JP2003522462A - モバイル無線受信器において検索手順を実行するためのデバイス - Google Patents

モバイル無線受信器において検索手順を実行するためのデバイス

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ティデヤ ケラ,
ペーター ユング,
ペーター シュミット,
スフェン シモン,
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、検索手順を実行するデバイスに関する。このデバイスは、デジタル受信データシーケンスを格納するメモリと、所定の相関データシーケンスを格納するメモリとを含む。相関器デバイスが、受信データシーケンスの部分シーケンスが前記相関データシーケンスの部分シーケンスと相関付けられる第1のセクション(A1)を含む。第2のセクション(A2)において、部分シーケンス相関結果(OUT1)の調節可能な数(K)が合計されて、累積相関結果(OUT2)が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、モバイル無線受信器において検索手順を実行するためのデバイスに
関する。
【0002】 モバイル無線受信器(移動局)と送信器(基地局)との間の無線接続を生成お
よび維持するために、モバイル無線受信器は送信する基地局と同期されなければ
ならない。(以下の本文において、これ以上考慮されない)周波数の同期に加え
て、受信器のフレームおよびタイムスロットも、送信器によって予め規定される
ように、受信された無線信号のフレームおよびタイムスロット構造と同期されな
ければならない。
【0003】 フレームおよびタイムスロットを同期するために、基地局は特定の標準化され
たデータシーケンスを送信する。これらのデータシーケンスは、適切な検索手順
を実行することによって移動局において検出される。移動局のフレームおよびタ
イムスロットの同期は、その後、データシーケンスの検出時間に基づいて実行さ
れる。
【0004】 セルラーモバイル無線システムにおける無線信号は、多重経路にて伝播される
。これは、基地局から送信される無線信号が個別の信号経路に関して異なった遅
延時間を有するマルチコンポーネント信号として移動局に到達することを意味す
る。遅延算出は、信号成分の異なった信号遅延時間を決定するために必要とされ
る。個別の信号成分の遅延算出は、移動局における検索手順によって同様に実行
され得る。
【0005】 このような検索手順を実行するためのデバイスは、モバイル無線技術において
「検索器(searcher)」(検索回路)と呼ばれる。検索回路は信号に適
合されるフィルタ(適合フィルタ)の形式で提供されることが既に公知である。
必要とされる大きい領域、このような回路によって必要な電流および検索手順の
可能な変形に関する柔軟性の欠如は不利である。
【0006】 本発明は、モバイル無線受信器において検索手順を実行するためのデバイスを
提供するという目的に基づく。このデバイスの回路設計は簡単である(その結果
、このデバイスは、さらに、小さい領域を占め、わずかな電流を必要とする)一
方で、同時に、異なった検索手順を実行するための高度な柔軟性を有する。
【0007】 この目的は、請求項1において主張されるような検索手順を実行するためのデ
バイスによって達成される。
【0008】 本発明の1つの主な局面は、相関器デバイスが2つのコンポーネント(第1の
セクションおよび第2のセクション)から形成され、第1のセクションは並列構
造を有し、第2のセクションは直列構造を有することである。第1のセクション
は、並列データ処理を用いて、シーケンスエレメントに関するシーケンスエレメ
ント相関結果を迅速かつわずかな努力で生成するために用いられる。これらのシ
ーケンスエレメント相関結果は、全体的な相関業務の「中間結果」として解され
得る。第2の直列セクションにおいて、シーケンスエレメント相関結果の変数K
(すなわち中間結果)は、累積相関結果を計算するために用いられる。数Kを変
更する能力は、デバイスがかなり異なった検索手順を実行するため(特に、フレ
ームおよびタイムスロットを同期するため、および遅延時間を算出するため)に
用いられることを可能にし、異なった長さを有する相関データシーケンスを用い
ること、および累積相関結果に関する異なった精度の要求を考慮することが可能
である。さらに、本発明による設計思想は、必要とされる領域および必要とされ
る電流に関して極めて有利である検索回路を提供することも可能にする。
【0009】 第1のセクションは、好適には、多数のメモリーバンク(詳細にはP個)を含
み、各メモリバンクはN個のメモリーセルを有する。ここでPはオーバーサンプ
リング係数であり、この係数は受信された無線信号から受信データシーケンスを
受取るために用いられる。従って、2重のオーバーサンブリングの場合、第1の
セクションは2つのメモリバンクを含む。この設計は、2つのメモリバンクにお
けるサンプル値の交互の格納を可能にし、従って、デジタル受信データシーケン
スのエレメントの「先行」および「後行」サンプル値に関するシーケンスエレメ
ント相関結果の計算を、第1のメモリバンクまたは第2のメモリバンクそれぞれ
の適切な選択によって可能にする。
【0010】 デジタル受信データシーケンスの(長さNの)シーケンスエレメントと、相関
データシーケンスにおける対応する同じ長さのシーケンスエレメントとの相関は
、好適には、乗算データ処理段によって実行される。この段は、第1のセクショ
ンにおいて提供され、並列に構成されたN個のマルチプレクサを含む。
【0011】 本発明の1つの好適な改善は、第2のセクションにおいて加算され得るシーケ
ンスエレメント相関結果の数値Kが、実行されるべき検索手順の関数として、お
よび/または受け取ったデジタルデータシーケンスの長さの関数として、および
/または累積相関結果に関する所望の計算の正確さに応じて、制御デバイスによ
って変更されるという点である。
【0012】 本発明によるデバイスは、モバイル無線受信機の4相(Q)ブランチまたは同
相(I)ブランチで構成され得る。本発明の1つの好適な実施形態は、本発明に
よる2つのデバイスを有するシステムによって構成される。いずれの場合も、一
方のデバイスは、受信した無線信号のQブランチ用であり、他方のデバイスはI
ブランチ用である。上記システムはさらに、2つのデバイスによって生成された
累積相関結果(後にさらに2乗され得る)を加算する加算器を含む。このように
して、システムによって計算される相関結果の正確さは、さらに上昇し得る(互
いに独立して計算されるIおよびQブランチ用の相関結果の正確さに比較して上
昇し得る)。
【0013】 本発明によるデバイスのさらなる有利な改善は、従属請求項において特定する
【0014】 本発明を、例示としての実施形態を用いた以下の明細書において、図面を参照
しながら、より詳細に説明する。
【0015】 図1は、携帯モバイル無線システムのエアーインターフェースを示す。特定の
加入者に関連する移動局MSは、無線によって、基地局BSに接続される。無線
接続は、アップリンク方向(MSからBSへ)とダウンリンク方向(BSからM
Sへ)との両方で、多重経路にて伝搬する。すなわち、基地局BSから送信され
る無線信号Fは、エアーインターフェースの異なる送信ルートまたは経路P1、
P2により、移動局MS(受信機)に到達する。個々の経路P1、P2は、反射
、散乱および回折によって、異なる送信挙動および異なる無線信号遅延時間を有
する。このことは、受信した無線信号の複数のバージョンが、互いに異なる時点
で移動局MS内で受信されることを意味する。
【0016】 図2aは、無線信号Fのユーザ信号構成要素を、フレーム構造およびタイムス
ロット構造に細分する例を示す。
【0017】 ユーザ信号は、一連の個別のデータシンボル(ビット)dを含む。1つのデー
タブロックB1;B2;..;BMは、多数のデータシンボルd(この場合、例
えば、352データシンボル)から形成される。このデータシンボルの数dは、
システム規格に特有である。各データブロックB1;B2;..;BMは、1つ
のタイムスロット内で転送される(すなわち、データをデータブロックに細分す
ることは、時間をタイムスロットに細分することに対応する)。
【0018】 フレームRが、M個のデータブロックB1;B2;..;BMから形成される
。この数Mは、システム規格に特有である。例えば、1つのフレームRは、M=
15のデータブロックB1、B2、..、B15を含み得る。
【0019】 無線信号FがCDMA(符号分割多重アクセス)無線信号である場合、各デー
タシンボルdは、図示のように、加入者に特有のスプレッドコード(sprea
d code)(CDMAコード)を用いてスプレッドコードされる。スプレッ
ドコードは、データシンボルd当たり、例えば、8つのチップe1、e2、..
、e8を有する。ユーザ信号に基づいて、図2aに、無線信号Fに関して示され
るフレーム/ブロック/データ シンボル/チップレイアウトの全体、ならびに
、対応するフレーム/タイムスロット/データ シンボル/チップ持続時間は、
システム特有の基準によって前もって決められ、全ての基地局BSによって転送
される無線信号Fに関して同一である。
【0020】 呼び出しが、受け入れられる、または、引き渡される場合、移動局MSとアク
ティブ基地局BSとの間で、フレームおよびタイムスロットの同期を実行する必
要がある。すなわち、移動局MSは、受信したフレームRの始まりおよび終わり
、ならびに、受信したデータブロックB1;B2;..;BMの始まりおよび終
わりを識別し得る必要がある。
【0021】 全ての基地局によって共有される同期チャネルSK(図2bを参照)を使用し
て、フレームおよびタイムスロットの同期が達成される。同期チャネルSKは、
2つのチャネルSK1およびSK2に細分される。
【0022】 第1のチャネルSK1は、タイムスロットの同期を可能にする。基地局BSは
、このチャネルSK1を使用して、各タイムスロットの始まりにおいて、第1の
同期コード(タイムスロットの同期コード)cpを転送する。第1の同期コード
cpは、全てのタイムスロットに関して同一である。転送された同期コードcp
を使用して、移動局MSにクロック規格が提供され、移動局MSが、タイムスロ
ットの開始時間t1、t2、..、tMを識別することが可能になる。
【0023】 上記のように、第1の同期コードcpは、各タイムスロットに関して同一であ
る。しかし、これにより、フレームRの始まりを判定することは可能にならない
【0024】 第2のチャネルSK2を使用して、フレームの始まり(フレームの同期)が識
別される。全ての基地局BSは、この第2のチャネルSK2を使用して、シーケ
ンスFBS=(c1(BS)、c2(BS)、..、cM(BS))を転送する
。このシーケンスFBSは、各フレームにおいて同様に再発し、Mフレームの同
期コードc1(BS);c2(BS);..;cM(BS)を含む。
【0025】 Mフレームの同期コードc1(BS);c2(BS);..;cM(BS)、
および、フレームR毎に再帰するシーケンスFBSにおける同期コードのシーケ
ンスは、移動局MSに既知である。従って、同期コードによって、フレームの始
まりを形成するタイムスロットの開始時間t1を決定することが可能になる。
【0026】 図3は、移動局MS内の受信回路のベースバンドセクションのブロック図であ
る。
【0027】 ベースバンドセクションの入力部において、受信されたデータ信号のアナログ
同相(I)信号成分および4相(Q)信号成分が生成される。アナログI信号成
分およびQ信号成分の生成は、同一の複数の周波数を互いに90°位相をずらし
た複数の搬送周波数において受信アナログアンテナ信号をダウンミキシングする
方法によって行う。このような方法については説明を省く。
【0028】 アナログI信号成分およびQ信号成分はそれぞれ、アナログローパスフィルタ
aTPを通過し、その後、アナログ/デジタル変換器ADCにおいてデジタル化
される。デジタル化は、チップ速度の8倍の速度で行うことができる(すなわち
、アナログ/デジタル変換器の出力部において、信号速度8/T(Tはチッ
プ継続時間)のIデータ信号およびQデータ信号を利用することができる)。
【0029】 アナログ/デジタル変換器ADCから放出されたデジタルのIデータ信号およ
びQデータ信号は、デジタルローパスフィルタdTPへと送られる。デジタルロ
ーパスフィルタdTPは、例えば、RRC(root raised cosi
ne)ローパスフィルタであってもよい。
【0030】 信号速度低下段DCは、いずれの場合においてもIブランチおよびQブランチ
中の信号速度を2/Tまで低下させ、デジタルローパスフィルタdTPから下
流に延びる信号経路に構成される。
【0031】 信号速度が低下したデジタルデータ信号を、モバイル無線受信器中の受信器セ
クションEに送る。この受信器セクションEは、加入者信号分離セクションSE
Pと、検出器セクションDETとを備える。
【0032】 加入者信号分離セクションSEPにおいて、別々の加入者から得られた相互に
重畳された信号を分離する。加入者信号の分離は、例えば、CDMAの場合に用
いられるスプレッド復号化を用いることにより、マルチアクセス方法の1関数と
して実行される。加入者信号の分離は、相関器、適合フィルタもしくはRAKE
受信器を用いた単一の加入者信号の検出または複数の加入者信号の検出によって
実行することができる。
【0033】 加入者信号の分離を行った後、検出器セクションDET内においてデータ検出
を行う。上記目的のための検出器セクションDETは、チャンネル算出器と、適
応性でありかつ一貫したデータ検出器とを当該分野で公知の様式で有する。この
ような公知の様式の詳細については説明しない。チャンネル算出器は、チャンネ
ルインパルス応答(これは、連続に経時変化する)を連続的に判定する。すなわ
ち、チャンネル算出器は、モバイル無線チャンネルの経時変化する送信特性を算
出する。これらのチャンネルインパルス応答はデータ検出器に送られ、その結果
、データ検出器は、送信されたデータ記号dの再現を(当該モバイル無線チャン
ネルの現在の状態を考慮に入れて(すなわち、適応性を以って))計算する。
【0034】 最後に非インタリーバDILにおいて非インターリーブされた再現データ記号
を、チャンネル復号器KDCODにおいてチャンネル復号し、その後、復号され
たデータ記号に通常の方法による処理(ソース復号、デジタル/アナログ変換、
増幅)を施し、これにより、出力ユニット(例えば、拡声器)に放出できるよう
にする。
【0035】 本発明による検索手順を行うデバイス(以下の文章において、このデバイスを
検索回路SSと呼ぶ)には、受信されたIデータ信号およびQデータ信号を低い
信号速度で受信する場所である2つの入力部を有する。この検索回路SSのタス
クは、フレームおよび/またはタイムスロットの同期の可能性ならびに/または
異なる信号経路遅延時間の考慮の有無に基づいて、情報を計算し、加入者信号分
離セクションSEPがこの情報を利用できるようにすることである。
【0036】 検索回路SSのハードウェアの複雑さは、図4を参照しながらより詳細に説明
される。
【0037】 検索回路SSは、各種の検索手順T1、T2、およびT3を実行する命令が格
納されているコマンドデータメモリROM2を含む。例えば、T1は、タイムス
ロット検索手順であり、T2は、フレーム開始検索手順であり、T3は、経路遅
延時間検索手順であり得る。
【0038】 受信無線信号から入手される、デジタル受信データの値(デシメータIまたは
Qブランチ)は、ランダムアクセスメモリの形態を有する入力データメモリRA
M1に格納される。読み出し専用メモリROM1は、相関データメモリと呼ばれ
るが、相関データシーケンス、特に、上述したタイムスロットおよびフレーム同
期コードcp、cl(BS)、c2(BS)、..、cM(BS)を含む。結果
データメモリRAM2は、上記の同期タスクを実行し、経路遅延時間を考慮に入
れることを可能にする、情報IF、例えば、(全体の)相関結果の格納に用いら
れる。
【0039】 コントローラデバイスCは、コマンドワードBS用のメモリ、相関器回路コン
トローラC_KS、およびメモリコントローラC_SPを有する。メモリコント
ローラC_SPは、メモリRAM1、ROM1、およびRAM2のアドレス部分
ADRをそれぞれ駆動する、アドレス発生器AG1、AG2、およびAG3、な
らびに開始値設定デバイスSW1、SW2、およびSW3を含む。
【0040】 相関器回路KSは、相関器回路コントローラC_KSによって、制御データ入
力SEを介して制御される。相関器回路KSは、ピーク値検出器SDより下流に
接続される。相関器回路KSは、受信データ入力EEを介して入力データメモリ
RAM1に接続され、相関データ入力KEを介して相関データメモリROM1に
接続されている。さらに、データは、結果データメモリRAM2との間で、相関
器回路KSの出力/入力AE1およびピーク値検出器SDの出力/入力AE2を
介して、双方向に交換され得る。
【0041】 入力データメモリRAM1には、IブランチまたはQブランチから発生する、
デジタル受信データシーケンスがロードされる。それぞれの検索手順T1/T2
/T3について計算される情報(IF)(図3参照)は、結果データメモリRA
M2から得られる。
【0042】 図5は、図4に示す相関器回路KSのブロック図である。相関器回路KSの第
1の部分A1は、ワード長が16ビットである、N個のメモリロケーションから
構成される、2つのメモリバンクSP1およびSP2を有する。2つのメモリバ
ンクSP1およびSP2は、入力データメモリRAM1に接続され、受信データ
入力EEを介して、(EE(p)を介して)並列の形で、または、(EE(s)
を介して)直列の形で受信したデータシーケンスから長さNのシーケンス要素が
供給される。
【0043】 N個のマルチプレクサを並列に含むマルチプレクサ段MSは、信号経路におい
て、2つのメモリバンクSP1およびSP2より下流に配置される。マルチプレ
クサ段MSは、メモリバンクSP1およびSP2に格納されている、受信したデ
ータシーケンスのN個の要素を含むシーケンスの要素を、相関データメモリRO
M1に格納されている、相関データシーケンスcp、cl(BS)、c2(BS
)、..、cM(BS)のうちの1つのシーケンス要素と、交互に相関させる。
この相関を行うため、マルチプレクサ段MSは、相関データ入力KEを介して、
相関データメモリROM1に接続されている。
【0044】 2での補数を形成する段2Kは、データ経路において、マルチプレクサ段MS
より下流に位置する。この段は、同様に、相関データ入力KEに接続されている
【0045】 本発明についての説明を簡略にするため、以下のテキストにおいて、N=16
であると仮定する。
【0046】 第1のセクションA1はさらに、第1の合計データ処理装置SUM1(4つの
加算装置を含む)、および第2の合計データ処理装置SUM2(第1の合計デー
タ処理装置SUM1からの4つの出力の合計を形成する)を有する。第1の合計
データ処理装置SUM1の4つの出力、および第2の合計データ処理装置SUM
2の出力はさらに、レジスタメモリREG1(4×16ビット)およびREG2
(1×16ビット)内に保存される。
【0047】 以下のテキストにおいて、第2のレジスタメモリREG2はさらに、シーケン
ス要素の相関結果メモリとも呼ばれる。これは、第2のレジスタメモリREG2
内に保存された合計値が、相関データシーケンス内の同じ長さのシーケンス要素
と、受信されたデータシーケンスのN−要素のシーケンス要素とを関連付ける相
関結果OUT1だからである。保存されたシーケンス要素の相関結果OUT1は
、出力/入力AE1を介して結果データメモリRAM2に信号を送られる。
【0048】 アキュムレータACCUは、相関器回路KSの第2のセクションA2内に収容
される。アキュムレータACCUは、加算器AD、2つのメモリSP1’、SP
2’、およびマルチプレクサMUXを含み、これらは環状に配置されている。
【0049】 アキュムレータACCUは、K個のシーケンス要素の相関結果を加算する。数
Kは受信されたデータシーケンスまたはアキュムレータACCUが基づく相関デ
ータシーケンス(すなわち、その時点で呼び出される検索手順T1/T2/T3
)の長さ、および他の影響変数(例えば、所望の結果の正確さ)に依存する。
【0050】 アキュムレータACCUの出力はリセット信号Zを介して値0に設定され得る
。相関器回路制御器C_KSから制御データ入力SEを介して受信された制御信
号S1により、メモリSP1’、SP2’をその時点でアキュムレータの数加算
関数として始動/停止することが可能になる。Kが実行した後、メモリSP1’
およびSP2’は蓄積相関結果OUT2を含む。したがって、SP1’またはS
P2’にそれぞれ蓄積相関結果は、受信されたデータシーケンス内、メモリバン
クSP1’およびSP2’内それぞれのK個の受信されたシーケンス要素と関連
付けられる。蓄積相関結果OUT2は、出力/入力AE1を介して結果データメ
モリRAM2に送られる。
【0051】 相関器回路制御器C_KSは、制御プロセスに依存してKを0に等しく設定し
得る。この場合、アキュムレータACCUはバイパスされる。
【0052】 オプションの第3のセクションA3が第2のセクションA2の下流のデータ経
路内に配置されている。第3のセクションA3は16ビットのスクエアリングデ
バイスQUADを含み、QUADは、スクエアリングデバイスQUADの下流で
得られる蓄積相関結果が正の値を有することを保証する。積算され、蓄積相関結
果OUT3は16ビットのメモリSP1”およびSP2”内に保存され、そして
出力/入力AE1において結果データメモリRAM2に送られる。
【0053】 第3のセクションA3内のメモリSP1”、SP2”も同様に、制御信号S2
を介して別々に始動または停止され得る。
【0054】 オプションの第4のセクションA4は、加算器ADおよびさらにメモリSP1
’’’およびSP2’’’を有する。上述の際には、OUT3の相関結果は、加
算器ADによって、第1のデータラインIN1を介して結果のデータメモリRA
M2から読み出され得、そして、その時点でのOUT3の相関結果に加算され得
る。補間信号経路(IブランチまたはQブランチ)からの計算された相関結果が
、第2のデータラインIN2を介してアナログの様態で加算され得る。
【0055】 メモリSP1’’’およびSP2’’’も同様に、相関器回路制御器C_KS
から放出される制御信号S3を介して別々に始動/停止され得る。保存された値
は、OUT4として結果データメモリRAM2に送られる。
【0056】 セクションA2〜A4がどのように駆動されるかに依存して、全体の相関結果
が、相関回路KSからの出力OUT2、OUT3、またはOUT4の形態で、任
意に生成され得る。例えば、検索手順T1/T2/T3に関連する全体の相関結
果を送るために、適切な出力OUT2、OUT3、またはOUT4は、各場合に
おいて、プリセットされ得る。
【0057】 全体の相関結果は、ピーク値検出器SDに供給される。特定の閾値を超過した
場合、ピーク値検出器SDは、受信データメモリRAM1内のシーケンス成分ご
とに呼び出された、受信データシーケンスと、相関データメモリROM1内のシ
ーケンス成分ごとに呼び出された相関データシーケンスとの間に相関関係が存在
すると判定する。このような相関関係が見出されたという事実により、タイムス
ロットおよび/またはフレーム同期、ならびに選択検索手順T1/T2/T3に
よる経路遅延時間の判定が可能となる。
【0058】 図6は、N=16の場合の相関回路KSのセクションA1を詳細に示す。メモ
リバンクSP1およびSP2は、よって、それぞれ16のメモリロケーションを
含む。マルチプレクサMUXが、直列状態のメモリバンクSP1およびSP2を
入力EE(s)を介して駆動するために設けられる。(チップ速度1/Tcに対
する)2重オーバーサンプリングによって、第1のメモリバンクSP1が、例え
ば、先のサンプル値とともにロードされ、第2のメモリバンクは、受信データシ
ーケンスから、後のサンプル値とともにロードされる。1つの16ビットデータ
ワードが、各メモリロケーションに格納され得る。
【0059】 乗算段MS内の16個のマルチプレクサの各々は、相関データ入力KEを介し
て、2ビットの乗算値を受け取る。16個の乗算値は、デジタル相関データシー
ケンスのシーケンス成分を表わす。
【0060】 2の補数2Kを構成する段内の16個の2の補数ユニット2kは、相関データ
入力KEからの制御信号S0を介して、個々に、アクティベートおよびディアク
ティベートされ得る。制御信号S0は、通常、デジタル相関データシーケンス内
のシーケンス成分の要素である。
【0061】 さらに、図6からわかるように、加算データ処理ユニットSUM1およびSU
M2は、それぞれ、2つの段で構成される。
【0062】 相関回路KSの動作方法を図7を参照し、かつ先行する図面に関連して説明す
る。この場合、タイムスロット開始検索手順T1の実行が意図されていることが
想定される。さらに、説明を簡略化するために、2値を有する受信データシーケ
ンスが想定される。
【0063】 図2bに関連して既述したとおり、タイムスロット同期は、256個のチップ
を含む、特殊なデジタル相関データシーケンスcpに基づいて実行される(図7
の上部参照)。
【0064】 (相関データメモリROM1内に格納される)相関データシーケンスcp内の
256個のデータ値は、図7の下部において、上側矩形線Aにより表わされる。
【0065】 矩形線Eは、受信データメモリRAM1内に格納され、同じ長さを有する受信
データシーケンスからのデータ値を表わす。一点鎖線の補助線は、受信データシ
ーケンスが、相関データシーケンスに対して、特定数のデータ項目(チップ)だ
けシフトすることを示す。さらに、検出エラーが発生し得る(一例として、e1
参照)。
【0066】 タイムスロット開始検索手順T1がコマンドデータメモリROM2内で選択さ
れると、適切なプログラムルーチンのための第1のコマンドが、制御デバイスC
内のコマンドワードメモリBSにロードされる。メモリコントローラC_SP内
のサイクルカウンタが値1に設定され、開始値設定デバイスSW1、SW2、S
W3が開始値に設定される。アドレス生成器AG1、AG2内の開始値に基づい
て生成されるアドレスを用いて、相関データシーケンス内の第1のシーケンス成
分TS1(A)(矩形線A)が、乗算段MS、および2の補数段2Kに供給され
、受信データシーケンスの第1のシーケンス成分TS1(E)(矩形線E)が、
メモリバンクSP1内に入力される(以下のテキストでは、受信データシーケン
スは、チップ毎に1つのサンプル値しか有さないため、メモリバンクSP2は必
要とされないことを想定している)。
【0067】 2つの第1のシーケンス成分TS1(A)およびTS1(E)の相関関係は、
値OUT1=0となる。
【0068】 次のステップでは、シーケンス成分TS2(A)およびTS2(E)が、それ
ぞれ、アドレス生成器AG1、AG2により、メモリROM1およびRAM1か
ら読み出され、相関回路KSのセクションA1で相互に関連付けられる。これは
、再度、値OUT1=0という結果になる。
【0069】 これらのシーケンス成分の最初の2つのデータ値が一致した結果(斜線部参照
)、第3のシーケンス成分TS3(A)およびTS3(E)の相関関係が、値O
UT1=2となる。
【0070】 既述したシーケンス成分相関プロセスは、K(Kは、予め決められ得る)個の
シーケンス成分が相互に関連付けされるまで繰り返される。一般に、全てのシー
ケンス成分は相互に関連付けられる。すなわち、説明した例では、K=16であ
る。
【0071】 値OUT2=2は、図7の例により示される、最初の3つのシーケンス成分、
および16番目のシーケンス成分に関して、第2のセクションA2の出力で得ら
れる。
【0072】 次のステップでは、相関回路コントローラC_KSのサイクルカウンタが、値
2に設定され、矩形線Bで表わされる相関データシーケンスcpに対して、1つ
のデータ値ごとに周期的にシフトする、データシーケンスのシーケンス成分TS
1(B)、TS2(B)、TS3(B)、...、TS16(B)が、後に、受
信データシーケンス(E)からの対応するシーケンスTS1(E)、TS2(E
)、TS3(E)、...、TS16(E)と相互に関連づけられるように、開
始値設定デバイスSW2が設定される。
【0073】 値OUT2=2が、図7に示すように、シーケンス成分TS1(B)〜TS3
(B)、およびTS16(B)に関して得られる。
【0074】 上述のデータ処理方式は、それぞれ1つのデータ値ごとに周期的にシフトする
、さらなる相関データシーケンスcpを用いて継続する。矩形線Cは、受信デー
タシーケンスEに対して、単一のデータ値によりシフトされる、相関データシー
ケンスcpを示す。累積相関結果は、OUT2=10である。
【0075】 相関データシーケンスcpの次の周期シフト(矩形線D)により、矩形線Eお
よびDが、検出エラーe1を除いて一致する。これにより、OUT2=14にな
り、すなわち、累積相関結果は最大である。
【0076】 累積相関結果OUT2の最大値は、ピーク値検出器SDにより識別される。矩
形線Dと矩形線Aとの間のシフト距離は、受信器のタイムスロット同期に必要と
される、情報IFを示す。
【0077】 相関データシーケンスcpの周期シフトと同等の方法は、固定相関データシー
ケンスに対してシフトされる受信データシーケンスから構成され、すなわち、一
定に維持される開始値設定デバイスSW2、およびインクリメントされる開始値
設定デバイスSW1から構成される。
【0078】 相関回路KSの動作方法を制御デバイスC内の相関回路コントローラC_KS
により、選択検索手順T1/T2/T3/の関数として予め決定し、本発明によ
る設計、および個々のセクションA2、A3、A4の任意のアクティベート/デ
ィアクティベートにより、大きく異なる相関タスクに対して、非常に柔軟な方法
で、相関回路KSが用いられ得ることは、上記の説明より明らかである。相関回
路コントローラC_KSは、特に: − 受信ブランチ(IまたはQ)の選択、 − 第1および第2のメモリバンクSP1、SP2、およびメモリSP1’、
SP2’;SP1’’、SP2’’;SP1’’’、SP2’’’のアクティベ
ートおよびディアクティベート、 − 並列入力EE(p)または直列入力EE(s)の選択、 − セクションA2、A3およびA4のうちの1以上の選択的バイパス、 − IN1および/またはIN2を介したデータ入力の制御、および − ピーク値検出器SDのアクティベート/ディアクティベートを可能にする
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、移動局および基地局を有するモバイル無線システムのエアーインター
フェースの模式図を示す。
【図2a】 図2aは、モバイル無線システムにおいて用いられる無線ユーザ信号のデータ
構造の模式図を示す。
【図2b】 図2bは、同期チャネルの模式図を示し、移動局の位置における、同期される
べき、基地局からの無線信号のタイムスロット同期符号の到着とフレーム同期符
号の到着とが時間tに対してプロットされている。
【図3】 図3は、無線受信機のベースバンド部のブロック図を示す。
【図4】 図4は、本発明の例としての一実施形態による、検索回路のハードウェア構造
を説明する模式図を示す。
【図5】 図5は、図4に示す相関器回路のブロック図を示す。
【図6】 図6は、図5に示す相関器回路の第1の部分のブロック図を示す。
【図7】 図7は、本発明によるデバイスの動作原理を説明するための、時間に対してプ
ロットされた、受信データシーケンスと相関データシーケンスの模式図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュナイダー, ミヒャエル ドイツ国 81541 ミュンヘン,ザンクト −マルティン−シュトラーセ 44アー (72)発明者 デッチュ, マルクス スイス国 ツェーハー−3098 シュリーエ ルン, ハーゼルーツヴェーク 26 (72)発明者 ケラ, ティデヤ ドイツ国 80337 ミュンヘン, トゥン ブリンガーシュトラーセ 54/42 (72)発明者 ユング, ペーター ドイツ国 67697 オターベルク, イム ラーベンタール 28 (72)発明者 シュミット, ペーター ドイツ国 67167 エアポルツハイム, バンホフシュトラーセ 32 (72)発明者 シモン, スフェン ドイツ国 80799 ミュンヘン, アマリ エンシュトラーセ 97 Fターム(参考) 5K028 BB06 CC02 CC05 EE08 KK01 KK12 LL12 NN02 RR02 5K067 AA21 BB04 CC10 DD25 EE02 EE10 FF02 HH23 KK15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モバイル無線受信器内で検索手順を実行するデバイスであっ
    て、該デバイスは、 受信された無線信号から得られた、受信されたデジタルデータシーケンスを格
    納するランダムアクセスメモリ(RAM1)と、 少なくとも1つの所定のデジタル相関データシーケンスが格納された読み出し
    専用メモリ(ROM1)と、 該受信されたデジタルデータシーケンスを該デジタル相関データシーケンスと
    相関付ける2つのセクション(A1、A2)を有する相関デバイス(KS)と、
    を有し、 並列データ処理の間に、該受信されたデータシーケンス内の所定の長さNの独
    立したシーケンスエレメント(TS1(E)、TS2(E)、...TS16(
    E))を、該相関データシーケンス内の同じ長さの独立したシーケンスエレメン
    ト(TS1(A)、TS2(A)、...TS16(A))と相関付け、且つ、
    各相関について生成中のシーケンスエレメント相関結果(OUT1)と相関付け
    るように、該第1のセクション(A1)が設計され、 直列データ処理の間に、該シーケンスエレメント相関結果(OUT1)の可変
    数Kを合算して、累積相関結果(OUT2)を生成するように、該第2のセクシ
    ョン(A2)が設計された、 デバイス。
  2. 【請求項2】 前記第1のセクション(A1)がP個のメモリバンク(SP
    1、SP2)を含み、各メモリバンクがN個のメモリセルを有し、Pは、1以上
    の大きさのエンティティである、請求項1に記載のデバイス。
  3. 【請求項3】 Pは2以上であり、Pは、前記受信されたデータシーケンス
    を前記受信された無線信号(F)から得るために用いられるオーバーサンプリン
    グ係数である、請求項2に記載のデバイス。
  4. 【請求項4】 前記第1のセクション(A1)が、並列に配置されたN個の
    マルチプレクサを有するマルチプレクサデータ処理段(MS)を含む、請求項1
    〜3のいずれかに記載のデバイス。
  5. 【請求項5】 前記第1のセクション(A1)が、並列に配置されたN個の
    2の補数ユニット(2k)を有する2の補数データ処理段(2K)を含む、請求
    項1〜4のいずれかに記載のデバイス。
  6. 【請求項6】 前記第1のセクション(A1)が、前記シーケンスエレメン
    ト相関結果(OUT1)を生成するマルチ段合計データ処理ユニット(SUM1
    、SUM2)を含む、請求項1〜5のいずれかに記載のデバイス。
  7. 【請求項7】 前記第2のセクション(A2)において合計され得る、K個
    のシーケンスエレメント相関結果(OUT1)が、実行すべき前記検索手順(T
    1、T2、T3)の関数として、且つ/または、前記受信されたデジタルデータ
    シーケンスの長さの関数として、且つ/または、前記累積相関結果(OUT2)
    についての所望の計算精度の関数として、制御デバイス(C)によって変更され
    得る、請求項1〜6のいずれかに記載のデバイス。
  8. 【請求項8】 前記相関デバイス(KS)は、また、第3のセクション(A
    3)を有し、該第3のセクション(A3)は、前記第2のセクション(A2)の
    下流の信号経路内に配置され、且つ、スクエアリングデバイス(QUAD)の形
    態である、請求項1〜7のいずれかに記載のデバイス。
  9. 【請求項9】 2つのデバイスを有するシステムであって、 該第1のデバイスの前記受信されたデジタルデータシーケンスが、前記受信さ
    れた無線信号のQブランチから得られ、 該第2のデバイスの前記受信されたデジタルデータシーケンスが、該受信され
    た無線信号のIブランチから得られ、 該2つのデバイスの2つの相関デバイス(KS)に、共通の第4のセクション
    (A4)が設けられ、該第4のセクション(A4)は、前記累積相関結果、なら
    びに/もしくは、2つの第2および/または第3のセクション(A2;A3)に
    おいて計算された、2乗された累積相関結果(OUT2、OUT3)を加算する
    加算器(AD)の形態である、請求項1〜8のいずれかに記載のデバイス。
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