JP2003526957A - 緩衝回路 - Google Patents

緩衝回路

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JP2003526957A
JP2003526957A JP2000538430A JP2000538430A JP2003526957A JP 2003526957 A JP2003526957 A JP 2003526957A JP 2000538430 A JP2000538430 A JP 2000538430A JP 2000538430 A JP2000538430 A JP 2000538430A JP 2003526957 A JP2003526957 A JP 2003526957A
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マーシヤル,ギリアン・フイオナ
コリンズ,ステイーブン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】緩衝回路は、光トランジスタ(PT51)の電流を入力回路ノード(D53)で制御するために、光トランジスタと直列に接続されたMOSFETソースフォロワ(M54)およびフローティングゲートMOSFET(MFG53)を含む。ソースフォロワ(M54)は、光トランジスタ(PT51)のエミッタ(PC51)に接続されたゲート(G54)を有し、光トランジスタ(PT51)を緩衝する。フローティングゲート(F53)は、好ましくない信号の寄与(例えば固定パターンノイズ)または非最適回路特性を処理するために、予め決められた照明条件下で光トランジスタの電流を事前設定するように電荷をプログラムすることができる。フローティングゲートMOSFET(MFG67)は、代替的に、出力回路ノードで電流を制御するためにソースフォロワ出力(D65)と直列に接続することができる。回路は、画素回路配列の構成要素とすることができ、それをプログラミングするように選択するため、および他の配列構成要素をプログラムできるようにそれを分離するために、プログラミング回路(M84、M85)を含めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光素子およびその他のトランスデューサなどの緩衝用の回路およ
びセンサにおいて使用される金属酸化物−シリコン電界効果トランジスタ(MO
SFET)を組み込む種類の緩衝回路(buffer circuit)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】
緩衝回路は、特に(独占的にではないが)放射検出器などのセンサの分野で、
弱い信号の発生源、高感度の回路機構または部品を分離する目的でよく知られて
いる。緩衝回路におけるMOSFETの使用は、1列以上の焦電素子を含む熱形
検出器に関する、ManningとWattonの米国特許第4,808,82
2号に開示されている。焦電素子は、熱的場面(thermal scene)
からの変調放射に応答して、出力信号を発生する。列または各列は、その列の全
素子の出力信号用のそれぞれの共通列出力線を有する。各素子は、MOSFET
ソースフォロワの形のそれぞれの電力増幅器によって緩衝される。これにより、
列出力線のキャパシタンス(〜30pf)が各素子のキャパシタンス(〜1pF
)に比較してずっと大きいことに起因する信号の損失が回避される。緩衝しなけ
れば、それは分圧器の効果を持ち、出力信号を2桁以上低下させるであろう。
【0003】 米国特許第4,808,822号の緩衝回路は、個々のMOSFETの性質(
例えばしきい電圧)の間に変動があり、それが画像に誤ったコントラストを導入
するという欠点を持つ。さらに重要なことに、それが焦電検出器配列の基本的問
題、固定パターンノイズとして知られる好ましくない信号成分に対して効果が無
い。これは、検出器の素子の異なる熱応答特性に起因する。もし素子が完全に一
致していたら、それらを定温背景にさらしたときに、相互に等しい出力信号を発
生するはずであるが、実際はそれとは非常にかけ離れている。素子の出力信号の
間に、典型的な周囲の熱的場面に関連付けられる画像コントラストの変動よりず
っと大きい変動がある。これを扱うために、それぞれ暗視野(不明瞭な場面)お
よび明視野(不明瞭でない場面)状態に関連付けられる連続画像フレームを記憶
し、後者から前者を減算する必要がある。必要な場面コントラスト成分は小さく
て減算の誤差で失われる可能性があり、それを得るには、減算を非常に正確に行
わなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
同様の問題は、例えばBallingallとBlenkinsopの米国特
許第5,155,348号に記載されているような半導体材料の放射検出器で発
生する。この特許は、光ダイオードの読出し回路に関係する。この回路は、後で
測定段階で得た別の出力信号から減算するときに使用するため、校正段階で生じ
た光ダイオード出力信号を記憶する。ここで再び、目的は、処理能力および精度
が要求される後段の回路機構に負担をかけることを回避するための処理中に、非
常に大きい望ましくない信号成分をできるだけ早く除去することである。問題の
規模は、光導電検出器の分野で説明される。そこで、動作中のそのようなデバイ
スのバイアス電圧は1ボルトの領域にあり、290Kの周囲の熱的場面からの放
射は1ミリボルト台の信号を発生し、場面コントラスト(つまり必要な画像情報
)は数マイクロボルトである。非常に大きいオフセットの存在下で小さい信号を
検出する問題は長年認識されており、これを達成するために必要な処理回路機構
を単純な形にすることは、長年の要求である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、オフセット、不整合、および類似物を処理するためのプログ
ラミングに適した代替形の緩衝回路を提供することである。
【0006】 本発明は、回路の入力または出力ノードを通して電流を制御するように構成さ
れた第2MOSFETを含み、第2MOSFETが回路特性を変化させるために
充電可能なフローティングゲートを有することを特徴とする、緩衝MOSFET
電力増幅器(例えばソースフォロワ)を含む緩衝回路を提供する。
【0007】 フローティングゲートMOSFETは周知であり、例えばCollinsの米
国特許第5,557,234号に記載され、かつ一般的に「Physics o
f Semiconductor Device(半導体デバイスの物理)」第
2版、Wily 1981、496頁にSzeによって略述されている。IEE
E Electron Device Letters 1991年3月号Vo
l 12、No.3で、Thomsenらは、シリコンMOSFETのフローテ
ィングゲートが26年で0.1%の率でその電荷を失うと予想している。それは
、実用的には、再プログラミングされない限り、ゲートの電荷が永久的に減少せ
ずに維持されることを意味する。
【0008】 本発明は、フローティングゲートに電荷を導入するとMOSFETのしきい電
圧が変化し、したがってそのチャンネル導電性が変化し、入力または出力回路ノ
ードの電流を予め定められた信号用に事前設定することが可能になるという利点
を提供する。それは、必要な場合、信号回路または同様の回路の配列のいずれか
をトリミングして、要求されるまたは整合された動作特性を得るために、回路特
性を変化させる機構を提供する。あるいは、それは、回路入力信号の好ましくな
い寄与を処理するために使用することができる。
【0009】 第2MOSFETのフローティングゲートを充電またはプログラミングする多
数の技術がある。1つの技術は、ウィンドウを有しており、そこを通してMOS
FETフローティングゲートとその制御ゲートとの間の絶縁層に紫外(UV)光
を当てることができるMOSFETについて、米国特許第5,557,234号
に記載されている。制御ゲートに電圧を加えると、絶縁層がUV照明し、導電す
るようになり、電荷を制御データからフローティングゲートへ移送することが可
能になる。フローティングゲートの充電には、ホット電子注入またはファウラ−
ノルデハイムトンネリングを使用することもできる。
【0010】 第2MOSFETは、入力ノードに接続されたセンサ自体に直列に接続するこ
とができ、第2MOSFETは好ましくないセンサ特性を処理するために使用さ
れる。回路は、それぞれのセンサに関連付けられ、かつセンサまたは回路自体の
特性間の相違を処理するための手段を提供する、同様の回路の配列の一部とする
ことができる。センサは、焦電素子、光導電素子、光トランジスタ、または光ダ
イオードなどの放射センサとすることができる(ただし、それだけに限定されな
い)。各回路は、そのそれぞれのフローティングゲートに電荷を与えることによ
って、共通出力基準に従うようにトリミングすることができる。
【0011】 第2MOSFETは、センサと直列に接続して、後者の電流を制御するように
構成することができる。それは制御ゲートおよびドレインを持つことができ、そ
れらはひとつに接続されて、制御ゲートを介してドレインとフローティングゲー
トとの間に容量結合を生じる。MOSFET電力増幅器はソースフォロワとする
ことができ、センサは第2MOSFETのドレインに接続されたエミッタを持つ
光トランジスタとすることができ、それは次にソースフォロワのゲートに接続す
ることができ、それはソースフォロワの出力信号を出力に中継するために起動可
能なスイッチ(M55)と直列にすることができる。
【0012】 回路は、オンとオフの状態間を切換え可能であり、ソースフォロワは、呼出し
が要求されるときのみ、切換えられる。
【0013】 1つの実施形態において、第2MOSFETは、制御ゲートを有し、そして、
緩衝回路は、 a)同様の回路のアレイの構成要素であり、 b)プログラミングオペレーション中に、前記フローティングゲートに電荷を
導入するように選択可能であり、そして c)アレイの別の回路に関連付けられたプログラミングオペレーション中に、
前記フローティングゲートへの電荷の導入を避けるために切断可能である。
【0014】 別の実施形態において、MOSFET電力増幅器は、フォトトランジスタから
の信号を受けるために、少なくとも1つのダイオード接続MOSFETを備える
ロード(負荷)と直列に接続されるゲートを有するソースフォロワであり、第2
MOSFETは、ソースフォロワのソースを備える出力回路ノードを通して電流
を制御するように構成され、かつソースフォロワとスイッチとで直列であり、ス
イッチは、回路を選択し、そしてそれから回路出力に出力信号を中継するために
作動可能である。
【0015】 あるいは、第2MOSFETは、ソースフォロワとして構成されるMOSFE
T電力増幅器のロード(負荷)として接続されることもあり、またソースフォロ
ワのソースを備える出力回路ノードを通して電流を制御するためにスイッチと直
列に配置されることもあり、そのスイッチおよび第2MOSFETは、回路を選
択するために、かつ回路出力を通るためにそれから出力信号を供給ために、一緒
に作動可能である。
【0016】 本発明の緩衝回路は、それぞれのフローティングゲートにチャージ(電荷)を
印加することによって調節可能な同様のソースフォロワ回路のアレイのメンバで
あり、それぞれが、その回路のために想定されるプログラミングに応答してそれ
ぞれの第2MOSFETフローティングゲートを充電するために、かつ別の回路
のために想定されるプログラミングに応答してその感度を減ずるように構成され
るプログラミング手段を備えている。
【0017】 別の態様において、本発明は、緩衝回路を調節する方法を提供し、それは、 a)緩衝MOSFET電力増幅器と、回路の入力または出力ノードを通して電
流を制御するように構成される第2MOSFETとを組み込んでいる緩衝回路を
供給するステップを備え、その第2MOSFETは、回路特性を変えるために注
入器によってチャージ可能なフローティングゲートを有し、また b)回路が要求される出力に近い出力を供給するまで、熱い電子インジェクシ
ョン、Fowler−Nordheimトンネルおよび紫外線イルミネーション
の少なくとも1つによって、フローティングゲートチャージを大まかに調整する
ステップと、 c)注入器に1秒以上の期間100未満のパルスを印加することによって、フ
ローティングゲートチャージを細かに調整するステップと を備えることを特徴とする。
【0018】 本発明の方法は、回路が同様の回路のアレイのメンバであるときに適用可能で
あり、この場合、それは、回路の電源電圧より大きさが大きい選択解除電圧を第
2MOSFETの制御ゲートに印加することによって、要求されないとき、調節
する回路の感度を減ずるステップを備えている。
【0019】 本発明の方法は、さらに、回路がイメージングシステムのための画素回路であ
るときに適用可能であり、この場合、ステップ(c)を調節することは、画素が
、対数目盛のダイナミックレンジの中間に対応する放射で、あるいは別の方法と
して、低い周囲光レベルに対応する放射でイルミネーションを施されるときに行
われる。
【0020】 別の態様において、緩衝回路を調節する方法は、 a)緩衝MOSFET電力増幅器(M65)と、回路(60)の入力または出
力ノード(S65)を通して電流を制御するように構成される第2MOSFET
(MFG67)とを組み込んでいる緩衝回路を供給するステップを備え、その第
2MOSFET(MFG67)は、回路特性を変えるためにチャージ可能なフロ
ーティングゲート(F67)を有し、また b)回路(50,60)が、エラー電圧δVの単位で要求される出力と異なる
出力電圧を有するまでフローティングゲートチャージを調整するステップを備え
、 式中、δV=Cinjinj/CTOTおよびCinjは、フローティング
ゲート(F67)とフローティングゲート(F67)をチャージ(充電)するの
に用いられる第2MOSFETコンポーネント(G67または167)との間の
キャパシタンスであり、Cinjは、そのコンポーネントの電圧であり、CTO は、総合フローティングゲートキャパシタンスである ことを特徴とする。
【0021】 本発明がさらに十分に理解されるために、その実施形態が、実施形態によって
、また添付図面を参照にして、記述される。
【0022】
【発明の実施の形態】
既に記述されるように、この発明が問題にしている基本的な問題は、ソースフ
ォロワおよびそれらの入力信号への好ましくない寄与によるそれらの関連回路構
成要素などのMOSFET電力増幅器と関連する信号の変化および回路構成要素
を形成するアクティブ装置の特性における変化である。本発明は、好ましくない
効果を打ち消すためにプログラマブルフローティングゲートチャージを有するフ
ローティングゲートMOSFETに組み込むことによってこれらの問題を解消す
ることである。
【0023】 あいにくフローティングゲート装置は、同種のMOSFETよりも低い相互コ
ンダクタンスgを有する。したがって、フローティングゲート装置を直接的に
ソースフォロワとして使用すると、プログラム可能なしきい電圧が得られるが、
回路の利得の減少という犠牲を払うことになる。本発明による最良の解決策は、
フローティングゲートMOSFETを使用したソースフォロワにプログラム可能
な電流源を提供することである。
【0024】 図1を参照。ソースフォロワ回路は、ソースS1、ゲートG1とソースフォロ
ワとして接続されたドレインD1を有する第一のn−チャンネルMOSFET
M1、ゲートG1に接続された入力電圧VinとソースS1に見られる出力電圧
outを有する。供給電圧VDDは、ドレインD1に接続される。MOSFE
T M1は、直列に他の二つのMOSFET、第二のn−チャンネルMOSFE
TとフローティングゲートMOSFET MFG3に接続され、第二のMOSF
ET M2は、ソースS1に接続されたドレインD2とバイアス電圧Vbias に接続されたゲートG2を有し、Vbiasは、MOSFET M2に与えられ
た飽和で作動する値に設定される。MOSFET M2は、またフローティング
ゲートMOSFET MFG3のドレインD3に接続されたソースS2を有し、
フローティングゲートMOSFET MFG3は、自身フローティングゲートF
3、非接続の入力ゲートG3と接地ソースS3を有する。作動に際しては、ソー
スフォロワMOSFET M1は、フローティングゲートMOSFET MFG
3により制御されるドレインソース電流Ibiasを有し、MOSFET MF
G3は、以下に述べるプロセスによりそのフローティングゲートF3に蓄えられ
た電荷によりプログラムされる電流で定電流シンクとして働く。第二のMOSF
ET M2は、フローティングゲートMOSFETドレインD3とそこに出力電
圧Voutが現れる第一のMOSFETソース間を隔離し、このことによりV ut の変化がIbiasに影響するのを防ぐ。
【0025】 図1に示されるソースフォロワ回路は、フローティングゲートF3上の電荷を
調整することによりトリミングされ、フローティング電荷の変更は、MOSFE
T MFG3のしきい電圧を変えて、Ibiasを予想される応用に適したレベ
ルにトリミングする。すなわち入力信号Vinに対する望ましくない寄与または
アレイ中の異なるソースフォロワ回路の特性間の変化を防ぐ。
【0026】 次に発明を、電子カメラにおける用途に関連付けて記載し、フローティングゲ
ート装置をソースフォロワとその関連回路に接続する代わりの方法を説明する。
【0027】 CCDに基礎を置いたセンサーは、現在電子カメラ市場に置いて支配的である
。しかしながら、それらは、従来のCMOSチップよりも製造するのにまたシス
テムを組み込むのに費用が掛かる。その結果、コストに敏感な市場においてこれ
らのカメラは、コストにより使用が制限される。したがって標準消費者のPCと
束ねることが出来る入手可能な可視帯域カメラの開発にかなりの商業的な関心が
存在する。さらにこれらカメラは開発されれば、デジタルスチルそしてビデオカ
メラ等の広い製品範囲で利用される可能性がある。
【0028】 線形的な応答を有し直接にCCDカメラに置き換わるカメラが開発された。し
かしながら、少なくとも一つの会社がランダムにアドレス可能な非積分カメラを
創作する意欲の避けられない結果として対数感度を有するCMOSカメラを創作
した。
【0029】 このカメラは、図2に示すように二次元的にアドレス可能なセンサー1を有す
る。ビット線2−1,2−2等は、センサー1の各列に関連し、列イネーブル線
3−1,3−2等は、センサー1の各行に関連する。各ビット線からの出力は、
列デコードマルチプレクサ5の一つの入力に達する前に各増幅器4−1、4−2
等により増幅され前列が各一時にアドレスされる。行デコードサーキット6は、
選択された行のあらゆるセンサー1をスイッチングすることが出来、その出力を
それぞれのビット線2−1,2−2等に置く。マルチプレクサ5は、列に個別に
アドレスし、このようにして個別のセンサーからの出力を選択することが出来る
。作動に際して、各センサーは、通常の方法で走査されさらに通常の処理を受け
るマルチプレクサ5の出力における合成画像を得る。
【0030】 図2に拡大して模式的に示すように、各センサーは、感光性CMOS要素7す
なわちフォトダイオードまたはフォトトランジスタと緩衝器8とを有する。図2
の公知のアレイに使われるような全くの従来技術の画素回路は、図3に示され、
ソースS21、ゲートG21とドレインD21を有するn−チャンネルMOSF
ETロードトランジスタと直列のフォトダイオードD21からなる。固定バイア
ス電圧VbiasがゲートG21に掛けられる。フォトダイオードD21は、ソ
ースフォロワとして接続したn−チャンネルMOSFET M22の入力ゲート
G22に掛けられるソースS21における出力電圧Vを発生することにより入
射放射に応答する。MOSFET M22は、n−チャンネルMOSFETスイ
ッチM23を介して各ビット線2(図2における2−1、2−2等)に接続する
ソース22(そこでソースフォロワ出力が見える)を有する。MOSFETスイ
ッチM23は、各列イネーブル線3(図2における3−1、3−2等)からその
ゲートG23に掛けられる信号によりスイッチングされる。
【0031】 作動に際して矢印で示す放射は、フォトダイオードD21の上に落ちる。フォ
トダイオードD21は、応答して出力電流Iphotoを発生する。そしてこの
電流は、ゲート電圧Vbiasとして知られたロードトランジスタのソースから
保護される。特有な光電流は、1マイクロアンペア未満なので、ロードトランジ
スタは、次式で示される電流−電圧関係を有するサブしきい値制度により作動す
る。
【0032】
【数1】 ここで、Idsは、ドレイン−ソース電流、Vgsは、ゲート−ソース電圧、U =kT/qそしてIとnは、装置パラメータである。この回路中でゲート電
圧は、一定に維持され、そしてしたがって、ソース電圧は入力電流の変化に応答
する。出力特性は、Vgs=Vbias−Vと置換することにより決定されし
たがって、
【0033】
【数2】 画素回路に流れる電流は、フォトセンサのアレイからデータを読み出すのに使用
される共通出力線2−1、2−2等に関連した大きな容量に直接掛けられる場合
有効な信号を与えるには小さすぎる。ソースフォロワMOSFET M22は、
画素回路を共通出力線から保護し有効な出力信号レベルが得られるようにする。
【0034】 理想的には、ソースフォロワは、出力線電圧が画素出力電圧Vに線形的に依
存することを確実にする。もしそうであれば、対数的な応答を与えるのはサブし
きい値ロードM21である。トランジスタM21はサブしきい値中に留まり、一
方光電流は、強さが6つのオーダーで変わるので、画素回路は発生放射強度の広
い動的な範囲に渡って対数的になる。外部の像を造るのに適した対数検知器を作
るのは、この非常に広い動的な範囲である。
【0035】 さらに、対数的な応答を有する検知器は、シリコン網膜回路の鍵となる部分で
ある。シリコン網膜は、哺乳動物の網膜の機能を研究するのを可能にするように
基本的に設計されているが、経験的に対数的な応答は、丈夫な信頼性のある対象
の認識を創作するのに重要である。
【0036】 このタイプの対数的カメラは、いくらかの潜在的な利点を有すが、一つの大き
な欠点を有する。異なる画素中の活性な装置の間の変動は画素の応答にランダム
な変動を発生する。その感度が光の強度10個当たり40から50mvのセンサ
ーについて特徴的なピーク−トゥ−ピーク変動(固定パターンノイズ)は、10
0mvと130mvの間と言われている。このことは、固定パターンノイズはフ
ォトダイオードD21上への光子流発生における2オーダーの強度の変化に相当
することを意味する。このランダムな変化は、したがって像のコントラストを不
明瞭にし、そして像を形成するのに必要な出力動的範囲を著しく大きくする。
【0037】 線形CMOS検知器アレイは、画素間の同様の変動の問題を有するが、相関す
る二重サンプリングとして知られた技術をキャリブレーションを実行するために
利用することが出来る。これは、対数画素回路では不可能である。検討されてき
た一つの方法は、画素間の変動を保証するソースフォロワ装置においてしきい電
圧シフトを誘発することを含む(N.リクワイアとB.ディエリックス“オンチ
ップ 非均一矯正を有するアクティブ画素CMOSイメージセンサーCCDと先
端イメージセンサーのIEEE工場1995を参照)。彼らがテストチップのた
めに使用した2.4ミクロンプロセスで、ソースフォロワ装置を損傷することに
より、しきい電圧シフトが引き起こされた。望ましい機能性が示されたけれども
、、プロセスは商業的に利用するには非常に遅かった。実際には、画素間の変動
の矯正はカメラの外で、または画素を変えて矯正できる線形的な応答を有するセ
ンサーを作成することにより行われるであろうと思われる。第一のアプローチは
カメラのコストを高くするであろうし、一方第二のアプローチは、高い動的範囲
と丈夫な対象認識に必要な対数応答を損なうことになるであろう。
【0038】 今回は図4を参照。図2のアレイとともに使用するための図3の回路に変わる
ものが示されている。図4の回路において、フォトダイオードD21は、電流I photo の普及感光性源の形のフォトセンサーP40に置き換えられ、MOS
FET M21は、フローティングゲートF41を有するp−チャンネルフロー
ティングゲートMOSFET MFG41に置き換えられる。図3と4は他の点
では同様であり、その中の相当する要素は、20を40というように接頭辞を変
えて同様の番号で参照される(すなわちM42/M22)。図4はしたがってM
OSUFETスイッチM43と直列のMOSUFETソースフォロワM42を有
し、前者は、ソースフォロワの出力信号を出力線2にスイッチングするのに使用
される。フローティングゲートMOSFET MFG41は二つの結果をもたら
す。第一にそれはそのフローティングゲートF41を充電することによりプログ
ラム可能でありフォトセンサーP40上の放射発生の与えられた強度に応答して
所定の出力信号を得ることができる。このことによりアレイ中の画素ソースフォ
ロワ回路が例えば同様の発生放射強度に同様の応答を与えるようにプログラムさ
れることが可能となる。それはまた、異なる回路に組み合わされたフォトセンサ
ーの異なる応答特性または回路そのものの特性間の相互の変動から起こる固定パ
ターンノイズを除くのに使用され得る。
【0039】 MOSFET M21をフローティングゲートMOSFET MFG41によ
り置き換える第二の結果は、装置のタイプを変えることに関連して起こる。すな
わち、光電流を流すためにフローティングゲートF41上の電位は変わらなけれ
ばならない。フローティングゲート電位を変えるためのメカニズムは、ドレイン
と全てのMOSFET中に存在するゲート間の小さな寄生カップリング容量C ara である。ソースフォロワトランジスターM42のゲート上の電位Vにお
けるΔVのために、フローティングゲート電位における変化ΔVfgは、
【0040】
【数3】 ここでCTOTはフローティングゲートF42に関連する総容量であり、フロー
ティングゲートとそれぞれソース、ドレイン、制御ゲート、チャージインジェク
タと基盤間の寄与が含まれる。
【0041】 フローティングゲートのような任意の高いインピーダンスのノードの問題は、
それが全ての画素中に供給されるデジタル選択信号のような遷移信号と容量的に
カップリングすることが出来ると言うことである。この効果は、定電圧に維持さ
れる特徴を使用しフローティングゲートをこれらの遷移信号からシールドするこ
とにより最小化することが出来る。例えば、フローティングゲート装置は、アー
ス電位または他の適当な電位に維持されることが出来る外部接続を有し、フロー
ティングゲートをシールドすることができる制御ゲートを付加的に組み入れるこ
とが出来る。加えて、選択信号のような予想できる遷移に対しては、擾乱が各画
素において同じになることを確実にすることを意図して読み出し作業は遷移に対
してフェーズロックされる。
【0042】 図1と4におけるフローティングゲートF3とF41上に電荷を導入する方法
については後に述べる。
【0043】 図1と4に示されたような回路の製造の直後に各MOSFETフローティング
ゲートF3またはF41は、任意の電荷を蓄えそれ故任意の電圧に置かれる。何
れのプログラムを行う前にフローティングゲートは望ましくは放電され、比較的
よく知られた初期状態にされる。例えば従来技術からよく知られているように、
紫外線放射が使用され、MOSFETの制御ゲートG3のようなバイアス可能な
回路要素からフローティングゲートを絶縁している層中に電導を起こし、そのこ
とは前者を後者の電圧に動かす。フローティングゲートは、それ故、紫外線の放
射にさらされることにより初期化され得る。殆どのカメラチップは、金属層によ
りシールドされるので、絶縁層を照射するために放射が届く層を通る孔またはウ
ィンドウが必要である。
【0044】 図5を参照。ここには画素回路50の形の本発明の実施の形態が示されている
。回路50は図4のそれとよく似た原理により組み立てられており、限定された
照射条件に対して入力回路ノードにおいて電流を予備設定することが可能である
。それは矢印52で示す放射により照射されるnpnフォトトランジスタPT5
1からなる回路部分を有し、ソースS53、フローティングゲートF53,制御
ゲートG53,チャージ注入器I53とドレインD53を有するフローティング
ゲートMOSFET MFG53と直列に接続される。ソースS53は接地され
、制御ゲートG53とドレインD53は線L53により互いに接続され、ゲート
C53とドレインD53の両者はフォトトランジスターエミッタPC51に接続
される。
【0045】 回路50はまたソースS54、ゲートG54とドレインD54を有するPチャ
ンネルMOSFETソースフォロワM54からなる出力回路部分を有する。ゲー
トG54はフローティングゲートMOSFETのドレインD53に接続されてい
る。ドレインD54は接地されており、ソースS54はソースフォロワM54と
直列のMOSFETスイッチM55に接続されている。スイッチM55はそのゲ
ートG55上の信号により励起されてソースフォロワ出力信号を出力線56にス
イッチングされるのを可能にする。
【0046】 回路50の作動のモードは次の通りである。フォトトランジスタPT51上の
放射の発生は光電流Iphotoを起こしコレクター電流としてそしてまたフロ
ーティングゲートMOSFET MFG53中を後者のドレインソース電流とし
て流す。発生放射強度の何れの特定の値に対してもフローティングゲートドレイ
ンD53における電圧の強さはMOSFETチャンネル電導性によりしたがって
フローティングゲートF53の電荷により制御される。したがってフローティン
グゲート電荷はトリミングされ、フォトトランジスタPT51上の所定の放射強
度の発生はフローティングゲートMOSFETドレインD53に所定の電圧を発
生する。回路50はそのゲートG55に電圧を掛けることに応答してスイッチM
55の作動によりスイッチングされ、ドレイン電流は次いでソースフォロワMO
SFET M54中を流れ、フローティングゲートMOSFET MFG53の
ドレインD53における電圧はソースフォロワM54を介して回路出力線56に
スイッチングされるようになる。
【0047】 回路50は図4のそれに相当しフローティングゲートとソースフォロワMOS
FET MFG53とM54のチャンネル極性が反対になっており制御ゲートG
53とドレインD53の間の接続L53の挿入を伴っている。この接続は制御ゲ
ートG53とフローティングゲートF53とドレインD53の間の式(3)が参
照されるキャパシタンスCparaに並列のフローティングゲートF53の間の
キャパシタンスCcgfgを繋ぐ効果を有する。ソースフォロワトランジスタM
65のゲート電位Vにおける変化ΔV、フローティングゲートF53におけ
るΔVfgにおける変化はCparaを(Ccgfg+Cpara)に置き換え
ることによる式(3)の修正により得られる。
【0048】
【数4】 ここでCtotはフローティングゲートF53に関係した総容量であり、フロー
ティングゲートとそれぞれソース、ドレイン、制御ゲートインジェクタと基盤間
の寄与からなる。式(4)はフローティングゲートF53の電位を変えるための
機構はドレインD53と両ゲートG53とF53の間のカップリング容量Ccg fg +Cparaの合計になったことを示す。感度を最高にするために、すなわ
ち光電流の変化に応じて出力電圧の変化を最高にするためにこのカップリングを
出来るだけ小さくするべきである。
【0049】 ここで、図6を参照して、一般的に60によって指示される、画素回路形式の
本発明の別の1実施形態を示す。図1の回路にあるように、回路60は出力回路
ノードで電流をプリセットすることが可能である。本回路は、入射62を受け、
それぞれがソースS63/S64、ゲートG63/G64、ドレインD63/D
64を有する第1および第2NチャンネルMOSFET M63およびM64と
直列に接続されているエミッタPC61を有するNPNフォトトランジスタPT
61から成る入力回路部を有する。MOSFET M63およびM64は、組み
合わせてフォトトランジスタPT61の負荷を提供する。このように1個で十分
だろうが、これらの2個のMOSFETはフォトトランジスタPT61からの出
力信号をアースより高い都合のよいレベルにするために、直列にして使用される
。第1ドレインD63は、エミッタPC61と第1ゲートG63に接続され、第
2ドレインD64は第2ゲートG64と第1ソースS63に接続され、第2ソー
スS64はアースに接続されている。
【0050】 回路60はソースS65、ゲートG65およびドレインD65を有するPチャ
ンネルMOSFETソースフォロワM65から成る出力回路部分も含み、そのゲ
ートG65はフォトトランジスタのエミッタPC61と第1MOSFETのドレ
インD63に接続され、ドレインD65はアースに接続され、ソースS65はソ
ースフォロワM65と直列になっているPチャンネルMOSFETスイッチM6
6に接続されている。スイッチM66はゲートG66を有し、それ自体フローテ
ィングゲートF67、制御ゲートG67および電荷注入器I67を有するPチャ
ンネルフローティングゲートMOSFET MFG67と直列になり、円UV6
7はフローティングゲートを帯電出来るようにフローティングゲートF67およ
び電荷注入器I67間の導通を行うためにフローティングゲートF67および電
荷注入器I67の間の絶縁(示されていない)に、加えられる紫外線の通る余分
の層(示されていない)のウィンドウの概略を示す。スイッチM66およびMO
SFET MFG67は共通の選択線68によって、ゲートG66および制御ゲ
ートG67に加えられた選択(Select)電圧によって活性化されたり、不
活性化される。出力信号は出力ライン69に現れる。
【0051】 回路60は次のように動作する。発光していない状態で、フォトトランジスタ
PT61には小さい暗電流が流れる。フォトトランジスタPT61の入射がさら
に大きい光電流Iphotoをコレクタ電流として流し、第1および第2MOS
FET M63およびM64の共通のドレイン−ソース間電流も流す。その結果
、光電圧が第1ドレインD63およびソースフォロワゲートG65に現れる。選
択信号が高レベル(5V)のときには、スイッチM66およびMOSFET M
FG67はoffに切り替えられる。その選択信号が低レベル(0V)になると
、スイッチM66およびMOSFET MFG67は光電圧に相当する電流を直
列になっているソースフォロワM65、スイッチM66およびフローティングゲ
ートMOSFET MFG67のドレイン−ソース電流として流せるように切り
替えられる。入射強度および関係する光電圧が特定の値になるように、このドレ
イン−ソース電流の大きさが、フローティングゲートMOSFET MFG67
のチャンネルの導電度、それでフローティングゲートF67の電荷で制御される
。フローティングゲートの電荷は、詳細を後述する注入器I67を使用してトリ
ミングされる。その電荷はG66およびゲートG67が作動されるときに、フォ
トトランジスタPT61のあらかじめ調整した入射強度がソースS65のあらか
じめ決めているソースフォロワ出力電圧を上昇させるようにトリミングされ、こ
の電圧は出力ライン69へ通過する。この方法で、回路のアレイの構成要素は、
すべて同様な特性を有するようにトリミングできる。1個のアレイの中で、回路
60は、選択電圧(制御ゲート電圧)を高い値にとることで、詳細が後述される
ように、他の回路のプログラミングに感度を低下させてもよい。
【0052】 ここで、図7を参照して、一般に70で指示される回路から成る本発明の別の
実施形態を示す。図1と同様に一般的な種類で、電流が出力回路ノードでプリセ
ット可能になる。その回路は、ソースS71、ゲートG71およびドレインD7
1を有するNチャンネルMOSFETソースフォロワM71を含み、そのソース
S71は、NチャンネルMOSFETスイッチM73を介してNチャンネルフロ
ーティングゲートMFG72と直列に接続されている。MOSFET MFG7
2およびM73は、それぞれソースS72/S73、制御ゲートG72/G73
、ドレインD72/D73を有し、前者はさらに注入器I72を有するフローテ
ィングゲート72ならびに、制御ゲートG72への入力C72を有する。スイッ
チM73はフローティングゲートMOSFET MFG72の同様の入力C72
に接続される制御入力C73を有し、両方とも1個の選択信号源ソース(示され
ていない)に接続されている。この回路はスイッチソースS73およびフローテ
ィングゲートMOSFET ドレインD72に接続される出力ライン74を有す
る。
【0053】 回路70は次のように動作する。フローティングゲートMOSFET MFG
72は、スイッチM73がon(選択電圧が高いレベル)に保持されているとき
に、ソースフォロワM71の可変電流源として動作する。ソースフォロワF71
のドレイン−ソース電流は、ソースフォロワゲートG71に供給されたあらかじ
め調整した入力電圧Vinに達するまで電荷をフローティングゲートF72に誘
起するために使用されるI72によってプリセットされる。フローティングゲー
トMOSFET MFG72のドレイン電圧は、74で必要な出力信号を供給す
る。回路70がアレイの1構成要素であり、プログラムされていたら詳細を後述
する、選択電圧(制御ゲートプルアップ電圧)を高い値(5V以上)にすること
で、他の回路のプログラミングに感度を低下させてもよい。
【0054】 ここで図8を参照して、一般に80で示され、指示される回路から成る本発明
の別の実施形態を示す。図7に示されるのと同様な一般的な種類で、出力電流が
プリセットでき、さらにこのような回路のアレイの1構成要素であるときに、容
易にトリムできるように設計される。第1MOSFET M81、ソースフォロ
ワとして接続され、ソースS81、ゲートG81およびドレインD81を含むN
チャンネルデバイスの第1MOSFET M81を含み、ソースS81は第1M
OSFET MFG82、関係する注入器I82を有するフローティングゲート
F82、入力C82を有する制御ゲートG82と直列に接続される。
【0055】 第2MOSFETゲートは出力ライン83に接続され、それによって、ゲート
G84を有するPチャンネルMOSFETの第1スイッチM84を介して、電圧
highに接続され、2μm寸法(最小形状寸法)のCMOS技術では、V igh は少なくとも、7〜8Vの範囲にあり、回路80が損なわれない範囲で高
いことが望ましい。VDDが3.3以下であるサブミクロンプロセスなどの、よ
り小さい外形寸法で、回路の損傷を防ぐにはこの電圧は高過ぎ、適当な電圧を決
定するために、回路の数を求め、ある範囲の電圧を加え、損傷の起こる電圧を決
定する簡単な試験が必要になるだろう。ゲートG85を有するNチャンネルのM
OSFETの第2スイッチM85は、第2のMOSFETゲートG82とそのド
レインD82の間に接続されている。このスイッチゲートG84およびG85は
、選択電圧が加えられる端子T86に接続されている。
【0056】 通常の動作モードでは、回路80は、ソースフォロワとして動作し、そのフロ
ーティングゲートMOSFET MFG82は、ソースフォロワMOSFET
M81の可変電流源として動作する。このモードで、端子T86でのVsele ct は第1スイッチM84をoffに、第2スイッチM85をonに保持する高
電位(5V)に設定され、これが、Vhighをその第2ゲートG82から分離
し、第2ゲートおよびドレインG82/D82を一緒に接続する。回路80は、
このモードで、プログラムミングまたはトリミングもされ、ソースフォロワM8
1のドレイン−ソース電流は、プログラミング電圧Vprogが、フローティン
グゲートF82に電荷を誘起するように加えられる注入器I82によってプリセ
ットされ、電荷は必要な出力電圧値が、第1MOSFETゲートG81に加えら
れるあらかじめ調整した入力電圧VinのためのフローティングゲートMOSF
ETのドレイン D82(スイッチ M85を介して83にも)に現れるまでこ
の方法で誘起される。
【0057】 アレイの単一の回路をトリミングまたはプログラミングする必要があるときに
は、アレイの他の回路がすべて共通のプログラミング電圧源に接続されていれば
、アレイの他の回路が影響されない、すなわち、選択されないように確実にする
必要があり、これは回路80の中で、第1スイッチM84をonに、第2スイッ
チM85をoffに保持している端子T86でのVselectを低電位(0V
)に設定して非選択モードにされる。これがソースフォロワM81/MFG82
を出力ライン83から分離し、Vhighを第2ゲートG82に接続し、前記の
ように、Vhighは2μmCMOS寸法のための7〜8Vまたは、回路が損な
われずに飽和できるだけ高い。非選択モードで、フローティングゲート電荷は本
質的にVprogを加えても影響されず、実際の目的に対して、そこで回路80
はVprogの同じソースに接続されるアレイのこのような別の構成要素の回路
に進められるプログラミングまたはトリミングの感度を低下させ、選択モードに
切り替えられる。
【0058】 イメージングシステムのトリミングできる画素を供給するソースフォロワ緩衝
回路をプログラミングする方法を、図6の回路60を再び参照して、ここで記述
する。回路60のアレイが製造されるときに、各フローティングゲートF67は
それに捕らえられた電荷の量が不明なので、フローティングゲート電位も不明で
ある。プログラミング計画の第一段階は、帯電した電荷を除去するための粗調整
で、注入器I67の径時変化を最少にするのが望ましい。紫外線(UV)はフロ
ーティングゲートF67と注入器I67の間のウィンドウUV67に、それらの
間の導通を誘起するために加えられ、一周期にわたって(多分2〜3時間)、帯
電した電荷が、フローティングゲートF67が注入器I67と同じ電位で終わる
ように、リークされる。代わりに紫外線がフローティングゲートと制御ゲートの
間の絶縁に加えられる同様のウィンドウを有する回路が、そのフローティングゲ
ートが制御ゲート電位に達することを、注入器をエージングせずに可能にする。
【0059】 フローティングゲート電位は注入器I67を使用して正確な値に近い値に粗調
整してもよい。イメージングシステムでは、数千のトリミングできる画素があり
、すべて互いに2〜30mV以内の最終電圧に、集積回路の製造工程で(両方ま
たはUV初期化)必要な値より数V低い点に初期化される。デバイス個々にプロ
グラミングすることは可能だろうが時間がかかる。代わりに、フローティングゲ
ートはすべて、初めにおおよその値にプログラミングされる。
【0060】 明瞭に低い電圧(2μmCMOS寸法では14V)が注入器I67に加えられ
る。初期にフローティングゲートF67が0Vであれば、紫外線消去器が使用さ
れた場合であろうし、そこで、このゲートと注入器I67の間に14Vの有効な
プログラミング電圧ΔCinjがある。初期にフローティングゲートF67が電
圧Vfgであれば、その有効なプログラミング電圧ΔCinjは(14V−Vf
g)である。プログラミング電圧が、フローティングゲートF67をトンネル効
果による通過をoffにする、Fowlerトンネリングを起こし、フローティ
ングゲート電位がΔCinjを減少するように上昇する。Fowler−Nor
dheimトンネリングの感度は、プログラミング電圧に対して指数的なので、
トンネリングは急速にoffになり、プログラミングは自己制限がかかる。初期
のプログラミング電圧が、プログラミングは電界の広がりの最大予測値(最速プ
ログラミングレート期待値)の最悪の組み合わせでも誤差の適当なマージンなら
びに、最小の必要なトリミングされるフローティングゲート電圧で自己制限がか
かるように選ばれる。
【0061】 この計画は自己制限のために、プログラムを停止するかどうかを決定するフィ
ードバックループのない利点がある。従って、各パルス間にプログラムを停止す
るかどうかについて、決定しなければならないことがないので、高い注入器電圧
のパルスを使用する必要がない。代わりに、パルス間にある可能性のあるプログ
ラミングの休止がないので、より速くもなる一定の注入器電圧が使用される。
【0062】 最終のプログラミング動作の中で、各回路60は個々に、アレイの中で精密に
調整されあるいはトリミングされ、従って、プログラムされないように選択され
てはならない。非選択は、図8を参照して記述したように、回路で実行してもよ
い。微細トリミングは、WO95/30963として公開されている国際出願番
号PCT/GB95/00741に相当する欧州特許番号EP0758467に
おいて例として記述されているように、出力が正確であるときには、終了される
プログラミングを有するフィードバックループの中で行われるべきである。
【0063】 フローティングゲート電位を微細にトリミングするために、パルスを使用する
ことが知られ、上記のEP0758467において、数千のパルスが特定の回路
をトリミングするために使用された。しかしながら、本発明の目的のための調査
が、未知の種類の電荷キャリアトラップ、インターフェースの状態またはおそら
く表面の状態をゆっくり減少することを活性化するらしいので、これは不都合で
あることを発見した。観測できる影響は、数時間に対して、数分の周期でフロー
ティングゲート電位が明白にゆるやかになり、あるいはドリフトすることである
。そこで、フローティングゲート電位の最終プログラム値は、パルスのプログラ
ミングシーケンスの終わった後、数分または数時間得られない。
【0064】 本発明の別の側面に関して驚くべきことに、継続時間の長い(>1秒)の比較
的少ないパルス(<100)、擬似定電圧を使用すると、未知の種類の電荷キャ
リアトラップを減少するのを活性化しにくく、fg電位は、プログラミングの終
わった後では、もっとドリフトしにくいようにみえることが、発見された。それ
ゆえに、プログラミング動作はスピードアップされる。
【0065】 従って、最終プログラミングは、擬似定電圧を使用して行うのが望ましい。機
器の測定に関係する大きな容量を駆動するために必要になるソースフォロワM6
5を避けるために、回路60の出力69は、望む終了点電圧に保持される。回路
60は、そのソースフォロワ出力電流が0になるまで、電圧Cinjをフローテ
ィングゲートMOSFET MFG67の注入器I67に加えることでプログラ
ムされ、MOSFET M65が必要な出力を与えている加えられた入力(たと
えば、むらのない光源)と釣り合った状態にあることを意味する。プログラミン
グの間のこの電圧は、注入器電位もプログラムの間にフローティングゲートに結
合するので、最終のトリミングされた出力電圧より低い。上記のEP07584
67と同様に、プログラミングの間に、必要なトリミングされた出力電圧を等価
な目標電圧に等しくするために、簡単なフィードバックループが必要である。
【0066】 プログラミング中の出力電圧をVopとすると、最終トリミング出力電圧はV で、V−Vop=δVで、誤差電圧は、
【0067】
【数5】 で、CinjはフローティングゲートF67と注入器の間の容量で、CTOT
フローティングゲートの全容量である。
【0068】 従って、誤差電圧δVは、分かっている注入器電圧Cinjおよび結合比C nj /CTOTに左右され、この比Cinj/CTOTは実際にデバイスからデ
バイスでわずかに変わるけれども、第1近似として、それを求めるか、計算して
、チップのフローティングゲートはすべて、同じ結合比を有すると仮定してもよ
い。
【0069】 結合比は、既知のCinjを加えたり、取り去ったりしたときに、出力ノード
電圧がどのくらい動くかを観察して実験的に決定してもよい。Cinjはフロー
ティングゲートF67を偶然プログラムミングすることを避けるために明瞭に低
いレベル(たとえば5V)が望ましい。
【0070】 代わりに、Cinj/CTOTは、回路60から関係のある容量値をすべて差
し引いて、引かれた値からδVを計算して求められる。
【0071】 δVは回路60をプログラミング中に考慮される。シミュレーションが既知の
δVに期待する出力電流を指示でき、プログラミングは終点としての目標電流と
ともに進む。注入器電圧が除かれているとき、フローティングゲートはその正確
な電位あるいは非常に近い値であり、出力電流は0に非常に近い値であるべきで
ある。
【0072】 選択されたMOSFET MFG67のフローティングゲート電圧が増加する
とき、Cinjが不変に保持される場合、ΔCinjが減少し、プログラミング
速度が指数とし減少する。したがって、不変ΔCinjと、この故不変プログラ
ミング速度とを維持するために、徐々にCinjを増加するのがよい。実際に、
これは、パルスプログラミング機構が使用されるとしても望ましく、そうでない
場合、集束するのに時間がかかる装置は、既に収束されたΔCinj値よりも小
さく、それ故、要求されたエンドポイントに達するのに時間がかかる。
【0073】 理想的には、各回路60は、同一の最終注入器電圧(すなわち、プログラミン
グの最後の数ミリボルトのために使用される電圧)を使用してプログラムされる
べきである。これは、注入器電圧が、そのポテンシャルを交番するフローティン
グゲートに連結されるからである。それ故、2つの装置間の注入器電圧における
差が、プログラミングの間に異なるフローティングゲート電圧となり、それ故、
注入器電圧後のプログラムされたフローティングゲート電圧の差が除去される。
【0074】 同一の注入器電圧が使用されるとしても、注入器のサイズが異なるので何らか
の差が生じる。最後の数ミリボルトほどを調整する最大精度については、要求さ
れる出力電圧を調整するフィードバックループにおいて行われることが好ましい
。これは、パルスを使用するのに相当するが、それらは、極めて少なく(例えば
、24のみ)、また時間がかかる(印加された注入器電圧の大きさにより異なる
が、数秒と数10秒の間)。通常の状況において、期間が1秒以上で100未満
のパルスである。
【0075】 既に述べたように、回路60のアレイをプログラムするために、要求された出
力に調節されたこれらの装置を選択解除することが必要である。1つのオプショ
ンは、図8の回路構成要素を使用することであり、または別の方法として、制御
ゲートG67を高圧に、すなわち、後ほど記述されるように、回路電源電圧V に、あるいはそれより高く(ゲートG67は、プログラミングのために低ポテ
ンシャルに―すなわち接地―である)引き上げることである。この電圧は、フロ
ーティングゲートに連結し、約2.5Vであり、またその量だけΔCinjを減
少するVddcgfg/Cror(パラメータは、方程式(4)を参照にして
定義される)だけそのポテンシャルを上げる。選択解除された回路をリプログラ
ミングするのを防止するために、ΔCinjは、注入器電圧が長時間印加される
としても、無視してもよいトンネルを生じるのに十分に減少される。これは、Δ
injが、例えば、15Vよりむしろ13Vとできる限り低いことを意味する
。しかし、これは、選択された装置をプログラミングする速度を大いに(指数と
して)減速し、たくさんの回路が調節される場合、実行することができない。
【0076】 別の方法は、選択解除されたフローティングゲート電圧を増加し、それと注入
器167の電圧Cinjとの間の差ΔCinjが減少することである。これは、
印加された電圧以上をフローティングゲートに連結させるように、Vddcg fg /Crorを増加することによって行われることが可能であるが、これは、
回路のサイズを大きくするのに費用がかかる。別のアプローチは、上述のように
5Vの回路電源電圧VDDから、例えば、7−8ボルトのより高い大きさの選択
解除電圧Vdeselに、制御ゲートG67に印加される引き上げ電圧を増加す
ることである。これは、選択解除された回路のためのΔCinjを減少する効果
を有し、選択された回路のためのΔCinjを大きくさせ、それ故、プログラミ
ング速度を速くする。回路出力電圧をコモンラインに接続するp−チャネルトラ
ンジスタスイッチM66は、不変的に付勢され、2−3ボルトだけそのゲートを
渡って電圧を容易に増加できる。高い「オフ」電圧Vdeselは、プログラミ
ング間の使用されるだけである。通常のオペレーションにおいて、Vdesel は、回路出力が呼出されないときVDDに等しく、また呼出されるとき、0ボル
トに等しい。
【0077】 フォトトランジスタPT61をそれぞれが有する本発明の2つの調節可能な画
素回路60を備える集積回路またはチップそれぞれが製造された。各回路は、最
初に、紫外光で開始され、次に、回路出力電流が所望のターゲットの出力電圧で
ゼロとなるまで、連続的に、ゆっくりと増加するように印加される注入器電圧を
使用する。このターゲット電圧は、最終調節出力電圧(注入器電圧が印加される
ことなく)が正しいように、フィードバックを使用してセットされる。
【0078】 画素回路60のアナリシスは、出力電圧Voutを調節するエラーΔVout は、この形式である。
【0079】
【数6】 式中、UTは、熱電圧、kは、MOSFET M63とM64のサブしきい値ス
ロープパラメータ、Iphは、光電流、またItrは、装置が調節される光電流
である。
【0080】 1つのチップの第1画素回路は、略10.5nAの光電流に等しいかなり高い
周囲光レベルで調節される。その第2画素回路は、略10分の一低い1.5nA
の光電流で調節される。その結果は方程式(6)と同じ形式で証明され、Vou のエラーは、調節された光電流で零であり、そうでない場合、調節された光電
流値に対して光電流の速度の自然対数に比例する。
【0081】 結果は、光電流の50のレンジを超える1つの特別のチップ上の2つの画素回
路について測定された。各画素回路で起こりやすい特別の放射強度レベルで、0
.5mV内に互いに整合し合うために、回路出力電圧を調節することが可能であ
ることが証明された。
【0082】 これらの結果は、幅広いレンジにわたる最大精度について、本発明の画素回路
は、対数目盛のオペレーティングレンジの中間で調節されることを示している。
その他の方法として、それが低い周囲光レベルの使用を想定される場合、オペレ
ーティングレンジの明るく照らされる端部の方に大部分のエラーを移動する効果
を有しているそのレベルで調節される。これは、したがって、一般に不十分に照
らされる場面において最も明るい地点をひずませる。全体にわたる周囲イルミネ
ーションが、画素が調節されるレベルからはるかに増加すると、インタ画素エラ
ーが、より顕著になる。所望の感度を回復するために、アパーチャ制御の多少の
形状が、最も明るく照らされた状況における雑光の量を減少するために使用され
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 出力ノードで、プログラマブル電流を有するMOSFETソースフォロワ回路
の図である。
【図2】 イメージングシステム用の従来技術の画素アレイを概略的に図示している。
【図3】 図2の画素アレイに使用される従来技術の画素回路である。
【図4】 それぞれが、それぞれの入力ノードで、プログラマブル電流を有するMOSF
ETソースフォロワ回路の図である。
【図5】 それぞれの入力ノードで、プログラマブル電流を有するMOSFETソースフ
ォロワ回路の図である。
【図6】 出力ノードで、プログラマブル電流を有する回路の別の形状の図である。
【図7】 出力ノードで、プログラマブル電流を有する回路の別の形状の図である。
【図8】 出力ノードで、プログラマブル電流を有し、かつアレイにおいて、回路などの
その他のために想定されるプログラミングからそれを隔離するためにスイッチを
組み込んでいる回路の図である。
【符号の説明】
PT51 光トランジスタ PC51、PC61 エミッタ D53、S65 出力ノード S53、S54、S63、S64 ソース F53、F67 フローティングゲート G54、G55、G63、G64、G65、G66、G67 ゲート M54、M55、M65 緩衝MOSFET電力増幅器 D54、、D63、D64、D65 ドレイン PT61 フォトトランジスタ M66 スイッチ 69 出力線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーシヤル,ギリアン・フイオナ イギリス国、ウスターシヤー・ダブリユ・ アール・1 4・3・ピー・エス、モール バーン、セント・アンドリユーズ・ロー ド、デイ・イー・アール・エイ・モールバ ーン(番地なし) (72)発明者 コリンズ,ステイーブン イギリス国、オツクスフオード・オー・エ ツクス・1・ 3・ユー・ビー、サウス・ パークス・ロード・2、ア イ・エス・ア イ・エス・イノベーシヨン・リミテツド Fターム(参考) 5C024 AX16 CX04 GX04 GY31 GY46 5J091 AA01 AA43 AA48 AA51 AA56 CA65 CA85 FA10 FA20 HA10 HA13 HA17 HA19 HA39 HA42 HA44 KA09 KA12 KA47 MA02 MA21 SA01 TA01 5J092 AA01 AA43 AA48 AA51 AA56 CA25 CA65 CA85 FA10 FA20 HA10 HA13 HA17 HA19 HA39 HA44 KA09 KA12 KA47 MA02 MA21 SA01 TA01 UL04 VL03 5J100 AA01 AA14 AA21 BA01 BB03 BB16 BB22 BC03 CA12 EA02 5J500 AA01 AA43 AA48 AA51 AA56 AC25 AC65 AC85 AF10 AF20 AH10 AH13 AH17 AH19 AH39 AH42 AH44 AK09 AK12 AK47 AM02 AM21 AS01 AT01 LU04 LV03 【要約の続き】 5)を含めることができる。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2MOSFET(MFG53、MFG67)が、回路(5
    0、60)の入力または出力ノード(D53、S65)を介して電流を制御する
    ように構成されており、前記第2MOSFET(MFG53、MFG67)が、
    回路特性を変更するために充電可能なフローティングゲート(F53、F67)
    を有することを特徴とする、緩衝MOSFET電力増幅器(M54、M65)を
    有する緩衝回路。
  2. 【請求項2】 前記MOSFET電力増幅器が、センサ(PT61)を緩衝
    するように構成されたソースフォロワ(M65)であり、 前記回路(60)が、共通の出力基準に一致させるために、前記フローティン
    グゲート(F67)の各々に電荷を印加することによって、その他と関連したト
    リミングが可能である同様の画素回路のアレイの構成要素であることを特徴とす
    る請求項1に記載の緩衝回路。
  3. 【請求項3】 前記MOSFET電力増幅器が、センサ(PT51)を緩衝
    するように構成されたソースフォロワ(M65)であり、 前記センサが、感光性要素(PT61)であり、 前記回路(60)が、共通の出力基準に一致させるために、前記フローティン
    グゲート(F67)の各々に電荷を付加することによりトリミング可能である同
    様の画素回路のアレイの構成要素であることを特徴とする請求項1に記載の緩衝
    回路。
  4. 【請求項4】 前記MOSFET電力増幅器が、ソースフォロワ(M54)
    であり、 前記第2MOSFET(MFG53)が、入力回路ノード(D53)を介して
    電流を制御するように構成され、通常動作において、前記電流が流れるセンサ(
    PT51)と直列して接続することを特徴とする請求項1に記載の緩衝回路。
  5. 【請求項5】 前記MOSFET電力増幅器が、ソースフォロワ(M65)
    であり、 前記第2MOSFET(MFG67)が、出力回路ノード(S65)を介して
    電流を制御するように配置され、選択された状態と選択されていない状態の間で
    切り換え可能であることを特徴とする請求項1に記載の緩衝回路。
  6. 【請求項6】 前記MOSFET電力増幅器が、ソースフォロワ(M54、
    M65)であり、前記MOSFET(MFG53、MFG67)が、制御ゲート
    (G53、G67)を有し、 前記回路(50、60)が a)同様の回路のアレイの構成要素であり、 b)プログラミングオペレーション中に、前記フローティングゲート(F53
    、F67)に電荷を導入するために選択可能であり、 c)アレイの別の回路に関連付けられたプログラミングオペレーション中に、
    前記フローティングゲート(F67)への電荷の導入を避けるために切断可能で
    あることを特徴とする請求項1に記載の緩衝回路。
  7. 【請求項7】 前記MOSFET電力増幅器が、ソースフォロワ(M54)
    であり、 前記第2MOSFET(MFG53)が、入力回路ノード(D53)と、当該
    入力回路ノード(D53)と直列に接続したフォトトランジスタ(PT51)と
    を介して、電流を制御するように構成されており、 前記第2MOSFET(MFG53)が、制御ゲート(G53)を介して、ド
    レーン(D53)とフローティングゲート(F53)との間の静電容量結合を提
    供するために相互に接続された制御ゲート(G53)とドレーン(D53)とを
    有することを特徴とする請求項1に記載の緩衝回路。
  8. 【請求項8】 フォトトランジスタ(PT51)が、前記第2MOSFET
    ドレーン(D53)と接続したエミッタ(PC51)を有し、 当該エミッタ(PC51)が、ソースフォロワ(M65)のゲート(G65)
    と接続し、 前記ソースフォロワ(M65)が、ソースフォロワ出力信号を、回路出力(5
    6)へ中継するために駆動可能なスイッチ(M55)と直列になっていることを
    特徴とする請求項7に記載の緩衝回路。
  9. 【請求項9】 前記MOSFET電力増幅器が、ソースフォロワ(M65)
    であり、 前記ソースフォロワ(M65)が、少なくとも1つのダイオードに接続したM
    OSFET(M63、M64)を有するロードと直列であるフォトトランジスタ
    (PT61)から信号を受信するように接続されたゲート(G65)を有し、 前記第2MOSFET(MFG67)が、前記ソースフォロワ(M65)のソ
    ース(S65)を含む出力回路ノードを介して電流を制御するように構成され、
    前記ソースフォロワ(M65)およびスイッチ(M66)と直列であり、 前記スイッチ(M66)が、前記回路(60)を選択し、前記回路から出力信
    号を回路出力(69)へ中継するために、駆動可能であることを特徴とする請求
    項7に記載の緩衝回路。
  10. 【請求項10】 前記MOSFET電力増幅器が、ソースフォロワ(M71
    )であり、 前記第2MOSFET(MFG72)が、前記ソースフォロワ(M71)のロ
    ードとして接続され、前記ソースフォロワ(M71)のソース(S71)を含む
    出力回路ノードを介して電流を制御するように構成され、スイッチ(M73)と
    直列であり、 前記スイッチ(M73)と前記第2MOSFET(MFG72)が、前記回路
    (70)を選択し、前記回路(70)から出力(74)へ出力信号を供給するた
    めに結合的に駆動可能であることを特徴とする請求項1に記載の緩衝回路。
  11. 【請求項11】 前記MOSFET電力増幅器が、ソースフォロワ(M81
    )であり、 緩衝回路が、各々のフローティングゲート(F82)へ電荷を印加することに
    よりトリミング可能である同様の回路のアレイの構成要素であり、 電荷を蓄積する手段が、前記回路(80)へのプログラミングに応じて前記第
    2MOSFETフローティングゲート(F82)に電荷を蓄積するように、また
    、別の回路をプログラミングするために電荷を減感するように構成されたプログ
    ラミング手段(I82、M84、M85、T86)を有することを特徴とする請
    求項1に記載の緩衝回路。
  12. 【請求項12】a)前記回路(60)の入力または出力ノード(S65)を
    介して電流を制御するように構成された緩衝MOSFET電力増幅器(M65)
    と第2MOSFET(MFG67)とを組み込んだ緩衝回路を提供し、前記第2
    MOSFET(MFG67)が、回路特性を変更するために電荷を蓄積すること
    が可能なフローティングゲート(F67)を有し、 b)前記回路(50、60)が、必要な出力にほぼ近い出力を提供するまで、
    ホットエレクトロン注入、Fowler−Nordheimトンネリング、紫外
    線照射の少なくとも1つにより、前記フローティングゲートに蓄積した電荷を大
    まかに調整し、 c)前記第2MOSFET(MFG67)の注入器または制御ゲート(G67
    )に、1秒以上の間で100未満のパルスを印加することにより、前記フローテ
    ィングゲートに蓄積した電荷を細かに調整することを特徴とする緩衝回路をトリ
    ミングする方法。
  13. 【請求項13】 前記回路(60)が、同様の回路のアレイの構成要素であ
    る方法であって、 前記第2MOSFET(MFG67)の制御ゲート(G67)に、前記回路の
    供給電圧よりも高い切断電圧を付加することにより、不要な際には調整するため
    に回路を減感する段階を有することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記回路(60)が、画素回路であり、段階(c)におい
    て、画素が対数スケール上の動体範囲の中間に対応する放射線で照射される際に
    調整されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記回路(60)が、画素回路であり、段階(c)におい
    て、画素が低い環境光レベルに対応する放射線で照射される際に調整されること
    を特徴とする請求項12に記載の方法。
  16. 【請求項16】a)前記回路(60)の入力または出力ノード(S65)を
    介して電流を制御するように構成された緩衝MOSFET電力増幅器(M65)
    と第2MOSFET(MFG67)とを組み込んだ緩衝回路を提供する段階を有
    し、前記第2MOSFET(MFG67)が、回路特性を変更するためにチャー
    ジ可能であるフローティングゲート(F67)を有し、 b)前記回路(50、60)が、エラー電圧δVが必要とする出力電力とは異
    なる出力電圧を得るまで、前記フローティングゲートに蓄積された電荷を調整す
    る段階を有し、ここで、δV=Cinjinj/CTOTであり、Cinj
    、前記フローティングゲート(F67)と、前記フローティングゲート(F67
    )に電荷を蓄積するために採用された第2MOSFETコンポーネント(G67
    またはI67)との間の静電容量であり、Cinjが、当該第2MOSFETコ
    ンポーネント上の電圧であり、CTOTが、総フローティングゲート静電容量で
    あることを特徴とする緩衝回路をトリミングする方法。
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