JP2003521562A - 会合性増粘剤の組合わせおよび水性保護被覆組成物 - Google Patents

会合性増粘剤の組合わせおよび水性保護被覆組成物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、会合性増粘剤の組合わせを含んでなる増粘剤組成物であって、少なくとも1つの会合性増粘剤が、疎水性修飾されたセルロース誘導体または疎水性修飾されたグアール誘導体であり、これが会合性増粘剤の組合わせ中に、会合性増粘剤の組合わせの重量を基準に、少なくとも70重量%の相対量または30重量%以下の相対量で存在する増粘剤組成物を提供するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、会合性増粘剤の組合わせおよびこのような組合わせを含有する水性
保護被覆組成物に関する。会合性増粘剤の組合わせの少なくとも1つの会合性増
粘剤は、疎水性修飾されたセルロース誘導体またはグアール誘導体であり、会合
性増粘剤の組合わせ中に、会合性増粘剤の組合わせの重量を基準に、少なくとも
70重量%の相対量または30重量%以下の相対量で存在する。
【0002】 本発明の会合性増粘剤の組合わせを含有する水性保護被覆組成物は、優れたレ
ネタ(leneta)レベリング、優れたブラシレベリング、良好な垂れ下がり抵抗およ
び調整可能なICI粘度を提供する。
【0003】 (背景技術) 会合性増粘剤(通常は、水溶性ポリマーである)は、水をベースとする系におけ
る添加剤として広く使用されている。増粘剤は、特定の加工条件および末端使用
条件のもとで、所望のレベルに粘度を増大させ、そして維持する。特に、増粘剤
は、全ての種類の被覆剤(例えば、装飾用および保護用被覆剤)において、および
紙被覆剤において有用であるだけでなく、化粧品および個人ケアー物品、洗剤、
医薬品、接着剤およびシーラント、農業用配合物および石油掘削液においても有
用である。
【0004】 会合性増粘剤は、水ベースの保護被覆組成物のためのレオロジー改変剤として
使用されている。
【0005】 水ベースの保護被覆組成物は、これまで長年にわたり、ラテックスペイントま
たは分散ペイントとして普通に知られている。このような水性保護被覆組成物の
レオロジー特性の調節は、検討分野である。その理由は、この被覆組成物が、良
好なレベリング(例えば、レネタレベリングおよびブラシレベリング)および優れ
た垂れ下がり抵抗を与えることを必要とするだけでなく、さらに、この被覆組成
物が、容易な適用を可能にするために、低すぎも高すぎもしないICI粘度を有
するべきであるためである。
【0006】 組成物のレオロジー特性を変えるために、種々の増粘剤を水性保護被覆組成物
に添加しうることが、当業者に周知である。多くの化合物[例えば、デンプン、
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、処理したベントニド(bentoni
ds)、ヒドロキシアルキルグアールなど]ならびに多くの合成増粘剤が、過去にお
いて増粘剤として使用されている。しかし、これら既知の増粘剤の大部分は、十
分に良好なレネタレベリング、ブラシレベリングまたは垂れ下がり抵抗を与えず
、相応のレネタレベリングを有する増粘剤は、満足なICI粘度を持たないこと
が多い。
【0007】 欧州特許出願公開EP-A-0566911は、10,000〜300,000の
分子量を有する会合性増粘剤を含有する水性保護被覆組成物を開示している。こ
の会合性増粘剤は、好ましくは、疎水性修飾されたセルロース誘導体であり、例
えば、疎水性修飾されたヒドロキシエチルセルロースまたは疎水性修飾されたエ
チルヒドロキシエチルセルロースまたは疎水性修飾されたグアール誘導体である
。EP-A-0566911に開示されたこれら増粘剤は、優れたレネタレベリン
グ、優れたブラシレベリングおよび優れた垂れ下がり抵抗を有する水性保護被覆
組成物を与えるが、この水性保護被覆組成物のICI粘度を所望の値に調節する
のは困難であることもある。
【0008】 米国特許US-A 5,002,985は、改善されたレオロジーおよび性能特性
を有するフラットまたは半フラットの水性ペイント組成物を開示している。この
ペイント組成物は、水溶性の非イオン性セルロースエーテルおよび会合性ポリウ
レタン増粘剤の組合わせを含有する。US-A 5,002,985は、セルロース
誘導体が、少量の4〜20個の炭素原子を有する炭化水素置換基を追加で含有し
ていてもよいことを開示しているが、疎水性修飾されたセルロース誘導体は例示
されていない。US-A 5,002,985に開示されている増粘剤の組合わせは
、セルロースエーテルと会合性ポリウレタン増粘剤を2:8〜8:2の重量比で
含有する。US-A 5,002,985に開示されているペイント組成物は、少な
くとも30%の顔料体積濃度を持ち、46%の顔料体積濃度を例示している。
【0009】 US-A 5,002,985は、優れたレネタレベリングを与えるが満足しうる
ICI粘度を与えない疎水性修飾されたセルロース誘導体を使用したときに起こ
ることがある問題については言及していない。
【0010】 当業者が、疎水性修飾されたセルロース誘導体またはグアール誘導体(例えば
、EP-A-0566911に開示されている疎水性修飾されたセルロース誘導体
またはグアール誘導体)を含有する会合性増粘剤の組合わせを使用したときには
、レネタレベリングは大きく低下するのが普通であろう(ICI粘度は、会合性
増粘剤の組合わせの他の増粘剤成分のICI粘度に依存して改善されることもあ
る)。
【0011】 従って、本発明の目的は、従来技術の組成物に付随する問題を示さず、優れた
性質のバランスを持ち、特に、EP-A-0566911に開示されている水性保
護被覆組成物と同様の優れたレネタレベリング、ブラシレベリングおよび垂れ下
がり抵抗を持つが、さらに満足しうるICI粘度をも持つ水性保護被覆組成物を
提供することである。
【0012】 (発明の開示) 本発明により、EP-A-0566911に開示されている疎水性修飾されたセ
ルロース誘導体またはグアール誘導体の少なくとも1つを、組成物の全重量を基
準に、30重量%以下の量または少なくとも70重量%の量で含有する会合性増
粘剤の組合わせが、優れたレベリングおよび垂れ下がり抵抗の特性を与えること
ができ、さらに、許容しうるICI粘度を有することを予想外に見い出した。疎
水性修飾されたセルロース誘導体またはグアール誘導体が、会合性増粘剤の組合
わせ中に、30%を超え70%未満までの相対量で存在するときには、水性保護
被覆組成物のICI粘度は許容性であるかもしれないが、組成物のレベリング特
性はもはや満足できないものになる。
【0013】 即ち、本発明は、会合性増粘剤の組合わせを含有する増粘剤組成物であって、
少なくとも1つの会合性増粘剤が、疎水性修飾されたセルロース誘導体または疎
水性修飾されたグアール誘導体であり、これが会合性増粘剤の組合わせ中に、会
合性増粘剤の組合わせの重量を基準に、少なくとも70重量%の相対量または3
0重量%以下の相対量で存在する増粘剤組成物を提供するものである。
【0014】 さらに本発明は、このような会合性増粘剤の組合わせを含有する水性保護被覆
組成物を提供するものである。
【0015】 さらに本発明は、上記定義の増粘剤組成物の製造のための、上記の会合性増粘
剤の使用を提供するものである。
【0016】 さらに本発明は、上記定義の水性保護被覆組成物を被覆した生成物を提供する
ものである。
【0017】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明の会合性増粘剤の組合わせは、少なくとも1つの疎水性修飾されたセル
ロース誘導体または疎水性修飾されたグアール誘導体を含有する。疎水性修飾さ
れたグアール誘導体は、好ましくは、EP-A-0566911に開示されている
疎水性修飾されたグアール誘導体であり、例えば、疎水性修飾されたグアール、
ヒドロキシエチルグアール、メチルグアール、ヒドロキシプロピルグアール、カ
ルボキシメチルグアールまたはこれらの混合エーテルである。
【0018】 好ましくは会合性増粘剤の組合わせは、少なくとも1つの疎水性修飾されたセ
ルロース誘導体を含有する。以下においては、疎水性修飾されたセルロース誘導
体のみに言及するが、この言及は、疎水性修飾されたグアール誘導体にも当ては
まる。
【0019】 セルロース誘導体は、好ましくは、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
ロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース
、メチルヒドロキシエチルセルロース、またはエチルヒドロキシエチルセルロー
スである。特に好ましくは、ヒドロキシエチルセルロースおよびエチルヒドロキ
シエチルセルロースである。セルロース誘導体の疎水性基修飾のための疎水性基
は、通常はC10〜C24アルキルまたはアルキルアリール基である。特に好ましく
は、C12〜C18アルキルおよびアルキルアリール基である。アリール基は、好ま
しくはフェニル基である。好ましい疎水性基は、EP-A-0566911に開示
されている。
【0020】 ヒドロキシエチル基を含む上記のセルロース誘導体のヒドロキシエチル分子置
換は、通常は2.5〜5.0の範囲内であり、好ましくは2.5〜4.5の範囲内で
ある。疎水性修飾されたセルロース誘導体の疎水性基重量%置換は、通常は0.
2〜5.0であり、好ましくは0.4〜2.0である。
【0021】 好ましい疎水性修飾されたセルロース誘導体およびグアール誘導体は、EP-
A-0566911に開示されている誘導体である。セルロース誘導体(修飾後)
の重量平均分子量は、通常は10,000〜300,000であり、好ましくは1
0,000〜100,000であり、特に10,000〜60,000である。
【0022】 疎水性修飾されたセルロース誘導体を、好ましくは合成増粘剤(例えば、会合
性ポリウレタン増粘剤)と、または特に好ましくは、疎水性修飾されたポリエチ
レングリコール、例えばUS-A 5,574,127に開示されているポリエチレ
ングリコール、特に疎水性修飾されたポリ(アセタール-ポリエーテル)と混合す
る。好ましい会合性ポリウレタン増粘剤は、広く市販されており、特に好ましい
増粘剤は、US-A 4,079,028、US-A 4,155,892およびUS-
A 5,281,654に開示されている疎水性修飾されたエトキシル化ウレタン
ブロックコポリマーである。本発明の会合性増粘剤の組合わせは、通常は2つの
会合性増粘剤のみを含有する。即ち、EP-A-0566911に開示されている
疎水性修飾されたセルロース誘導体を、US-A 5,574,127に開示されて
いる疎水性修飾されたポリエチレングリコールと組合わせて、または、US-A
4,079,028、US-A 4,155,892およびUS-A 5,281,654
に開示されているポリウレタン増粘剤と組合わせて含有する。
【0023】 本発明の会合性増粘剤の組合わせは、通常、約20重量%の会合性増粘剤を含
有する水溶液として提供される。別法によれば、会合性増粘剤の組合わせを、水
中で溶解するため、または水性保護被覆組成物に直接添加するための物理的混合
物として提供することもできる。また、独立して梱包された両方の会合性増粘剤
を指示書と共に含む部材キットを提供して、適用前または適用中にこれら会合性
増粘剤を混合することも勿論可能である。このような部材キットも本発明の範囲
内に含まれる。
【0024】 会合性増粘剤の組合わせは、会合性増粘剤の組合わせを基準に、30重量%以
下の疎水性修飾されたセルロース誘導体または70重量%以上の疎水性修飾され
たセルロース誘導体を含有する。疎水性修飾されたセルロース誘導体の相対量が
上記の範囲をはずれると、会合性増粘剤の組合わせを含有する水性保護被覆組成
物のレネタレベリングが十分ではない。30%の疎水性修飾されたセルロース誘
導体および70%の疎水性修飾されたセルロース誘導体という境界の値であって
も、レネタレベリングが既に低下することもある。従って、本発明の会合性増粘
剤の組合わせは、好ましくは30%未満または70%を超える、さらに好ましく
は25%もしくはそれ未満または75%もしくはそれ以上、最も好ましくは20
%もしくはそれ未満または80%もしくはそれ以上の疎水性修飾されたセルロー
ス誘導体を含有する。例えば、好ましい態様におけるように、2つの会合性増粘
剤AおよびBが会合性増粘剤の組合わせ中に存在するときには、以下の式が観察
されるはずである。
【数1】
【0025】 会合性増粘剤の組合わせにおいて、それぞれの会合性増粘剤は、通常は少なく
とも2%の量で、好ましくは少なくとも5%の量で、最も好ましくは少なくとも
10%の量で存在する。即ち、2つの会合性増粘剤からなる会合性増粘剤の組合
わせにおいては、例えば、一方の増粘剤は2%の量で存在し、他方の増粘剤は9
8%の量で存在し、より好ましくは一方の増粘剤は5%の量で存在し、他方の増
粘剤は95%の量で存在し、最も好ましくは一方の増粘剤は10%の量で存在し
、他方の増粘剤は90%の量で存在するか、または一方の増粘剤が20%の量で
存在し、他方の増粘剤が80%の量で存在する。
【0026】 会合性増粘剤の組合わせを、全ての種類の水性保護被覆組成物のレオロジー特
性を改善するために使用することができる。このような水性保護被覆組成物は、
顔料を含むことができ、また、顔料を含まないものであることができる。即ち、
好ましい態様においては、水性保護被覆組成物は、顔料/エキステンダーを含ま
ない被覆組成物である。このような顔料を含まない組成物は、勿論、以下に定義
するような顔料体積比を有する。
【数2】
【0027】 本発明の水性保護被覆組成物は、通常は55%またはそれ未満、好ましくは4
5%またはそれ未満、例えば30%未満の顔料体積比(PVC)を有する。
【0028】 本発明の水性保護被覆組成物のバインダーは、通常は、乳化重合法によるラジ
カル重合によって製造されたポリマー分散液(ラテックス)である。この乳化重合
法においては、エチレン性不飽和のモノマー、例えば、アクリル酸、メタクリル
酸、ブチルアクリレート、メチルアクリレート、アクリルエステル、スチレンお
よびこれらの混合物を使用する。このようなポリマー分散液の製造に使用しうる
他のモノマーは、ビニルエステル、ビニリデンハロゲン化物、N-ビニルピロリ
ドン、エチレン、Cまたはそれ以上のα-オレフィン、アリルアミン、飽和モ
ノカルボン酸のアリルエステルおよびそのアミドならびにこれらの混合物である
。さらに、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニルベルサテート
(versatate)などを使用することもできる。特に好ましい態様においては、本発
明の水性保護被覆組成物は、アクリルラテックス、スチレンアクリルラテックス
および酢酸ビニル-アクリレートをベースとする。
【0029】 本発明の水性保護被覆組成物は、全ての既知の適用方法によって、好ましくは
ブラシ、ローラー、噴霧、浸漬被覆、流し被覆などによって適用することができ
る。
【0030】 以下に挙げる実施例および参考例は、説明のためだけのものである。 参考例1 100重量部の水、21.5重量部のプロピレングリコール、2重量部のAM
P90(アミノプロパノール/pH安定剤/分散剤)、6重量部のDispex GA4
0(分散剤)、5重量部のDehydran 1293(消泡剤)、実施例に示す疎水性修飾
されたセルロース増粘剤、160重量部のTioxide R-HD2(二酸化チタン)お
よび170重量部のOmyacarb Extra CL(炭酸カルシウム)を、4000rp
mで15分間分散させた。次いで、6重量部のSurfynol 104E(エチレング
リコール中の50%非イオン性界面活性剤である消泡剤/安定剤)、390重量
部のNeocryl XK-90(バインダー/スチレン-アクリルラテックス)、pH値9
.4になるまでのアンモニア、9重量部のDehydran 1293、60.7重量部の
ジエチレングリコール、実施例において定義した会合性増粘剤の組合わせの第2
の増粘剤および30.7重量部の水を混合し、卵殻ペイントNo.1を得た。
【0031】 参考例2 29.6重量部のプロピレングリコール、55.6重量部の水、2.0重量部の
Calgon N(ヘキサメタリン酸ナトリウム)、2.0重量部のByk 154(アクリ
ルに基づく陰イオン性分散剤)、0.8重量部のCA24(クロロアセトアミド防
腐剤)、4.0重量部のByk 026(消泡剤)、0.8重量部のアンモニア、実施例
に示す疎水性修飾されたセルロース誘導体および211.0重量部のTioxide R
-HD2を、4000rpmで15分間分散させた。次いで、553.1重量部の
Primal HG74D(スチレン-アクリルラテックス、スチレン-2-エチルヘキシ
ルアクリレート)、34.6重量部のTexanol(エステルアルコール、融合助剤)、
16.5重量部のDowanol PM(グリコールエーテルをベースとする共溶媒)、1
.0重量部のByk 026、64.0重量部の水および会合性増粘剤の組合わせの
第2の会合性増粘剤を添加し、光沢ペイントNo.2を得た。
【0032】 参考例3 73.3重量部の水、21.5重量部のプロピレングリコール、2重量部のAM
P90、2重量部のCalgon N、2重量部のByk 154、5重量部のDehydran
1293、実施例に示す疎水性修飾されたセルロース誘導体、190重量部の
Tioxide R-HD2および90重量部のOmyacarb Extra CLを、4000r
pmで15分間分散させた。次いで、6重量部のSurfynol104E(界面活性剤
)、472重量部のNeocryl XK-90、pH値9.4になるまでのアンモニア、
9重量部のDehydran 1293、60.7重量部のジエチレングリコール、7重
量部のByk 154、実施例に示す第2の会合性増粘剤および22.4重量部の水
を添加し、半光沢ペイントNo.3を得た。
【0033】 (実施例) 以下に挙げる実施例において、以下の増粘剤を使用した: 増粘剤A:1.5重量%のC16によって疎水性修飾され、ヒドロキシエチルM
Sが3.7であり、分子量Mwが52,000である疎水性修飾されたヒドロキシ
エチルセルロース(EP-A-0566911に記載の増粘剤); 増粘剤B:C12疎水性基置換が1.4重量%であり、分子量Mwが25,000
である疎水性修飾されたポリエチレングリコール(US-A 5,574,127の
記載に従って調製); 増粘剤C:市販製品であるPrimal RM2020(Rhom and Hass)、会合性
ポリウレタン増粘剤; 増粘剤D:市販の増粘剤DSX2000(Henkel)、ポリウレタン増粘剤; 増粘剤E:4.1重量%のC12によって疎水性修飾され、ヒドロキシエチルM
Sが3.5であり、分子量Mwが56,000である疎水性修飾されたヒドロキシ
エチルセルロース(EP-A-0566911に記載の増粘剤); 増粘剤F:0.7重量%のC16によって疎水性修飾され、ヒドロキシエチルM
Sが3.6であり、分子量Mwが240,000である疎水性修飾されたヒドロキ
シエチルセルロース(EP-A-0566911に記載の増粘剤)。
【0034】 以下の実施例において、表1〜4に示す水性保護被覆組成物を使用し、レベリ
ング、垂れ下がり抵抗および粘度特性を測定した。
【0035】 これらの表において、ICI粘度は、ICIコーンおよびプレート粘度計を用
いて測定される粘度である(これは、10,000秒-1の一定剪断速度での粘度を
測定する)。この粘度は、ポイズの目盛から直接的に読取ることができる。この
粘度は、ブラシ(または、換言すると「ブラシ引き」)、ローラーおよび噴霧によ
って、従って高剪断下で適用したときの組成物の挙動を示すものである。
【0036】 ストーマー(Stormer)粘度は、デジタルストーマー粘度計を用いて測定され、
これからの読取り値は、クレブス単位(KU)の粘度を直接的に示す。この粘度は
、缶粘度を示すものである。
【0037】 噴霧適用のために、垂れ下がり抵抗を測定する。これは、増粘剤の組合わせを
含有するペイントを、垂直な基材に、できるだけ厚く、垂れ下がりの限界で噴霧
することによって測定する。次いで、層の厚みを測定する。この層厚みは、ペイ
ントの構造回復がいかに早く現れるか、および、どのレベルで現れるかに依存す
る。これは、流動学的(レオロジー)現象であり、その中に2つの成分(粘弾性お
よび時間依存性)を有する。これは、溶液中のポリマーコイルの構造によって影
響を受ける。
【0038】 通常、垂れ下がり抵抗は、50〜300ミクロンの範囲内の異なる開口部サイ
ズを有するアプリケーター棒でペイントを適用することによって測定する。異な
る層厚みでペイントが適用された基材を、次いで垂直に置く。垂れ下がり抵抗は
、垂れ下がりがもはや起こらなくなった最大の層厚みと定義する。
【0039】 実施例において、%TEは、増粘効率を意味し、表示したストーマー粘度を達
成するのに必要な会合性増粘剤(活性、乾燥に基づく)の量を意味する。即ち、%
TEは、水性組成物中に存在する(活性)会合性増粘剤の量(水性組成物の全重量
を基準にした重量%)であり、この量を、全ての組成物が約100KUの同じス
トーマー粘度を有するように調節した。
【0040】 実施例1 実施例1において、参考例2の光沢ペイントNo.2を、表1に示すように、増
粘剤A、増粘剤Bならびに増粘剤AおよびBの種々の混合物を用いて調製した。
増粘剤Aは、優れたレネタレベリングを与えるが、全く低いICI粘度を与え、
一方、増粘剤Bは、優れたレネタレベリングを与えるが、極めて高く一部の適用
に対しては高すぎるであろうICI粘度を与えることがわかる。増粘剤Aおよび
増粘剤Bの組合わせは、調節可能なICI粘度を与えるが、増粘剤Aと増粘剤B
の多くの組合わせに対するレネタレベリングおよびブラシレベリングは、満足し
うるものではない。即ち、30/70未満または70/30を超えるA/B比を
有する組成物のみが、優れたレネタレベリング、ブラシレベリングおよびICI
粘度を有する水性組成物を与える。
【0041】
【表1】
【0042】 実施例2 参考例3に従って調製した半光沢ペイントNo.3を用いて実施例1を繰り返し
た。この実施例の結果を、以下の表2にまとめる。
【0043】 増粘剤Aおよび増粘剤Bの両方が、それぞれに優れたレネタおよびブラシレベ
リングを与えるが、増粘剤Aによって得られるICI粘度が全く低く、増粘剤B
によって得られるICI粘度がいくつかの適用に対して高すぎることがわかる。
【0044】 ここでも、増粘剤Aと増粘剤Bを組合わせることによって、調節可能なICI
粘度を有する水性保護被覆組成物が得られるが、レネタおよびブラシレベリング
は、AとBの比が30/70未満または70/30またはそれ以上であるときに
満足されるのみである。
【0045】
【表2】
【0046】 参考例No.3に従う半光沢エマルジョンペイントNo.3を、表3に示す種々の
増粘剤および増粘剤の組合わせを用いて調製した。これらペイントの物理的特性
を表3に示す。それぞれの増粘剤は優れたレネタレベリングを与えるが、常に満
足しうるICI粘度を与える訳ではないことがわかる。これら増粘剤の組合わせ
は、調節可能なICI粘度を与えるが、増粘剤の多くの組合わせに対するレネタ
レベリングおよびブラシレベリングは満足しうるものではない。本発明に従う組
成物だけが、優れたレネタレベリング、ブラシレベリングおよびICI粘度を有
する。
【0047】
【表3】
【0048】 参考例1に従う卵殻ペイントNo.1を、表4に示すように、増粘剤A、増粘剤
Cならびに増粘剤AおよびCの種々の混合物を用いて調製した。これらペイント
の物理的特性を、以下の表4に示す。増粘剤Aは優れたレネタレベリングを与え
るが、全く低いICI粘度を与え、一方、増粘剤Cも優れたレネタレベリングを
与えるが、極めて高いICI粘度を与えることがわかる。増粘剤Aおよび増粘剤
Cの組合わせは、調節可能なICI粘度を与えるが、レネタレベリングおよびブ
ラシレベリングは、この組合わせが本発明の要求を満たすときに満足されるのみ
である。
【0049】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,GW,ML,MR,NE,S N,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,MW ,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW),EA(AM, AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM), AE,AL,AM,AU,AZ,BA,BB,BG,B R,BY,CA,CN,CU,CZ,EE,GD,GE ,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LV,MD,MG,MK,MN,MW ,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4J038 BA092 CC051 CF021 CG001 DF012 DG002 GA02 GA03 GA06 HA156 JA20 KA06 KA07 MA08 MA10 NA01 NA23

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会合性増粘剤の組合わせを含有する増粘剤組成物であって、
    少なくとも1つの会合性増粘剤が、疎水性修飾されたセルロース誘導体または疎
    水性修飾されたグアール誘導体であり、これが会合性増粘剤の組合わせ中に、会
    合性増粘剤の組合わせの重量を基準に、少なくとも70重量%の相対量または3
    0重量%以下の相対量で存在する増粘剤組成物。
  2. 【請求項2】 会合性増粘剤の組合わせが、少なくとも1つの疎水性修飾さ
    れたセルロース誘導体を含有する請求項1に記載の増粘剤組成物。
  3. 【請求項3】 セルロース誘導体が、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
    セルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロー
    ス、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
    ース、メチルヒドロキシエチルセルロースまたはエチルヒドロキシエチルセルロ
    ースである請求項2に記載の増粘剤組成物。
  4. 【請求項4】 疎水性修飾されたセルロース誘導体が、疎水性基がC10〜C 24 アルキルおよびC10〜C24アルキルアリールから選択され、ヒドロキシエチル
    分子置換が2.5〜5.0であり、疎水性基の重量%置換が0.2〜5.0である、
    疎水性修飾されたヒドロキシエチルセルロースである請求項3に記載の増粘剤組
    成物。
  5. 【請求項5】 疎水性基が、C12〜C18アルキルおよびC12〜C18アルキル
    アリールから選択される請求項4に記載の増粘剤組成物。
  6. 【請求項6】 疎水性修飾されたヒドロキシエチルセルロースが、0.4〜
    2.0の疎水性基の重量%置換を有する請求項5に記載の増粘剤組成物。
  7. 【請求項7】 アリール基がフェニル基である請求項4〜6のいずれかに記
    載の増粘剤組成物。
  8. 【請求項8】 疎水性修飾されたセルロース誘導体が、10,000〜30
    0,000の分子量Mwを有する請求項2〜7のいずれかに記載の増粘剤組成物。
  9. 【請求項9】 疎水性修飾されたセルロース誘導体が、10,000〜10
    0,000の分子量Mwを有する請求項7に記載の増粘剤組成物。
  10. 【請求項10】 会合性増粘剤の組合わせが、少なくとも1つの合成増粘剤
    を含有する請求項1〜9のいずれかに記載の増粘剤組成物。
  11. 【請求項11】 合成増粘剤が、疎水性修飾されたポリエチレングリコール
    またはポリウレタン会合性増粘剤である請求項10に記載の増粘剤組成物。
  12. 【請求項12】 疎水性修飾されたポリエチレングリコールが疎水性修飾さ
    れたポリ(アセタール-ポリエーテル)であり、ポリウレタン会合性増粘剤が疎水
    性修飾されたエトキシル化ウレタンブロックコポリマーである請求項11に記載
    の増粘剤組成物。
  13. 【請求項13】 会合性増粘剤の組合わせが2つの増粘剤を含有する請求項
    1〜12のいずれかに記載の増粘剤組成物。
  14. 【請求項14】 疎水性修飾されたセルロース誘導体または疎水性修飾され
    たグアール誘導体が、会合性増粘剤の組合わせの重量を基準に、30%以下の相
    対量で存在する請求項1〜13のいずれかに記載の増粘剤組成物。
  15. 【請求項15】 疎水性修飾されたセルロース誘導体または疎水性修飾され
    たグアール誘導体が、会合性増粘剤の組合わせの重量を基準に、少なくとも10
    重量%の相対量で存在する請求項1〜14のいずれかに記載の増粘剤組成物。
  16. 【請求項16】 少なくとも1つの溶媒をさらに含有する請求項1〜15の
    いずれかに記載の増粘剤組成物。
  17. 【請求項17】 溶媒が、水または水と少なくとも1つの有機溶媒の混合物
    である請求項16に記載の増粘剤組成物。
  18. 【請求項18】 有機溶媒がブチルグリコールである請求項17に記載の増
    粘剤組成物。
  19. 【請求項19】 会合性増粘剤の組合わせが、20重量%溶液の形態にある
    請求項16〜18のいずれかに記載の増粘剤組成物。
  20. 【請求項20】 少なくとも1つの会合性増粘剤が、他の会合性増粘剤から
    物理的に分離している請求項1〜19のいずれかに記載の増粘剤組成物。
  21. 【請求項21】 請求項1〜20のいずれかに記載の増粘剤組成物を含有す
    る水性保護被覆組成物。
  22. 【請求項22】 水性保護被覆組成物が、顔料/エキステンダーを含まない
    被覆剤である請求項21に記載の水性保護被覆組成物。
  23. 【請求項23】 水性保護被覆組成物が、55%以下の顔料/体積比を有す
    るペイントである請求項21に記載の水性保護被覆組成物。
  24. 【請求項24】 水性保護被覆組成物が、45%以下の顔料/体積比を有す
    るペイントである請求項23に記載の水性保護被覆組成物。
  25. 【請求項25】 水性保護被覆組成物が、高光沢エマルジョンペイント、半
    光沢エマルジョンペイント、卵殻光沢ペイントまたはシーンペイントである請求
    項23または24に記載の水性保護被覆組成物。
  26. 【請求項26】 ペイントが、アクリルラテックス、スチレン-アクリルラ
    テックス、ビニル-アクリルラテックスまたは酢酸ビニルコポリマーラテックス
    に基づくものである請求項21〜25のいずれかに記載の水性保護被覆組成物。
  27. 【請求項27】 請求項1〜20のいずれかに記載の増粘剤組成物の製造の
    ための、または、請求項21〜26のいずれかに記載の水性保護被覆組成物の製
    造のための、会合性増粘剤の使用。
  28. 【請求項28】 請求項21〜26のいずれかに記載の水性保護被覆組成物
    から調製された被覆を含んでなる被覆生成物。
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