JP2003524890A - 改良されたビームダイバージェンス優先順位を有する半導体ダイオードレーザ - Google Patents

改良されたビームダイバージェンス優先順位を有する半導体ダイオードレーザ

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JP2003524890A
JP2003524890A JP2001557127A JP2001557127A JP2003524890A JP 2003524890 A JP2003524890 A JP 2003524890A JP 2001557127 A JP2001557127 A JP 2001557127A JP 2001557127 A JP2001557127 A JP 2001557127A JP 2003524890 A JP2003524890 A JP 2003524890A
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カールフィン、ビクター・ビー
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Abstract

(57)【要約】 半導体ダイオードレーザは単一モードの垂直ファーフィールドダイバージェンスを有する特徴的な出力を有する。半導体ダイオードレーザは第1の屈折率を有する導波体103 と導波体の中心部に埋設された量子ウェル104 を含んでいる。導波体103 の一方の側面には第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有するp型のクラッド層105 が位置する。導波体103 の他方の側面には第1の屈折率よりも小さく第2の屈折率よりも大きい第3の屈折率を有するn型のクラッド層102 が位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体ダイオードレーザ、特にnおよびp型のクラッド層で非対称的
なバンドギャップおよび屈折率を有する半導体ダイオードレーザに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体ダイオードレーザは半導体材料、または導波体領域とその各側面上のク
ラッド層領域を有する材料の本体を典型的に含んでいる。導波体領域内には量子
ウェル領域等の別の領域が存在し、その領域ではダイオードが電流により適切に
バイアスされるときに光子が発生される。通常、クラッド層領域は相互に反対の
導電型であるようにドープされ、光子を導波体領域に閉じ込めようとするために
導波体領域の材料よりも低い屈折率の材料である。
【0003】 半導体レーザダイオードの多数の応用は、導波体の厚さWが、光学的なゼロ
次数のモードと量子ウェル領域との最大のオーバーラップを与える通常のレーザ
の導波体の厚さであるW0 よりも3−4倍大きい広い導波体レーザ設計から利点
を得られる。ここで参考文献とされる米国特許第5,818,860 号明細書に記載され
ているように、広い導波体の使用は光学的なゼロ次数のモードとクラッド層との
オーバーラップを最小にできる。導波体を広くすることは、クラッド層の減少さ
れた吸収のためにレーザのパワー出力を最大にし、ニアフィールド膨張のために
ミラーファセットの破局的な光学的損傷の確率を減少する二重の利点を有する。
【0004】 広い導波体から得られる利点に加えて、多数の応用は単一モード出力を必要
とする。例えば半導体ダイオードレーザはしばしば光ファイバ通信で信号増幅用
のポンプソースとして使用される。信号増幅がエルビニウムドープされたファイ
バ増幅器(EDFA)に依存するとき、単一モードのレーザ出力は増幅器に結合
する高い効率を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ある材料依存しきい値(例えば本発明により使用される材料では約
1μm)を超えて導波体領域を広くすることは付加的な光モードの発生につなが
り、したがってレーザ出力の増幅器への結合を減少する。したがって既知のダイ
オードレーザ構造はニアフィールド膨張と垂直(構造面に対して垂直)のファー
フィールドビームダイバージェンスを狭めることとの両者で限定される。前者は
レーザが所望のパワーで動作されるときにレーザファセットに損傷を起し、後者
はレーザ出力と他の装置との結合の効率を減少させる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
既知のシステムの問題を軽減するため、実質上導波体中心部に1つまたは多数
の量子ウェルを有する高パワー半導体ダイオードレーザがここで論じられる。
【0007】 本発明の実施形態は改良されたニアフィールド分布とファーフィールドダイ
バージェンスでレーザの単一モード特性を維持しながら、従来設計されたダイオ
ードよりも導波体を広くすることを可能にする。これらの結果を得るために、種
々の実施形態は導波体領域の一方の側面のクラッド層から導波体領域の他の側面
(即ち垂直方向)のクラッド層まで測定したときに屈折率分布が非対称的である
ように構成される。さらに、本発明の実施形態は量子ウェルが導波体領域の中心
に位置される種々の構造を含んでいる。
【0008】 屈折率分布の非対称性は、量子ウェルの中心位置によって導波体領域のレー
ザ放射の奇数モードを阻止しながら、ゼロではない偶数モードの導波体領域のレ
ーザ放射を阻止する。本発明の目的に対しては、用語“ゼロではない偶数モード
”と“奇数モード”は基本モードを除外する他の高次のモードを表している。
【0009】 レーザの垂直設計は、1実施形態では約20度のファーフィールドビームダ
イバージェンスを提供し、これは0.2の開口数を有する直径4μmのコアを具
備したEDFAに容易に結合される。
【0010】 本発明の1実施形態では、単一モードの半導体ダイオードレーザは導波体領
域と、p型のクラッド層とn型のクラッド層を含んでいる。導波体領域は第1の
屈折率n1 を有し、p型のクラッド層は第2の屈折率n2 を有し、n型のクラッ
ド層は第1の屈折率よりも小さく第2の屈折率よりも大きい第3の屈折率n3
有する。p型のクラッド層と導波体領域間のバンドギャップ差はn型のクラッド
層と導波体との間のバンドギャップ差よりも大きい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態は垂直構造の半導体ダイオードレーザを提供し、それは改良
された単一モードの垂直ニアフィールドビーム分布とファーフィールドビームダ
イバージェンスを与える。所望ならば、本発明の実施形態は広い導波体を有する
半導体ダイオードレーザを与える。
【0012】 本発明の実施形態は、以下説明するように、第2の装置への結合を容易にす
るファーフィールドダイバージェンスを可能にするように設計されている。例え
ば本発明の実施形態は適切なファーフィールドダイバージェンスが与えられたE
DFA装置用のポンプとして使用されることができる。本発明の目的に対しては
、広い導波体は、レーザの量子ウェル領域とオーバーラップする最大の光モード
を与える通常のレーザの導波体の厚さであるW0 よりも少なくとも約3倍以上の
厚さWを有する導波体である。
【0013】 図1は本発明の第1の実施形態による装置のバンドギャップの断面図である
。この実施形態の例はEDFAに結合するために0.98μm放射光を放射する
半導体ダイオードレーザである。装置は基板101 、n型のクラッド層102 、導波
体層の中心部に位置する量子ウェル104 を含む導波体領域103 、p型のクラッド
層105 を含んでいる。バンドギャップエネルギの差101aはn型のクラッド層と導
波体との間に存在し、バンドギャップエネルギの差102aはn型のクラッド層と導
波体との間に存在する。図1により表される実施形態では、p型のクラッド層と
導波体との間のバンドギャップエネルギの差105aはn型のクラッド層と導波体と
の間のバンドギャップエネルギの差102aよりも大きい。さらに、層102 のエネル
ギバンドギャップは層103 のエネルギバンドギャップよりも大きいが、層105 の
エネルギバンドギャップよりも小さい。
【0014】 本発明のこの実施形態では、基板101 はGaAs化合物であり、n型のクラ
ッド層102 はAlGaAsまたはInGaAsP化合物であり、導波体103 はI
nGaAsPまたはAlGaAs化合物であり、p型のクラッド層105 はAlG
aAsまたはInGaP化合物であり、量子ウェル104 はInGaAsまたはI
nGaAsP化合物を含んでいる。しかしながら本発明はこれらの化合物に限定
されない。むしろ本発明はこのような装置に実用される任意の化合物を使用する
ことができる。
【0015】 図2は、本発明の実施形態にしたがった装置の屈折率の図である。図2で見
られるように、p型のクラッド層と導波体との屈折率の差はn型のクラッド層と
導波体との屈折率の差よりも大きく、したがって導波体で単一モードビームを伝
播するため非対称的な光閉込めを形成する。
【0016】 図3は、与えられた材料のセットに対する導波体幅の関数としての、半値全
幅(FWHM)により測定された本発明の0.98μmの実施形態のファーフィ
ールドダイバージェンスを表したグラフである。この図は所望のファーフィール
ドダイバージェンスを有する装置を設計するために使用されることができる。例
えばこの図で認められるように、20度のFWHMを有するファーフィールドダ
イバージェンスが所望ならば、導波体を0.5μm乃至2.7μmの幅にするこ
とができる。
【0017】 20度の垂直ダイバージェンスを与える導波体の厚さの値はクラッド層と導
波体の化合物に依存するが、ほぼレーザの出力波長に比例する。ドープレベルお
よびクラッド層におけるドープ不純物の垂直分布は2つの条件に基づいて最適に
されるべきである。第1に、装置の抵抗は最小にされるべきである。第2に、非
均一性による散乱とアクチブ領域における吸収によって生じる他の型の内部損失
よりも高い付加的な光の損失が発生することを避ける必要がある。
【0018】 第2の条件は、クラッド層に対する光フィールド貫通が非対称的な広い導波
体構造の場合に非常に小さいので、少なくとも中程度の導波体の厚さの設計につ
いて考慮されるべきである。非対称構造では、光フィールドはn型のクラッド層
でのみ貫通し、nドープ処理は付加的な光損失により限定されるべきである。p
型のクラッド層では、1〜3×1018cm-3の等級のドープ濃度が使用されるこ
とができる。
【0019】 当業者はクラッド層領域の厚さが基板(または接触層(図面では図示せず)
)に対する光フィールド貫通による損失を防止するのに十分な大きさであるべき
であることを認識するであろう。例えば、前述の化合物では、厚さが1乃至1.
5μmの厚さを有するp型のクラッド層が十分である。n型のクラッド層では、
厚さは広い導波体(例えば2.7μm)を示す実施形態と中程度の厚さの導波体
(例えば0.5μm)を示す実施形態とでは異なる。広い導波体の実施形態では
、n型のクラッド層の厚さはp型のクラッド層の厚さ(例えば〜1μm)と同一
であることができる。中程度の厚さの導波体の実施形態では、3〜4μmのクラ
ッド層の厚さが使用されることができる。
【0020】 図4は本発明の実施形態にしたがった装置のエネルギのバンドギャップの断
面図である。この実施形態では、半導体ダイオードレーザは1.4μmの放射光
を放射する。この実施形態では、基板401 はInP化合物であり、n型のクラッ
ド層402 はInGaAsPまたはInGaAlAs化合物であり、導波体403 は
InGaAsPまたはInGaAlAs化合物であり、p型のクラッド層405 は
InPまたはInAlAs化合物である。量子ウェルはInGaAsPまたはI
nGaAsまたはInGaAlAs化合物である。典型的なケースでは、導波体
403 は中心に位置するまたは複数の量子ウェル404 を含んでいる。図1の実施形
態のように、n型のクラッド層402 と導波体403 との間のバンドギャップ差402a
はp型のクラッド層405 と導波体403 との間のバンドギャップ差405aよりも小さ
い。
【0021】 図5は図4で示されている実施形態のレーザ構造の垂直距離の関数としての
屈折率のグラフであるが、2つの量子ウェルを有している。このコンテキストで
は、用語“垂直”はこの図のコンテキストで理解されるものであり、絶対的な方
向ではないことが認識されるべきである。換言すると、屈折率は図5では図4で
示されている下から上のレーザ構造に対応して、左から右の距離の関数として示
されている。本発明の実施形態の特徴のように、p型のクラッド層405 と導波体
403 間の屈折率の差はn型のクラッド層402 と導波体403 間の屈折率の差よりも
大きい。
【0022】 図4および図5の実施形態の垂直のファーフィールドビームダイバージェン
スは図6に示されているように導波体幅の関数である。この図面で見られるよう
に、20度のFWHMを有するファーフィールドダイバージェンスが所望ならば
、約0.5μm(中程度の導波体の厚さ)または3.5μm(広い導波体)の導
波体の厚さを選択することができる。
【0023】 図7および図8は、導波体幅の関数としての光閉じ込め係数のグラフである
。図7は0.98μmの光閉じ込め係数を表し、図8は1.48μmレーザの光
閉じ込め係数を表している。これらの図面の垂直の破線は約20°〜22°の垂
直ダイバージェンスを与える導波体の厚さを意味する。破局的な光学的損傷が生
じるパワーレベルは光閉じ込め係数に反比例するので、この光閉じ込めの減少は
高パワー動作に対して有効である。約2.5μmの導波体の厚さでは、光閉じ込
め係数は半分にされ、最大の出力パワーは2倍になることが予測される。
【0024】 2つの屈折率ステップ(即ち一方ではp型のクラッド層と導波体との間、他
方ではn型のクラッド層と導波体との間)の非対称性を最大にすることにより、
発生されたレーザ放射に付加的な横方向モードを導入せずに使用されることがで
きる導波体の幅を最大にできる。2つの屈折率ステップの非対称性は2つのバン
ドギャップ差(即ち一方ではp型のクラッド層と導波体との間のバンドギャップ
差、他方ではn型のクラッド層と導波体との間のバンドギャップ差)間の非対称
性に依存する。したがって、導波体のn型のクラッド層側の屈折率ステップを最
小にしながら、導波体のp型のクラッド層側の屈折率ステップを最大にすること
によってゼロではない偶数の横方向モードを導入せずに最も広い導波体を可能に
する。
【0025】 屈折率n2 とn3 における最大の導波体の厚さW2 の依存は式(1)により
与えられる。勿論、この式は論理的な最大値を与え、実際には等号は正確に等し
いわけではない。選択されたn2 とn3 では、厚さW2 を有する中心に位置する
量子ウェルを有する導波体は横方向(垂直)ゼロ次のモードでレーザ動作を行い
、最大の広いニアフィールド分布と最小のファーフィールドダイバージェンスを
有する。第1および他の偶数のモードはW≦W2 で存在しない(実際には、この
不等号は“より小さいかまたはほぼ等しい”になる)。さらに、奇数モードレー
ザ放射は導波体中の量子ウェルを中心に位置させることにより消去される。
【数3】
【0026】 この式で、λは放射波長であり、n1 は導波体の屈折率であり、n3 はnクラッ
ド層の屈折率であり、n2 はpクラッド層の屈折率であり、ηは次式で与えられ
る。
【数4】
【0027】 所望の屈折率分布は以下の2つの基準が満たされたとき、本発明の1実施形態
で実現されることができる。第1に、p型のクラッド層はバンドギャップが最大
にされるように選択されなければならない。第2に、n型のクラッド層は、導波
体のバンドギャップをkT程度の量だけ超えるバンドギャップをn型のクラッド
層が有するように選択されなければならない。ここでkはボルツマン定数であり
、Tは動作中の装置の絶対温度である。
【0028】 本発明を単に例示の目的で幾つかの実施形態に関して説明した。当業者は、
この説明から、本発明が説明した実施形態に限定されるのではなく、特許請求の
範囲によってのみ限定を受ける変形と変更を伴って実施されてもよいことを認識
するであろう。特に、説明と理解を容易にするため、本発明を特定の実施形態(
0.98μmレーザと1.48μmレーザ)に関して説明した。しかしながら、
任意の既知の実施可能な材料とそれらの対応する厚さは、前述したバンドギャッ
プ、屈折率、導波体の厚さ間の機能関係が前述の光閉じ込めおよび分布/ダイバ
ージェンスの基準を満たす限り使用されることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態にしたがった装置のバンドギャップ断面図。
【図2】 本発明の第1の実施形態にしたがった装置の屈折率分布図。
【図3】 本発明の1実施形態にしたがった導波体幅の関数としての、半値全幅により測
定されたファーフィールドダイバージェンスのグラフ。
【図4】 本発明の1実施形態にしたがった装置のバンドギャップ断面図。
【図5】 本発明の1実施形態にしたがった装置の屈折率分布図。
【図6】 本発明の1実施形態にしたがった導波体幅の関数としての、半値全幅により測
定されたファーフィールドダイバージェンスのグラフ。
【図7】 本発明の1実施形態にしたがった導波体の幅の関数としての光閉じ込め係数の
グラフ。
【図8】 本発明の1実施形態にしたがった導波体の幅の関数としての光閉じ込め係数の
グラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),CA,C N,JP (72)発明者 カールフィン、ビクター・ビー アメリカ合衆国、ニュージャージー州 08520 ハイツタウン、ヒッコリー・コー ナー・ロード 152、アパートメント 915 (72)発明者 コノリー、ジョン・シー アメリカ合衆国、ニュージャージー州 08510 クラークスバーグ、ライト・コー ト 5 Fターム(参考) 5F073 AA45 AA74 CA07 CA13 CA15 CB02 EA19 EA24 EA28

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半値全幅(FWHM)を有する垂直のファーフィールドダイ
    バージェンスを有する特性の出力を有する半導体ダイオードレーザにおいて、 (a)第1の屈折率を有し、実質上中心に位置する量子ウェルと、第1の側面
    と第2の側面とを有している導波体領域と、 (b)第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有し、第1の側面上に位置す
    るp型のクラッド層と、 (c)第1の屈折率よりも小さく第2の屈折率よりも大きい第3の屈折率を有
    し、第2の側面上に位置するn型のクラッド層とを具備している半導体ダイオー
    ドレーザ。
  2. 【請求項2】 導波体領域は、ファーフィールドダイバージェンスが出力と
    第2の装置との結合を容易にするような幅を有している請求項1記載の半導体ダ
    イオードレーザ。
  3. 【請求項3】 前記導波体領域は広い導波体領域である請求項1記載の半導
    体ダイオードレーザ。
  4. 【請求項4】 前記(c)で示されている制約を受けて、第2の屈折率は最
    小にされ、第3の屈折率は最大にされる請求項3記載の半導体ダイオードレーザ
  5. 【請求項5】 前記導波体領域は幅W2 を有し、前記レーザは波長λの放射
    を発生し、幅W2 は次式、即ち、 【数1】 により定められ、λは放射波長であり、n1 は第1の屈折率であり、n3 は第3
    の屈折率であり、n2 は第2の屈折率であり、ηは、 【数2】 によって与えられる請求項1記載の半導体ダイオードレーザ。
  6. 【請求項6】 導波体領域はFWHMが約20度のみであるように選択され
    た幅を有する請求項1記載の半導体ダイオードレーザ。
  7. 【請求項7】 p型のクラッド層は化合物AlGaAsと、化合物InGa
    Pの少なくとも1つであり、n型のクラッド層は化合物AlGaAsと、化合物
    InGaAsPの少なくとも1つである請求項5記載の半導体ダイオードレーザ
  8. 【請求項8】 p型のクラッド層は化合物InPであり、n型のクラッド層
    は化合物InGaAsPである請求項5記載の半導体ダイオードレーザ。
JP2001557127A 2000-01-20 2001-01-19 改良されたビームダイバージェンス優先順位を有する半導体ダイオードレーザ Pending JP2003524890A (ja)

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