JP2003528814A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2003528814A5
JP2003528814A5 JP2001528205A JP2001528205A JP2003528814A5 JP 2003528814 A5 JP2003528814 A5 JP 2003528814A5 JP 2001528205 A JP2001528205 A JP 2001528205A JP 2001528205 A JP2001528205 A JP 2001528205A JP 2003528814 A5 JP2003528814 A5 JP 2003528814A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
xaa
alanine
peptide
hydroxymethylserine
valine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001528205A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5349722B2 (ja
JP2003528814A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2000/026952 external-priority patent/WO2001025265A1/en
Publication of JP2003528814A publication Critical patent/JP2003528814A/ja
Publication of JP2003528814A5 publication Critical patent/JP2003528814A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5349722B2 publication Critical patent/JP5349722B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【特許請求の範囲】
【請求項1】 金属イオンが結合していない以下の式を有する有効量のペプチドまたは生理学的に許容されるその塩の、同ペプチドまたは同生理学的に許容されるその塩を必要とする動物において活性酸素種(ROS)が与える損傷を減少させる医薬の製造における使用方法。
−P
(式中、

Xaa Xaa His または
Xaa Xaa His Xaaであり;
は(Xaaであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、リジン、アルギニン、オルニチン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミンまたはトリプトファンであり;
Xaaは任意のアミノ酸であり;
nは0〜10である)
【請求項2】動物の虚血組織または器官を再潅流する必要性のために、前記動物は前記ペプチドまたは前記生理学的に許容されるその塩を必要とする請求項1に記載の使用方法。
【請求項3】動物は脳血管虚血に罹患しており、虚血組織は動物の脳に位置する請求項に記載の使用方法。
【請求項4】動物は心血管虚血に罹患しており、虚血組織は動物の心臓に位置する請求項に記載の使用方法。
【請求項5】ペプチドが再潅流の前か、再潅流と同時か、再潅流の後か、またはそれ
らを組み合わせた時に投与される請求項に記載の使用方法。
【請求項6】 金属イオンが結合していない以下の式を有する有効量のペプチドまたは生理学的に許容されるその塩の、同ペプチドまたは同生理学的に許容されるその塩を必要とする動物において金属イオン濃度を減少させる医薬の製造における使用方法。
−P
(式中、

Xaa Xaa His または
Xaa Xaa His Xaaであり;
は(Xaaであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、リジン、アルギニン、オルニチン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミンまたはトリプトファンであり;
Xaaは任意のアミノ酸であり;
nは0〜10である)
【請求項7】 傷のために前記動物は前記ペプチドまたは前記生理学的に許容されるその塩を必要とする請求項1または6に記載の使用方法。

【請求項8】前記動物が神経変性疾病に罹患しているために、前記動物は前記ペプチドまたは前記生理学的に許容されるその塩を必要とする請求項1または6に記載の使用方法。
【請求項9】 前記動物が炎症または炎症性疾患もしくは炎症性症状に罹患しているために、前記動物は前記ペプチドまたは前記生理学的に許容されるその塩を必要とする請求項1または6に記載の使用方法。
【請求項10】 前記動物が癌に罹患しているために、前記動物は前記ペプチドまたは前記生理学的に許容されるその塩を必要とする請求項1または6に記載の使用方法。

【請求項11】 金属イオンが結合していない以下の式を有する有効量のペプチドまたは生理学的に許容されるその塩の、動物から除去した器官または組織において活性酸素種(ROS)が与える損傷を減少させる医薬の製造における使用方法。
−P
(式中、

Xaa Xaa His または
Xaa Xaa His Xaaであり;
は(Xaaであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン
、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、リジン、アルギニン、オルニチン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミンまたはトリプトファンであり;
Xaaは任意のアミノ酸であり;
nは0〜10である)
【請求項12】 Xaa はグリシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、トリプトファン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はアラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項1〜11のいずれかに記載の使用方法。
【請求項13】 Xaa はバリン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、トリプトファン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はβ−アラニン、バリン、イソロイシン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項1〜11のいずれかに記載の使用方法。
【請求項14】 Xaa は、バリン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、トリプトファン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はβ−アラニン、バリン、イソロイシン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項1〜11のいずれかに記載の使用方法。
【請求項15】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、ヒスチジン、アルギニン、セリン、スレオニン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アスパラギン、グルタミン、フェニルアラニン、チロシン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項1〜11のいずれかに記載の使用方法。
【請求項16】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、ヒスチジン、アルギニン、セリン、スレオニン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はバリン、イソロイシン、アスパラギン、グルタミン、フェニルアラニン、チロシン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項1〜11のいずれかに記載の使用方法。
【請求項17】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はバリン、ロイシン、イソロイシン、アスパラギン、グルタミン、フェニルアラニン、チロシン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項1〜11のいずれかに記載の使用方法。
【請求項18】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はバリン、ロイシン、イソロイシン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa は、存在する場合には、リジン、アスパラギン酸、またはグルタミン酸である;請求項1〜11のいずれかに記載の使用方法。
【請求項19】 Xaa はアスパラギン酸またはグルタミン酸であり;Xaa はグリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイシンまたはイソロイシンであり;Xaa は、存在する場合には、リジン、オルニチン、またはアルギニンである請求項1〜11のいずれかに記載の使用方法。
【請求項20】 Xaa はアスパラギン酸またはグルタミン酸であり;Xaa はアラニンであり;Xaa は、存在する場合には、リジンである請求項1〜11のいずれかに記載の使用方法。
【請求項21】 Xaa はアスパラギン酸であり;Xaa はアラニンであり;Xaa は、存在する場合には、リジンである請求項1〜11のいずれかに記載の使用方法。
【請求項22】 2 が金属イオンと結合可能なペプチド配列を含む請求項1〜21のいずれかに記載の使用方法。
【請求項23】β−アラニン以外の 2 のアミノ酸の少なくとも一つがD−アミノ酸である請求項1〜22のいずれかに記載の使用方法。
【請求項24】nが0〜5である請求項1〜23のいずれかに記載の使用方法。
【請求項25】nが0である請求項1〜24のいずれかに記載の使用方法。
【請求項26】β−アラニン以外の 1 のアミノ酸の少なくとも一つがD−アミノ酸である請求項1〜25のいずれかに記載の使用方法。
【請求項27】 ペプチドの−C(O)OH末端が−C(O)R 2 を生成するよう置換され、
2 は−NH 2 、−NHR 1 、N(R 1 2 、−OR 1 、またはR 1 であり;
1 はアルキル、アリール、またはヘテロアリールである;請求項1〜26のいずれかに記載の使用方法。
【請求項28】P1の少なくとも1つのアミノ酸が、
(a)P1の金属イオンとの結合能を変化させずにペプチドの親油性を増大さ
せる置換物、
(b)P1の金属イオンとの結合能を変化させずにタンパク分解酵素からペプ
チドを保護する置換物、または
(c)ペプチドの金属イオンとの結合能を改善する、非ペプチド性金属結合官能基である置換物で置換されている請求項1〜26のいずれかに記載の使用方法。 【請求項29】 nが0であり、が以下の式のうちの1つを有する請求項28に記載の方法。
【化1】
Figure 2003528814
(式中、
はアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
は−NH、−NHR、N(R、−OR、またはRであり;
はH、非ペプチド性金属結合官能基であるか、または2つのR基が共に非ペプチド性金属結合官能基を形成する)
【請求項30】
【請求項186】医薬として許容される担体と、金属イオンが結合していない以下の式を有するペプチドまたは生理学的に許容されるその塩とを含有する医薬組成物。
−P
(式中、

Xaa Xaa His または
Xaa Xaa His Xaaであり;
は(Xaaであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、リジン、アルギニン、オルニチン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミンまたはトリプトファンであり;
Xaaは任意のアミノ酸であり;
nは0〜10である)
【請求項31】 Xaa はグリシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、トリプトファン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はアラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項30に記載の組成物。
【請求項32】 Xaa はバリン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、トリプトファン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はβ−アラニン、バリン、イソロイシン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項30に記載の組成物。
【請求項33】 Xaa は、バリン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、トリプトファン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はβ−アラニン、バリン、イソロイシン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項30に記載の組成物。
【請求項34】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、ヒスチジン、アルギニン、セリン、スレオニン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アスパラギン、グルタミン、フェニルアラニン、チロシン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項30に記載の組成物。
【請求項35】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、ヒスチジン、アルギニン、セリン、スレオニン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はバリン、イソロイシン、アスパラギン、グルタミン、フェニルアラニン、チロシン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項30に記載の組成物。
【請求項36】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はバリン、ロイシン、イソロイシン、アスパラギン、グルタミン、フェニルアラニン、チロシン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項30に記載の組成物。
【請求項37】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はバリン、ロイシン、イソロイシン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa は、存在する場合には、リジン、アスパラギン酸、またはグルタミン酸である;請求項30に記載の組成物。
【請求項38】 Xaa はアスパラギン酸またはグルタミン酸であり;Xaa はアラニンであり;Xaa は、存在する場合には、リジンである;請求項30に記載の組成物。
【請求項39】 Xaa はアスパラギン酸であり;Xaa はアラニンであり;Xaa は、存在する場合には、リジンである;請求項30に記載の組成物。
【請求項40】 β−アラニン以外のP 2 のアミノ酸の少なくとも一つがD−アミノ酸である請求項30〜39のいずれかに記載の組成物。
【請求項41】 2 が金属結合ペプチド配列を含む請求項30〜40のいずれかに記載の組成物。
【請求項42】 nが0〜5である請求項30〜41のいずれかに記載の組成物。
【請求項43】 nが0である請求項42に記載の組成物。
【請求項44】 β−アラニン以外のP 1 のアミノ酸の少なくとも一つが、存在する場合に、D−アミノ酸である請求項30〜43のいずれかに記載の組成物。
【請求項45】 ペプチドの−C(O)OH末端が−C(O)R 2 を生成するよう置換され、
2 は−NH 2 、−NHR 1 、N(R 1 2 、−OR 1 、またはR 1 であり;
1 はアルキル、アリール、またはヘテロアリールである;請求項30〜44のいずれかに記載の組成物。
【請求項46】 1 の少なくとも1つのアミノ酸が、
(a)P 1 の金属イオンとの結合能を変化させずにペプチドの親油性を増大さ
せる置換物、
(b)P 1 の金属イオンとの結合能を変化させずにタンパク分解酵素からペプ
チドを保護する置換物、または
(c)ペプチドの金属イオンとの結合能を改善する、非ペプチド性金属結合官能基である置換物で置換されている請求項30〜45のいずれかに記載の組成物。
【請求項47】 nが0であり、P が以下の式のうちの1つを有する請求項46に記載の組成物。
【化2】
Figure 2003528814
(式中、
はアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
は−NH 、−NHR 、N(R 、−OR 、またはR であり;
はH、非ペプチド性金属結合官能基であるか、または2つのR 基が共に非ペプチド性金属結合官能基を形成する)
【請求項48】 局所投与用に組成され、
Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、ヒ
スチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はグリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
nは0である:請求項30に記載の組成物。
【請求項49】 Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒスチジン、アルギニン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アスパラギン、グルタミン、メチオニン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項48に記載の組成物。
【請求項50】 Xaa はアラニン、セリン、スレオニン、ヒスチジン、アスパラギン酸、またはグルタミン酸であり;
Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、またはヒスチジンである;請求項48に記載の組成物。
【請求項51】 Xaa はアスパラギン酸またはグルタミン酸であり;Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシンまたはイソロイシンである;請求項48に記載の組成物。
【請求項52】 β−アラニン以外の前記ペプチドのアミノ酸の少なくとも一つがD−アミノ酸である請求項48〜51のいずれかに記載の組成物。
【請求項53】 ペプチドの−C(O)OH末端が−C(O)R 2 を生成するよう置換され、
2 は−NH 2 、−NHR 1 、N(R 1 2 、−OR 1 、またはR 1 であり;
1 はアルキル、アリール、またはヘテロアリールである;請求項48〜52のいずれかに記載の組成物。
【請求項54】 ローション、ゲル、クリーム、軟膏、またはペーストである請求項48〜53のいずれかに記載の組成物。
【請求項55】 粉末、スプレー、エーロゾル、吸入剤、または滴剤である請求項48〜53のいずれかに記載の組成物。
【請求項56】 金属イオンが結合していない以下の式を有するペプチドまたは生理学的に許容されるその塩を保持する容器を備えたキット。
−P
(式中、

Xaa Xaa His または
Xaa Xaa His Xaaであり;
は(Xaaであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、リジン、アルギニン、オルニチン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミンまたはトリプトファンであり;
Xaaは任意のアミノ酸であり;
nは0〜10である)
【請求項57】 Xaa はグリシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、トリプトファン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はアラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項55に記載のキット。
【請求項58】 Xaa はバリン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、トリプトファン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はβ−アラニン、バリン、イソロイシン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項56に記載のキット。
【請求項59】 Xaa は、バリン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、トリプトファン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はβ−アラニン、バリン、イソロイシン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項56に記載のキット。
【請求項60】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、ヒスチジン、アルギニン、セリン、スレオニン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アスパラギン、グルタミン、フェニルアラニン、チロシン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項56に記載のキット。
【請求項61】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、ヒスチジン、アルギニン、セリン、スレオニン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はバリン、イソロイシン、アスパラギン、グルタミン、フェニルアラニン、チロシン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項56に記載のキット。
【請求項62】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はバリン、ロイシン、イソロイシン、アスパラギン、グルタミン、フェニルアラニン、チロシン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項56に記載のキット。
【請求項63】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はバリン、ロイシン、イソロイシン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa は、存在する場合には、リジン、アスパラギン酸、またはグルタミン酸である;請求項56に記載のキット。
【請求項64】 Xaa はアスパラギン酸またはグルタミン酸であり;Xaa はアラニンであり;Xaa は、存在する場合には、リジンである;請求項56に記載のキット。
【請求項65】 Xaa はアスパラギン酸であり;Xaa はアラニンであり;Xaa は、存在する場合には、リジンである;請求項56に記載のキット。
【請求項66】 β−アラニン以外のP 2 のアミノ酸の少なくとも一つが、存在する場合、D−アミノ酸である請求項56〜65のいずれかに記載のキット。
【請求項67】 2 が金属イオンと結合可能なペプチド配列を含む請求項56〜65のいずれかに記載のキット。
【請求項68】 nが0〜5である請求項56〜65のいずれかに記載のキット。
【請求項69】 nが0である請求項68に記載のキット。
【請求項70】 β−アラニン以外のP 1 のアミノ酸の少なくとも一つが、存在する場合、D−アミノ酸である請求項56〜69のいずれかに記載のキット。
【請求項71】 ペプチドの−C(O)OH末端が−C(O)R 2 を生成するよう置換され、
2 は−NH 2 、−NHR 1 、N(R 1 2 、−OR 1 、またはR 1 であり;
1 はアルキル、アリール、またはヘテロアリールである;請求項56〜70のいずれかに記載のキット。
【請求項72】 1 の少なくとも1つのアミノ酸が、
(a)P 1 の金属イオンとの結合能を変化させずにペプチドの親油性を増大さ
せる置換物、
(b)P 1 の金属イオンとの結合能を変化させずにタンパク分解酵素からペプ
チドを保護する置換物、または
(c)ペプチドの金属イオンとの結合能を改善する、非ペプチド性金属結合官能基である置換物で置換されている請求項56〜70のいずれかに記載のキット。
【請求項73】 nが0であり、P が以下の式のうちの1つを有する請求項70に記載のキット。
【化3】
Figure 2003528814
(式中、
はアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
は−NH 、−NHR 、N(R 、−OR 、またはR であり;

はH、非ペプチド性金属結合官能基であるか、または2つのR 基が共に非ペプチド性金属結合官能基を形成する)
【請求項74】 前記ペプチドが動物への局所投与用に組成され、
Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニ
ン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はグリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
nは0である:請求項56に記載のキット。
【請求項75】 Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒスチジン、アルギニン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アスパラギン、グルタミン、メチオニン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである:請求項74に記載のキット。
【請求項76】 Xaa はアラニン、セリン、スレオニン、ヒスチジン、アスパラギン酸、またはグルタミン酸であり;
Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、またはヒスチジンである:請求項74に記載のキット。
【請求項77】 Xaa はアスパラギン酸またはグルタミン酸であり;Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシンまたはイソロイシンである;請求項74に記載のキット。
【請求項78】 β−アラニン以外の前記ペプチドのアミノ酸の少なくとも一つが、存在する場合は、D−アミノ酸である請求項74〜77のいずれかに記載のキット。
【請求項79】 ペプチドの−C(O)OH末端が−C(O)R 2 を生成するよう置換され、
2 は−NH 2 、−NHR 1 、N(R 1 2 、−OR 1 、またはR 1 であり;
1 はアルキル、アリール、またはヘテロアリールである:請求項74〜78のいずれかに記載のキット。

【請求項80】 ローション、ゲル、クリーム、軟膏、またはペーストである請求項74〜79のいずれかに記載のキット。
【請求項81】 粉末、スプレー、エーロゾル、吸入剤、または滴剤である請求項74〜79のいずれかに記載のキット。
【請求項82】 以下の式を有する金属結合ペプチドまたは生理学的に許容されるその塩。
−P
(式中、

Xaa Xaa His または
Xaa Xaa His Xaaであり;
金属イオンと結合可能な配列を含む10以下のアミノ酸を有するペプチドであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり

Xaaはグリシン、アラニン、バリン、リジン、アルギニン、オルニチン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミンまたはトリプトファンであ
【請求項83】 Xaa はグリシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、トリプトファン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はアラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項82に記載のペプチド。
【請求項84】 Xaa はバリン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、トリプトファン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はβ−アラニン、バリン、イソロイシン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項82に記載のペプチド。
【請求項85】 Xaa は、バリン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、トリプトファン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はβ−アラニン、バリン、イソロイシン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項82に記載のペプチド。
【請求項86】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、ヒスチジン、アルギニン、セリン、スレオニン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アスパラギン、グルタミン、フェニルアラニン、チロシン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項82に記載のペプチド。
【請求項87】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、ヒスチジン、アルギニン、セリン、スレオニン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はバリン、イソロイシン、アスパラギン、グルタミン、フェニルアラニン、チロシン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項82に記載のペプチド。
【請求項88】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はバリン、ロイシン、イソロイシン、アスパラギン、グルタミン、フェニルアラニン、チロシン、システイン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項82に記載のペプチド。
【請求項89】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はバリン、ロイシン、イソロイシン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa は、存在する場合には、リジン、アスパラギン酸、またはグルタミン酸である;請求項82に記載のペプチド。
【請求項90】 Xaa はアスパラギン酸またはグルタミン酸であり;Xaa はアラニンであり;Xaa は、存在する場合には、リジンである;請求項82に記載のペプ
チド。
【請求項91】 Xaa はアスパラギン酸であり;Xaa はアラニンであり;Xaa は、存在する場合には、リジンである;請求項82に記載のペプチド。
【請求項92】 Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、セリン、アスパラギン、グルタミン、メチオニン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa は、存在する場合、アラニン、アスパラギン酸、またはリジンである;請求項82に記載のペプチド。
【請求項93】 Xaa はアスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、スレオニン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、セリン、アスパラギン、メチオニン、ヒスチジン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaa は、存在する場合には、アスパラギン酸またはリジンである;請求項82に記載のペプチド。
【請求項94】 Xaa はアスパラギン酸またはグルタミン酸であり;Xaa はアラニン、グリシン、バリン、スレオニン、セリン、ロイシン、またはα−ヒドロキシメチルセリンである;請求項82に記載のペプチド。
【請求項95】 Xaa はアスパラギン酸またはグルタミン酸であり;Xaa はアラニン、グリシン、バリン、ロイシン、またはイソロイシンである;請求項82に記載のペプチド。
【請求項96】 Xaa はアラニン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、リジン、またはヒスチジンであり;Xaa はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、またはヒスチジンである;請求項82に記載のペプチド。
【請求項97】 β−アラニン以外のP 1 のアミノ酸の少なくとも一つが、存在する場合、D−アミノ酸である請求項82〜96のいずれかに記載のペプチド。
【請求項98】 β−アラニン以外のP 2 のアミノ酸の少なくとも一つが、存在する場合、D−アミノ酸である請求項82〜97のいずれかに記載のペプチド。
【請求項99】 ペプチドの−C(O)OH末端が−C(O)R 2 を生成するよう置換され、
2 は−NH 2 、−NHR 1 、N(R 1 2 、−OR 1 、またはR 1 であり;
1 はアルキル、アリール、またはヘテロアリールである;請求項82〜98のいずれかに記載のペプチド。
【請求項100】 以下の式を有するペプチドまたは生理学的に許容されるその塩。
−P
(式中、

Xaa Xaa His または
Xaa Xaa His Xaaであり;
は(Xaaであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシ
ン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、リジン、アルギニン、オルニチン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミンまたはトリプトファンであり;
Xaaは任意のアミノ酸であり;
nは0〜10であり、
1 の少なくとも1つのアミノ酸、P 2 の少なくとも1つのアミノ酸、またはP 1 の少なくとも1つのアミノ酸およびP 2 の少なくとも1つのアミノ酸の両方が、
(a)P 1 の金属イオンとの結合能を変化させずにペプチドの親油性を増大させる置換物、
(b)P 1 の金属イオンとの結合能を変化させずにタンパク分解酵素からペプチドを保護する置換物、または
(c)ペプチドの金属イオンとの結合能を改善する、非ペプチド性金属結合官能基である置換物で置換されている
【請求項101】 β−アラニン以外のP 1 のアミノ酸の少なくとも一つが、存在する場合、D−アミノ酸である請求項100に記載のペプチド。
【請求項102】 β−アラニン以外のP 2 のアミノ酸の少なくとも一つが、存在する場合、D−アミノ酸である請求項100または101に記載のペプチド。
【請求項103】 nが0であり、P が以下の式のうちの1つを有する請求項100に記載のペプチド。
【化4】
Figure 2003528814
(式中、
はアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
は−NH 、−NHR 、N(R 、−OR 、またはR であり;
はH、非ペプチド性金属結合官能基であるか、または2つのR 基が共に非ペプチド性金属結合官能基を形成する)
【請求項104】以下の式を有する金属結合ペプチド二量体。
−L−P
(式中、
各Pは同じであっても異なっていてもよく、金属イオンと結合可能なペプチドであり;
LはPのC末端アミノ酸を介して2つのPペプチドを接続する化学基である)
【請求項105】各Pが2〜10個のアミノ酸を含む請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項106】少なくとも1つのPがPである請求項104に記載のペプチド二量体。
(式中、

Xaa Xaa His または
Xaa Xaa His Xaaであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり;
Xaaはグリシン、アラニン、バリン、リジン、アルギニン、オルニチン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミンまたはトリプトファンである)
【請求項107】Xaaがアスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンである請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項108】Xaaがグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、セリン、アスパラギン、メチオニン、ヒスチジンまたはα−ヒドロキシメチルセリンである請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項109】Xaaがリジンである請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項110】Xaaがアスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンであり、Xaaがグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、セリン、アスパラギン、メチオニン、ヒスチジン、またはα−ヒドロキシメチルセリンであり、Xaaがリジンである請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項111】Xaaがアスパラギン酸またはグルタミン酸であり、Xaaがアラニン、グリシン、バリン、スレオニン、セリンまたはα−ヒドロキシメチルセリンである請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項112】Xaaがアラニン、スレオニンまたはα−ヒドロキシメチルセリンである請求項111に記載のペプチド二量体。
【請求項113】Xaaはアスパラギン酸であり、Xaaはアラニンである請求項112に記載に記載のペプチド二量体。
【請求項114】β−アラニン以外のPのアミノ酸の少なくとも1つがD−アミノ酸である請求項106に記載のペプチド二量体。
【請求項115】両方のPペプチドがPである請求項116〜114のいずれかに記載のペプチド二量体。
【請求項116】Pの少なくとも1つのアミノ酸が、
(a)Pの金属イオンとの結合能を変化させずにペプチドの親油性を増大させる置換物、
(b)Pの金属イオンとの結合能を変化させずにタンパク分解酵素からペプチドを保護する置換物、または
(c)ペプチドの金属イオンとの結合能を改善する、非ペプチド性金属結合官能基であ
る置換物で置換されている請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項117】Pが、Pの金属結合能を与える非ペプチド性金属結合官能基で置換されたアミノ酸配列を含む請求項104のペプチド二量体。
【請求項118】Lが中性である請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項119】Lが1〜18個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルカンまたはアルケン残基である請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項120】Lが2〜8個の炭素原子を含む請求項119に記載のペプチド二量体。
【請求項121】Lが3〜8個の炭素原子を含む環式アルカン残基である請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項122】Lが3〜5個の炭素原子を含む請求項121に記載のペプチド二量体。
【請求項123】Lが含窒素複素環式アルカン残基である請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項124】Lがピペラジドである請求項123に記載のペプチド二量体。
【請求項125】Lがグリセリルエステルである請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項126】 Lがジアミン残基である請求項104に記載のペプチド二量体。
【請求項127】 医薬として許容される担体と、請求項104〜126に記載のペプチド二量体とを含有する医薬組成物。
【請求項128】 請求項104〜126に記載のペプチド二量体を保持する容器を備えたキット。
【請求項129】 金属イオンに結合する医薬を必要とする動物における同金属イオンに結合する医薬の製造における請求項104〜126に記載のペプチド二量体の使用方法。
【請求項130】 動物において活性酸素種が与える損傷を減少させる医薬の製造における請求項104〜126に記載のペプチド二量体の使用方法。
【請求項131】 金属イオン濃度を減少させる医薬を必要とする動物における同金属イオン濃度を減少させる医薬の製造における請求項104〜126に記載のペプチド二量体の使用方法。
【請求項132】 動物から除去した器官または組織において活性酸素種が与える損傷を減少させる溶液の製造における請求項104〜126に記載のペプチド二量体の使用方法。
【請求項133】 非ペプチド性金属結合官能基が取り付けられた金属結合ペプチド。
【請求項134】 前記ペプチドが2〜10個のアミノ酸を含む請求項133に記載のペプチド。
【請求項135】 前記ペプチドが3〜5個のアミノ酸を含む請求項134に記載のペプチド。
【請求項136】 前記ペプチドのアミノ酸の少なくとも1つがD−アミノ酸である請求項133〜135のいずれかに記載のペプチド。
【請求項137】 請求項133〜136のいずれかに記載のペプチドを含む医薬組成物。
【請求項138】 請求項133〜136のいずれかに記載のペプチドを含むキット。
【請求項139】 金属イオンに結合する医薬を必要とする動物における同金属イオンに結合する医薬の製造における請求項133〜136のいずれかに記載のペプチドの使用方法。
【請求項140】 動物において活性酸素種が与える損傷を減少させる医薬の製造における請求項133〜136のいずれかに記載のペプチドの使用方法。
【請求項141】 動物から除去した器官または組織において活性酸素種が与える損傷を減少させる溶液の製造における請求項133〜136のいずれかに記載のペプチドの使
用方法。
【請求項142】 動物において金属イオン濃度を減少させる医薬の製造における請求項133〜136のいずれかに記載のペプチドの使用方法。
JP2001528205A 1999-10-01 2000-09-29 金属結合化合物およびその使用方法 Expired - Fee Related JP5349722B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15740499P 1999-10-01 1999-10-01
US60/157,404 1999-10-01
US21107800P 2000-06-13 2000-06-13
US60/211,078 2000-06-13
PCT/US2000/026952 WO2001025265A1 (en) 1999-10-01 2000-09-29 Metal-binding compounds and uses therefor

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003528814A JP2003528814A (ja) 2003-09-30
JP2003528814A5 true JP2003528814A5 (ja) 2007-11-15
JP5349722B2 JP5349722B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=26854102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001528205A Expired - Fee Related JP5349722B2 (ja) 1999-10-01 2000-09-29 金属結合化合物およびその使用方法

Country Status (12)

Country Link
EP (2) EP1220870B1 (ja)
JP (1) JP5349722B2 (ja)
KR (6) KR101353140B1 (ja)
CN (2) CN1390231A (ja)
AT (1) ATE553116T1 (ja)
AU (1) AU770999C (ja)
BR (1) BR0014389A (ja)
CA (1) CA2385551A1 (ja)
HK (1) HK1157635A1 (ja)
IL (4) IL148797A0 (ja)
NZ (1) NZ518266A (ja)
WO (1) WO2001025265A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030040602A1 (en) * 2001-04-30 2003-02-27 George Jackowski Biopolymer marker indicative of disease state having a molecular weight of 1406 daltons
US20020160417A1 (en) * 2001-04-30 2002-10-31 George Jackowski Biopolymer marker indicative of disease state having a molecular weight of 1424 daltons
CA2467747A1 (en) * 2001-11-20 2003-05-30 Dmi Biosciences, Inc. Methods and products for oral care
CN1980948B (zh) 2002-11-27 2011-08-10 Dmi生物科学公司 治疗由增强磷酸化介导的疾病和病况
WO2009140408A2 (en) 2008-05-13 2009-11-19 University Of Kansas Metal abstraction peptide (map) tag and associated methods
WO2013181461A2 (en) 2012-06-01 2013-12-05 University Of Kansas Metal abstraction peptide with superoxide dismutase activity
CN112094316B (zh) * 2017-06-29 2022-04-08 安徽省农业科学院农产品加工研究所 一种Ser和Cys分列在两端的高锌螯合活性锌鳌合肽及其应用
CN113563418B (zh) * 2021-06-22 2023-03-03 中国科学院化学研究所 一种原位响应ros的人工酶及其制备方法与应用
CN114437175B (zh) * 2022-01-29 2023-09-29 山东第一医科大学第三附属医院(山东省医学科学院附属医院) 一种肽探针及其应用和包含该肽探针的试剂盒

Family Cites Families (56)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3941763A (en) 1975-03-28 1976-03-02 American Home Products Corporation PGlu-D-Met-Trp-Ser-Tyr-D-Ala-Leu-Arg-Pro-Gly-NH2 and intermediates
US4022888A (en) 1975-09-09 1977-05-10 Diagnostic Data, Inc. Esterified orgotein
US4461724A (en) 1981-10-28 1984-07-24 Nippon Zoki Pharmaceutical Co., Ltd. Peptide compounds, a process for manufacturing them, pharmaceutical compositions containing them, and methods for treating ulcer and thrombus with them
US4912118A (en) 1983-09-23 1990-03-27 National Research Development Corporation Pharmaceutical compositions
US4760051A (en) 1985-01-24 1988-07-26 Pickart Loren R Use of GHL-Cu as a wound-healing and anti-inflammatory agent
US5120831A (en) 1985-02-08 1992-06-09 Procyte Corporation Metal-peptide compositions
US4877770A (en) 1985-02-08 1989-10-31 Procyte Corporation Chemical derivatives of GHL-Cu
US5214032A (en) 1985-02-08 1993-05-25 Procyte Corporation GHL-CU pharmaceutical compositions and compounds
US4810693A (en) 1985-02-08 1989-03-07 Procyte Corporation Method for inducing biological coverings in wounds
US4665054A (en) 1985-02-08 1987-05-12 Bioheal, Inc. Chemical derivatives of GHL-Cu
US4767753A (en) 1985-02-08 1988-08-30 Procyte Corporation Methods and compositions for preventing ulcers
US5550183A (en) 1985-02-08 1996-08-27 Procyte Corporation Metal-peptide compositions and methods for stimulating hair growth
US5348943A (en) 1985-02-08 1994-09-20 Procyte Corporation Cosmetic and skin treatment compositions
US5177061A (en) 1985-02-08 1993-01-05 Procyte Corporation Method for stimulating hair growth using GHL-Cu complexes
US5422096A (en) 1985-05-08 1995-06-06 The General Hospital Corporation Hydroxy-aryl metal chelates for diagnostic NMR imaging
JPS62116565A (ja) * 1985-11-15 1987-05-28 Fujisawa Pharmaceut Co Ltd 新規ペプチド
GB8603537D0 (en) 1986-02-13 1986-03-19 Parker D Conjugate compound
WO1988008695A1 (en) 1987-05-11 1988-11-17 Procyte Corporation Methods for stimulating hair growth
DE68917946T2 (de) 1988-01-29 1995-01-05 Peter H Proctor Haarwachstumanregung mit Nitroxyd und anderen Radikalen.
US5101041A (en) 1989-04-26 1992-03-31 The Curators Of The University Of Missouri Triamines and their derivatives as bifunctional chelating agents
US5443816A (en) 1990-08-08 1995-08-22 Rhomed Incorporated Peptide-metal ion pharmaceutical preparation and method
US5460785A (en) 1989-08-09 1995-10-24 Rhomed Incorporated Direct labeling of antibodies and other protein with metal ions
US5759515A (en) 1989-08-09 1998-06-02 Rhomed Incorporated Polyvalent peptide pharmaceutical applications
ATE172879T1 (de) 1989-08-09 1998-11-15 Rhomed Inc Direkte radioetikettierung von antikörpern und sonstigen proteinen mittels technetium oder rhenium
US5023237A (en) 1989-08-30 1991-06-11 Procyte Corporation Methods and compositions for healing ulcers
US5145838A (en) 1989-08-30 1992-09-08 Procyte Corporation Methods and compositions for healing ulcers
US5059588A (en) 1989-10-13 1991-10-22 Procyte Corporation, Incorporated Methods and compositions for healing bone using gly his lys: copper
US5118665A (en) 1990-02-09 1992-06-02 Procyte Corporation Anti-oxidative and anti-inflammatory metal:peptide complexes and uses thereof
US5164367A (en) 1990-03-26 1992-11-17 Procyte Corporation Method of using copper(ii) containing compounds to accelerate wound healing
US5252559A (en) 1991-08-20 1993-10-12 The Procter & Gamble Company His-Gly-Gly peptide and derivatives thereof for hair growth
US5280038A (en) 1992-03-13 1994-01-18 Virginia Commonwealth University Histidine as a protective agent in cardiac surgery and myocardial ischemic syndrome
CA2094785A1 (en) 1992-05-08 1993-11-09 Jean Gariepy Metal chelating peptide
US5807535A (en) 1992-07-31 1998-09-15 Australian Nuclear Science & Technology Organisation Metal complexes of hydroxyaryl containing aminocarboxylic acid chelating agents
US5380747A (en) 1992-10-30 1995-01-10 Emory University Treatment for atherosclerosis and other cardiovascular and inflammatory diseases
US5650134A (en) 1993-01-12 1997-07-22 Novartis Ag (Formerly Sandoz Ltd.) Peptides
US5464934A (en) 1993-05-14 1995-11-07 Mallinckrodt Medical, Inc. Metal chelates as spacer compounds in biologically active peptides
US5994339A (en) 1993-10-15 1999-11-30 University Of Alabama At Birmingham Research Foundation Oxidant scavengers
US5476939A (en) 1993-12-30 1995-12-19 Abbott Laboratories Certain pyridyl and isoquinolyl carbinolamine derivatives
JPH07316192A (ja) 1994-05-27 1995-12-05 Hoechst Japan Ltd L−リシル−グリシル−l−ヒスチジンおよびこれを含有する創傷治療剤
US5538945A (en) 1994-06-17 1996-07-23 Procyte Corporation Stimulation of hair growth by peptide copper complexes
US5891418A (en) 1995-06-07 1999-04-06 Rhomed Incorporated Peptide-metal ion pharmaceutical constructs and applications
AU703340B2 (en) 1995-06-26 1999-03-25 Chelator Llc Compounds with chelation affinity and selectivity for first transition series elements, and their use in medical therapy and diagnosis
US5637311A (en) 1995-06-29 1997-06-10 Procyte Corporation Zinc(II) complexes and methods related thereto
RU2106146C1 (ru) 1995-07-17 1998-03-10 Институт элементоорганических соединений РАН Средство для подавления опухолевого роста
US5786335A (en) 1995-11-06 1998-07-28 Warner-Lambert Company Sulfhydryl containing peptides for treating vascular disease
US5928955A (en) 1996-03-22 1999-07-27 California Institute Of Technology Peptidyl fluorescent chemosensor for divalent zinc
AU2958397A (en) 1996-05-21 1997-12-09 Novartis Ag N,n'-di(2-hydroxybenzyl)ethylenediamine-n,n'-diacetic acid derivatives
GB9613182D0 (en) 1996-06-24 1996-08-28 Nycomed Imaging As Method
PL184070B1 (pl) 1996-07-30 2002-08-30 Politechnika Lodzka Sposób wytwarzania peptydów zawierających a-hydroksymetyloserynę
US5906996A (en) 1996-08-21 1999-05-25 Murphy; Michael A. Tetramine treatment of neurological disorders
US5922761A (en) 1996-09-06 1999-07-13 Medinox, Inc. Methods for in vivo reduction of iron levels and compositions useful therefor
US5739395A (en) 1997-01-10 1998-04-14 University Of Florida Research Foundation, Inc. Method for synthesis of rhizoferrin
GB9711093D0 (en) 1997-05-29 1997-07-23 British Tech Group Novel orally active iron (III) chelators
TR200002256T2 (tr) 1998-02-04 2001-03-21 University Of Florida Research Foundation, Inc. Demir celatlama tedavisinde N,N' -BIS(2-Hidroksibenzil) etilendiamin-N, N'diasetik asit içeren farmasötikler.
DE19819843A1 (de) 1998-05-05 1999-11-11 Biotechnolog Forschung Gmbh Metallchelat bindende Peptide
US6348185B1 (en) 1998-06-20 2002-02-19 Washington University School Of Medicine Membrane-permeant peptide complexes for medical imaging, diagnostics, and pharmaceutical therapy

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2078347C (en) Use of copper(ii) containing compounds to accelerate wound healing
WO2005028516A3 (en) Albumin-binding derivatives of therapeutic peptides
US20020123468A1 (en) Alpha-ketoamide inhibitors of hepatitis C virus NS3 protease
RU2280039C2 (ru) Кахалалидные соединения
US20240293511A1 (en) Hepcidin mimetics for treatment of hereditary hemochromatosis
RU95112539A (ru) Новый полипептид и фармацевтическая композиция против вич-инфекции
JP2002530430A (ja) C型肝炎ウイルスns3プロテアーゼ阻害用の医薬組成物
EP0358234A2 (en) Intranasal calcitonin formulations
CA2332817A1 (en) Il-6 antagonist peptides
AU2009312235B2 (en) Aqueous composition containing follicle-stimulating hormone
JP2003528814A5 (ja)
JP6633523B2 (ja) Psd−95の二量体阻害剤脂肪酸誘導体
US9556229B2 (en) Modification of peptides using a bis(thioether)arylbridge approach
JP2004535461A5 (ja)
US5217956A (en) Composition and treatment with biologically active peptides and certain anions
JPS58116443A (ja) 新規ペプチドおよびその製法
WO2006101909A2 (en) Combination therapy for treating or preventing diseases
JPH07316192A (ja) L−リシル−グリシル−l−ヒスチジンおよびこれを含有する創傷治療剤
JPS61143399A (ja) 塩基性v↓1‐バソプレシン拮抗剤
IL92061A (en) Pharmacological preparations containing peptides with biological activity and anions
JP3455542B2 (ja) オーレオバシジン類
JP2003510257A5 (ja)
RU2611006C2 (ru) 2-амино-3-метил-гекс-5-еновая кислота и ее применение в производстве пептидов, таких как бацитрацины
JP2005517636A5 (ja)
JP3190765B2 (ja) ペプチド誘導体及びその用途