JP2003523988A5 - - Google Patents

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JP2003523988A5
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 一酸化窒素シンターゼ活性の阻害が有効である疾患または病状の処置または予防のための医薬の製造における、式(I)
【化1】
Figure 2003523988
{式中、
XおよびYは独立してC1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、ハロゲン、CF、OCF、CN、C≡CH、S(O)CH、S(O)CF、NOまたはNHCHOを表し;
mおよびpは独立して整数0、1または2を表し;
ZはHまたはフッ素を表し;
VはOを表し;
Wはフェニル、またはO、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員芳香族複素環を表し;該フェニルまたは芳香族複素環は、所望によりハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、OH、CN、NOまたはNRから独立して選択される1以上の置換基により置換されていてもよく;該アルキルまたはアルコキシ基は、所望により1以上のフッ素原子によりさらに置換されていてもよく;
およびRは独立してH、C1〜4アルキルまたはC3〜6シクロアルキルを表し;該アルキル基は、所望によりC1〜4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、NR、フェニル、またはO、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員芳香族もしくは飽和複素環により置換されていてもよく;該フェニルまたは芳香族複素環は、所望によりハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、CF、OCF、CNもしくはNOによりさらに置換されていてもよく;
あるいは、NR基は、一体となって、所望により、O、SまたはNRから選択されるさらに1個のヘテロ原子を組み込んでいてもよい4〜8員飽和アザ環を表し;該環は、所望によりC1〜4アルキル、C1〜4アルコキシまたはOHにより置換されていてもよく;該アルキル基は、所望によりC1〜4アルコキシ、OHまたはNR10により置換されていてもよく;
あるいは、NR基は、一体となって、さらに1個の窒素原子を所望により組み込んでいてもよい5員芳香族アザ環の一部を表し;
、R、R、R、RおよびR10は独立してHまたはC1〜4アルキルを表し;
はHまたはC1〜6アルキルを表し;該アルキル基は、所望によりC1〜4アルコキシ、OH、NR1112、フェニル、またはO、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員芳香族複素環もしくは飽和複素環により置換されていてもよく;該フェニルまたは芳香族複素環は、所望によりハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、CF、OCF、CNまたはNOによりさらに置換されていてもよく;
11およびR12は独立してHまたはC1〜4アルキルを表す。}
で示される化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体の使用。
【請求項2】 阻害されるのが優先的に誘導型一酸化窒素シンターゼである、請求項1に記載の使用。
【請求項3】 炎症性疾患の処置または予防のための医薬の製造における、請求項1に記載の式(I)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体の使用。
【請求項4】 疾患が炎症性腸疾患である、請求項3に記載の使用。
【請求項5】 疾患がリウマチ様関節炎である、請求項3に記載の使用。
【請求項6】 疾患が骨関節炎である、請求項3に記載の使用。
【請求項7】 疼痛の処置または予防のための医薬の製造における、請求項1に記載の式(I)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体の使用。
【請求項8】 炎症性疾患の処置または予防のための医薬の製造における、COX−2阻害剤と組み合わせた請求項1に記載の式(I)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体の使用。
【請求項9】 一酸化窒素シンターゼ活性の阻害が有効であるヒトの疾患または病状を処置する、またはそのリスクを軽減する方法であって、治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体をかかる疾患または病状を患うかまたはそのリスクが高いヒトに投与することを含む方法。
【請求項10】 阻害されるのが優先的に誘導型一酸化窒素シンターゼである、請求項9に記載の処置方法。
【請求項11】 炎症性疾患を患うかまたはそのリスクがあるヒトにおいてかかる疾患を処置する、またはそのリスクを軽減する方法であって、請求項1に記載の式(I)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体の治療上有効量をそのヒトに投与することを含む方法。
【請求項12】 疾患が炎症性腸疾患である、請求項11に記載の処置方法。
【請求項13】 疾患がリウマチ様関節炎である、請求項11に記載の処置方法。
【請求項14】 疾患が骨関節炎である、請求項11に記載の処置方法。
【請求項15】 疼痛患うかまたはそのリスクがあるヒトにおいてかかる病状を処置する、またはそのリスクを軽減する方法であって、治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体をそのヒトに投与することを含む方法。
【請求項16】 炎症性疾患を患うかまたはそのリスクがあるヒトにおいてかかる疾患を処置する、またはそのリスクを軽減する方法であって、治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体とCOX−2阻害剤との組合せをそのヒトに投与することを含む方法。
【請求項17】 一酸化窒素シンターゼ活性の阻害が有効である疾患または病状の処置または予防に用いる、薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合した、治療上有効量の式(I)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体を含む医薬製剤。
【請求項18】 一酸化窒素シンターゼの誘導型イソ型の酵素活性の阻害が有効である疾患または病状の処置または予防に用いる、薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合した、治療上有効量の式(I)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体を含む医薬製剤。
【請求項19】 炎症性疾患の処置または予防に用いる、請求項17に記載の医薬製剤。
【請求項20】 式(Ia)
【化2】
Figure 2003523988
{式中、
XおよびYは独立してC1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、ハロゲン、CF、OCF、CN、C≡CH、S(O)CH、S(O)CF、NOまたはNHCHOを表し;
mおよびpは独立して整数0、1または2を表し;
ZはHまたはフッ素を表し;
VはOを表し;
Wはフェニル、またはO、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員芳香族複素環を表し;該フェニルまたは芳香族複素環は、所望によりハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、OH、CN、NOまたはNRから独立して選択される1以上の置換基により置換されていてもよく;該アルキルまたはアルコキシ基は、所望により1以上のフッ素原子によりさらに置換されていてもよく;
およびRは独立してH、C1〜4アルキルまたはC3〜6シクロアルキルを表し;該アルキル基は、所望によりC1〜4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、NR、フェニル、またはO、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員芳香族もしくは飽和複素環により置換されていてもよく;該フェニルまたは芳香族複素環は、所望によりハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、CF、OCF、CNもしくはNOによりさらに置換されていてもよく;
あるいは、NR基は、一体となって、所望により、O、SまたはNRから選択されるさらに1個のヘテロ原子を組み込んでいてもよい4〜8員飽和アザ環を表し;該環はOHにより、あるいはC1〜4アルコキシ、OHまたはNR10によって置換されたC1〜4アルキルにより置換され;
あるいは、NR基は、一体となって、所望により、さらに1個の窒素原子を組み込んでいてもよい5員芳香族アザ環の一部を表し;
、R、R、R、RおよびR10は独立してHまたはC1〜4アルキルを表し;
はHまたはC1〜6アルキルを表し;該アルキル基は、所望によりC1〜4アルコキシ、OH、NR1112、フェニル、またはO、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員芳香族複素環もしくは飽和複素環により置換されていてもよく;該フェニルまたは芳香族複素環は、所望によりハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、CF、OCF、CNまたはNOによりさらに置換されていてもよく;
11およびR12は独立してHまたはC1〜4アルキルを表す。}
で示される化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体
(ただし、Wが所望により置換されていてもよいフェニル、チエニル、フラニルまたはピロリルを表し、かつ、RがH、C1〜4アルキル、または所望によりC1〜4アルコキシにより置換されていてもよいC3〜6シクロアルキルを表す場合、RはH、C1〜4アルキル、または所望によりC1〜4アルコキシにより置換されていてもよいC3〜6シクロアルキルではなく;また、
Wがチアゾリルまたはピリジルを表す場合、ZがFを表すか、あるいはXおよびYの少なくとも1つがCNを表すか、あるいはRおよびRが独立してHまたはCHを表さないかのいずれかである。)。
【請求項21】 XおよびYが独立してBr、Cl、CH、CFまたはCNを表す、請求項20に記載の式(Ia)の化合物。
【請求項22】 Wが、O、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む、所望により置換されていてもよい5もしくは6員芳香族複素環を表す、請求項20に記載の式(Ia)の化合物。
【請求項23】 RおよびRが独立してHまたはメチルを表す、請求項20に記載の式(Ia)の化合物。
【請求項24】 2−[[(3R)−3−(2,5−ジクロロフェノキシ)−3−(2−チエニル)プロピル]アミノ]エタノール;
4−クロロ−2−{[(1R)−3−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)−1−フェニルプロピル]オキシ}−ベンゾニトリル;
4−クロロ−2−{[(1R)−3−[(2−ヒドロキシエチル)メチルアミノ]−1−フェニルプロピル]オキシ}−ベンゾニトリル;
4−クロロ−2−{[(1R)−3−[(3R)−3−ヒドロキシピロリジニル]−1−フェニルプロピル]オキシ}−ベンゾニトリル;
4−クロロ−2−{[(1R)−3−[(3S)−3−ヒドロキシピロリジニル]−1−フェニルプロピル]オキシ}−ベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−[3−(メチルアミノ)−1−(2−ピリミジニル)プロポキシ]ベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−({(1R)−3−[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]−1−フェニルプロピル}オキシ)ベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−[[(1R)−1−(3−フラニル)−3−(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]プロピル]オキシ}ベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−{[(1R)−3−[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]−1−(3−チエニル)プロピル]オキシ}ベンゾニトリル;
4−ブロモ−5−フルオロ−2−({(1R)−3−[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]−1−フェニルプロピル}オキシ)ベンゾニトリル;
4−ブロモ−5−フルオロ−2−({(1R)−1−(3−フラニル)−3−[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]プロピル}オキシ)ベンゾニトリル;
4−ブロモ−5−フルオロ−2−{[(1R)−3−[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]−1−(3−チエニル)プロピル]オキシ}ベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−[[(1R)−3−[[(5−メチルピラジニル)メチル]アミノ]−1−フェニルプロピル]オキシ]ベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−[[(1R)−3−[(1H−イミダゾール−2−イルメチル)アミノ]−1−フェニルプロピル]オキシ]ベンゾニトリル;
4−クロロ−2−[[(1R)−3−[[2−(ジメチルアミノ)エチル]アミノ]−1−フェニルプロピル]オキシ]−5−フルオロベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−[[(1R)−3−[[2−(4−モルホリニル)エチル]アミノ]−1−フェニルプロピル]オキシ]ベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−[[(1R)−3−[[2−(1H−イミダゾール−1−イル)エチル]アミノ]−1−フェニルプロピル]オキシ]ベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−[[(1R)−3−[[2−(1H−イミダゾール−4−イル)エチル]アミノ]−1−フェニルプロピル]オキシ]ベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−[[(1R)−3−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1−フェニルプロピル]オキシ]ベンゾニトリル;
2−[[(1R)−3−[(2−アミノエチル)アミノ]−1−フェニルプロピル]オキシ]−4−クロロ−5−フルオロベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−[[(1R)−1−フェニル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)アミノ]プロピル]オキシ]ベンゾニトリル;
2−{[(1R)−3−アミノ−1−(2−チアゾリル)プロピル]オキシ}−4−クロロベンゾニトリル;
4−クロロ−2−{[(1R)−3−(メチルアミノ)−1−(2−チアゾリル)プロピル]オキシ}ベンゾニトリル;
2−[3−アミノ−1−(2−オキサゾリル)プロポキシ]−4−クロロベンゾニトリル;
γ−(2,5−ジクロロフェノキシ)−2−オキサゾールプロパンアミン;
2−[[−3−アミノ−1−(3−ピリジニル)プロピル]オキシ]−4−クロロ−5−フルオロベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−[3−(メチルアミノ)−1−(3−ピリジニル)プロポキシ]ベンゾニトリル;
2−[3−アミノ−1−(6−メトキシ−2−ピリジニル)プロポキシ]−4−クロロ−5−フルオロベンゾニトリル;
2−[3−アミノ−1−(1,6−ジヒドロ−6−オキソ−2−ピリジニル)プロポキシ]−4−クロロ−5−フルオロベンゾニトリル;
2−[3−アミノ−1−(6−ブロモ−3−ピリジニル)プロポキシ]−4−クロロベンゾニトリル;
2−[[3−アミノ−1−(5−イソキサゾリル)プロピル]オキシ]−4−クロロベンゾニトリル;
4−クロロ−2−[3−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1−(5−イソキサゾリル)プロポキシ]ベンゾニトリル;
(R)−γ−(2,5−ジクロロフェノキシ)−5−イソキサゾールプロパンアミン;
4−クロロ−5−フルオロ−2−[[(1R)−3−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1−(3−チエニル)プロピル]オキシ]ベンゾニトリル;
2−[[(1R)−3−[(2−アミノエチル)アミノ]−1−(3−チエニル)プロピル]オキシ]−4−クロロ−5−フルオロ−ベンゾニトリル;
4−クロロ−2−[3−(メチルアミノ)−1−(2−チアゾリル)プロポキシ]−ベンゾニトリル;
2−[[(1R)−3−アミノ−1−(2−チアゾリル)プロピル]オキシ]−4−クロロ−5−フルオロ−ベンゾニトリル;
4−クロロ−5−フルオロ−2−{[(1R)−3−[(2−フルオロエチル)アミノ]−1−フェニルプロピル]オキシ}ベンゾニトリル;
3−[[(3R)−3−(2,5−ジクロロフェノキシ)−3−フェニルプロピル]アミノ]−1−プロパノール;
1−[(3R)−3−(2,5−ジクロロフェノキシ)−3−フェニルプロピル]−4−ピペリジンメタノール;
N−[(3R)−3−(2,5−ジクロロフェノキシ)−3−フェニルプロピル]−2−チオフェンメタンアミン;
N−[(3R)−3−(2,5−ジクロロフェノキシ)−3−フェニルプロピル]−5−メチル−2−フランメタンアミン;
5−フルオロ−2−[[(1R)−3−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1−(3−イソキサゾリル)プロピル]オキシ]−4−メチル−ベンゾニトリル;
2−[[(1R)−3−アミノ−1−(3−イソキサゾリル)プロピル]オキシ]−5−フルオロ−4−メチル−ベンゾニトリル;
4−クロロ−2−[[(1R)−3−[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]−1−(3−イソキサゾリル)プロピル]オキシ]ベンゾニトリル;
2−[[(1R)−3−アミノ−1−(3−イソキサゾリル)プロピル]オキシ]−4−クロロ−ベンゾニトリル;
2−[[(1R)−3−アミノ−1−(3−イソキサゾリル)プロピル]オキシ]−4−クロロ−5−フルオロ−ベンゾニトリル;
(R)−γ−(2,5−ジクロロフェノキシ)−3−イソキサゾールプロパンアミン;
2−[[(1R)−3−アミノ−1−(3−イソキサゾリル)プロピル]オキシ]−4−(トリフルオロメチル)−ベンゾニトリル;
2−[[(1R)−3−アミノ−1−(5−メチル−3−イソキサゾリル)プロピル]オキシ]−4−クロロ−5−フルオロ−ベンゾニトリル
である請求項20に記載の式(Ia)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体。
【請求項25】 医薬として使用するための、請求項20〜24のいずれかに記載の式(Ia)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体。
【請求項26】 薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合した、請求項20〜24のいずれかに記載の式(Ia)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体を含む、医薬組成物。
【請求項27】 請求項20〜24のいずれかに記載の式(Ia)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体の製造方法であって、
(a)式(II)
【化3】
Figure 2003523988
(式中、X、Y、VおよびZは請求項20で定義された通り)
の化合物を式(III)
【化4】
Figure 2003523988
(式中、W、RおよびRは請求項20で定義された通り)
の化合物と反応させるか;あるいは
(b)式(IV)
【化5】
Figure 2003523988
(式中、X、YおよびZは請求項20で定義された通りであり、Lは脱離基を表す)
の化合物を式(V)
【化6】
Figure 2003523988
(式中、R、R、VおよびWは請求項20で定義された通り)
の化合物と反応させるか;あるいは
(c)式(VI)
【化7】
Figure 2003523988
(式中、X、Y、V、WおよびZは請求項20で定義された通りであり、Lは脱離基である)
の化合物を式(VII)
【化8】
Figure 2003523988
(式中、RおよびRは請求項20で定義された通り)
の化合物と反応させるか;あるいは
(d)式(II)
【化9】
Figure 2003523988
(式中、X、Y、VおよびZは請求項20で定義された通り)
の化合物を式(VIII)
【化10】
Figure 2003523988
(式中、R、RおよびWは請求項20で定義された通りであり、Lは脱離基である)
の化合物と反応させるか;あるいは
(e)式(IX)
【化11】
Figure 2003523988
(式中、X、Y、V、WおよびZは請求項20で定義された通りであり、Gは還元するとNR基へ変換される基である)
還元し
必要であれば、得られた式(Ia)の化合物またはその他の塩を薬学的に許容されるその塩へ変換するか、あるいは得られた式(Ia)の化合物を式(Ia)のさらなる化合物へ変換し、さらに所望により得られた式(Ia)の化合物をその光学異性体へ変換することを含む方法。
(発明の背景)
一酸化窒素は哺乳類の細胞において特定の一酸化窒素シンターゼ(NOS)の作用によりL−アルギニンから産生される。これらの酵素は、構成NOS(cNOS)と誘導NOS(iNOS)の2つの異なる種類に属している。現在のところ、2種の構成NOSと1種の誘導NOSが確認されている。構成NOSのうち内皮酵素(ecNOS)は平滑筋の弛緩ならびに血圧および血流の調節に関与し、一方、神経酵素(ncNOS)は神経伝達物質として働き、脳虚血のような種々の生体機能の調節に関与しているようである。誘導NOSは炎症性疾患の病因に関連づけられている。従ってこれらの酵素の調節は多様な疾患の処置にかなりの可能性をもたらすはずである(J. E. Macdonald, Ann. Rep. Med. Chem., 1996, 31, 221-230).
(発明の説明)
本発明によれば、一酸化窒素シンターゼ活性の阻害が有効である疾患または病状の処置または予防のための医薬の製造における、式(I)
Figure 2003523988
{式中、
XおよびYは独立してC1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、ハロゲン、CF、OCF、CN、C≡CH、S(O)CH、S(O)CF、NOまたはNHCHOを表し;
mおよびpは独立して整数0、1または2を表し;
ZはHまたはフッ素を表し;
VはOを表し;
Wはフェニル、またはO、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員芳香族複素環を表し;該フェニルまたは芳香族複素環は、所望によりハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、OH、CN、NOまたはNRから独立して選択される1以上の置換基により置換されていてもよく;該アルキルまたはアルコキシ基は、所望により1以上のフッ素原子によりさらに置換されていてもよく;
およびRは独立してH、C1〜4アルキルまたはC3〜6シクロアルキルを表し;該アルキル基は、所望によりC1〜4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、NR、フェニル、またはO、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員芳香族もしくは飽和複素環により置換されていてもよく;該フェニルまたは芳香族複素環は、所望によりハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、CF、OCF、CNもしくはNOによりさらに置換されていてもよく;
あるいは、NR基は、一体となって、所望により、O、SまたはNRから選択されるさらに1個のヘテロ原子を組み込んでいてもよい4〜8員飽和アザ環を表し;該環は、所望によりC1〜4アルキル、C1〜4アルコキシまたはOHにより置換されていてもよく;該アルキル基は、所望によりC1〜4アルコキシ、OHまたはNR10により置換されていてもよく;
あるいは、NR基は、一体となって、所望により、さらに1個の窒素原子を組み込んでいてもよい5員芳香族アザ環の一部を表し;
、R、R、R、RおよびR10は独立してHまたはC1〜4アルキルを表し;
はHまたはC1〜6アルキルを表し;該アルキル基は、所望によりC1〜4アルコキシ、OH、NR1112、フェニル、またはO、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員芳香族複素環もしくは飽和複素環により置換されていてもよく;該フェニルまたは芳香族複素環は、所望によりハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、CF、OCF、CNまたはNOによりさらに置換されていてもよく;
11およびR12は独立してHまたはC1〜4アルキルを表す}
で示される化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体の使用が提供される。
別の観点において、本発明は、一酸化窒素シンターゼの誘導型イソ型の酵素活性の阻害が有効である疾患または病状の処置または予防のための医薬の製造における、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体の使用を提供する。
さらに本発明によれば、一酸化窒素シンターゼの誘導型イソ型の酵素活性の阻害が有効である疾患または病状を処置する、またはそのリスクを軽減する方法も提供し、該方法は治療上有効量の式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体をかかる疾患または病状を患う、またはそのリスクがあるヒトに投与することを含む。
別の好ましい観点において、本発明は、一酸化窒素シンターゼの誘導型イソ型の酵素活性の阻害が有効である疾患または病状の処置または予防において使用するための、薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合した治療上有効量の式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体を含む医薬製剤を提供する。
また式(I)の化合物は、有利には、第2の薬学的に有効な物質と組み合わせて、特にシクロオキシゲナーゼの誘導型イソ型(COX−2)の選択的阻害剤と組み合わせて使用され得る。このように、本発明のさらなる観点において、炎症、炎症性疾患および炎症関連疾患の処置のためのCOX−2阻害剤と組み合わせた、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体の使用が提供される。また、炎症、炎症性疾患および炎症関連疾患を患うかまたはそのリスクがあるヒトにおいてかかる疾患または病状を処置する、またはリスクを軽減する方法が提供され、該方法はそのヒトにCOX−2阻害剤と組み合わせた、治療上有効量の式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体を投与することを含む。
式(I)のある化合物は新規なものである。従って本発明のさらなる観点は、式(Ia)
Figure 2003523988
{式中、
XおよびYは独立してC1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、ハロゲン、CF、OCF、CN、C≡CH、S(O)CH、S(O)CF、NOまたはNHCHOを表し;
mおよびpは独立して整数0、1または2を表し;
ZはHまたはフッ素を表し;
VはOを表し;
Wはフェニル、またはO、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員芳香族複素環を表し;該フェニルまたは芳香族複素環は、所望によりハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、OH、CN、NOまたはNRから独立して選択される1以上の置換基により置換されていてもよく;該アルキルまたはアルコキシ基は、所望により1以上のフッ素原子によりさらに置換されていてもよく;
およびRは独立してH、C1〜4アルキルまたはC3〜6シクロアルキルを表し;該アルキル基は、所望によりC1〜4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、NR、フェニル、またはO、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員芳香族もしくは飽和複素環により置換されていてもよく;該フェニルまたは芳香族複素環は、所望によりハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、CF、OCF、CNもしくはNOによりさらに置換されていてもよく;
あるいは、NR基は、一体となって、所望により、O、SまたはNRから選択されるさらに1個のヘテロ原子を組み込んでいてもよい4〜8員飽和アザ環を表し;該環はOHにより、あるいはC1〜4アルコキシ、OHまたはNR10によって置換されたC1〜4アルキルにより置換され;
あるいは、NR基は、一体となって、所望により、さらに1個の窒素原子を組み込んでいてもよい5員芳香族アザ環の一部を表し;
、R、R、R、RおよびR10は独立してHまたはC1〜4アルキルを表し;
はHまたはC1〜6アルキルを表し;該アルキル基は、所望によりC1〜4アルコキシ、OH、NR1112、フェニル、またはO、SおよびNから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員芳香族複素環もしくは飽和複素環により置換されていてもよく;該フェニルまたは芳香族複素環は、所望によりハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、CF、OCF、CNまたはNOによりさらに置換されていてもよく;
11およびR12は独立してHまたはC1〜4アルキルを表す}
で示される化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体
(ただし、Wが所望により置換されていてもよいフェニル、チエニル、フラニルまたはピロリルを表し、かつ、RがH、C1〜4アルキル、またはC1〜4アルコキシにより所望により置換されていてもよいC3〜6シクロアルキルを表す場合、RはH、C1〜4アルキル、またはC1〜4アルコキシにより所望により置換されていてもよいC3〜6シクロアルキルではなく;また、
Wがチアゾリルまたはピリジルを表す場合、ZがFを表すか、あるいはXおよびYの少なくとも1つがCNを表すか、あるいはRおよびRが独立してHまたはCHを表さないかのいずれかである)。
本発明によれば、式(Ia)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーもしくはラセミ体の製造方法であって、
(a)式(II)
Figure 2003523988
(式中、X、Y、VおよびZは式(Ia)で定義された通り)
の化合物を式(III)
Figure 2003523988
(式中、W、RおよびRは式(Ia)で定義された通り)
の化合物と反応させるか;あるいは
(b)式(IV)
Figure 2003523988
(式中、X、YおよびZは式(Ia)で定義された通りであり、Lは脱離基を表す)
の化合物を式(V)
Figure 2003523988
(式中、R、R、VおよびWは式(Ia)で定義された通り)
の化合物と反応させるか;あるいは
(c)式(VI)
Figure 2003523988
(式中、X、Y、V、WおよびZは式(Ia)で定義された通りであり、Lは脱離基である)
の化合物を式(VII)
Figure 2003523988
(式中、RおよびRは式(Ia)で定義された通り)
の化合物と反応させるか;あるいは
(d)式(II)
Figure 2003523988
(式中、X、Y、VおよびZは式(Ia)で定義された通り)
の化合物を式(VIII)
Figure 2003523988
(式中、R、RおよびWは式(Ia)で定義された通りであり、Lは脱離基である)
の化合物と反応させるか;あるいは
(e)式(IX)
Figure 2003523988
(式中、X、Y、V、WおよびZは式(Ia)で定義された通りであり、Gは還元するとNR基へ変換される基である)
還元し
必要であれば、得られた式(Ia)の化合物またはその他の塩を薬学的に許容されるその塩へ変換するか、あるいは得られた式(Ia)の化合物を式(Ia)のさらなる化合物へ変換し、さらに所望により得られた式(Ia)の化合物をその光学異性体へ変換することを含む方法を提供する。
式(Ia)の化合物およびそれらの薬学的に許容される塩、エナンチオマーおよびラセミ体は動物において薬理作用を持つことから有用である。特に式(I)および(Ia)の化合物は一酸化窒素シンターゼ酵素の阻害剤として有効である。より詳しくは、それらは一酸化窒素シンターゼ酵素の誘導型イソ型の阻害剤であり、それ自体、処置に、例えば抗炎症薬として有用であると推測される。またそれらは一酸化窒素シンターゼ酵素の神経イソ型の阻害剤としての有用性を持ち得る。
b) 4−クロロ−2−[3−(メチルアミノ)−1−フェニルプロポキシ]ベンゾニトリル塩酸塩
窒素下、乾燥テトラヒドロフラン(10ml)中のトリフェニルホスフィン(0.38g、1.46mmol)に、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(0.29ml、1.46mmol)を2分間にわたって攪拌しながら滴下した。反応混合物を20分間攪拌し、次ぎに乾燥テトラヒドロフラン(5ml)中の4−クロロ−2−ヒドロキシベンゾニトリル(0.22g、1.46mmol)を、そして5分後に乾燥テトラヒドロフラン(5ml)中の3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピル)メチルカルバミン酸1,1−ジメチルエチルエステル(0.39g、1.46mmol)を加え、反応混合物を一晩攪拌した。この混合物を酢酸エチルで希釈し、10%炭酸ナトリウム水溶液(2x50ml)、次いでブラインで洗浄し、炭酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒を蒸発させ、残渣をまずエーテル/イソヘキサン(1:1)を用いてフラッシュクロマトグラフィーカラムから溶出させ、次いでエーテル/イソヘキサン(3:7)を用いて透明な画分を再溶出させ、アミド保護生成物を得た。ジオキサン(5ml)中4Mの塩化水素とともに1時間攪拌し、蒸発させ、残渣をエーテルでトリチュレートし、標題化合物(96mg、20%)を無色の固体として得た。
MS APCI +ve m/z 301 ([M+H]+)
1H NMR 300MHz (d6-DMSO) 7.78 (1H, d), 8.93 (2H, br s), 7.44-7.31 (5H, m), 7.27 (1H, d ), 7.16 (1H, d of d), 5.91 (1H, m), 2.98 (2H, m), 2.57 (3H, s), 2.41-2.15 (2H, m)
c) 4−クロロ−2−{[(1R)−3−(メチルアミノ)−1−フェニルプロピル]オキシ}ベンゾニトリル塩酸塩
4−クロロ−2−{[(1R)−3−ヨード−1−フェニルプロピル]オキシ}ベンゾニトリル(240mg、0.604mmol)をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し、40%メチルアミン水溶液(5ml)で処理し、室温で5時間攪拌した。溶媒を真空下で除去し、残渣を水に溶解し、酢酸エチルで抽出し、これを乾燥させた(硫酸マグネシウム)。溶媒を蒸発させ、残渣をジオキサン(5ml)中4Mの塩化水素とともに1時間攪拌した。溶媒を蒸発させ、残渣をエーテルで2回共沸させ、最後にエーテルでトリチュレートし、目的の生成物 (155mg、76%)を黄褐色の固体として得た。
MS APCI +ve m/z 301 ([M+H]+)
1H NMR 300MHz (d6-DMSO) 8.86 (2H, br s), 7.79 (1H, d), 7.44-7.31 (5H, m), 7.26 (1H, d), 7.16 (1H, d of d), 5.90 (1H, m), 3.01 (2H, br m), 2.57 (3H, t), 2.41-2.15 (2H, m)
実施例8
R−γ−(2,5−ジクロロフェノキシ)−N−メチル−2−チオフェンプロパンアミン
a) 2−[(1R)−3−クロロ−1−(2,5−ジクロロフェノキシ)プロピル]チオフェン
トルエン(10ml)中、S−α−(2−クロロエチル)−2−チオフェンメタノール(657mg)、2,5−ジクロロフェノール(607mg)およびトリフェニルホスフィン(1.17g)の溶液に、アゾジカルボン酸ジエチル(0.7ml)を0℃で加え、混合物を0℃で3時間、さらに20℃で14時間攪拌した。溶媒を真空下で除去し、残渣を、石油−ジエチルエーテル(9:1)で溶出するシリカクロマトグラフィーで精製し、標題化合物を無色のオイルとして得た(788mg)。
1H NMR (CDCl3) 7.32-6.84 (6H, m), 5.72-5.65 (1H, m), 3.87-3.81 (1H, m), 3.68-3.60 (1H, m), 2.69-2.58 (1H, m), 2.41-2.32 (2H, m)
実施例12
4−クロロ−2−{[(1R)−3−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)−1−フェニルプロピル]オキシ}−ベンゾニトリルフマル酸塩
4−クロロ−2−{[(1R)−3−クロロ−1−フェニルプロピル]オキシ}−ベンゾニトリルおよび4−ヒドロキシ−ピペリジンを実施例11に記載のように反応させて標題化合物を得た。これをメタノール中1当量のフマル酸でトリチュレートすることでフマル酸塩へ変換した。
MS APCI +ve m/z 371 [(M+H)+]
1H NMR (d6-DMSO) 7.51 (1H, d), 7.26-7.38 (5H, m), 6.97 (1H, d), 6.9 (1H, s), 6.70 (2H, s), 5.50 (1H, m), 3.65-3.75 (1H, m), 2.85-2.95 (2H, m), 2.6-2.82 (2H, m), 2.35-2.50 (2H, m), 2.2-2.3 (1H, m), 2.05-2.01 (1H, m), 1.86-2.0 (2H, m), 1.6-1.7 (2H, m)
e) 2−{[(1R)−3−アミノ−1−フェニルプロピル]オキシ}−5−フルオロ−4−メチルベンゾニトリルフマル酸塩
テトラヒドロフラン(15ml)中のアジ化物17(d)をトリフェニルホスフィン(512mg、1.95mmol)、次いで水(1.5ml)で処理した。反応混合物を還流下で攪拌しながら2時間加熱し、蒸発させ、残渣を、溶出剤としてまず酢酸エチル、次いで5%メタノール中7Mアンモニア/ジクロロメタンを用い、フラッシュクロマトグラフィーカラムから溶出させると、186mgの粘稠なオイルが得られた。これを最少量のエタノールに溶解し、フマル酸(75.7mg、0.652mmol)でトリチュレートし、温めて溶液とし、濁るまでエーテルで処理した。1時間放置した後、結晶をろ過により回収し、少量のアセトニトリルで洗浄し、40℃で真空乾燥して、159mg(30%)の標題化合物を無色の固体として得た。
MS APCI + ve m/z 285 [(M+H)+]
1H NMR 300MHz (d6-DMSO) 7.63 (1H, d), 7.43-7.28 (5H, m), 7.08 (1H, d), 6.39 (2H, s), 5.73 (1H, m), 2.87 (2H, t), 2.30-2.03 (2H, m), 2.17 (3H, s)
b) R−α−(2−アジドエチル)−2−オキサゾールメタノール
窒素雰囲気下、テトラヒドロフラン(5ml)に(S)−2−メチル−CBS−オキシアザボロリジン(トルエン中1M溶液0.72ml)を加え、溶液を−5℃まで冷却した。ボラン−テトラヒドロフラン錯体(テトラヒドロフラン中1M溶液7.2ml)を滴下し、溶液を10分間攪拌した。テトラヒドロフラン(7ml)中の実施例56(a)から得られた粗生成物(約7.24mmol)の溶液を滴下し、反応物を16時間にわたってゆっくり0℃まで温めた。メタノール(20ml)を注意深く加え、揮発性物質を真空下で除去した。メタノール添加/溶媒蒸発サイクルをさらに2回行った。残渣を溶出剤として10−40%酢酸エチル/イソヘキサンを用いてフラッシュクロマトグラフィーにより精製し、724mgの無色のオイルを得た。これをジメチルスルホキシド(5ml)に溶かし、固体アジ化ナトリウム(450mg)を加え、反応物を65℃で16時間加熱した。室温まで冷却した後、水を加え、溶液を酢酸エチルで抽出した(3回)。合した有機抽出液を乾燥させ (硫酸ナトリウム)、溶媒を真空下で除去し、490mgの副題化合物を橙色のオイルとして得、これをそれ以上精製せずに用いた。
1H NMR 300MHz (CDCl3) 7.65 (1H, s), 7.10 (1H, s), 4.97 (1H, dt), 3.63-3.47 (2H, m), 3.05 (1H, bs), 2.28-2.07 (2H, m)
b) 3−クロロ−1−(5−イソキサゾリル)−1−プロパノン
−78℃にて、テトラヒドロフラン(35ml)中の、実施例66(a)から得られた生成物(2.59g、16.6mmol)の溶液に、臭化ビニルマグネシウム(20ml、テトラヒドロフラン1M)を加え、2.5時間にわたって0℃まで温めた。−50℃に冷却した後、混合物を過剰量の氷冷2M塩酸にゆっくり注いだ。混合物をエーテルで抽出した(5回)。有機抽出液を乾燥させ(硫酸マグネシウム)、蒸発させて褐色のオイルを得た。ジエチルエーテル(20ml)中1Mの塩化水素を加え、40分間攪拌した。溶媒を真空下で除去して副題化合物を得た(2.0g、75%)。
1H NMR 300MHz (CDCl3) 8.39 (1H, s), 6.96 (1H, s), 3.91 (2H, t), 3.49 (2H, t)
c) α−(2−クロロエチル)−5−イソキサゾールメタノール
0℃にて、テトラヒドロフラン(5ml)中の(3αS)−テトラヒドロ−1−メチル−3, 3−ジフェニル−3H−ピロロ[1, 2−c][1, 3, 2]オキシアザボロル(0.06ml、トルエン中1M)溶液にボラン(4.2ml、テトラヒドロフラン中1M)を加えた。テトラヒドロフラン(5ml)中の、実施例66(b)から得られた生成物(998mg、6.25mmol)の溶液をゆっくり加えた後、20℃で4時間攪拌した。メタノールを加えて溶液を蒸発させ、残渣をメタノールと共沸した。石油−エーテルで溶出するシリカクロマトグラフィーにより精製し、副題化合物を無色のオイルとして得た(562mg、56%)。
MS APCI +ve m/z 162 [(M+H)+]
b) 1−(3−チエニル)−2−プロペン−1−オン
ステップ(a)から得られた生成物(2.074g、12.1mmol)を無水テトラヒドロフラン(30ml)に溶解し、溶液を−10℃まで冷却した。温度を0度に保ちながら臭化ビニルマグネシウム(1M, 14.5ml、14.5mmol)を滴下した。得られた溶液を0℃で2.5時間攪拌した後、室温まで温めた。反応混合物を2M塩酸水溶液(200ml)および氷に注いだ。酢酸エチル(3x70ml)で抽出し、合した抽出液を水(2x30ml)およびブライン(20ml)で洗浄し、乾燥させ(硫酸マグネシウム)、真空濃縮して標題化合物を得た(1.288 g、77%)。
1H NMR 300MHz (CDCl3) 8.06 - 8.12 (1H, m), 7.58 - 7.64 (1H, m), 7.32 - 7.39 (1H, m), 6.99 - 7.12 (1H, m), 6.46 (1H, dd), 5.89 (1H, dd)
b) [3−(5−クロロ−2−シアノフェノキシ)−3−(2−チアゾリル)プロピル]メチルカルバミン酸1,1−ジメチルエチルエステル
ステップ(a)から得られた生成物(312mg、1.15mmol)、2−ヒドロキシ−4−クロロベンゾニトリル(176mg、1.15mmol)およびトリフェニルホスフィン(330mg、1.26mmol)無水テトラヒドロフラン(20ml)中に溶解し、溶液を0℃まで冷却した。アゾジカルボン酸ジエチル(219mg、1.26mmol)を滴下し、溶液を室温までゆっくり温め、18時間攪拌した。溶媒を真空下で除去し、残渣を:酢酸エチル(1:1)で溶出するフラッシュシリカクロマトグラフィーに付し、 標題化合物を得た(200mg、43%)。
1H NMR 300MHz (CDCl3) 7.79 (1H, d), 7.34 - 7.53 (2H, m), 6.92 - 7.09 (2H, m), 5.61 - 5.71 (1H, m), 3.52 - 3.74 (1H, m), 3.31 - 3.45 (1H, m), 2.91 (3H, s), 2.82 - 2.92 (1H, m), 2.24 - 2.48 (1H, m), 1.40 (9H, s)
実施例79
2−[[(1R)−3−アミノ−1−(2−チアゾリル)プロピル]オキシ]−4−クロロ−5−フルオロ−ベンゾニトリル塩酸塩
a) [3−オキソ−3−[5−(トリメチルシリル)−2−チアゾリル]プロピル]カルバミン酸 1,1−ジメチルエチルエステル
2−(トリメチルシリル)チアゾール(2.59g、16.5mmol)、ならびに添加を完了した後に−70℃で2時間攪拌し、65℃でクエンチする改変を加えた実施例72(a)に記載の手順を用い、標題化合物を製造した(1.48 g、55%)。
1H NMR 300MHz (CDCl3) 7.60 (1H, s), 4.76 (1H, s), 3.21 (2H, q), 2.91 - 3.08 (2H, m), 1.12 (9H, s), 0.01 (9H, s)
b) 1−(3−イソキサゾリル)−2−プロン−1−オン
窒素雰囲気下、ステップ(a)の生成物(0.66g)を乾燥テトラヒドロフラン(20ml)に溶解し、−30℃まで冷却した。臭化ビニルマグネシウム(1M, 6ml)を5分間にわたって滴下し、反応混合物を0℃まで温め、その温度で2時間攪拌した。次ぎに、混合物を氷冷した2N塩酸(50ml)に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発させて暗色のオイルを得た(0.4g)。
1H NMR 300MHz (CDCl3) 8.53 - 8.48 (1H, m), 7.36 - 7.22 (1H, m), 6.88 - 6.81 (1H, m), 6.76 - 6.64 (1H, m), 6.07 - 6.00 (1H, m)
b) 2−[[(1R)−3−アミノ−1−(3−イソキサゾリル)プロピル]オキシ]−5−フルオロ−4−メチル−ベンゾニトリルフマル酸塩
ステップ(a)で製造した溶液をテトラヒドロフラン(10ml)、水(1ml)およびトリフェニルホスフィン(0.3g)で処理し、周囲温度で36時間攪拌した。混合物を飽和重炭酸ナトリウム(20ml)注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を蒸発乾固させ、残渣をイオン交換樹脂(SCXイソルート)上にのせ、アセトニトリルおよびメタノールで洗浄した。生成物をメタノール中7Mのアンモニアでカラムから溶出させてオイルを得、これをフマル酸塩へ変換した(0.104g)。
MS APCI +ve m/z 276 [(M+H)+]
1H NMR 300MHz (d6-DMSO) 8.97 (1H, d), 7.68 (1H, d), 7.24 (1H, d), 6.68 (1H, d), 6.41 (2H, s), 5.99 - 5.85 (1H, m), 3.01 - 2.89 (2H, m), 2.43 - 2.29 (1H, m), 2.27 - 2.16 (1H, m), 2.24 (3H, s)
スクリーニング2
以下のアッセイで証明できるが、化合物はまたヒト誘導一酸化窒素シンターゼに対しても活性を示す。
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