JP3151119B2 - 並列スペクトラム拡散通信方式 - Google Patents

並列スペクトラム拡散通信方式

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JP3151119B2
JP3151119B2 JP6837295A JP6837295A JP3151119B2 JP 3151119 B2 JP3151119 B2 JP 3151119B2 JP 6837295 A JP6837295 A JP 6837295A JP 6837295 A JP6837295 A JP 6837295A JP 3151119 B2 JP3151119 B2 JP 3151119B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0602Systems characterised by the synchronising information used
    • H04J3/0614Systems characterised by the synchronising information used the synchronising signal being characterised by the amplitude, duration or polarity

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列スペクトラム拡散
通信方式に関し、特に複合スペクトラム拡散信号の復調
時に各チャネルに対応した逆拡散復調部での同期をとる
方法、及び該復調時に用いる同期信号の送信方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のスペクトラム拡散(以下、「S
S」とも記載する。)方式による並列データ通信システ
ムの原理について簡単に説明する。
【0003】まず、送信側では、情報データを直列並列
変換処理により複数系列の低速化データ,つまり伝送速
度が遅いデータに変換する。これら全ての系列の低速化
データの同期を取った後、各系列の低速化データを、異
なった符号系列の拡散用のPN符号により拡散変調して
複数チャネルのスペクトラム拡散信号を作成する。
【0004】そして、これらの複数チャネルのスペクト
ラム拡散信号を加算して、複合スペクトラム拡散信号と
して送信する。
【0005】一方、受信側では、受信した複合スペクト
ラム拡散信号を、各チャネルについて送信側で用いた拡
散用符号に対応した逆拡散用符号により逆拡散復調す
る。このとき、各チャネルに対応した逆拡散復調部で
は、同期回路により逆拡散用符号とスペクトラム拡散信
号の同期がとられる。これにより、受信側にて、複数系
列の低速化データが、上記各チャネルのスペクトラム拡
散信号の復調信号として得られる。そして、これらの復
調低速化データを並列直列変換処理により再配列して、
最終的な受信データである、送信側での情報データを得
る。
【0006】このような並列データ通信システムでは、
並列送信される信号の相互相関値を小さくできることか
ら、拡散符号として直交符号を用いることにより、並列
データ数を増加させ、全体として情報伝送速度を上げる
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
並列スペクトラム拡散通信方式では、複合スペクトラム
拡散信号の復調は、これに含まれる各チャネルのスペク
トラム拡散信号毎にそれぞれの復調部で同期をとって行
われるため、受信側では、各チャネル毎に同期回路が必
要となり、回路規模が大きくなるという問題がある。
【0008】また、複合スペクトラム拡散信号の伝送周
波数帯域に制限がある場合、あるいはその伝送路の品質
が劣化している場合には、拡散用直交符号の直交性が損
なわれ、並列送信される信号の相互相関値、つまり逆拡
散出力における符号間干渉ノイズが大きくなる。また、
送信出力は一般的に法律等で上限が規定されているた
め、必然的に各チャネルのスペクトラム拡散信号の送信
出力を小さくしなければならない。このため、受信側で
複合スペクトラム拡散信号の復調を行う際、各チャネル
のスペクトラム拡散信号の復調部で同期が取れないとい
う問題が生じる。本発明は上記のような従来の問題点を
解決するためになされたもので、簡易な回路構成によ
り、複合スペクトラム拡散信号を復調する際に、各チャ
ネルのスペクトラム拡散信号の復調部でより確実に同期
を取ることのできる並列スペクトラム通信方式を得るこ
とが本発明の目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る並列スペ
クトラム通信方式は、情報信号を直列並列変換によりn
個(nは2以上の整数)の低速化データに変換し、各低
速化データを、符号系列が異なる同期のとれたn個の拡
散符号によりスペクトラム拡散変調し、該得られたn個
のスペクトラム拡散信号を加算して複合スペクトラム拡
散信号として送信する並列スペクトラム拡散送信方式で
ある。この送信方式では、該複合スペクトラム拡散信号
の送信は、データ送信期間と同期信号送信期間とに分け
て行われ、該同期信号送信期間には、該n個のスペクト
ラム拡散信号のうちの1つのスペクトラム拡散信号のみ
を、その送信電力をデータ送信期間の送信電力のn倍に
して送信するようにしている。そのことにより上記目的
が達成される。
【0010】この発明は、上記並列スペクトラム拡散通
信方式により送信される複合スペクトラム拡散信号を、
個々のスペクトラム拡散信号毎にそれぞれの逆拡散処理
部により復調し、得られたn個の逆拡散復調信号を並列
直列変換して元の情報信号を得る並列スペクトラム拡散
受信方式である。この受信方式では、前記同期信号送信
期間に送信される1つのスペクトラム拡散信号を、これ
に対応する逆拡散処理部にて復調し、この復調により得
られた同期信号に基づいて、残りn−1個のスペクトラ
ム拡散信号に対応する逆拡散復調部での復調処理の同期
をとるようにしている。
【0011】この発明に係る並列スペクトラム拡散通信
方式は、情報信号を直列並列変換によりn個(nは2以
上の整数)の低速化データに変換し、各低速化データ
を、符号系列が異なる同期のとれたn個の拡散符号によ
りスペクトラム拡散変調し、該得られたn個のスペクト
ラム拡散信号を加算して複合スペクトラム拡散信号とし
て送信する並列スペクトラム拡散送信方式である。この
送信方式では、該n個の拡散符号は、所定の符号系列を
有する1つの拡散符号と、この拡散符号を遅延によりシ
フトしたn−1個の拡散符号とからなり、該複合スペク
トラム拡散信号の送信は、データ送信期間と同期信号送
信期間とに分けて行われ、該同期信号送信期間には、該
n個のスペクトラム拡散信号のうちの1つのスペクトラ
ム拡散信号のみを、その送信電力をデータ送信期間の送
信電力のn倍にして送信するようになっている。そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0012】この発明は、上記並列スペクトラム拡散通
信方式により送信される複合スペクトラム拡散信号を、
個々のスペクトラム拡散信号毎にそれぞれの逆拡散処理
部により復調し、得られたn個の逆拡散復調信号を並列
直列変換して元の情報信号を得る並列スペクトラム拡散
受信方式である。この受信方式では、前記同期信号送信
期間に送信される1つのスペクトラム拡散信号を、これ
に対応する逆拡散処理部にて復調し、この復調により得
られた同期信号に基づいて、残りn−1個のスペクトラ
ム拡散信号に対応する逆拡散復調部での復調処理の同期
をとり、この際、この同期を、該1つのスペクトラム拡
散信号の拡散符号に対する、残りn−1個のスペクトラ
ム拡散信号の拡散符号のシフト量に対応したものとする
ようになっている。
【0013】
【作用】この発明においては、同期信号送信時には、n
個のスペクトラム拡散信号のうちの1つのスペクトラム
拡散信号のみを、その電力を同期信号送信時以外の送信
時の電力のn倍にして送信し、残りのn−1個のスペク
トラム拡散信号を送信しないようにしたから、同期信号
の送信出力が増大することとなる。このため、伝送周波
数帯域の制限や、その伝送路の品質の劣化により、拡散
用直交符号の直交性が損なわれ、並列送信される信号の
相互相関値、つまり逆拡散出力における符号間干渉ノイ
ズが大きくなっていても、受信側で複合スペクトラム拡
散信号の復調を行う際に、各チャネルに対応する逆拡散
復調部での同期が取れなくなるのを回避することができ
る。
【0014】また、この発明においては、上記同期信号
送信時に送信される1つのスペクトラム拡散信号を復調
し、この際復調される同期信号をもとに、残りのn−1
個のスペクトラム拡散信号の逆拡散復調部での同期を取
るようにしたので、受信部での同期回路の数を1つにす
ることができ、回路規模を小さくすることが可能にな
る。
【0015】また、この発明においては、n個の低速化
データをスペクトラム拡散変調するための拡散符号を、
所定の符号系列を有する1つの拡散符号と、この拡散符
号を遅延によりシフトしたn−1個の拡散符号とから構
成しているため、上記n個の拡散信号を、1つの拡散符
号発生回路により発生した拡散符号から作成することが
でき、送信側での拡散符号発生回路の個数を減らして、
その回路規模の縮小を図ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0017】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
による並列スペクトラム拡散通信方式を説明するための
図であり、図1(a)は送信側の回路構成を示すブロッ
ク図、図1(b)は受信側の回路構成を示すブロック図
である。
【0018】図において、10は複合スペクトラム拡散
信号を送信する送信部であり、該送信部10は、入力端
子In10に入力されたデータ等の情報信号d(t)
を、直列並列変換処理により複数系列の低速化データd
1(t)〜dn(t)に変換する直列並列変換器11と、
クロック信号を発生するクロック発生器13と、該低速
化データの各系列毎に設けられ、上記クロック信号に基
づいて拡散符号PN1(t)〜PNn(t)を発生する拡
散符号発生回路(PNG1〜n)1b1〜1bnと、該低
速化データの各系列毎に設けられ、低速化データと拡散
符号との乗算により、該低速化データをスペクトラム拡
散変調する第1〜第nの乗算器1a1〜1anとを有して
いる。
【0019】上記第1の乗算器1a1の出力には、その
乗算出力を第1,第2の接点T1,T2側に切り換えて
出力する切り換えスイッチ1c1が接続されており、そ
の第1の接点T1には増幅器14が接続され、該増幅器
14の出力及び上記第2の接点T2は加算器12に接続
されている。また第2〜第nの乗算器1a2〜1anの出
力は、それぞれ開閉スイッチ1c2〜1cnを介して上記
加算器12に接続されている。
【0020】これにより、上記送信部10では、上記ス
イッチ1a1〜1anの開閉制御により、上記加算器12
からは、上記各乗算器1c1〜1cnの出力,つまり各チ
ャネルのスペクトラム拡散信号を加算してなる複合スペ
クトラム拡散信号、及び第1の乗算器1a1の出力であ
る1つのスペクトラム拡散信号がn倍に増幅された信号
を出力端子Out10に出力可能な構成となっている。
【0021】また、20は上記複合スペクトラム拡散信
号を受信する受信部で、該受信部20は、その入力端子
In20に接続され、上記複合スペクトラム拡散信号に
含まれる各チャネルのスペクトラム拡散信号を復調する
スペクトラム拡散復調器(以下、SS復調器と略記す
る。)2a1〜2anと、該SS復調器2a1に対応させ
て設けられ、拡散符号PN1(t)によるスペクトラム
拡散信号の復調のための同期信号を発生する同期回路2
1とを有している。ちなみに、この同期回路21は、上
記拡散符号PN1(t)〜PNn(t)による複数のスペ
クトラム拡散信号のうちの、拡散符号PN1(t)によ
るスペクトラム拡散信号のみを選択的に受信し復調し
て、同期信号を抽出するよう構成されている。また上記
受信部20には、上記各SS復調器2a1〜2anの出力
を並列直列変換処理により再配列して、元の情報信号を
復元し、出力端子Out20に出力する並列直列変換器
22が設けられている。
【0022】次に、これら送信部10及び受信部20の
動作について説明する。
【0023】まず送信部10では、入力端子In10よ
り直列並列変換器11に供給された情報信号d(t)
は、該直列並列変換器11にて、複数系列の低速化デー
タd1(t)〜dn(t)に変換される。この変換され
た低速化データd1(t)〜dn(t)は、それぞれ対
応する乗算器1a1〜1anに供給される。
【0024】一方、上記拡散符号発生回路1b1〜1bn
の入力端子In1〜Innには、クロック発生器13から
クロック信号が供給されており、各拡散符号発生回路
は、このクロック信号に基づき、符号系列が相互に異な
る拡散符号PN1(t)〜PNn(t)を同期して生成
し、それぞれ対応する乗算器1a1〜1anに供給してい
る。
【0025】そして各系列の低速化データd1(t)〜
dn(t)の同期をとった後、該各乗算器1a1〜1an
では、各系列の低速化データd1(t)〜dn(t)と
拡散符号PN1(t)〜PNn(t)との乗算により、
該各低速化データのスペクトラム拡散変調を行って、複
数チャネルのスペクトラム拡散信号を作成する。そし
て、これらの複数チャネルのスペクトラム拡散信号の送
信を、図3に示すように同期信号送信期間とデータ送信
期間とに時分割して行う。
【0026】すなわち、同期信号の送信時(時刻t1〜
t2の期間)には、開閉スイッチ1c2〜1cnを開き、
切り換えスイッチ1c1を第1の接点T1側、つまり増
幅器14側に接続する。これにより、加算器12には、
増幅器14によりn倍に増幅された、拡散符号PN1
(t)によるスペクトラム拡散信号のみが供給され、こ
のスペクトラム拡散信号のみが、出力端子Out10を
介して、例えばアンテナ(図示せず)より乗算器1a1
の出力のn倍の電力で送信される。
【0027】そしてこのように同期信号の送信を行った
後直ちに、データ信号の送信を行う。つまり、データ送
信期間(時刻t2〜t3の期間)には、切り換えスイッ
チ1c1を第2の接点T2側に接続して、増幅器14を
バイパスし、開閉スイッチ1c2〜1cnを閉じる。これ
により拡散符号PN1(t)〜PNn(t)によるスペ
クトラム拡散信号が加算器12に供給される。そして該
加算器12で合成された複合スペクトラム拡散信号は、
出力端子Out10を介して、例えばアンテナ(図示せ
ず)より送信される。
【0028】次に、受信部20の動作について説明す
る。
【0029】上記受信部20の入力端子In20から、
複合スペクトラム拡散信号を、各拡散用符号PN1
(t)〜PNn(t)によるスペクトラム拡散信号に対
応したSS復調器、及びPN1(t)によるスペクトラ
ム拡散信号に対応した同期回路21に供給する。
【0030】すなわち、同期信号送信期間(時刻t1〜
t2の期間)には、n倍に増幅された拡散符号PN1
(t)によるスペクトラム拡散信号が、上記SS復調器
2a1に対応した同期回路21に供給される。すると、
該同期回路21は拡散信号PN1(t)によるスペクト
ラム拡散信号に対して同期を取って、同期パルスを各S
S復調器2a1〜2anに供給する。
【0031】そして、上記同期信号送信期間に続くデー
タ送信期間(時刻t2〜t3の期間)には、複合スペク
トラム拡散信号,つまり拡散用符号PN1(t)〜PN
n(t)によるスペクトラム拡散信号がそれぞれ対応す
るSS復調器2a1〜2anに供給される。この時、各S
S復調器2a1〜2anには、同期回路21から同期パル
スが供給されているため、該各SS復調器2a1〜2an
は、同期回路21からの同期パルスにより各チャネルの
スペクトラム拡散信号の復調を開始し、それぞれの復調
器2a1〜2anからは低速化データd1(t)〜dn
(t)が得られる。
【0032】ここで、同期信号については、同期信号送
信期間に送信された、拡散用PN符号PN1(t)によ
るスペクトラム拡散信号のみが供給される。これは、同
期回路21はSS復調器2a1に対応したものであり、
拡散信号PN1(t)によるスペクトラム拡散信号のみ
復調可能な構成になっているため、他の拡散符号PN2
(t)〜PNn(t)によるスペクトラム拡散信号は、
該同期回路21に対してはすべて雑音となるからであ
る。また、上述したように、各チャネルのスペクトラム
拡散信号は送信部10で同期を取って送信されているの
で、受信側で、拡散符号PN1(t)によるスペクトラ
ム拡散信号に対して同期が取れれば、おのずと拡散符号
PN2(t)〜PNn(t)によるスペクトラム拡散信
号に対しても同期が取れたことになる。
【0033】このようにして得られた各低速化データ
は、並列直列変換器22に供給され、並列直列変換処理
によりこれらの低速化データd1(t)〜dn(t)が
時間的に再配列されて、元の情報信号d(t)に復元さ
れ、出力端子Out20より出力される。
【0034】このように本実施例では、同期信号送信時
には、n個のスペクトラム拡散信号のうちの1つのスペ
クトラム拡散信号のみを、その電力を同期信号送信時以
外の送信時の電力のn倍にして送信し、残りのn−1個
のスペクトラム拡散信号を送信しないようにしたので、
同期信号の送信出力が増大することとなる。このため、
伝送周波数帯域の制限や、その伝送路の品質の劣化によ
り、拡散用直交符号の直交性が損なわれ、並列送信され
る信号の相互相関値、つまり逆拡散出力における符号間
干渉ノイズが大きくなっていても、受信側で複合スペク
トラム拡散信号の復調を行う際に、各チャネルに対応す
るSS復調部2a1〜2anでの同期が取れなくなるのを
回避することができる。
【0035】また、上記同期信号送信時に送信される1
つのスペクトラム拡散信号を復調し、この際復調される
同期信号をもとに、残りのn−1個のスペクトラム拡散
信号のSS復調部2a2〜2anでの同期を取るようにし
たので、受信部での同期回路の数を1つにすることがで
き、回路規模を小さくすることが可能になる。
【0036】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
による並列スペクトラム拡散通信方式を説明するための
図であり、図2(a)は送信側の回路構成を示すブロッ
ク図、図2(b)は受信側の回路構成を示すブロック図
である。
【0037】図において、30は複合スペクトラム拡散
信号を送信する送信部であり、該送信部30は、その入
力端子In30に入力されたデータ等の情報信号d
(t)を、直列並列変換処理により複数系列の低速化デ
ータに変換する直列並列変換器31と、該低速化データ
の各系列毎に設けられ、低速化データと拡散符号との乗
算により、該低速化データをスペクトラム拡散変調する
第1〜第nの乗算器3a1〜3anとを有している。
【0038】上記第1の乗算器3a1の出力には、乗算
出力を第1,第2の接点T1,T2側に切り換えて出力
する切り換えスイッチ3c1が接続されており、その第
1の接点T1には増幅器34が接続され、該増幅器34
の出力及び上記第2の接点T2は、加算器32に接続さ
れている。また上記第2〜第nの乗算器3a2〜3anの
出力は、それぞれ開閉スイッチ3c2〜3cnを介して上
記加算器32に接続されている。
【0039】また、上記送信部30は、クロック信号を
発生するクロック発生器33と、該クロック信号に基づ
いて拡散符号PN(t)を発生する拡散符号発生回路
(PNG)35と、それぞれ異なる遅延時間量τ2〜τ
nを有し、該発生された拡散符号PN(t)をシフトさ
せる遅延素子3b2〜3bnとを備えている。そして上記
第1の乗算器3a1には拡散符号発生回路35で発生さ
れた拡散符号PN(t)が供給され、上記第2〜第nの
乗算器3a2〜3anには上記遅延素子3b2〜3bnによ
りシフトされた拡散符号PN(t−τ2)〜PN(t−
τn)が供給されるようになっている。
【0040】これにより、上記送信部30は、上記スイ
ッチ3c1〜3c3の開閉制御により、上記加算器32か
らは、上記各乗算器3a1〜3an3の出力,つまり各チ
ャネルのスペクトラム拡散信号を加算してなる複合スペ
クトラム拡散信号、及び第1の乗算器3a1の出力であ
る1つのスペクトラム拡散信号がn倍に増幅された信号
を出力可能な構成となっている。
【0041】また、40は上記複合スペクトラム拡散信
号を受信する受信部で、該受信部40は、その入力端子
In40に接続され、上記複合スペクトラム拡散信号に
含まれる各チャネルのスペクトラム拡散信号を復調する
第1〜第nのSS復調器4a1〜4anと、該第1のSS
復調器4a1に対応させて設けられ、拡散符号PN
(t)によるスペクトラム拡散信号の復調のための同期
信号を発生する同期回路41とを有している。ちなみ
に、この同期回路41は、上記拡散符号PN(t)〜P
Nn(t−τn)による複数のスペクトラム拡散信号の
うちの、拡散符号PN(t)によるスペクトラム拡散信
号のみを選択的に受信し復調して、同期信号を抽出する
よう構成されている。
【0042】そして本実施例では、第2〜第nのSS復
調器4a2〜4anに対応させて、同期回路41からの同
期信号を遅延させる遅延素子4b2〜4bnが設けられて
おり、上記第2のSS復調器4a2〜第nの復調器4an
には、それぞれ該遅延素子4b2〜4bnを介して同期信
号が入力されるようになっている。ここで、上記遅延素
子4b2〜4bnの遅延量は、上記送信部30の遅延素子
3b2〜3bnの遅延量と同一となっている。
【0043】そして上記各SS復調器4a1〜4anの出
力側には、それぞれの出力d1(t)〜dn(t)を並
列直列変換処理により再配列して、元の情報信号d
(t)を復元し、出力端子Out40に出力する並列直
列変換器42が設けられている。次に、これら送信部3
0及び受信部40の動作について説明する。
【0044】まず送信部30では、入力端子In30よ
り入力された情報信号d(t)は、直列並列変換器31
に供給され、ここで直列並列変換により複数系列の低速
化データd1(t)〜dn(t)に変換される。該変換
された低速化データd1(t)〜dn(t)は、それぞ
れ対応する第1〜第nの乗算器3a1〜3anに供給され
る。
【0045】一方、拡散符号発生回路35の入力端子I
n35には、クロック発生器33からクロック信号が供
給され、該拡散符号発生回路35はこのクロック信号に
基づき、拡散符号PN(t)を生成する。この拡散符号
PN(t)は、第1の乗算器3a1にはそのまま供給さ
れ、第2〜第nの乗算器3a2〜3anには、それぞれ遅
延素子3b2〜3bnによりシフトして供給される。ここ
で、上記遅延素子3b2〜3bnの遅延時間量τ2〜τn
は、拡散符号のチップ長をN、1チップ時間をTcとす
ると、Tc以上(N−1)Tc未満の範囲で、相互に異
なる値に設定されている。
【0046】そして各低速化データd1(t)〜dn
(t)の同期をとった後、上記各乗算器3a1〜3anで
は、各低速化データd1(t)〜dn(t)と拡散符号
PN(t)〜PN(t−τn)との乗算によりスペクト
ラム拡散変調を行って、スペクトラム拡散信号を作成す
る。そして、これらのスペクトラム拡散信号の送信を、
図4に示すように同期信号送信期間とデータ送信期間と
に時分割して行う。
【0047】すなわち、同期信号の送信時(時間t11
〜t12の期間)には、開閉スイッチ3c2〜3cnを開
き、切り換えスイッチ3c1を第1の接点T1側、つま
り増幅器34側に接続する。これにより、加算器32に
は、増幅器34によりn倍に増幅された拡散符号PN
(t)によるスペクトラム拡散信号のみが供給され、こ
のスペクトラム拡散信号のみが出力端子Out30を介
して、例えばアンテナ(図示せず)より乗算器3a1の
出力のn倍の電力で送信される。
【0048】そしてこのように同期信号の送信を行った
後直ちに、データ信号の送信を行う。つまり、データ送
信期間(時間t12〜t13の期間)には、切り換えス
イッチ3c1を第2の接点T2側に接続して、増幅器3
4をバイパスし、開閉スイッチ3c2〜3cnを閉じる。
これにより拡散符号PN(t)〜PN(t−τn)によ
るスペクトラム拡散信号が加算器32に供給される。そ
して、該加算器32で合成された複合スペクトラム拡散
信号は、出力端子Out40を介して、例えばアンテナ
(図示せず)より送信される。
【0049】次に、受信部40の動作について説明す
る。
【0050】上記受信部40の入力端子In40から、
複合スペクトラム拡散信号を、各拡散符号PN(t)〜
PN(t−τn)によるスペクトラム拡散信号の第1〜
第nのSS復調器4a1〜4an、及びPN(t)による
スペクトラム拡散信号に対応した同期回路41に供給す
る。
【0051】すなわち、同期信号送信期間(時刻t11
〜t12の期間)には、n倍に増幅された拡散符号PN
(t)によるスペクトラム拡散信号が、上記SS復調器
4a1に対応した同期回路41に供給される。すると、
該同期回路41は拡散信号PN(t)によるスペクトラ
ム拡散信号に対して同期を取って、同期パルスを第1の
SS復調器4a1及び遅延素子4b2〜4bnに供給す
る。このとき該各遅延素子4b2〜4bnからは、上記同
期パルスをそれぞれ送信部30の遅延素子3b2〜3bn
での遅延量と同一時間遅延した、拡散符号PN(t−τ
2)〜PN(t−τn)によるスペクトラム拡散信号に
対応した同期パルスが出力される。
【0052】そして、上記同期信号送信期間に続くデー
タ送信期間(時刻t12〜t13の期間)には、複合ス
ペクトラム拡散信号,つまり拡散用符号PN(t)〜P
N(t−τn)によるスペクトラム拡散信号がそれぞれ
対応するSS復調器4a1〜4anに供給される。この
時、各SS復調器4a1〜4anには、同期回路41及び
遅延素子4b2〜4bnから同期パルスが供給されている
ため、該各SS復調器4a1〜4anは、対応する同期パ
ルスにより各チャネルのスペクトラム拡散信号の復調を
開始し、それぞれの復調器4a1〜4anからは低速化デ
ータd1(t)〜dn(t)が得られる。
【0053】ここで、同期信号については、同期信号送
信期間に送信された、拡散用PN符号PN(t)による
スペクトラム拡散信号のみが供給される。これは、同期
回路41はSS復調器4a1に対応したものであり、拡
散信号PN(t)によるスペクトラム拡散信号のみ復調
可能な構成になっているため、他の拡散符号PN(t−
τ2)〜PN(t−τn)によるスペクトラム拡散信号
は、該同期回路41に対してはすべて雑音となるからで
ある。また、上述したように、各チャネルのスペクトラ
ム拡散信号は送信部30で同期を取って送信されている
ので、受信側で、拡散符号PN(t)によるスペクトラ
ム拡散信号に対して同期が取れれば、おのずと拡散符号
PN(t−τ2)〜PN(t−τn)によるスペクトラ
ム拡散信号に対しても同期が取れたことになる。
【0054】このようにして得られた各低速化データ
は、並列直列変換器42に供給され、並列直列変換処理
によりこれらの低速化データd1(t)〜dn(t)が
時間的に再配列されて、元の情報信号d(t)に復元さ
れ、出力端子Out40より出力される。
【0055】このように本実施例では、1つの拡散符号
発生回路(PNG)により拡散符号PN(t)を発生さ
せ、さらにこれをそれぞれ異なる遅延時間量τ2〜τn
シフトさせることにより、n個の低速化データd1
(t)〜dn(t)をスペクトラム拡散変調するための
拡散符号を作成するようにしたので、上記第1の実施例
に比べて、送信側での拡散符号発生回路の個数を減らし
て、その回路規模の縮小を図ることができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明の並列スペクトラム
拡散通信方式によれば、同期信号送信時には、並列チャ
ネルのうち1チャネルだけが、しかも同期信号送信以外
のデータ信号送信時に比べてn倍の電力で送信されるの
で、受信部では、符号間干渉ノイズの影響を受けること
なく、従来の方式に比べ、より確実に同期を取ることが
可能になる。
【0057】また、本発明によれば、上記同期信号送信
時に送信される1つのスペクトラム拡散信号を復調し、
この際復調される同期信号をもとに、残りのn−1個の
スペクトラム拡散信号の逆拡散復調部での同期を取るよ
うにしたので、受信部での同期回路の数を1つにするこ
とができ、回路規模を小さくすることが可能になる。ま
た、本発明によれば、n個の低速化データをスペクトラ
ム拡散変調するための拡散符号を、所定の符号系列を有
する1つの拡散符号と、この拡散符号を遅延によりシフ
トしたn−1個の拡散符号とから構成しているため、1
つの拡散符号発生回路により拡散符号を発生し、さらに
これをそれぞれ異なる遅延時間量シフトさせることによ
り、上記n個の拡散符号を作成することができ、送信側
での拡散符号発生回路の個数を減らして、その回路規模
の縮小を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による並列スペクトラム
拡散通信方式を説明するための図であり、図1(a)は
送信側の回路構成を示すブロック図、図1(b)は受信
側の回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例による並列スペクトラム
拡散通信方式を説明するための図であり、図2(a)は
送信側の回路構成を示すブロック図、図2(b)は受信
側の回路構成を示すブロック図である。
【図3】上記第1の実施例による送信部における動作を
説明するための図である。
【図4】上記第2の実施例による送信部における動作を
説明するための図である。
【符号の説明】
1a1,1a2,1an,3a1,3a2,3an 乗算器 1b1,1b2,1bn,35 拡散符号発生回路(PN
G) 1c1,3c1 切換えスイッチ 1c2,1cn,3c2,3cn 開閉スイッチ 2a1,2a2,2an,4a1,4a2,4an SS復調
器 3b2,3bn,4b2,4bn 遅延素子 10,30 送信部 11,31 直列並列変換器 12,32 加算器 13,33 クロック発生器 14,34 増幅器 20,40 受信部 21,41 同期回路 22,42 並列直列変換器 d(t) 情報データ d1(t),d2(t),dn(t) 低速化データ In1,In2,Inn,In35 拡散符号発生用クロ
ック入力端子 In10,In20,In30,In40 データ入力
端子 Out10,Out20,Out30,Out40 デ
ータ出力端子 T1,T2 第1,第2の接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−37492(JP,A) 特開 平4−360434(JP,A) 特開 平5−30079(JP,A) 特開 平5−130068(JP,A) 特開 平4−328921(JP,A) 特開 平6−326686(JP,A) 特開 平7−177126(JP,A) 欧州特許出願公開622920(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号を直列並列変換によりn個(n
    は2以上の整数)の低速化データに変換し、各低速化デ
    ータを、符号系列が異なる同期のとれたn個の拡散符号
    によりスペクトラム拡散変調し、該得られたn個のスペ
    クトラム拡散信号を加算して複合スペクトラム拡散信号
    として送信する並列スペクトラム拡散送信方式であっ
    て、 該複合スペクトラム拡散信号の送信は、データ送信期間
    と同期信号送信期間とに分けて行われ、 該同期信号送信期間には、該n個のスペクトラム拡散信
    号のうちの1つのスペクトラム拡散信号のみを、その送
    信電力をデータ送信期間の送信電力のn倍にして送信す
    る並列スペクトラム拡散通信方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の並列スペクトラム拡散通
    信方式により送信される複合スペクトラム拡散信号を、
    個々のスペクトラム拡散信号毎にそれぞれの逆拡散処理
    部により復調し、得られたn個の逆拡散復調信号を並列
    直列変換して元の情報信号を得る並列スペクトラム拡散
    受信方式であって、 前記同期信号送信期間に送信される1つのスペクトラム
    拡散信号を、これに対応する逆拡散処理部にて復調し、 この復調により得られた同期信号に基づいて、残りn−
    1個のスペクトラム拡散信号に対応する逆拡散復調部で
    の復調処理の同期をとる並列スペクトラム拡散通信方
    式。
  3. 【請求項3】 情報信号を直列並列変換によりn個(n
    は2以上の整数)の低速化データに変換し、各低速化デ
    ータを、符号系列が異なる同期のとれたn個の拡散符号
    によりスペクトラム拡散変調し、該得られたn個のスペ
    クトラム拡散信号を加算して複合スペクトラム拡散信号
    として送信する並列スペクトラム拡散送信方式であっ
    て、 該n個の拡散符号は、所定の符号系列を有する1つの拡
    散符号と、この拡散符号を遅延によりシフトしたn−1
    個の拡散符号とからなり、 該複合スペクトラム拡散信号の送信は、データ送信期間
    と同期信号送信期間とに分けて行われ、 該同期信号送信期間には、該n個のスペクトラム拡散信
    号のうちの1つのスペクトラム拡散信号のみを、その送
    信電力をデータ送信期間の送信電力のn倍にして送信す
    る並列スペクトラム拡散通信方式。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の並列スペクトラム拡散通
    信方式により送信される複合スペクトラム拡散信号を、
    個々のスペクトラム拡散信号毎にそれぞれの逆拡散処理
    部により復調し、得られたn個の逆拡散復調信号を並列
    直列変換して元の情報信号を得る並列スペクトラム拡散
    受信方式であって、 前記同期信号送信期間に送信される1つのスペクトラム
    拡散信号を、これに対応する逆拡散処理部にて復調し、 この復調により得られた同期信号に基づいて、残りn−
    1個のスペクトラム拡散信号に対応する逆拡散復調部で
    の復調処理の同期をとり、この際、この同期を、該1つ
    のスペクトラム拡散信号の拡散符号に対する、残りn−
    1個のスペクトラム拡散信号の拡散符号のシフト量に対
    応したものとする並列スペクトラム拡散通信方式。
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