JP2003528802A - N−ベンゾイミダゾリルメチル−及びn−インドリルメチル−ベンズアミド並びにcrf調節物質としてのそれらの使用 - Google Patents

N−ベンゾイミダゾリルメチル−及びn−インドリルメチル−ベンズアミド並びにcrf調節物質としてのそれらの使用

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JP2003528802A
JP2003528802A JP2000609400A JP2000609400A JP2003528802A JP 2003528802 A JP2003528802 A JP 2003528802A JP 2000609400 A JP2000609400 A JP 2000609400A JP 2000609400 A JP2000609400 A JP 2000609400A JP 2003528802 A JP2003528802 A JP 2003528802A
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ピン ジェ、
テヨン ユーン、
アラン ハッチソン、
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Abstract

(57)【要約】 式(I)の化合物;又はそれらの薬学的に許容し得る非毒性塩が開示され、ここで、AはN又はCHであり;R及びRは水素又は低級アルキルを表し;G、R、R、R、R、R及びRはここで定義される変数である。これらの化合物はCRF受容体の調節物質であり、したがって、ヒト及び他の動物における情動性障害、不安、抑鬱、摂食障害、及びストレス障害の治療において有用である。そのような障害の治療方法に加えて包装済み医薬組成物も提供される。また、本発明の化合物はCRF受容体の位置決定のための探索子及びCFR受容体結合のアッセイにおける標準としても有用である。受容体の位置決定研究におけるこれらの化合物の使用方法が提供される。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本願は1999年4月2日出願の米国仮出願60/127,624号の利益を
主張する。
【0002】 (発明の領域) 本発明は、N−フェニルベンズイミダゾールカルボキサミド及びN−フェニル
インドールカルボキサミドに関する。適切に置換されたとき、このような化合物
はCRF1受容体の選択的調節物質として作用する。また、本発明は、そのよう
な化合物を含む医薬組成物、並びに主要な抑鬱、不安関連障害、外傷後ストレス
障害、核上性麻痺、摂食障害を含む精神医学的障害及び神経学的疾患の治療に加
えて、免疫学的、心血管性又は心臓関連疾患及び精神病理学的攪乱及びストレス
に関連する慢性過敏症の治療におけるそのような化合物の使用にも関する。加え
て、本発明は、細胞及び組織におけるCRF1受容体の位置決定のための探索子
としてのそのような化合物の使用に関する。
【0003】 (背景) コルチコトロピン関連因子(CRF)、41アミノ酸ペプチドは、脳下垂体前
葉からのプロオピオメラノコルチン(POMC)誘導ペプチド分泌の主要生理学
的調節因子である。脳下垂体でのその内分泌の役割に加えて、中枢神経系におけ
る広範な視床下部外分布を有し、かつ脳内での神経伝達物質又は神経調節物質の
役割と両立する広スペクトルの自律神経性、電気生理学的及び行動的な効果を生
じるというCRFの免疫組織化学的な位置付けが示されている。また、CRFが
、生理学的、心理的、及び免疫学的ストレスに対する免疫系の応答の統合におい
て重要な役割を果たすという証拠もある。
【0004】 臨床データは、CRFが抑鬱、不安関連障害及び摂食障害を含む精神医学的障
害及び神経学的障害において特定の役割を有するという証拠を提供する。CRF
の役割は、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン舞踏病、進行性核
上性麻痺及び筋萎縮性側索硬化症の病因論及び病態生理学においても、それらが
中枢神経系のCRFニューロンの機能障害に関するものと想定されている。
【0005】 情動性障害、すなわち主要抑鬱においては、CRFの濃度が薬物を使用してい
ない者の脳脊髄液(CSF)中で大きく増加する。さらに、CRFの過剰分泌と
一致して、CRF受容体の密度が自殺者の前頭皮質において大きく減少する。加
えて、CRFに対する鈍い副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)応答が抑鬱患者に
おいて観察される。ラット及び非ヒト霊長類の前臨床研究により、CRFの過剰
分泌がヒトの抑鬱に見られる症状に関与し得るという仮説のさらなる支持が提供
される。三環式抗うつ剤がCRFレベルを変化させ、したがって、脳内のCRF
受容体の数を調節できるという予備的な証拠も存在する。
【0006】 CRFは不安関連障害の病因にも関連付けられている。CRFは動物において
不安生成効果を生じ、ベンゾジアゼピン/非ベンゾジアゼピン抗不安薬とCRF
との相互作用が様々な行動性不安モデルにおいて示されている。様々な行動性パ
ラダイムにおける推定CRF受容体アンタゴニストα−螺旋ヒツジCRF(9−
41)を用いる予備研究は、このアンタゴニストが質的にベンゾジアゼピンに類
似する「抗不安薬様」効果を生じることを示す。神経化学的な内分泌及び受容体
結合の研究は全て、これらの障害におけるCRFの関与のさらなる証拠を提供す
る、CRFとベンゾジアゼピン抗不安薬との相互作用を示している。クロルジア
ゼポキシドはラットの葛藤試験(conflict test)及び聴覚驚愕試験(acoustic
startle test)の両者においてCRFの「不安生成」効果を減弱する。オペラン
ト葛藤試験において単独で行動性の活性を持たなかったベンゾジアゼピン受容体
アンタゴニストRo15−1788はCRFの効果を用量依存的な様式で逆転さ
せ、これに対してベンゾジアゼピン逆性アゴニストFG7142はCRFの作用
を増強した。
【0007】 また、CRFは、特定の免疫学的、心血管性又は心臓関連疾患、例えば、高血
圧症、頻脈及びうっ血性心不全、脳卒中及び骨粗鬆症に加えて、早産、心理社会
的萎縮症、ストレス誘発性の発熱、潰瘍、下痢、術後腸閉塞並びに精神病理学的
攪乱及びストレスに関連する結腸過敏性の病因にも関連付けられている。
【0008】 従来の抗不安薬及び抗うつ剤がそれらの治療効果を生じる作用機構及び作用部
位は完全に解明されようとするに留まる。しかしながら、それらは、これらの障
害において観察されるCRF過剰分泌の抑制に関与するものと仮定されている。
特に関心のあることは、様々な行動性パラダイムにおけるCRF受容体アンタゴ
ニストペプチド(α−螺旋CRF9−41)の効果を試験する予備研究が、この
CRFアンタゴニストが質的にベンゾジアゼピンに類似する「抗不安剤様」効果
を生じることを示していることである。
【0009】 (発明の要約) 本発明は(以下に示す)式Iの化合物、及び式Iの化合物を含む医薬組成物を
提供する。このような化合物は細胞表面受容体、好ましくはG結合タンパク質受
容体、特にはCRF受容体、最も好ましくはCRF1受容体に結合する。本発明
の好ましい化合物はCRF1受容体に対する高い親和性を示す。加えて、本発明
の好ましい化合物はCRF1受容体に対する高い特異性も示す。
【0010】 本発明の好ましい化合物はコルチコトロピン放出因子受容体アンタゴニストと
しての活性を示し、CRF過剰分泌の不安生成効果を抑制するものと思われる。
また、本発明は、CRF過剰分泌を抑制し、かつ不安生成障害を治療するための
、式Iの化合物の使用方法を提供する。
【0011】 本発明は、CRF1受容体の調節が原因である特定の障害に罹患している患者
を有効量の本発明の化合物で治療する方法をさらに含む。これらの障害には、C
NS障害、特には情動性障害、不安障害、ストレス関連障害、摂食障害及び物質
乱用が含まれる。本発明は、このような障害に罹患しているヒト患者に加えて他
の動物(飼い慣らされたコンパニオンアニマル(ペット)又は家畜動物)を包含
する。
【0012】 別の側面において、本発明は、式Iの化合物又はそれらの薬学的に許容し得る
塩もしくは溶媒和物を含む医薬組成物を提供する。
【0013】 したがって、本発明は、細胞及び組織内で受容体の位置測定するための探索子
としての、並びに試験化合物の受容体結合特性の決定において用いるための標準
及び試薬としての本発明の化合物(特には、本発明の標識化合物)の使用に関す
る。本発明の標識化合物は、組織切片のオートラジオグラフィーのようなイン・
ビトロ研究又はイン・ビボ法、例えば、PETもしくはSPECT走査法に用い
ることができる。特には、本発明の好ましい化合物は、CRF1受容体に結合す
る潜在的医薬の能力の決定において標準及び試薬として有用である。
【0014】 したがって、本発明の広範な側面は、一般式Iの化合物:
【化9】 又はそれらの薬学的に許容し得る非毒性塩を提供し、ここで: AはN又はC−Yを表し、Yは水素又は(C−C)アルキルであり; Gは水素、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル
、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキ
シ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル
、−SH、(C−C)アルキルチオ−、チオ(C−C)アルキル又は(
−C)アルキルチオ(C−C)アルキルを表し; Rは水素、(C−C)アルキル、又はヒドロキシ(C−C)アルキ
ルを表し; Rは水素又は(C−C)アルキルを表し、ただし、AがC−Yであると
きRは水素であり; R及びRは同じであるか、もしくは異なり、水素、ハロゲン、トリフルオ
ロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C)アルキル、(C −C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C −C)アルコキシ(C−C)アルキル、−SH、(C−C)アルキル
チオ、チオ(C−C)アルキル又は(C−C)アルキルチオ(C−C )アルキルであり;並びに R、R、R及びRは同じであるか、もしくは異なり、水素、ハロゲン
、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C)アル
キル、(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ(C−C)ア
ルコキシ、ヒドロキシ(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C −C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−S
H、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、(C−C)アルキルチオ、チ
オ(C−C)アルキル又は(C−C)アルキルチオ(C1−C)アル
キルである。
【0015】 別の側面において、本発明は、上に列挙される障害を治療及び/又は予防する
ための方法であって、有効量の式Iの化合物を患者に投与することを含む方法を
提供する。
【0016】 さらに別の側面において、本発明は、式Iの化合物の調製において有用な中間
体を提供する。
【0017】 (発明の詳細な説明) 式Iの好ましい化合物
【化10】 は、 AはN又はC−Yを表し、Yは水素又は(C−C)アルキルであり; Gはハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C −C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C −C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−S
H、(C−C)アルキルチオ−、チオ(C−C)アルキル又は(C
)アルキルチオ(C−C)アルキルを表し; Rは水素、(C−C)アルキル、又はヒドロキシ(C−C)アルキ
ルを表し; Rは水素又は(C−C)アルキルを表し、ただし、AがC−Yであると
きRは水素であり; R及びRは同じであるか、もしくは異なり、水素、ハロゲン、トリフルオ
ロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C)アルキル、(C −C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ(C−C)アルコキシ、ヒ
ドロキシ(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C)ア
ルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−SH、(C
)アルキルチオ、チオ(C−C)アルキル又は(C−C)アルキル
チオ(C−C)アルキルを表し、ただし、R及びRは両者が同時に水素
であることはできず;並びに R、R、R及びRは同じであるか、もしくは異なり、水素、ハロゲン
、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C)アル
キル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C)アル
キル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−SH、(C−C )アルキルチオ、チオ(C−C)アルキル又は(C−C)アルキルチ
オ(C1−C)アルキルを表す、 化合物、又はそれらの薬学的に許容し得る非毒性塩を含む。
【0018】 本発明の化合物は上記一般式Iによって表され、それらの薬学的に許容し得る
非毒性塩を含む。
【0019】 好ましい式Iの化合物は、RがC−C基、より好ましくはC−C
、最も好ましくはイソプロピル基であるものである。他の好ましい式Iの化合物
にはRが水素又はC−Cアルキル、好ましくはメチルであるものが含まれ
る。より好ましい式Iの化合物には、RがC−C基、最も好ましくはイソ
プロピル基であり、かつRが水素又はC−Cアルキル、好ましくはメチル
であるものが含まれる。
【0020】 特に好ましい式Iの化合物は、Gがメチルであり、かつR及びRがそれぞ
れフェニル環の4及び6位にあって、独立に水素、C−Cアルコキシ、C −Cアルキル、ハロゲン、又はトリフルオロメチルを表すものである。
【0021】 式Iにおける好ましい
【化11】 基には、2−、3−、もしくは4−(C−C)アルコキシフェニル、4−(
−C)アルコキシ−2−(C−C)アルキルフェニル、2−、3−、
もしくは4−(C−C)アルキルフェニル、2−もしくは4−ハロフェニル
、4−ヒドロキシフェニル、及び4−ヒドロキシ−2−(C−C)アルキル
フェニルが含まれる。
【0022】 式Iにおける特に好ましい
【化12】 基には、(4−メトキシ−2−メチルフェニル)、4−メトキシフェニル、3−
メトキシフェニル、3−メチルフェニル、2−メトキシフェニル、4−クロロ−
2−メチルフェニル、4−メチルフェニル、2−クロロフェニル、4−フルオロ
フェニル、4−クロロフェニル、4−ヒドロキシフェニル、2,4−ジメチルフ
ェニル、4−エトキシフェニル、4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル、3−ヒ
ドロキシ−4−メトキシフェニルが含まれる。
【0023】 式Iの好ましい化合物において、R及びRはベンズイミダゾール又はイン
ドール環系の5及び6位にあり、かつ水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、C
アルコキシ、より好ましくはメトキシもしくはエトキシ、又はC−C
ルキル、より好ましくはメチルもしくはエチルを表す。特に好ましいものは、R 及びRの一方が水素であり、他方が水素、フルオロ、クロロ、メトキシ、エ
トキシ、メチル又はエチルである式Iの化合物である。
【0024】 他の好ましい本発明の化合物は式IIに包含される。
【化13】 ここで、 Rは式Iについて上で定義される通りであり; Qは
【化14】 であり; Gはハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C −C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C −C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−S
H、(C−C)アルキルチオ、チオ(C−C)アルキル又は(C−C )アルキルチオ(C−C)アルキルを表し; Rは水素又は(C−C)アルキルを表し、 R及びRは同じであるか、もしくは異なり、かつ水素、ハロゲン、トリフ
ルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C)アルキル、(
−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(
−C)アルコキシ(C−C)アルキル、チオール、(C−C)ア
ルキルチオール、チオ(C−C)アルキル又は(C−C)アルキルチオ
(C−C)アルキルを表し、ただし、R及びRは両者とも水素であるこ
とはできず;並びに R、R、R及びRは同じであるか、もしくは異なり、かつ水素、ハロ
ゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C
アルキル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C
アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、チオール、(C −C)アルキルチオール、チオ(C−C)アルキル又は(C−C
アルキルチオ(C−C)アルキルを表す。
【0025】 他の好ましい式IIの化合物は、R及びRが独立に水素、ハロゲン、より
好ましくはクロロもしくはフルオロ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、ニトリ
ル、C−Cアルキル、より好ましくはメチル、又はC−Cアルコキシ、
より好ましくはメトキシもしくはエトキシを表すものである。
【0026】 さらに他の好ましい式IIの化合物は、GがC−Cアルキル、C−C アルコキシ、又はハロゲンであるものである。 さらに他の好ましいIIの化合物には、R及びRが水素であり、かつGが
メチル、メトキシ、又はクロロであるものが含まれる。より好ましい式IIの化
合物には、R及びRが水素であり;Gがメチル、メトキシ、又はクロロであ
り;かつR及びRが独立に水素、C−Cアルコキシ、C−Cアルキ
ル、ハロゲン、又はトリフルオロメチルであるものが含まれる。
【0027】 特に好ましい式IIの化合物は、Qが
【化15】 であって、GがC−Cアルキルであり、かつR及びRが独立に水素、C −Cアルコキシ、C−Cアルキル、ハロゲン、又はトリフルオロメチル
であるものである。さらに別の特に好ましい式IIの化合物には、R及びR が水素であり;Gがメチル、メトキシ、又はクロロであり;かつR及びR
独立に水素、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、ハロゲン、又はトリ
フルオロメチルであるものが含まれる。非常に好ましい式IIの態様においては
、Qはトリメチルフェニルである。
【0028】 他の好ましい式IIの化合物には、RがC−Cアルキル、より好ましく
はイソプロピルであるものが含まれる。さらに別の好ましい式IIの化合物には
、Rが水素であるものが含まれる。 他の好ましい式IIの化合物においては、R及びRがベンズイミダゾール
又はインドール環系の5及び6位にあり、かつ水素、フルオロ、クロロ、ブロモ
、C−Cアルコキシ、より好ましくはメトキシもしくはエトキシ、又はC −Cアルキル、より好ましくはメチルもしくはエチルを表す。他のより好まし
いものは、R及びRの一方が水素であり、他方が水素、フルオロ、クロロ、
メトキシ、エトキシ、メチル又はエチルである式IIの化合物である。
【0029】 加えて、本発明は式IIIの化合物を包含し、
【化16】 ここで、Rは式Iについて定義される通りである。
【化17】 を表し、 Gは、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(
−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(
−C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−
SH、(C−C)アルキルチオ、チオ(C−C)アルキル又は(C
)アルキルチオ(C−C)アルキルを表し; Rは水素又は(C−C)アルキルを表し; R及びRは同じであるか、もしくは異なり、かつ水素、ハロゲン、トリフ
ルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C)アルキル、(
−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(
−C)アルコキシ(C−C)アルキル、チオ、(C−C)アルキ
ルチオール、チオ(C−C)アルキル又は(C−C)アルキルチオ(C −C)アルキルを表し、ただし、R及びRは同時に両者が水素であるこ
とはできず;並びに R、R、R及びRは同じであるか、もしくは異なり、かつ水素、ハロ
ゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C
アルキル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C
アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−SH、(C −C)アルキルチオール、チオ(C−C)アルキル又は(C−C)ア
ルキルチオ(C−C)アルキルを表す。
【0030】 好ましい式IIIの化合物は、R及びRが独立に水素、ハロゲン、より好
ましくはクロロもしくはフルオロ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、ニトリル
、C−Cアルキル、より好ましくはメチル、又はC−Cアルコキシ、よ
り好ましくはメトキシもしくはエトキシを表すものである。
【0031】 他の好ましい式IIIの化合物は、GがC−Cアルキル、C−Cアル
コキシ、又はハロゲンであるものである。 さらに他の好ましいIIIの化合物には、R及びRが水素であり、かつG
がメチル、メトキシ、又はクロロであるものが含まれる。より好ましい式III
の化合物には、R及びRが水素であり;Gがメチル、メトキシ、又はクロロ
であり;かつR及びRが独立に水素、C−Cアルコキシ、C−C
ルキル、ハロゲン、又はトリフルオロメチルであるものが含まれる。
【0032】 特に好ましい式IIIの化合物は、Qが
【化18】 であって、GがC−Cアルキルであり、かつR及びRが独立に水素、C −Cアルコキシ、C−Cアルキル、ハロゲン、又はトリフルオロメチル
であるものである。さらに他の特に好ましい式IIIの化合物には、R及びR が水素であり;Gがメチル、メトキシ、又はクロロであり;かつR及びR が独立に水素、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、ハロゲン、又はト
リフルオロメチルであるものが含まれる。非常に好ましい式IIIの態様におい
ては、Qはトリメチルフェニルである。
【0033】 他の好ましい式IIIの化合物には、RがC−Cアルキル、より好まし
くはイソプロピルであるものが含まれる。 他の好ましい式IIIの化合物においては、R及びRがベンズイミダゾー
ル又はインドール環系の5及び6位にあり、かつ水素、フルオロ、クロロ、ブロ
モ、C−Cアルコキシ、より好ましくはメトキシもしくはエトキシ、又はC −Cアルキル、より好ましくはメチルもしくはエチルを表す。他のより好ま
しいものは、R及びRの一方が水素であり、他方が水素、フルオロ、クロロ
、メトキシ、エトキシ、メチル又はエチルである式IIIの化合物である。
【0034】 本発明の化合物は、情動性障害、不安障害、ストレス障害、摂食障害、及び薬
物乱用を含む様々な状態の治療において有用である。
【0035】 情動性障害には全ての型の抑鬱、双極性障害、循環基質、及び気分変調が含ま
れる。 不安障害には全般性不安障害、パニック、恐怖症及び強迫性障害が含まれる。 ストレス関連障害には、外傷後ストレス障害、出血性ストレス、ストレス誘発
性の精神病発症、心理社会学的萎縮症、ストレス頭痛、ストレス誘発性の免疫系
障害、例えば、ストレス誘発性の発熱、及びストレス関連睡眠障害が含まれる。 摂食障害には、神経性拒食症、神経性過食症、及び肥満症が含まれる。
【0036】 CRF受容体の調節は、核上性麻痺、AIDS関連痴呆、多発梗塞性痴呆、神
経変性性障害、例えば、アルツハイマー病、パーキンソン病、及びハンチントン
舞踏病、頭部外傷、脊髄外傷、虚血性ニューロン損傷、筋萎縮性側索硬化症、痛
みの知覚障害、例えば、線維筋痛及びてんかんを含む様々な神経学的障害の治療
においても有用である。
【0037】 加えて、式Iの化合物は、多くの消化管、心血管、ホルモン、自己免疫及び炎
症性状態の治療においてCRF受容体の調節物質として有用である。このような
状態には、過敏性腸症候群、潰瘍、クローン病、痙縮性結腸、下痢、精神病理学
的攪乱又はストレスに関連する術後腸閉塞及び結腸過敏性、高血圧、頻脈、うっ
血性心不全、不妊症、甲状腺機能正常性病的症候群、関節リューマチ及び骨粗鬆
症によってもたらされる炎症状態、痛み、喘息、乾癬並びにアレルギーが含まれ
る。
【0038】 式Iの化合物は、異常なCRFレベルに関連する動物障害の治療においてCR
受容体の調節物質としても有用である。これらの状態には、ブタのストレス
症候群、ウシの船積み熱、ウマの発作性細動、及びニワトリにおいて梗塞により
、ヒツジにおいてシアリング(sheering)ストレスにより、又はイヌにおいてヒ
ト−動物相互作用関連ストレスにより誘発される機能障害、心理社会的萎縮症並
びに低血糖症が含まれる。
【0039】 本発明において「アルキル」、「低級アルキル」、及び「(C−C)アル
キル」が意味するところは、1−6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖ア
ルキル基又はシクロアルキル基、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、2−ペンチ
ル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、2−ヘキシル、3−ヘキシル、及
び3−メチルペンチル、シクロプロピル、及びシクロプロピルメチルである。
【0040】 本発明において「アルコキシ」、「低級アルコキシ」、及び「(C−C
アルコキシ」が意味するところは、1−6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分
岐鎖アルコキシ基、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ
、n−ブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、ペントキシ、2−ペ
ンチル、イソペントキシ、ネオペントキシ、ヘキソキシ、2−ヘキソキシ、3−
ヘキソキシ、及び3−メチルペントキシである。
【0041】 本発明によって「ハロゲン」が意味するところは、フッ素、臭素、塩素、及び
ヨウ素である。
【0042】 本発明の代表的な化合物を下記表1に示す。表1
【0043】
【表1】
【0044】 特定の状況において、式Iの化合物は1つ以上の非対称性炭素原子を有し、そ
れにより異なる立体異性形態で存在していてもよい。これらの化合物は、例えば
、ラセミ化合物又は光学的に活性の形態であり得る。これらの状況においては、
単一の鏡像異性体、すなわち、光学的に活性の形態は非対称性合成又はラセミ化
合物の分割によって得ることができる。ラセミ化合物の分割は、例えば、分割剤
の存在下における結晶化、又は、例えばキラルHPLCカラムを用いる、クロマ
トグラフィーのような通常の方法によって達成することができる。
【0045】 式Iに包含される本発明の代表的な化合物には、これらに限定されるものでは
ないが、実施例に記載される化合物及びそれらの薬学的に許容し得る酸付加塩が
含まれる。加えて、本発明の化合物が酸付加塩として得られる場合、その酸塩の
溶液を塩基性化することによって遊離塩基を得ることができる。反対に、生成物
が遊離塩基である場合、塩基化合物から酸付加塩を調製するための通常の手順に
従い、その遊離塩基を適切な有機溶媒に溶解し、その溶液を酸で処理することに
よって付加塩、特には薬学的に許容し得る付加塩を生成することができる。
【0046】 非毒性の医薬塩には、酸、例えば、塩酸、リン酸、臭化水素酸、硫酸、スルフ
ィン酸、ギ酸、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、硝酸、安息香酸、クエ
ン酸、酒石酸、マレイン酸、ヨウ化水素酸、アルカン酸、例えば、酢酸、HOO
C−(CH−COOH(ここで、nは0−4)等の塩が含まれる。当該技
術分野における熟練者は様々な非毒性の薬学的に許容し得る付加塩を認めるであ
ろう。
【0047】 本発明は式Iの化合物のアシル化プロドラッグをも包含する。当該技術分野に
おける熟練者は、式Iに包含される化合物の非毒性の薬学的に許容し得る付加塩
及びアシル化プロドラッグの調製に用いることができる様々な合成方法論を認め
るであろう。
【0048】 本発明は式Iによって表される化合物の全ての可能な互変異性体及び回転異性
体を包含する。
【0049】 一般式Iの化合物は経口的に、局所的に、非経口的に、吸入もしくはスプレー
により、又は直腸的に、通常の非毒性の薬学的に許容し得る担体、添加物及びビ
ヒクルを含む投与単位処方で投与することができる。ここで用いられる非経口と
いう用語には、皮下注射、静脈内、筋肉内、胸骨内注射又は輸液技術を含む。加
えて、一般式Iの化合物及び薬学的に許容し得る担体を含む医薬処方が提供され
る。1種類以上の一般式Iの化合物が1種類以上の非毒性の薬学的に許容し得る
担体及び/又は希釈剤及び/又は添加物及び、所望であれば、他の活性成分と共
に存在し得る。一般式Iの化合物を含む医薬組成物は経口用途に適する形態、例
えば、錠剤、トローチ、ロゼンジ、水性もしくは油性懸濁液、分散性粉末もしく
は顆粒、エマルジョン、硬もしくは軟カプセル、又はシロップもしくはエリキシ
ルであり得る。
【0050】 経口用途を目的とする組成物は医薬組成物を製造するための当該技術分野に公
知のあらゆる方法に従って調製することができ、そのような組成物は薬学的に上
品で口当たりの良い調製品を提供するために甘味料、香味料、着色料及び保存剤
からなる群より選択される1種類以上の薬剤を含むことができる。錠剤は、錠剤
の製造に適する非毒性の薬学的に許容し得る賦形剤と混合された活性成分を含む
。これらの賦形剤は、例えば、不活性希釈剤、例えば、炭酸カルシウム、炭酸ナ
トリウム、ラクトース、リン酸カルシウムもしくはリン酸ナトリウム;顆粒化剤
及び崩壊剤、例えば、トウモロコシデンプン、もしくはアルギン酸塩;結合剤、
例えば、デンプン、ゼラチンもしくはアラビアゴム、及び潤滑剤、例えば、ステ
アリン酸マグネシウム、ステアリン酸もしくはタルクであり得る。錠剤はコート
されてなくてもよく、又は、消化管内での崩壊及び吸収を遅延させ、それにより
長期間にわたる持続性の作用をもたらすため、公知技術によってコートされてい
てもよい。例えば、モノステアリン酸グリセリル又はジステアリン酸グリセリル
のような時間遅延物質を用いることができる。
【0051】 経口用途の処方は、活性成分が不活性固体希釈剤、例えば、炭酸カルシウム、
リン酸カルシウム又はカオリンと混合されている硬ゼラチンカプセル、又は活性
成分が水又は油媒体、例えば、ラッカセイ油、液体パラフィンもしくはオリーブ
油と混合されている軟ゼラチンカプセルとして提示することができる。
【0052】 水性懸濁液は、水性懸濁液の製造に適する賦形剤と混合された活性成分を含む
。このような賦形剤は懸濁剤、例えば、ナトリウムカルボキシメチルセルロース
、メチルセルロース、ヒドロプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム
、ポリビニルピロリドン、トラガカントゴム及びアラビアゴムであり;分散剤又
は湿潤剤は天然ホスファチド、例えばレシチン、又は酸化アルキレンと脂肪酸と
の縮合生成物、例えばステアリン酸ポリオキシエチレン、又はエチレンオキシド
と長鎖脂肪族アルコールとの縮合生成物、例えばヘプタデカエチレンオキシセタ
ノール、又はエチレンオキシドと脂肪酸及びヘキシトールから誘導される部分エ
ステルとの縮合生成物、例えばモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビトール
、又はエチレンオキシドと脂肪酸及びヘキシトール無水物から誘導される部分エ
ステルとの縮合生成物、例えばモノオレイン酸ポリエチレンソルビタンであり得
る。水性懸濁液は1種類以上の保存剤、例えばエチルもしくはn−プロピルp−
ヒドロキシベンゾエート、1種類以上の香味料、及び1種類以上の甘味料、例え
ばショ糖もしくはサッカリンも含み得る。
【0053】 油性懸濁液は活性成分を植物油、例えば、ラッカセイ油、オリーブ油、ゴマ油
もしくはココヤシ油、又は鉱物油、例えば、液体パラフィンに懸濁させることに
よって処方することができる。油性懸濁液は濃化剤、例えば、蜜蝋、ハードパラ
フィン又はセチルアルコールを含んでいてもよい。上記のもののような甘味料、
及び香味料を添加して口当たりのよい経口調製品を提供することができる。これ
らの組成物は酸化防止剤、例えば、アスコルビン酸を添加することによって保存
することができる。
【0054】 水を添加することによる水性懸濁液の調製に適する分散性粉末及び顆粒は、分
散剤もしくは湿潤剤、懸濁剤及び1種類以上の保存剤と混合された活性成分を提
供する。適切な分散剤もしくは湿潤剤及び懸濁剤は既に上述されるものによって
例示される。さらなる賦形剤、例えば、甘味料、香味料及び着色料が存在してい
てもよい。
【0055】 本発明の医薬組成物は水中油エマルジョンの形態であってもよい。油相は植物
油、例えばオリーブ油もしくはラッカセイ油、又は鉱物油、例えば液体パラフィ
ン、又はこれらの混合液であり得る。適切な乳化剤は天然ゴム、例えばアラビア
ゴムもしくはトラガカントゴム、天然ホスファチド、例えばダイズ、レシチン、
並びに脂肪酸及びヘキシトール、無水物から誘導されるエステルもしくは部分エ
ステル、例えばモノオレイン酸ソルビタン、並びに前記部分エステルとエチレン
オキシドとの縮合生成物、例えば、ポリオキシエチレンモノオレイン酸ソルビタ
ンであり得る。エマルジョンは甘味料及び香味料を含んでいてもよい。
【0056】 シロップ及びエリキシルは甘味料、例えば、グリセロール、プロピレングリコ
ール、ソルビトール又はショ糖を用いて処方することができる。このような処方
は粘滑剤、保存剤並びに香味料及び着色料を含んでいてもよい。医薬組成物は無
菌の注射用水性もしくは油性懸濁液の形態であってもよい。この懸濁液は、公知
技術に従い、上述されている適切な分散剤もしくは湿潤剤及び懸濁剤を用いて処
方することができる。無菌の注射用調製品は、非毒性の非経口的に許容し得る希
釈剤又は溶媒中の無菌注射溶液又は懸濁液、例えば1,3−ブタンジオール中の
溶液であってもよい。用いることができる許容し得るビヒクル及び溶媒のうちに
あるものは、水、リンゲル液及び等張性塩化ナトリウム溶液である。加えて、無
菌の不揮発性油が溶媒又は懸濁媒体として通常用いられる。この目的のため、合
成モノもしくはジグリセリドを含むあらゆる無刺激性の不揮発性油を用いること
ができる。加えて、オレイン酸のような脂肪酸の用途が注射液の調製において見
出される。
【0057】 一般式Iの化合物は薬物の直腸投与用の座剤の形態で投与することもできる。
これらの組成物は、薬物を、常温では固体であるが直腸温度では液体であり、し
たがって直腸内で溶融して薬物を放出する適切な非刺激性賦形剤と混合すること
によって調製することができる。このような物質はカカオ脂及びポリエチレング
リコールである。
【0058】 一般式Iの化合物は無菌の媒体中で非経口的に投与することができる。用いら
れるビヒクル及び濃度に依存して、薬物はそのビヒクル中に懸濁又は溶解するこ
とができる。有利には、局所麻酔薬、保存剤及び緩衝剤をビヒクル中に溶解する
ことができる。
【0059】 毎日体重キログラム当たり約0.1mgないし約140mgのオーダーの投与
量レベルが上に示される状態の治療において有用である(毎日患者当たり約0.
5mgないし約7g)。担体物質と組み合わせて単一投与形態を生成することが
できる活性成分の量は、治療する宿主及び特定の投与様式に依存して変化する。
投与単位形態は、一般には、約1mgないし約500mgの活性成分を含む。
【0060】 投与の頻度も用いられる化合物及び治療する疾患に依存して変化し得る。しか
しながら、大部分のCNS障害については、1日4回以下の投与レジメンが好ま
しい。ストレス及び抑鬱の治療については、1日1もしくは2回の投与レジメン
が特に好ましい。
【0061】 しかしながら、特定の患者に対する具体的な用量レベルは、用いられる特定の
化合物の活性、年齢、体重、一般的な健康、性別、食事、投与時間、投与経路、
及び排泄速度、薬物の組み合わせ及び治療中の疾患の重篤性を含む様々な因子に
依存することは理解されるであろう。
【0062】 本発明の好ましい化合物は特定の薬理学的特性を有する。このような特性には
、これらに限定されるものではないが、経口バイオアベイラビリティ、低毒性、
低血清タンパク質結合並びに望ましいイン・ビトロ及びイン・ビボ半減期が含ま
れる。CNS障害の治療に用いられる化合物には血液脳関門の透過が必要であり
、これに対して末梢障害の治療に用いられる化合物は低脳内レベルがしばしば好
ましい。
【0063】 これらの望ましい薬理学的特性を予測するのにアッセイを用いることができる
。バイオアベイラビリティを予測するのに用いられるアッセイには、Caco−
2細胞単層を含むヒト腸細胞単層を透過しての輸送が含まれる。培養肝細胞に対
する毒性を化合物の毒性の予測に用いることができる。ヒトにおける化合物の血
液脳関門の透過は、その化合物を静脈内投与した実験動物における化合物の脳内
レベルから予測することができる。
【0064】 血清タンパク質結合はアルブミン結合アッセイから予測することができる。こ
のようなアッセイは、Oravcovaらによる総説(Journal of
Chromatography B (1996) volume 677,p
ages 1−27)に記載されている。
【0065】 化合物の半減期は化合物の投与頻度と逆比例する。化合物のイン・ビトロ半減
期は、Kuhnz及びGieschen(Drug Metabolism a
nd Disposition,(1998) volume 26,page
s 1120−1127)によって記載されるように、ミクロソーム半減期のア
ッセイから予測することができる。
【0066】 本発明は、C5a受容体の調節に応答する障害、例えば、摂食障害、抑鬱又は
ストレスを治療するための包装済み医薬組成物にも属する。この包装済み医薬組
成物は、治療上有効な量の少なくとも1種類の前記CRF1受容体調節物質及び
患者においてCRF1受容体調節に応答する障害の治療を用いるための指示書を
含む。
【0067】 本発明の化合物は模式図IないしIIIに示される反応を用いて調製すること
ができる。模式図IからIIIにおいて、基G、R、R、R、R、R 、R、R、R及びYは一般式Iにおいて定義される通りである。
【0068】
【化19】
【0069】
【化20】
【0070】
【化21】
【0071】 当該技術分野における熟練者は、以下の例によって示されるように、出発物質
を変化させ、さらなる工程を本発明に包含される化合物の生成に用いることがで
きることを認めるであろう。
【0072】 特許を含む、本明細書において言及される全ての論文及び参考文献の開示は、
参照することによりここに組み込まれる。
【0073】 本発明を以下の例によってさらに説明するが、これらは本発明を、範囲又は精
神において、それらに記載される特定の手順に限定するものと解釈されるもので
はない。
【0074】 市販の試薬はさらに精製することなく用いた。室温は20ないし25℃を指す
。TLCは薄層クロマトグラフィーを指す。質量スペクトルデータはESI又は
APCI法のいずれかによって得た。
【0075】実施例1 模式図Iに概述される、クロロメチルベンズイミダゾールを調製するための一般 的手順 1. 塩酸イミデート: 乾燥ベンゼン1,200mL中、150mL(2.37モル)のクロロアセト
ニトリル、139mL(2.37モル)のエタノールの溶液を氷/エタノール欲
において0℃に冷却する。乾燥HClガスを、内部温度を10℃未満に維持しな
がら、激しく攪拌したその溶液を通して約30分間泡立てる。その溶液を室温で
一晩静置する。生じた固体を濾過して2Lの乾燥エーテルで洗浄し、風乾して3
28g(88%)の塩酸イミデートを得る。
【0076】 2. 1−[2−(クロロメチル)ベンズイミダゾリル]−4−メトキシ−2 −メチルベンゼン
【化22】 ジアリールアミンを文献法[J.J.Kulagowski and C.W
.Rees,Synthesis,215 (1980)]に従って調製した。
無水クロロホルム350mL中、60g(0.26モル)の(2−アミノフェニ
ル)(4−メトキシ−2−メチルフェニル)アミンの溶液を59g(0.37モ
ル)のイミデートを用いて室温で処理した。その不均一反応混合物を室温で1時
間攪拌したところ、その時点でTLCによって検出可能な出発物質は存在しない
。100mLの飽和NaHCOを添加し、4×150mLのCHClで抽
出する。抽出物を無水NaSOで乾燥させ、溶媒を真空中で除去し、残滓を
20%酢酸エチル/ヘキサンでクロマトグラフィー処理(SiO)して50g
(65%)の1−[2−(クロロメチル)ベンズイミダゾリル]−4−メトキシ
−2−メチルベンゼンを得る:質量スペクトル 287(M+H)。
【0077】実施例2 模式図IIに示される、ベンズイミダゾールカルボキサミドを調製するための一 般的手順 N−{[1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イ
ル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カル
ボキサミド
【化23】
【0078】 乾燥アセトニトリル20mL中、3g(10.5ミリモル)の1−[2−(ク
ロロメチル)ベンズイミダゾリル]−4−メトキシ−2−メチルベンゼンの溶液
を5mLのイソプロピルアミンで1時間、密封反応容器内、50℃で処理する。
溶媒を真空中で除去し、残滓を30mLの酢酸エチル及び10mLの1N Na
OHに分配する。酢酸エチル層を無水NaSOで乾燥させ、真空中で溶媒を
除去して3.1g(98%)の{[1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)
ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}(メチルエチル)アミンを得る。次に、
後者のアミンを、ジクロロエタン及び飽和炭酸ナトリウム水溶液の1:1混合液
(30mL)中、室温で1時間、2.6mLの2,4,6−トリメチルベンゾイ
ルクロライドと共に激しく攪拌する。その混合液を分配し、有機層をNaSO で乾燥させて溶媒を真空中で除去する。結晶化生成物をエチルエーテルと共に
磨砕して濾過し、乾燥させて4.4g(92%)の白色固体N−{[1−(4−
メトキシ−2−メチルフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−
(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミドを得る:
質量スペクトル 456(M+H);(化合物1)。
【0079】実施例3 本質的に、実施例1及び2に記載され、かつ模式図I及びIIに示されるよう
に以下の化合物を調製する。
【0080】 a)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリクロロフェニル)カルボキサ
ミド:MS 502(M+H);(化合物2)。
【0081】 b)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル}−N−(メチルエチル)(2−メチルフェニル)カルボキサミド:MS
414(M+H);(化合物3)。
【0082】 c)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル}−N−(メチルエチル)(2,4−ジメチルフェニル)カルボキサミド:
MS 428(M+H);(化合物4)。
【0083】 d)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル}−N−(メチルエチル)(2−メトキシフェニル)カルボキサミド:MS
430(M+H);(化合物5)。
【0084】 e)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル}−N−(メチルエチル)(3−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボキ
サミド:MS 432(M+H);(化合物6)。
【0085】 f)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル}−N−(メチルエチル)(4−クロロ−2−メトキシフェニル)カルボキ
サミド:MS 464(M+H);(化合物7)。
【0086】 g)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル)−N−(メチルエチル)(2,4−ジクロロフェニル)カルボキサミド:
MS 468(M+H);(化合物8)。
【0087】 h)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル}−N−(メチルエチル)(2,6−ジメチルフェニル)カルボキサミド:
MS 428(M+H);(化合物9)。
【0088】 i)N−{[1−(3−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサ
ミド:MS 442(M+H);(化合物10)。
【0089】 j)N−{[1−(3−メチルフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチ
ル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミ
ド:MS 426(M+H);(化合物11)。
【0090】 k)N−{[1−(2−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサ
ミド:MS 442(M+H);(化合物12)。
【0091】 l)N−{[1−(2−メチルフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチ
ル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミ
ド:MS 426(M+H);(化合物13)。
【0092】 m)N−{[1−(4−クロロ−2−メチルフェニル)ベンゾイミダゾル−2
−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)
カルボキサミド:MS 461(M+H);(化合物14)。
【0093】 n)N−{[1−(4−メチルフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチ
ル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミ
ド:MS 426(M+H);(化合物15)。
【0094】 o)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサ
ミド:MS 442(M+H);(化合物16)。
【0095】 p)N−{[1−(2−クロロフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチ
ル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミ
ド;MS 446(M+H);(化合物17)。
【0096】 q)N−{[1−(4−フルオロフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサ
ミド:MS 430(M+H);(化合物18)。
【0097】 r)N−{[1−(4−クロロフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチ
ル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミ
ド:MS 446(M+H);(化合物19)。
【0098】 s)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メ
チル}−N−(メチルエチル)(2−フルオロ−4−トリフルオロメチルフェニ
ル)カルボキサミド:MS 486(M+H);(化合物20)。
【0099】 t)N−{[1−(4−ヒドロキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]
メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキ
サミド:MS 428(M+H);(化合物21)。
【0100】 u)N−{[5−フルオロ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル
−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニ
ル)カルボキサミド:MS 460(M+H);(化合物22)。
【0101】 v)N−{[6−メトキシ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル
−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニ
ル)カルボキサミド:MS 472(M+H);(化合物23)。
【0102】 w)N−{[6−エトキシ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル
−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニ
ル)カルボキサミド:MS 486(M+H);(化合物24)。
【0103】 x)N−{[6−クロロ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−
2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル
)カルボキサミド:MS 477(M+H);(化合物25)。
【0104】 y)N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−メチルベンゾイミダゾル−
2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル
)カルボキサミド:MS 456(M+H);(化合物26)。
【0105】 z)N−{[1−(2,4−ジメチルフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル
]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボ
キサミド:MS 440(M+H);(化合物27)。
【0106】 aa)N−{[1−(4−エトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]
メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキ
サミド:MS 456(M+H);(化合物28)。
【0107】 bb)N−{[1−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ベンゾイミダゾ
ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェ
ニル)カルボキサミド:MS 442(M+H);(化合物29)。
【0108】 cc)N−{[1−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ベンゾイミダ
ゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフ
ェニル)カルボキサミド:MS 458(M+H);(化合物30)。
【0109】 dd)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]
メチル}−N−(メチルエチル)(2,6−ジメチル−4−メトキシフェニル)
カルボキサミド:MS 458(M+H);(化合物31)。
【0110】 ee)N−{[5−フルオロ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,6−ジメチル−4−メト
キシフェニル)カルボキサミド:MS 476(M+H);(化合物32)。
【0111】 ff)N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−メチルベンゾイミダゾル
−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,6−ジメチル−4−メトキ
シフェニル)カルボキサミド:MS 472(M+H);(化合物33)。
【0112】 gg)N−[(1−フェニルベンゾイミダゾル−2−イル)メチル]−N−(
メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミド:MS 4
12(M+H);(化合物34)。
【0113】 hh)N−[(1−フェニルベンゾイミダゾル−2−イル)メチル]−N−(
メチルエチル)(2,4,6−トリクロロフェニル)カルボキサミド:MS 4
72(M+H);(化合物35)。
【0114】 ii)N−[(1−フェニルベンゾイミダゾル−2−イル)メチル]−N−(
メチルエチル)(2,4−ジメチルフェニル)カルボキサミド:MS 398(
M+H);(化合物36)。
【0115】 jj)N−{[1−(2,4,6−トリメチルフェニル)ベンゾイミダゾル−
2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル
)カルボキサミド:MS 454(M+H);(化合物37)。
【0116】 kk)N−{[1−(2,4,6−トリメチルフェニル)ベンゾイミダゾル−
2−イル]メチル}−N−(シクロプロピル)(2,4,6−トリメチルフェニ
ル)カルボキサミド:MS 452(M+H);(化合物38)。
【0117】 ll)N−[(1−フェニルベンゾイミダゾル−2−イル)メチル]−N−(
シクロプロピル)(2,4−ジメチルフェニル)カルボキサミド:MS 410
(M+H);(化合物39)。
【0118】 mm)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]
メチル}−N−(メチルエチル)(4−トリフルオロメチルフェニル)カルボキ
サミド:MS 466(M+H);(化合物40)。
【0119】 nn)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]
メチル}−N−(ジメチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボ
キサミド:MS 456(M+H);(化合物41)。
【0120】 oo)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]
メチル}(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミド:MS 400(
M+H);(化合物42)。
【0121】 pp)N−{[1−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)ベンゾイミ
ダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチル
フェニル)カルボキサミド:MS 472(M+H);(化合物43)。
【0122】 qq)N−{[6−ヒドロキシ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダ
ゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフ
ェニル)カルボキサミド:MS 458(M+H);(化合物44)。
【0123】 rr)N−{[6−クロロ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル
−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,6−ジメチル−4−メトキ
シフェニル)カルボキサミド:MS 492(M+H);(化合物45)。
【0124】 ss)N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]
メチル}−N−(メチルエチル)(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)カ
ルボキサミド:MS 462(M+H);(化合物46)。
【0125】 tt)N−{[5−メチル−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル
−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(4−クロロ−2,6−ジメチル
フェニル)カルボキサミド:MS 476(M+H);(化合物47)。
【0126】 uu)N−{[5−メチル−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル
−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(4−メトキシ−2−メチルフェ
ニル)カルボキサミド:MS 458(M+H);(化合物48)。
【0127】 vv)N−{[5−ブロモ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル
−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニ
ル)カルボキサミド:MS 520(M+H);(化合物49)。
【0128】 ww)N−{[1−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)ベンゾイミダゾル
−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニ
ル)カルボキサミド:MS 444(M+H);(化合物50)。
【0129】 xx)N−{[1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−トリフルオ
ロメチルベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,
4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミド:MS 524(M+H);(化
合物51)。
【0130】 yy)N−{[5−tert−ブトキシカルバミル−1−(4−メトキシフェ
ニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4
,6−トリメチルフェニル)カルボキサミド:MS 557(M+H);(化合
物52)。
【0131】 zz)N−{[5−アミノ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル
−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニ
ル)カルボキサミド:MS 457(M+H);(化合物53)。
【0132】 aaa)N−{[5−ジメチルアミノ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾ
イミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメ
チルフェニル)カルボキサミド;MS 485(M+H);(化合物54)。
【0133】 bbb)N−{[5−メチル−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ベン
ゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリ
メチルフェニル)カルボキサミド:MS 494(M+H);(化合物55)。
【0134】 ccc)N−{[5−メチル−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ベン
ゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(4−クロロ−2,
6−ジメチルフェニル)カルボキサミド:MS 514(M+H);(化合物5
6)。
【0135】 ddd)N−{[1−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−5−トリフ
ルオロメチルベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(
2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミド:MS 510(M+H);
(化合物57)。
【0136】 eee)N−{[1−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−メチルフェニ
ル)−5−トリフルオロメチルベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(
メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミド:MS 5
54(M+H);(化合物58)。
【0137】 fff)N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−トリフルオロメチルベ
ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(4−ジメチルア
ミノ−2,6−ジメチルフェニル)カルボキサミド:MS 539(M+H);
(化合物59)。
【0138】 ggg)N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−トリフルオロメチルベ
ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(4−ヒドロキシ
−2,6−ジメチルフェニル)カルボキサミド:MS 512(M+H);(化
合物60)。
【0139】 hhh)N−{[5−ジエチルアミノ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾ
イミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメ
チルフェニル)カルボキサミド:MS 513(M+H);(化合物61)。
【0140】 iii)N−{[1−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−メチルフェニ
ル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,
6−トリメチルフェニル)カルボキサミド:MS 486(M+H);(化合物
62)。
【0141】 jjj)N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−トリフルオロメチルベ
ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−[1−(ヒドロキシメチル)エチル
](2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミド:MS 526(M+H
);(化合物63)。
【0142】 kkk)N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−トリフルオロメチルベ
ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(3−ヒドロキシプロピル)(2,
4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミド:MS 526(M+H);(化
合物64)。
【0143】 lll)N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−トリフルオロメチルベ
ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキ
シメチル)エチル](2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミド:MS 542(M+H);(化合物65)。
【0144】 mmm)N−{[5−ヨード−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェ
ニル)カルボキサミド:MS 568(M+H);(化合物66)。 nnn)N−{[1−(4−ヒドロキシフェニル)−5−トリフルオロメチル
ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−
トリメチルフェニル)カルボキサミド:MS 496(M+H);(化合物67
)。
【0145】実施例4 模式図IIIに示される、インドールカルボキサミドを調製するための一般的な 手順 N−{[1−(4−メトキシフェニル)インドル−2−イル]メチル}−N−
(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミド
【化24】
【0146】 N−フェニルインドールカルボン酸を文献法[P.C.Unangst ら,
J.Heterocyclic Chem.,24,811(1987)]に従
って調製する。N,N−ジメチルホルムアミド(15ml)中のN−(4−メト
キシ)フェニルインドール−2−カルボン酸(2g、7.48ミリモル)の溶液
にトリエチルアミン(1.25m、9ミリモル)、次いでジエチルシアノホスホ
ネート(DECP)(1.52ml、9ミリモル)を0℃で添加する。得られた
溶液を10分間攪拌した後、イソプロピルアミン(1.92ml、22.5ミリ
モル)を添加する。室温で1時間攪拌した後、溶液を水で希釈して酢酸エチルで
抽出する。抽出物を合わせて水で洗浄し、食塩水で洗浄した後乾燥させる。溶媒
を真空中で除去して生成物を明黄色固体(2.07g、90%)として得る。
【0147】 テトラヒドロフラン(THF、4mL)中の後者のアミド(840mg、2.
72ミリモル)の混合物をTHF中の水素化アルミニウムリチウムの溶液(1N
、6.8ml)に添加する。得られた黄色溶液を24時間還流した後、室温に冷
却してEtOで希釈し、0℃の水を添加することによりゲルが形成されるまで
急冷する。EtO層を分離し、ゲルをさらなるEtOで抽出する。合わせた
EtO抽出物を水で洗浄し、食塩水で洗浄して乾燥させる。真空中で溶媒を除
去して黄色油残滓を得、それを1N HCl(5ml)及びEtO(10ml
)中で攪拌する。白色沈殿を分離し、水で洗浄してEtOですすぎ、乾燥させ
て生成物をその塩酸塩として得る(430mg、48%)。
【0148】 ジクロロエタン(2ml)及びトリエチルアミン(0.25ml、1.75ミ
リモル)中の後者のアミン(165mg、0.5ミリモル)に2,4,6−トリ
メチルベンゾイル塩化物(0.166ml、1ミリモル)を添加する。得られた
混合物を室温で4時間攪拌し、CHClで希釈し、水で洗浄し、飽和NaH
CO水溶液で洗浄し、食塩水で洗浄して乾燥させる。真空中で溶媒を除去し、
残滓をシリカゲルカラム(CHCl溶出)によって精製してN−{[1−(
4−メトキシフェニル)インドル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)
(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミドの白色固体(100mg)
を得る:MS 441(M+H);(化合物68)。
【0149】実施例5 CRF受容体結合活性のアッセイ 以下のヒトCRF1受容体活性の2つのアッセイは、CRF受容体に対するC
RFの親和性を決定するのに用いることができるCRF結合の標準アッセイであ
る。
【0150】組換えヒトCRF 受容体結合活性のアッセイ CRF受容体結合を、Grigoriadis及びDe Souzaによって
記述されるアッセイ(Methods In Neurosciences,V
ol.5,1991)の修正版を用いて行う。CRF受容体を含む膜ペレットを
、10mM MgCl及び2mM EDTAを含む50mMトリスバッファp
H7.7に再懸濁させ、48000gで10分間遠心する。膜を再度洗浄し、結
合バッファ中で1500mg/mlの最終濃度とする。(0.1% BSA、1
5mMバシトラシン及び0.01mg/mLアプロチニンを含む上記トリスバッ
ファ)。結合アッセイのため、100mLの125I−CRF(SA2200C
i/ミリモル、最終濃度100pM)及び50mLの薬物を収容する96ウェル
マイクロチューブプレートに100mLの膜調製品を加える。結合を室温で2時
間行う。次に、プレートをBrandel96ウェル細胞ハーベスターで収集し
、フィルターをWallac 1205 Betaplate液体シンチレーシ
ョンカウンターでガンマ放射についてカウントする。非特異的結合は1mM冷C
RFによって定義する。IC50値を非線形カーブフィッテングプログラムRS
/1(BBN Software Products Corp.、ケンブリッ
ジ、MA)で算出する。IC50値として表される式Iの化合物の結合親和性は
、一般には、約0.5ナノモル濃度ないし約10マイクロモル濃度である。
【0151】 本発明の好ましいアリールピリミジンは標準イン・ビトロ受容体結合アッセイ
、特には実施例44において指定されるアッセイにおいて良好な活性を示し、こ
れは後に続き、かつ以下で定義される。特に好ましい本発明のアリールピリミジ
ンは、そのような定義されたイン・ビトロCRF受容体結合アッセイにおいて約
10マイクロモル濃度以下のIC50、より好ましくは約100ナノモル濃度以
下のIC50、さらにより好ましくは約10ナノモル濃度以下のIC50、もし
くは1ナノモル濃度以下のIC50さえも有する。
【0152】 その代わりに、ヒトCRF受容体に対する式Iの化合物の結合親和性は以下
のように測定することができる:IMR32細胞におけるヒトCRF受容体結合活性のアッセイ IMR−32ヒト神経芽細胞腫細胞は、アール平衡塩及び2mM 1−グルタ
ミンを10%FBS、25mM HEPES、1mMピルビン酸ナトリウム及び
非必須アミノ酸と共に含むEMEMにおいて80%集密まで成長する。この時点
で、細胞のフラスコを2.5μMの5−ブロモ−2’−デオキシウリジン(Br
−dU)で10日間処理する。10日間にわたって3−4日毎に培地を替える。
No−Zyme(JRH Biosciences)を用いて細胞を収集し、P
BSですすぐ。膜調製のため、細胞を洗浄バッファ(50mMトリスHCl、1
0mM MgCl、2mM EGTA、pH7.4)中でホモジナイズし、4
8,000×gで10分間、4℃で遠心する。さらに2回、ペレットを再懸濁さ
せ、ホモジナイズして遠心する。アッセイバッファ(50mMトリスHCl、1
0mM MgCl、2mM EGTA、pH 7.4、0.1%BSA、0.
1mMバシトラシン(22.0mg/100mL))、150μgタンパク質/
チューブ及び[125I]Sauvagine(NEN;競合分析については1
00pM、飽和分析については10pM−1 nM)を用いて受容体結合アッセ
イを行い、最終容積200μLを得る。非特異的結合は2μM r/h CRF
又は9−41アルファ−螺旋CRFを用いて定義する。細胞を室温で2時間イン
キュベートする。氷冷50mMトリスHClを用いて1%PEIに予め浸漬し、
完全に風乾したGFCフィルターを通して急速真空濾過(Tomtec:Dee
pwell 3)することによってアッセイを終了させる。特異的結合:70−
80%;Kd(nM):0.30nM;Bmax(fmole/mgタンパク質
):40−50。非線形カーブフィッティングプログラムRS/1(BBN S
oftware Products Corp.、ケンブリッジ、MA)でIC50 を算出する。IC50値として表される式Iの化合物の結合親和性は10マ
イクロモル濃度未満である。
【0153】実施例6 本発明の放射標識プローブ化合物の調製 本発明の化合物を、放射性同位体である少なくとも1つの原子を含む前駆体を
用いてそれらの合成を実施することにより、放射標識プローブとして調製する。
放射性同位体は、好ましくは、炭素(好ましくは14C)、水素(好ましくは H)、イオウ(好ましくは35S)、又はヨウ素(好ましくは125I)のうち
の少なくとも1つのものから選択される。このような放射標識プローブは、放射
標識プローブ化合物のカスタム合成を専門とする放射性同位体供給業者によって
都合よく合成される。このような供給業者にはAmersham Corpor
ation、アーリントン・ハイツ(Arlington Heights)、IL;Cambr
idge Isotope Laboratories,Inc. アンドーバ
ー(Andover)、MA;SRI International、メンローパーク
(Menlo Park)、CA;Wizard Laboratories、ウェスト・
サクラメント(West Sacramento)、CA;ChemSyn Laborato
ries、レキセナ(Lexena)、KS;American Radiolabe
led Chemicals,Inc.、セントルイス、MO;及びMorav
ek Biochemicals Inc.、ブレア(Brea)、CAが含まれる
【0154】 トリチウム標識プローブ化合物も、トリチウム化酢酸中での白金触媒交換、ト
リチウム化トリフルオロ酢酸中での酸触媒交換、又はトリチウムガスを用いる不
均一触媒交換によって触媒的に都合よく調製される。また、このような調製は、
前記段落に列挙される供給業者のいずれかにより、本発明の化合物を基質として
用いて、カスタム放射標識として都合よく行われる。加えて、適切であるならば
、特定の前駆体をトリチウムガスとのトリチウム−ハロゲン交換、不飽和結合の
トリチウムガス還元、又はトリチウム化ホウ素ナトリウムを用いる還元に処する
ことができる。
【0155】実施例7 受容体オートラジオグラフィー 受容体オートラジオグラフィー(受容体マッピング)を、Kuharによって
Current Protocols in Pharmacology (1
998) John Wiley & Sons,New Yorkの8.1.
1ないし8.1.9項に記載されるように、前記実施例に記載されるように調製
した本発明の放射標識化合物を用いてイン・ビトロで行う。
【0156】 今や、本発明並びにその製造及び使用の方法及びプロセスが、それが属する技
術分野におけるあらゆる熟練者がそれを製造して使用することができるようにな
るのに十分で、明瞭で、簡潔で、かつ正確な用語で説明されている。前記は本発
明の好ましい態様を説明するものであり、請求の範囲に記載される本発明の精神
又は範囲から逸脱することなく変形をなし得ることは理解されるであろう。発明
とみなされる主題を特に指摘し、かつ明瞭に主張するため、以下の請求の範囲で
本明細書を締めくくる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 25/00 A61P 25/00 25/22 25/22 25/24 25/24 C07D 235/14 C07D 235/14 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ジェ、 ピン アメリカ合衆国 06405 コネティカット 州 ブランフォード モントヤ ドライブ 74 (72)発明者 ユーン、 テヨン アメリカ合衆国 06512 コネティカット 州 イースト ヘイヴン ナンバー18− 137 ミル ストリート 140 (72)発明者 ハッチソン、 アラン アメリカ合衆国 06443 コネティカット 州 マディスン キンバリー レーン 29 Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 AA03 BC39 MA01 MA04 MA05 NA14 ZA02 ZA11 ZA12 ZA36 ZA70 4C204 AB01 BB01 CB03 DB13 EB02 FB17 GB01

Claims (90)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 (ここで、 AはN又はC−Yを表し、Yは水素又は(C−C)アルキルであり; Gは水素、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル
    、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキ
    シ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル
    、−SH、(C−C)アルキルチオ−、チオ(C−C)アルキル又は(
    −C)アルキルチオ(C−C)アルキルを表し; Rは水素、(C−C)アルキル、又はヒドロキシ(C−C)アルキ
    ルを表し; Rは水素又は(C−C)アルキルを表し、ただし、AがC−Yであると
    きRは水素であり; R及びRは同じであるか、もしくは異なり、水素、ハロゲン、トリフルオ
    ロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C)アルキル、(C −C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C −C)アルコキシ(C−C)アルキル、−SH、(C−C)アルキル
    チオ、チオ(C−C)アルキル又は(C−C)アルキルチオ(C−C )アルキルであり;並びに R、R、R及びRは同じであるか、もしくは異なり、水素、ハロゲン
    、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C)アル
    キル、(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ(C−C)ア
    ルコキシ、ヒドロキシ(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C −C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−S
    H、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、(C−C)アルキルチオ、チ
    オ(C−C)アルキル又は(C−C)アルキルチオ(C1−C)アル
    キルである) の化合物又はそれらの薬学的に許容し得る非毒性塩。
  2. 【請求項2】 式 【化2】 (ここで、 AはN又はC−Yを表し、Yは水素又は(C−C)アルキルであり; Gはハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C −C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C −C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−S
    H、(C−C)アルキルチオ−、チオ(C−C)アルキル又は(C
    )アルキルチオ(C−C)アルキルを表し; Rは水素、(C−C)アルキル、又はヒドロキシ(C−C)アルキ
    ルを表し; Rは水素又は(C−C)アルキルを表し、ただし、AがC−Yであると
    きRは水素であり; R及びRは同じであるか、もしくは異なり、水素、ハロゲン、トリフルオ
    ロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C)アルキル、(C −C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ(C−C)アルコキシ、ヒ
    ドロキシ(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C)ア
    ルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−SH、(C
    )アルキルチオ、チオ(C−C)アルキル又は(C−C)アルキル
    チオ(C−C)アルキルを表し、ただし、R及びRは両者が同時に水素
    であることはできず;並びに R、R、R及びRは同じであるか、もしくは異なり、水素、ハロゲン
    、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C)アル
    キル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C)アル
    キル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−SH、(C−C )アルキルチオ、チオ(C−C)アルキル又は(C−C)アルキルチ
    オ(C1−C)アルキルを表す) の化合物又はそれらの薬学的に許容し得る非毒性塩。
  3. 【請求項3】 式 【化3】 (ここで、 Qは 【化4】 を表し; Gはハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C −C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C −C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−S
    H、(C−C)アルキルチオ、チオ(C−C)アルキル又は(C−C )アルキルチオ(C−C)アルキルを表し; Rは水素又は(C−C)アルキルを表し; Rは水素又は(C−C)アルキルを表し; R及びRは同じであるか、もしくは異なり、かつ水素、ハロゲン、トリフ
    ルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C)アルキル、(
    −C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(
    −C)アルコキシ(C−C)アルキル、チオール、(C−C)ア
    ルキルチオール、チオ(C−C)アルキル又は(C−C)アルキルチオ
    (C−C)アルキルを表し、ただし、R及びRは両者とも水素であるこ
    とはできず;並びに R、R、R及びRは同じであるか、もしくは異なり、かつ水素、ハロ
    ゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C
    アルキル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C
    アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、チオール、(C −C)アルキルチオール、チオ(C−C)アルキル又は(C−C
    アルキルチオ(C−C)アルキルを表す) の化合物又はそれらの薬学的に許容し得る非毒性塩。
  4. 【請求項4】 R及びRが独立に水素、ハロゲン、ヒドロキシ、トリ
    フルオロメチル、ニトリル、C−Cアルキル、又はC−Cアルコキシを
    表す請求項2による化合物。
  5. 【請求項5】 R及びRが独立に水素、フルオロ、クロロ、ヒドロキ
    シ、トリフルオロメチル、又はメチルを表す請求項3による化合物。
  6. 【請求項6】 GがC−Cアルキル、C−Cアルコキシ、又はハ
    ロゲンである請求項4による化合物。
  7. 【請求項7】 R及びRが5及び6位にあり、かつ独立に水素、フル
    オロ、クロロ、メチル、エチル、エトキシ又はメトキシを表し、並びにGがメチ
    ル、メトキシ、又はクロロである請求項4による化合物。
  8. 【請求項8】 R及びRが独立に水素、C−Cアルコキシ、C −Cアルキル、ハロゲン、又はトリフルオロメチルである請求項5による化合
    物。
  9. 【請求項9】 Qが 【化5】 であって、GがC−Cアルキルであり、かつR及びRが独立に水素、C −Cアルコキシ、C−Cアルキル、ハロゲン、又はトリフルオロメチル
    である請求項4による化合物。
  10. 【請求項10】 Qがトリメチルフェニルである請求項2による化合物。
  11. 【請求項11】 Qがトリメチルフェニルである請求項6による化合物。
  12. 【請求項12】 RがC−Cアルキルである請求項4による化合物
  13. 【請求項13】 RがC−Cアルキルである請求項6による化合物
  14. 【請求項14】 Rがイソプロピルである請求項2による化合物。
  15. 【請求項15】 Rがイソプロピルである請求項8による化合物。
  16. 【請求項16】 Rが水素である請求項12による化合物。
  17. 【請求項17】 Rが水素である請求項13による化合物。
  18. 【請求項18】 式 【化6】 (ここで、 Qは 【化7】 を表し、 Gは、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(
    −C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(
    −C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−
    SH、(C−C)アルキルチオ、チオ(C−C)アルキル又は(C
    )アルキルチオ(C−C)アルキルを表し; Rは水素又は(C−C)アルキルを表し; R及びRは同じであるか、もしくは異なり、かつ水素、ハロゲン、トリフ
    ルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C)アルキル、(
    −C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(
    −C)アルコキシ(C−C)アルキル、チオ、(C−C)アルキ
    ルチオール、チオ(C−C)アルキル又は(C−C)アルキルチオ(C −C)アルキルを表し、ただし、R及びRは同時に両者が水素であるこ
    とはできず;並びに R、R、R及びRは同じであるか、もしくは異なり、かつ水素、ハロ
    ゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトリル、(C−C
    アルキル、(C−C)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C−C
    アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−SH、(C −C)アルキルチオール、チオ(C−C)アルキル又は(C−C)ア
    ルキルチオ(C−C)アルキルを表す)の化合物又はそれらの薬学的に許容
    し得る非毒性塩。
  19. 【請求項19】 R及びRが独立に水素、ハロゲン、ヒドロキシ、ト
    リフルオロメチル、ニトリル、C−Cアルキル、又はC−Cアルコキシ
    を表す請求項18による化合物。
  20. 【請求項20】 GがC−Cアルキル、C−Cアルコキシ、又は
    ハロゲンである請求項19による化合物。
  21. 【請求項21】 Qが 【化8】 であって、GがC−Cアルキルであり、かつ及びRが独立に水素、C −Cアルコキシ、C−Cアルキル、ハロゲン、又はトリフルオロメチルで
    ある請求項19による化合物。
  22. 【請求項22】 Qがトリメチルフェニルである請求項18による化合物
  23. 【請求項23】 RがC−Cアルキルである請求項19による化合
    物。
  24. 【請求項24】 Rがイソプロピルである請求項19による化合物。
  25. 【請求項25】 Rがイソプロピルである請求項21による化合物。
  26. 【請求項26】 Rが水素である請求項21による化合物。
  27. 【請求項27】 N−{[1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)ベ
    ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−ト
    リメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  28. 【請求項28】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリクロロフェ
    ニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  29. 【請求項29】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2−メチルフェニル)カルボ
    キサミドである請求項1による化合物。
  30. 【請求項30】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4−ジメチルフェニル)
    カルボキサミドである請求項1による化合物。
  31. 【請求項31】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2−メトキシフェニル)カル
    ボキサミドである請求項1による化合物。
  32. 【請求項32】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(3−フルオロ−2−メチルフ
    ェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  33. 【請求項33】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(4−クロロ−2−メトキシフ
    ェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  34. 【請求項34】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4−ジクロロフェニル)
    カルボキサミドである請求項1による化合物。
  35. 【請求項35】 N−{(1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,6−ジメチルフェニル)
    カルボキサミドである請求項1による化合物。
  36. 【請求項36】 N−{[1−(3−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェ
    ニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  37. 【請求項37】 N−{[1−(3−メチルフェニル)ベンゾイミダゾル
    −2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニ
    ル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  38. 【請求項38】 N−{[1−(2−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェ
    ニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  39. 【請求項39】 N−{[1−(2−メチルフェニル)ベンゾイミダゾル
    −2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニ
    ル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  40. 【請求項40】 N−{[1−(4−クロロ−2−メチルフェニル)ベン
    ゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリ
    メチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  41. 【請求項41】 N−{[1−(4−メチルフェニル)ベンゾイミダゾル
    −2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニ
    ル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  42. 【請求項42】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェ
    ニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  43. 【請求項43】 N−{[1−(2−クロロフェニル)ベンゾイミダゾル
    −2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニ
    ル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  44. 【請求項44】 N−{[1−(4−フルオロフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェ
    ニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  45. 【請求項45】 N−{[1−(4−クロロフェニル)ベンゾイミダゾル
    −2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニ
    ル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  46. 【請求項46】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2−フルオロ−4−トリフル
    オロメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  47. 【請求項47】 N−{[1−(4−ヒドロキシフェニル)ベンゾイミダ
    ゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフ
    ェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  48. 【請求項48】 N−{[5−フルオロ−1−(4−メトキシフェニル)
    ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−
    トリメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  49. 【請求項49】 N−{[6−メトキシ−1−(4−メトキシフェニル)
    ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−
    トリメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  50. 【請求項50】 N−{[6−エトキシ−1−(4−メトキシフェニル)
    ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−
    トリメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  51. 【請求項51】 N−{[6−クロロ−1−(4−メトキシフェニル)ベ
    ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−ト
    リメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  52. 【請求項52】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−メチルベ
    ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−ト
    リメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  53. 【請求項53】 N−{[1−(2,4−ジメチルフェニル)ベンゾイミ
    ダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチル
    フェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  54. 【請求項54】 N−{[1−(4−エトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェ
    ニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  55. 【請求項55】 N−{[1−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)
    ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−
    トリメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  56. 【請求項56】 N−{[1−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル
    )ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6
    −トリメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  57. 【請求項57】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,6−ジメチル−4−メト
    キシフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  58. 【請求項58】 N−{[5−フルオロ−1−(4−メトキシフェニル)
    ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,6−ジメ
    チル−4−メトキシフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  59. 【請求項59】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−メチルベ
    ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,6−ジメチ
    ル−4−メトキシフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  60. 【請求項60】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)インドル−2−
    イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カ
    ルボキサミドである請求項1による化合物。
  61. 【請求項61】 N−[(1−フェニルベンゾイミダゾル−2−イル)メ
    チル]−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサ
    ミド; N−[(1−フェニルベンゾイミダゾル−2−イル)メチル]−N−(メチル
    エチル)(2,4,6−トリクロロフェニル)カルボキサミド; N−[(1−フェニルベンゾイミダゾル−2−イル)メチル]−N−(メチル
    エチル)(2,4−ジメチルフェニル)カルボキサミド; N−{[1−(2,4,6−トリメチルフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イ
    ル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カル
    ボキサミド; N−{[1−(2,4,6−トリメチルフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イ
    ル]メチル}−N−(シクロプロピル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カ
    ルボキサミド; N−[(1−フェニルベンゾイミダゾル−2−イル)メチル]−N−(シクロ
    プロピル)(2,4−ジメチルフェニル)カルボキサミド; N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル
    }−N−(メチルエチル)(4−トリフルオロメチルフェニル)カルボキサミド
    ; N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル
    }−N−(ジメチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミ
    ド; N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル
    }(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミド; N−{[1−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)ベンゾイミダゾル
    −2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニ
    ル)カルボキサミド; N−{[6−ヒドロキシ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−
    2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル
    )カルボキサミド; N−{[6−クロロ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−
    イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,6−ジメチル−4−メトキシフェ
    ニル)カルボキサミド; N−{[5−メチル−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−
    イル]メチル}−N−(メチルエチル)(4−メトキシ−2−メチルフェニル)
    カルボキサミド; N−{[5−アミノ−1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−
    イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カ
    ルボキサミド; N−{[5−メチル−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ベンゾイミダ
    ゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフ
    ェニル)カルボキサミド; N−{[5−メチル−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ベンゾイミダ
    ゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(4−クロロ−2,6−ジメ
    チルフェニル)カルボキサミド; N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−トリフルオロメチルベンゾイミ
    ダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(4−ヒドロキシ−2,6
    −ジメチルフェニル)カルボキサミド; N−{[1−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−メチルフェニル)ベン
    ゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリ
    メチルフェニル)カルボキサミド; 及び N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−トリフルオロメチルベンゾイミ
    ダゾル−2−イル]メチル}−N−(3−ヒドロキシプロピル)(2,4,6−
    トリメチルフェニル)カルボキサミド、 から選択される請求項1による化合物。
  62. 【請求項62】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)ベンゾイミダゾ
    ル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(4−クロロ−2,6−ジメチ
    ルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  63. 【請求項63】 N−{[5−メチル−1−(4−メトキシフェニル)ベ
    ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(4−クロロ−2
    ,6−ジメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  64. 【請求項64】 N−{[5−ブロモ−1−(4−メトキシフェニル)ベ
    ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−ト
    リメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  65. 【請求項65】 N−{[1−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)ベ
    ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−ト
    リメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  66. 【請求項66】 N−{[1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−
    5−トリフルオロメチルベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチル
    エチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1に
    よる化合物。
  67. 【請求項67】 N−{[5−tert−ブトキシカルバミル−1−(4
    −メトキシフェニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエ
    チル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1によ
    る化合物。
  68. 【請求項68】 N−{[5−ジメチルアミノ−1−(4−メトキシフェ
    ニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4
    ,6−トリメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  69. 【請求項69】 N−{[1−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)
    −5−トリフルオロメチルベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチ
    ルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1
    による化合物。
  70. 【請求項70】 N−{[1−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−
    メチルフェニル)−5−トリフルオロメチルベンゾイミダゾル−2−イル]メチ
    ル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミ
    ドである請求項1による化合物。
  71. 【請求項71】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−トリフル
    オロメチルベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(4
    −ジメチルアミノ−2,6−ジメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1
    による化合物。
  72. 【請求項72】 N−{[5−ジエチルアミノ−1−(4−メトキシフェ
    ニル)ベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4
    ,6−トリメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  73. 【請求項73】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−トリフル
    オロメチルベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−[1−(ヒドロキシメ
    チル)エチル](2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミドである請求
    項1による化合物。
  74. 【請求項74】 N−{[1−(4−メトキシフェニル)−5−トリフル
    オロメチルベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−[2−ヒドロキシ−1
    −(ヒドロキシメチル)エチル](2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキ
    サミドである請求項1による化合物。
  75. 【請求項75】 N−{[5−ヨード−1−(4−メトキシフェニル)ベ
    ンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(2,4,6−ト
    リメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物。
  76. 【請求項76】 N−{[1−(4−ヒドロキシフェニル)−5−トリフ
    ルオロメチルベンゾイミダゾル−2−イル]メチル}−N−(メチルエチル)(
    2,4,6−トリメチルフェニル)カルボキサミドである請求項1による化合物
  77. 【請求項77】 請求項1による化合物及び少なくとも1種類の薬学的に
    許容し得る担体又は賦形剤を含む医薬組成物。
  78. 【請求項78】 請求項1による化合物の調製方法。
  79. 【請求項79】 容器内の請求項77の医薬組成物及び必要とする患者の
    治療に該組成物を用いるための指示書を含む包装済み医薬組成物。
  80. 【請求項80】 前記患者がストレス、不安、抑鬱、心血管疾患、肥満又
    は摂食障害を患う請求項79の包装済み医薬組成物。
  81. 【請求項81】 組織切片試料においてCRF受容体の位置決定をするた
    めの方法であって、 組織試料への化合物の結合を許容する条件下で、該組織試料を検出可能に標識
    した請求項1の該化合物と接触させ、 組織試料を洗浄して非結合化合物を除去し;及び 結合化合物を検出する、 ことを含む方法。
  82. 【請求項82】 過剰又は不十分量のCRFに関連する生理学的障害を治
    療又は予防するための方法であって、必要とする患者に有効量の請求項1による
    化合物を投与することを含む方法。
  83. 【請求項83】 CRF1受容体へのCRFの結合を阻害する方法であっ
    て、CRFの存在下において請求項1の化合物を含む溶液をCRF1受容体を発
    現する細胞と接触させることを含み、イン・ビトロでIMR32細胞へのCRF
    結合のレベルを低下させるの十分な濃度で該化合物が溶液中に存在する方法。
  84. 【請求項84】 細胞表面CRF1受容体のシグナル伝達活性を変化させ
    るための方法であって、CRF1受容体を発現する細胞を請求項1による化合物
    を含む溶液と接触させることを含み、イン・ビトロでIMR32細胞へのCRF
    結合のレベルを低下させるの十分な濃度で該化合物が溶液中に存在する方法。
  85. 【請求項85】 CFR結合の標準アッセイにおいて1マイクロモル濃度
    以下のIC50を示す請求項1による化合物。
  86. 【請求項86】 CFR結合の標準アッセイにおいて100ナノモル濃度
    以下のIC50を示す請求項1による化合物。
  87. 【請求項87】 CFR結合の標準アッセイにおいて10ナノモル濃度以
    下のIC50を示す請求項1による化合物。
  88. 【請求項88】 ストレス、不安又は抑鬱を治療するための方法であって
    、必要とする患者に有効量の請求項1による化合物を投与することを含む方法。
  89. 【請求項89】 肥満又は摂食障害を治療するための方法であって、必要
    とする患者に有効量の請求項1による化合物を投与することを含む方法。
  90. 【請求項90】 心血管障害を治療するための方法であって、必要とする
    患者に有効量の請求項1による化合物を投与することを含む方法。
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