JP2003527895A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. 使い捨て用吸収性衛生用品であって、該衛生用品は少なくとも二層を備える吸収体を含み、該吸収体は衛生用品の使用中体寄りの液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層と、体と反対側に設けられた貯蔵層とを含むことを特徴とし、該貯蔵層における高吸収性ポリマー材料の含有量が少なくとも５０重量％であることを特徴とし、液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層は発泡剤を添加した熱可塑性ポリマーを押出し成形することにより形成されることを特徴とする、衛生用品。
2. 液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層が少なくとも３０ｍｌの全体孔容積を有することを特徴とする請求項１記載の衛生用品。
3. 液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層が高吸収性ポリマー材料を含まないことを特徴とする請求項１または２記載の衛生用品。
4. 熱可塑性ポリマーがポリオレフィンを含むことを特徴とする請求項１，２または３記載の衛生用品。
5. 発泡率が５０％よりも大きいことを特徴とする請求項１〜４のいずれか一つに記載の衛生用品。
6. 発泡率が１００％よりも大きいことを特徴とする請求項５記載の衛生用品。
7. 液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層が添加剤として３〜３０重量％の繊維を含むことを特徴とする請求項１〜６のいずれか一つに記載の衛生用品。
8. 液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層が添加剤として１０〜２０重量％の繊維を含むことを特徴とする請求項１〜６のいずれか一つに記載の衛生用品。
9. 繊維がポリエステル繊維によって形成されていることを特徴とする請求項７または８に記載の衛生用品。
10. 液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層の単位面積あたりの重量が衛生用品の縦方向および横方向の少なくとも一方にわたって変化していることを特徴とする請求項１〜９のいずれか一つに記載の衛生用品。
11. 液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層の幅が衛生用品の縦方向にわたって変化していることを特徴とする請求項１〜１０のいずれか一つに記載の衛生用品。
12. 液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層の、使用中に体に向く側と反対側に、この液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層と共に押出し成形される貯蔵層が設けられていることを特徴とする請求項１〜１１のいずれか一つに記載の衛生用品。
13. 前記の請求項１〜１２のいずれか一つに記載の衛生用品を製造する途中で、液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層を製造するための方法において、
    熱可塑性ポリマーを押出し成形装置に供給し、
    熱可塑性ポリマーを溶融し、
    発泡剤を正圧下で供給し、
    混合物を押出し成形し、この場合発泡剤が圧力低下時に熱可塑性ポリマーを発泡させることを特徴とする方法。
14. 発泡剤としてＣＯ2 を使用することを特徴とする請求項１３記載の方法。
15. 熱可塑性ポリマーが８０〜２００℃の温度で溶融されることを特徴とする請求項１３または１４記載の方法。
16. 添加剤として繊維が押出し成形装置に供給されることを特徴とする請求項１３，１４または１５記載の方法。
17. 添加剤として表面活性物質が押出し成形装置に供給されることを特徴とする請求項１３〜１６のいずれか一つに記載の方法。
18. 押出し成形横断面積を押出し成形中に変化させることを特徴とする請求項１３〜１７のいずれか一つに記載の方法。
19. 押出し成形横断面積を振動するように変化させることを特徴とする請求項１８記載の方法。
20. 衛生用品の製造プロセスに組み込まれていること、及び該プロセスにおいて液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層が衛生用品の高速回転式製造機械内で直接押出し成形されることを特徴とする請求項１３〜１９記載の方法。
21. 高速回転式製造機械内で、液体収容層兼液体分配層兼液体一時貯蔵層と貯蔵層が層の共押出し成形によって形成されることを特徴とする請求項２０記載の方法。