JP2003519741A - エンジン制御方法 - Google Patents
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/14—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/08—Introducing corrections for particular operating conditions for idling
- F02D41/083—Introducing corrections for particular operating conditions for idling taking into account engine load variation, e.g. air-conditionning
-
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- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
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- H02J7/14—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle
- H02J7/1446—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle in response to parameters of a vehicle
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- F02D2200/50—Input parameters for engine control said parameters being related to the vehicle or its components
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-
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- F02D41/38—Controlling fuel injection of the high pressure type
- F02D41/3809—Common rail control systems
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
アイドル速度を有する内燃エンジン(12)を有する車両(10)を制御するための方法は、システム電圧に基づいてアイドル速度を制御し、システム電圧が低く、且つ、車両が静止していることを車両速度状態が示しているときに、アイドル速度を増加させることからなる。幾つかの実施形態では、車両の移動中は、現に求められているエンジン速度と共に、アイドル速度の上昇が許容される。
Description
【0001】
(技術分野)
この発明は、アイドル速度を有する内燃エンジンを含む車両を制御するための
、及び、アイドル速度を制御するための方法に関する。
、及び、アイドル速度を制御するための方法に関する。
【0002】
(背景技術)
内燃エンジンの制御において、従来のやり方は揮発性及び不揮発性メモリと、
入出力回路と、命令セットを実行することのできるプロセッサとを有する電子制
御ユニットを利用している。電子制御ユニットが多数のセンサやアクチュエータ
、ときには他の電子制御ユニットと連絡して、エンジンの様々な機能や動作パラ
メータを制御する。例えば、電子制御ユニットが、エンジンアイドル速度を含む
燃料供給の様々な側面を制御することもある。
入出力回路と、命令セットを実行することのできるプロセッサとを有する電子制
御ユニットを利用している。電子制御ユニットが多数のセンサやアクチュエータ
、ときには他の電子制御ユニットと連絡して、エンジンの様々な機能や動作パラ
メータを制御する。例えば、電子制御ユニットが、エンジンアイドル速度を含む
燃料供給の様々な側面を制御することもある。
【0003】
エンジンアイドル速度を制御することによって車両のバッテリ充電量を維持す
るためのこれまでの方法及び装置は、Centerらに発行された米国特許第5,402,00
7号に記載されている。この現存のシステムでは、エンジンによって駆動される
オルタネータが、電気的負荷を駆動したり車載バッテリを充電したりするための
電源を供給する。システムは、これに適応して、システム電圧設定点を学習する
。その後は、電気的システムの規制状態に応じて、好ましくはシステムを適切な
バッテリ充電又は最小バッテリ放電を確実にする設定ポイント状態に維持するよ
うにアイドル速度が制御される。
るためのこれまでの方法及び装置は、Centerらに発行された米国特許第5,402,00
7号に記載されている。この現存のシステムでは、エンジンによって駆動される
オルタネータが、電気的負荷を駆動したり車載バッテリを充電したりするための
電源を供給する。システムは、これに適応して、システム電圧設定点を学習する
。その後は、電気的システムの規制状態に応じて、好ましくはシステムを適切な
バッテリ充電又は最小バッテリ放電を確実にする設定ポイント状態に維持するよ
うにアイドル速度が制御される。
【0004】
新型車両は旧型車両よりも大きなシステム電気負荷を抱えているので、バッテ
リ充電システムの詳細は一層重要になってきている。高いエンジンアイドル速度
は重い電気的負荷中のバッテリ充電を維持するだろうが、燃費を悪くする。更に
、現存のバッテリ充電維持システムは商業的に成功している幾つかの応用例に使
用されているが、車両の増大していく電気的負荷及び燃費に対する関心は、充電
サブシステムの現存の方法よりも高い機能性を有する改良型エンジン制御方法に
対する要請を生み出した。
リ充電システムの詳細は一層重要になってきている。高いエンジンアイドル速度
は重い電気的負荷中のバッテリ充電を維持するだろうが、燃費を悪くする。更に
、現存のバッテリ充電維持システムは商業的に成功している幾つかの応用例に使
用されているが、車両の増大していく電気的負荷及び燃費に対する関心は、充電
サブシステムの現存の方法よりも高い機能性を有する改良型エンジン制御方法に
対する要請を生み出した。
【0005】
(発明の開示)
従って、本発明の一つの目的は、アイドル速度を有する内燃エンジンを含む車
両の制御方法であって、システムの電圧が閾値を下回り、且つ、車両速度状態が
車両の静止状態を示すときに、アイドル速度が上げるという方法を提供すること
にある。
両の制御方法であって、システムの電圧が閾値を下回り、且つ、車両速度状態が
車両の静止状態を示すときに、アイドル速度が上げるという方法を提供すること
にある。
【0006】
本発明の上記目的及び特徴を達成するために、内燃エンジンを含む車両の制御
方法が提供される。内燃エンジンは、アイドル速度と、エンジンによって駆動さ
れるオルタネータと、オルタネータに接続されたバッテリと、システム電圧とを
有する。この方法は、閾値電圧を判定し、システム電圧をモニタし、システム電
圧を閾値電圧と比較し、そして車両速度状態を判定することからなる。この方法
は、更に、比較に基づいてアイドル速度を制御することを含む。アイドル速度を
制御することは、システム電圧が閾値電圧を下回り、且つ速度状態が車両の静止
状態を示すときにアイドル速度を上げることを含む。
方法が提供される。内燃エンジンは、アイドル速度と、エンジンによって駆動さ
れるオルタネータと、オルタネータに接続されたバッテリと、システム電圧とを
有する。この方法は、閾値電圧を判定し、システム電圧をモニタし、システム電
圧を閾値電圧と比較し、そして車両速度状態を判定することからなる。この方法
は、更に、比較に基づいてアイドル速度を制御することを含む。アイドル速度を
制御することは、システム電圧が閾値電圧を下回り、且つ速度状態が車両の静止
状態を示すときにアイドル速度を上げることを含む。
【0007】
一つの好適な応用例では、閾値電圧は約12.75ボルトである。幾つかの実施形
態では、この方法は更にインジェクタが点火するときに発生する電圧変動を判定
し、電圧変動に部分的に基づいて閾値電圧を判定することを含む。
態では、この方法は更にインジェクタが点火するときに発生する電圧変動を判定
し、電圧変動に部分的に基づいて閾値電圧を判定することを含む。
【0008】
例えば、電圧変動が0.5ボルトであって、少なくとも12.5ボルトの平均システ
ム電圧を有することが望ましいならば(インジェクタが点火するときのサンプル
電圧が12.25ボルトであり、インジェクタが点火しないときのサンプル電圧が12.
75であることを意味する)、電圧閾値は例えば約12.75ボルトに設定することが
できる。インジェクタが点火しないときにサンプリングするならば、12.75の電
圧サンプルは、平均システム電圧が12.5ボルトであることを意味する。このよう
に、システム電圧は、インジェクタ点火と非同期にサンプリングすることができ
る。勿論、別の実施形態では、サンプリングが必ずインジェクタが点火していな
いときに行われるように、電圧サンプリングは、インジェクタの点火プログラム
と同期して行われてもよい。
ム電圧を有することが望ましいならば(インジェクタが点火するときのサンプル
電圧が12.25ボルトであり、インジェクタが点火しないときのサンプル電圧が12.
75であることを意味する)、電圧閾値は例えば約12.75ボルトに設定することが
できる。インジェクタが点火しないときにサンプリングするならば、12.75の電
圧サンプルは、平均システム電圧が12.5ボルトであることを意味する。このよう
に、システム電圧は、インジェクタ点火と非同期にサンプリングすることができ
る。勿論、別の実施形態では、サンプリングが必ずインジェクタが点火していな
いときに行われるように、電圧サンプリングは、インジェクタの点火プログラム
と同期して行われてもよい。
【0009】
幾つかの実施形態では、アイドル速度を制御することは、限られた時間だけア
イドル速度を通常速度から高い速度に上げることを更に含む。その後、アイドル
速度は通常速度に下げられる。幾つかの実施形態では、車両速度状態を判定する
ことは、駐車ブレーキ状態をチェックすることを更に含む。パーキングブレーキ
状態が締結状態のときは、車両速度状態は静止状態と判断される。別の例では、
ニュートラルスイッチ状態がチェックされる。車両速度センサが車両の静止状態
を示しているときは、車両速度状態は静止状態と判断される。勿論、車両速度状
態を判定するために幾つかの事項の組合せをチェックすることもできる。
イドル速度を通常速度から高い速度に上げることを更に含む。その後、アイドル
速度は通常速度に下げられる。幾つかの実施形態では、車両速度状態を判定する
ことは、駐車ブレーキ状態をチェックすることを更に含む。パーキングブレーキ
状態が締結状態のときは、車両速度状態は静止状態と判断される。別の例では、
ニュートラルスイッチ状態がチェックされる。車両速度センサが車両の静止状態
を示しているときは、車両速度状態は静止状態と判断される。勿論、車両速度状
態を判定するために幾つかの事項の組合せをチェックすることもできる。
【0010】
更に、本発明を実施するにあたって、通常アイドル速度を有する内燃エンジン
を含む車両を制御するための方法が提供される。この方法は、閾値電圧を判定し
、システム電圧をモニタし、システム電圧を閾値電圧と比較し、そして車両速度
状態を判定することを含む。この方法は通常アイドル速度よりも高い高アイドル
速度を判定することを更に含む。アイドル速度は電圧比較に基づいて制御される
。エンジンアイドル速度はシステム電圧が閾値を下回ったときに上げられる。ア
イドル速度は、速度状態が車両の静止状態を示しているときに、通常アイドル速
度から高アイドル速度に増加される。
を含む車両を制御するための方法が提供される。この方法は、閾値電圧を判定し
、システム電圧をモニタし、システム電圧を閾値電圧と比較し、そして車両速度
状態を判定することを含む。この方法は通常アイドル速度よりも高い高アイドル
速度を判定することを更に含む。アイドル速度は電圧比較に基づいて制御される
。エンジンアイドル速度はシステム電圧が閾値を下回ったときに上げられる。ア
イドル速度は、速度状態が車両の静止状態を示しているときに、通常アイドル速
度から高アイドル速度に増加される。
【0011】
好ましい実施形態では、この方法は、現在のエンジン速度を判定することを更
に含む。比較に基づいてアイドル速度を制御することは、システム電圧が閾値を
下回ったときにエンジンアイドル速度を上げることを含む。アイドル速度は、速
度状態が車両の移動状態を示しているときに、現在のエンジン速度及び高アイド
ル速度のうち、低い方の速度に増加される。このことで、アイドル速度は現在の
エンジン速度と共に高アイドル速度まで上がり、或る時間だけ現在のエンジン速
度とは無関係の高アイドル速度に止まる。即ち、車両が静止しているときは、ア
イドル速度を直ちに高アイドル速度に上げることができる。一方、車両が移動中
であるときは、アイドル速度はオペレータが現在のエンジン速度を上げたときに
上がり、その後、エンジンがアイドル状態に戻ると、高アイドル速度になる。こ
のように、現在のエンジン速度はアイドルを越えてもよいが、エンジンがアイド
ル状態に戻ったときは、エンジンは高アイドルでアイドリングする。
に含む。比較に基づいてアイドル速度を制御することは、システム電圧が閾値を
下回ったときにエンジンアイドル速度を上げることを含む。アイドル速度は、速
度状態が車両の移動状態を示しているときに、現在のエンジン速度及び高アイド
ル速度のうち、低い方の速度に増加される。このことで、アイドル速度は現在の
エンジン速度と共に高アイドル速度まで上がり、或る時間だけ現在のエンジン速
度とは無関係の高アイドル速度に止まる。即ち、車両が静止しているときは、ア
イドル速度を直ちに高アイドル速度に上げることができる。一方、車両が移動中
であるときは、アイドル速度はオペレータが現在のエンジン速度を上げたときに
上がり、その後、エンジンがアイドル状態に戻ると、高アイドル速度になる。こ
のように、現在のエンジン速度はアイドルを越えてもよいが、エンジンがアイド
ル状態に戻ったときは、エンジンは高アイドルでアイドリングする。
【0012】
更に、本発明を実施する際には、コンピュータ読取り可能な記憶媒体が設けら
れる。コンピュータ読取り可能な記憶媒体は、媒体に記憶された命令を含む。命
令は、アイドル速度を有する内燃エンジンを含む車両を制御するために、エンジ
ンコントローラによって実行可能である。記憶媒体は、閾値電圧を設定するため
の命令と、システム電圧をモニタするための命令と、システム電圧を閾値電圧と
比較するための命令と、車両速度状態を判定するための命令とを更に含む。記憶
媒体は、比較に基づいてアイドル速度を制御するための命令を更に含む。アイド
ル速度は、システム電圧が閾値電圧を下回り、且つ速度状態が車両の静止状態を
示すときに増加される。
れる。コンピュータ読取り可能な記憶媒体は、媒体に記憶された命令を含む。命
令は、アイドル速度を有する内燃エンジンを含む車両を制御するために、エンジ
ンコントローラによって実行可能である。記憶媒体は、閾値電圧を設定するため
の命令と、システム電圧をモニタするための命令と、システム電圧を閾値電圧と
比較するための命令と、車両速度状態を判定するための命令とを更に含む。記憶
媒体は、比較に基づいてアイドル速度を制御するための命令を更に含む。アイド
ル速度は、システム電圧が閾値電圧を下回り、且つ速度状態が車両の静止状態を
示すときに増加される。
【0013】
本発明による利点は多い。例えば、本発明の幾つかの実施形態は、不慮の車両
加速の可能性を低減する。即ち、エンジンアイドル速度の増加は、数百RPMのよ
うな大幅なエンジンRPMの増加になり得るので、本発明の実施形態は、アイドル
速度を上げる前に車両が静止していることを判定する。一方、本発明の幾つかの
実施形態は、車両が移動しているときに、アイドル速度の上昇を許容するが、こ
れらの実施形態は、現在のエンジン速度が高アイドル速度以上に上昇したときに
アイドル速度を上げる。
加速の可能性を低減する。即ち、エンジンアイドル速度の増加は、数百RPMのよ
うな大幅なエンジンRPMの増加になり得るので、本発明の実施形態は、アイドル
速度を上げる前に車両が静止していることを判定する。一方、本発明の幾つかの
実施形態は、車両が移動しているときに、アイドル速度の上昇を許容するが、こ
れらの実施形態は、現在のエンジン速度が高アイドル速度以上に上昇したときに
アイドル速度を上げる。
【0014】
その後、現在のエンジン速度がオペレータの要求通りにアイドル状態に下がっ
たときに、車両は高アイドル速度でアイドリングする。更に、本発明の好ましい
実施形態は、有利には、或る時間だけアイドル速度を高アイドル速度に維持する
。従って、車両のオペレータが車両をアイドルから脱出させても、アイドルに戻
ると、アイドル速度は、設定時間が経過するまで依然として高アイドル速度であ
る。
たときに、車両は高アイドル速度でアイドリングする。更に、本発明の好ましい
実施形態は、有利には、或る時間だけアイドル速度を高アイドル速度に維持する
。従って、車両のオペレータが車両をアイドルから脱出させても、アイドルに戻
ると、アイドル速度は、設定時間が経過するまで依然として高アイドル速度であ
る。
【0015】
本発明の上記目的、その他の目的、特徴及び利点は、本発明を実施するための
最良の形態についての添付図面を参照した以下の詳細な説明から明らかになるで
あろう。
最良の形態についての添付図面を参照した以下の詳細な説明から明らかになるで
あろう。
【0016】
(発明を実施するための最良の形態)
図1を参照すると、車両を制御するためのシステムが示されている。このシス
テムは全体が符号10で示され、内燃エンジン12を含む。エンジン12は複数
のシリンダを有する。各シリンダには、燃料インジェクタ14によって、或いは
、共通のレールによって燃料供給が行われる。好ましい実施形態では、エンジン
12は、加圧点火式内燃エンジンである。燃料インジェクタ14は、当該分野で
周知のように、一つ又は複数のポンプ(図示せず)に接続された供給源16から
加圧燃料を受け取る。若しくは、本発明の実施形態は、各インジェクタ14に夫
々燃料を供給する、複数のユニットポンプを採用してもよい。
テムは全体が符号10で示され、内燃エンジン12を含む。エンジン12は複数
のシリンダを有する。各シリンダには、燃料インジェクタ14によって、或いは
、共通のレールによって燃料供給が行われる。好ましい実施形態では、エンジン
12は、加圧点火式内燃エンジンである。燃料インジェクタ14は、当該分野で
周知のように、一つ又は複数のポンプ(図示せず)に接続された供給源16から
加圧燃料を受け取る。若しくは、本発明の実施形態は、各インジェクタ14に夫
々燃料を供給する、複数のユニットポンプを採用してもよい。
【0017】
システム10は、エンジン12や他の車両コンポーネントの対応する動作状態
又はパラメータを示す信号を発生するための各種センサ20を含む。センサ20
は、入力ポート24を介してコントローラ22と電気的に交信可能である。勿論
、本発明の実施形態は、如何なる特定のコントローラ又は構造にも限定されない
。媒体28は、公知の多数の記憶装置のいずれであってもよく、例えば、読取り
専用メモリ(ROM)32、ランダムアクセスメモリ(RAM)34、不揮発性ランダ
ムアクセスメモリ(NVRAM)36、その他、プログラム可能な装置、例えば、プ
ログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能なプログラマブル読取り専用
メモリ(EPROM)、或いは、電気的に消去可能なプログラマブル読取り専用メモ
リ(EEPROM)であってよい。
又はパラメータを示す信号を発生するための各種センサ20を含む。センサ20
は、入力ポート24を介してコントローラ22と電気的に交信可能である。勿論
、本発明の実施形態は、如何なる特定のコントローラ又は構造にも限定されない
。媒体28は、公知の多数の記憶装置のいずれであってもよく、例えば、読取り
専用メモリ(ROM)32、ランダムアクセスメモリ(RAM)34、不揮発性ランダ
ムアクセスメモリ(NVRAM)36、その他、プログラム可能な装置、例えば、プ
ログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能なプログラマブル読取り専用
メモリ(EPROM)、或いは、電気的に消去可能なプログラマブル読取り専用メモ
リ(EEPROM)であってよい。
【0018】
コンピュータ読取り可能な記憶媒体28及びプロセッサ26は、共働して、コ
ントローラ22によって実行される命令の形式の制御ロジックを備える。勿論、
命令を表す制御ロジックは、例えば、ソフトウェア、ファームウェア、個別的或
いは集積された回路を含むハードウェア、更にはマイクロコードを含む多くの形
態をとることができる。コントローラ22は、制御ロジックが示す命令を実行し
て、エンジン12等の、車両の各種システムやサブシステムを制御する。コント
ローラ22は、入力ポート24を介してセンサ20から信号を受けて出力信号を
発生し、これらの出力信号は、出力ポート38を介して各種のアクチュエータや
コンポーネントに供給されることになる。信号は、ライト42のような様々なイ
ンジケータを含み、システム動作に関する情報を車両のオペレータに伝達するた
めのディスプレイ装置40にも供給される。
ントローラ22によって実行される命令の形式の制御ロジックを備える。勿論、
命令を表す制御ロジックは、例えば、ソフトウェア、ファームウェア、個別的或
いは集積された回路を含むハードウェア、更にはマイクロコードを含む多くの形
態をとることができる。コントローラ22は、制御ロジックが示す命令を実行し
て、エンジン12等の、車両の各種システムやサブシステムを制御する。コント
ローラ22は、入力ポート24を介してセンサ20から信号を受けて出力信号を
発生し、これらの出力信号は、出力ポート38を介して各種のアクチュエータや
コンポーネントに供給されることになる。信号は、ライト42のような様々なイ
ンジケータを含み、システム動作に関する情報を車両のオペレータに伝達するた
めのディスプレイ装置40にも供給される。
【0019】
データ、診断及びプログラミングインタフェース44も、プラグ46を介して
コントローラ22に選択的に接続して、両者間で様々な情報を交換させることが
できる。インタフェース44は、コンピュータ読取り可能な記憶媒体28内の、
コンフィギュレーション設定、キャリブレーション変数、制御ロジック、ルック
アップ表の値、アイドル速度設定やシステム電圧閾値などの値を変更するために
使用することができる。
コントローラ22に選択的に接続して、両者間で様々な情報を交換させることが
できる。インタフェース44は、コンピュータ読取り可能な記憶媒体28内の、
コンフィギュレーション設定、キャリブレーション変数、制御ロジック、ルック
アップ表の値、アイドル速度設定やシステム電圧閾値などの値を変更するために
使用することができる。
【0020】
動作に際して、コントローラ22はセンサ20から信号を受けて、エンジン1
2を制御するための命令の形式の制御ロジックを実行する。本発明の幾つかの実
施形態は、有利には、システム電圧の閾値電圧との比較に基づいてエンジン12
のアイドル速度を制御する。アイドル速度は、システム電圧が閾値電圧を下回っ
たときに増加される。アイドル速度が増加されるこの方法は、車両速度状態が静
止状態か移動状態かに依存する。好ましい実施形態では、車両が静止していると
きに、アイドル速度が通常速度から高アイドル速度に直ちに増加される。一方、
車両速度状態が車両の移動中であることを示している間は、不慮の車両の加速が
防止されるように、オペレータが高いエンジン速度を要求したときにアイドル速
度の増加が許容される。車両がオペレータによってアイドル状態に戻されたとき
は、車両は高アイドル速度でアイドリングする。
2を制御するための命令の形式の制御ロジックを実行する。本発明の幾つかの実
施形態は、有利には、システム電圧の閾値電圧との比較に基づいてエンジン12
のアイドル速度を制御する。アイドル速度は、システム電圧が閾値電圧を下回っ
たときに増加される。アイドル速度が増加されるこの方法は、車両速度状態が静
止状態か移動状態かに依存する。好ましい実施形態では、車両が静止していると
きに、アイドル速度が通常速度から高アイドル速度に直ちに増加される。一方、
車両速度状態が車両の移動中であることを示している間は、不慮の車両の加速が
防止されるように、オペレータが高いエンジン速度を要求したときにアイドル速
度の増加が許容される。車両がオペレータによってアイドル状態に戻されたとき
は、車両は高アイドル速度でアイドリングする。
【0021】
当業者が理解するであろうように、命令を含む制御ロジックは、様々な制御ロ
ジック方法論の一つ又は組合せの形で実現することができる。その様々な機能は
、好ましくは、メモリに記憶された命令との組み合わせの形でマイクロプロセッ
サによって提供される。更に、制御ロジックが、数多くの公知のプログラミング
及び処理技術又は戦略の何れかを利用して実現することができ、ここに便宜上示
した順序に限定されないことは言うまでもない。例えば、割り込み又はイベント
駆動処理は、典型的には、車両エンジンの制御のような実時間制御の応用例に採
用される。同様に、並行処理又はマルチタスクシステム及び方法は、本発明の特
徴及び利点を達成するために利用することができる。本発明は、図示された制御
ロジックを実現するために使用された特定のプログラミング言語、オペレーティ
ングシステム又はプロセッサとは無関係である。
ジック方法論の一つ又は組合せの形で実現することができる。その様々な機能は
、好ましくは、メモリに記憶された命令との組み合わせの形でマイクロプロセッ
サによって提供される。更に、制御ロジックが、数多くの公知のプログラミング
及び処理技術又は戦略の何れかを利用して実現することができ、ここに便宜上示
した順序に限定されないことは言うまでもない。例えば、割り込み又はイベント
駆動処理は、典型的には、車両エンジンの制御のような実時間制御の応用例に採
用される。同様に、並行処理又はマルチタスクシステム及び方法は、本発明の特
徴及び利点を達成するために利用することができる。本発明は、図示された制御
ロジックを実現するために使用された特定のプログラミング言語、オペレーティ
ングシステム又はプロセッサとは無関係である。
【0022】
図2を参照すると、本発明の方法を示すブロック図が、全体として符号60で
示されている。場合によって、車両充電システムは、車両バッテリに適切な充電
を行えない。即ち、オルタネータ出力又はシステム電圧は、例えば高い電気的負
荷や、腐食したワイヤや、スリップするオルタネータベルト等の要因によって、
低下し始める。充電システムが正しく働いているときは、システム電圧はシステ
ムの電圧設定点にあるべきである。勿論、システム電圧は電気的システムの様々
な位置から測定され得るが、通常はバッテリの正の端子で測定される。発明者が
本発明の実施形態の用途を予見した一つの適当な応用例では、充電システムが正
しく働いているときに、バッテリ自体の電圧は約14.2ボルトであるべきである。
この例示的なシステムにおいて充電システムが少なくとも12.5ボルトを供給でき
ないとき、バッテリは放電を始めるだろう。勿論、これは一例にすぎず、他の電
気的システム(例えば24ボルトのシステム)では、各電圧値は他の値を有してい
てもよいことは、当業者が理解するところであろう。本発明の実施形態は、充電
システムが適当な充電を行うことができず、オルタネータ出力を上げようとして
エンジンアイドル速度を上げる時を検出する。
示されている。場合によって、車両充電システムは、車両バッテリに適切な充電
を行えない。即ち、オルタネータ出力又はシステム電圧は、例えば高い電気的負
荷や、腐食したワイヤや、スリップするオルタネータベルト等の要因によって、
低下し始める。充電システムが正しく働いているときは、システム電圧はシステ
ムの電圧設定点にあるべきである。勿論、システム電圧は電気的システムの様々
な位置から測定され得るが、通常はバッテリの正の端子で測定される。発明者が
本発明の実施形態の用途を予見した一つの適当な応用例では、充電システムが正
しく働いているときに、バッテリ自体の電圧は約14.2ボルトであるべきである。
この例示的なシステムにおいて充電システムが少なくとも12.5ボルトを供給でき
ないとき、バッテリは放電を始めるだろう。勿論、これは一例にすぎず、他の電
気的システム(例えば24ボルトのシステム)では、各電圧値は他の値を有してい
てもよいことは、当業者が理解するところであろう。本発明の実施形態は、充電
システムが適当な充電を行うことができず、オルタネータ出力を上げようとして
エンジンアイドル速度を上げる時を検出する。
【0023】
図2において、ブロック62で電圧閾値が判定される。ブロック64でシステ
ム電圧がモニタされる。ブロック66でシステム電圧が閾値電圧と比較される。
そしてブロック68で、車両速度状態が判定される。即ち、閾値電圧は、バッテ
リが急速に放電しないように、所望の最小システム電圧にされる。ブロック70
で、システム電圧が低く且つ車両が静止しているときに、アイドル速度が増加さ
れる。オルタネータはエンジンによって駆動されるので、オルタネータ出力はエ
ンジン速度(RPM)に強く関連している。
ム電圧がモニタされる。ブロック66でシステム電圧が閾値電圧と比較される。
そしてブロック68で、車両速度状態が判定される。即ち、閾値電圧は、バッテ
リが急速に放電しないように、所望の最小システム電圧にされる。ブロック70
で、システム電圧が低く且つ車両が静止しているときに、アイドル速度が増加さ
れる。オルタネータはエンジンによって駆動されるので、オルタネータ出力はエ
ンジン速度(RPM)に強く関連している。
【0024】
有利には、現存のシステムと異なり、本発明の実施形態は、エンジンのアイド
ル速度を直ちに大幅に増加させる前に、車両が静止していることをチェックする
。即ち、アイドル速度を上げる前に車両が移動していないことを判定することは
、不慮の車両の加速を防止する。例えば、ドライバが交通渋滞中、アイドル状態
でクリープさせており、且つ、低いバッテリ電圧が検出されたならば、車両速度
の急激な増加を防止するように、アイドル速度はすぐには高アイドル速度に増加
されない。有利には、アイドル速度の増加前に静止している車両のチェックを行
うことによって、例えば数百RPMのような大きなRMP増加への緩和を利用すること
が可能になる。
ル速度を直ちに大幅に増加させる前に、車両が静止していることをチェックする
。即ち、アイドル速度を上げる前に車両が移動していないことを判定することは
、不慮の車両の加速を防止する。例えば、ドライバが交通渋滞中、アイドル状態
でクリープさせており、且つ、低いバッテリ電圧が検出されたならば、車両速度
の急激な増加を防止するように、アイドル速度はすぐには高アイドル速度に増加
されない。有利には、アイドル速度の増加前に静止している車両のチェックを行
うことによって、例えば数百RPMのような大きなRMP増加への緩和を利用すること
が可能になる。
【0025】
全体を80で示した図3に示すように、本発明の幾つかの実施形態は、各イン
ジェクタ点火時に大きなシステム電圧変動が発生する車両に適している。即ち、
或る車両では、インジェクタが点火するたびに、バッテリ電圧が例えば0.5ボル
トも低下することがある。ブロック82で、インジェクタ点火時の電圧変動が判
定される。ブロック84で、部分的にその電圧変動に基づいて閾値電圧が判定さ
れる。即ち、バッテリが放電を開始する前に充電システムが少なくとも12.5ボル
トをバッテリに供給する必要のある前述の例示システムでは、電圧閾値は12.75
ボルトに設定することができる。このように、ブロック86では、システム電圧
がインジェクタ点火とは非同期にサンプリングされる。12.75ボルトの閾値は、
インジェクタの点火と同時にサンプリングが行われるかどうか知らないことにつ
ぃして補償する。更に、本発明の好ましい実施形態は、アイドル速度を上げる前
に所定時間だけシステム電圧が電圧閾値を下回ることを要求する。更に、好まし
いシステムは、アイドル速度が所定時間だけ高いままであることを要求する。こ
れによって、アイドル速度が通常値から高い値に急激に切り替わることを防止す
る。
ジェクタ点火時に大きなシステム電圧変動が発生する車両に適している。即ち、
或る車両では、インジェクタが点火するたびに、バッテリ電圧が例えば0.5ボル
トも低下することがある。ブロック82で、インジェクタ点火時の電圧変動が判
定される。ブロック84で、部分的にその電圧変動に基づいて閾値電圧が判定さ
れる。即ち、バッテリが放電を開始する前に充電システムが少なくとも12.5ボル
トをバッテリに供給する必要のある前述の例示システムでは、電圧閾値は12.75
ボルトに設定することができる。このように、ブロック86では、システム電圧
がインジェクタ点火とは非同期にサンプリングされる。12.75ボルトの閾値は、
インジェクタの点火と同時にサンプリングが行われるかどうか知らないことにつ
ぃして補償する。更に、本発明の好ましい実施形態は、アイドル速度を上げる前
に所定時間だけシステム電圧が電圧閾値を下回ることを要求する。更に、好まし
いシステムは、アイドル速度が所定時間だけ高いままであることを要求する。こ
れによって、アイドル速度が通常値から高い値に急激に切り替わることを防止す
る。
【0026】
図4に最もよく示すように、車両が静止しているかどうかを判定するために多
くの技術を利用することができる。例えば、ブロック92で、パーキングブレー
キの状態をチェックしてもよい。他方で、ニュートラルスイッチの状態をチェッ
クしてもよく(ブロック94)、及び/又は車両速度センサをチェックしてもよ
い(ブロック96)。本発明の幾つかの実施形態に従って、エンジンがアイドリ
ングしていて、低バッテリ電圧状態があり、且つ、車両が静止しているならば、
アイドル速度は高アイドル速度に増加される。エンジンが600RPMの通常アイドル
から約2,100RPMの最大速度の動作範囲を有する一つの例では、適切な高アイドル
速度(構成可能な値)は、1,100RPMである。すでに述べたように、アイドル速度
が高い値に増加されると、アイドル速度は或る時間、例えば、20分間だけ、そ
の高い値に止まる。静止している車両を検出するために、コントローラは、例え
ば、パーキングブレーキ状態、車両速度、ニュートラルスイッチ状態及び/又は
トルクなどのパラメータを調べてもよい。車両は静止しているので、アイドル速
度を上げても、不慮の車両の加速を引き起こすことがない。
くの技術を利用することができる。例えば、ブロック92で、パーキングブレー
キの状態をチェックしてもよい。他方で、ニュートラルスイッチの状態をチェッ
クしてもよく(ブロック94)、及び/又は車両速度センサをチェックしてもよ
い(ブロック96)。本発明の幾つかの実施形態に従って、エンジンがアイドリ
ングしていて、低バッテリ電圧状態があり、且つ、車両が静止しているならば、
アイドル速度は高アイドル速度に増加される。エンジンが600RPMの通常アイドル
から約2,100RPMの最大速度の動作範囲を有する一つの例では、適切な高アイドル
速度(構成可能な値)は、1,100RPMである。すでに述べたように、アイドル速度
が高い値に増加されると、アイドル速度は或る時間、例えば、20分間だけ、そ
の高い値に止まる。静止している車両を検出するために、コントローラは、例え
ば、パーキングブレーキ状態、車両速度、ニュートラルスイッチ状態及び/又は
トルクなどのパラメータを調べてもよい。車両は静止しているので、アイドル速
度を上げても、不慮の車両の加速を引き起こすことがない。
【0027】
本発明の別の実施形態では、車両が静止していないときに車両アイドル速度が
増加されてもよい。即ち、有利には、本発明の実施形態は、エンジンRPMを大幅
且つ急激に増加させる前に静止状態の車両をチェックすることによって不慮の車
両の加速を防止する。その一方で、車両が移動している間は、オペレータが要求
している現行エンジンRPMが増加すると、アイドルRPMが上がり、その後、車両が
アイドル状態に戻ると、車両は高アイドルでアイドリングする。図5に最も良く
示すように、アイドル速度を静止状態の車両と移動中の車両の両者についてアイ
ドル速度を増加させる本発明の方法は、全体として符号100で示されている。
増加されてもよい。即ち、有利には、本発明の実施形態は、エンジンRPMを大幅
且つ急激に増加させる前に静止状態の車両をチェックすることによって不慮の車
両の加速を防止する。その一方で、車両が移動している間は、オペレータが要求
している現行エンジンRPMが増加すると、アイドルRPMが上がり、その後、車両が
アイドル状態に戻ると、車両は高アイドルでアイドリングする。図5に最も良く
示すように、アイドル速度を静止状態の車両と移動中の車両の両者についてアイ
ドル速度を増加させる本発明の方法は、全体として符号100で示されている。
【0028】
この好ましい実施形態では、ブロック102で閾値電圧が判定される。ブロッ
ク104でシステム電圧がモニタされる。ブロック106で、システム電圧が閾
値電圧と比較される。ブロック108で、車両速度状態が移動状態又は静止状態
であると判定される。ブロック110で、通常アイドル速度を超える高アイドル
速度が決定される。勿論、本発明の好適な例は、エンジンコントローラに更正値
として記憶された高アイドル速度を有する。本発明の別の実施形態は、例えば、
閾値電圧とシステム電圧との差に基づいて高アイドル速度を動的に決定すること
ができる。
ク104でシステム電圧がモニタされる。ブロック106で、システム電圧が閾
値電圧と比較される。ブロック108で、車両速度状態が移動状態又は静止状態
であると判定される。ブロック110で、通常アイドル速度を超える高アイドル
速度が決定される。勿論、本発明の好適な例は、エンジンコントローラに更正値
として記憶された高アイドル速度を有する。本発明の別の実施形態は、例えば、
閾値電圧とシステム電圧との差に基づいて高アイドル速度を動的に決定すること
ができる。
【0029】
ブロック112で、システム電圧が低いかどうかがチェックされる。電圧が
過剰に低くないときは、フローはブロック104に戻って継続される。好ましく
は、特に図示しないが、フローがブロック114を経る前にシステム電圧が予め
設定された時間だけ低いことが必要である。決定ブロック114で、車両速度状
態がチェックされる。車両が移動していないとき、フローはブロック116に進
む。ブロック116で、アイドル速度は高アイドル速度に増加される。車両は静
止しているので、不慮の車両の加速は防止され、オルタネータ出力を上げること
によってバッテリを充電するためにアイドル速度が増加される。車両が移動して
いるときは、フローはブロック118に進む。ブロック118で、アイドル速度
は現在のエンジン速度が増加するときに増加される。即ち、アイドル速度は現在
のエンジン速度と高アイドル速度の低い方に増加される。現在のエンジン速度が
高アイドル速度に向かって増加するときに、アイドル速度は高アイドル速度とし
て設定される。その後、現在のエンジン速度が高アイドル速度を上回ることもあ
るが、エンジンがアイドルに戻ると、エンジンは高アイドル速度でアイドリング
する。
過剰に低くないときは、フローはブロック104に戻って継続される。好ましく
は、特に図示しないが、フローがブロック114を経る前にシステム電圧が予め
設定された時間だけ低いことが必要である。決定ブロック114で、車両速度状
態がチェックされる。車両が移動していないとき、フローはブロック116に進
む。ブロック116で、アイドル速度は高アイドル速度に増加される。車両は静
止しているので、不慮の車両の加速は防止され、オルタネータ出力を上げること
によってバッテリを充電するためにアイドル速度が増加される。車両が移動して
いるときは、フローはブロック118に進む。ブロック118で、アイドル速度
は現在のエンジン速度が増加するときに増加される。即ち、アイドル速度は現在
のエンジン速度と高アイドル速度の低い方に増加される。現在のエンジン速度が
高アイドル速度に向かって増加するときに、アイドル速度は高アイドル速度とし
て設定される。その後、現在のエンジン速度が高アイドル速度を上回ることもあ
るが、エンジンがアイドルに戻ると、エンジンは高アイドル速度でアイドリング
する。
【0030】
一つの例では、エンジンがアイドリングしていない場合、若しくは車両が静止
しておらず、且つ、低いバッテリ電圧状態が存在する場合、アイドル状態が発生
したときに使用されるアイドル速度である望ましいアイドル速度は、(例えば)
1,100RPMと現在のエンジン速度との最小値に設定することができる。エンジン速
度が1,100RPMの最大値に増加したときに、望ましいアイドル速度は増加可能であ
る。現在のエンジン速度は増加されないから、これは不慮の車両の加速を起こさ
ない。加速要求が無くなったら、エンジンは、典型的な600RPMに代わる新たな望
ましいアイドル速度で運転する。設定時間後、アイドル速度は600RPMの通常アイ
ドル速度に戻る。
しておらず、且つ、低いバッテリ電圧状態が存在する場合、アイドル状態が発生
したときに使用されるアイドル速度である望ましいアイドル速度は、(例えば)
1,100RPMと現在のエンジン速度との最小値に設定することができる。エンジン速
度が1,100RPMの最大値に増加したときに、望ましいアイドル速度は増加可能であ
る。現在のエンジン速度は増加されないから、これは不慮の車両の加速を起こさ
ない。加速要求が無くなったら、エンジンは、典型的な600RPMに代わる新たな望
ましいアイドル速度で運転する。設定時間後、アイドル速度は600RPMの通常アイ
ドル速度に戻る。
【0031】
アイドル速度を設定時間だけ高く保持するタイマは、車両がアイドリングしな
くなっても、エンジン速度が設定時間だけアイドル速度よりも低下しないように
働く。例えば、車両が静止していて、且つコントローラが低いバッテリ電圧を検
出すると、アイドル速度は1,100RPMに増加される。早いアイドルの5分後に(設
定された時間が20分であるとき)、ドライバが車両の運転を開始する。エンジ
ン動作の次の15分間は、エンジン速度は、ドライバが車両をアイドル状態に戻
しても、1,100RPMよりも低下することができない。勿論、上述の電圧とエンジン
速度は例示であり、異なる用途では他の値が適当であることもある。
くなっても、エンジン速度が設定時間だけアイドル速度よりも低下しないように
働く。例えば、車両が静止していて、且つコントローラが低いバッテリ電圧を検
出すると、アイドル速度は1,100RPMに増加される。早いアイドルの5分後に(設
定された時間が20分であるとき)、ドライバが車両の運転を開始する。エンジ
ン動作の次の15分間は、エンジン速度は、ドライバが車両をアイドル状態に戻
しても、1,100RPMよりも低下することができない。勿論、上述の電圧とエンジン
速度は例示であり、異なる用途では他の値が適当であることもある。
【0032】
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は本発明の全ての可
能な形態を示すものではない。明細書に使用されている用語は、限定のための用
語ではなく記述のための用語であり、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、
種々の変更が可能であることが理解されるだろう。
能な形態を示すものではない。明細書に使用されている用語は、限定のための用
語ではなく記述のための用語であり、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、
種々の変更が可能であることが理解されるだろう。
【図1】
アイドル速度を有する内燃エンジンを含む車両を制御するためのシステムの概
略図である。
略図である。
【図2】
本発明の方法のブロック図である。
【図3】
本発明の方法の好ましい実施形態のブロック図である。
【図4】
本発明に従って静止している車両を検出するための別の方法を示すブロック図
である。
である。
【図5】
車両が静止しているか移動しているかに応じて異なる方法でアイドル速度を調
整する本発明の実施形態を示すブロック図である。
整する本発明の実施形態を示すブロック図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF
,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,
ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G
M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ
,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,
MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,
AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B
Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK
,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,
GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J
P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR
,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,
MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R
O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ
,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,
YU,ZA,ZW
Fターム(参考) 3G084 BA03 CA03 EA05 EA07 EA11
EB06 FA03 FA05 FA06 FA33
3G093 AA16 CA04 DB05 DB19 DB21
EA03 FA11 FB01
5G060 AA20 CA21 DB07
Claims (18)
- 【請求項1】 アイドル速度と、エンジンによって駆動されるオルタネータ
と、該オルタネータに接続されたバッテリと、システム電圧とを有する内燃エン
ジンを含む車両を制御する方法であって、 閾値電圧を判定し、 前記システム電圧をモニタし、 前記システム電圧を前記閾値電圧と比較し、 車両速度状態を判定し、 前記システム電圧が前記閾値電圧を下回り、且つ、前記速度状態が前記車両の
静止状態を示しているときに、前記アイドル速度を上げることを含めて、前記比
較に基づいて前記アイドル速度を制御することからなる方法。 - 【請求項2】 前記閾値電圧が約12.75ボルトであることを特徴とする請求
項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記エンジンがインジェクタを含み、前記閾値電圧を判定す
ることが、 前記インジェクタが点火した時に発生する電圧変動を判定し、 該電圧変動に部分的に基づいて前記閾値電圧を判定することを更に含む請求項
1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記システム電圧をモニタすることが、 インジェクタの点火と非同期に前記システム電圧をサンプリングすることを更
に含む請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 前記システム電圧をモニタすることが、 インジェクタの点火と同期して前記システム電圧をサンプリングすることを更
に含む請求項3に記載の方法。 - 【請求項6】 前記アイドル速度を制御することが、 該アイドル速度を限られた時間だけ通常速度から高い速度に増加させ、 その後、前記アイドル速度を前記通常速度に低下させることを更に含む請求項
1に記載の方法。 - 【請求項7】 前記車両速度状態を判定することが、 パーキングブレーキ状態をチェックし、該パーキングブレーキ状態が締結状態
のときに、前記車両速度状態を静止状態とみなすことを含む請求項1に記載の方
法。 - 【請求項8】 前記車両速度状態を判定することが、 ニュートラルスイッチ状態をチェックし、該ニュートラルスイッチ状態が車両
のニュートラル状態を示すときに、前記車両速度状態を静止状態とみなすことを
含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 前記車両速度状態を判定することが、 車両速度センサをチェックし、前記車両速度センサが車両の静止状態を示して
いるときに、前記車両速度状態を静止状態とみなすことを含む請求項1に記載の
方法。 - 【請求項10】 通常アイドル速度と、該エンジンによって駆動されるオル
タネータと、該オルタネータに接続されたバッテリと、システム電圧とを有する
内燃エンジンを含む車両を制御するための方法であって、 閾値電圧を判定し、 前記システム電圧をモニタし、 前記システム電圧を前記閾値電圧と比較し、 車両速度状態を判定し、 前記通常アイドル速度よりも高い高アイドル速度を判定し、 前記システム電圧が前記閾値を下回っているときに前記アイドル速度を上げる
ことを含めて、前記比較に基づいて前記アイドル速度を制御し、前記速度状態が
前記車両の静止状態を示しているときに前記アイドル速度が前記通常アイドル速
度から前記高アイドル速度に増加されることからなる方法。 - 【請求項11】 前記アイドル速度を制御することが、 現在のエンジン速度を判定し、 前記システム電圧が前記閾値を下回っているときに前記アイドル速度を上げる
ことを含めて、前記比較に基づいて前記アイドル速度を制御し、前記速度状態が
前記車両の移動状態を示しているときに、前記アイドル速度が前記現在のエンジ
ン速度と前記高アイドル速度との低い方の速度に増加され、前記アイドル速度を
前記現在のエンジン速度と共に高アイドル速度に増加して、或る時間だけ前記現
在のエンジン速度に無関係に、該高アイドル速度に維持させることを含む請求項
10に記載の方法。 - 【請求項12】 媒体に記憶されて、アイドル速度と、エンジンによって駆
動されるオルタネータと、該オルタネータに接続されたバッテリと、システム電
圧とを有する内燃エンジンを含む車両を制御するためにエンジンコントローラに
よって実行可能な命令を含むコンピュータ読取り可能な記憶媒体であって、 閾値電圧を設定するための命令と、 前記システム電圧をモニタするための命令と、 前記システム電圧を前記閾値電圧と比較するための命令と、 車両速度状態を判定するための命令と、 前記システム電圧が前記閾値電圧を下回り、且つ、前記速度状態が前記車両の
静止状態を示しているときに、前記アイドル速度を増加させることを含めて、前
記比較に基づいて前記アイドル速度を制御するための命令とを含む媒体。 - 【請求項13】 前記閾値電圧が約12.75ボルトであることを特徴とする請
求項12に記載の媒体。 - 【請求項14】 前記エンジンがインジェクタを含み、前記閾値電圧を判定
するための命令が、 前記インジェクタが点火した時に発生する電圧変動を判定するための命令と、 該電圧変動に部分的に基づいて前記閾値電圧を判定するための命令とを更に含
む請求項12に記載の媒体。 - 【請求項15】 前記システム電圧をモニタするための命令が、 インジェクタの点火と非同期に前記システム電圧をサンプリングするための命
令を更に含む請求項14に記載の媒体。 - 【請求項16】 前記システム電圧をモニタするための命令が、 インジェクタの点火と同期して前記システム電圧をサンプリングするための命
令を更に含む請求項14に記載の媒体。 - 【請求項17】 通常アイドル速度と、該エンジンによって駆動されるオル
タネータと、該オルタネータに接続されたバッテリと、システム電圧とを有する
内燃エンジンを含む車両を制御するための媒体であって、 閾値電圧を設定するための命令と、 前記システム電圧をモニタするための命令と、 前記システム電圧を前記閾値電圧と比較するための命令と、 車両速度状態を判定するための命令と、 前記通常アイドル速度よりも高い高アイドル速度を判定するための命令と、 前記システム電圧が前記閾値を下回っているときに前記アイドル速度を上げる
ことを含めて、前記比較に基づいて前記アイドル速度を制御するための命令であ
って、前記速度状態が前記車両の静止状態を示しているときに前記アイドル速度
が前記通常アイドル速度から前記高アイドル速度に増加される命令を含む媒体。 - 【請求項18】 前記アイドル速度を制御するための命令が、 現在のエンジン速度を判定するための命令と、 前記システム電圧が前記閾値を下回っているときに前記アイドル速度を上げる
ことを含めて、前記比較に基づいて前記アイドル速度を制御するための命令であ
って、前記速度状態が前記車両の移動状態を示しているときに、前記アイドル速
度が前記現在のエンジン速度と前記高アイドル速度との低い方の速度に増加され
、前記アイドル速度を前記現在のエンジン速度と共に高アイドル速度に増加して
、或る時間だけ前記現在のエンジン速度に無関係に、該高アイドル速度に維持さ
せるための命令を含む請求項17に記載の媒体。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/478,831 | 2000-01-06 | ||
US09/478,831 US6274944B1 (en) | 2000-01-06 | 2000-01-06 | Method for engine control |
PCT/US2001/000137 WO2001050572A1 (en) | 2000-01-06 | 2001-01-02 | Method for engine control |
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---|---|
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---|---|
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