JPH08504472A - 連続気泡ポリプロピレン発泡体及びその製法 - Google Patents

連続気泡ポリプロピレン発泡体及びその製法

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JPH08504472A JP6514099A JP51409994A JPH08504472A JP H08504472 A JPH08504472 A JP H08504472A JP 6514099 A JP6514099 A JP 6514099A JP 51409994 A JP51409994 A JP 51409994A JP H08504472 A JPH08504472 A JP H08504472A
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Abstract

(57)【要約】 発泡体が、発泡剤の全重量に基づいて85重量%より多い1種又はそれ以上の有機発泡剤を含む発泡剤を含む、主として膨張したプロピレン重合体物質を含む低密度、寸法安定性、連続気泡の押し出されたプロピレン重合体発泡体を製造する方法が開示される。プロピレン重合体物質は、プロピレン重合体物質の全重量に基づいて50重量%又はそれ以上のプロピレン単量体単位を含む。発泡体は、1m3当たり96kg又はそれ以下の密度を有する。発泡体は、20%より大きい連続気泡である。

Description

【発明の詳細な説明】 連続気泡ポリプロピレン発泡体及びその製法 技術分野 本発明は、1種又はそれ以上の有機発泡剤を一部又は完全に含む発泡剤により 発泡された低密度、寸法安定性、連続気泡の押し出されたプロピレン重合体発泡 体の製法に関する。発泡体は、優れたクッション性をもたらす。 背景技術 プロピレン重合体発泡体は、当業者に周知であり、そして多くの応用例えば米 国特許第3481455、3871897、3932569、4522955及 び4832770号に示されるものに有用である。これらの発泡体は、広い範囲 の有機及び無機の発泡剤により製造されてきた。 クッション性の応用に使用される連続気泡、低密度プロピレン重合体発泡体( 96kg/m3又はそれ以下)を有することが望ましい。非連続気泡ポリプロピ レン発泡体、最も有名なエチレン重合体発泡体は、概してこれらの応用に使用さ れているが、環境上の理由のために連続気泡発泡体を使用するのが望ましい。連 続気泡発泡体は、非連続気泡発泡体より著しく早く発泡剤を失う。発泡剤の急速 な離脱は、揮発性発泡剤を利用するとき、重要であり、その離脱は、行政上の規 制に次第に関係する。発泡剤の急速な離脱は、発泡体の製造者をして、発泡体を 消費者へ提供する前に、発泡体の全て又はその実質的な部分を回収させることに なる。 寸法安定的な連続気泡、低密度プロピレン重合体発泡体を有することが、さら に望ましい。連続気泡ポリオレフィン発泡体は、それらがさらに急速に発泡剤を 失うために、対応する非連続気泡発泡体より、概して低密度に膨張することがさ らに困難である。大きい膨張を達成しつつ、発泡剤の急速な離脱を与える連続気 泡プロピレン重合体発泡体を有することが望ましい。 発明の開示 本発明によれば、プロピレン重合体物質を含む低密度、寸法安定性、連続気泡 の押し出されたプロピレン重合体発泡体において、発泡体は、発泡剤の全重量に 基づいて85重量%又はそれより多い1種又はそれ以上の有機発泡剤を含む発泡 剤を有する。プロピレン重合体物質は、プロピレン重合体物質の重量に基づいて 50重量%より多いプロピレン単量体単位を含む。発泡体は、96kg/m3又 はそれ以下、好ましくは96kg/m3より小さい密度を有する。発泡体は、2 0%より多い連続気泡含量を有する。 さらに本発明によれば、寸法安定な押し出された連続気泡プロピレン重合体発 泡体を製造する方法がある。方法は、(a)プロピレン重合体物質の重量に基づ いて50重量%より多いプロピレン単量体単位を含むプロピレン重合体物質を加 熱して溶融重合体物質を形成する段階、(b)発泡剤の全重量に基づいて85重 量%より多い1種又はそれ以上の有機発泡剤を含む発泡剤を溶融重合体物質中へ 配合して発泡可能なゲルを形成する段階、(c)ダイを通して発泡可能なゲルを 押し出して発泡体を形成する段階を含む。 好適なプロピレン重合体物質は、プロピレンホモポリマー(ポリプロピレン) 並びにプロピレン及び共重合可能なエチレン性不飽和共単量体の共重合体を含む 。プロピレン重合体物質は、さらに少量の非プロピレン性重合体を含むことがで きる。プロピレン重合体物質は、1種又はそれ以上のプロピレンホモポリマー、 1種又はそれ以上のプロピレン共重合体、1種又はそれ以上のそれぞれのプロピ レンホモポリマー及び共重合体のブレンド、又は前記の任意のものと非プロピレ ン性重合体とのブレンドのみを含むことができる。組成にかかわらず、プロピレ ン重合体物質は、50重量%より多い、好ましくは70重量%より多いプロピレ ン単量体単位を含む。 好適なモノエチレン性不飽和共単量体は、オレフィン、酢酸ビニル、メタクリ レート、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸、イタコン酸、マ レイン酸、無水マレイン酸を含む。プロピレン共重合体は、好ましくは20重量 %又はそれ以下のエチレン性不飽和共単量体を含む。 特に有用なプロピレン共重合体は、プロピレンと1種又はそれ以上の非プロピ レン性オレフィンとの共重合体である。プロピレン共重合体は、プロピレン、並 びにエチレン、C4−C101−オレフィン及びC4−C10ジエンからなる群から選 ばれるオレフィンのランダム及びブロック共重合体を含む。プロピレン共重合体 は、又エチレン及びC4−C81−オレフィンからなる群から選ばれる1−オレフ ィン及びプロピレンのランダムターポリマーを含む。エチレン及びC4−C81− オレフィンの両者を有するターポリマーでは、エチレン含量は、好ましくは20 重量%又はそれ以下である。C4−C101−オレフインは、線状及び枝分かれ鎖 のC4−C101−オレフィン例えば1−ブテン、イソブチレン、1−ペンテン、 3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、3、4−ジメチル−1−ブテン、1− ヘプテン、3−メチル−1−ヘキセンを含む。C4−C10ジエンの例は、1、3 −ブタジエン、1、4−ペンタジエン、イソプレン、1、5−ヘキサジエン、2 、3−ジメチル−1、3−ヘキサジエンを含む。 プロピレン重合体物質へ配合可能な好適な非プロピレン性重合体は、高い、中 程度の、低いそして線状の密度のポリエチレン、ポリブテン−1、エチレン−ア クリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレンゴム 、スチレン−ブタジエンゴム、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、イオノマ ーを含む。 又、ここで使用されるとき、プロピレン重合体物質は、ASTM D1238 条件Lに従って、0.05−50そして好ましくは0.1−10の溶融流速を有 する。 本発明にとり好ましいプロピレン重合体樹脂は、枝分かれした又は軽く橋かけ 結合した重合体物質であるポリプロピレン樹脂である。枝分かれ(又は軽く橋か け結合)は、当業者により概して周知の方法により得られ、例えば化学的又は照 射の枝分かれ/軽い橋かけ結合による。仕上げられたポリプロピレン樹脂生成物 を製造するためのポリプロピレン樹脂を使用する前に枝分かれした/軽く橋かけ 結合したポリプロピレン樹脂として製造されるこの樹脂の一つ、並びにこのポリ プロピレン樹脂を製造する方法は、米国特許第4916198号に記載されてい る。枝分かれした/軽く橋かけ結合したポリプロピレン樹脂を製造する他の方法 は、ポリプロピレン樹脂とともに押し出し機へ化学化合物を導入し、そして押し 出し機中で枝分かれ/軽い橋かけ結合の反応を生じさせることである。米国特許 第4714716号は、この方法を教示している。 押し出し反応で使用される好適な枝分かれ/橋かけ結合剤は、アジド及びビニ ル官能性シラン、有機過酸化物及び多官能性ビニル単量体を含むことが分かった 。 発泡剤は、発泡剤の全重量に基づいて、85重量%より多い、そしてさらに好 ましくは90重量%より多い、そして最も好ましくは完全に1種又はそれ以上の 揮発性有機剤を含むだろう。有機発泡剤は、1−9個の炭素原子を有する脂肪族 炭化水素、1−4個の炭素原子を有するハロゲン化脂肪族炭化水素、そして1− 3偏の炭素原子を有する脂肪族アルコールを含む。脂肪族炭化水素は、メタン、 エタン、プロパン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタン、ネ オペンタンを含む。ハロゲン化炭化水素の中で、フッ素化炭化水素が好ましい。 フッ素化炭化水素の例は、フッ化メチル、ペルフルオロメタン、フッ化エチル、 1、1−シフルオロエタン(HFC−152a)、1、1、1−トリフルオロエ タン(HFC−143a)、1、1、1、2−テトラフルオロエタン(HFC− 134a)、ペンタフルオロエタン、ペルフルオロエタン、2、2−ジフルオロ プロパン、1、1,1−トリフルオロプロパン、ペルフルオロプロパン、ペルフ ルオロブタン、ペルフルオロシクロブタンを含む。本発明で使用される部分的に ハロゲン化されたクロロカーボン及びクロロフルオロカーボンは、塩化メチル、 塩化メチレン、塩化エチル、1、1、1−トリクロロエタン、1,1−ジクロロ −1−フルオロエタン(HCFC−141b)、1−クロロ−1、1−ジフルオ ロエタン(HCFC−142b)、1、1−ジクロロ−2、2、2−トリフルオ ロエタン(HCFC−123)及び1−クロロ−1、2、2、2−テトラフルオ ロエタン(HCFC−124)を含む。十分にハロゲン化されたクロロフルオロ カーボンは、トリクロロモノフルオロメタン(CFC−11)、ジクロロジフル オロメタン(CFC−12)、トリクロロトリフルオロエタン(CFC−113 )、ジクロロテトラフルオロエタン(CFC−114)、クロロヘプタフルオロ プロ パン及びジクロロヘキサフルオロプロパンを含む。十分にハロゲン化されたクロ ロフルオロカーボンは、それらのオゾン破壊の可能性のために好ましくない。脂 肪族アルコールは、メタノール、エタノール、n−プロパノール及びイソプロパ ノールを含む。最も好ましい有機発泡剤は、HCFC−142b及び塩化エチル の混合物である。 発泡剤は、小割合(即ち15重量%より少ない)の1種又はそれ以上の無機発 泡剤又は化学的発泡剤を含むことができる。本発明の発泡体を製造するのに有用 な好適な無機発泡剤は、二酸化炭素、窒素、アルゴン、水空気、窒素及びヘリウ ムを含む。化学的発泡剤は、アゾジカーボンアミド、アゾジイソブチロニトリル 、ベンゼンスルホンヒドラジド、4、4−オキシベンゼンスルホニルセミカルバ ジド、p−トルエンスルホニルセミカルバジド、バリウムアゾジカルボキシレー ト、N、N’−ジメチル−N,N’−ジニトロソテレフタルアミド、及びトリヒ ドラジノトリアジンを含む。 発泡体形成重合体ゲルを製造するために重合体溶融物へ配合される発泡剤の量 は、重合体100g当たり好ましくは0.05−0.5、そして最も好ましくは 0.08−0.40gモルである。 本発明の発泡体は、ASTM D2856−Aに従って、20%より多い連続 気泡そして好ましくは30−70%の連続気泡である。連続気泡の発泡体は、通 常非連続発泡体でのみ見られる高度のレジリエンシーをもたらす。 本発明の発泡体は、1m3当たり96kg又はそれ以下そして最も好ましくは 48kgより小さい密度を有する。発泡体は、ASTM D3576に従って3 mm又はそれ以下そして好ましくは2mm又はそれ以下の平均気泡サイズを有す る。 本発明の発泡体は、任意の断面のサイズ又は構造例えば発泡体シート又は厚板 に製造できるが、5cm又はそれ以上の断面又は10cm2又はそれ以上の断面 積の主な寸法を有する厚板を製造するのに特に有用である。 本発明の発泡体は、好ましくは実質的に橋かけ結合されていない。用語橋かけ 結合されていないは、しかし、橋かけ結合剤の使用なしに自然に生ずるわずかな 度合いの橋かけ結合を含む。 本発明の発泡体は、以下の式に従って35ミクロmより小さい、好ましくは2 5ミクロmより小さい、そして最も好ましくは15ミクロmより小さい平均の気 泡壁の厚さを有する。発泡剤は、厚い気泡壁より薄いものからより急速に拡散し 、細胞壁のさらに有効な冷却及び時宜を得た硬化をもたらすものと考えられる。 その結果、泡はさらに有効に安定化される。さらに、薄い気泡壁は、気泡状物体 へより大きなレジリエンシーを与える。気泡壁の厚さは、以下の式(1) t=0.46 D/B (1) (式中、tはミクロm(μ)での気泡壁の厚さであり、そしてDはμでの気泡サ イズであり、そしてBは気泡状物体の膨張比である) の使用により発泡体の密度及び気泡サイズから大体計算できる。膨張比Bは、重 合体密度(ρp)対発泡体密度(ρf)の比と等しいので、気泡壁の厚さは、式 (2) t=(0.46/ρ)ρD (2) により示すことができる。 例えば、900kg/m3の密度を有するポリプロピレン樹脂では、35ミク ロmより小さいか又はそれに等しい気泡壁の厚さを有するには、 ρD≦4.28pcf・mm(68.5kg/m3・mm) (3) 好ましくは、25ミクロmより小さいか又はそれに等しい場合は、 ρD≦3.06pcf・mm(48.9kg/m3・mm) (4) 最も好ましくは、15ミクロmより小さいか又はそれに等しい場合は、 ρD≦1.83pcf・mm(29.4kg/m3・mm) (5) 比較的高い溶融弾性を有する樹脂は、高いレベルの連続気泡を有しさらに式( 3)−(5)により示される発泡体形成性の基準を満たす良い品質の発泡体に一 層容易に膨張されることが分かった。その粘度に関する重合体溶融物の弾性は、 損失モジユラス対貯蔵モジユラスの比であるtanδにより示される。粘度より 比較的大きな溶融弾性を有する樹脂を有することが望ましいので、比較的小さい tanδを有するポリプロピレン樹脂が好ましい。tanδは、米国、New Jersey,PiscatawayのRheometrics,Inc.から 販売されている機械的な分光計例えばモデルRDS−800により測定される。 tanδの価は、厚さ2.5mm及び直径25mmの試料により、190℃で1 秒当たり1ラジアン振動周波数で測定される。tanδの測定に関する追加の詳 細は、1991年6月17日に出願された米国出願第07/716034号から 知ることができる。 本発明のプロピレン重合体発泡体は、概してプロピレン重合体物質を加熱して 可塑化した又は溶融した重合体物質を形成し、それに発泡剤を配合して発泡可能 なゲルを形成し、そしてダイを通してゲルを押し出して発泡体生成物を形成する ことにより製造される。発泡剤は、当業者により周知の任意の手段例えば押し出 し機、ミキサー、ブレンダーなどにより塑性溶融物へ配合又は混合される。発泡 剤と混合する前に、塑性物質は、塑性物質のガラス転移温度又は融点で又はそれ 以上の温度へ加熱される。発泡剤は、溶融物の実質的な膨張を妨げそして概して 発泡剤を溶融物内へ均一に分散させるのに十分な高い圧力で、塑性溶融物と混合 される。任意に、核形成剤が重合体溶融物にブレンドされる。発泡剤及び核形成 剤の供給速度は、薄い気泡壁を有する発泡体を生ずる比較的低い密度の発泡及び 小さい気泡サイズを達成するように調節される。発泡剤の配合後、発泡可能なゲ ルは、概して低い温度へ冷却されて発泡体生成物の連続気泡構造を含む物理的な 特性を最適にする。ゲルは、次に所望の形状のダイを通して低い圧力のゾーンへ 押し出されて発泡体生成物を形成する。低圧のゾーンは、発泡可能なゲルが、ダ イを経る押し出し前に維持されるのより低い圧力に置かれる。低圧は、大気圧よ り高いか又は低い(真空)が、好ましくは大気圧のレベルである。 種々の添加物例えば無機の充填材、顔料、抗酸化剤、酸スカベンジャー、紫外 線吸収剤、難燃剤、処理助剤、押し出し助剤を加えることもできる。 好ましい核形成剤は、無機物質例えば炭酸カルシウム、タルク、粘土、酸化チ タン、シリカ、硫酸バリウム、珪藻土、クエン酸及び重炭酸ナトリウムの混合物 を含む。使用する核形成剤の量は、重合体樹脂100重量部当たり0.01−5 重量部に及ぶ。好ましい範囲は、0.1−3重量部である。 本発明の発泡体を製造する他の好適な方法は、米国特許第4824720号に 記載されたような合体されたストランドの発泡法、並びに米国特許第43235 28号に記載された蓄積される押し出し法である。 米国特許第4824720号は、多数のオリフィスを含むダイを利用して溶融 した熱可塑性組成物の押し出し発泡による複数の合体した押し出されたストラン ド又はプロフィルを含む非連続気泡発泡体構造を製造する方法を記載している。 オリフィスは、溶融した押し出し物の隣接する流れの間の接触が発泡法中に生じ 、そして接触表面が均一な構造を生ずるのに十分な接着により互いに接着するよ うに配置される。合体したポリオレフィン発泡体の個々のストランドは、均一な 構造へ接着したままであって、製造、成形及び発泡体の使用に出会う応力の下の ストランドの剥離を防がねばならない。 米国特許第4323528号では、大きな側面の断面積を有する低密度の細長 い気泡状の物体は、1)熱可塑性重合体及び発泡剤の混合物を加圧下形成し、混 合物は、混合物の粘度が混合物が膨張せしめられるとき発泡剤を維持するのに十 分である温度を有し、2)混合物を、混合物を発泡させない温度及び圧力に維持 された保持ゾーンヘ押し出し、保持ゾーンは、混合物が発泡する低圧のゾーンへ 開かれたオリフィスを画成する出口ダイ並びにダイオリフィスを閉じる開放可能 なゲートを有し、3)周期的にゲートを開放し、4)移動可能なラムにより混合 物に実質的に同時に機械的な圧力を適用して、ダイオリフィスを経て低圧のゾー ンへ保持ゾーンから、ダイオリフィスにおける実質的な発泡が生ずるのより早い が断面積或いは形状における実質的な変形が生ずるのより遅い速度で、混合物を 排出させ、そして5)放出された混合物を少なくとも一つのディメンジョンで抑 制されないで膨張させて、細長い熱可塑性の気泡状の物体を生成させることによ り製造される。 本発明の発泡体は、優れたクッション性及びレジリエンシーをもたらす。本発 明の発泡体は、発泡体が適切な衝撃吸収性及びレジリエンスを有するので、クッ ション包装に好適である。発泡体生成物は、多数の落下中衝撃を緩和する。発泡 体は、特にそれらが連続気泡であるならば、驚くほど十分に動的な衝撃を吸収す る。さらに、連続気泡発泡体は、十分な吸収に使用することができる。発泡体は 、熱絶縁にも使用できる。 本発明の発泡体は、たとえそれが急速に浸透する発泡剤により膨張するにして も、満足できる寸法安定性を有する。好ましい発泡体は、一月以内に最初の容積 の≧80%を回復し、最初の容積は、押し出し後30分以内に測定される。 実施例 以下は、本発明の実施例であり、そして制限するものと考えてはならない。他 に指示されていない限り、全ての%、部又は割合は、重量による。 実施例 1 本発明の連続気泡プロピレン重合体発泡体は、本発明に従って製造された。連 続気泡発泡体を製造するのに望ましい発泡温度を決定した。 使用した装置は、供給、定量及び混合の通常の連続するゾーンの末端で混合及 び冷却の追加のゾーンを有する1インチ(in)(2.5センチメータ(cm) )スクリユータイプ押し出し機であった。発泡剤のための開口は、定量及び混合 ゾーンの間の押し出し機のバレルに設けられた。冷却ゾーンの末端で、方形の形 状の開口を有するダイオリフィスが取り付けられている。以下ダイギャップと呼 ばれる開口の高さは、調節可能であるが、その幅は、0.145in(3.68 mm)で固定される。 0.54溶融流速(ASTM D−13238条件Lによる)及び0.92の tanδを有する顆粒状の高溶融強さ(HMS)ポリプロピレン樹脂を、少量即 ち0.1pph(重合体100重量部当たり重量部)のIrganox 101 0ブランド抗酸化剤(Ciba−Geigy Corp.から)とブレンドし、 そして約4ポンド/時(1bs/hr)(1.8kg/hr)の均一な速度で押 し出し機へ供給した。押し出し機ゾーンで維持された温度は、供給ゾーンで17 5℃、溶融ゾーンで210℃、定量ゾーンで230℃、そして混合ゾーンで23 0℃であった。モルで60/40(又は重量で70/30)のHCFC−142 b及びEtCl混合物を重量タンクで調製し、そして0.761bs/hr(0 .34kg/hr)の均一な速度で混合ゾーンへ加圧下注入した。速度は、重合 体100ポンド当たり0.22ポンド−モル(以下mphと略称)に達した。0 .22mphのレベルは、0.22kph(100kg当たりkg−モル)に相 当する。ダイギャップは、0.012in(0.30mm)に設定された。発泡 体 膨張を行おうとしている均一な重合体/発泡剤の混合物の温度(以下発泡温度と 呼ばれる)は、冷却ゾーンの温度を調節することにより次第に低下した。それぞ れの発泡温度で、発泡体の試料を得た。約1週間後、それぞれの試料を或る物理 的な性質のテストにかけた。 良好な品質の発泡体が、広い範囲の発泡温度で製造された。表1は、発泡温度 による発泡体密度及び連続気泡顔料に関する。164℃より高い発泡温度で、発 泡体は、完全に又は部分的に崩壊した。164℃で、安定な連続気泡が製造でき る温度領域が近づいた。164℃から155℃への発泡温度範囲で、60−70 %の連続気泡を有する発泡体が生成された。温度がさらに低下するにつれ、連続 気泡含量及び発泡体密度の両者は、温度が150℃に達するまで減少した。15 0℃より低いと、発泡体は、本質的に非運続気泡であり、そして発泡体密度は変 わらなくなった。143℃の発泡温度で、冷却ゾーンにおける溶融物のフリージ ングの徴候が、発泡体物体における塊の形及び発泡ストランドの形状における変 化で観察された。表1で分かるように、非連続気泡発泡体に関する温度ウインド ウ(ΔTf)は、この重合体/発泡剤系では約144℃−150℃(ΔTf=7 ℃)であった。部分的に連続する気泡発泡体のためのそれは、151℃−163 ℃(ΔTf=13℃)であった。もし非連続気泡発泡体に関する閾温度がTf、 maxとして規定されるならば、部分的に連続する気泡発泡体に関する操作可能 な発泡温度は、(Tf、max+1)及び(Tf、max+13)の間の範囲に あった。範囲は、重合体/発泡剤系に従って変化するだろう。この系では、非連 続気泡発泡体に関する最適な発泡温度は、約147℃(非連続気泡発泡体に関す る範囲の中点)であった。この実施例は、実質的に連続的な気泡発泡体が、発泡 体密度、気泡サイズ及び発泡温度の適切なコントロールにより、ポリプロピレン /有機発泡剤系から押し出されることを示した。 表中、*:本発明の範囲内ではない。1:発泡膨張を行うとしている重合体/ 発泡剤混合物の温度(℃)。2:発泡膨張約9日後に測定された発泡物体の密度 (1bs/ft3)(kg/m3)。3:ASTM D3576により測定された 気泡サイズ(mm)。4:発泡体密度及び気泡サイズの積。5:ASTM D2 856−Aにより測定された連続気泡含量(%)。 実施例 2 本発明の連続気泡プロピレン重合体発泡体を本発明に従って製造した。連続気 泡発泡体を製造するための望ましい発泡剤のレベルを測定した。 実施例1の装置、重合体及び発泡剤を使用した。 ポリプロピレン樹脂の発泡可能性に対する発泡剤のレベルの効果を測定した。 発泡温度を148℃に一定に保ったが、重合体溶融物がフリージングするのを防 ぐために0.13mph(0.13kph)の発泡剤のレベルに上げた。方法及 び性質のデータを表2に示す。0.22mph(0.22kph)の発泡剤レベ ルが実施例1に示されるように非連続気泡をもたらす148℃の発泡温度で、0 .19mph(0.19kph)の発泡剤も実質的に非連続な気泡発泡体をもた らした。連続気泡含量は、発泡剤のレベルが低下したとき、増大した。0.16 mph(0.16kph)で36%、0.13mph(0.13kph)で69 %。0.13mphの発泡剤のレベルで、少量の滑石粉を加えて気泡サイズを減 少させ、そして発泡温度は上昇した。 *:本発明の実施例ではない。1:重合体100ポンド当たりで混合された発泡 剤のポンドモル(kphに相当)。2:重合体100重量部当たりで混合された 滑石粉の部。3:発泡膨張を行おうとしている重合体/発泡剤混合物の温度(℃ )。4:発泡膨張9日後で測定された発泡物体の密度(1bs/ft3)(kg /m3)。5:ASTM D3576により測定された気泡サイズ(mm)。6 :発泡体密度及び気泡サイズの積。7:ASTM D2856−Aにより測定さ れた連続気泡含量(%)。 実施例 4 本発明の連続気泡発泡体を本発明に従って製造した。発泡体をプロピレン共重 合体により製造した。 実施例1におけるような装置を使用した。0.39溶融流速(ASTM D1 238条件L)及び1.09tanδを有する2/98(重量)エチレン/プロ ピレンランダム共重合体を、実施例1の発泡剤により実施例1のやり方によって 発泡させた。実施例1及び2におけるように、0.1pphの抗酸化剤(Irg anox 1010)を使用した。押し出し機ゾーンで維持された温度は、供給 ゾーンで160℃、溶融ゾーンで180℃、定量ゾーンで200℃、そして混合 ゾーンで230℃であった。発泡体は、発泡温度範囲及び発泡剤レベル範囲の両 方で製造された。発泡温度が低下するにつれ、ダイギャップは、0.012in (0.30mm)から0.017in(0.43mm)へ僅かに増大して前発泡 なしに所望の発泡体の断面を達成した。 低密度の連続気泡発泡体は、比較的広い発泡温度範囲で共重合体を使用して製 造された。表3から分かるように、共重合体樹脂により非連続気泡発泡体を製造 することは、低い連続気泡含量に関する狭い範囲の発泡温度(130−141℃ )により示されるように、困難であった。逆に、低密度の連続気泡発泡体は、1 42−147℃の温度範囲に関してこの樹脂から容易に達成される。発泡温度1 44−145℃は、最適な40−50%の連続気泡含量及び最低の発泡体密度を 有する連続気泡を生じた。 表中、*:本発明の実施例ではない。1:重合体100ポンド当たりで混合さ れた発泡剤のポンドモル(kphに相当)。2:重合体100重量部当たりで混 合された滑石粉の部。3:発泡膨張を行おうとしている重合体/発泡剤混合物の 温度(℃)。4:発泡膨張9日後で測定された発泡物体の密度(1bs/ft3 )(kg/m3)。5:ASTM D3576により測定された気泡サイズ(m m)。6:発泡体密度及び気泡サイズの積。7:ASTM D2856−Aによ り測定された連続気泡含量(%)。 テストNo.III.1は、一定の発泡剤レベル及び異なる発泡温度により製造 された13個の発泡体試料からなった。 実施例 4 本発明の連続気泡発泡体は、本発明に従って製造された。発泡体は、蓄積押し だし系(AES)を使用して製造された。 装置は、実施例1−3におけるのと同じであるが、但しダイはAESにより置 換される。AESは、ジャケット付き300cm3容量の加圧容器、窒素加圧注 入系及びギャップ調節可能な幅0.25in(0.64cm)のダイオリフィス からなった。加圧容器、移動ライン及びダイを、材料が過剰の熱を得ないか又は 凍結しないかの何れかにならないように、発泡可能な溶融物の温度又はそれより わずか上の温度に維持した。所望の発泡条件が確立した後、溶融物を、1平方イ ンチゲージ(psig)(4830キロパスカルゲージ(kPag))当たり約 700ポンドの窒素背圧下容器中に蓄積した。予定量の溶融物が蓄積した後、窒 素ガス(1300psig(8960kPag)に調整)を容器の頂部へ導入し 、 発泡可能な溶融物をダイオリフィスから放出して膨張させた。 異なる溶融流速を有する3種の2/98重量比のエチレン/プロピレン共重合 体を評価した。1種の共重合体は、実施例3におけるのと同じである。樹脂のt anδ稙は、0.26MFR樹脂では1.11,0.57MFR樹脂では0.8 7、そして0.39MFR樹脂では1.09であった。実施例1−3におけるよ うに、60/40モルのHCFC−142b/EtClの混合物を発泡剤として 使用した。データを表4に要約した。3種の樹脂全ては、16−18cm2の大 きな断面、小さい気泡サイズ及び低い密度を有する良好な品質の発泡体を提供し た。操作温度条件は、連続気泡含量が樹脂から樹脂へ広く変化するようなもので あった。0.39MRF樹脂は、140℃で殆ど完全な連続気泡発泡体を提供し たが、0.26MRFは、147℃で14%に過ぎない連続気泡を有するものを 提供するに過ぎなかった。中間の連続気泡含量(27%)を有する発泡体は、1 45℃で0.57MFR樹脂から達成された。理解されるように、これらの発泡 体の連続気泡含量は、操作条件(温度、気泡サイズ及び密度)の異なるセットを 選ぶことにより変化できる。 表中、*:本発明の実施例ではない。1:使用された2/98エチレン/プロ ピレン共重合体の溶融流速(デシg/分)、ASTM D1238条件Lで測定 。2:重合体100ポンド当たりで混合された発泡剤のポンドモル(kphに相 当)。3:重合体100重量部当たりで混合された滑石粉の部。4:発泡膨張を 行おうとしている重合体/発泡剤混合物の温度(℃)。5:発泡膨張9日後で測 定され た発泡物体の密度(1bs/ft3)(kg/m3)。6:ASTM D3576 により測定された気泡サイズ(mm)。7:発泡体密度及び気泡サイズの積。8 :ASTM D2856−Aにより測定された連続気泡含量(%)。 実施例 5 本発明の連続気泡発泡体を本発明に従って製造した。発泡体は、高溶融強さ( HMS)ポリプロピレンホモポリマー及び数種の異なる発泡剤により製造された 。 この装置及び操作のやり方は、実施例1におけるのと実質的に同じであった。 溶融流速(MFR、MFRは、他に以下で特定されない限りASTM D123 8条件Lにより測定された)及び1.09のtanδを有するHMSポリプロピ レンホモポリマーを、数種の異なる発泡剤により膨張させた。混合された発泡剤 では、発泡剤の成分は、押し出し機へ注入される前に予め混合された。表5に示 されるように、少量の滑石粉が、気泡サイズの減少のために或るテストで配合さ れた。HFC−134aが発泡剤として使用されるテストでは、少量のグリセロ ールモノステアレート(GMS)を配合して気泡サイズを拡大した。濃縮された 形のGMS及びタルクは、ポリプロピレン顆粒と予めブレンドされ、そして1時 間当たり4ポンド(1.81kg/hr)の均一な速度で押し出し機へ供給され た。押し出し機ゾーンで維持される温度は、供給ゾーンで150℃、溶融ゾーン で200℃、定量ゾーンで220℃、そして混合ゾーンで230℃であった。 冷却ゾーンの温度は、ゲル(重合体及び発泡剤の溶融混合物)を約150−1 51℃へ均一に冷却するように維持された。ダイの開口を、予備発泡のない発泡 体ストランドを生ずるようにそれぞれのゲルについて調節した。発泡体の寸法安 定性は、長さ約5in(12.7mm)の2個の試料について測定された。表5 に示されるように、単独又は混合の発泡剤の全ては、発泡温度で24%又はそれ 以上の連続気泡を有する良好な品質の低密度の発泡体を提供した。全ての発泡体 は、発泡可能性の基準、ρD≦4.28pcf−mm(68.5kg/m3・ mm)に合致する。比較的高い連続気泡含量により、全ての発泡体は、優れた寸 法安定性を示す。 表中、1:n−C4=ノルマルブタン。2:2種の発泡剤のモル比。3:重合 体100ポンド当たりで混合された発泡剤のポンドモル。4:GMS=グリセロ ールモノステアレート。5:重合体100部当たりの混合された添加物の部。6 :発泡体膨張後14日以上たった発泡体物体の密度(1bs/ft3)。7:発 泡 体膨張後14日以上たった発泡体物体の密度(kg/m3)。8:ASTM D 3576により測定された気泡サイズ(mm)。9:発泡体密度及び気泡サイズ の積。10:ASTM D2856−Aにより測定された連続気泡含量(%)。 11:押し出し約30秒内で測定された最初の%としてエージング間に経験する 発泡体物体の最低容積。 実施例 6 本発明の連続気泡発泡体は、本発明に従って製造された。低密度の大きな断面 の連続気泡発泡体板材を、マルチオリフィスダイ及び形成プレートアセンブリを 使用して製造した。 装置は、実施例1におけるのと実質的に同じであったが、但し異なる押し出し 機及びダイを用いた。押し出し機は、1.5インチ(3.8cm)単一スクリユ ータイプであった。ダイは、孔の間が0.144インチ(3.7mm)離れてい る等辺の三角形の列及び行で配置された直径0.030インチ(0.76mm) のオリフィスを有するマルチオリフィスダイであった。72個の孔(8列、9行 )が開いていた。形成プレートアセンブリをダイの表面に付着させた。形成プレ ートアセンブリは、2枚の水平の形成プレート並びに発泡体の端を導くようにデ ザインされた2個のガイドシューからなった。形成プレートは、炭素グラファイ トから製造され、そして2枚のプレート間のクリアランスは、プレートを垂直に 移動することにより調節可能であった。外方向に45度傾きしそしてテフロン( E.I.DuPont de Nemours & Co.の商標)シートによ り覆われたサイドシユーは、取り付け及び取り外しができた。 0.5の溶融流速及び0.96のtanδを有するHMS2/98エチレン/ プロピレンランダム共重合体を使用した。顆粒状の樹脂を、気泡サイズのコント ロールのための0.1pphの滑石粉及び0.2pphの抗酸化剤と混合した。 抗酸化剤は、50%のIRGANOX 1010ブランドの障害フエノールタイ プ(Ciba−Geigy Corp.)及び50%のULTRANOX 62 6ブランド(Borg−Warner Chemical Inc.)ホスファ イトタイプからなった。抗酸化剤は、基本樹脂で濃縮された形へ製造された。固 体の混合物は、約10Lb/hr(4.5kg/hr)の均一な速度で押し出し 機中へ供給された。押し出し機ゾーンで維持される温度は、供給ゾーンで185 ℃、溶融ゾーンで200℃、定量ゾーンで230℃、そして混合ゾーンで200 ℃であった。60/40モルのHFC−152a及び塩化エチルの混合物を、約 0.21mphに達する1.37Lb/hr(0.62kg/hr)の均一な速 度で混合ゾーンへ加圧下注入した。重合体及び発泡剤の均質な混合物を、ダイで 約157℃へ冷却して安定な発泡体ストランドを生成した。 発泡していないサンプルを取った後、形成プレートを発泡体の表面の両面へ適 用し、そしてサイドシユーを移動して端で発泡体物体をガイドした。プレートに より生ずるドラッグを克服するために、発泡体物体は、穏やかに引っ張らねばな らない。表6から分かるように、形成は、発泡体の品質、密度及び断面のサイズ に対する顕著な効果を有した。形成されない発泡体物体は、ストランドの中のチ ャンネルを有する緩く結合した円筒状のストランドの集まりであり、比較的な高 い発泡体密度、小さい断面及び粗い表面は、円筒の輪郭を示していた。形成は、 ストランドを大きくしそして変形して六辺形の蜂の巣状の形状にし、そして空所 のないように圧縮されて、それにより低い密度、大きな断面のサイズ及び滑らか な表面を有する優れた品質の発泡体を提供する。その高い連続気泡含量により、 発泡体は、圧縮に強くそして圧縮後容易に回復した。 表中、1:なし=適用された形成プレートなしの自由な発泡。あり=形成プレ ート適用。2:発泡体膨張後14日以上エージングされた発泡体物体の密度(1 bs/ft3)。3:発泡体膨張後14日以上エージングされた発泡体物体の密 度(kg/m3)。4:ASTM D3576により測定された気泡サイズ(m m)。5:発泡体物体の直径(cm)。6:発泡体物体の厚さ(cm)。7:発 泡体物体の幅(cm)。8:発泡体密度及び気泡サイズの積。9:ASTM D 2856−Aにより測定された連続気泡含量。 実施例 7 本実施例は、形成が、所望の十分にバランスのとれた強さの分布。レジリエン シー及び動的クッション性を有する連続気泡ポリプロピレン発泡体に導くことを 説明する。 装置は、実施例6のものと実質的に同じ構造を有する1−3/4インチ(4. 4cm)スクリュータイプ押し出し機であった。装置は、実施例6のマルチオリ フィスを使用した。154個の孔(11列及び13行)がダイに開いていた。形 成プレートアセンブリは、実施例6のと同じであった。 実施例6のポリプロピレン樹脂は、60/40モルのHCFC−152b/E tClの混合物により膨張され、次に形成された。抗酸化剤のパッケージは、実 施例6のと同じであった。滑石粉は0.5pphで使用された。固体は、約25 Lbs/hr(11.4kg/hr)の均一な速度で押し出し機へ供給された。 押し出し機ゾーンで維持される温度は、供給ゾーンで175℃、溶融ゾーンで2 00℃、定量ゾーンで230℃、そして混合ゾーンで200℃であった。予め混 合された発泡剤は、4.1Lbs/hr(1.9kg/hr)の速度で混合ゾー ンへ加圧下注入され、それは、重合体100部当たり16.4部即ち約0.19 mphに達する。 溶融重合体及び発泡剤のゲルは、約152℃へ冷却されて安定な発泡体ストラ ンドを生成した。発泡体ストランドは、微細な気泡サイズ及び直径約3.7mm を有し、互いに緩く結合していた。発泡体ストランドの密度は、32kg/m3 であり、気泡サイズは0.43mmであった。発泡体の断面は小さく、そして発 泡体の表面は粗かった。均一なサンプルが取られた後、形成プレートを互いに閉 じて発泡体へドラッグを与え、次にプレートを開いて大きな断面をもたらした。 サイドシユーを押しつけて発泡体を端へ導いた。発泡体物体を緩く引っ張って、 形成プレートにより生じたドラッグを克服した。形成により、うまく合体したス トランドによる大きな断面のサイズを有する優れた品質の発泡体が達成された。 ストランドは、変形されて完全な蜂の巣の形状を形成し、そして発泡体の表面は 、平らになった表面のストランドにより滑らかになった。形成の他の利点は、表 5 から分かり、形成された発泡体物体の性質が比較されている。利点は、発泡体密 度の28%低下、発泡体の断面のサイズの約3倍化、そしてさらにバランスのと れた方向上の強さを含む。元来、押し出された発泡体板材は、押し出し方向に向 かって配向された強さを見せるが、適用された負荷は、しばしば、実際のクッシ ョン性の応用では垂直方向に適用される。表7Aは、形成が横方向(垂直及び水 平方向)に向かって強さを再分配することを明らかに示している。 連続気泡ポリプロピレン発泡体は、クッション包装の応用についてテストされ た。全ての発泡体試料は、厚さ1.5インチ(3.8cm)(それは応力方向) 及び負荷負担面積2.5インチ×3.0インチ(6.4cm×7.6cm)を有 した。高さ24インチ(61cm)から発泡体試料に落とした重りにより経験さ れるピークの減速を測定した。第一回及び多数回の落下の両方の間の衝撃の緩和 における連続気泡ポリプロピレンの性能は、そのクッション性が殆どの応用に適 切であったことを示した。 表中、1:なし=適用された形成プレートなしの自由な発泡。あり=形成プレ ート適用。2:発泡体膨張後14日以上エージングされた発泡体物体の密度(1 bs/ft3)。3:発泡体膨張後14日以上エージングされた発泡体物体の密 度(kg/m3)。4;ASTM D3576により測定された気泡サイズ(m m)。5:発泡体物体の直径(cm)。6:発泡体物体の厚さ(cm)。7:発 泡体物体の幅(cm)。8:発泡体密度及び気泡サイズの積。9:ASTM D 2856−Aにより測定された運続気泡含量。10、11、12:ASTM D 3575Bにより測定されたキロパスカルのそれぞれ垂直方向、押し出し方向及 び水平方向の25%たわみの発泡体物体の圧縮強さ。 表中、1:ASTM D3575Bにより測定された25%たわみにおける圧 縮たわみ(キロパスカル)。動的クッション性=第1回の落下(第1回落下)及 び第2−5回の落下(2−5回落下の平均)中の特定の静応力を働かす重りによ るピークの減速(g)。2;発泡体試料に働く静応力(キロパスカル)。3:ポ リプロピレン発泡体生成物に関するそれそれ垂直方向(V)、押し出し方向(E )及び水平方向(H)で測定された性質。 実施例 8 本発明の連続気泡発泡体を本発明に従って製造された。発泡体は、HMSプロ ピレン共重合体により製造され、そして形成にかけられた。 実施例7の形成テストは、0.8の溶融流速及び1.60のtanδを有する HMS2/98エチレン/プロピレン共重合体により繰り返された。重炭酸ナト リウム/クエン酸混合物タイプ(Boehringer Ingelheim KG、ドイツにより製造されたHydrocerol CF−20ブランド)核 形成剤を気泡サイズコントロール剤として使用した。冷却ゾーン及びダイを除い て、押し出し機ゾーンは、実施例7におけるのと同じ温度に設定された。この実 施例のテストでは、混合された炭化水素発泡剤を使用した。テスト8.1では6 0/40モルのイソブタン及びノルマルペンタンの混合物、そしてテスト8.2 では70/30モルのイソブタン及びノルマルペンタンの混合物。重合体の押し 出し速度は、25Lbs/hr(11.3kg/hr)で維持され、そして発泡 剤の速度は、そのレベルが両者のテストで0.25mphであるように調節され た。合計156個の孔(12行×13行)及び143個の孔(11行×13行) を、それぞれテスト8.1及び8.2で開けられた。良好な発泡体は、ゲルが、 それぞれテスト8.1及び8.2において約137℃及び140℃に冷却された とき、製造された。形成プレートアセンブリは、ダイから出てくる発泡体ストラ ンドへ適用された。優れた品質の発泡体が、両者のテストで達成された。 表中、1:i−C4=イソブタン、n−C5=ノルマルペンタン、n−C4=ノ ルマルブタン。2:重合体100部当たりで混合されたHydrocerol CF−20(部)。3:発泡体膨張後14日以上エーシングされた発泡体物体の 密度(1bs/ft3)。4:発泡体膨張後14日以上エージングされた発泡体 物体の密度(kg/m3)。5:ASTM D3576により測定された気泡サ イズ(mm)。6:発泡体物体の厚さ(cm)。7:発泡体物体の幅(cm)。 8:発泡体密度及び気泡サイズの積。9:ASTM D2856−Aにより測定 された連続気泡含量。10、11、12:ASTM D3575Bにより測定さ れたキロパスカルのそれぞれ垂直方向、押し出し方向及び水平方向の25%たわ みの発泡体物体の圧縮強さ。ND:測定されず。 実施例 9 本発明の連続気泡発泡体は、本発明に従って製造された。発泡体は、マルチオ リフィスダイにより大きなスケールを使用して製造された。 3.5インチ(8.9cm)スクリユータイプ押し出し機及び異なるダイ以外 は、実施例1におけるのと実質的に同じ構造を有する装置を使用した。ダイは、 オリフィス間が0.25インチ(0.64cm)の距離を有する、等辺の三角形 のパターンの18列及び112行に配置された直径0.041インチ(1.04 mm)の2016個のオリフィスを有するマルチオリフィスダイであった。操作 のやり方は、実施例1におけるのと実質的に同じであった。 0.34の溶融流速(ASTM D−1238条件L)を有するHMS2/9 8エチレン/プロピレンランダム共重合体を、0.05pphの滑石粉及び0. 2pphの抗酸化剤と混合した。抗酸化剤は、50重量%のIrganox 1 010ブランド障害フェノールタイプ(Ciba−Geigy Corp.)及 び50重量%のUltranox 626ブランド(Borg−Warner Chemical Inc.)ホスファイトタイプからなった。抗酸化剤は、基 本樹脂においてマスターバッチへ予め混合された。固体混合物は、約400Lb s/hr(182kg/hr)の均一な速度で押し出し機へ供給された。押し出 し機ゾーンで維持される温度は、供給ゾーンで130℃、溶融ゾーンで200℃ 、定量ゾーンで230℃、そして混合ゾーンで210℃であった。HCFC−1 42bを79Lbs/hr(36kg/hr)の速度で混合ゾーンへ加圧下注入 し、それは重合体100部当たり19.8部又は約0.20mph(0.20k ph)に達する。重合体及び発泡剤の均質な混合物が約154℃へ冷却されたと き、細かい気泡サイズを有する良好な発泡体が達成された。発泡体ストランドは 、十分に互いに合体し、隙間又はチャンネルの殆どが満たされた発泡体板材を生 じた。発泡体の断面のサイズは、約2.4インチ×23.8インチ(6.1cm ×60cm)であった。 発泡体は、エージング中優れた寸法安定性を示し、殆どなにも変化を受けなか った(1%より少ない)。発泡体の性質は、押し出し2週間後に測定された。発 泡体は、1.48pcf(23.7kg/m3)の密度、0.58mmの気泡サ イズ、及び61%の連続気泡を有した。発泡体は、25%のたわみで約7psi (48kPa)の垂直圧縮強さを有し、80%の圧縮たわみ後、1時間以内でそ の元の厚さの95%へ回復し、1日以内でその元の厚さの96%へ回復した。発 泡体は、0.295B.t.u./(hr)(ft2)(°F/in)(0.04 2W/m・゜K)の熱伝導度を有した。そのレジリエンシー及び低い熱伝導度に より、ポリプロピレン発泡体は、クッション包装に好適であるばかりか、絶縁の 応用に好適である。 実施例 10 本発明の連続気泡発泡体は、本発明に従って製造された。発泡体は、HMSポ リプロピレンホモポリマーにより板材の形で製造された。 発泡体の装置、樹脂の原料、及び発泡剤は、実施例9と実質的に同じであった が、但し幅1インチのギャップ調節可能なスリットダを使用して板材の発泡体を 生成した。 重合体の原料は、実施例9の抗酸化剤パッケージと混合された。タルクは配合 されなかった。原料は、約250Lbs/hr(114kg/hr)の均一な速 度で押し出し機へ供給された。押し出し機ゾーンは、実施例5におけるのと同じ 温度に設定された。HCFC−142bは、50Lbs/hr(23kg/hr )の速度で混合ゾーンへ加圧下注入され、それは重合体100重量部当たり20 部又は約0.20mph(0.20kph)に達した。溶融重合体/発泡剤のゲ ルを153℃の最適な発泡温度へ均一に冷却したとき、ダイギャップを調節して 予備発泡のない発泡体を製造した。予備発泡のための閾ダイ開口である、0.1 35インチ(0.343cm)のダイギャップで、1.9インチ×4.2インチ (4.8cm×10.7cm)の断面の良好な品質の発泡体を達成した。 実施例9の合体したストランド板材のように、発泡体は、殆ど収縮なしに(1 %より小さい)エージング中優れた寸法安定性を示した。発泡体の性質は、押し 出し2週間後測定された。発泡体は、1.18pcf(18.9kg/m3)の 密度、1.49mmの気泡サイズ、及び84%の連続気泡を有した。発泡体は、 25%のたわみで5.8psi(40kPa)の垂直圧縮強さを有し、80%の 圧縮後、1日以内でその元の厚さの91%へ回復した。 本発明の発泡体及び方法の態様が、特定の詳細について示されたが、製造方法 及び製造者の希望に応じて、なお明らかにここに示された新規な教示及び趣旨の 範囲内にありながら、本発明は種々の変化により変性されうる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)プロピレン重合体物質の重量に基づいて50重量%より多いプロピレ ン単量体単位を含むプロピレン重合体物質を加熱して溶融重合体物質を形成する 段階、 (b)発泡剤を溶融重合体物質中へ配合して発泡可能なゲルを形成する段階、 (c)発泡可能なゲルを最適な発泡温度へ冷却する段階、及び (d)ダイを通して発泡可能なゲルをより低い圧力の領域へ押し出して発泡体を 形成する段階 を含む20%より大きい連続気泡含量を有する寸法安定性の押し出されたプロピ レン重合体発泡体を製造する方法において、発泡剤が、発泡剤の全重量に基づい て85重量%より多い1種又はそれ以上の有機発泡剤を含むことを特徴とする方 法。 2.発泡体は30−70%の連続気泡である請求項1の方法。 3.発泡剤は1−クロロ−1、1−ジフルオロエタンである請求項1又は2の方 法。 4.発泡剤は1−クロロ−1,1−ジフルオロエタン及び塩化エチルの混合物で ある請求項1又は2の方法。 5.溶融重合体物質へ配合される発泡剤は、95重量%又はそれ以上の1種又は それ以上の有機発泡剤を含む請求項1又は2の方法。 6.溶融重合体物質へ配合される発泡剤は、さらに1種又はそれ以上の無機発泡 剤を含む請求項1又は2の方法。 7.発泡剤は1,1−ジフルオロエタンを含む請求項1又は2の方法。 8.発泡剤は1、1−ジフルオロエタン及び塩化エチルの混合物を含む請求項1 又は2の方法。 9.発泡剤は、イソブタン、n−ブタン及びn−ペンタンからなる群から選ばれ る請求項1又は2の方法。 10.請求項1又は2の方法により得ることのできる寸法安定性の連続気泡プロ ピレン重合体発泡体。
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