JP2003528117A - 相乗作用による除草方法及び除草剤組成物 - Google Patents

相乗作用による除草方法及び除草剤組成物

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JP2003528117A JP2001570096A JP2001570096A JP2003528117A JP 2003528117 A JP2003528117 A JP 2003528117A JP 2001570096 A JP2001570096 A JP 2001570096A JP 2001570096 A JP2001570096 A JP 2001570096A JP 2003528117 A JP2003528117 A JP 2003528117A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、相乗作用を示す有効量のイミダゾリノン系除草剤とＭＣＰＡの組合せを雑草又は雑草の生育地に施用することを含んで成る、広範な雑草種を相乗作用により防除する方法を提供する。本発明はまた、イミダゾリノン系除草剤とＭＣＰＡを含んで成る、相乗作用を示す除草剤組成物を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】発明の背景 イミダゾリノン化合物、例えば、ＵＳ-４,１８８,４８７、ＵＳ-４,７９８,６
１９、及びＵＳ-５,３３４,５７６に記載されたイミダゾリノン化合物は、非常
高い効果と広いスペクトラムを有しながら環境には優しい除草活性物質である。
上記イミダゾリノン化合物は優れた除草活性を示すが、単独の活性成分として使
用した場合、商業としての農業に於いて問題となる全ての雑草種に対して必ずし
も効果的に防除し得るわけではない。その様な効果的に防除できない雑草種は、
多くの場合、当該雑草種に対して有効であることが知られている別の除草剤と一
緒に処理することで防除することが可能である。イミダゾリノン系除草剤に対し
て抵抗性又は耐性である作物の為に、広範な雑草種を有効に防除することはいま
だ困難である。従って、現在、イミダゾリノン系除草剤に対して抵抗性又は耐性
である作物に対して用いるための、広い殺草スペクトラムを有するより有効なイ
ミダゾリンノン系除草剤の混合剤を創製する研究が行われている。
【０００２】 ＡＨＡＳ阻害型除草剤と成長調節剤型除草剤の組合せがＵＳ−５,７３９,０８
０に記載されている。しかしながら、ＵＳ−５,７３９,０８０に開示されている
のは、上記組合せを用いて、作物、特にモロコシ、トウモロコシ及びコムギ等の
イネ科作物に対する薬害を軽減する方法である。スルホニルウレア等のＡＨＡＳ
阻害型除草剤と、安息香酸系除草剤（例えば、ジカンバ）又はフェノキシ酸系除
草剤（例えば、２,４−Ｄ及びＭＣＰＡ）等の成長調節剤型除草剤との組合せに
ついて、植物損傷の軽減作用は例示されているが、イミダゾリノン系除草剤とＭ
ＣＰＡの組合せについて拮抗作用や相乗作用等の生物学的相互作用に関しては全
く示されていない。さらに、相乗作用についての示唆や予測も全く開示されてい
ない。
【０００３】 従って、本発明の目的は、望ましくない広範な種類の広葉植物及びイネ科植物
を相乗作用により防除する方法を提供することである。
【０００４】 本発明の別の目的は、広範な雑草種を防除するのに有効な相乗作用を示す除草
剤組成物を提供することである。
【０００５】 本発明の特徴は、本発明の相乗作用により除草する方法及び相乗作用を示す除
草剤組成物を、イミダゾリノン抵抗性作物又はイミダゾリノン耐性作物の存在下
で適用し得ることである。
【０００６】発明の概要 本発明は、イミダゾリノン系除草剤と（４−クロロ−１−メチルフェノキシ)
酢酸（ＭＣＰＡ）の組合せを相乗作用を示すのに有効な量で望ましくない植物が
存在する場所又は該植物の葉若しくは茎に施用することを含んで成る、望ましく
ない植物を相乗作用により防除する方法を提供する。
【０００７】 本発明は、また、農業上許容される担体と相乗作用を示す有効な量のイミダゾ
リノン系除草剤とＭＣＰＡの組合せを含有する、相乗作用を示す除草剤組成物を
提供する。
【０００８】発明の説明 イミダゾリノン化合物、例えば、ＵＳ-４,１８８,４８７、ＵＳ-４,７９８,６
１９、又はＵＳ-５,３３４,５７６に記載されたイミダゾリノン化合物は、非常
に高い効果と広いスペクトラムを有しながら環境には優しい除草活性物質である
。上記イミダゾリノン化合物は優れた除草活性を示すが、単独の活性成分として
使用した場合、商業としての農業に於いて問題となる全ての雑草種に対して必ず
しも効果的に防除し得るわけではない。小穀物畑において広葉雑草防除用除草剤
が広く使用される様になるにつれ、雑草種が変遷し、イネ科雑草の効果的な防除
が農業を行う上で重要な問題になってきた。広葉雑草とイネ科雑草の両方を単一
の除草剤で効果的に防除する為には、一般に、高薬量での繰り返し散布が必要と
されるが、その結果、通常、雑草の抵抗性が発達する。
【０００９】 驚くべきことに、イミダゾリノン系除草剤と（４−クロロ−２−メチルフェノ
キシ)酢酸（ＭＣＰＡ）の組合せが、望ましくない広葉植物とイネ科植物の広範
な種類の植物の防除に於いて相乗作用を示すことが見いだされた。即ち、本発明
の上記組合せを施用した場合、各成分の効果が相互に増強され、それによって、
個々の除草剤成分の処理量を低減しながら同じ除草効果を達成し得るか、あるい
は、上記除草剤成分の組合せを施用することにより、個々の除草剤成分を単独で
当該組合せに於ける処理量で施用した時に期待される効果よりも高い除草効果が
得られる（相乗効果）。本発明の上記組合せは、イミダゾリノン抵抗性作物又は
イミダゾリノン耐性作物、好ましくは、禾穀類作物、より好ましくはコムギの栽
培に於いて使用するのに特に適している。
【００１０】 本発明の組合せに於いて使用するのに好適なイミダゾリノン系除草剤には、下
記式（Ｉ）：
【化２】 ［式中、Ｙ及びＺは各々独立して、Ｈであるか、又は場合により１個のＣ１〜Ｃ ４ アルコキシ基により置換されていてもよいＣ１〜Ｃ４アルキルであるか、又は
、Ｙ及びＺは一緒になって基−ＣＨ＝ＣＨ−ＣＨ＝ＣＨ−を形成してもよい］で
表される化合物が包含される。
【００１１】 式（Ｉ）で表される好ましいイミダゾリノン化合物は： ２−(４−イソプロピル−４−メチル−５−オキソ−２−イミダゾリン−２−イ
ル)ニコチン酸 （イマザピル）； ２−(４−イソプロピル−４−メチル−５−オキソ−２−イミダゾリン−２−イ
ル)−３−キノリンカルボン酸 （イマザキン）； ２−(４−イソプロピル−４−メチル−５−オキソ−２−イミダゾリン−２−イ
ル)−５−メチルニコチン酸 （イマザピック）； ５−エチル−２−(４−イソプロピル−４−メチル−５−オキソ−２−イミダゾ
リン−２−イル)ニコチン酸 （イマゼタピル）； 又は ２−(４−イソプロピル−４−メチル−５−オキソ−２−イミダゾリン−２−イ
ル)−５−メトキシメチル)ニコチン酸 （イマザモックス） である。
【００１２】 式（Ｉ）で表されるより好ましいイミダゾリノン化合物は： ２−(４−イソプロピル−４−メチル−５−オキソ−２−イミダゾリン−２−イ
ル)−５−(メトキシメチル)ニコチン酸 （イマザモックス）； ２−(４−イソプロピル−４−メチル−５−オキソ−２−イミダゾリン−２−イ
ル)−５−メチルニコチン酸 （イマザピック）； ２−(４−イソプロピル−４−メチル−５−オキソ−２−イミダゾリン−２−イ
ル)ニコチン酸 （イマザピル）； 又はそれらの混合物である。
【００１３】 式（Ｉ）で表される特に好ましいイミダゾリノン化合物は： ２−(４−イソプロピル−４−メチル−５−オキソ−２−イミダゾリン−２−イ
ル)−５−メトキシメチルニコチン酸 （イマザモックス）； ２−(４−イソプロピル−４−メチル−５−オキソ−２−イミダゾリン−２−イ
ル)−５−メチルニコチン酸 （イマザピック）； 又はそれらの混合物である。
【００１４】 本願明細書及び特許請求の範囲に於いて、用語「ＭＣＰＡ」は、オーキシンタ
イプの除草剤である (４−クロロ−２−メチルフェノキシ)酢酸、並びに、その
塩、アルキル若しくはアリールアミド、アルキルエステル、及び／又はアルキル
チオエステルを示す。好ましくは、「ＭＣＰＡ」は、(４−クロロ−２−メチル
フェノキシ)酢酸、並びに、そのナトリウム塩、カリウム塩若しくはジメチルア
ミン塩、アミド、２−クロロアニリド、Ｃ１〜Ｃ１０アルキルエステル、及び／
又はＣ１〜Ｃ４アルキルチオエステルを示す。より好ましくは、「ＭＣＰＡ」は
、(４−クロロ−２−メチルフェノキシ)酢酸、並びに、そのナトリウム塩、カリ
ウム塩若しくはジメチルアミン塩、アミド、２−クロロアニリド、イソブチルエ
ステル、イソオクチルエステル、及び／又はエチルチオエステルを示す。最も好
ましくは、「ＭＣＰＡ」は、(４−クロロ−２−メチルフェノキシ)酢酸及び／又
はそのイソオクチルエステルを示す。
【００１５】 (４−クロロ−２−メチルフェノキシ)酢酸、そのナトリウム塩、カリウム塩、
若しくはジメチルアミン塩、アミド、２−クロロアニリド、イソブチルエステル
、イソオクチルエステル、及びエチルチオエステルは公知除草剤であって、Farm Chemicals Handbook '99, Meister Publishing Company 1999, Ci 246頁、C246
頁、及び Ci 303頁に記載されている。
【００１６】 本発明の相乗作用を示す除草剤の組合せは、イミダゾリノン系除草剤、好まし
くは式（Ｉ）で表されるイミダゾリノン化合物、より好ましくは、イマザモック
ス、イマザピック、イマザピル、又はそれらの混合物と、ＭＣＰＡを含有する。
本発明の方法で使用するのに好適な、相乗作用を示す除草剤の組合せは、イミダ
ゾリノン化合物とＭＣＰＡの重量比（wt/wt）が約１：４〜１：２０、特に、約
１：１０〜１：２０である組合せである。
【００１７】 従って、本発明の方法では、イミダゾリノン系除草剤とＭＣＰＡの組合せを相
乗作用を示すのに有効な量で、場合により、イミダゾリノン系除草剤に対して抵
抗性又は耐性を有する作物、好ましくは禾穀類作物、より好ましくはコムギの存
在下に、望ましくない植物が存在する場所、該植物の葉又は茎に施用する。
【００１８】 実際の使用に際しては、本発明の組合せ除草剤は、水性濃厚製剤、顆粒水和剤
、水和剤若しくは可溶粒剤の形態で、又は作物栽培に於いて慣用的に使用されて
いる形態で、望ましくない植物の茎若しくは葉、又は該植物が存在する場所に施
用し得る。
【００１９】 本発明により、農業上許容される担体と、相乗作用を示す有効な量のイミダゾ
リノン系除草剤とＭＣＰＡの組合せを含有する、相乗作用を示す除草剤組成物も
提供される。農業上許容される担体は、固体又は液体の担体であり得る。農業上
許容される担体は好ましくは液体であり、より好ましくは水である。本発明の相
乗作用を示す除草剤組成物は、非必須成分として、他の添加剤、例えば、肥料、
不活性な製剤助剤、即ち、界面活性剤、乳化剤、消泡剤、染料、増量剤、又は除
草剤の製剤で一般に使用される慣用的な不活性成分を含有し得る。
【００２０】 本発明の組合せに於いて使用するのに好適なイミダゾリノン系除草剤には、下
記式（Ｉ）：
【化３】 ［式中、Ｙ及びＺは各々独立して、Ｈであるか、又は場合により１個のＣ１〜Ｃ ４ アルコキシ基により置換されていてもよいＣ１〜Ｃ４アルキルであるか、又は
、Ｙ及びＺは一緒になって基−ＣＨ＝ＣＨ−ＣＨ＝ＣＨ−を形成してもよい］で
表される化合物が包含される。
【００２１】 本発明の相乗作用を示す除草剤組成物に於いて好ましい組成物は、イミダゾリ
ノン系除草剤が、イマザモックス、イマザピック、イマザピル、イマゼタピル、
イマザキン、又はそれらの混合物である組成物である。本発明のより好ましい組
成物は、イミダゾリノン系除草剤が、イマザモックス、イマザピック、イマザピ
ル、又はそれらの混合物である組成物である。本発明の特に好ましい組成物は、
イミダゾリノン系除草剤が、イマザモックス、イマザピック、又はそれらの混合
物である組成物である。
【００２２】 本発明の組成物に於いて使用するのに好適な組合せの相乗作用を示す有効量は
、例えば、雑草圧、施用時期、施用方法、天候、土壌条件、地形学的特徴、対象
作物種等の一般的な条件により変動し得る。実際の使用に際しては、施用量は、
約０.１０〜１.００ｋｇ／ｈａ、好ましくは、約０.２５〜０.７５ｋｇ／ｈａの
活性成分を提供するのに充分な量であるのが好ましい。
【００２３】 本発明の別の実施形態に於いて、イミダゾリノン系除草剤又はその混合物の施
用量は、１〜２００ｇ／ｈａ、好ましくは、１０〜１５０ｇ／ｈａ、より好まし
くは、１５〜５０ｇ／ｈａである。
【００２４】 本発明の別の実施形態に於いて、ＭＣＰＡの施用量は、５０〜９５０ｇ／ｈａ
、より好ましくは、１５０〜７００ｇ／ｈａ、特に好ましくは、２００〜４００
ｇ／ｈａである。
【００２５】 本発明をより明瞭に理解する為に、本発明の具体的な実施例を以下に記述する
。以下の実施例は単に例示を目的とするものであって、本発明の範囲や本質を一
切制限するものではないことを理解されたい。
【００２６】 以下の実施例に於いて、相乗作用はコルビー法（S.R. Colby, Weeds, 1967(15
), 20-22頁）により測定する。即ち、当該組合せの各々の成分を単独で施用した
ときの観察された反応の積を１００で割り、その値を、当該組合せの各々の成分
を単独で施用したときの観察された反応の和から減じることで、当該組合せの期
待される（予想される）反応を計算する。次いで、当該組合せの観察された反応
を各々の成分単独の観察された反応から計算された期待される（予想される）反
応と比較することにより当該組合せの相乗作用を決定する。当該組合せの観察さ
れた反応が上記期待される（予想される）反応を上回った場合、当該組合せは相
乗作用を有する。
【００２７】 上記の相乗作用に関し、以下に数学的に説明する。下記式において、二成分の
組合せＣは成分Ｘと成分Ｙから成り、Obsは組合せＣの観察された反応を表す。
【００２８】
【数１】 実施例１ ホルデウム・レポリナム（Hordeum leporinum）（Wild barley）における生物体 量減少及び穂数抑制についてのイミダゾリノン系除草剤とＭＣＰＡの組合せの相 乗作用の評価 全ての試験は当分野で認められている標準的な雑草学的方法により実施した。
プロパンガス圧による小試験区用ブームスプレー散布器を用いて２ｍ×１０ｍの
試験区に試験化合物を散布した。試験設計は無作為完備ブロック型設計を修正し
たもので、４反復で行った。イミダゾリノン耐性作物を播種し、２〜６週間後に
試験化合物を散布した。
【００２９】 本評価においては、生物体量の減少は、無処理区のホルデウム・レポリナム（ Hordeum leporinum ）の数と量に比較して、処理区のホルデウム・レポリナム（H ordeum leporinum ）の数と量を肉眼により評価した。穂数の抑制は、各処理区の ホルデウム・レポリナム （Hordeum leporinum）の穂の数を計測し、無処理区の
ホルデウム・レポリナム（Hordeum leporinum）の穂の数と比較することで評価
した。
【００３０】 試験液は、市販の製剤品をタンクミックスすることにより調製した。全ての試
験液には、０.５％ｖ／ｖの量のエトキシル化植物油を添加した。
【００３１】 処理区は、生育期間中間隔をあけて調査し、生物体量の減少（％）及び穂数の
抑制（％）について評価した。データは、各処理について反復試験の平均で示し
た。コルビー法による解析を用いて、各成分を単独で施用した時の生物学的効果
と比較して当該組合せを処理して得られた生物学的効果を測定した。データは表
Ｉに示した。
【００３２】 表Ｉのデータから明らかな様に、イマザモックスとＭＣＰＡの組合せ又はイマ
ザピックとＭＣＰＡの組合せを散布した場合、イマザモックス単独、イマザピッ
ク単独又はＭＣＰＡ単独のいずれかを施用した場合に得られるイネ科植物ホルデ ウム・レポリナム （Hordeum leporinum）の生物体量減少及び穂数抑制から予想
される生物体量減少及び穂数抑制よりも、有意に大きな生物体量減少及び穂数抑
制が得られる。
【００３３】
【表１】 実施例２ ブロムス・ジアンドラス（Bromus diandrus）（Great bromegrass）における密
度減少についてのイミダゾリノン系除草剤とＭＣＰＡの組合せの相乗作用の評価 実施例１において記載したのと本質的に同じ手順及び同じ試験溶液を用いて、
以下の評価を行った。本評価に於いては、密度減少は、処理区のブロムス・ジア ンドラス （Bromus diandrus）の本数を数え、無処理区の本数と比較することで
測定した。
【００３４】 処理区は、植物の生育期間中間隔をあけて調査し、密度減少の割合（％）を求
めた。コルビー法による解析を行い、生物学的効果を求めた。データは平均値を
計算し、表IIに示した。
【００３５】 表IIに示したデータから明らかな様に、イネ科雑草であるブロムス・ジアンド ラス （Bromus diandrus）にイマザピックとＭＣＰＡの組合せを施用することに
より、イマザピック単独又はＭＣＰＡ単独のいずれかを施用することにより得ら
れる密度減少から予想される密度減少よりも有意に大きな密度減少が得られた。
【００３６】
【表２】
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１４年６月１４日（２００２．６．１４）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【化１】 ［式中、Ｙ及びＺは各々独立して、Ｈであるか、又は場合により１個のＣ１〜Ｃ ４アルコキシ基により置換されていてもよいＣ１〜Ｃ４アルキルであるか、又は 、Ｙ及びＺは一緒になって基−ＣＨ＝ＣＨ−ＣＨ＝ＣＨ−を形成してもよい］で 表される イミダゾリノン系除草剤とＭＣＰＡの組合せを相乗作用を示すのに有効
な量で望ましくない植物が存在する場所又は該植物の葉若しくは茎に施用するこ
とを含んで成る方法。
【化１】 ［式中、Ｙ及びＺは各々独立して、Ｈであるか、又は場合により１個のＣ１〜Ｃ ４アルコキシ基により置換されていてもよいＣ１〜Ｃ４アルキルであるか、又は 、Ｙ及びＺは一緒になって基−ＣＨ＝ＣＨ−ＣＨ＝ＣＨ−を形成してもよい］で 表される イミダゾリノン系除草剤とＭＣＰＡの組合せを含有する、相乗作用を示
す除草剤組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＯ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ， ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，Ｉ Ｓ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ， ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，Ｐ Ｔ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 望ましくない植物を相乗作用により防除する方法であって、
    イミダゾリノン系除草剤とＭＣＰＡの組合せを相乗作用を示すのに有効な量で望
    ましくない植物が存在する場所又は該植物の葉若しくは茎に施用することを含ん
    で成る方法。
  2. 【請求項２】 イミダゾリノン系除草剤として、式（Ｉ）： 【化１】 ［式中、Ｙ及びＺは各々独立して、Ｈであるか、又は場合により１個のＣ１〜Ｃ ４ アルコキシ基により置換されていてもよいＣ１〜Ｃ４アルキルであるか、又は
    、Ｙ及びＺは一緒になって基−ＣＨ＝ＣＨ−ＣＨ＝ＣＨ−を形成してもよい］で
    表されるイミダゾリノン系除草剤を使用する、請求項１に記載の方法。
  3. 【請求項３】 イミダゾリノン系除草剤が、イマザモックス、イマザピル、
    イマザピック、イマゼタピル、イマザキン、又はそれらの混合物である、請求項
    ２に記載の方法。
  4. 【請求項４】 イミダゾリノン系除草剤が、イマザモックス、イマザピック
    、イマザピル、又はそれらの混合物である、請求項３に記載の方法。
  5. 【請求項５】 イミダゾリノン系除草剤が、イマザモックス、イマザピック
    、又はそれらの混合物である、請求項３に記載の方法。
  6. 【請求項６】 イミダゾリノン系除草剤とＭＣＰＡの重量比（wt/wt）が約
    １：４〜１：２０である、請求項１に記載の方法。
  7. 【請求項７】 前記組合せを、イミダゾリノン系除草剤に対して抵抗性又は
    耐性を有する作物の植物体、種子又はその他の繁殖器官の存在下に施用する、請
    求項１に記載の方法。
  8. 【請求項８】 前記作物が禾穀類作物である、請求項７に記載の方法。
  9. 【請求項９】 前記作物がコムギである、請求項８に記載の方法。
  10. 【請求項１０】 農業上許容される担体と、相乗作用を示す有効な量のイミ
    ダゾリノン系除草剤とＭＣＰＡの組合せを含有する、相乗作用を示す除草剤組成
    物。
  11. 【請求項１１】 イミダゾリノン系除草剤が、イマザモックス、イマザピッ
    ク、イマザピル、イマゼタピル、イマザキン、又はそれらの混合物である、請求
    項１０に記載の組成物。
  12. 【請求項１２】 イミダゾリノン系除草剤が、イマザモックス、イマザピッ
    ク、イマザピル、又はそれらの混合物である、請求項１１に記載の組成物。
  13. 【請求項１３】 イミダゾリノン系除草剤が、イマザモックス、イマザピッ
    ク、又はそれらの混合物である、請求項１１に記載の組成物。
  14. 【請求項１４】 イミダゾリノン系除草剤とＭＣＰＡの重量比（wt/wt）が
    約１：４〜１：２０である、請求項１０に記載の組成物。
  15. 【請求項１５】 前記相乗作用を示す有効な量が、約０.１０ｋｇ／ｈａ〜
    約１.００ｋｇ／ｈａの量を供給するのに充分な量である、請求項１４に記載の
    組成物。
  16. 【請求項１６】 前記相乗作用を示す有効な量が、約０.２５ｋｇ／ｈａ〜
    ０.７５ｋｇ／ｈａの量を供給するのに充分な量である、請求項１５に記載の組
    成物。
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