルキルアリールおよびC7−C20アリールアルキル基から
なる群から選択される] を有する請求項6または7による方法。 - 【請求項9】 式(II)のメタロセン錯体中、 R3が基SiR3またはCR3[ここで、Rは請求項6に記した意味を有す]であ
り、R4が水素であり、R7、R8、R9およびR10が水素、C1−C20アルキルま
たはC6−C20アリールである請求項8による方法。 - 【請求項10】 式(II)のメタロセン錯体中、R3がSi(CH3)3ま
たはC(CH3)3である請求項9による方法。 - 【請求項11】 適当な活性化助触媒が、アルモキサンまたはアルキルメタ
ロセンカチオンを形成しうる化合物から選択される請求項6〜10のいずれかに
よる方法。 - 【請求項12】 重合反応の間に生成する水素の濃度が、気相中で水素化触
媒を用いることにより減じられる請求項6〜11のいずれかによる方法。 - 【請求項13】 重合反応の間に生成する水素の濃度が、液相中で水素化触
媒を用いることにより減じられる請求項6〜11のいずれかによる方法。 - 【請求項14】 重合反応の間に生成する水素の濃度が、気相中から水素を
物理的に除去することにより減じられる請求項6〜11のいずれかによる方法。 - 【請求項15】 水素化触媒が、白金−またはパラジウム−ベースの組成物
である請求項12による方法。 - 【請求項16】 水素化触媒が、アルミナ上の白金またはパラジウムである
請求項15による方法。 - 【請求項17】 水素化触媒が、反応媒体中で懸濁液として用いられる、コ
バルト−およびニッケル−ベースの触媒、ロジウムおよびルテニウム触媒、不均
一白金、酸化白金およびパラジウム触媒からなる群から選択される請求項13に
よる方法。 - 【請求項18】 重合反応中の水素濃度が、除去手段なしで、50%より少
ない水素の濃度まで減じられる請求項6〜17のいずれかによる方法。 - 【請求項19】 重合反応中の水素濃度が、除去手段なしで、30%より少
ない水素の濃度まで減じられる請求項18による方法。 - 【請求項20】 重合反応中の水素の濃度が、除去手段なしで、20%より
少ない水素の濃度まで減じられる請求項19による方法。
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