JP2000341172A - レイク受信装置 - Google Patents
レイク受信装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スペクトラム拡散通信方式により送信された
無線信号を受信し逆拡散する相関部において、相関部の
演算を時分割処理することにより回路規模を削減する。 【解決手段】 無線信号に含まれる少なくとも2つのパ
ス信号をチップ周期間隔で保持する少なくとも2つの入
力保持手段と、前記入力保持手段の出力をチップ周期の
期間で時系列に切り替えて出力する切替手段と、前記切
替手段の出力を逆拡散する逆拡散手段と、前記逆拡散手
段の出力をチップ周期の期間で時系列に積和演算し、シ
ンボル周期の単位でシンボル情報を出力する積和演算手
段と、前記入力保持手段および前記切替手段および前記
積和演算手段を時分割で動作させる時分割制御手段とを
設け、相関部5における相関演算をチップ周期の期間に
時分割で順次行うことにより、従来の複数の相関部の処
理を兼用できるようにする。
無線信号を受信し逆拡散する相関部において、相関部の
演算を時分割処理することにより回路規模を削減する。 【解決手段】 無線信号に含まれる少なくとも2つのパ
ス信号をチップ周期間隔で保持する少なくとも2つの入
力保持手段と、前記入力保持手段の出力をチップ周期の
期間で時系列に切り替えて出力する切替手段と、前記切
替手段の出力を逆拡散する逆拡散手段と、前記逆拡散手
段の出力をチップ周期の期間で時系列に積和演算し、シ
ンボル周期の単位でシンボル情報を出力する積和演算手
段と、前記入力保持手段および前記切替手段および前記
積和演算手段を時分割で動作させる時分割制御手段とを
設け、相関部5における相関演算をチップ周期の期間に
時分割で順次行うことにより、従来の複数の相関部の処
理を兼用できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスペクトラム拡散通
信方式により送信された無線信号を受信するレイク受信
装置に関する。
信方式により送信された無線信号を受信するレイク受信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信の発展に伴い、周波数
利用効率が高く、かつ、伝送速度が可変のため通話通信
のみならず各種データ通信に適した方式としてスペクト
ラム拡散通信方式が注目されている。スペクトラム拡散
通信方式では、拡散周波数が高いため、マルチパス伝搬
路毎の伝搬遅延を区別でき、レイク受信ができる。レイ
ク受信装置は、例えば特開平11−8606号公報に記
載されている方法がある。
利用効率が高く、かつ、伝送速度が可変のため通話通信
のみならず各種データ通信に適した方式としてスペクト
ラム拡散通信方式が注目されている。スペクトラム拡散
通信方式では、拡散周波数が高いため、マルチパス伝搬
路毎の伝搬遅延を区別でき、レイク受信ができる。レイ
ク受信装置は、例えば特開平11−8606号公報に記
載されている方法がある。
【0003】以下、従来のレイク受信装置について説明
する。
する。
【0004】図2は、従来のレイク受信装置を示す図で
ある。なお、図2では簡単のため、相関部の数を4とし
ている。
ある。なお、図2では簡単のため、相関部の数を4とし
ている。
【0005】図2において、1はスペクトラム拡散され
RF帯域に変調されたRF信号を受信するための受信ア
ンテナ、2は受信したRF信号をベースバンドの信号に
変換するRF受信部、3はベースバンド信号を量子化す
るAD変換部、4は量子化されたベースバンド信号の帯
域を通信帯域と同一に帯域制限する受信フィルタ部、5
1および52および53および54は帯域制限されたベ
ースバンド信号をそれぞれのパス毎に分離して逆拡散す
る相関部、6は帯域制限されたベースバンド信号から遅
延プロファイルを作成して、それぞれのパスの位相を出
力する遅延プロファイル作成部、7は相関部51および
相関部52および相関部53および相関部54の出力信
号と遅延プロファイル作成部6から出力されるそれぞれ
のパスの位相情報からレイク合成するための復号部であ
る。
RF帯域に変調されたRF信号を受信するための受信ア
ンテナ、2は受信したRF信号をベースバンドの信号に
変換するRF受信部、3はベースバンド信号を量子化す
るAD変換部、4は量子化されたベースバンド信号の帯
域を通信帯域と同一に帯域制限する受信フィルタ部、5
1および52および53および54は帯域制限されたベ
ースバンド信号をそれぞれのパス毎に分離して逆拡散す
る相関部、6は帯域制限されたベースバンド信号から遅
延プロファイルを作成して、それぞれのパスの位相を出
力する遅延プロファイル作成部、7は相関部51および
相関部52および相関部53および相関部54の出力信
号と遅延プロファイル作成部6から出力されるそれぞれ
のパスの位相情報からレイク合成するための復号部であ
る。
【0006】以上のように構成されたレイク受信装置に
ついて、以下その動作について説明する。
ついて、以下その動作について説明する。
【0007】まず、受信アンテナ1でスペクトラム拡散
されRF帯域に変調された信号は受信され、RF受信部
2でベースバンドの信号に変換される。そしてAD変換
部3でベースバンド信号が量子化され、受信フィルタ部
4で通信帯域と同一の帯域に制限される。
されRF帯域に変調された信号は受信され、RF受信部
2でベースバンドの信号に変換される。そしてAD変換
部3でベースバンド信号が量子化され、受信フィルタ部
4で通信帯域と同一の帯域に制限される。
【0008】なお、受信フィルタ部4の出力信号は、ス
ペクトラム拡散通信方式により送信された無線信号が複
数のパスを経由して形成された信号の合成信号である。
ペクトラム拡散通信方式により送信された無線信号が複
数のパスを経由して形成された信号の合成信号である。
【0009】前記受信フィルタ部4で帯域制限された信
号は、相関部51、相関部52、相関部53および相関
部54と遅延プロファイル作成部6にそれぞれ入力され
る。相関部51、相関部52、相関部53および相関部
54では、遅延プロファイル作成部6の制御によりそれ
ぞれのパスに対応した位相で逆拡散される。そして復号
部7でレイク合成され、復号データを得る。
号は、相関部51、相関部52、相関部53および相関
部54と遅延プロファイル作成部6にそれぞれ入力され
る。相関部51、相関部52、相関部53および相関部
54では、遅延プロファイル作成部6の制御によりそれ
ぞれのパスに対応した位相で逆拡散される。そして復号
部7でレイク合成され、復号データを得る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、複数のパスの相関を求めるために複数の相
関部が必要であり、回路規模が増大するという問題があ
った。
の構成では、複数のパスの相関を求めるために複数の相
関部が必要であり、回路規模が増大するという問題があ
った。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、相関部の演算を時分割に行うことにより相関部の回
路規模を削減するレイク受信装置を提供することを目的
とする。
で、相関部の演算を時分割に行うことにより相関部の回
路規模を削減するレイク受信装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のレイク受信装置は、相関部に、無線信号に含
まれる少なくとも2つのパス信号をチップ周期間隔で保
持する少なくとも2つの入力保持手段と、前記入力保持
手段の出力をチップ周期の期間で時系列に切り替えて出
力する切替手段と、前記切替手段の出力を逆拡散する逆
拡散手段と、前記逆拡散手段の出力をチップ周期の期間
で時系列に積和演算し、シンボル周期の単位でシンボル
情報を出力する積和演算手段と、前記入力保持手段およ
び前記切替手段および前記積和演算手段を時分割で動作
させる時分割制御手段とを備え、相関部の演算を時分割
に行うことにより相関部の回路規模を削減することがで
きる。
に本発明のレイク受信装置は、相関部に、無線信号に含
まれる少なくとも2つのパス信号をチップ周期間隔で保
持する少なくとも2つの入力保持手段と、前記入力保持
手段の出力をチップ周期の期間で時系列に切り替えて出
力する切替手段と、前記切替手段の出力を逆拡散する逆
拡散手段と、前記逆拡散手段の出力をチップ周期の期間
で時系列に積和演算し、シンボル周期の単位でシンボル
情報を出力する積和演算手段と、前記入力保持手段およ
び前記切替手段および前記積和演算手段を時分割で動作
させる時分割制御手段とを備え、相関部の演算を時分割
に行うことにより相関部の回路規模を削減することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の実施形態おけるレイク受信
装置を示す構成図である。簡単のため4つの相関結果、
すなわち4つのパスの信号を基に復号データを得る場合
の例を述べる。
装置を示す構成図である。簡単のため4つの相関結果、
すなわち4つのパスの信号を基に復号データを得る場合
の例を述べる。
【0015】また、相関部の時分割処理の期間を、チッ
プ周期をT秒とした場合、最初のT/4期間をt1、次
のT/4期間をt2、次のT/4期間をt3、最後のT
/4期間をt4と定義する。
プ周期をT秒とした場合、最初のT/4期間をt1、次
のT/4期間をt2、次のT/4期間をt3、最後のT
/4期間をt4と定義する。
【0016】図1において、1から4および6は従来例
と同じであるので説明は省略する。5は帯域制限された
ベースバンド信号を時分割に逆拡散する相関部、7は相
関部5の出力と遅延プロファイル作成部6から出力され
るそれぞれのパスの位相情報とによりレイク合成するた
めの復号部である。
と同じであるので説明は省略する。5は帯域制限された
ベースバンド信号を時分割に逆拡散する相関部、7は相
関部5の出力と遅延プロファイル作成部6から出力され
るそれぞれのパスの位相情報とによりレイク合成するた
めの復号部である。
【0017】なお、相関部5は、以下の(1)から
(8)までの各機能ブロックにより構成されている。 (1)時分割制御手段として、遅延プロファイル作成部
6の制御により、相関部5を時分割に動作させるための
時分割制御部500。 (2)入力保持手段として、時分割制御部500の制御
により、入力されたベースバンド信号に含まれる4つの
パスの信号を、それぞれチップ周期の期間保持する相関
入力信号保持器501および相関入力信号保持器502
および相関入力信号保持器503および相関入力信号保
持器504。 (3)切替手段として、時分割制御部500の制御によ
り、相関入力信号保持器501および相関入力信号保持
器502および相関入力信号保持器503および相関入
力信号保持器504の各出力をチップ周期期間に時系列
に切り替えて出力する相関入力信号切替器505。 (4)逆拡散手段として、相関入力信号切替器505の
出力を逆拡散する逆拡散器506。
(8)までの各機能ブロックにより構成されている。 (1)時分割制御手段として、遅延プロファイル作成部
6の制御により、相関部5を時分割に動作させるための
時分割制御部500。 (2)入力保持手段として、時分割制御部500の制御
により、入力されたベースバンド信号に含まれる4つの
パスの信号を、それぞれチップ周期の期間保持する相関
入力信号保持器501および相関入力信号保持器502
および相関入力信号保持器503および相関入力信号保
持器504。 (3)切替手段として、時分割制御部500の制御によ
り、相関入力信号保持器501および相関入力信号保持
器502および相関入力信号保持器503および相関入
力信号保持器504の各出力をチップ周期期間に時系列
に切り替えて出力する相関入力信号切替器505。 (4)逆拡散手段として、相関入力信号切替器505の
出力を逆拡散する逆拡散器506。
【0018】以下、(5)から(8)の各機能ブロック
は積和演算手段を構成している。 (5)逆拡散器506の出力と後述する加算切替器50
8の出力を加算して、それぞれのパス毎にチップデータ
の積和演算を行いシンボルデータを得るための加算手段
である加算器507。 (6)時分割制御部500の制御により、後述する積和
演算保持器510および積和演算保持器511および積
和演算保持器512および積和演算保持器513の各出
力をチップ周期期間に時系列に切り替えて加算器507
に出力するための加算切替手段である加算切替器50
8。 (7)時分割制御部500の制御により、加算器507
の出力を、後述する積和演算保持器510および積和演
算保持器511および積和演算保持器512および積和
演算保持器513にそれぞれチップ周期期間に時系列に
切り替えて出力するための積和演算切替手段である積和
演算切替器509。 (8)積和演算保持手段として、加算器507の出力結
果により、それぞれのパス毎に積和演算結果を保持する
積和演算保持器510および積和演算保持器511およ
び積和演算保持器器512および積和演算保持器51
3。
は積和演算手段を構成している。 (5)逆拡散器506の出力と後述する加算切替器50
8の出力を加算して、それぞれのパス毎にチップデータ
の積和演算を行いシンボルデータを得るための加算手段
である加算器507。 (6)時分割制御部500の制御により、後述する積和
演算保持器510および積和演算保持器511および積
和演算保持器512および積和演算保持器513の各出
力をチップ周期期間に時系列に切り替えて加算器507
に出力するための加算切替手段である加算切替器50
8。 (7)時分割制御部500の制御により、加算器507
の出力を、後述する積和演算保持器510および積和演
算保持器511および積和演算保持器512および積和
演算保持器513にそれぞれチップ周期期間に時系列に
切り替えて出力するための積和演算切替手段である積和
演算切替器509。 (8)積和演算保持手段として、加算器507の出力結
果により、それぞれのパス毎に積和演算結果を保持する
積和演算保持器510および積和演算保持器511およ
び積和演算保持器器512および積和演算保持器51
3。
【0019】なお、相関入力信号切替器505は、t1
期間では相関入力信号保持器501の出力を、t2期間
では相関入力信号保持器502の出力を、t3期間では
相関入力信号保持器503の出力を、t4期間では相関
入力信号保持器504の出力をそれぞれ逆拡散器506
に出力するようになっている。
期間では相関入力信号保持器501の出力を、t2期間
では相関入力信号保持器502の出力を、t3期間では
相関入力信号保持器503の出力を、t4期間では相関
入力信号保持器504の出力をそれぞれ逆拡散器506
に出力するようになっている。
【0020】また、加算切替器508は、t1期間では
積和演算保持器510の出力を、t2期間では積和演算
保持器511の出力を、t3期間では積和演算保持器5
12の出力を、t4期間では積和演算保持器513の出
力をそれぞれ加算器507へ出力するようになってい
る。
積和演算保持器510の出力を、t2期間では積和演算
保持器511の出力を、t3期間では積和演算保持器5
12の出力を、t4期間では積和演算保持器513の出
力をそれぞれ加算器507へ出力するようになってい
る。
【0021】また、積和演算切替器509は、加算器5
07の出力を、t1期間では積和演算保持器510へ、
t2期間では積和演算保持器511へ、t3期間では積
和演算保持器512へ、t4期間では積和演算保持器5
13へそれぞれ出力するようになっている。
07の出力を、t1期間では積和演算保持器510へ、
t2期間では積和演算保持器511へ、t3期間では積
和演算保持器512へ、t4期間では積和演算保持器5
13へそれぞれ出力するようになっている。
【0022】以上のように構成された本実施形態のレイ
ク受信装置について、以下、その動作について説明す
る。
ク受信装置について、以下、その動作について説明す
る。
【0023】なお、従来例でも述べたが受信フィルタ部
4の出力信号は複数のパスを経由した合成信号である。
本説明では簡単のため、複数のパスの中の第一のパスの
データを相関入力信号保持器501と積和演算保持器5
10に、第二のパスのデータを相関入力信号保持器50
2と積和演算保持器511に、第三のパスのデータを相
関入力信号保持器503と積和演算保持器512に、第
四のパスのデータを相関入力信号保持器504と積和演
算保持器513にそれぞれ保持するものとする。
4の出力信号は複数のパスを経由した合成信号である。
本説明では簡単のため、複数のパスの中の第一のパスの
データを相関入力信号保持器501と積和演算保持器5
10に、第二のパスのデータを相関入力信号保持器50
2と積和演算保持器511に、第三のパスのデータを相
関入力信号保持器503と積和演算保持器512に、第
四のパスのデータを相関入力信号保持器504と積和演
算保持器513にそれぞれ保持するものとする。
【0024】まず、受信アンテナ1でスペクトラム拡散
されRF帯域に変調された信号は受信され、RF受信部
2でベースバンド帯の信号に変換される。そしてAD変
換部3でベースバンド信号が量子化され、受信フィルタ
4で通信帯域と同一の帯域に制限される。受信フィルタ
4で帯域制限された信号は、相関部5と遅延プロファイ
ル作成部6にそれぞれ入力される。
されRF帯域に変調された信号は受信され、RF受信部
2でベースバンド帯の信号に変換される。そしてAD変
換部3でベースバンド信号が量子化され、受信フィルタ
4で通信帯域と同一の帯域に制限される。受信フィルタ
4で帯域制限された信号は、相関部5と遅延プロファイ
ル作成部6にそれぞれ入力される。
【0025】相関部5では、遅延プロファイル作成部6
の制御により、受信信号を構成する複数のパスのデータ
がそれぞれ個別に分離され、さらに時分割制御部500
の制御により、それぞれのパス毎に相関値が時分割で演
算され、結果を復号部7に出力する。そして復号部7で
レイク合成され、復号データを得る。
の制御により、受信信号を構成する複数のパスのデータ
がそれぞれ個別に分離され、さらに時分割制御部500
の制御により、それぞれのパス毎に相関値が時分割で演
算され、結果を復号部7に出力する。そして復号部7で
レイク合成され、復号データを得る。
【0026】以下相関部5の詳細動作について説明す
る。
る。
【0027】相関部5では、遅延プロファイル作成部6
の位相情報により、相関入力信号保持器501に第一の
パスのデータが、相関入力信号保持器502に第二のパ
スのデータが、相関入力信号保持器503に第三のパス
のデータが、相関入力信号保持器504に第四のパスの
データが、それぞれのパスの位相に対応して保持され、
時分割制御部500の制御により、再度チップ周期単位
にかつ同位相で保持し直される。
の位相情報により、相関入力信号保持器501に第一の
パスのデータが、相関入力信号保持器502に第二のパ
スのデータが、相関入力信号保持器503に第三のパス
のデータが、相関入力信号保持器504に第四のパスの
データが、それぞれのパスの位相に対応して保持され、
時分割制御部500の制御により、再度チップ周期単位
にかつ同位相で保持し直される。
【0028】そして、t1期間で相関入力信号切替器5
05は相関入力信号保持器501の出力を選択して逆拡
散器506へ出力し、また、積和演算切替器509は加
算器507の出力を積和演算保持器510へ出力し、さ
らに加算切替器508は、積和演算保持器510の出力
を選択して加算器507へ出力し、第一のパスのデータ
の積和演算を行う。
05は相関入力信号保持器501の出力を選択して逆拡
散器506へ出力し、また、積和演算切替器509は加
算器507の出力を積和演算保持器510へ出力し、さ
らに加算切替器508は、積和演算保持器510の出力
を選択して加算器507へ出力し、第一のパスのデータ
の積和演算を行う。
【0029】次にt2期間で相関入力信号切替器505
は相関入力信号保持器502の出力を選択して逆拡散器
506へ出力し、また、積和演算切替器509は加算器
507の出力を積和演算保持器511へ出力し、さらに
加算切替器508は、積和演算保持器511の出力を選
択して加算器507へ出力し、第二のパスのデータの積
和演算を行う。
は相関入力信号保持器502の出力を選択して逆拡散器
506へ出力し、また、積和演算切替器509は加算器
507の出力を積和演算保持器511へ出力し、さらに
加算切替器508は、積和演算保持器511の出力を選
択して加算器507へ出力し、第二のパスのデータの積
和演算を行う。
【0030】次にt3期間で相関入力信号切替器505
は相関入力信号保持器503の出力を選択して逆拡散器
506へ出力し、また、積和演算切替器509は加算器
507の出力を積和演算保持器512へ出力し、さらに
加算切替器508は、積和演算保持器512の出力信号
を選択して加算器507へ出力し、第三のパスのデータ
の積和演算を行う。
は相関入力信号保持器503の出力を選択して逆拡散器
506へ出力し、また、積和演算切替器509は加算器
507の出力を積和演算保持器512へ出力し、さらに
加算切替器508は、積和演算保持器512の出力信号
を選択して加算器507へ出力し、第三のパスのデータ
の積和演算を行う。
【0031】次にt4期間で相関入力信号切替器505
は相関入力信号保持器504の出力信号を選択して逆拡
散器506へ出力し、また、積和演算切替器509は加
算器507の出力信号を積和演算保持器513へ出力
し、さらに加算切替器508は、積和演算保持器513
の出力を選択して加算器507へ出力し、第四のパスの
データの積和演算を行う。
は相関入力信号保持器504の出力信号を選択して逆拡
散器506へ出力し、また、積和演算切替器509は加
算器507の出力信号を積和演算保持器513へ出力
し、さらに加算切替器508は、積和演算保持器513
の出力を選択して加算器507へ出力し、第四のパスの
データの積和演算を行う。
【0032】なお、図示していないが、積和演算保持器
510および積和演算保持器511および積和演算保持
器512および積和演算保持器513は、機能的にシン
ボル周期単位毎にリセットされる構造になっている。
510および積和演算保持器511および積和演算保持
器512および積和演算保持器513は、機能的にシン
ボル周期単位毎にリセットされる構造になっている。
【0033】以上のようにチップ周期単位で時分割に各
パスの積和演算を行っていき、各パスのシンボルデータ
を順次復号部7に出力する。
パスの積和演算を行っていき、各パスのシンボルデータ
を順次復号部7に出力する。
【0034】以上のように本実施形態によれば、時分割
制御部500と相関入力信号保持器501、502、5
03、504と相関入力信号切替器505と逆拡散器5
06と加算器507と加算切替器508と積和演算切替
器509と積和演算保持器510、511、512、5
13とを設け、時分割制御部500の制御により、相関
部における相関演算をチップ周期の期間に時分割で時系
列に行うことができる。
制御部500と相関入力信号保持器501、502、5
03、504と相関入力信号切替器505と逆拡散器5
06と加算器507と加算切替器508と積和演算切替
器509と積和演算保持器510、511、512、5
13とを設け、時分割制御部500の制御により、相関
部における相関演算をチップ周期の期間に時分割で時系
列に行うことができる。
【0035】なお、本実施形態では、4つのパスの相関
を時分割処理する場合について説明したが、パス数はい
くつであってもよく、また相関入力信号切替器および逆
拡散器および加算器および加算切替器および積和演算切
替器については1つとは限らず、従来の相関部での積和
演算が兼用できる構造になっていれば、複数個あっても
かまわないことは言うまでもない。
を時分割処理する場合について説明したが、パス数はい
くつであってもよく、また相関入力信号切替器および逆
拡散器および加算器および加算切替器および積和演算切
替器については1つとは限らず、従来の相関部での積和
演算が兼用できる構造になっていれば、複数個あっても
かまわないことは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明は、相関部に、無線
信号に含まれる少なくとも2つのパス信号をチップ周期
間隔で保持する少なくとも2つの入力保持手段と、前記
入力保持手段の出力をチップ周期の期間で時系列に切り
替えて出力する切替手段と、前記切替手段の出力を逆拡
散する逆拡散手段と、前記逆拡散手段の出力をチップ周
期の期間で時系列に積和演算し、シンボル周期の単位で
シンボル情報を出力する積和演算手段と、前記入力保持
手段および前記切替手段および前記積和演算手段を時分
割で動作させる時分割制御手段とを設けることにより、
相関部における相関演算をチップ周期の期間に時分割で
時系列に行うことができるため、相関部を兼用できるの
で回路規模を削減することができる。
信号に含まれる少なくとも2つのパス信号をチップ周期
間隔で保持する少なくとも2つの入力保持手段と、前記
入力保持手段の出力をチップ周期の期間で時系列に切り
替えて出力する切替手段と、前記切替手段の出力を逆拡
散する逆拡散手段と、前記逆拡散手段の出力をチップ周
期の期間で時系列に積和演算し、シンボル周期の単位で
シンボル情報を出力する積和演算手段と、前記入力保持
手段および前記切替手段および前記積和演算手段を時分
割で動作させる時分割制御手段とを設けることにより、
相関部における相関演算をチップ周期の期間に時分割で
時系列に行うことができるため、相関部を兼用できるの
で回路規模を削減することができる。
【図1】本発明の実施形態におけるレイク受信装置を示
す図
す図
【図2】従来の実施形態におけるレイク受信装置を示す
図
図
1 受信アンテナ 2 RF受信部 3 AD変換部 4 受信フィルタ部 5 相関部 6 遅延プロファイル作成部 7 復号部 500 時分割制御部 501、502、503、504 相関入力信号保持器 505 相関入力信号切替器 506 逆拡散器 507 加算器 508 加算切替器 509 積和演算切替器 510〜513 積和演算保持器
Claims (5)
- 【請求項1】 スペクトラム拡散通信方式により送信さ
れた無線信号を受信し、前記無線信号を逆拡散する相関
手段において、前記無線信号に含まれる少なくとも2つ
のパス信号をチップ周期間隔で保持する少なくとも2つ
の入力保持手段と、前記入力保持手段の出力をチップ周
期の期間で時系列に切り替えて出力する切替手段と、前
記切替手段の出力を逆拡散する逆拡散手段と、前記逆拡
散手段の出力をチップ周期の期間で時系列に積和演算
し、シンボル周期の単位でシンボル情報を出力する積和
演算手段と、前記入力保持手段および前記切替手段およ
び前記積和演算手段を時分割で動作させる時分割制御手
段とを備えたことを特徴とするレイク受信装置。 - 【請求項2】 前記積和演算手段は、少なくとも2つの
積和演算保持手段と、積和演算切替手段と、加算切替手
段と、加算手段を備えたことを特徴とする請求項1に記
載のレイク受信装置。 - 【請求項3】 前記加算手段は、前記逆拡散手段の出力
と前記加算切替手段の出力を加算し、結果を前記積和演
算切替手段へ出力することを特徴とする請求項2に記載
のレイク受信装置。 - 【請求項4】 前記積和演算切替手段は、前記時分割制
御手段により、前記加算手段の出力をチップ周期の期間
に時系列に切り替えて前記積和演算保持手段に出力する
ことを特徴とする請求項2乃至3のいずれかに記載のレ
イク受信装置。 - 【請求項5】 前記積和演算保持手段は、前記積和演算
切替手段の出力をチップ周期間隔で保持し、かつ、シン
ボル周期の単位でシンボル情報を出力することを特徴と
する請求項2乃至4のいずれかに記載のレイク受信装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14990999A JP2000341172A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | レイク受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14990999A JP2000341172A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | レイク受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000341172A true JP2000341172A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15485254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14990999A Pending JP2000341172A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | レイク受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000341172A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001052435A1 (fr) * | 2000-01-11 | 2001-07-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Recepteur a spectre etale |
JP2006279695A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 逆拡散装置 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP14990999A patent/JP2000341172A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001052435A1 (fr) * | 2000-01-11 | 2001-07-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Recepteur a spectre etale |
JP2006279695A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 逆拡散装置 |
JP4540523B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2010-09-08 | 株式会社日立国際電気 | 逆拡散装置 |
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