JP2003525353A - 缶胴の製造に適したアルミニウム合金の帯材の製造方法 - Google Patents

缶胴の製造に適したアルミニウム合金の帯材の製造方法

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JP2003525353A JP2001563652A JP2001563652A JP2003525353A JP 2003525353 A JP2003525353 A JP 2003525353A JP 2001563652 A JP2001563652 A JP 2001563652A JP 2001563652 A JP2001563652 A JP 2001563652A JP 2003525353 A JP2003525353 A JP 2003525353A
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ソリニャック,ピエール
シュナル,ブリュノ
バソン,フレデリック
マイワルド,クラウス
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ペシネイ レナリュ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は:Mgを1.1から1.7%、Mnを1.2から1.6%、Siを0.05から0.45%、Feを0.05から0.60%、Cuを0.40%まで、Crを0.14%まで、Tiを0.08%まで、他の要素をそれぞれ0.07%、全体で0.25%まで、残りはアルミニウムを(重量で)含むアルミニウム合金の精錬;ガス(好ましくはアルゴン)の噴射による、この液体合金の処理;ロールにコーティングが行われる、5mm未満、好ましくは4mm未満の厚みの帯材のロールの間での鋳造;2と20時間の間に含まれる時間での、450と530℃の間での帯材の均質化;複数のパスでの帯材の冷間圧延;1から12時間の、300と400℃の間での中間焼鈍;最終的な厚みまでの、単一または複数のパスでの冷間圧延;を含む、飲料の缶胴の製造に適した帯材の製造方法を対象とする。本方法は、側壁の穿孔に対する改良された抵抗力をもつ、缶胴の製造に適した帯材を獲得することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の領域 本発明は、絞り−しごき加工によって製造される、缶胴、特に飲料の缶の製
造に適したアルミニウム合金の帯材の製造方法に関するものである。
【0002】 技術の現状 技術の現状においては、絞り−しごき加工方法による缶胴の製造に適した帯
材を、連続した鋳造によって製造する試みが数多く存在する。それらは、すべて
、さまざまな理由のために、工業的には失敗した。
【0003】 フランス特許第2615530号(Cegedur Pechiney)は
、飲料の缶胴およびその蓋の同時の製造に適したロールの間での連続鋳造による
帯材の製造方法を記載している。この方法において使用される合金は、Mnを0
.8から1.8%、Siを1から2%、Mgを0.7から3%、Feを0.7%
未満、Cuを0.5%未満そしてCrを0.5%未満(重量で)含む。4から2
0mmの間に含まれる厚みに鋳造される帯材は、中間焼鈍および焼入れをともな
う一連の圧延に課せられるこの缶胴および蓋のための単一の合金のアプローチは
、現在のところ、飲料の缶の重量の減少の制約に対処することを可能にせず、し
たがって、今日では、蓋と缶胴とについて、それぞれの特有な変成の幅をもった
2つの異なる合金を使用し続けることが好ましいようであり、それにより、それ
ぞれが応えなければならない特殊な機能および制約について最適化されている。
【0004】 フランス特許第2526047号(SCAL アルミニウムでの包装の会社
)は、ロールの間で鋳造された帯材から飲料の缶の製造に適したおよそ300μ
mの厚みの帯材を獲得するためには、絞り−しごき加工による缶の製造の際に起
こる可能性のある、当業者にはよく知られているかじりの現象(“gallin
g”)が最小化されるような酸化被膜を形成するように、例えば、エアジェット
のブラッシングによって、鋳放しの帯材の鋳造表面を修正しなければならないこ
とを教示している。
【0005】 欧州特許第0298876号(Pechiney Rhenalu)は、缶
の胴の製造への適性を向上させるように、そして、特に、かじり現象を減少させ
るように、連続鋳造での粗い帯材の表面に存在する酸化被膜の組成を変えるため
のサテン仕上げ−研磨の方法を記載している。このサテン仕上げ−研磨の方法は
、液体の排出液を発生させ、それは特別に処理されなければならない。
【0006】 英国特許出願第2027743号(Swiss Aluminium Lt
d.)は、缶胴の製造に適した連続鋳造による帯材の製造方法を公開している。
この方法は、熱間圧延の段階を介在させている。
【0007】 欧州特許第0576170号、欧州特許第0576171号、欧州特許第0
605947号および国際公開WO97/11205号(Kaiser Alu
minum)は、2本のベルトの間での連続鋳造(“Belt Casting
”)、狭い幅の帯材(12インチつまり約300mm)を目指すための熱間圧延
および冷間圧延による缶胴のための帯材の製造の統合ラインに関するものである
。“micromill”の名称で示されるこのラインは、特に、G.F.Wy
att−MairおよびD.G.Harringtonの記事:“The Al
uminum Canstock Micromill Process”Lig
ht Metal Age, 1995年8月、pp.44−50において記載さ
れている。
【0008】 国際公開WO97/01652号(Alcoa)は、1から5mmの間に含
まれる厚さの帯材の合金AlMnMgのロールの間での連続鋳造、ついで、均質
化、および、少なくとも1分間の中間焼鈍、つづいて、焼入れをともなう冷間圧
延のシーケンスにおかれることによる製造に関するものである。この合金は最小
で0.4%の鉄を含む。
【0009】 国際公開WO98/01592号(Alcan Internationa
l)は、ベルトの間での鋳造による厚さ30mm以下の帯材の精錬(Hazel
ett法)、および、缶胴の製造に適している帯材を獲得するためのその圧延の
方法を教示している。帯材の異方性を劣化させる分散材料の形成を制限するため
に、合金のマンガンの含有量は、1.2%を超えてはならない。
【0010】 同じ系統において、特許出願WO98/01593(Alcan Inte
rnational)は、缶胴の製作に適した帯材の精錬のための、マンガンを
0.9%未満含む合金での厚い(9mmを超える)連続鋳造物の使用に関するも
のである。
【0011】 特開平4−276047号(スカイアルミニウム)は、50℃/秒を超えて
冷却される、15mm未満の厚さの帯材の連続鋳造、2回の中間焼鈍をともなう
冷間圧延および最終焼鈍を含む、缶の蓋のためのアルミニウム合金の帯材の獲得
方法を記載している。合金は以下の組成をもつ(重量%): Mg:1.2−3、Cu:0.05−0.5、Mn:0.5−2、Fe:0.1
−0.7
【0012】 欧州特許第099739号(Continental)は、厚さ25mm未
満の帯材の鋳造、510と620℃との間での再加熱、および、中間焼鈍をとも
なう冷間圧延、再結晶化焼鈍および最終冷間圧延を含む、缶胴のための帯材の製
造方法を記載している。
【0013】 米国特許第4,976,790号、米国特許第5,104,465号、米国
特許第5,110,545号、米国特許第5,106,429号、米国特許第5
,833,775号、米国特許第5,976,279号(Golden Alu
minum)は、鋳放しの帯材がまず熱間圧延に課せられる、缶胴の製造に適し
た帯材の製造のための連続鋳造方法に関わるものである。
【0014】 米国特許第5,616,190号(Pechiney Rhenalu)は
、少なくとも部分的に再結晶化した微小構造を獲得するための、厚さ4mm以下
で、組成(重量%): Mg:1−4、Mn:0−1.6で、銅およびクロムもまた含むことができる帯
材の連続鋳造、続いて、400℃と580℃の間での均質化、そして、最終の厚
みが0.3mm未満になるまでの冷間圧延の複数のパスを要求している。
【0015】 これらの研究を続けて、出願人は缶のメーカーの要求を満たすように、この
方法によって獲得される帯材の特性を向上させることを試みた。
【0016】 90年代には、アルミニウムでの33clの飲料の缶の重量は約13グラム
から約10グラムに減少し、このような胴に用いられる帯材の厚さは約330μ
mから約275μmへとなった。この進展によって、同じ特性を有する缶を与え
るために、従来の方法(板材の半連続鋳造、熱間圧延ついで冷間圧延)による帯
材に直接代替することのできる連続鋳造によって精錬された帯材を提供する困難
さは高まる。この缶胴の厚みの減少への傾向は、その製造の際に考慮するべき3
つの主な重大な要因の存在を明らかにした:缶の底の反転圧力、充填された缶の
側壁の穿孔への抵抗力、および、空の缶の垂直方向への押しつぶしへの抵抗力。
そこに、缶の厚みの削減は、機械での、そして、工業的速度での絞り−しごき加
工による製造の際の破損のリスクを増やすという観察が付け加えられる:という
のは、引き抜き機械(“bodymakers”)の速度は、90年代の同じ時
期の間に倍になったからである。
【0017】 したがって、通常の半連続鋳造による帯材のそれに少なくとも比較できる特
性を有する、それに替わることができるような、絞り−しごき加工による飲料の
缶胴の工業的製造に適した幅の広い帯材の連続鋳造による新規の製造方法へのニ
ーズが存在する。
【0018】 発明の対象 本発明は: −Mgを1.1から1.7%、Mnを1.2から1.6%、Siを0.05から
0.45%、Feを0.05から0.60%、Cuを0.40%まで、Crを0
.14%まで、Tiを0.08%まで、他の要素をそれぞれ0.07%、全体で
0.25%まで、残りはアルミニウムを(重量で)含むアルミニウム合金の精錬
−ガス(好ましくはアルゴン)の噴射による、この液体合金の処理、 −ロールにコーティングが行われる、5mm未満、好ましくは4mm未満の厚み
の帯材のロールの間での鋳造、 −2と20時間の間に含まれる時間での、450と530℃の間での帯材の均質
化、 −複数のパスでの帯材の冷間圧延、 −1から12時間の、300と400℃の間での中間焼鈍、 −最終的な厚みまでの、単一または複数のパスでの冷間圧延 を含む、飲料の缶胴の製造に適した帯材の製造方法を対象とする。
【0019】 均質化のステップは、最初の冷間圧延のステップの前、または、このステッ
プの2つのパスの間に位置することができる。
【0020】 本発明の説明 本発明は、飲料の缶胴の工業的製造に適した広い幅の帯材を獲得するための
、合金AlMnMgの組成の特殊な範囲、薄い帯材への連続鋳造、および、帯材
の一連の特殊な変成との組み合わせに基づいている。
【0021】 組成は、板材の鋳造、熱間および冷間圧延による従来の方法によって精錬さ
れる帯材からの缶胴の製造に通常用いられる合金3104のそれよりも多い、マ
ンガンおよびマグネシウムの含有量を有する。マンガンの含有量は、1.2と1
.6%の間、好ましくは、1.2と1.4%の間に含まれる。1.6%程度の含
有量を超えたとき、出願人は、ロールの間での薄い帯材の連続鋳造で避けること
が適している粗い一次相の形成を観察した。マンガンが1.2%未満の場合、帯
材の力学的特性が、目指される用途には不十分になる。
【0022】 マグネシウムの含有量は、1.1と1.7%の間に、好ましくは、1.3と
1.5%の間に含まれる。この含有量が1.7%を超えるとき、表面の偏析につ
ながった欠陥の発現のおそれがある。マグネシウムが1.1%未満の場合、帯材
の特性は不十分になる。Mg/Mnの含有量の比率は、好ましくは、1.05と
1.15の間に位置する。組成の好適な範囲は以下のとおりである(重量%):
Mn:1.2−1.4 Mg:1.3−1.5 Si:0.10−0.30 F
e:0.20−0.40 Cu:0.10−0.35 Cr:0.04−0.1
2 Ti<0.07
【0023】 金属は、高い金属工学的清浄度を有さなければならず、ガス噴射、ロータ、
泡の静的ディフューザまたは相当する手段を有する処理ポケットにおいて、中性
ガス、一般的にはアルゴンの噴射によるガス抜き処理を行うことが不可欠である
。この処理は、固体化の際の孔多孔性の形成を避けるために、特に、液体金属の
水素を排除することを目的とする。ついで、当業者に知られている技術、例えば
、深床ろ過(deep bed filter)を用いることによって、金属の
ろ過を行うことが推奨される。
【0024】 冷却されたロールの間での連続鋳造は、好ましくは、2m/分、より好まし
くは、3m/分を超える速度で行われる。締め付けの応力は、好ましくは、帯材
の幅1ミリメートルあたり0.5と1.2トンの間に含まれる。鋳造された帯材
は、1600mmを超える幅、5mm未満の、好ましくは4mmの厚さをもつ。
より頻繁には炭化物質、例えば黒鉛を0.2と10%の間で含む懸濁液、のベー
スでのコーティングは、ロールへの帯材の接着を防いで冷却されたロールと凝縮
中の金属との間の熱交換を最適化するために、ロールに行われる。
【0025】 鋳造された帯材は、ついで、450と530℃の間に含まれる金属温度で、
2と20時間の間に含まれる時間、均質化される。450℃未満で均質化された
帯材では、出願人は、缶胴の引抜きの際にかじり(“galling”)の出現
を確認した。均質化が530℃を超えてなされると、帯材の表面の過酸化のおそ
れがあり、それは、目指される用途には適さなくなってしまう。均質化は、冷間
圧延の1つのパスに先行されることができる。それに続いて、本発明の好適な実
現態様においては、帯材の化学的研磨処理、例えば、酸または塩基による処理が
行われる。
【0026】 帯材は、ついで、冷間で圧延され、異方性を向上させるために、300と4
00℃の間に含まれる温度で焼鈍される。400℃を超えての焼鈍は、油の残留
物の酸化(“cracking”)を起こし、その一方で、300℃より下での
焼鈍は、金属の十分な再結晶化を獲得することを可能にしない。それは、最後に
、好ましくは、1回のみのパスで圧延機の単一のスタンド上で、一般的に0.2
80mmより少し薄いところにある最終厚さに圧延される。
【0027】 本発明の好適な実現態様において、鋳造マシンのロールは鋳造のためにブラ
ッシングされる。出願人は、実際、鋳造の際のロールのブラッシングが、缶胴の
引き抜きにおける断裂欠陥(“tear off”)の出現頻度を減少させるこ
とを観察した。また、ブラッシングは、缶の側壁の厚さが減少すると重要になる
飲料の缶の特性、つまり、側壁の穿孔に対する抵抗力、を向上させるのに貢献す
る。当業者には、飲料の缶の厚みの減少への傾向を制限する可能性のある複数の
パラメータ、特に、底の反転圧力、および、側壁の穿孔に対する抵抗力、が存在
することが知られている。反転圧力は、帯材の力学的特性と底の設計とに同時に
依存する。側壁の穿孔に対する抵抗力(英語で、“sidewall abus
e resisitance”、イニシャルでSWARと略される)は、最良の
場合、事故的な開口に耐えなければならない缶の使用者の実際的な要求を再現し
ようとする、より複雑なパラメータである。この問題は、1995年に神戸製鋼
所によって出された、特開平08−199273号において、よく示されている
。本発明へと導いた研究の際、出願人は、パラメータSWARは、ロールの間で
の連続鋳造による帯材から製造される缶胴については、複数の要因の組み合わせ
、特に、鋳造の厚さ、鋳造の速度、液体金属の金属静力学、表面の状態および鋳
造のロールのコーティング、そして、鋳造の際の締め付け応力に依存することを
強調した。これらの要因のそれぞれの作用の影響およびメカニズムは分離される
ことはできないが、出願人は、これらのさまざまな要因について、側面の穿孔へ
の抵抗力の向上した、絞り−しごき加工による缶胴の工業的製造に適した帯材に
ともに導く調子の範囲を明らかにした。
【0028】 穿孔に対する側壁の抵抗力の特性を得るには、ワニスの被覆のない型どりさ
れた缶胴において、以下のように行われた:缶胴のおよそ半分の高さに、圧延の
方向に対して平行に並んで2つの点を標定し、2点のところで厚みを測定し、製
造ロットで獲得された平均値にもっともよく対応する点を選択する。
【0029】 缶を、その曲線に沿う、気密性シールを備えた蓋を含む気密性装置、そして
、圧力計を備えた加圧装置を装備した台の上に水平に置く。缶を、0.414M
Paの窒素の圧力で膨らませる。
【0030】 マイクロプロセッサで操作される変位センサおよび力センサつきの引っ張り
機械によって、0.5mmの曲率半径をもつSTUB鋼鉄製のポンチを、缶の表
面の選択された点に位置づける。
【0031】 力の値(ニュートンで)および刻印の垂直変位の値(ミリメートルで)を記
録しながら、毎分2mmの一定速度で、壁が破断するまで、缶胴へポンチを侵入
させる。この破断は、記録された変位/力曲線の明白な外れによって、視覚化さ
れる。変位/力曲線の下の面積は、破断の瞬間のエネルギーWを与える;それは
、側壁の穿孔に対する抵抗力を特徴づけるものであり、ここでは、“SWAR”
(sidewall abuse resisitance)と呼ばれる。
【0032】 本発明による方法は、0.300mm未満の厚さの、1500mmを超える
幅の、絞り−しごき加工による缶胴の工業的製造に完璧に適したアルミニウム合
金の帯材を獲得することを可能にする。これらの帯材において、缶胴へ塗布され
るワニスの加熱処理を模倣するための、204℃での10分の焼鈍の後、破断抵
抗力Rm>300MPa、弾性限界R0.2>265MPaおよび伸長A>4%が獲
得される。
【0033】 絞り−しごき加工による缶胴の製造は、少なくとも150000個の缶のロ
ットについて評価される、10000について1未満の率の引き抜きでの破損(
“tear off”)、30、さらには35または40mJを超える側壁の穿
孔に対する抵抗力、0.62MPaさらには0.65MPaを超える底の反転圧
力で行われる。獲得された底の反転圧力は、板材の鋳造の従来の方法による標準
合金3104での同じ厚みでの帯材で実現された、同じ形状の缶胴において獲得
されるそれと同じ程度である。
【0034】 実施例 実施例1 以下の組成の合金を精錬した: Si=0.25;Fe=0.30;Cu=0.20;Mn=1.30;Mg=1
.42、Cr=0.08、Ti=0.02
【0035】 液体の浴は、AT5Bの3kg/tの糸で精練された。それは、次に、Pe
chiney Rhenalu社の処理ポケットALPUR(トレードマーク)
において、アルゴンまたはアルゴン−塩素混合物の噴射によって、処理された。
ついで、Pechiney Rhenalu社のJUMBO3CM(トレードマ
ーク)タイプの機械において、1600mmの幅で3.7mmの厚さの帯材を、
2.1m/分の鋳造速度、帯材の幅の毎ミリメートル1.0トンの、つまり、1
600トンの締め付け応力で鋳造した。鋳造槽における金属の高さは、槽の底か
ら28と30mmの間に含まれる高さに位置し、金属と鋳造ロールとの間のアー
チは60mmであった。コーティングは、黒鉛の懸濁液である黒鉛2%のAQU
AGRAPH(登録商標)の噴射によって行われた。2本のロールは、懸濁液を
一様に分散させるために、ロールの軸に沿ってその幅いっぱいに移動する直径約
200mmのブラシでブラッシングされた。
【0036】 鋳放しの帯材は、500℃で10時間の間、均質化された。それは、ついで
、0.8mmの厚みまで、3つのスタンドのついたタンデム圧延機において、3
つのパスで、冷間で圧延された。次に、中間焼鈍が350℃で4時間の間行われ
た。ついで、帯材は、ケロシンで潤滑された単一スタンドの圧延機において2つ
のパスで、最終厚みが0.275mmになるまで圧延された。この最終厚みにつ
いての公差は、±0.005mmに決定された。
【0037】 以下の力学的特性が測定された: 破断抵抗力Rm=343MPa 0.2%での弾性限界R0.2=331MPa
伸長A=2.5%
【0038】 規格EN1669による角指標S0およびSxにおいて、2.5mmのマトリ
ックス半径、600dNのしわ押さえ治具での締め付け力、1.94のしぼり比
率、および、刻印とマトリックスとの間の遊びが61%で、異方性が測定された
。しぼり試験の際、しわ伸ばし治具は20mmの高さで解放された。規格EN1
669の補足Bによって計算されたS0およびSxの値は、それぞれ、3および6
%である。
【0039】 ワニスの加熱を模倣するための、204℃で10分間の熱処理の後、力学的
特性は: Rm=313MPa R0.2=275MPa A=5.4% となる。
【0040】 比較として、板材の鋳造、熱間圧延そして冷間圧延での従来のシリーズによ
って製造された、組成: Si=0.22 Fe=0.35 Cu=0.16 Mn=0.95 Mg=1
.20 の合金3104での同じ厚さでの帯材の力学的特性は、以下のとおりである:R m =320MPa、R0.2=300MPa、A=4.5% そして角指標S0=4
%およびSx=6%
【0041】 金属の異なる2つのコイルからの缶胴の10個のサンプルの平均において、
行程C(mm)を走らせて、厚さe(μm)の側壁にかけられた力F(N)に対
応するパラメータSWAR(mJ)を測定した。結果は、通常のシリーズによっ
て変成された合金3104の缶胴のサンプルで獲得されたそれと比較された。
【0042】 また、本発明による2つの金属コイルによる缶胴の5個のサンプルのロット
における結果の平均を出して、そして、通常の3104のコイルの、底の反転圧
力P(MPa)も測定した。結果は、表1にまとめられている:
【0043】
【表1】
【0044】 行程Cにおける圧縮の際の力Fに対する抵抗力エネルギーを表すパラメータ
SWARが、本発明によって実現された缶胴において、従来のシリーズでの合金
3104の帯材から実現されたそれにおいてよりも、はるかに高いことが確認さ
れる。底の反転圧力は、ほぼ類似しており、ビール醸造業者または炭酸飲料メー
カーの仕様(一般的に0.62MPa)よりも高い。
【0045】 実施例2 実施例1のそれと同一の、そして、同じ方法による帯材が精錬された。唯一
の相違点は、中間焼鈍の後、帯材が、一回のみのパスで、単一スタンドの圧延機
において、実施例1と同じである最終厚さまで、圧延されたことである。帯材の
すべての特性は、実施例1において獲得されたそれに類似していた。この帯材が
、絞り−しごき加工による缶胴の製造に適していることがわかった。
【0046】 実施例3 実施例1によって精錬された鋳放し帯材が、単一スタンドでの圧延機におい
て一回のパスで2.5mmの厚さまで圧延された。この冷間圧延のパスの後にな
ってはじめて、帯材は10時間の間500℃で均質化された。ついで、帯材は、
3つのスタンドつきのタンデム圧延機において、0.6mmの厚さまで、3回の
冷間圧延のパスに課せられた。中間焼鈍が350℃で4時間の間行われた。次に
、帯材は、ケロシンで潤滑された単一スタンドの圧延機で、2つのパスで、最終
厚さ0.273mmまで圧延された。この最終厚さについての公差は±0.00
5mmに決定された。
【0047】 帯材のすべての特性は、実施例1において獲得されたそれに類似していた。
最終厚みの帯材において、以下の力学的特性が測定された: Rm=300MPa R0.2=285MPa A=3.2%
【0048】 帯材が絞り−しごき加工による缶胴の製造に適していることがわかり、他の
特性は、実施例1において測定されたそれに実質的に同一であった。
【0049】 実施例4 実施例1でのように、冷間圧延された帯材が精錬されたが、ただ、中間焼鈍
が0.8mmではなくて0.6mmの厚みで行われた。最終厚みでの帯材の力学
的特性は、以下のとおりであった: Rm=310MPa R0.2=290MPa A=3.5%
【0050】 この帯材が絞り−しごき加工による缶胴の製造に適していることがわかり、
他の特性は、実施例1において測定されたそれに実質的に同一であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C22F 1/00 611 C22F 1/00 611 623 623 630 630A 630B 681 681 685 685Z 686 686B 691 691B 694 694A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ランケ,ピエール フランス共和国,エフ−68000 コルマー ル,リュ デ ボンヌ ジャン,30 (72)発明者 ソリニャック,ピエール フランス共和国,エフ−68000 コルマー ル,クロ デ ミュリエール,8 (72)発明者 シュナル,ブリュノ フランス共和国,エフ−38960 サン−テ ティエンヌ ドゥ クロシー,ロティスマ ン リヴォワール (72)発明者 バソン,フレデリック フランス共和国,エフ−38430 モアラン, リュ ドゥ ラ レピュブリック,13 (72)発明者 マイワルド,クラウス フランス共和国,エフ−38430 モアラン, レジダンス デュ パルク Fターム(参考) 4E004 DA11 MC05 NB07 NC09

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】−Mgを1.1から1.7%、Mnを1.2から1.6%、S
    iを0.05から0.45%、Feを0.05から0.60%、Cuを0.40
    %まで、Crを0.14%まで、Tiを0.08%まで、他の要素をそれぞれ0
    .07%、全体で0.25%まで、残りはアルミニウムを(重量で)含むアルミ
    ニウム合金の精錬 −ガス(好ましくはアルゴン)の噴射による、この液体合金の処理、 −ロールにコーティングが行われる、5mm未満、好ましくは4mm未満の厚み
    の帯材のロールの間での鋳造、 −2と20時間の間に含まれる時間での、450と530℃の間での帯材の均質
    化、 −複数のパスでの帯材の冷間圧延、 −1から12時間の、300と400℃の間での中間焼鈍、 −最終的な厚みまでの、単一または複数のパスでの冷間圧延 を含む、飲料の缶胴の製造に適した帯材の、絞り−しごき加工による製造方法。
  2. 【請求項2】均質化のステップが、冷間圧延の第1のステップの2つのパス
    の間に位置することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】中間焼鈍の後の圧延が、一回のみのパスで単一スタンドの圧延
    機で行われることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】帯材の最終厚みが0.280mm未満であることを特徴とする
    、請求項1から3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】マンガンの含有量が、1.2と1.4%の間に含まれることを
    特徴とする、請求項1から4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】マグネシウムの含有量が1.3と1.5%の間に含まれること
    を特徴とする、請求項1から5のいずれか1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】Mg/Mnの含有量の比率が1.05と1.15の間に含まれ
    ることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 【請求項8】Mnが1.2と1.4%の間で、Mgが1.3と1.5%の間
    で、Siが0.10と0.30%の間で、Feが0.20と0.40%の間で、
    Cuが0.10と0.35%の間で、Crが0.04と0.12の間で、 Ti
    が0.07%未満、(重量で)含まれることを特徴とする、請求項1から7のい
    ずれか1つに記載の方法。
  9. 【請求項9】鋳放しの帯材が、1600mm以上あるいは同等の幅をもつこ
    とを特徴とする、請求項1から8のいずれか1つに記載の方法。
  10. 【請求項10】鋳造速度が、2m/分を超える、好ましくは3m/分を超え
    ることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1つに記載の方法。
  11. 【請求項11】鋳造の際の締め付け応力が、帯材の幅の毎mm0.5と1.
    2トンの間に含まれることを特徴とする、請求項1から10のいずれか1つに記
    載の方法。
  12. 【請求項12】コーティングが0.2と10%の間の黒鉛を含む懸濁液で行
    われることを特徴とする、請求項1から11のいずれか1つに記載の方法。
  13. 【請求項13】鋳造の際に、鋳造ロールの表面がブラッシングされることを
    特徴とする、請求項1から12のいずれか1つに記載の方法。
  14. 【請求項14】帯材が、均質化の後、酸または塩基による化学的研磨にかけ
    られることを特徴とする、請求項1から13のいずれか1つに記載の方法。
  15. 【請求項15】0.300mm未満の最終厚みに圧延された帯材が、204
    ℃での10分の焼鈍の後、破断抵抗力Rm>300MPaおよび弾性限界R0.2
    265MPaを有することを特徴とする、請求項1から14のいずれか1つに記
    載の方法。
  16. 【請求項16】0.300mm未満の最終厚みに圧延された帯材が、204
    ℃での10分の焼鈍の後、破断に対する伸長A>4%を有することを特徴とする
    、請求項1から15のいずれか1つに記載の方法。
  17. 【請求項17】引抜きの際の破損率が、少なくとも150000個の缶胴の
    ロットについて評価されるとき、10000個の缶胴に対して1未満であること
    を特徴とする、請求項1から16のいずれか1つによる方法によって獲得された
    0.300mm未満の厚さの帯材からの絞り−しごき加工による飲料の缶胴の精
    錬方法。
  18. 【請求項18】パラメータSWARによって測定される、その側壁の穿孔に
    対する抵抗力が、30mJを超える、そして、好ましくは35mJを超えること
    を特徴とする、請求項1から16のいずれか1つに記載の方法による帯材で精錬
    される飲料の缶胴。
  19. 【請求項19】回転圧力が0.62MPaを超えることを特徴とする、請求
    項18に記載の飲料の缶胴。
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