JP2003532921A - キャリヤに関してホルダーを位置決めする方法と装置 - Google Patents

キャリヤに関してホルダーを位置決めする方法と装置

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JP2003532921A JP2001583057A JP2001583057A JP2003532921A JP 2003532921 A JP2003532921 A JP 2003532921A JP 2001583057 A JP2001583057 A JP 2001583057A JP 2001583057 A JP2001583057 A JP 2001583057A JP 2003532921 A JP2003532921 A JP 2003532921A
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holder
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bar
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アー エム ステイイェルト ハンス
ファン デル ラーン リチャード
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Koninklijke Philips NV
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Philips Electronics NV
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Abstract

(57)【要約】 キャリヤに関してホルダーを整列させる方法と装置。ホルダーは少なくとも１つのスロットを含み、キャリヤはキャリヤプレートと、少なくとも１つのバーを含む。バーは、第１端でキャリヤプレートに、かつ前記第１端から遠い方の端で前記スロット内を摺動することができる素子に、旋回可能に連結される。一旦、ホルダーがキャリヤに関して位置決めされると、素子はホルダーに連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 （発明の分野） 本発明はキャリヤに関してホルダーを位置決めする方法と装置に関するもので
ある。
【０００２】 （従来技術） 米国特許第A-5,651,599号から既知の方法と装置では、ホルダーは光変調パネ
ルを含み、キャリヤは光変調パネルに関して整列させられるべき光学素子である
。そのために、複数のドエル(dowels)と、キャリヤに連結される偏心ピンをもつ
調節機構が使用される。ホルダーは複数のスロットをもち、これらのスロットを
通してドエルとピンが延びる。キャリヤに関するホルダーの位置は偏心ピンによ
って調節され、その後、ホルダーとキャリヤはねじによって一緒に堅固に連結さ
れる。 かかる方法の欠点は、ホルダーがキャリヤに関して六つの自由度で整列させら
れる前にそれが比較的多数の作業を必要とすることにある。これらの六つの自由
度は、お互いに横切るように延びる３つの並進方向と、お互いに横切るように位
置する３つの回転方向を含む。
【０００３】 （発明の目的） 本発明の目的は、ホルダーがキャリヤに関して簡単な手法で位置決めされて、引
き続き固定される方法を提供することである。
【０００４】 （発明の構成） 本発明の方法によれば、この目的は、ホルダーが少なくとも１つのスロットを
もつと共に、キャリヤがキャリヤプレートと、少なくとも１つのバーとを備えて
おり、このバーの第１の端がキャリヤプレートに旋回可能に連結されており、前
記第１の端から遠い方の端が前記スロット内を摺動することができる素子に旋回
可能に連結されており、前記素子がキャリヤに関してホルダーを位置決めした後
ホルダーに連結されることによって達成される。
【０００５】 ホルダーをキャリヤと連結した後、ホルダーはバーに平行に延びる方向でキャ
リヤに関して固定される。
【０００６】 本発明方法の１実施例は、前記キャリヤはキャリヤプレートを横切るように延
びる平面内に位置する少なくとも６個のバーを備えると共に、少なくとも２つの
バーがキャリヤプレートを横切るように延びる第１の平面内でお互いに離れるよ
うに延びており、少なくとも２つのバーが第２平面と平行にかつ第１の平面を横
切るように位置する第３の平面内でお互いに離れるように延びており、前記ホル
ダーは前記素子に連結した後、六つの自由度でキャリヤに関して固定されること
を特徴とする。
【０００７】 第１の平面内に位置しかつお互いに離れるように横方向に延びるバーがキャリ
ヤプレートと平行に位置する方向にお互いに離れるように延びる。ホルダーをこ
れらのバーと連結することによって、キャリヤプレートと平行に延びるこの方向
におけるホルダーの変位は防止されることができる。同様に、キャリヤに関する
ホルダーの変位は、第２と第３の平面内に位置する４つのバーによって、第２と
第３の平面内でキャリヤプレートと平行な方向において防止されることができる
。ホルダーはキャリヤプレートを横切るように延びる６個のバーによってキャリ
ヤプレートを横切るように延びる方向にキャリヤに関して固定されることができ
る。更に、またホルダーは、キャリヤプレートを横切るように延びる６個のバー
によってキャリヤプレートに平行でかつそのプレートを横切るように延びる軸線
の回りに旋回しないよう阻止されることができる。キャリヤに関してホルダーを
位置決めする間、バーに連結された素子はスロットを通して摺動することができ
、そしてこれらの素子はバーとキャリヤプレートに関して旋回することができる
。ホルダーはかくして、キャリヤに関して六つの自由度で位置決めすることがで
きる。引き続き素子をホルダーと連結した後には、これらの六つの自由度の各々
におけるホルダーの変位は有効に抑制される。
【０００８】 本発明は、ホルダーがキャリヤに関して簡単な手法で位置決めされそしてその
後固定されることができるようになす装置にも関する。
【０００９】 本発明の装置では、この目的は、前記ホルダーは少なくとも１つのスロットを
もつと共に、前記キャリヤはキャリヤプレートと、少なくとも１つのバーとを備
え、前記バーの第１の端は、キャリヤプレートに旋回可能に連結されており、前
記第１の端から遠い方の端はスロット内を摺動可能の素子に旋回可能に連結され
ており、前記素子はホルダーに連結可能であることによって達成される。
【００１０】 前記バーは、バーと平行な方向の、キャリヤに関するホルダーの変位を阻止す
る。 本発明のこれらの及びその他の形態は以下の実施例についての詳細な説明から
明らかになるであろう。 図において一致する構成部品は同じ参照数字で示している。
【００１１】 （実施例の説明） 図１は本発明の装置１を示し、これはプリズム２と３つのホルダー３を含み、
これらのホルダーはプリズム２に関して位置決めされる。各ホルダー３は光変調
パネル４を収容している。該装置１は投射システムの一部分をなしており、この
システムでは、各光変調パネル４は異なった色の光によって照明され、そして異
なった光変調パネル４からくる光ビームはプリズム２によってお互いに結合され
る。プリズム２からくる光ビームの所望のイメージを得るために光変調パネル４
はお互いに関して精密に位置決めされなければならない。かかる位置決めは本発
明の位置決め装置５によって得られる。この位置決め装置はねじ６によってプリ
ズム２に連結されたキャリヤ７と、キャリヤ７と協働するホルダー３とを含む。
ホルダー３はホルダー３の周囲に沿って延びる６個のスロット８をもつ。２対の
スロット８は光変調パネル４の両側で座標系でＸで示される方向に延びている。
２つの他のスロット８はＹ方向に延びている。
【００１２】 キャリヤ７については図２を参照して更に説明する。キャリヤ７はキャリヤプ
レート９を含み、このプレートは光変調パネル４に対向して位置決めされるべき
開口部１０をその中心近くに備えている。キャリヤプレート９はその周囲に沿っ
てキャリヤプレート９をプリズム２にねじ６によって固定するための開口部１１
を備える。キャリヤプレート９は更に、２つのＭ形の素子１２を含み、これらの
素子は、キャリヤプレート９の長手方向の両側に沿ってＸとＺ方向に延びる平面
内に位置している。各素子１２は２つのプレート形のブリッジ部分１３をもち、
これらの部分はＺ方向にキャリヤプレート９を横切る方向に延びかつ、キャリヤ
プレート９から遠い側でＶ形素子１５に羽根状ヒンジ(blade-hinge)１４によっ
て連結されている。Ｖ形素子１５は羽根状ヒンジ１４から遠い側で羽根状ヒンジ
１６によってプレート形バー１７に連結されている。羽根状ヒンジ１６から遠い
側で、バー１７は羽根状ヒンジ１８によってブリッジ部分１９に連結されている
。ブリッジ部分１３、１９はキャリヤプレート９に堅固に連結されている。各ブ
リッジ部分１３は２つのブリッジ２０によってキャリヤプレート９に連結されて
いる。ブリッジ２０間に、各ブリッジ部分１３は支持素子２１を備える。前記支
持素子２１はＭ形素子１２から遠い方のキャリヤプレート９の側まで延びている
。
【００１３】 キャリヤプレート９は更に、キャリヤプレート９を横切る方向に延びるブリッ
ジ部分２２を備えており、そのブリッジ部分から、お互いに離れるように延びる
アンテナ２３が延びている。前記アンテナ２３はＹとＺ方向に延びる平面内に位
置している。各アンテナ２３は羽根状ヒンジ２４によってブリッジ部分２２に連
結されたバー２５と、羽根状ヒンジ２６によってバー２５に連結された素子２７
を含む。
【００１４】 プリズム２に関する光変調パネル４の位置決めを説明する前に、先ず各バー１
７、２５の作用を以下説明する。 バー１７、２５はそれに連結された素子１５、２７がＺ方向に変位するのを共
同して防止する。
【００１５】 各バー１７はそれに連結された素子１５がバー１７と平行に延びる方向に変位
するのを防止する。同じ仕方で各バー２５はそれに連結された素子２７がバー２
５と平行に延びる長手方向に変位するのを防止する。
【００１６】 力が素子１５にＹ方向に加えられた場合、素子１５は羽根状ヒンジ１４、１６
の回りに旋回するだろう。 同様に、力がＸ方向に素子２７に加えられた場合、素子２７は羽根状ヒンジ２
６の回りに旋回し、それと同時にバー２５は羽根状ヒンジ２４の回りに旋回する
だろう。
【００１７】 前述の如く、キャリヤプレート９は開口部１１に挿入されたねじ６によってプ
リズム２に連結される。支持素子２１がプリズム２のガラス上に直接支持される
のを防止するために、支持プレート（図示せず）がプリズム２とキャリヤプレー
ト９の間に設けることができる。プリズム２に加えられる力はその支持プレート
によってプリズム２上に一様に分布させられる。
【００１８】 キャリヤプレート９をプリズム２に固定した後、光変調パネル４を収容するホ
ルダー３はキャリヤ７に対向して位置決めされる。Ｘ方向に延びる４つのスロッ
ト８は素子１５に対向して位置決めされ、そしてＹ方向に延びる２つのスロット
８は素子２７に対向して位置決めされる。引き続き、ホルダー３はＺ方向で示さ
れる方向に変位させられ、その間素子１５、２７はスロット８を通して延びる。
引き続き、ホルダー３はキャリヤ７に関して位置決めされることができる。その
ために、外部マニピュレータ（図示せず）が使用される。ホルダー３はこの外部
マニピュレータによって六つの自由度で変位させられる。これらの六つの自由度
はＸ、Ｙ及びＺ方向の前述の変位と、Ｘ方向と平行に延びる軸線の回りの回転α
、Ｙ方向と平行に延びる軸線の回りの回転β、及びＺ方向と平行に延びる軸線の
回りの回転γである。これらの方向のうちの１つ又はそれ以上の方向にホルダー
３が変位する間に、スロット８は関連する素子１５、２７に関して動かされる。
そのときＹ方向とＸ方向の力がこれらの素子１５、２７に加えられ、その結果、
それに連結されたバー１７、２５は関連した羽根状ヒンジの回りに旋回するだろ
う。ホルダー３がプリズム２に関して所望の位置に持ってこられた後、素子１５
、２７は例えばＵＶ硬化性接着剤によってホルダー３に連結される。するとホル
ダー３はプリズム２に関してもはや変位することはできない。Ｚ方向の変位はバ
ー１７、２５によって防止される。更に、６個のバー１７、２５は回転α、回転
β、回転γを防止する。Ｘ方向の変位はバー１７によって防止され、同時にＹ方
向の変位はバー２５によって防止される。素子１５に連結されたブリッジ部分１
３は、キャリヤプレート９がブリッジ部分１９の近くで 素子１５にＺ方向に加
えられる比較的大きい力でＺ方向に変位するのを防止する。もしキャリヤプレー
ト９が比較的堅固であれば、ブリッジ部分１３は省略することができる。
【００１９】 Ｍ形素子とＶ形素子２３は押し抜き又はレーザ切断によってキャリヤプレート
９を形成するためのプレートから製作することができる。引き続き、Ｍ形素子１
２と、プレート部分２２はキャリヤプレート９に関して曲げられて、図２に示す
キャリヤ７を得るようにされる。
【００２０】 勿論、キャリヤに関してホルダー３を精密に位置決めすべきであるような他の
用途のために該調節機構５を使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の装置の立面斜視図である。
【図２】 図１に示す装置のキャリヤを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード ファン デル ラーン オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン ６ Ｆターム(参考） 2H088 EA14 EA15 EA18 FA16 FA17 FA30 HA13 HA28 MA20 2H089 HA40 JA10 QA16 TA12 TA18 UA05 2K103 BC01 CA25 CA26 CA29 CA32 CA34 CA37 5C060 GB02 GB04 HC09 JB06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 キャリヤに関してホルダーを位置決めする方法において、ホルダ
    ーが少なくとも１つのスロットをもつと共に、キャリヤがキャリヤプレートと、
    少なくとも１つのバーとを備えており、このバーの第１の端がキャリヤプレート
    に旋回可能に連結されており、前記第１の端から遠い方の端が前記スロット内を
    摺動することができる素子に旋回可能に連結されており、前記素子がキャリヤに
    関してホルダーを位置決めした後ホルダーに連結されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項２】 前記キャリヤはキャリヤプレートを横切るように延びる平面内に
    位置する少なくとも６個のバーを備えると共に、少なくとも２つのバーがキャリ
    ヤプレートを横切るように延びる第１の平面内でお互いに離れるように延びてお
    り、少なくとも２つのバーが第２平面と平行にかつ第１の平面を横切るように位
    置する第３の平面内でお互いに離れるように延びており、前記ホルダーは前記素
    子に連結した後、六つの自由度でキャリヤに関して固定されることを特徴とする
    請求項１に記載の方法。
  3. 【請求項３】 ホルダーとキャリヤを含む装置において、前記ホルダーは少なく
    とも１つのスロットをもつと共に、前記キャリヤはキャリヤプレートと、少なく
    とも１つのバーとを備え、前記バーの第１の端は、キャリヤプレートに旋回可能
    に連結されており、前記第１の端から遠い方の端はスロット内を摺動可能の素子
    に旋回可能に連結されており、前記素子はホルダーに連結可能であることを特徴
    とする装置。
  4. 【請求項４】 前記キャリヤがキャリヤプレートを横切る方向に延びる平面内に
    位置する少なくとも６個のバーを備えると共に、少なくとも２つのバーがキャリ
    ヤプレートを横切るように延びる第１の平面内でお互いに離れるように延びてお
    り、少なくとも２つのバーがキャリヤプレートを横切るように延びる第２の平面
    内でお互いに離れるように延びており、少なくとも２つのバーが第２の平面と平
    行にかつ第１の平面を横切るように位置する第３の平面内でお互いに離れるよう
    に延びており、前記ホルダーは前記素子への連結によって六つの自由度でキャリ
    ヤに関して固定されることを特徴とする請求項３に記載の装置。
  5. 【請求項５】 少なくとも１つの素子がブリッジ部分にバーから遠い側で旋回可
    能に連結されており、前記ブリッジ部分はキャリヤプレートを横切るように延び
    かつキャリヤプレートに堅固に連結されていることを特徴とする請求項３又は４
    に記載の装置。
  6. 【請求項６】 前記キャリヤは光学素子に連結されると共に、前記ホルダーは光
    変調パネルに連結されて、前記光学素子に関して位置決めされるようになされる
    ことを特徴とする請求項３から５の何れか1項に記載の装置。
  7. 【請求項７】 前記キャリヤプレートを横切るように延びる少なくとも１つのバ
    ーを支持する中間プレートが前記光学素子と前記キャリヤプレートの間に置かれ
    ることを特徴とする請求項６に記載の装置。
JP2001583057A 2000-04-21 2001-04-10 キャリヤに関してホルダーを位置決めする方法と装置 Pending JP2003532921A (ja)

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