JP2003520441A - チャージポンプ回路 - Google Patents

チャージポンプ回路

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    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
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    • H02M3/06Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider
    • H02M3/07Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider using capacitors charged and discharged alternately by semiconductor devices with control electrode, e.g. charge pumps
    • H02M3/073Charge pumps of the Schenkel-type

Abstract

(57)【要約】 一連の電圧増幅ステージ(11)を含むチャージポンプ回路(1)であって、各ステージ(11)は、ステージへの入力部とそれぞれの電圧制御端子との間で連続して接続されるキャパシタ(12)およびスイッチング手段(10)を含む回路。電圧制御端子(14,15)は、それぞれのクロックト制御電圧を受け取る端子の群を少なくとも2つ含み、隣接するステージ(11)は、異なる端子群に接続される。1つまたは複数のステージ(11)のスイッチング手段(10)は、ラテラルPIN接合ダイオードを含む。ダイオードの使用は、チャージポンプ回路自体をTFTの使用で可能な電圧よりも低い供給電圧で動作させることを可能にする。ラテラルPINダイオードの使用は、増幅された電圧が供給される回路のTFT用に必要とされるのと同じ薄膜プロセスを使用してチャージポンプ回路を形成させることを可能にする。このことは、チャージポンプ回路を、例えばAMLCD用のより高い電圧のTFT回路と共に共通基板上に形成させることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の属する技術分野) 本発明は、多数の電圧増幅ステージを有するチャージポンプ(電荷ポンプ)回
路に関するものである。特に、回路内の電圧増幅ステージ内のスイッチとしてダ
イオードを使用するチャージポンプ回路に関するものである。また、本発明は、
このような回路を含む電子機器、特に、アクティブマトリックス液晶ディスプレ
イ(AMLCD)やその他のタイプのアクティブマトリックスディスプレイなど
のラージエリア用電子機器(LAE)に関するものである。但し、本発明はこれ
らのラージエリア用に限定されるものではない。例えば、半導体デバイスや半導
体集積回路は、チャージポンプ回路を使用することができるその他の形態である
【0002】 (従来の技術) チャージポンプ回路は、より低い直流電圧供給源から増幅された直流電圧を与
えるものとして知られている。増幅された電圧は、入力供給電圧源の高いレベル
よりも正電圧にする、或いは、入力供給電圧源の低いレベルよりも負電圧にする
ことができる。このような回路は、キャパシタ素子即ちコンデンサ素子に接続さ
れているスイッチをそれぞれに含む一連の電圧増幅ステージを具えることができ
、このスイッチはキャパシタへの電荷の流入を制御する。このような回路は、欧
州特許出願公開番号第EP-A-0813290号で公開されている。各ステージのスイッチ
は、ステージの入力部に設けられ、各ステージの出力部は、スイッチとキャパシ
タとの間の接合部である。回路への入力は、より低い大きさの電圧の直流電流源
である。これらのキャパシタは、交互に切替え動作を制御する補完的なクロック
制御線の2つのうちの1つに接続されていて、この線は、一連のステージに沿う
いわゆる電荷のポンプを順番に制御する。
【0003】 回路の動作中は、1クロックサイクルで、それぞれの次のステージのキャパシ
タに通過させるべき制御線の1つの接続されたキャパシタ内に蓄積された電荷を
生じさせる。キャパシタ内の電圧は、一連の電圧増幅ステージを通過して漸次的
に増幅する。ステージを多数設ければ、回路の出力電圧がより高くなる。チャー
ジポンプの性能は、スイッチの性能の限界を含む多数の要因によって決定される
。スイッチに関して制限となる2つの主要な要因は、オン状態(on-state)にお
ける抵抗や寄生キャパシタンス(parasitic capacitance)である。チャージポ
ンプをより高性能にすればより高効率となり、従って、電力消費がより少なくな
るであろう。欧州特許出願公開番号第EP-A-0813290号におけるチャージポンプ回
路は、スイッチングデバイスとしてトランジスタを使用してこのように動作する
【0004】 チャージポンプ回路の応用の一例は、ディスプレイスクリーンを有する携帯電
子機器である。このような機器のディスプレイには、比較的に高い電圧、例えば
15Vなどが必要とされ、一方、電子機器自体は、比較的に低い電圧供給源、例
えば3Vなどが供給されている。チャージポンプ回路などの電圧増幅デバイスの
利用は、明らかに適切である。
【0005】 (発明が解決しようとする課題) アクティブマトリックス液晶ディスプレイでは、低温ポリシリコン(LTPS
)薄膜プロセスを使用することがトレンドとなっている。このようなディスプレ
イは、典型的には、アクティブマトリックススイッチングアレイ用に薄膜トラン
ジスタ(TFT‘s)をスイッチとして組み込むものである。複数の低温ポリシ
リコンTFTを駆動するために必要とする制御信号は、少なくとも、典型的には
3〜6VであるTFTの閾値電圧に匹敵させなければならない。或いは、好適に
は、この閾値電圧よりも高くしなければならない。このことは、LTPSのTF
Tのみを使用する効率的なチャージポンプを設計するのを困難にさせる。
【0006】 (課題を解決するための手段) 本発明によれば、一連の電圧増幅ステージを含むチャージポンプ回路であって
、各ステージは、それぞれの電圧制御端子と前記電圧増幅ステージへの入力部と
の間で連続で接続されるキャパシタおよびスイッチング手段を含み、各ステージ
からの出力部は、キャパシタとスイッチング手段との間の節点を含み、電圧制御
端子は、それぞれの、タイムド(timed)制御電圧、即ち時間による周期的なク
ロックト制御電圧を受け取る端子の群を少なくとも2群含み、隣接するステージ
は異なる端子群に接続され、1つまたは複数のステージのスイッチング手段は、
ラテラルPIN接合ダイオードを含むような回路を提供する。
【0007】 ダイオードの使用は、TFTの使用による電圧よりも低い供給電圧で動作させ
る。ラテラルPINダイオードの使用は、増幅された電圧が供給される装置や回
路のその他の素子用に必要とされるのと同じように、同様の薄膜プロセスを使用
してチャージポンプ回路を形成させることを可能にする。このことは、チャージ
ポンプ回路を、例えばより高い電圧のTFT回路と共に共通基板上に形成させる
ことを可能にする。例えば、このことは、本発明によるチャージポンプ回路を、
AMLCDの低温ポリシリコン(LPTS)型の薄膜回路素子と一体化させるこ
とを可能にする。また、本チャージポンプ回路を、例えばパワーMOSFETの
集積制御回路などの大半の半導体デバイスの絶縁層上にポリシリコンフィルムと
共に形成させることができるようになる。
【0008】 電圧制御端子には、2つの端子群を含むようにすること、および、1つの端子
群用の第1の時間によるクロックト制御電圧と、その他の端子群用の補完的なク
ロックト制御電圧と、を含むようにすることが好適である。
【0009】 ラテラルPIN接合ダイオードの1つ或いは各自は、電界をこのダイオードの
真性領域に印加することが可能であるゲート電極を含み、その結果、ダイオード
の導電率を選択的に増加させることが好適である。このゲート電極は、中間にあ
る誘電体(intermediate dielectric)を介して、真性領域と静電容量的に結合
することができる。この増幅された導電率は、オン状態の抵抗(即ち、順バイア
ス時におけるカソード−アノードの抵抗)の減少、かつ、順バイアスの電圧降下
に対応するこのダイオードの立ち上がり(turn-on)電圧の低下を引き起こす。
【0010】 ダイオードのオン状態の抵抗を小さくすることによって、所定の数の電圧増幅
ステージを用いてより高い電圧を達成することが可能になる。立ち上がり電圧の
低下は、さらに供給電圧を低下させて使用することができるチャージポンプ回路
を作製することを可能にする。
【0011】 ダイオードのオン状態の抵抗を小さくすること、および、立ち上がり電圧の低
下は、効率を改善する結果となり、そして、所定の数の増幅ステージを用いて、
より高い出力電圧を達成できることを可能にする。
【0012】 PINダイオードの真性領域が弱く即ち少量のn型でドープされている場合は
、ゲート電極を、順バイアス時にダイオードのアノードにおける電圧と少なくと
も同じ、即ち同じかそれ以上の電圧でバイアスするべきことが望ましい。このこ
とは、ダイオードに順バイアスがかけられているときに、真性領域の導電率を増
大させる。しかしながら、ダイオードのアノードとカソードとの間のシャントキ
ャパシタンスの効果を最小化することが望ましい。ゲートを接続すべきである回
路中の最適な節点を選択する際には、抵抗を小さくすることとシャントキャパシ
タンスを増大することとの間のトレードオフが存在する。
【0013】 真性領域が弱いn型であって、チャージポンプが正の増幅電圧を生成するよう
に設計される場合は、ゲート電極が、一連の電圧増幅ステージの先にあるステー
ジの出力部に接続されるのが好適である。このことは、電極の電圧がダイオード
のアノードの電圧よりも高いことを保証する。その後、シャントキャパシタンス
に流れる電荷は、ステージに対する入力信号から得られなくなる。この電極は、
同じ電圧制御端子の端子群に接続されているような電圧増幅ステージの出力部に
接続するのが好適である。
【0014】 PIN接合ダイオードは、多結晶シリコン(ポリシリコン)デバイスであって
、ポリシリコンの材料は低温で提供されることが好適である。
【0015】 また、本発明は、例えば、低温ポリシリコンプロセスを使用して形成すること
ができるような集積回路やその他の電子機器を提供するものであり、これらの回
路には本発明にチャージポンプ回路を含むものである。これらの機器は、共通基
板上に設けられたチャージポンプ回路やディスプレイ用のTFTスイッチングア
レイと一体となっているアクティブマトリックス液晶ディスプレイ装置を含むこ
とができる。
【0016】 (発明の実施の形態) 以降、本発明による実施例を添付の図面を例示として参照しつつ説明する。 図1は、本発明によるチャージポンプ回路の回路図である。回路1は幾つかの
電圧増幅ステージ11を含み、各ステージは、ステージの出力部とそれぞれの電
圧制御端子14或いは15との間で連続して接続されるキャパシタ12とスイッ
チングデバイス10とから成る。各ステージ11からの出力部は、スイッチング
デバイス10とキャパシタ12との間にある節点を含むものである。
【0017】 2つの電圧制御端子14,15があり、それぞれ、異なる組の電圧増幅ステー
ジ11に接続されている。2つの補完的なクロックト制御電圧が、電圧制御端子
14、15に供給される。1つ隣りのキャパシタ12が2つの制御端子へ交互に
接続されるように、隣接する電圧増幅ステージを異なる制御端子に接続する。
【0018】 電圧制御端子14、15に供給される電圧は、制御電圧レベルと接地との間で
単純に交互に切り替えることができる。一方の信号がその他の信号の反対の極性
を有するが当該信号は同時に時を刻んで、一方の端子の電圧はもう一方の端子の
電圧を補完するものである。
【0019】 回路1の出力部16は、一連の電圧増幅ステージ11の最後部にある。
【0020】 作動中は、直流電流源として作用する入力電圧(要求に応じて、電流を変えて
供給する)が、チャージポンプ回路1の入力部13に対して印加される。第1の
電圧増幅ステージ11aのスイッチ10aが閉じているとき、電荷は第1ステー
ジ11aのキャパシタ12aに流れ、その結果、キャパシタを入力電圧(スイッ
チを通過する際の電圧降下を差し引いた)まで充電する。この電荷は、以下の方
法で一連の電圧増幅ステージ11の間を介して有効にかつ漸次的にロードキャパ
シタ18へと渡される。
【0021】 ステージが低い制御電圧(例えば0V)に結合され、かつ、スイッチが閉じて
いるとき、電荷が電圧増幅ステージのキャパシタに供給される。電荷は、この間
に、前段のステージの出力部からキャパシタへ流れる。次のクロックサイクルで
あり、かつ、キャパシタが充電された後、当該ステージのスイッチは開けられ、
制御端子上の電圧は反対にされる。キャパシタ内の電圧には、その後、制御端子
上の新たな電圧(例えば、3V)が加算され、その結果、増幅された電圧がステ
ージの出力部に現れる。次段のステージ11のスイッチが同時に閉じられるため
、電荷はあるステージのキャパシタから次段のステージのキャパシタへ流れる、
或いは、ポンプ即ちくみ上げられる。次ステージのキャパシタは、そのときは、
低い方の制御電圧が印加され、その結果、この次ステージのキャパシタは、前段
のステージのキャパシタ内の電圧よりも高い電圧をそのキャパシタ内に有する。
従って、キャパシタの電圧は、一連のステージ11に沿って増大してゆく。
【0022】 あるキャパシタ内の電圧は、前段のキャパシタ内の電圧よりも、制御電圧同士
の差異分(スイッチを通過するときの電圧降下は無視する)だけ高くなる。これ
が、いわゆる増幅電圧である。回路の動作は、電荷が平衡レベルに達するまでに
要する初期安定化期間の後に成立する。電荷が回路に沿ってポンプされるに従っ
て、蓄積された電荷は、この平衡レベル位で増加および下降をする。
【0023】 上述した程度まで、図1の回路の動作は知られている。本発明は、特に、回路
中で使用されるスイッチングデバイス10に関係する。また、本発明によれば、
ラテラルPINダイオードD1、D2,D3,..が使用され、低い抵抗を生じ
させるが、予測され得るようなシャントキャパシタンスの増大がない。
【0024】 図2は、ラテラルのゲートの付いたPINダイオード10を示すものである。
ダイオード10は、p型でドープされたアノード22、真性領域、およびn型で
ドープされたカソード24から成る。真性領域23は、フィルムに加えることが
できるドーパント即ち微量の添加物の種類や濃度、または、既にフィルムに添加
され得る元々からある何らかのドーパントのレベルに応じて、弱いn型、或いは
、弱いp型とすることもできる。本実施例では、真性領域(層)は弱いn型であ
るものと仮定する。領域23、24,25は、縦に積み重ねられたものとは対照
的に基板上における1層の状態で相互即ち各領域から見てラテラル即ち横に配置
される。ダイオード10は、絶縁されたゲート電極25を有し、この電極を使用
して電界を真性領域23に印加することができる。ラテラルPINダイオードの
オン状態の抵抗および立ち上がり電圧は、真性領域23に電界を印加することに
よって小さくすることができることがわかった。このために、ゲート電極25を
ダイオード10の一部として設けた。
【0025】 寄生キャパシタが、ゲート25と、キャパシタ26、27、28で指し示され
るダイオード10のその他の部品との間に生じる。これらキャパシタを、ゲート
p領域(GP)キャパシタ26、ゲート真性(GI)キャパシタ27、および、
ゲートn(GN)キャパシタ28と称する。
【0026】 ステージのダイオード10は、電圧制御端子14,15の電圧変化に応じて切
り替わる。ステージに対する制御電圧が低から高へスイッチされたとき、次段の
ステージのダイオードは、順バイアスとなり、その結果、電荷はそのステージか
ら次のステージへ流れる。ステージに対する制御電圧が高から低へスイッチされ
たとき、当該ステージのダイオードは、順バイアスとなり、故に、電荷は前段の
ステージから当該ステージのキャパシタへ流れる。このようにして、キャパシタ
12に蓄積された電荷は、一連のステージに沿って交互に「ポンプ」される。こ
の動作によって、電荷は負荷キャパシタ18に一連のステージ11によって増幅
された電圧で集められる。
【0027】 ゲート電極25を同じダイオード10のアノード22と接続することが可能で
ある。従って、アノード22およびゲート電極は、順バイアス中はカソード24
に対しては正の電圧である。ゲート電極25とカソード24との間の正のバイア
スは、弱いn型の真性領域23の導電率を増加させ、このことは、チャージポン
プ回路の性能を向上させる傾向がある。
【0028】 しかしながら、ゲート電極25とアノード22を接続することも、アノード2
2とカソード24との間のシャントキャパシタンスを増加させる傾向がある。理
由は、ダイオード10の冶金の接合部が、アノード22と真性領域23との間の
境界においてアノード22に接近するからである。真性領域23は、弱いn型で
あるカソード24に直接接続される。ダイオード10の合計のシャントキャパシ
タンス(静電容量)は、GIキャパシタンス27とGNキャパシタンス28との
和とほぼ同じ程度となる。シャントキャパシタンスが増大すると、1ステージあ
たりの電圧増幅が減少することによって、このような回路の性能が悪くなる傾向
がある。
【0029】 ゲート25をカソード24と接続した場合、シャントキャパシタンスはGPキ
ャパシタンス26に減少されるが、ゲート電圧の信号(sign)はオン電流(on-c
urrent)を減少させる傾向がある。
【0030】 従って、電荷増幅性能という点では、ラテラルのゲート付きのダイオード10
のシャントキャパシタンスおよび向上させた導電率の間のトレードオフが存在す
る。
【0031】 好適な接続構成を図1に示すが、それぞれのゲート電極25と、2つ先にある
ステージのダイオード10のカソード24(即ち、ステージの出力部)との間が
接続されるものである。この接続は、それぞれのダイオード10のゲート電極が
、カソード24に対して正の直流電圧を有することを保証する。チャージポンプ
回路が所定の負荷条件のもとで一旦安定化するとすぐに、この正電圧は、制御端
子14、15上で補完的にクロックされた2つの電圧とは無関係になり、そして
、チャージポンプ回路1の2つのステージによって達成される電圧増幅と同じに
なる。このことは、順バイアス時(真性領域(層)は軽くn型でドープされてい
るものと仮定する)においてダイオードの導電率を向上させる役目を果たす。さ
らに、ダイオード10内の有効シャントキャパシタンスを最小化する役目も果た
す。チャージポンプを作動させている間において、キャパシタ27、28内の電
圧変化がないという理由で、シャントキャパシタンスが最小化される。この場合
、残りのシャントキャパシタンスは、ちょうどGPキャパシタンス26である。
【0032】 チャージポンプ回路1の出力部は、負荷端子16である。負荷17を、並列で
負荷キャパシタ(コンデンサ)18に接続することができる。この負荷キャパシ
タ18は、本質的には、最後の電圧増幅ステージ11(D8を内蔵する)のキャ
パシタである。典型的には、負荷キャパシタ18は比較的大きく、その結果、負
荷17によって経験される電圧リップル(ripple)を最小化させる。
【0033】 チャージポンプ回路1は、負荷端子16を越えて配置される3つの追加の電圧
増幅ステージ11(D9−C8、D10−C9、D11−C10を内蔵する)を
有する。これらの追加ステージの目的は、負荷端子16の直前に配置された3つ
の電圧増幅ステージ11のゲート電極25に対して、適切な電圧を供給すること
である。これらの追加ステージは、負荷端子16へ負荷電流を少しも供給しない
。それ故に、ダイオードD9〜11およびキャパシタC8〜C10を比較的小さ
くすることができる。これらの追加ステージにおいて接続されるゲートの節点は
、それほど重要ではない。図においては、ゲート電極が、カソードに接続される
ように示してあるが、このことは、オン状態の抵抗の消費においてシャントキャ
パシタンスを最小化する。幾つかの状況においては、追加ステージのダイオード
のゲート電極を、そのステージのそれぞれのアノードに接続することが好適であ
る。
【0034】 図3は、薄膜構造、および、本発明による電子装置内にこのようなチャージポ
ンプ回路のラテラルPINダイオード10の一体化の特定の例を示すものである
。本装置は、基板36と、この基板36の絶縁表面40上の薄膜回路素子とを含
むものである。本発明がLAE装置(AMLCDなどの)に使用されるときは、
バルクの基板36は、典型的には低コストの電気的に絶縁の物質、例えば、ガラ
スプレートやポリマーフィルムにすることができる。典型的には、例えば二酸化
珪素の絶縁の堆積層をこの基板上に存在させて、本装置の薄膜回路に適する表面
40を提供することができる。図3に示すように、薄膜回路素子の少なくとも幾
つかは、チャージポンプ回路のラテラルPIN接合ダイオードを含むものである
【0035】 p型、真性、n型の導電率のダイオードの領域22,23,24は、基板40
帖の多結晶シリコンフィルム20内に形成させることができる。既知の薄膜プロ
セスを使用することができる。従って、フィルム20は、実質的にドーピングな
しで、アモルファス、或いは、微小結晶として堆積させることができる。 そして、少なくとも、ポリシリコンのダイオードD1,D2,...などのた
めのフィルムエリアを、その他の回路素子のためのエリアを乱さないように低温
プロセスを使用して結晶化することができる。典型的には、この局所的な結晶化
は、これらのフィルムのエリアを紫外線レーザービームに曝露することによって
達成することができる。その後、高度にドープされたアノード領域22とカソー
ド領域24とを、ドーパントのインプランテーション(implantation)即ち打込
み、および/または、拡散によって、ポリシリコンフィルム内に局所的に形成さ
せることができる。中間の領域、即ち真性領域23は、これらのドーピング段階
においては真性の導電率を保持するようにマスクされる。
【0036】 アノード領域22およびカソード領域24を形成させるためのドーピング段階
は、ゲート25を設ける前、或いは後で、実効することができる。しかしながら
、はじめにゲート25を形成させ、その後、ゲート25をマスクの一部として用
いてドーピングを局所化させる。従って自動位置合わせプロセスを利用する。ゲ
ート25は、金属フィルム或いはドープされたポリシリコンフィルムから作るこ
とができる。図3に示すように、ゲート25は、少なくとも1つの中間にある誘
電体フィルム29によって、ダイオードの各領域から離れている。この誘電体フ
ィルム29は、ゲート電極25と真性領域23との静電結合を提供するものであ
る。従って、ゲート電極25は、誘電体フィルム29上に堆積させることができ
、例えば、ポリシリコンフィルム製の誘電体フィルム29上の二酸化珪素である
。キャパシタンス26〜28は、中間の誘電体フィルム29内に生じる。
【0037】 金属フィルム30によって形成された導電性の経路は、アノード領域22およ
びカソード領域24の電極接続を提供することができる。金属フィルム30は、
ゲート25電極の分離されたところへの接続を形成する経路を形成させることが
できる。例示として、図3は、一連の回路において2つ先のステージにあるダイ
オードのカソード24と、ゲート電極25と、の好適な接続構成を示す。金属フ
ィルム30のエリア即ち領域は、各キャパシタ12のための一つのプレートを提
供し、これらは、基板36上の薄膜のキャパシタとして形成される。従って、こ
れらのキャパシタ12は、その他の導電性フィルムから中間にある誘電体フィル
ムによって分離された金属フィルム30を含むことができる。
【0038】 図3はPINダイオード10用のトップゲート(top-gate)構成、即ち最上部
にゲートを設けたものを示すが、PINダイオード10用のボトムゲート(bott
om-gate)構成、即ち一番下にゲートを設ける構成を提供するために、はじめに
、ゲート電極25を基板表面40上に堆積させ、その後に誘電体フィルム29、
さらにその後にシリコンフィルム20を堆積させることもできる。図3は、単一
のフィルム20において単独でドープされた領域から成るアノード領域22およ
びカソード領域24が付いたPINダイオード10を示すものである。このよう
なアノード領域22およびカソード領域24は、フィルム20のこれらの領域の
中に対するドーパント打込みによって生じる。しかしながら、ダイオード10の
カソード24および/またはアノード22は、さらに加えて、シリコンフィルム
20の前或いは後に堆積されるような、高い電導性の追加のフィルムの各エリア
を含むこともできる。高い電導性の追加のフィルムからなるこれらのエリアは、
フィルム20内のそれぞれの領域であるカソード領域24および/またはアノー
ド領域22に隣接し、そして、当該領域に対する電極接合部を形成させることも
できる。フィルム20内のカソード領域24およびアノード領域22は、ドーパ
ント拡散、および/または、このようなそれぞれの高い導電性の追加のフィルム
を用いて合金化することによって形成することができる。図3は、ゲートの誘電
体フィルム29上に高い導電率を持つ追加フィルムを有するゲート付きのダイオ
ードを示すものである。チャージポンプ回路がゲートなしのPINダイオード(
即ち、ゲートフィルム29なしで)と共に形成されるとき、抵抗を減じるために
真性領域23を弱くドープすること(或いは、弱くドーピングされた真性領域の
ドーピングを増大させること)が有利である。
【0039】 本発明によるチャージポンプ回路は、低温ポリシリコン(LTPS)ダイオー
ドと共に構成させることができ、これは、LTPSのAMLCDとして同じ基板
上に一体化することができる。ラテラルのゲート付きのPINダイオードは、同
じプロセスで形成することができ、かつ、LTPSのAMLCDによって必要と
されるTFTの付属する共通の基板上に形成することができるように、回路をス
イッチさせることに使用される。従って、TFTは、フィルム20の分離された
トランジスタエリア内に形成することができ、ゲート電極25とフィルム29と
を分離することによって得られる絶縁されたゲートと共に形成することができる
。本装置がnチャネルおよびpチャネルのTFTを含むとき、本ダイオードのア
ノード領域22を、pチャネルTFTのソースおよびドレイン領域と共に形成す
ることができ、ダイオードのカソード領域24を、nチャネルTFTのソースお
よびドレイン領域と共に形成することができる。
【0040】 図4は、TFTスイッチングアレイ32を使用するアクティブマトリックス液
晶ディスプレイ装置を含むタイプの集積回路装置31を示すものである。スイッ
チングアレイ32およびチャージポンプ回路34を、共通基板36上に設け、低
電圧電源38(例えば3Vのバッテリー)は集積回路36に電力を供給する。
【0041】 しかしながら、本発明は、その他のタイプの装置と共に使用することができる
。例えば、半導体の電源スイッチの集積制御回路である。電源スイッチは、例え
ば、MOSFETとすることができる。このタイプの装置では、基板36(図3
)の大部分(bulk)は、例えば単結晶シリコンからできているアクティブトラン
ジスタ本体とすることができる。絶縁表面40は、厚い二酸化珪素層によって、
即ち、シリコン本体の上側の表面において熱で成長させた、および/または、堆
積させることによって提供することができる。ラテラルPINダイオード10が
付属したチャージポンプ回路1を、この薄い二酸化珪素層上の薄膜回路内に構成
させることができる。本発明によるチャージポンプ回路から生じる増幅された直
流電圧を、シリコン本体(body)内に、および/または、厚い絶縁層上に一体化
された制御回路へ供給することができる。従って、チャージポンプ回路の一体化
は、このような装置で既に使用される薄膜技術と両立することができ、例えば、
装置本体の上部表面にある絶縁層上のポリシリコンフィルム内に形成される、1
つまたは複数の保護ダイオード、或いは、温度センサに対して一体化できる。
【0042】 上述したように、同じ原理を使用して、チャージポンプ回路が、真性領域が軽
くp型でドープされたPINダイオードと共に使用することに適合するようにす
ることができる。この場合は、ダイオードのゲート電極を、チャージポンプ回路
内の2ステージ手前のステージに接続して、その結果、ゲート上の電圧がアノー
ドを基準として負になる。このことは、軽いp型の真性領域の導電率を増加させ
、一方、シャントキャパシタンスを最小化する。ゲートとアノードとの間の負の
直流電圧が、2つの補完的なクロックト制御電圧とは無関係となるため、シャン
トキャパシタンスは最小化される。このことは、ゲート−アノードのキャパシタ
ンス26およびゲート−真性領域のキャパシタンス27の効力が、効果的に除去
されることを意味する。残りのシャントキャパシタンスは、ゲート−カソードの
キャパシタンス28である。
【0043】 チャージポンプ回路は、入力電圧範囲の最も低いレベルよりも負の電圧を生成
するように構成することもできることを理解されたい。この場合は、ダイオード
の接合部は、図1の回路と比べて、反対(即ちPINではなくNIP)にすべき
である。また、入力端子13を、最も負である入力供給線であるVSSに接続す
べきである。真性領域23が弱いn型である場合、ゲート電極25を、2つ手前
にあるステージに接続すべきであり、その結果、正の電圧が、カソード24に対
して存在し、真性領域23の導電率を増大させ、ゲート−アノードのキャパシタ
ンス26までシャントキャパシタンスを最小化する。真性領域23が弱いp型で
ある場合、ゲート電極25を、2つ先にあるステージに接続すべきであり、その
結果、負の電圧がアノード22に対して存在し、真性領域23の導電率を増大さ
せ、ゲート−カソードのキャパシタンス28までシャントキャパシタンスを最小
化する。
【0044】 本実施例では、ゲート接続は2ステージ先か手前のどちらかで構成されるもの
と仮定する。実際には、2の何らかの倍数でも、同様の所望の効果が得られる。
即ち、ゲートは、適切に2、4、6などの数だけ先に、或いは、手前に構成させ
ることができる。
【0045】 本実施例では、チャージポンプ回路内のスイッチングデバイスのみがラテラル
のダイオードであると仮定する。実際には、薄膜トランジスタなどのラテラルダ
イオードを用いてその他のスイッチングデバイスを並列で追加することが望まし
い。これらのトランジスタを使用して、ダイオード内の順方向の電圧降下をさら
に減少させることができる。トランジスタの適切なバイアスは、チャージポンプ
回路内の節点から得ることができる。このように選択した場合は、ダイオードは
、チャージポンプを始動させる必要があり、動作中において電荷の大部分をポン
プすることができる。
【0046】 本明細書で使用した用語「PINダイオード」とは、真性領域によって、p型
でドープされた領域から分離された、n型でドープした領域を有する半導体デバ
イスのことを指すが、これらの領域が基板上で横方向になっているものに限定す
ることを意図するものではない。領域の順序は、P、I,N、或いは、N、I、
Pとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるチャージポンプ回路の回路図である。
【図2】 図1の回路で使用されるラテラルPINダイオードをゲート電極と共
に示す略図である。
【図3】 図2のPINダイオードの一例の横断面図である。
【図4】 ディスプレイとチャージポンプ回路とを一体化したLAEデバイスの
概略平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 JA05 JA22 JA24 JB61 KA04 MA27 MA30 NA25 5F038 BG03 BG05 DF01 EZ11 EZ20 5H730 AA14 AS04 AS19 BB02 EE07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の電圧増幅ステージを含むチャージポンプ回路であって、 前記電圧増幅ステージの各々は、前記電圧増幅ステージへの入力部とそれぞれ
    の電圧制御端子との間で連続して接続されたコンデンサ素子とスイッチング手段
    とを含み、 前記各電圧増幅ステージからの出力部は、前記スイッチング手段と前記コンデ
    ンサ素子との間の節点を含み、 前記電圧制御端子は、それぞれのクロックト制御電圧を受け取る端子群を少な
    くとも2つ含み、 隣接する前記電圧増幅ステージは、異なる端子群に接続され、 1つまたは複数の前記電圧増幅ステージの前記スイッチング手段は、ラテラル
    PIN接合ダイオードを含む、 ことを特徴とする回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のチャージポンプ回路において、 前記電圧制御端子は、2つの端子群を含み、 前記クロックト制御電圧は、1つの端子群用の第1のクロックト制御電圧と、
    その他の端子群用の第2の補完的なクロックト制御電圧とを含む、 ことを特徴とする回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のチャージポンプ回路において、 前記の1つ、或いは、それぞれのラテラルPIN接合ダイオードは、 電界をこのダイオードの真性領域に印加させることを可能にするラテラルゲート
    電極を含む、 ことを特徴とする回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のチャージポンプ回路において、 前記のラテラルPIN接合ダイオードの真性領域は、n型ドーピングを有し、 前記ラテラルゲート電極は、 前記ラテラルPIN接合ダイオードの順バイアス時のこのダイオードのカソード
    における電圧と少なくとも同じである電圧に結合されている、 ことを特徴とする回路。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のチャージポンプ回路において、 前記ラテラルPIN接合ダイオードの真性領域は、p型ドーピングを有し、 前記ラテラルゲート電極は、 前記ラテラルPIN接合ダイオードの順バイアス時のこのダイオードのアノード
    における電圧よりも低い電圧に結合されている、 ことを特徴とする回路。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のチャージポンプ回路において、 入力電圧範囲の最も高いレベルよりも高い正電圧を生成するように構成され、 前記ラテラルゲート電極が、 前記の一連の電圧増幅ステージにおいて先の方にある電圧増幅ステージの出力部
    に接続される、 ことを特徴とする回路。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のチャージポンプ回路において、 前記回路の出力部が、出力ステージの出力部に設けられ、 さらに、この出力ステージの後に一連のステージが設けられる、 ことを特徴とする回路。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のチャージポンプ回路において、 入力電圧範囲の最も低いレベルよりも低い負電圧を生成するように構成され、 前記ラテラルゲート電極が、 前記の一連の電圧増幅ステージにおいて手前の方にある電圧増幅ステージの出力
    部に接続される、 ことを特徴とする回路。
  9. 【請求項9】 請求項6,7,8のいずれか1項に記載のチャージポンプ回路に
    おいて、 前記ラテラルゲート電極が、 前記の電圧制御端子の同一の端子群に接続された前記電圧増幅ステージの出力部
    に接続される、 ことを特徴とする回路。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載のチャージポンプ回路にお
    いて、 前記ラテラルPIN接合ダイオードは、 ポリシリコン多結晶シリコンフィルム内に横に配置されたp型、真性、およびn
    型の領域を含む、 ことを特徴とする回路。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のチャージポンプ回路において、 出力負荷は、前記出力ステージのコンデンサ素子を含む、 ことを特徴とする回路。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項に記載のチャージポンプ回路を含む電子装置であ
    って、 前記電子装置は、基板、および、この基板の絶縁表面上の薄膜回路素子を含み
    、 この薄膜回路素子の少なくとも幾つかは、前記チャージポンプ回路のラテラル
    PIN接合ダイオードを含む、 ことを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の電子装置において、 前記基板と同じ基板上に前記チャージポンプ回路と、ディスプレイ用のTFT
    スイッチングアレイと、を有するアクティブマトリックスディスプレイを含む、
    ことを特徴とする装置。
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