JP2003530595A - 改善された剥離強度を有する自立性画像形成アセンブリー - Google Patents

改善された剥離強度を有する自立性画像形成アセンブリー

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JP2003530595A
JP2003530595A JP2001574543A JP2001574543A JP2003530595A JP 2003530595 A JP2003530595 A JP 2003530595A JP 2001574543 A JP2001574543 A JP 2001574543A JP 2001574543 A JP2001574543 A JP 2001574543A JP 2003530595 A JP2003530595 A JP 2003530595A
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イブラヒム ケイタンプ
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イーストマン コダック カンパニー
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    • Y10S430/155Nonresinous additive to promote interlayer adhesion in element

Abstract

(57)【要約】 第一の透明な重合体フィルム支持体、複数の感光性マイクロカプセルと現像材料及び接着促進剤を含む画像形成層、及び透明であっても不透明であっても良い第二の支持体を含む自立性光硬化性画像形成アセンブリー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、自立性画像形成アセンブリーに関し、特に、改善された剥離抵抗を
示す自立性画像形成アセンブリーに関する。 (発明の背景) 本発明は、米国特許第4,440,846号明細書及び第5,783,353
号明細書に開示の発明の改良であり、それらの明細書は、マイクロカプセルの層
が色素材料と光硬化性或いは光軟化性組成物及び現像剤を含み、マイクロカプセ
ルと同じか別々の層であっても良く、画像様に露光されて、マイクロカプセルが
破壊されて、色素材料と現像剤との異なる反応によって画像が形成される自立性
画像形成アセンブリーを開示する。米国特許第5,783,353号明細書は、
更に、特に自立性媒体を開示し、感光性マイクロカプセルと現像剤とが、その媒
体が故意に破壊されない限り使用者が画像を形成する化学品に決して触れる事の
無い様に、二つのプラスチックフィルムの間で密閉されている。画像形成特性に
悪影響を及ぼす事無しに剥離強度を増加させた画像形成アセンブリーを用意する
米国特許第5,783,353号明細書記載の複合媒体に類似の複合媒体を持つ
事が望ましい。
【0002】 (発明の開示) 本発明の自立性画像形成システムにおいては、画像形成層は、現像剤、光硬化
性マイクロカプセル及び接着促進剤を含む。画像形成層は、改善された剥離強度
を有する積層ユニットを形成する為に二つの支持体の間に密閉される。この密閉
フォーマットは、取扱い中の人間がマイクロカプセルの現像剤及び内容物に触れ
るのを防ぎ、その支持体の性質によって、フィルム速度と画像の安定性を改善す
る光硬化性材料中への酸素の浸透を防ぐ利点がある。ここで使用される「密閉」
と言う用語は、その密閉が破られると画像形成アセンブリーの破壊をもたらす非
暫定シールとして設計されるシールを意味する。本発明で使用される接着促進剤
は、全体に改善された剥離強度を有する画像形成システムを造る為に、複合画像
形成シートの層内及び層間の粘着及び接着を増加させる。剥離強度は、複合自立
性画像形成システムの強度の指標を与える。画像形成システムの剥離強度の増加
は、密閉システムを有する事の利益が損なわれない事を保証する。本発明の画像
形成システムは、従来のシステムと比較して優れた温度及び湿度性能を示す。
【0003】 本発明の画像形成アセンブリーにおいては、先に述べた第一の支持体は、透明
であり、第二の支持体は透明でも不透明でも良い。後者の場合は、画像は、透明
な支持体を通して見る事が出来る様に白色の背景に対して用意され、前者の場合
は、画像が透明に見れる様に、好ましくはオーバーヘッド又はスライドプロジェ
クターを使用して透明に見る事ができる様に透明性が用意される。本願明細書に
おいては、時に、第一の支持体は「前面」支持体と言われ、第二の支持体は「背
面」支持体とも言われる。 画像形成システムが支持体間において有効に密閉される事を保証する為に、支
持体間に下塗り層が用意され、下塗り層は、一方の支持体と画像形成層との間に
用意され、接着剤が、他方の支持体と画像形成層との間に用意される。光学的透
明さの為に、この下塗り層は、一般的に、第一の支持体と画像形成層との間に配
置される。然しながら、どちらの支持体が下塗り層を引き受け、どちらの支持体
が接着剤を引き受けるかは、支持体が湿潤画像形成層組成物で被覆されているか
、そして被覆されて乾燥された画像形成層で以って組立てられているかの機能に
よる。画像形成層組成物で被覆された支持体(これは一般的に前面支持体である
)は下塗り層と共に用意され、乾燥された画像形成層と共に組立てられた支持体
は接着剤を引き受ける。
【0004】 マイクロカプセルと現像剤の両方を含む画像形成層の使用は、画像が、それを
通して見れる前面の透明な支持体と直接接触して形成されるので望ましい。この
アセンブリーは、同じ側から露光されて見る事が出来、画像は白色背景に対して
見る事ができ(背面支持体が不透明である時は)、画像は支持体の下に直接置か
れ、支持体を通して最も強い場所で見る事ができるので、これは、例えば、マイ
クロカプセルの別々の層の上にくる現像剤層を用意するよりも良好な画像品質を
用意することが分かった。 本発明者は、従来システムにおいてマイクロカプセルと現像剤の両方を含む画
像形成層の粘着強度は、画像形成システムの任意の二つの隣接層の間の接着結合
強度よりも低い事を発見した。従って、この画像形成層は複合構造においては弱
い結合であり、画像形成システムが剥離力に遭遇した時に最初に分離し易い。画
像形成システムへ剥離力が掛ってもこの画像形成層は無傷で残ることが望ましい
。この方法では、マイクロカプセルと現像剤の成分は、この媒体を取扱う人間と
接触する事が少ない画像形成層中で隔離されて残る。本発明によれば、接着促進
剤は、画像形成層内の粘着を増加させ、画像形成システムの隣接層への画像形成
層の接着を増加させる為に添加される。画像形成システムの剥離強度の全体的な
増加はシステムの完全性が維持される事を保証する。又、本発明の密閉画像形成
システムの増大された完全性は、優れた温度及び湿度性能の形態での利益を用意
する。
【0005】 画像を記録する為に、画像形成材料は、LEDプリントヘッドで走査され、そ
のユニットに圧力を適用する事によって現像する事ができる。画像はユニットの
面上に現れる。この媒体は、米国特許第5,550,627号明細書に開示され
ているタイプのLED/現像剤ヘッドとの組合わせでLEDプリントヘッドを組
み込んだプリンターを使用してプリントできる。勿論、この媒体は、このタイプ
の感光性マイクロカプセルを使用する画像形成材料に関連するものとして当該技
術分野において知られている露光及び現像装置、例えば、レーザースキャン、L
CD、レーザー処理LCD、反射画像形成等の装置を使用して露光及び現像する
事ができる。その他、加圧ローラー現像の様な現像装置も使用する事ができる。 本発明の一つの実施態様によれば、自立性画像形成システムは、順番に、第一
の透明な支持体、下塗り層、光硬化性マイクロカプセルと現像材料を含む画像形
成組成物、接着剤層及び乳白剤を含んでも含まなくても良い第二の支持体を含む
【0006】 画像は、本発明においては、米国特許第4,440,846号明細書に開示さ
れている方法で形成される。このユニットを化学線に画像様露光する事によって
、マイクロカプセルは、米国特許第4,440,846号明細書で教示されてい
る様に露光領域で別々に硬化される。露光されたユニットは、マイクロカプセル
を破裂させる為に加圧される。 マイクロカプセルの露光及び破裂後の自立性画像形成システム、即ち破裂した
マイクロカプセルは発色剤を放出し、そこで現像材料がその発色剤と反応して画
像を形成する。形成された画像は、白色顔料を含む事のできる支持体に対して透
明な支持体を通して見ることができる。一般に、マイクロカプセルは、米国特許
第4,772,541号明細書で教示される様に、赤色、緑色及び青色光にそれ
ぞれに感応性で、シアン、マゼンタ及びイエロー色形成剤を含むマイクロカプセ
ルの三つのセットから成る。又、本発明においては、米国特許第4,912,0
11号明細書、第5,091,280号明細書及び第5,118,590号明細
書及びFuji Photo Film Co.に付与されたその他の特許に開示されている様な銀
ベースの光硬化性マイクロカプセル化システムも有用である。好ましくは、上述
のモジュール化されたLEDプリントヘッドを使用する直接デジタル伝送画像形
成方法が使用される。
【0007】 画像形成層は、一般的に、約20〜80%(乾燥質量)の現像剤、約80〜2
0%(乾燥質量)のマイクロカプセル、約0〜20%のバインダー及び約0.0
1〜10%、好ましくは、0.5〜5%の接着促進剤を含む。この層は、一般的
に、約8〜20g/m2の乾燥被覆質量で適用される。その様な被覆組成の例は
、以下の実施例において例示される。利用されても良いバインダー材料としては
、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド及びアクリルラテックスが挙げら
れる。 自立性光硬化性画像形成アセンブリーにおいては、画像がそれを通して見れる
第一の透明な支持体は、任意の透明な重合体フィルムで造る事ができる。フィル
ムは、画像を見る時に良好な写真の品質を与える物が選ばれる。好ましくは、フ
ィルムは黄色化に抵抗性のあるものが使用される。第一の支持体は、一般的に、
透明なポリエチレンテレフタレート(PET)支持体である。
【0008】 第二の支持体は、好ましくは、乳白剤を含むポリエチレンテレフタレート(P
ET)、紙、又はフィルム(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等)
で裏打ちされた紙の様な不透明支持体である。最も好ましい不透明支持体は、明
るい白色不透明支持体を与える、約10%の二酸化チタンを含むポリエチレンテ
レフタレート支持体である。この支持体は、Melinexと言う製品名でICI,L
td.から市販されている。一般的に、前面及び背面PET支持体のそれぞれは
、0.05mm〜0.10mm(約2〜4ミル)の厚さを有する。 一般に、不透明支持体は市販されている。有用なその他の幾つかの製品として
は、段ボール、ポリエチレン、ポリエチレン被覆した紙等が挙げられる。不透明
なフィルムは、単一層、フィルム又は被覆された紙におけるポリマーと顔料の複
合体又は混合物である。或いは、乳白剤は、PETの様なポリマーフィルムを下
にした或いは上にした別々の層中に用意することができる。これらの材料中に使
用される乳白剤は、白色の不透明な背景を示す不活性な光反射材料である。乳白
剤として有用な材料としては、不活性な光散乱白色顔料、例えば、二酸化チタン
、炭酸マグネシウム又は硫酸バリウムが挙げられる。好ましい実施態様では、乳
白剤は二酸化チタンである。
【0009】 好ましい実施態様では、不透明な第二の支持体は、自立性画像形成シートが透
明な支持体を通して放射線に露光される時に、不透明支持体が、露光工程中の画
像形成シートの後ろに積み重ねられても良い他の画像形成シートへ浸透する放射
線を防ぐのに有効である様に十分に不透明である。然しながら、ユニットが積み
重ねフォーマットで露光されない場合は、支持体の不透明性は、その支持体が所
望の背景を与える限りにおいて臨界的ではない。両方の支持体が透明である時は
、それらが積み重ねフォーマットで露光される場合は、それぞれの自立性画像形
成アセンブリーは、画像形成シートから容易に分離される不透明シート又は裏打
ちの様な不透明部材によって互いに分離されねばならない。 別の実施態様においては、本発明の画像形成層は、米国特許第6,037,0
94号明細書に準拠して、両面画像形成材料の構成において使用される。両面画
像形成材料は、一対の透明な支持体、不透明な支持体及びそれぞれの透明な支持
体と不透明の支持体の間に配置される画像形成層を含む。本発明の画像形成層に
よって与えられる利益は、両面画像形成材料において特に有用である。複合被膜
の接着並びに粘着特性は、画像形成アセンブリーの構成に含まれる追加の層の為
に一層重要であると考えられる。
【0010】 本発明で有用な接着促進剤は、写真特性に悪影響を及ぼす事無しに、画像形成
システム中の画像形成層の粘着強度と、画像形成層の他の層への接着を改善する
材料である。本発明の接着促進剤として使用できる化合物としては、ビス−ベン
ゾオキサゾール、フェニルクマリン、ビス−(スチリル)ビフェニル及びジアミ
ノスチルベンジスルホン酸のトリアジニル誘導体が挙げられる。 接着促進剤のビス−ベンゾオキサゾールは一般式(I)を有する。
【0011】
【化1】 フェニルクマリンは一般式(II)を有する。
【0012】
【化2】 これらのフェニルクマリンとしては、トリアジン−フェニルクマリン、ベンゾ
トリアゾール−フェニルクマリン及びナフトトリアゾール−フェニルクマリンが
挙げられる。 接着促進剤のビス−(スチリル)ビフェニルタイプは、一般式(III)を有
する。
【0013】
【化3】 ジアミノスチルベンジスルホン酸のトリアジニル誘導体は、一般式(IV)を
有する。
【0014】
【化4】 ここで、それぞれのRは、独立に、アルキル、アルコキシ、フェニル、カルボ
キシル、スルホニル、燐酸基等を表す。これらの化合物は、その他の望ましい性
質の為に殆どの有機官能基で適当に変性することができる。 又、これらの化合物は、UV吸収剤として有用であり、一般的に、黄色化を防
ぐ為に現像剤層中に導入されている。驚くべき事に、本発明者は、これらの化合
物が、密閉画像形成システムに含まれる単一の自立性画像形成層の粘着と接着性
を改善する事を発見した。これらの接着促進剤の有効性は、異なるクラスの相乗
的組合わせによって高めることができる。 本発明の接着促進剤として有用な市販化合物の代表的な例としては、Blankoph
or(BAYER)、Fluolite(ICI)、Hostalux(HOECHST)、Leuckopur、Tinopal、Uvitex(
CIBA)及びwhitefluor (SUMITOMO CHEM., Jpn)が挙げられる。
【0015】 様々なポリマーが、第一の透明な支持体と画像形成層の間の下塗り層として適
用できる。下塗り層は、約0.4〜4g/m2の被覆質量(乾燥質量)で適用さ
れる。有用なポリマーとしては、ポリエチレンオキシド、特に、AQUAZOL、及び
マイクロカプセルに結合する事のできるヒドロキシ含有ポリマー、例えば、部分
的に加水分解されたポリエステル及び芳香族酸と脂肪族又は環状脂肪族アルコー
ルのスルホン化ポリエステル及びそれらの塩、例えば、Eastman Chemicalから市
販されているAQポリマー、例えば、AQ38及びAQ55が挙げられる。 本発明の接着剤層で有用な接着材料は、高い初期接着と、ポリエステルの様な
プラスチック基体への接着を一般的に用意しなければならない。本発明で有用な
接着剤の一つは、水性ベースの接着剤、例えば、Ashland Chemical Co.から市販
されているAerosett2177又はAerosett2550;H.B. Fullerから市販されているPD0
681、AP6903及びW3320、又は溶剤ベースの接着剤、例えば、Ashland Chemical C
o.から市販されているPS508又はアクリル溶剤ベースの感圧接着剤、例えば、3M
Corp.の300接着剤である。接着剤は別々に或いは組合わせて使用されてもよ
い。好ましくは、接着剤は透明或いは半透明であり、最も好ましくは、アセンブ
リーを、画像様露光とマイクロカプセルを破裂させるのに必要な放射線と加圧に
掛けた後でも透明さを残す透明な水性ベースの接着剤である。接着剤の量は接着
剤及び支持体の性質によって変化する。接着剤は一般的に約0.5〜20g/m2 の量で適用される。
【0016】 自立性アセンブリーの周辺縁は、重合材料、例えばポリエチレンテレフタレー
トをシールするのに使用される通常の方法を使用して結合できる。例えば、フィ
ルムは接着剤を使用してシールする事も出来るし、或いは、一緒にヒートシール
しても良いし、又は、その他の方法でシールする事も出来る。好ましくは、PE
Tは、ヒートナイフの様なヒートシール法を使用してシールされる。このシール
は周辺での場合を述べているが、シールは、例えば、周辺の距離によって、シー
ルが画像形成化学品と使用者との間に挿入される事を条件として、周辺からの差
込みであることも出来る。 本発明の一実施態様によれば、マイクロカプセルが、赤色、緑色及び青色光に
対してそれぞれに感応性であるシアン、マゼンタ及びイエロー色形成体をそれぞ
れに含む三つのセット中に存在する全色画像形成システムが用意される。然しな
がら、デジタル画像形成システムは可視光の使用を必要としないので、感度はU
V及びIRにまで延長する事が出来る。最適な色調の為には、可視感応性マイク
ロカプセルは、約450nm、540nm及び650nmで感応性(λmax)
である。その様なシステムは、直接の伝送又は反射画像形成においては可視光源
で有用である。その様な材料は、密着印画、カラー写真スライドの投影印画を造
るのに、或いは、デジタル印刷において有用である。又それらは、適当な波長の
レーザー又はペンシル光源を使用する電子画像形成において有用である。
【0017】 マイクロカプセルの少なくとも一つのセット、出来れば三つ全てのセットにお
ける光硬化性組成物は、米国特許第4,772,541号明細書に記載されてい
るカチオン染料−ボレート複合体によって感応性にする事ができる。カチオン染
料−ボレート複合体は400nmより大きい波長で吸収するので、それらは発色
し、非画像領域におけるマイクロカプセル中に存在する未露光染料複合体は、最
終画像の背景領域において望ましくない発色の原因をなす。一般的に、マイクロ
カプセルの混合物は緑色であり、背景領域に緑色の色合いを与える。背景及び現
像された画像における望ましくない発色を防止し、或いは減少させる為の手段と
しては、使用される光開始剤の量を減らし、以下の実施例において示される様に
、シアン、マゼンタ及びイエローマイクロカプセルの相対量を調整する事が挙げ
られる。この場合、米国特許第5,783,353号明細書において詳細に述べ
られている様な、必要とされるかも知れない染料−ボレートの量を減少させる為
に、感光性組成物中にジスルフィド化合物を含ませる事が望ましい。
【0018】 本発明の光硬化性組成物は、コアセルベーションを含む感圧複写紙、界面重合
、油中での一種以上のモノマーの重合及び様々な溶融、分散及び冷却方法の領域
において公知の方法を使用して、様々な壁形成体にカプセル化する事ができる。
最大の感応性を達成する為には、使用されるカプセル化方法が、内部の相粘度の
変化によって別々に破裂することのできる高品質のカプセルを与える事が重要で
ある。染料−ボレートは酸感応性となる傾向があるので、高いpH(例えば、約
6より大きい)で行われるカプセル化方法が好ましい。 メラミン−ホルムアルデヒドカプセルが特に有用である。本発明においては、
マイクロカプセルの調製において予備壁を用意する事が望ましい。特に好ましい
カプセル化については、ペクチン及び系変性剤としてスルホン化ポリスチレンを
使用する米国特許第4,962,010号明細書を参照されたい。予備壁の形成
は公知であるが、多量のポリイソシアネート前駆体の使用が望ましい。カプセル
の寸法は、光の減衰を最少にする寸法が選択されるべきである。本発明で使用さ
れるカプセルの平均直径は、一般的に、凡そ1〜25ミクロンの範囲である。一
般に、画像解像度はカプセル寸法が減少するにつれて改善する。然しながら、技
術的には、カプセルは、1ミクロン以上から人間の目に見える所までの寸法の範
囲とする事ができる。
【0019】 感圧複写紙技術で普通に使用されるものと同じものを含む現像材料及びコーテ
ィング組成物は本発明でも有用である。実例としては、酸粘土、活性粘土、アタ
パルガイト等の粘土物質;タンニン酸、没食子酸、没食子酸プロピル等の有機酸
;フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、フェノール−アセチレン縮合樹脂、少な
くとも一個のヒドロキシ基を有する有機カルボン酸とホルムアルデヒドの縮合体
等の有機ポリマー;サリチル酸亜鉛、サリチル酸錫、2−ヒドロキシナフトエ酸
亜鉛、3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸亜鉛、3,5−ジ−(a−メチルベン
ジル)サリチル酸亜鉛の様な芳香族カルボン酸の金属塩又はその誘導体、米国特
許第3,732,120号明細書に記載の亜鉛変性油溶性フェノール−ホルムア
ルデヒド樹脂の様な油溶性金属塩又はフェノール−ホルムアルデヒドノボラック
樹脂(例えば、米国特許第3,672,935号明細書及び第3,732,12
0号明細書参照)、炭酸亜鉛等及びその混合物が挙げられる。好ましい現像材料
は、室温現像のできるサリチル酸亜鉛、特に、サリチル酸亜鉛とフェノール−ホ
ルムアルデヒド樹脂の混合物である。サリチル酸亜鉛又はサリチル酸亜鉛誘導体
とフェノール−アルデヒド樹脂との混合物、特に、Schenectady Chemical Co.の
フェノール樹脂であるHRJ11177が25%で、サリチル酸亜鉛が75%の
混合物を使用するのが好ましい。現像材料の粒径は高品質画像を得る為に重要で
ある。現像剤粒子は、約0.2〜3ミクロンの範囲、好ましくは約0.5〜1.
5ミクロンの範囲で在るべきである。
【0020】 好ましい現像材料は、マイクロカプセルスラリー溶液との優れた相溶性を有す
るものである。サリチル酸亜鉛及び幾つかのフェノール樹脂調製品を含めた多く
の材料は、MFマイクロカプセル調製品との相溶性に乏しく、マイクロカプセル
の調製において、及び現像剤において使用される乳化剤中での非相溶性によるも
のと考えられる凝集をもたらす。この問題は、それ自身、溶液粘度の増加とか、
マイクロカプセル壁の不安定性(又は両方)で明らかになる。マイクロカプセル
は、壁の完全な破壊或いは崩壊によって完全に破裂した状態になるかも知れない
。この問題は、現像剤溶液中の水溶性酸塩の存在に起因するものと考えられる。
酸塩を水不溶性にする為に変性する事によって、現像材料はMFマイクロカプセ
ルと相溶性に成る。MFマイクロカプセルとの良好な安定性を有する好ましい現
像剤の例としては、Schenectady Internationalから市販されているHRJ−4
250及びHRJ−4542が挙げられる。
【0021】 ポリエチレンオキシド、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリアクリルアミ
ド、アクリルラテックス、ネオプレンエマルジョン、ポリスチレンエマルジョン
及びニトリルエマルジョン等の適当なバインダーは、コーティング組成物を調製
する為に、現像剤及びマイクロカプセルと、一般的に、約1〜8質量%の量で混
合されても良い。 適当な分散剤の使用は、本発明の接着促進剤の接着機能を高める事ができる。
この相乗効果は、特に、分散剤がフェニルクマリン接着促進剤と一緒に使用され
る時に明らかである。本発明で分散剤として使用できる材料としては、部分的に
及び完全に加水分解されたポリビニルアルコール、ポリアクリル酸及びそのナト
リウム塩、ポリアクリレート、及び縮合アリールスルホン酸の金属塩が挙げられ
る。本発明で有用な市販の分散剤の代表例としては、Rohm&Haas社から市販され
ているRhoplex、Acumer及びTamol、BASF社から市販されているAcronal及びJohns
on Wax社から市販されているJoncrylが挙げられる。
【0022】 本発明の画像形成系における分散剤濃度は、最終製品において如何なる性質が
望まれるかを基準に、経済的且つ実用的な観点によって決められる上限を以って
、広範囲にわたって変動させる事が出来る。その上限は、現像剤樹脂の約10質
量%、更に好ましくは8質量%、最も好ましくは約5質量%である事が好ましい
。好ましい下限は約0.5質量%である。更に好ましい下限は、現像剤樹脂の全
質量当り約1.0質量%であり、最も好ましい下限は約1.5質量%である。本
発明の分散剤は光学的添加剤であり、単独で、或いはその他の分散剤と組合わせ
て使用できる。 充填剤は、更に被覆層の粘着強度を改善する為に本発明の画像形成層中に混入
されても良く、それによって、PET基体内のこの層の全体の結合能力が著しく
増加する。その様な添加剤としては、カルシウム、アルミニウム、バリウム、シ
リコン、マグネシウム、ナトリウムの酸化物、カーボネート及びスルフェート及
び前記酸化物、カーボネート及びスルフェートの混合物、例えば、トリカルシウ
ムアルミネートヘキサハイドレート、ナトリウムアルミノシリケート、アルミニ
ウムシリケート、カルシウムシリケート、バリウムスルフェート(バライト)、
粘土、タルク、マイカ及びそれらの混合物が挙げられる。
【0023】 本発明において有用な市販の充填剤としては、Diafil 590(CR Minerals)、Ult
rex 95(Engelhard)、Opti-white(Burgess Inc.)、CaCO3(OMYA, Inc.)、疎水性及
び親水性無定形シリカ(Wacker)、Zeolex及びHysafe 310(Huber Corp.)が挙げら
れる。 本発明を実施するに際して有用なマイクロカプセルは、以下に例示される様な
光硬化性層を形成する為に調製されブレンドされる。本発明によれば、マイクロ
カプセル中の光開始剤の量は減少され、シアン対マゼンタ及びイエローカプセル
との比は、背景の白色度を落さない様に最少の色合いの層を用意する為に調整さ
れた。
【0024】 本発明は、以下の非限定的実施例によって更に詳細に例示される。 モデル実験室カプセル調製 1.200mlのステンレススチール製ビーカーの中に、110gの水と4.
6gの乾燥ポリビニルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩(VERSA)を秤量し
て入れる。 2.ビーカーを、オーバーヘッドミキサーの下のホットプレート上に置いて固
定する。 3.徹底的に混合した後、4.0gのペクチン(ポリガラクツロン酸メチルエ
ステル)をこのビーカーの中にゆっくりと篩い分けして入れる。この混合物を、
二時間、室温で攪拌する(800〜1200rpm)。 4.2%水酸化ナトリウムでpHを6.0に調整する。 5.ミキサーを3000rpmまで上げ、内部相を10〜15秒間で添加する
。乳化は10分間続けられる。マゼンタ及びイエロー前駆体相は25℃〜30℃
で乳化され、シアン相は45℃〜50℃(オイル)で、及び25℃〜30℃(水
)で乳化される。 6.乳化の開始に当って、加熱が乳化中持続する様にホットプレートを上昇さ
せる。 7.20分後、混合速度を2000rpmに減速し、メラミン−ホルムアルデ
ヒドプレポリマーの溶液をゆっくりと添加する。このプレポリマーは、6.5g
のホルムアルデヒド溶液(37%)を44gの水に3.9gのメラミンを懸濁し
た懸濁液に添加して調製される。室温で1時間攪拌後、5%炭酸ナトリウムでp
Hを8.5に調整し、次いで、溶液が透明に成るまで(30分)62℃に加熱す
る。 8.5%燐酸を使用してpHを6.0に調整する。次いで、ビーカーをフォイ
ルでカバーし、水浴に置き、調製温度を75℃とする。75℃に達した時、カプ
セル壁が形成される二時間の硬化時間の間この温度を維持する為にホットプレー
トを調整する。 9.硬化後、混合速度を1800rpmまで減速し、ホルムアルデヒド捕捉溶
液(7.7gの尿素と7.0gの水)を添加し、この溶液を更に40分硬化させ
る。 10.40分経った後、ミキサー回転数を1100まで下げ、20%NaOH
を使用してpHを9.5に調整し、次いで、室温で一晩500rpmで攪拌する
【0025】 以下に示される三つの内部相組成物を使用して全色画像形成シートにおいて使
用する為に、マイクロカプセルの三つのバッチを上述の様に調製した。 イエローカプセル内部相(420nm) TMPTA 163.6g 光開始剤 0.80g 2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT) 0.55g 2,6−ジイソプロピルジメチルアニリン(DIDMA) 0.82g CP269 16.0g (Hilton Davis社のイエロー染料前駆体) Desmodur N-100 13.09g (Bayer Biuret, Polyisocyanate Resins)
【0026】 マゼンタカプセル内部相(550nm) TMPTA 147.3g DPHPA 16.3g 光開始剤 0.47g 2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT) 0.55g 2,6−ジイソプロピルジメチルアニリン 1.09g CP164 25.3g (Hilton Davis社のマゼンタ色前駆体) Desmodur N-100 13.09g (Bayer Biuret, Polyisocyanate Resins)
【0027】 シアンカプセル内部相(650nm) TMPTA 114.50g DPHPA 49.10g 光開始剤 0.85g 2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT) 0.55g 2,6−ジイソプロピルジメチルアニリン 1.09g CP270 16.0g (Hilton Davis社のマゼンタ色前駆体) Desmodur N-100 13.09g (Bayer Biuret, Polyisocyanate Resins) 上述の様に調製されたマイクロカプセルは、異なる割合比で混合してサイカラ
ーコーティング組成物(Cycolor Coating Composition)を調製することができる
。この比は所望の写真特性を得る為に変動させる事ができる。
【0028】 一般的なコーティング組成物は、異なる乾燥被覆質量でPET支持体(Meline
x)上に被覆することができる。 一般的なサイリス(Cylith)組成物は、 シアンカプセル 38% マゼンタカプセル 32% イエローカプセル 30% である。 異なる水性コーティング組成物が配合され、17g/m2の乾燥被覆質量で被
覆された。これらは、従来のコーティング組成物を超える様々な剥離強度の改善
を有していた。
【0029】 実施例1(標準) サイリス 29% フェノール樹脂(Schenectady Chemical Co.) 68% ポリビニルアルコール 1.5% (Air Products Co.のairvol grade 205) Sequrez 755(架橋剤) 1.5%
【0030】 実施例2 サイリス 29% フェノール樹脂(Schenectady Chemical Co.) 67% ポリビニルアルコール 1.5% (Air Products Co.のairvol grade 205) Sequrez 755(バインダー) 1.5% Tinopal 0.77% (トリアゾール−フェニルクマリン(構造II))
【0031】 実施例3 サイリス 29% フェノール樹脂(Schenectady Chemical Co.) 67% ポリビニルアルコール 1.5% (Air Products Co.のairvol grade 205) Sequrez 755(バインダー) 1.5% Uvitex 0.77% (ビス−ベンゾオキサゾール(構造I)、ビス−スチリルビフェニル(構造
III))
【0032】 実施例4 サイリス 29% フェノール樹脂(Schenectady Chemical Co.) 41% ポリビニルアルコール 1.5% (Air Products Co.のairvol grade 205) Sequrez 755(バインダー) 1.5% Tamol 850 1.0% 充填剤(CaCO3) 26%
【0033】 実施例5 サイリス 29% フェノール樹脂(Schenectady Chemical Co.) 40% ポリビニルアルコール 1.5% (Air Products Co.のairvol grade 205) Sequrez 755(バインダー) 1.5% Tinopal 1.5% (トリアゾール−フェニルクマリン(構造II)) Tamol 850 1.0% 充填剤(CaCO3) 25%
【0034】 実施例6 サイリス 29% フェノール樹脂(Schenectady Chemical Co.) 40% ポリビニルアルコール 1.5% (Air Products Co.のairvol grade 205) Sequrez 755(バインダー) 1.5% Uvitex 1.5% (ビス−ベンゾオキサゾール(構造I)、ビス−スチリルビフェニル(構造
III)) Tamol 850 1.0% 充填剤(CaCO3) 25%
【0035】 実施例7 サイリス 29% フェノール樹脂(Schenectady Chemical Co.) 40% ポリビニルアルコール 1.5% (Air Products Co.のairvol grade 205) Sequrez 755(バインダー) 1.5% Tinopal 1.5% (トリアゾール−フェニルクマリン(構造II)) Tamol 850 1.0% 充填剤(Optiwhite) 25%
【0036】 実施例8 サイリス 29% フェノール樹脂(Schenectady Chemical Co.) 40% ポリビニルアルコール 1.5% (Air Products Co.のairvol grade 205) Sequrez 755(バインダー) 1.5% Tinopal 1.5% (トリアゾール−フェニルクマリン(構造II)) Tamol 850 1.0% 充填剤(Diafill) 25%
【0037】 本発明の目的の為に、剥離強度は以下の手順で決定された。 1.剥離強度試験装置(インストロン)を準備し目盛りを定める。 2.画像形成アセンブリーサンプルを少なくとも2時間漂白する。 3.幅3インチの両面テープ(例えば、3M−404)の接着面を開く。 4.サンプルを、開いたテープの上に被覆された側(裏打ち側)を下にして
置く。 5.サンプルの端で余分のテープを取り除き、サンプルを3インチ幅で切断
する。 6.サンプル(画像形成アセンブリーと両面テープ)を、熱を加えずにラミ
ネーターに通す。 7.両面テープの裏打ちを取除く。 8.2Kgロールを使用して、サンプルをドラムにしっかりと取り付けて、
全ての切れ目と連行された空気を取除く。 9.サンプルの前縁を、両面テープリーダーの前縁と一直線に並べ、2Kg
ロールを使用してしっかりと合わせる。 10.リーダーの自由端を90°の角度で曲げる。この屈曲は、サンプルの損
傷を避ける為にサンプルの端の右で行う。 11.リーダーの自由端を剥離試験装置のあごで締め付け、クロスヘッドを、
200mm/分の一定速度でドラムから離れる方向に移動させる。 12.静的及び動的剥離データ値を測定し記録する。
【0038】 以下の表は、上記サンプルにおいてセットされたコーティング組成物を使用し
て調製されたサンプルの、インストロン機械を使用した動的剥離値のグラム質量
(gf)を示す。本発明の画像形成アセンブリーに接着促進剤を導入する事によ
って、標準の配合(実施例1)に比較して顕著な改善が認められた。
【0039】
【表1】 表1
【0040】 本発明の詳細な記述とその好ましい実施態様の参照によって、以下の特許請求
の範囲において定義される本発明の範囲から逸脱する事無しに、変更及び変化が
可能であることは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自立性光硬化性画像形成アセンブリーであって、第一の透明な重
    合体フィルム支持体、複数の感光性マイクロカプセルと現像材料及び接着促進剤
    を含む画像形成層、及び透明であっても不透明であっても良い第二の支持体を含
    む事を特徴とするアセンブリー。
  2. 【請求項2】 前記接着促進剤が、ビス−ベンゾオキサゾール、フェニルクマリ
    ン、ビス−(スチリル)ビフェニル及びジアミノスチルベンジスルホン酸のトリ
    アジニル誘導体並びにそれらの混合物から成る群から選ばれる、請求項1に記載
    のアセンブリー。
  3. 【請求項3】 前記フェニルクマリンが、トリアジン−フェニルクマリン、ベン
    ゾトリアゾール−フェニルクマリン、ナフトトリアゾール−フェニルクマリン及
    びそれらの混合物から成る群から選ばれるフェニルクマリンである、請求項2に
    記載のアセンブリー。
  4. 【請求項4】 前記画像形成層が、更に、ポリビニルアルコール、ポリアクリル
    酸及びその塩、ポリアクリレート及び縮合アリールスルホン酸の金属塩並びにそ
    れらの組合わせから成る群から選ばれる分散剤を含む、請求項1に記載のアセン
    ブリー。
  5. 【請求項5】 前記マイクロカプセルが、シアン色前駆体を含むマイクロカプセ
    ルの第一のセット、マゼンタ色前駆体を含むマイクロカプセルの第二のセット、
    及びイエロー色前駆体を含むマイクロカプセルの第三のセットを含み、前記マイ
    クロカプセルのそれぞれが、更に、光硬化性組成物を含む事によって全色画像を
    得る事ができる、請求項1に記載のアセンブリー。
  6. 【請求項6】 前記マイクロカプセルの第一のセットが赤色光に感応性であり、
    前記マイクロカプセルの第二のセットが青色光に感応性であり、前記マイクロカ
    プセルの第三のセットが緑色光に感応性である、請求項3に記載のアセンブリー
  7. 【請求項7】 前記アセンブリーが密閉されていて、アセンブリーの使用者がア
    センブリーを破壊する事なしにはアセンブリーの内容物に触れる事ができない、
    請求項1に記載のアセンブリー。
  8. 【請求項8】 前記第一の透明な支持体が内側表面を含み、前記第一の支持体の
    内側表面上に下塗り層が用意され、マイクロカプセルと現像剤の前記画像形成層
    が前記下塗り層の上に用意され、前記第二の支持体が内側表面を含み、接着剤層
    が前記第二の支持体の内側表面の上に用意され、前記画像形成層が、前記接着剤
    層によって前記第二の支持体に結合されている、請求項1に記載のアセンブリー
  9. 【請求項9】 前記マイクロカプセルの第一、第二及び第三のセットが可視、紫
    外又は赤外放射線に感応性である、請求項3に記載のアセンブリー。
  10. 【請求項10】 前記第二の支持体が白色顔料を含むプラスチックフィルムであ
    る、請求項1に記載のアセンブリー。
  11. 【請求項11】 前記画像形成層が、更に、充填材を含む、請求項1に記載のア
    センブリー。
  12. 【請求項12】 前記充填材が、炭酸カルシウム、粘土、タルク、マイカ及びそ
    れらの混合物から成る群から選ばれる、請求項11に記載のアセンブリー。
  13. 【請求項13】 前記画像形成層が、更に、分散剤を含む、請求項11に記載の
    アセンブリー。
  14. 【請求項14】 前記接着促進剤がトリアゾール−フェニルクマリンであり、前
    記充填材が炭酸カルシウムであり、前記分散剤がポリアクリレートである、請求
    項13に記載のアセンブリー。
  15. 【請求項15】 前記画像形成アセンブリーが、接着促進剤無しの標準画像形成
    アセンブリーの少なくとも二倍の動的剥離強度を有する、請求項1に記載のアセ
    ンブリー。
  16. 【請求項16】 前記画像形成アセンブリーが、少なくとも200gfの動的剥
    離強度を有する、請求項1に記載のアセンブリー。
  17. 【請求項17】 自立性光硬化性画像形成アセンブリーであって、第一及び第二
    の透明な重合体フィルム支持体、不透明支持体、及び前記不透明支持体のそれぞ
    れの側の上の前記第一及び第二の透明な支持体の間に配置された画像形成層を含
    み、前記画像形成層のそれぞれが色素材料と現像材料を含む複数の感光性マイク
    ロカプセルを含み、前記画像形成層の少なくとも一つが接着促進剤を含み、前記
    画像形成ユニットのそれぞれを化学線に画像様に露光し、そして該画像形成アセ
    ンブリーを加圧する事によって、前記不透明支持体のそれぞれの側の上の画像形
    成層に画像が形成される事を特徴とするアセンブリー。
  18. 【請求項18】 前記接着促進剤が、ビス−ベンゾオキサゾール、フェニルクマ
    リン、ビス−(スチリル)ビフェニル及びジアミノスチルベンジスルホン酸のト
    リアジニル誘導体並びにそれらの混合物から成る群から選ばれる、請求項17に
    記載のアセンブリー。
  19. 【請求項19】 前記アセンブリーが密閉されていて、アセンブリーの使用者が
    アセンブリーを破壊する事なしにはアセンブリーの内容物に触れる事ができない
    、請求項17に記載のアセンブリー。
  20. 【請求項20】 前記画像形成層の少なくとも一つが、更に、充填材と分散剤を
    含む、請求項17に記載のアセンブリー。
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