JP2003526250A - レイク受信機における到来電波の位置の高速検出方法及び装置 - Google Patents

レイク受信機における到来電波の位置の高速検出方法及び装置

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JP2003526250A
JP2003526250A JP2001564482A JP2001564482A JP2003526250A JP 2003526250 A JP2003526250 A JP 2003526250A JP 2001564482 A JP2001564482 A JP 2001564482A JP 2001564482 A JP2001564482 A JP 2001564482A JP 2003526250 A JP2003526250 A JP 2003526250A
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ルーズベ アタリウス,
エリック ダールベック,
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テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
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Abstract

(57)【要約】 多数の時間基準があるマルチパスチャネル受信機における到来電波の位置が、例えば、その受信機が時間基準を切り替えるときに検出される。受信到来電波の位置が探索され、決定される。その位置は所定の時間の間、追跡される。もし、所定の時間の後に、その位置が失われたなら、受信到来電波の位置の新しい探索が始められる。その探索には、最も顕著な受信到来電波のあり得そうな位置を決定し、所定の間隔内でその位置をシフトし、各シフトされた位置を分析して、そのシフトされた位置が受信到来電波の実際の位置に対応しているかどうかを判断し、その分析結果に依存して、その探索を完了するか、或いは次に最も顕著な電波のあり得そうな位置を決定することを含んでも良い。その分析は、各シフトされた位置とパイロットシーケンスとの相関をとり、その相関結果が所定の閾値を超えるかどうかを判断することによって実行しても良い。もし、その相関結果がその閾値を超えていないなら、全ての顕著な到来電波が分析されたかどうかの判断がなされ、もし分析されているなら、その到来電波の位置についての完全な探索が開始される。低精度の時間基準から高精度の時間基準へと切り替えられたときに、高精度の時間基準のクロックサイクルの低精度の時間基準のクロックサイクルに対する比の平均化された測定に基づいて、低精度の時間基準が高精度の時間基準へと較正されても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背 景 本発明は一般には通信システムの受信信号を検出する方法及び装置に関するも
のである。本発明は、特に、多数の時間基準があるマルチパス受信機における到
来電波(path rays)の位置を検出する方法及び装置に関する。
【0002】 図1は代表的なセルラ無線電話システムのブロック図であり、そのシステムに
は代表的な基地局(BS)110と移動局(MS)120とを含んでいる。ここ
では、“移動局”と記されているが、その局120は他のタイプの遠隔局、例え
ば、固定されたセルラ局でも良い。BSは、制御及び処理ユニット130を含み
、それは移動交換センタ(MSC)140に接続され、それは次にPSTN(不
図示)に接続されている。そのようなセルラ無線電話通信システムの一般的な特
徴はこの技術分野では良く知られている。BS110は、音声チャネルトランシ
ーバ150を介して複数の音声チャネルを扱うが、そのトランシーバは制御及び
処理ユニット130により制御される。また、各BSは制御チャネルトランシー
バ160を含み、それは1つ以上の制御チャネルを扱うことが可能でも良い。制
御チャネルトランシーバ160は制御及び処理ユニット130によって制御され
る。制御チャネルトランシーバ160は制御情報をBS或いはセルの制御チャネ
ルによってその制御チャネルにロックされた移動体へと同報する。トランシーバ
150と160とは、音声及び制御トランシーバ170のように同じ無線搬送波
を共用する制御チャネルとトラフィックチャネルで用いるために、単一の機器と
して実現できることが認識されるであろう。
【0003】 MS120はその音声及び制御チャネルトランシーバ170において制御チャ
ネル上の同報された情報を受信する。それから、処理ユニット180は受信制御
チャネル情報を評価する。その情報にはMSがロックオンする候補となるセルの
特徴を含んでいる。そして、処理ユニット180はどのセルにMSがロックする
べきかを判断する。都合の良いことに、受信制御チャネル情報は、関連するセル
に関する絶対的な情報を含むのみならず、その制御チャネルが関連するセルに近
接した他のセルに関する相対情報も含んでいる。これらのことは、例えば、“無
線電話システムにおける通信制御方法及び装置(Method and Apparatus for Com
munication Control in a Radiotelephone System)”という名称のライス(Rai
th)らに与えられた米国特許第5,353,332号に記載されている。
【0004】 上述したタイプのセルラ無線電話システムと衛星無線システムのような現代の
通信システムは種々のモードの運用方式(アナログ、デジタル、デュアルモード
など)と、FDMA(周波数分割多元接続)、TDMA(時間分割多元接続)、
CDMA(符号分割多元接続)、及びこれらの技術のハイブリッド構成のような
接続技術を採用している。
【0005】 北米では、TDMAを用いたデジタルセルラ無線電話システムは、改良型デジ
タル移動電話システム(D−AMPS)と呼ばれており、これらの特徴のいくつ
かは、米国電気通信工業会と電子工業会(TIA/EIA)によって公開された
TIA/EIA/IS−136の標準によって規定されている。直接拡散CDM
Aを用いた他のデジタル通信システムはTIA/EIA/IS−95の標準によ
って規定されている。また、周波数ホッピングをするTDMAとCDMAの通信
システムもあり、これらの1つはEIA SP3389の標準(PCS1900
)によって規定されている。PCS1900標準は個人向け通信サービス(PC
S)システムに対して導入されたGSMシステムの実施形であり、それは北米以
外で一般的である。
【0006】 次世代デジタルセルラ通信システムについて種々の提案が現在、種々の標準化
設定組織において検討中であり、その組織には、国際電気通信連合(ITU)、
欧州電気通信標準化協会(ETSI)、及び日本の電波産業会(ARIB)も含
まれる。
【0007】 直接拡散(DS)スペクトル拡散変調は一般にCDMAシステムにおいて用い
られており、そのシステムでは、各情報シンボルは数多くの“チップ”によって
表現される。多くのチップで1つのシンボルを表現することで“拡散”を生じさ
せ、後者のものは送信するためにより広いバンド幅を必要とする。チップのシー
ケンスは拡散コード或いはシグニチュアシーケンスとして言及される。例えば、
RAKE受信のようなDS受信機では、受信信号は、通常は拡散コードとは共役
にある逆拡散(despreading)コードを用いて逆拡散される。IS−95とJ−
STD−008はDS CDMAの標準の一例である。
【0008】 移動体無線チャネルにおいて、マルチパスが、ビル、樹木、車などの環境にお
ける障害物による送信信号の反射によって創られる。一般に、移動体無線チャネ
ルは、マルチパスを創成する構造体の相対的な移動のために時間変化するマルチ
パスチャネルである。
【0009】 マルチパスチャネルの特徴は、そのチャネルによる各パスが異なる位相をもつ
かもしれないということである。例えば、理想的な衝撃がマルチパスによって送
信されるなら、受信ストリームのパルス各々は一般に他の受信パルスとは異なる
位相をもつ。これは信号フェーディングを起こす結果になりえる。
【0010】 CDMAシステムでは、信号フェーディングは、RAKE受信機を用いて多く
の経路によって受信されたパルスを結合することにより除去される。通常、その
チャネルは離散的なMSとしてモデル化される。受信される到来信号の場所はま
ず、探索器(searcher)を用いて見出され、それからこれらの到来電波は最大無
線コンバイナを用いて結合される。追跡器(tracker)が用いられてその到来電
波を追跡する。
【0011】 図2Aは送信機200と受信機250とを含む典型的なDS−CDMAシステ
ムを図示している。送信機200は、拡散器210と、変調器220と、アンテ
ナとを含む。拡散器210は送信される信号を拡散し、変調器220は搬送周波
数で拡散信号を変調する。変調信号はそれから、送信機200のアンテナを介し
て送信される。
【0012】 受信機250は、アンテナと、RF前処理ユニット230と、RAKE受信機
240と、後処理ユニット250とを含む。送信信号は受信機250のアンテナ
を介して受信される。RF前処理ユニット230は所望のバンドと所望の搬送周
波数にチューニングされており、ベースバンドへと信号を復調し、増幅し、混合
し、フィルタする。
【0013】 RAKE受信機240は、復調信号の拡散を元に戻し、送信されたデジタルシ
ンボルを検出する。それは同様にソフト情報を生成するかもしれず、検出された
シンボル値の類似性に関して情報を与えている。
【0014】 後処理ユニット250は特定の通信アプリケーションに非常に依存した機能を
実行する。例えば、それは検出されたソフト値を用いて前方エラー修正復号化或
いはエラー検出復号化を実行しても良い。それは、デジタル信号を音声復号化器
を用いて音声に変換しても良い。
【0015】 アクティブモードにあるMSはデータを送受信する。アクティブモードでは、
MSは、基準クロックとして、高精度で低位相雑音の水晶発振器を用いている。
例えば、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)では、MSが起動されている時
間の間は高精度の13MHzの水晶を用いることが提案されている。この水晶は
BSと同期がとられ、同期送受信を提供している。この種の水晶は、相対的に大
きな電流を消費し、MSが例えば、スリープ状態であるアイドルモードにあり、
データを送受信していないときには必ずしも必要ではない。
【0016】 MSはアイドルモードにあるとき、時々覚醒して、呼出チャネル(PCH)を
聴取し、BSからの呼出メッセージを受信するだけである。それ故に、MSがス
リープ状態にあるときには低精度で電流消費の少ない水晶が用いられる。そのよ
うな水晶の例は、32KHzの発振周波数をもつ水晶であるリアルタイムクリス
タル(RTC)である。RTCは大きな位相雑音をもち、例えば、13MHzの
発振周波数をもつ水晶と比べて、温度変化に対して非常に敏感である。MSは時
間についての知識をもつことだけが必要なので、スリープモードでは、この水晶
を採用することには可能性がある。
【0017】 MSが覚醒してPCHを聴取するとき、高精度で電流消費の大きい水晶が用い
られる。この覚醒時間は全時間(もしMSが呼出されていないなら)の内のわず
かな部分だけなので、これらの水晶を切り替えることにより、MSは電力消費を
節約し、これにより、その待機時間を増やすことができる。
【0018】 異なるモードで異なるクロックを用いることは知られている。例えば、英国特
許第2324681号は低電力のスリープモードに入ることによりエネルギーを
保存する方法を開示している。MSがアイドルモードにある間は、精度の粗いク
ロックが用いられる。このクロックと高精度クロックとの間のオフセットが決定
されている。このオフセットはMSが低電力スリープモードをぬけるときに調整
される。スリープ時間は精度の粗いクロックを用いて測定され、MSが事前に覚
醒して信号を擬似乱数雑音(PN)コードにマッチングさせることを開始する。
【0019】 低精度の水晶から高精度の水晶へと切り替えることは電力を保存する一方で、
到来電波の位置に影響を与える。アイドルモードにある間に用いられる水晶の精
度が良くないために、到来電波の位置がMSがアイドルモードにあってスリープ
中に失われてしまうかもしれず、従って、MSが再び覚醒したときには追跡する
ことができないかもしれない。CDMAシステムでは、このことは、到来電波の
位置がもはや追跡不可能であり、そして、MSが到来電波を突き止めるために覚
醒するたび毎に探索器が起動されなければならないので、ジレンマであると考え
られている。
【0020】 到来電波の位置を検出する技術がこれまでに提案されてきた。例えば、米国特
許第5,790,589号は、その期待された位置で探索ウィンドウを開始する
ことによりPNコードの位相オフセットを突き止めることにより到来電波を突き
止める方法を開示している。もしコードの位相オフセットが検出されないなら、
その探索ウィンドウはその位置が再び確認される。この特許では数多くの時間基
準を用いることについては扱っていない。
【0021】 従って、多数の時間基準があるマルチパス受信機における到来電波(path ray
s)の位置を効率よくかつ高速に検出する方法が必要である。
【0022】 要 約 それ故に、本発明の目的は、多数の時間基準があるマルチパス受信機における
到来電波(path rays)の位置を検出する技術を提供することにある。
【0023】 代表的な実施形態によれば、この目的と他の目的とは、多数の時間基準がある
マルチチャネル受信機における到来電波(path rays)の位置を検出する方法と
装置とによって達成される。受信到来電波の位置が探索され、決定される。その
位置は、所定の時間の間、追跡される。もし、その所定の時間の後に、その位置
が失われたなら、その受信到来電波の位置の新しい探索が始められる。その探索
は、最も顕著な到来電波のあり得そうな位置を決定し、所定の間隔内でその位置
をシフトし、各シフトされた位置を分析して、そのシフトされた位置が受信到来
電波の実際の位置に対応しているかどうかを判断し、その分析結果に依存して、
その探索を完了するか、或いは次に最も顕著な電波のあり得そうな位置を決定す
ることによって実行されても良い。各シフトされた位置の分析は、各シフトされ
た位置とパイロットシーケンスとの相関をとり、その相関結果が所定の閾値を超
えるかどうかを判断することにより実行されても良い。ここで、もし、その相関
結果がその閾値を超えていないなら、全ての顕著な到来電波が分析されたかどう
かについての判断がなされ、もし分析されているなら、その到来電波についての
完全な探索が開始される。これらの工程は、受信機が低精度の時間基準から高精
度の時間基準へと切り替えたときに開始されても良い。その低精度の時間基準か
ら高精度の時間基準へと切り替えるときに、その高精度の時間基準のクロックサ
イクルの低精度の時間基準のクロックサイクルに対する比の平均化された測定に
基づいて、低精度の時間基準が高精度の時間基準へと較正されても良い。
【0024】 本発明の特徴、目的、及び利点は添付図面に関連した説明を読むことによって
明らかになるであろう。なお、添付図面において、同じ参照番号は同じ構成要素
に言及している。
【0025】 詳 細 な 説 明 例示的目的のために、次の説明はセルラ無線通信システムに関するものである
が、本発明はこのように限定されているものではなく、他のタイプの通信システ
ムにも適用するものであることが理解されるであろう。
【0026】 図2Bは、本発明が実施可能なRAKE受信機を図示している。RAKE受信
機240は、探索器260と、レイクフィンガ270と、経路追跡器280と、
コンバイナ290とを含んでいる。探索器260はマルチパス到来電波の位置を
検出し、各レイクフィンガ270は経路に割当てられている。レイクフィンガ2
70は各経路に対応した無線チャネルを評価する。そのとき、その結果はコンバ
イナ290を用いて結合される。探索器260は、例えば、マッチングされたフ
ィルタとピーク検出器とを含んでも良い。到来電波はある一定のパイロットシー
ケンスとの相関がとられ、その結果、到来電波の位置を示すピークを生み出す。
これらのピークがピーク検出器によって検出される。相関とピーク検出とは探索
器260を計算上複雑なものとし、そのデューティサイクルを限定することが望
ましい。
【0027】 従来、到来電波の位置はただ一度検出され、それから、経路追跡器280を用
いて可能な限り追跡される。このことは、もし、例えば、MSがPCHを聴取す
るために覚醒したとき、低精度の水晶から高精度の水晶へと切り替えたときに、
その到来電波が失われてしまうなら、問題となる。
【0028】 完全な追跡を避けるために、MSは、MSが覚醒するときにその覚醒モードの
水晶を用いてスリープモードの水晶を較正する。この較正は2つの水晶間のクロ
ックサイクルの測定と比較とに基づいて良い。この較正にはスリープモードで用
いられる水晶の高い位相雑音のために長時間を要する。このことは、MSができ
るだけ速くスリープ状態に戻るべきであるので、望ましいことではない。
【0029】 代表的な実施形態に従えば、その較正時間はクロックサイクルの短時間の測定
をいくつか平均化することにより短くすることができる。その平均化は、例えば
、一定の回数の測定が用いられる有限衝撃応答(FIR)フィルタか、或いは、
実質的には全ての測定が用いられる無限衝撃応答(IIR)フィルタを用いて実
行される。高精度クロックのクロックサイクルの低精度クロックサイクル各々に
対する比が測定されて平均化され、そして、対応する温度が測定される。平均化
された比と対応する温度とは温度補償テーブルに記録されても良い。2つの呼出
期間の間に経過すべきである低精度クロックのクロックサイクルの数と高精度ク
ロックのクロックサイクルの数がその比から計算される。測定温度に基づき、ま
た、その補償テーブルを参照することにより、温度変動が原因となる位相オフセ
ットの理由が説明されるかもしれない。
【0030】 代表的な実施形態に従えば、マルチパスの到来電波が原因となる数多くの位相
オフセットがある。その位相オフセットは、例えば、信号対干渉比(SIR)、
信号対雑音比(SNR)、或いは、マルチパスの到来電波の振幅に基づく重要性
に従って、グループ化される。これら位相オフセットの位置は、例えば、MSが
覚醒状態からスリープ状態に、そして、覚醒状態へと遷移していくときに、ある
一定の短い時間内で互いに相対してさほど変化しないと仮定されている。それ故
に、各探索ウィンドウでは、複数の位相オフセットのうちの1つ、例えば、最も
顕著なものにロックして、期待される位置において他のオフセットを探索するこ
とにより、位相オフセットを突き止めるいくつかの機会がある。
【0031】 図2Cは異なる到来電波の位置を図示している。その図で、水平軸は時間を表
し、垂直軸は電力を表している。その実線は、例えば、覚醒状態の間の時刻t1
における到来電波の位置を表し、破線は、例えば、スリープ状態の間の時刻t2
における到来電波の位置を表している。図2Cから分かるように、フィルタ後、
異なる到来電波間の距離は短い時間内では同じであるが、低精度のクロックの不
正確さにより位相オフセットが生み出される。従って、顕著な電波が見出された
ときには、他の電波の位置は高精度に決定される。到来電波間の距離における小
さな変化について調整するために経路追跡器が起動される。
【0032】 適切な数の測定を平均化するので、低精度の水晶は較正されてMSの時間基準
のシフトが少数の到来電波の位置、+M内に限定される。これらの位置の1つは
時間基準の本当のシフトを示している。新しい時間基準を決定するために、以前
の観測からの最も顕著な到来電波の位置が間隔{−M,−M+1,……,M}内
でシフトされ、分析されてその間隔内の位置が受信した最も顕著な到来電波の実
際の位置に対応しているかどうかを判断する。
【0033】 もし、その時間基準が到来電波の1つを見出すことにより見出されるなら、他
の到来電波の位置は、その見出された到来電波と他の到来電波の相対距離に基づ
いて見出される。これらの相対的な距離は、MSがスリープモードに入る前に知
られており利用可能であった。その見出された到来電波に相対した他の到来電波
のあり得る小さなシフトは相関器の少しのシフトとその相関結果の比較により調
整される。
【0034】 もしこの分析が失敗するなら、次に最も顕著な到来電波の位置が分析される。
このタスクは到来電波の実際の位置が決定されるまで繰返され、これはMSの時
間基準のシフトが検出されることを示唆している。それから、MSの時間シフト
が調整され、そして、経路追跡器がそのとき起動される。しかしながら、N個の
最も顕著な到来電波の位置を調べてもその分析が失敗するなら、MSの時間基準
は失われたと考えられ、電波を突き止めるために完全な探索が起動される。
【0035】 代表的な実施形態に従えば、最も顕著な到来電波は、例えば、SIR、SNR
、或いは振幅に基づいた最も顕著なものでよい。基準時間のシフトを判断するた
めの分析は、例えば、受信データの知られた受信パイロット信号に対する相関に
基づいても良い。Nという数は、相関器の複雑さが完全な探索のそれを超えない
ように選択される。
【0036】 図3は代表的な実施形態に従う受信機における到来電波を検出する方法を図示
している。この方法はステップ300で始まり、そこでは低精度の水晶が高精度
の水晶で較正される。ステップ305では、これら水晶の時間基準間の測定が平
均化される。ステップ310では、その平均化が適切なものであるかどうかの判
断が、例えば、所望の精度レベルに依存して、なされる。もし、適切ではないな
ら、処理はステップ300に戻る。もし、その平均化が適切であるなら、処理変
数kがステップ315でゼロにセットされる。それから、ステップ320では、
最も顕著な到来電波の位置が決定される。ステップ325では、その到来電波の
位置が−M,……,Mだけシフトされ、各シフトされた位置が分析される。例え
ば、シフトされた到来電波の位置が知られたパイロットシーケンスと相関がとら
れる。ステップ330では、その相関結果が所定の閾値より大きいかどうかが判
断される。もし、その相関結果が大きくないなら、ステップ335ではkの値が
+1されて、そして、ステップ340ではkがN以下であるかどうか、即ち、N
個の最も顕著な到来電波が分析されたかどうかが判断される。もし、kの値がN
以下であれば、ステップ345において、その最も顕著な到来電波が除去され、
処理はステップ320に戻る。ステップ340において、もし、kがNより大き
いと判断されたなら、完全な探索がステップ350において開始される。ステッ
プ330で、もし、その相関が閾値より大きいことが見出されたなら、これは実
際の受信された到来電波の位置が見出されたことを意味し、従ってMSの時間基
準がステップ355において調整される。その時間基準がステップ355におい
て調整されるか、或いは、ステップ350において到来電波の位置についての探
索が完了した後、処理はステップ360に進み、経路追跡器がその到来電波の位
置を追跡する。
【0037】 この方法は、例えば、探索器のマイクロプロセッサ、或いは、マルチパス受信
機のどこかにおいて実施される。
【0038】 代表的な実施形態に従えば、多数の時間基準があるマルチパス受信機における
到来電波の位置を検出する方法と装置が備えられた。
【0039】 本発明はその本質的な特徴を逸脱することなく他の具体的な形で実施できるこ
とが当業者には認識されるであろう。上述の実施形態は、それ故に、全ての点に
おいて例示的なものであり、限定的なものとして考えられるべきではない。例え
ば、上述の説明はCDMA通信システムに関するものであるが、本発明はまた他
の種類の通信システムにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 代表的なセルラ無線電話通信システムのブロック図である。
【図2A】 代表的なDS CDMAシステムを図示している。
【図2B】 本発明が実施可能なRAKE受信機を図示している。
【図2C】 異なる到来電波間の位相オフセットと距離とを図示している。
【図3】 代表的な実施形態に従うマルチパス受信機における到来電波の位置を検出する
方法を図示している。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年5月8日(2002.5.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項12
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項15
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項16
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項17
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】 到来電波の位置を検出する技術がこれまでに提案されてきた。例えば、米国特
許第5,790,589号は、その期待された位置で探索ウィンドウを開始する
ことによりPNコードの位相オフセットを突き止めることにより到来電波を突き
止める方法を開示している。もしコードの位相オフセットが検出されないなら、
その探索ウィンドウはその位置が再び確認される。この特許では数多くの時間基
準を用いることについては扱っていない。 欧州特許第0877493号は、とりわけ、探索器、経路捕捉/保持部、及び 追跡部をもつスペクトラム拡散の通信受信機を記載している。国際出願公開公報 WO97/19522はRAKE受信機を制御する方法を記載している。その受 信機は、とりわけ、受信信号と同期される数多くの相関器の分岐を含んでいる。 その相関器の分岐は、信号成分を探索する手段と1つの分岐を導いて見出された 信号成分を受信する手段とを含んでいる。いずれの文書にも数多くの時間基準を 用いることについては扱っていない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5K067 BB04 EE02 EE10 FF16 HH21 HH22 JJ13 KK02 KK03 LL11 【要約の続き】 る。低精度の時間基準から高精度の時間基準へと切り替 えられたときに、高精度の時間基準のクロックサイクル の低精度の時間基準のクロックサイクルに対する比の平 均化された測定に基づいて、低精度の時間基準が高精度 の時間基準へと較正されても良い。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の時間基準があるマルチパスチャネル受信機における到来
    電波(path rays)の位置を検出する方法であって、前記方法は、 受信した到来電波の位置を探索する工程と、 前記受信した到来電波の位置を決定する工程と、 所定の時間の間、前記受信した到来電波の位置を追跡する工程と、 もし、前記所定の時間の後に、前記位置が失われたなら、前記受信した到来電
    波の位置の新しい探索を始める工程とを有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記探索する工程は、 最も顕著な受信した到来電波のあり得そうな位置を決定し、 所定の間隔内で前記位置をシフトし、 各シフトされた位置を分析して、前記シフトされた位置が前記受信した到来電
    波の実際の位置に対応しているかどうかを判断し、 前記分析された結果に依存して、前記探索を完了するか、或いは次に最も顕著
    な電波のあり得そうな位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記シフトされた位置が前記受信した到来電波の実際の位置に
    対応しているなら、前記探索を完了する工程は、前記位置が突き止められた到来
    電波と、別の到来電波との間の相対的距離についての知識に基づいて、前記別の
    到来電波を突き止める工程を有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記分析する工程は、 各シフトされた位置とパイロットシーケンスとの相関をとり、 前記相関の結果が所定の閾値を超えるかどうかを判断することを特徴とする請
    求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 もし、前記相関の結果が前記閾値を超えていないなら、 さらに全ての顕著な到来電波が分析されたかどうかを判断し、 もし分析されているなら、前記到来電波の位置についての完全な探索を開始す
    ることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記工程は、前記受信機が低精度の時間基準から高精度の時間
    基準へと切り替えられたときに開始されることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記低精度の時間基準から高精度の時間基準へと切り替えられ
    たときに、前記低精度の時間基準から前記高精度の時間基準に較正する工程をさ
    らに有することを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記較正する工程は、前記高精度の時間基準のクロックサイク
    ルの前記低精度の時間基準のクロックサイクルに対する比の測定を平均化するこ
    とを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記受信機はセルラ無線用であることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 マルチパス受信機における到来電波(path rays)の位置を 検出する装置であって、前記装置は、 所定の時間の間、前記到来電波の位置を追跡する追跡器と、 前記所定の時間が経過し、前記位置が失われたとき、前記到来電波の位置を突
    き止める探索器とを有することを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 前記探索器は、 最も顕著な到来電波のあり得そうな位置を決定し、 所定の間隔内で前記位置をシフトし、 各シフトされた位置を分析して、前記シフトされた位置が前記受信した到来電
    波の実際の位置に対応しているかどうかを判断し、 前記分析された結果に依存して、前記探索を完了するか、或いは次に最も顕著
    な電波のあり得そうな位置が決定されることを特徴とする請求項10に記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 もし、前記シフトされた位置が前記受信した到来電波の実際
    の位置に対応しているなら、前記探索器は、前記位置が突き止められた到来電波
    と、別の到来電波との間の相対的距離についての知識に基づいて、前記別の到来
    電波を突き止めることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記探索器は、各シフトされた位置とパイロットシーケンス
    との相関をとり、前記相関の結果が所定の閾値を超えるかどうかを判断すること
    により、各シフトされた位置を分析することを特徴とする請求項11に記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 もし、前記相関の結果が前記閾値を超えていないなら、前記
    探索器は、全ての顕著な到来電波が分析されたかどうかを判断し、もし分析され
    ているなら、前記到来電波の位置についての完全な探索を開始することを特徴と
    する請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記追跡と前記探索とは、低精度の時間基準から高精度の時
    間基準へと切り替えられたときに実行されることを特徴とする請求項10に記載
    の装置。
  16. 【請求項16】 前記低精度の時間基準から高精度の時間基準へと切り替えら
    れたときに、前記低精度の時間基準は前記高精度の時間基準へと較正されること
    を特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記較正は、前記高精度の時間基準のクロックサイクルの前
    記低精度の時間基準のクロックサイクルに対する比の測定を平均化することを含
    むことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記受信機はセルラ無線用であることを特徴とする請求項1
    0に記載の装置。
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