JP2003533117A - 環境上の制御を介して局部発振器周波数エラーを補償するための方法および装置 - Google Patents

環境上の制御を介して局部発振器周波数エラーを補償するための方法および装置

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JP2003533117A
JP2003533117A JP2001582910A JP2001582910A JP2003533117A JP 2003533117 A JP2003533117 A JP 2003533117A JP 2001582910 A JP2001582910 A JP 2001582910A JP 2001582910 A JP2001582910 A JP 2001582910A JP 2003533117 A JP2003533117 A JP 2003533117A
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J7/00Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
    • H03J7/02Automatic frequency control
    • H03J7/04Automatic frequency control where the frequency control is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element or where the nature of the frequency controlling element is not significant

Abstract

(57)【要約】 【課題】第1のモードの期間無線周波数(RF)電力増幅器(PA)の動作を特徴づけることにより局部発振器(LO)の周波数エラーを低減すること。 【解決手段】発振器の周波数エラーは、発振器の動作環境を特徴づけることにより最小化される。電子装置は、内部周波数源の周波数精度に影響を与えるように決定されるパラメータを監視する。温度は、内部周波数源の周波数に影響を与えることが知られている1つのパラメータであり、装置温度に対する主たる貢献者はRF電力増幅器(PA)である。電子装置はPAの活動レベルを収集し、記憶する。所定の時間期間にわたる有効PAデューティサイクルが計算される。LO動作環境は、LOが高安定モードで動作する必要があるとき、計算されたデューティサイクルでPAを動作させることにより安定化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は電子回路に関する。特に、この発明は局部発振器(LO)動作環境
を制御することによりLO周波数エラーを補償するための新規で改良された方法
および装置に関する。
【0002】
【関連出願の記載】
正確な周波数源は多くの電子システムおよび装置の動作に極めて重要である。
周波数源は電子装置内のタイミング源として使用され、また電子装置を所望の通
信チャネルに同調させるための局部発振器(LO)としても使用される。
【0003】 多くの種類の正確な周波数源が利用可能である。特定のアプリケーション内で
実装される周波数源の特定の種類はその特定のアプリケーションの設計上の制約
に従って決定される。原子時計は最高のレベルの周波数精度を示すが、サイズ、
コストおよび同調レンジの欠如により電子システム内の実際のアプリケーション
が制限される。同様に、正確な周波数源は水晶振動子の圧電効果を利用して設計
することができる。小型で水晶振動子に基づく周波数源の相対精度によりほとん
どの消費者基盤の電子装置にとって水晶振動子は良く知られている。
【0004】 アプリケーションは周波数源に必要な種類と周波数精度を決定する。衛星航法
システム(GPS)アプリケーションに使用される受信器は、衛星から送信され
たGPS搬送周波数上に供給される信号との同期を迅速に獲得し維持するために
高レベルの周波数精度を有したLOを必要とする。GPSの概要はGPS受信器
のLO周波数精度のための要件を説明するのに役に立つ。
【0005】 GPSは位置の決定のために広く使用される。GPSは幾何学的原理を用いて
位置決定を成し遂げる。GPS衛星の星座が地球の軌道を周回する。
【0006】 GPS受信器は衛星により送信された信号が受信器に到達するのにかかる時間
を決定することにより衛星から受信器までの距離を計算する。受信器が衛星から
の距離を決定すると、受信器は衛星から等距離にある点の軌跡上に存在している
ことを知る。衛星は点状源のように見え、ある点から等距離にある点の軌跡は球
面である。受信器が第2の衛星からの距離を決定すると、受信器はその位置が第
2球面上のどこかに位置していることを知る。2つの衛星からの距離が既知であ
るとき、可能性のある位置は大幅に減少する。これは、受信器の位置が2つの球
面の交点上のどこかに位置するからである。2つの球面の交点は円である。それ
ゆえ、受信器はその位置が交点の円上にあることを知る。受信器から第三の衛星
までの距離を決定することにより第三の球面が作られる。第三の球面は最初の2
つの球面と交差し、さらに第1および第2の球面の交点を定義する円と交差する
。3つの球面の交点は、受信器が位置するかもしれない2つの異なる点を生じる
。3つの球面の交差により発生される2つの点が決定されると、受信器は2つの
点のどちらが正しい位置かを推定することができ、または受信器は第4の衛星か
らの距離を決定することができる。
【0007】 3つの衛星からの距離が決定されると、2つの点のどちらが正しい位置かを推
定することができる。これは2つの点の一方がありそうな位置ではないので行な
うことができる。2つの点のうち正しい点は、地球の表面付近にあると考えられ
、正しくない点は恐らく地球表面のはるか上であるかまたは地球表面内の深くに
あるであろう。第4の衛星からの距離が決定されれば、受信器の正確な位置がわ
かるであろう。4つの球面の交点は1つの点のみを生じるので、4つの衛生を用
いて正確な位置がわかる。
【0008】 GPS実現の主たる問題は衛星から受信器までの距離の正確な決定である。衛
星から受信器までの距離は、衛星から受信器に送信された信号の到着時刻を測定
することにより計算される。各衛星は、各々が固有の擬似ランダムコードで変調
された2つの搬送周波数を送信する。搬送周波数の一方は、1575.42MH
zで動作し、他方の搬送周波数は、1227.60MHzで動作する。受信器は
受信した信号を復調し、擬似ランダムコードを抽出する。局部的に発生された擬
似ランダムコードは復調された擬似ランダムコードに同期する。2つの擬似ラン
ダムコード間の遅延は送信された信号の到着時刻を表す。従って、衛星からの距
離は到着時刻を光速と乗算することにより決定することができる。すべての送信
している衛星は時間同期している。しかしながら、移動受信器は衛星にわずかに
弱く同期している。受信器の衛星への弱い時間同期により位置決定にエラーを招
く。上述したように、異なる到着時刻は異なる距離に対応する。ある点から等距
離にある点の軌跡はその距離に等しい半径を持つ球面である。しかしながら、到
着時刻がある時間の範囲、すなわち測定した時間プラスマイナス多少の誤差にあ
ることしかわからない場合には、距離も対応するある値の範囲内にあることしか
わからない。源から等距離にある点の軌跡は距離がある値の範囲内にあることし
かわからない場合には、球殻である。球殻の厚みは距離測定値の誤差に等しい。
各殻は付加された衛星に基づいて位置推定値に対応し、3つの球殻の交点は2つ
の立体となる。その2つの立体の一方が受信器の位置を表す。先に述べたように
離散距離の場合には3つの球面の交点は2つの立体よりはむしろ2つの点となる
【0009】 時間同期の問題は第4の衛星からの距離測定を含めることにより部分的に解決
される。最初に時間誤差はゼロでも構わないが仮定値が割当てられる。次に、3
つの衛星からの距離が決定される。上述したように、これら3つの距離測定によ
り定義される3つの球面の交点は2つの異なる点となる。そのうちの1つは受信
器の位置である。第4の衛星からの距離は第4の球面を定義する。理想的にはタ
イミングエラーが無い場合には、第4の球面は他の3つの球面と1つの点のみで
交差する。しかしながら、タイミングエラーがあると第4の球面は交差しない。
衛星間にタイミングエラーは無い。それ故,受信器からある衛星へのタイミング
エラーは、受信器から星座内の衛星のいずれかへのタイミングエラーと同じであ
る。タイミングエラーは仮定したタイミングエラーの値を調節することにより決
定することができる。タイミングエラーは4つの球面が1つの点で交差するとき
決定される。
【0010】 タイミングエラーの分解能は、GPSを用いた位置決定が実施されるとき対処
しなければならない問題の1つに過ぎない。GPS位置決定受信器は比較的低コ
ストで小さな物理サイズで実現されなければならない。サイズとコストはGPS
受信器が消費者志向装置において実現されるときますます重要になってきている
。無線電話のための新しい要件は発信者の位置を決定する能力を含む。無線電話
の特定のロケーションは米国内の911呼び出しのような緊急呼び出しの場合に
重要である。さらに物理的な設計上の制約にも関わらず、受信器は衛生信号を迅
速に探索し取得しなければならない。
【0011】 受信器の設計は、コスト、受信信号感度およびサーチ時間との間でトレードオ
フしなければならない。受信器の設計は全てのパラメータを同時に最大化するこ
とはできない。受信器感度またはサーチ時間の重要な改良は受信器のコストが増
大する。
【0012】 衛星信号を探索し取得することに伴う複雑さの主要な貢献者は受信器の局部発
振器(LO)に帰因する周波数エラーである。LOは受信器において受信信号を
ベースバンド信号にダウンコンバート(downconvert)するのに使用される。次に
、ベースバンド信号が処理される。GPS衛星から受信した信号の場合に、ベー
スバンド信号はすべての可能な擬似ランダム信号と相互に関連があり、どの衛星
が信号を発したかを決定し、その信号の到着時刻を決定する。サーチおよび取得
のプロセスはLO周波数エラーにより非常に複雑である。LOにより寄与される
周波数エラーはカバーしなければならないさらなるサーチ空間を作る。さらに、
LO周波数エラーは到着時刻がサーチされなければならない別の次元を提供する
。従って到着時刻のサーチはすべての可能性のある周波数エラーに対して行なわ
なければならないので、サーチ空間は周波数エラーに比例して増大する。
【0013】 多くのパラメータは実際のまたは見かけ上のI/O周波数エラーに寄与する。
回路基板にわたって回路動作温度並びに温度勾配はLO周波数に影響を与える。
さらにLOのために使用される周波数規準の周波数安定性はLO周波数安定性に
直接寄与する。周波数エラーに対するさらなる寄与者は、受信器の速度に帰因す
るドップラー偏移寄与である。受信器LOが完全に正確な状況においてさえも、
ドップラー偏移寄与による感知される周波数エラーがあるかもしれない。この偏
移は、衛星送信の周波数に見かけ上の増大または減少を生じるかもしれない。衛
星および受信LOは完全に安定することができるかもしれないけれども、受信器
の信号は周波数が偏移されたように見える。受信器の移動により寄与されるドッ
プラー偏移は受信器内で訂正されず、受信器にすでに存在する周波数エラーに寄
与するに過ぎない。
【0014】 必要なことはベースバンド信号処理においてカバーしなければならないサーチ
空間を低減するためにLO周波数エラーを低減する方法である。サーチ空間の低
減はサーチの複雑さを低くし、受信器感度をより大きくし、サーチ時間および取
得時間を減少させることができる。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明は第1のモードの期間無線周波数(RF)電力増幅器(PA)の動作
を特徴づけることにより局部発振器(LO)の周波数エラーを低減するための新
規で改良された方法および装置である。第2のモードにおいて、RF PAの動
作は複製されLOのための安定した動作環境を得る。
【0016】 第1のモードで動作する間、多少の周波数不確定性を持つ外部周波数源が受信
器に提供される。受信器は外部周波数源を周波数規準として使用する。受信器は
、周波数規準として外部周波数源を用いてLOの周波数エラーを推定する。周波
数の偏移と同時に受信器は、LOの精度と周波数安定性に影響を与えることが知
られている種々の所定のパラメータを監視する。回路基板に沿った動作温度およ
び温度勾配はLOの精度に影響するパラメータの例である。無線電話のような電
子装置の全体の温度に対する主要な寄与者はRF PAである。RF PAはま
た電子装置内の温度勾配に対する主要な寄与者でもある。しかしながら、RF
PAは継続的に動作しない。それゆえ、言及される1つのパラメータはRF P
Aの活動である。所定の時間期間にわたるRF PAの活動を用いて有効PA動
作デューティサイクルを計算することができる。有効動作デューティサイクルを
含む監視されるパラメータ値およびLO周波数はメモリロケーションに記憶され
る。もう一つの方法として、周波数エラーはテーブルに記憶することができる。
これは、LOを特徴づける一連のデータテーブルを提供する。
【0017】 LOは第2モードに切り替わることができ、LO出力周波数が制御されてより
低い周波数エラーが得られる。第2モードでは、受信器はもはや外部周波数源を
利用しない。LOは以前の特徴に基づいて推定されたエラーを訂正するために補
償される。第2モードで動作しているとき電子装置にわたる温度勾配を最小にす
るために、RF PA活動が制御される。RF PAは第2モードにおいて連続
的にアクティブになることができ、あるいは電子装置が第1モードで動作してい
る間計算され記憶された有効デューティサイクルで動作することもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
この発明の特徴、目的、および利点は、同一部に同符号を付した図面とともに
以下に述べる詳細な記述からより明白になるであろう。
【0019】 図1は一般的な受信器100のブロック図である。アンテナ102は放送信号
と受信器100との間のインタフェースとして機能する。アンテナ102はLバ
ンドで送信された信号を最適に受信するように同調する。受信器100はGPS
受信器として構成される。GPS受信器の場合、放送信号の源は地球の軌道を周
回するGPS衛星の星座である。アンテナ102により受信された信号はダウン
コンバーター110に接続される。ダウンコンバーター110はアンテナ102
により受信されるRF信号をさらに処理されるベースバンド信号にダウンコンバ
ートする。ダウンコンバーター110の主な部品はミクサ112および局部発振
器(LO)114である。ダウンコンバーター110は、結果として得られるベ
ースバンド信号の品質を最大にするためにフィルタおよび増幅器(図示せず)も
含むことができる。受信された信号はダウンコンバーター110内でアンテナ1
02からミクサ112に接続される。ブロック図を機能部品に簡単化するために
ダウンコンバーター110内のフィルタリングおよび増幅は示していない。ミク
サ112は受信された信号をLO114信号と有効乗算するように動作する。ミ
クサ112から出力される結果として得られる信号は2つの主要な周波数に集中
される。ミクサ112出力の1つの周波数成分は受信された信号中心周波数およ
びLO114動作周波数の和に集中される。ミクサ112出力の第2の周波数成
分は、受信した信号中心周波数とLO114動作周波数との間の差分に集中され
る。受信された信号が直交変調されるとき、2つのミクサ112−113がダウ
ンコンバーター110において使用される。受信された信号は両方のミクサ11
2−113への入力として使用される。第1のミクサ112の第2入力はLO1
10信号である。第2ミクサ113の第2入力は、位相シフタ(図示せず)にお
いて90度オフセットされたLO114信号である。第1ミクサ112の結果と
して得られる出力は入射位相出力(I)と呼び、第2ミクサ113の結果として
得られる出力は直交位相変調(Q)と呼ぶ。
【0020】 ダウンコンバーター110からIおよびQ出力はそれぞれフィルタ122およ
び124に接続される。フィルタ122および124はミクサ112−113か
らの望ましくない周波数成分を除去し、次の信号処理前にダウンコンバートされ
た信号をあらかじめ調整するために使用される。
【0021】 濾波されたIおよびQ信号は相関器のバンク(bank)に接続される。相関器13
0はデジタル信号処理技術を利用してIおよびQ信号を処理する。相関器Iおよ
びQ信号をアナログ−デジタル変換器(ADC)において2値化しデジタル信号
処理を可能にする。受信器がGPS位置決定用に構成されるとき、相関器130
を用いて受信した衛星信号の位相オフセットを決定する。受信器10は最初に電
力が供給されたとき位置に関する事前の知識を有していない。受信器100は各
衛星により送信されるすべての可能性のある擬似ランダムコードシーケンスをサ
ーチすることにより最初の位置を決定する。さらに、受信器100はすべての可
能性のある擬似ランダムコードの可能性の有る位相のすべてをサーチしなければ
ならない。このサーチは、受信器100により要求されるサーチ時間を最小にす
るために並列に動作する多数の相関器により行なわれる。各相関器は1つの擬似
ランダムシーケンス上で動作する。相関器は、衛星から受信したコードに対する
、内部的に発生された擬似ランダムコードの位相オフセットを決定するよう試み
る。衛星信号に対応しない擬似ランダムコードはコードのランダム性のために相
関を持たないであろう。さらに、2つのコード信号の位相が合わない限り正しい
擬似ランダムコードは受信した信号と相関を持たないであろう。従って、2つの
信号の位相が合うとき相関器130は、受信した信号として同じ擬似ランダムコ
ードを持つ相関器に相関の表示を提供するに過ぎないであろう。
【0022】 相関器の結果はピーク検出140プロセッサに接続される。多くの相関器は並
列に動作し、同時に結果をピーク検出140プロセッサに供給する。ピーク検出
140プロセッサは受信した信号に対してたいがい擬似ランダムコードおよび位
相オフセットを決定する。
【0023】 GPSは各衛星に対して直交コードを利用する。これはすべての衛星が同時に
同じ周波数で送信することを可能にする。受信器は複数の源から情報を同時に受
け取る。複数の相関器130は互いに独立して動作し、他の直交コードが存在す
る場合に受信した擬似ランダムコードの位相を決定することができる。それゆえ
、ピーク検出140プロセッサは多数の擬似ランダムコードを特定する相関番号
とこれらのコードに対する位相オフセットが同時に供給される。各衛星には擬似
ランダムコードが割当てられるので、擬似ランダムコードを識別することにより
その源として特定の衛星が識別される。さらにコード位相オフセットを決定する
ことにより、その信号の到着時刻が決定される。プロセッサ150はピーク検出
140プロセッサ内の情報を解析し、受信器100の位置を計算する。ピーク検
出140プロセッサが更新されると、擬似ランダムコードとコード位相オフセッ
トを同時に決定することにより、プロセッサ150は受信器の位置を推定するこ
とができる。
【0024】 しかしながら、ダウンコンバーター110内のLO114周波数が不正確なら
ばサーチ処理は完了する。図2は位相ロックループ(PLL)合成されたLO2
00のブロック図を示す。基準発振器202はPLLのための周波数基準として
使用される。基準発振器202は固定の発振器または小さな同調レンジを有した
安定電圧制御発振器(VCO)であり得る。無線電話は基準発振器202として
、電圧制御温度補償水晶発振器(VCTCXO)を利用することができる。VC
Oが基準発振器202として使用される基準調整制御線204が設けられる。
【0025】 基準発振器202の出力は基準分割器210に接続される。基準分割器210
は基準発振器202の周波数を縮小するために使用される。PLLの出力周波数
は位相検出器220への周波数入力に比例するので、これは重要である。基準分
割器210の出力は位相検出器220への1つの入力として供給される。
【0026】 VCO240はPLLの出力244を発生する。VCOはPLLの所望の周波
数レンジに対して同調できなければならない。VCO制御線に印加された電圧が
動作周波数を決定する。PLLの出力はダウンコンバーター内のミクサへの入力
として使用することができる。PLL出力はまた出力分割器250の入力に接続
される。位相検出器220に入力され出力分割器の倍率によって乗算される周波
数(基準発振器204への倍率をかけられた出力)が所望の出力周波数となるよ
うに、出力分割器250は周波数出力244に倍率をかける。出力分割器250
の出力は位相検出器220への第2入力として供給される。
【0027】 位相検出器220は基準分割器210の出力と出力分割器250の出力を比較
し、出力としてエラー信号を発生する。位相検出器220から出力されたエラー
信号はループフィルタ230に接続される。ループフィルタ230は位相検出器
220からのエラー信号を帯域制限する。ループフィルタ230の出力はVCO
240の制御電圧として使用される。それゆえ、PLL出力244はその周波数
精度を基準発振器202の周波数精度から得ることがわかる。
【0028】 LOの周波数精度のエラーはサーチ処理を複雑にする。各相関器がカバーしな
ければならない完全なサーチ空間300を図3に示す。GPS受信器内の各相関
器はすべてのコード位相可能性をサーチしなければならない。コード位相サーチ
空間310は図3の垂直サーチ空間として示される。コード位相サーチ空間31
0内の各ビン(bin)は最も小さい認識できる位相差を表す。GPSのために使用
される短い擬似ランダムコード長は1023ビットの長さである。コードの擬似
ランダムの性質がゼロよりも大きいすべてのコード位相オフセットに対して無視
できる相関であるならば、コード位相サーチ空間310はすべての潜在的なコー
ド位相をカバーしなければならない。それゆえ、擬似ランダムコードの位相を固
有に識別するために、少なくとも1023ビットがコード位相サーチ空間310
に必要である。
【0029】 周波数サーチ空間の増加は比例的に完全サーチ空間300を増大させることが
図3からわかる。周波数エラーはコード位相エラーを相互に除くので、周波数サ
ーチ空間320はさらなるサーチ次元を表す。周波数サーチ空間320の各ビン
は最小の認識できる周波数スパンを表す。最小の認識できる周波数スパンはサン
プル数と合計積分時間の関数である。合計積分時間が増加するにつれ最小の認識
できる周波数スパンが減少する。さらに、所望の認識できる周波数スパンを得る
ために十分な数のサンプルが必要である。LOドリフトが増加すると、周波数サ
ーチ空間320が増加する。
【0030】 受信器は完全サーチ空間300に定義された各ビン内のサンプルと相互に関連
がある。連続する結果は受信された信号の信号対雑音比(SNR)をさらに改良
するために累積される。LOドリフトは累積結果を周波数ドリフトに対応する複
数のビンに出現させる。この信号の「スミアリング(smearing)」は複数の周波数
ビンの陰影付けとして図3に示される。ドリフトが無いことを示すLOは累積結
果を1つの周波数ビンに出現させることを可能にする。これは、増大したSNR
を通して信号識別を非常に改善する。
【0031】 図4はGPS能力を有する無線電話400におけるLO安定化回路のブロック
図を示す。無線電話400は無線電話システムを介して通信を可能にする電話ト
ランシーバー410を包含する。無線電話400はまた位置決定を補助するため
のGPS受信器420を包含する。図4に示す実施例において、無線電話400
は電話モードまたはGPSモードで動作し、両方のモードが同時に動作しない。
しかしながら、十分な処理能力が無線電話400に存在するなら電話モードとG
PSモードを同時に動作させることができる。
【0032】 無線周波数(RF)信号はアンテナ402を用いて無線電話に、およびから接
続される。アンテナ402を介して接続されるRF信号は電話トランシーバー4
10の送受信信号並びにGPS受信器420のための受信信号を含む。図4に示
す実施例において、GPS受信器420と電話トランシーバー410は共通のL
O450を共有する。上述したように、LO450の不精度はGPS受信器42
0に対してより大きなサーチ空間を生じる。それゆえ、GPS受信器420がサ
ーチを行なうとき、LO450周波数エラーが最小になるように図4に示す実施
例は、電話トランシーバー410により受信される情報を用いてLO450を特
徴づける。
【0033】 内部LO450を特徴づけるために、無線電話400は高周波安定性を有する
外部信号が供給される。電気通信産業協会(TIA)/電子産業協会(EIA)
95−Bデュアルモードスペクトル拡散システムのための移動局−基地局互換性
基準に規定される符号分割多元接続(CDMA)システムのような無線システム
において、信号は連続的に基地局によりブロードキャストされている。基地局に
より連続的にブロードキャストされている信号はパイロットチャネルおよびシン
ク(sync)チャネルを含む。これらの信号は両方とも高周波安定性を示し、いずれ
かをLO450を特徴づけるのに必要な外部基準として使用することができる。
【0034】 TIA/EIA 95−Bにより規定されるようなCDMAシステムで動作す
るように設計された無線電話400は、パイロット信号の存在を連続的に探索す
るために受信器内にサーチャー(searcher)を含む。無線電話400において、電
話トランシーバー410内の受信器は基地局(図示せず)により送信されたパイ
ロット信号を受信する。
【0035】 無線電話400はパイロット信号の存在をうまく利用してGPSモードにおけ
る信号取得を改善することができる。受信器は周波数安定化パイロット信号を外
部周波数基準として利用しLO450の周波数エラーを決定する。受信器により
決定された周波数エラーは発振器特徴付け回路430に報告される。さらに、セ
ンサ440、442が無線電話400の全体に渡って配置され、LO450周波
数エラーに貢献する要因を監視する。センサ440、442は、これらに限定さ
れないが、温度、温度勾配、RF電力増幅(PA)動作、RF PAデューティ
サイクル、バッテリ電圧、時間に対する蓄積電力、湿度、またはLO450周波
数エラーに貢献するように決定される他の変数を含む要因を監視することができ
る。センサ440は発振器特徴づけ回路に接続する。センサ440の読取り値に
対応する複数の2値化値は平均されその平均値はメモリ434のアレイに記憶さ
れる。センサ440がアナログ値を出力するなら、発振器特徴付け回路430は
平均化およびその平均値をメモリ434に記憶する以前にその読取り値を2値化
する。センサ440がデジタル値を出力するなら、発振器特徴付け回路430は
その信号をさらに条件付けする必要はなく、単に平均化されたデジタルセンサ4
40の読取り値をセーブする。発振器特徴づけ回路430の一部を形成するプロ
セッサ432は平均化機能を遂行する。
【0036】 発振器特徴づけ回路430はまた、電話トランシーバー410により決定され
報告された複数の周波数エラー読取り値も平均化する。平均化された周波数エラ
ー読取り値もメモリ434のアレイに記憶される。平均化された周波数エラーは
対応する平均化されたセンサ440−442読取り値に相関するメモリ434ロ
ケーションに記憶される。このようにして、LO450の動作環境および対応す
る周波数エラーのスナップショットの目録が作られる。発振器特徴づけ回路43
0は、無線電話400が電話モードで動作しているかぎり、新しいセンサ440
読取り値および対応する周波数エラーを連続的に累積する。無線電話400がG
PSモードで動作するとき、発振器特徴づけ回路430は以前セーブしたセンサ
440読取り値および周波数エラー情報を利用してGPS受信器420が信号取
得するのを補助する。
【0037】 GPS信号取得を補助するために、発振器特徴づけ回路430は各センサ44
0−442の値を読む。次に、プロセッサ432は以前に記憶した値のアレイに
対して現在のセンサ440−442の値を比較する。起こりそうなLO450周
波数エラーはセンサ440−442読取り値に対応する以前に記憶された値とし
て決定される。正確なセンサ440−442読取り値がアレイに存在しなければ
、プロセッサ432は既存の値を保管しあるいは既存の値から推定する。それに
より発振器特徴づけ回路430は起こりそうなLO450周波数エラーを決定す
る。次に、発振器特徴づけ回路430はLO制御線438に印加されるエラー信
号を発生し、周波数エラーを補償する。一実施例において、エラー信号はデジタ
ル値からアナログ値に変換され、デジタル−アナログ変換器としてオーバーサン
プル(over-sampled)ダイナミックレンジデルタ−シグマ変調器を用いてLOに印
加される。発振器特徴付け回路430は二者択一的に周波数エラーの値を情報バ
ス436を介してGPS受信器420に送信することができる。周波数エラーの
知識はGPS受信器420がサーチ空間を狭め、少ない計算で信号を取得するこ
とを可能にする。発振器特徴付け回路430は2つの訂正の組合せを二者択一的
に供給することができる。発振器特徴づけ回路430は、最初にGPSモードに
入ったときに周波数エラーの表示をGPS受信器420に供給することができ、
次に無線電話400がGPSモードに留まる間LO制御ライン438に信号を供
給することによりなんらかの周波数ドリフトを訂正することができる。LO45
0周波数ドリフトを積極的に訂正することは、連続する相関器の累積の期間複数
の周波数ビン上にLO450周波数が移動するとき生じる信号スミアリング(sme
aring)を最小にする。
【0038】 LO制御ライン438上に供給された信号を用いたLO450周波数エラー補
償は図2に示すようなPLL合成LO200上で行なうことができる。図2に戻
ると、上述したように出力周波数244は基準発振器202の出力に比例する。
基準発振器202のVCO利得がわかると、基準調整204電圧の所定の変化に
対する出力周波数244の変化は決定することができる。従って、図4の発振器
特徴づけ回路430はPLL合成LO200の基準調整204ラインを駆動する
ための電圧を計算し、決定された周波数エラーを補償することができる。
【0039】 図5は無線電話500の代わりの実施例を示す。図5に示す無線電話500の
実現は図4に示す無線電話400と同一である。しかしながら、図5の無線電話
500は送信器520のさらなる監視を包含する。TIA/EIA 95−Bで
規定されたもののようなシステムで動作する無線電話500は基地局と通信する
ために送信器520を利用する。送信器520は基地局との通信を保証するため
に十分なRF電力を供給するために電力増幅器(PA)522を包含する。しか
しながら、PA522は非常に能率的でなく、相対的に大量の電力を消費する。
PA522の効率が相対的に低いので、熱の形態で大量の電力が消費される。大
量のPA522熱浪費は電話トランシーバー510の動作温度に対する最大の貢
献者である。さらにPA522は点熱源のように見えるので、温度勾配が無線電
話500の全体に渡って発生される。発振器特徴づけ回路430は無線電話50
0の動作環境のPA522の支配をうまく利用する。無線電話500が第1のモ
ードで動作するとき、発振器特徴づけ回路430はPA522の動作を監視する
【0040】 TIA/EIA 95−Bに規定されるもののようなCDMA通信システムに
おいて動作する無線電話500は連続的に動作しない。そのかわり、PA522
は電話トランシーバー510の必要性に対応して周期的にオン/オフする。無線
電話500がアクティブコール(active call)からスタンバイ状態に遷移する場
合のようにPA522のサイクルタイムは長いかもしれない。または送信器52
0がバーストデータモードで動作する場合のように、サイクルタイムは非常に短
いかもしれない。PA522動作デューティサイクルは無線電話500の全体に
渡る熱浪費および対応する温度勾配に直接影響する。
【0041】 第1モードで動作する発振器特徴づけ回路430は制御バス524を介してP
A522の動作を監視する。第1モードは、無線電話500が無線システムと通
信する電話モードを表すかもしれない。発振器特徴づけ回路430は所定数のサ
ンプルにわたってオン/オフサイクルを平均化することによりまたはオン/オフ
サイクルの移動平均を維持することによりPA522デューティサイクルを決定
する。計算されたPAデューティサイクルはメモリ434に記憶される。
【0042】 発振器特徴づけ回路430は第2モードにおいてPA522監視からPA52
2制御に切り替わる。第2モードは、無線電話500がGPS衛星から信号を取
得し、無線電話500の位置を決定するGPSモードを表すかもしれない。発振
器特徴づけ回路430はメモリ434から計算されたデューティサイクルを検索
し、そのデューティサイクルでPA522を動作する。送信器520が干渉放射
を放射しないように第2モードでは、電話トランシーバー510内のドライバP
A(図示せず)は無効にされる。安定化無線電話500動作環境は、第1モード
において以前に動作されていたデューティサイクルと同じデューティサイクルで
PA522を周期的に動作させることにより作られる。それゆえ、第1モードか
ら第2モードへの変化は、無線電話500内の温度勾配の変化を生じるPA52
2の完全な無効にはならない。代わりの実施例において、発振器特徴付け回路4
30はデューティサイクル無しにPA522をアクティブにする。この代わりの
実施例は実現するのが簡単であるという利点がある。PA522デューティサイ
クルを監視することは第1モードでは必要ない。しかしながら、簡単にすれば環
境精度が犠牲になる。単にPA522を第2モードでアクティブにするとたぶん
第1モードの動作環境をまねしない動作環境を生じる。PA522が第1モード
でアイドル状態であった場合に、第2モードへの変更に応じてPA522をアク
ティブにすると、実際には無線電話500の動作環境の変化を最大にする。
【0043】 他の実施例において、デューティサイクルされることに加えてPA522が複
数の動作モードを包含する場合、発振器特徴づけ回路430はまた第1モードの
ときのPA522の動作モードを監視し、第2モードのときにそれを再生する。
【0044】 図6Aおよび6BはLO特徴づけ処理のブロック図を示す。図6Aを参照する
と、プロセスはブロック602で開始する。ブロック602は制御プロセッサに
よるLO特徴づけプロセスの開始を表す。プロセスが開始されると、ルーチンは
ブロック604に進み、外部周波数源が受信される。外部周波数源は受信器に入
力可能であり、または図4および図5の受信器で説明したように放送で受信でき
る。外部周波数源はLO周波数エラーを計算するためにブロック606において
周波数基準として使用される。CDMAパイロット信号が外部周波数源として使
用される場合、CDMA受信器はLO周波数エラーを決定する。ルーチンはブロ
ック608に進み、ブロック606において決定された周波数エラーの値を記憶
する。次に、ルーチンは判断ブロック610に進み、所定数jの周波数サンプル
がセーブされたかどうか判断する。所定数jは周波数エラーサンプルが平均化さ
れるであろう数を表す。この数は1と同じぐらい低くてもよいが実装される装置
内のハードウエアおよびタイミングの制約により許されるならば高くてもよい。
j個のサンプルがまだセーブされていないなら、ルーチンはブロック604に戻
りさらなるサンプルを取得する。所定数のサンプルj個がセーブされると、ルー
チンはブロック620に進み、j個の周波数エラーサンプルが平均化される。代
わりの実施例において、周波数エラーの移動平均を計算することができる。移動
平均は極めて長い時間期間にわたってLO周波数を特徴づけることができる利点
を有する。不利点は、LO周波数エラーを生じる動作環境の変化に迅速に応答で
きないかもしれないことである。
【0045】 サンプルが平均化されると、ルーチンはブロック622に進み、平均化された
周波数エラーがメモリにセーブされる。平均化された周波数エラーがセーブされ
ると、ルーチンはポイント630に進む。ポイント630はルーチンの機能を表
さない。その代わり、単に図6Aを図6Bに接続するために使用される。図6B
のルーチンに引き継がれると、ルーチンはブロック640に進み、センサの読取
り値が受信される。少なくとも1つのセンサ読取り値が必要であり、センサ読取
り値の上限は、実装される装置で入手可能なハードウエアおよび処理電力の量に
より制限されるに過ぎない。PAの動作は監視されるパラメータの1つである。
PA動作の監視はセンサを必要としない。むしろPAの活動ラインを監視する必
要があるに過ぎない。センサの読取り値は各々ブロック642においてメモリに
セーブされる。次にルーチンは判断ブロック650に進み、第2の所定数のサン
プルkが各センサからセーブされたかどうか判断する。第2の所定数の読取り値
kがまだ取得されずセーブされないならば、ルーチンはブロック640に戻り、
さらなるサンプルを取得する。第2の所定数のセンササンプルkが取得されセー
ブされると、ルーチンはブロック660に進み、センサ読取り値の各々がk個の
以前にセーブされた値に対して平均化される。平均化される周波数エラーサンプ
ルの数の場合、平均化が行なわれるセンサ読取り値の数は設計者により選択され
る。PA活動サンプルの数を平均化することは、平均化期間にわたってPAデュ
ーティの推定値を与える。各サンプルの後、デューティサイクルの連続的な更新
を可能にするためにPA動作の移動平均を維持することが望ましいかもしれない
。平均化されたセンサ読取り値はブロック662においてメモリにセーブされる
。図6Bに示すように、LOの特徴づけプロセスはこの時点で完了し、ルーチン
は終了するかあるいはポイント603にループバックして連続的にLOを特徴づ
けることができる。
【0046】 図7はLO特徴づけルーチンの少なくとも1つのループが生じると動作するL
O補償ルーチンのブロック図である。ルーチンはブロック702において開始す
る。この開始は、GPS受信器並びに電話トランシーバーを実現する無線電話の
GPSモードの開始を表す。もう一つの方法として、この開始は、LO特徴づけ
プロセスが連続して起こると同様にLO補償プロセスが連続して起きるLO特徴
づけルーチンの1つのループの終わりを表すかもしれない。
【0047】 次にルーチンはブロック704に進み、センサ値が読まれる。これらのセンサ
読取り値は最も最近のセンサ読取り値を表す。次にルーチンは判断ブロック71
0に進み、センサ値が以前に記憶されたセンサ読取り値に対して比較される。セ
ンサ読取り値が特徴付けアレイにすでに存在する値と一致するなら、ルーチンは
ブロック730に進み、セーブされたセンサ値に対応する周波数エラーがアレイ
において検索される。しかしながら、センサ値がLO特徴づけアレイにすでに存
在しなければ、ルーチンはブロック720に進み、最近のセンサ読取り値に一致
するようにセーブしたセンサ読取り値を補間または外挿することにより周波数エ
ラーを計算し、それにより推定されたLO周波数エラーを発生する。ブロック7
20または730からルーチンはブロック740に進み、推定されたLO周波数
エラーに基づいて適切なLO修正が計算される。LO修正は、LO特徴づけアレ
イから周波数エラーを決定し、LO制御ライン信号を出力周波数に関連づける伝
達関数の知識に基づいてLO制御信号を計算することにより計算される。LO制
御ラインがVCOのための電圧制御信号である場合、伝達関数はVCO利得によ
り決定される。LO修正が決定されると、ルーチンはブロック742に進む。ブ
ロック742において、ルーチンはLO修正をLOに印加する。もう一つの方法
として、LO修正を印加することに加えてルーチンはデータをGPS受信器に報
告することができる。データは決定されたLO周波数エラーおよびLOに印加さ
れた何らかの修正から構成することができる。次にルーチンはブロック750に
進み、計算されたPAデューティサイクルがメモリから検索される。次にルーチ
ンはブロック752に進み、PAが計算されたデューティサイクルで動作される
。次にルーチンはブロック704にループバックし、新しいセンサ読取り値に基
づいてLO修正を構成する。情報と補償されたLOを用いて、GPS受信器はよ
り迅速にそしてより効率的に信号を取得することができる。
【0048】 好適実施例の上述した記載は当業者がこの発明を作成し使用可能にするために
提供される。これらの実施例に対する種々の変更は当業者に容易に明白であり、
発明力の使用なくしてここに定義される一般的原理は他の実施例に適用可能であ
る。従って、この発明はここに示す実施例に限定されることを意図したものでは
なく、ここに開示した原理と新規な特徴に一致する最も広い範囲に一致する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は受信器のブロック図である。
【図2】 図2は局部発振器のブロック図である。
【図3】 図3はサーチ空間を説明する図である。
【図4】 図4はLOの特徴づけを実現する受信器のブロック図である。
【図5】 図5はLO特徴づけおよびPA活動特徴づけを実現する受信器の他の実施例の
ブロック図である。
【図6A】 図6AはLO特徴づけ処理のフローチャートである。
【図6B】 図6BはLO特徴づけ処理のフローチャートである。
【図7】 図7はLO補償処理のフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ユーニス、サエド・ジー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92130 サン・ディエゴ、ジョーダン・リ ッジ・コート 12767 Fターム(参考) 5J106 AA02 BB01 CC01 CC34 GG01 HH01 KK05 5K061 BB12 CC08 CC16 CC53 JJ07

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記を具備する局部発振器(LO)周波数エラーを補償する
    ための装置: LOと; 前記LOと接続され外部周波数源を受信し、前記外部周波数源に基づいてLO
    周波数エラーを計算する受信器と; 電力増幅器(PA)と; LO周波数エラーに寄与する少なくとも1つの変数を監視する少なくとも1つ
    のセンサと;および 前記少なくとも1つのセンサから計算されたLO周波数エラーおよび読取り値
    を受信し、前記PAの活動を監視する発振器特徴付け回路と; を具備し、前記発振器特徴付け回路は前記PA活動、前記計算されたLO周波数
    エラー、および前記少なくとも1つのセンサからの読取り値に基づいて補償信号
    を発生する。
  2. 【請求項2】 前記発振器特徴付け回路は、第1モードにおいてPAデュー
    ティサイクルを計算し、第2モードにおいて前記計算されたPAデューティサイ
    クルに従って前記PA活動を制御する、請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 第1モードで動作する前記発振器特徴付け回路は前記少なく
    とも1つのセンサからの読取り値、計算されたPAデューティサイクルおよび前
    記計算されたLO周波数エラーをメモリデバイスに記憶し、第2モードで動作す
    る前記発振器特徴付け回路は前記補償信号を発生する、請求項1の装置。
  4. 【請求項4】 前記発振器特徴付け回路は、前記少なくとも1つのセンサか
    らの読取り値の最近のセットを前記メモリデバイスに記憶された前記読取り値と
    比較することにより前記補償信号を発生し、前記メモリデバイスにセーブされた
    前記対応する計算されたLO周波数エラーに基づいて前記補償信号を発生する、
    請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 前記第2モードにおける前記発振器特徴付け回路は前記計算
    されたPAデューティサイクルに従って前記PAを動作する、請求項3の装置。
  6. 【請求項6】 前記受信器は無線電話受信器である、請求項1の装置。
  7. 【請求項7】 前記無線電話受信器は符号分割多元接続(CDMA)信号を
    受信するように適応する、請求項6の装置。
  8. 【請求項8】 前記外部周波数源はCDMAパイロット信号である請求項7
    の装置。
  9. 【請求項9】 第1モードで動作する前記発振器特徴付け回路は、前記少な
    くとも1つのセンサからの読取り値、計算されたPAデューティサイクル、およ
    び前記計算されたLO周波数エラーをメモリデバイスに記憶し、第2モードで動
    作する前記発振器特徴付け回路は前記補償信号を発生し、前記計算されたPAデ
    ューティサイクルに従って前記PAを動作する、請求項8の装置。
  10. 【請求項10】 前記発振器特徴付け回路は前記補償信号を前記LOに印加
    し、前記LO周波数エラーを修正する、請求項9の装置。
  11. 【請求項11】 前記第1モードは無線電話モードである、請求項9の装置
  12. 【請求項12】 前記第2モードは衛星航法システム(GPS)モードであ
    る請求項11の装置。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも1つのセンサは温度センサから構成される
    、請求項9の装置。
  14. 【請求項14】 下記工程を具備する、局部発振器(LO)周波数エラーを
    補償するための方法: 第1モードにおいて少なくとも1つのセンサの読取り値を監視する; LO周波数エラーを監視する; 前記第1モードにおいて電力増幅器(PA)の活動を監視する; 第2モードにおいて、前記少なくとも1つのセンサの読取り値および前記第1
    モードにおいて監視される前記LO周波数エラーとに基づいて推定されたLO周
    波数エラーを補償する。
  15. 【請求項15】 前記LO周波数エラーを監視するステップは、 外部周波数源を受信し;および 前記外部周波数源をLO周波数と比較することにより前記LO周波数エラーを
    発生する、請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 前記第1モードにおいてPAデューティサイクルを計算し
    ;および 前記第2モードにおいて、前記計算されたPAデューティサイクルに従って前
    記PAを制御する; ことをさらに具備する、請求項14の方法。
  17. 【請求項17】 前記補償ステップは、 前記少なくとも1つのセンサからの読取り値の最近のセットを受信する; 前記少なくとも1つのセンサから読取り値の最近のセットと、前記第1モード
    において受信した前記少なくとも1つのセンサからの読取り値を用いて前記推定
    されたLO周波数エラーを発生する; 前記推定されたLO周波数エラーからLO修正信号を発生する;および 前記LO修正信号を印加してLOを補償する; ことから構成される、請求項16の方法。
  18. 【請求項18】 前記外部周波数源は符号分割多元接続(CDMA)パイロ
    ット信号である、請求項14の方法。
  19. 【請求項19】 前記少なくとも1つのセンサは温度センサである、請求項
    18の方法。
  20. 【請求項20】 前記第2モードは衛星航法システム(GPS)モードであ
    る、請求項14の方法。
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