JP2003519611A - クレーン軌道支持架構 - Google Patents

クレーン軌道支持架構

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JP2003519611A
JP2003519611A JP2001551789A JP2001551789A JP2003519611A JP 2003519611 A JP2003519611 A JP 2003519611A JP 2001551789 A JP2001551789 A JP 2001551789A JP 2001551789 A JP2001551789 A JP 2001551789A JP 2003519611 A JP2003519611 A JP 2003519611A
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JP2001551789A
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モーツォカパス,ヤニス
テンペル,ヘルゲ‐エッケハルト
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デマーク・モービル・クレーンズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 本発明に係るクレーン軌道支持架構は、少なくとも1つの走行軌道上を走行する少なくとも1台のクレーン用、特に2つの走行軌道上を走行する橋形クレーン14用のクレーン軌道支持架構10であって、鉄筋コンクリート製、好ましくはプレストレストコンクリート製の少なくとも1つの桁部分60からなる軌道方向で縦長の走行軌道桁12と、上端がそれぞれ頭部84を介して桁部分60を支え、かつ下端がそれぞれ台座34を介して基礎内で定着された鉄筋コンクリート支柱30からなる支柱系と、所望の走行軌道曲線に合わせて走行軌道桁12を調整するために少なくとも一部の支柱30において頭部84および/または台座34’の領域に各1つの調整可能な支承体とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、少なくとも1つの走行軌道上を走行する少なくとも1台のクレーン
用、特に2つの走行軌道上を走行する橋形クレーン用のクレーン軌道支持架構に
関する。このようなクレーン軌道システムは、特に自動倉庫操業、例えばコンテ
ナ倉庫、配管類倉庫(トンネル覆工用既製鉄筋コンクリート部材)、ばら物倉庫
、ペーパーロール倉庫等において利用されている。
【0002】 米国特許第US−A−3225703号公報により公知の車両用支持架構は、
軌道方向で縦長の鉄筋コンクリート製走行軌道桁と鉄筋コンクリート支柱からな
る支柱系とを備えており、支柱の上端はそれぞれ頭部を介して桁部分を支え、支
柱の下端はそれぞれ台座を介して基礎内で定着されている。
【0003】 本発明の技術的課題は、僅かな弾性可撓性において高い静的、動的負荷容量と
大きな支間の可能性とを有するクレーン軌道支持架構を提供することである。走
行軌道の厳密ではあるが簡単迅速に実施可能な調整が可能でなければならない。
【0004】 この課題は、本発明によれば、鉄筋コンクリート製、好ましくはプレストレス
トコンクリート製の少なくとも1つの桁部分からなる軌道方向で縦長の走行軌道
桁と、上端がそれぞれ頭部を介して桁部分を支えかつ下端がそれぞれ台座を介し
て基礎内で定着された鉄筋コンクリート支柱からなる支柱系と、所望の走行軌道
曲線に合わせて走行軌道桁を調整するために少なくとも一部の支柱において頭部
および/または台座の領域に各1個の調整可能な支承体とを含むクレーン軌道支
持架構によって解決される。
【0005】 鉄筋コンクリート支柱と鉄筋コンクリート桁部分とからなる本発明に係るコン
クリート構造は所要の剛性と、静的(重量力)および動的(クレーン制動・加速
過程;風力)な機械的負荷容量を提供するものである。
【0006】 大きな支間(例えば20m)が達成でき、特にプレストレストコンクリート桁
部分を使用する場合そうである。支柱の相応の高さ(例えば13.5m)におい
て、支柱間の領域では例えばトラック、特にコンテナ車が走行できる。自動倉庫
操業にとって重要で厳密な、操業中ほとんど変化のない走行軌道調整は、本発明
によれば、走行軌道桁が相応に正確に調整されることによって達成される。この
調整は個々の支柱で行わねばならないだけであり、走行軌道全長にわたって走行
軌道桁に対して走行軌道を調整するのに比較して、調整支出を相応に減らすこと
になる。
【0007】 しかし、まず第一に走行軌道として考えられものは、もっぱら金属製クレーン
レールだけではない。というのもそれは高荷重のとき実証されたからである。本
発明によれば、金属製、好ましくは鋼製クレーンレールで走行軌道が形成され、
このクレーンレールが走行軌道桁に取付けられ、走行軌道桁に対して相対的にク
レーンレールの熱膨張・接触運動を許容するように、クレーンレールは走行軌道
桁に取付けられる。したがって、質量に応じて膨張速度が異なるにも拘わらず、
そして鉄筋コンクリートとレール鋼との熱力学的性質(表面色、表面粗さ、幾何
学的表面形状)の相違に基づいて、走行軌道部分の鉄筋コンクリートの危険な機
械的負荷、特に引張応力をもたらしうる必然性を生じない。それにも拘わらず、
かかわらずクレーンからクレーンレールに加えられる制動力、加速力を問題なく
クレーン軌道支持架構に伝達し得るようにするために、クレーンレールが走行軌
道桁の単に1箇所で、好ましくはその長手中央領域で、走行軌道方向における走
行軌道桁に対して相対的なクレーンレール運動に関して固定されていることが提
案されている。そうする代りに、クレーンレールはレール両端の端止めの間で往
復動可能としておくこともでき、運動余裕は考え得るあらゆる条件のもとで決し
て消えることのないよう設計されている。以下で言及する保持クランプは、その
数に基づいて、通常の操業時にレールが摺動しないかまたは僅かに摺動するだけ
となるようにしている。
【0008】 さらに、クレーンレールが保持クランプを介して走行軌道桁に取付けられ、こ
れらの保持クランプがクレーンレールを横方向で固定して持ち上がらないように
することが提案されている。この固着方式は、一方で、通常のクレーン制動・加
速時にレール運動を十分に抑制して走行軌道桁に対して相対的にクレーンレール
の実質的に自由な、熱に起因した膨張・接触運動を可能とする。他方で、自動操
業にとって大切なクレーンレールの厳密な横方向整列が保証されている。保持ク
ランプは、走行軌道桁との一種の溝孔・ボルト継手を介して、製造不正確さを補
償できるようにするために、継手の締付け前に横方向運動余裕を持たせることが
できる。
【0009】 例えば、曲げモーメントに対して安定させるべく、筋違を設けることが不要と
なる高い安定性を支柱に付与するために、好ましくは4本の深礎杭、最善には打
込み杭を介して、台座が基礎内で定着されていることが提案されている。
【0010】 台座と支柱との間の第1方式の継手では、支柱の径拡大脚部が台座に載置され
、好ましくは調整可能な支承体を形成してアンカー要素を介してこの台座に結合
されている。
【0011】 他の実施形態では、台座が支柱下端用筒体として構成されていることが提案さ
れている。主に横方向および高さ方向で調整可能であるこの調整可能な支承体は
、最善には支柱上端領域にある。支柱下端と基礎内で定着された台座との結合は
、この場合特別簡単に、特に台座のすでに述べた筒状構成によって、モーメント
の転送に関して特別安定的に構成しておくことができる。また、調整運動の作用
は容易に見通すことができる。支柱を場所打ちコンクリート部材として製造する
場合、一般に台座は支柱と一体にされる。少なくとも大型クレーン設備の場合、
支柱を既製コンクリート部材として製造するのが費用上一層好ましい。その場合
、台座は選択的に場所打ちコンクリート部材とすることができ、また既製コンク
リート部材とすることもできる。
【0012】 先に述べた実施形態からそれ自体独立しているが有利にはそれと協動する本発
明の他の1実施形態によれば、少なくとも1つの桁部分からなる縦長走行軌道桁
と、上端が頭部を介して桁部分の長手端を支えかつ下端が各1つの台座を介して
基礎内で定着された支柱からなる支柱系と、所望の走行軌道曲線に合わせて走行
軌道桁を調整するために少なくとも一部の桁部分において頭部および/または台
座の領域にそれぞれ1個の調整可能な支承体とを含み、支柱の少なくとも1本に
おいて頭部の領域で支柱と走行軌道桁との間に滑り支承体が設けられており、こ
の支柱がクレーン位置検出システム用基準点を備えているクレーン軌道支持架構
が提案されている。
【0013】 特に自動化倉庫の場合、相応に厳密に調整された走行軌道に沿って各クレーン
の厳密なガイドだけでなく、瞬時にクレーン位置を極力厳密に検出することも大
切である。走行軌道桁または走行軌道に固定された測定区間を利用して、例えば
、測定車でクレーンレールを走査することによってクレーン位置を突き止める場
合、走行軌道桁もしくはクレーンレールの不可避的熱膨張・接触運動によって位
置検出精度が損なわれる。
【0014】 本発明によれば、基準点が支柱に設けられており、しかも支柱が滑り支承体を
介して走行軌道桁の熱変形に左右されないので、基準点はこのような運動に左右
されない。本発明のこの実施形態は、高い形状安定性に基づいて鉄筋コンクリー
ト支柱を有する支持架構が優先されるのではあるが、純粋の鋼支持架構において
も利用可能である。基準点は光学式クレーン位置検出システム、特にレーザシス
テムの光学素子で形成しておくことができる。これは幾つかの利用事例、例えば
屋外に設置されたコンテナ設備において、霧のときに問題を生じることがある。
他の可能性は電波、特にレーダ波を介して距離測定を行うことにある。しかしこ
れは少なくとも、無線交信の活発な空港または港の領域ではやはり問題を生じる
ことがあろう。少なくともこのような応用事例において、基準点が、走行軌道長
の少なくとも一部にわたって延びる走査部材のための固着個所として構成されて
いると有利である。つまり走査部材が実質的に走行軌道長にわたって延びており
、走査部材の直接的機械的走査、または短い距離で働く例えば誘導測定素子を介
した間接的走査が考慮の対象となる。本発明の特別好ましい実施形態では、天候
の影響から十分に独立しているように走査部材が封入されている。
【0015】 本発明の単純かつ頑丈な実施形態では、走査部材がチェーンで形成されており
、クレーンに結合された測定装置の歯車がこのチェーンにかみ合う。歯車の走査
運動は、捩り剛性をもって歯車に結合された角度エンコーダで検出してクレーン
位置検出装置に転送することができる。走査部材の末端を担持する両方の支柱の
相対位置にかかわりなく走査部材が常に過小、過大な予圧下に保たれることのな
いようにするために、基準点から離れた方の走査部材末端が予圧要素を介して支
柱の少なくとも1本に結合されていることが提案されている。
【0016】 走行軌道ごとに複数の走査部材をそれぞれ連続させて利用することも考えられ
る。しかし、これは走査装置が或る走査部材から別の走査部材に移行するとき問
題を生じることになる。また、中央支柱の1基準点に走査部材を中心で固着する
ことも考えられる。しかし、走査部材を走行軌道の両方の端支柱に取付ける方が
特別好ましい。これにより、単一の走査部材で走行軌道全長が監視可能となる。
また、走査部材の固着個所が走査を妨げることがないので、多くの場合に走査部
材の走査が容易となる。少なくとも2台の橋形クレーンを備えた大型設備におい
て、本発明に係るクレーン軌道支持架構が利用されるとき、費用の上から特別の
利点が得られる。このため、少なくとも3つの互いに平行に離間した走行軌道桁
が設けられ、これらに2台の橋形クレーンが付設され、中央の走行軌道桁が一方
の橋形クレーン用走行軌道と他方の橋形クレーン用の他の1つの走行軌道とを担
持することが提案されている。したがって、互いに独自に運転可能なn台の橋形
クレーン用に必要な走行軌道桁数はn+1に過ぎない。
【0017】 以下、図面を参考に好ましい実施例に基づいて、本発明を説明する。
【0018】 本発明に係るクレーン軌道支持架構が図1の概要図では全体に符号10とされ
ている。図1は互いに平行な多数の走行軌道桁と互いに独立して運転可能な相応
数の橋形クレーンとからなるかなり大きな設備全体の部分図である。このような
橋形クレーン14が図1に破線の輪郭線で概略示唆されている。橋形クレーン1
4のブリッジ16は、ブリッジ両端でそれぞれ2個以上のレール車輪18を介し
て各走行軌道桁12のクレーンレール20上を走行軌道方向(両方向矢印LR)
に往復走行可能となっている。また、ブリッジ16において、トロリ22がブリ
ッジ方向(両方向矢印BR)に往復走行可能となっている。吊り具、例えばスプ
レッダは、4本の主索を介してトロリ22に掛けられ、高さ方向(両方向矢印H
R)に昇降可能となっている。スプレッダは、積み込まれるべきクレーン荷、例
えば海上コンテナ(ISOコンテナ)28に結合するのに役立つものである。各
走行軌道桁12は、それぞれ片側で1台の橋形クレーン14用と反対側で1台の
橋形クレーン14用とに2つのクレーンレール20を担持している。両方の外側
走行軌道桁12においてのみ単に1つのクレーンレール20を取付けねばならな
いだけである(図12参照)。したがって、クレーン軌道支持架構10は、相互
に独自運転可能なn台の橋形クレーン40用にn+1の数の走行軌道桁12を必
要としている。簡略された態様において、橋形クレーン14が互いに独自に作動
できるのを省くことができる場合、走行軌道桁12当り単一の軌道レールを設け
ておくだけでよいとすることも可能であり、その場合、この軌道レール上を2台
の橋形クレーン14が同時に走行することになる。クレーンの造形は橋形クレー
ンの形状に拘束されてはいない。クレーン軌道支持架構10が設けられる倉庫シ
ステムの種類に応じて、門形クレーン等の他のクレーン形状も考えられる。しか
し、本発明の特別な利点は、なお説明される支柱30からなる支柱系のクレーン
軌道桁12をトロリ22の所望する走行高さに問題なく適合でき、十分な機械的
安定性および剛性が得られ、多くの場合にクレーンの支出を要する門形構造を省
くことができることにある。トラックで通行可能な地面32の上で所定の高さ距
離HAに走行軌道桁12を保持する支柱30は、それ自体が台座34に定着され
ている。台座34は、図2と図3にはその第1態様34’、図4と図5にその第
2態様34”が示されてあり、この場合、打込み杭36の態様の深礎杭を介して
基礎内で定着されている。台座34当りそれぞれ4本の打込み杭36が設けられ
ており、打込み杭は実質的に正方形の水平に配置される板で形成される台座の隅
領域で出発し、柱の軸線38に対して下方に、半径方向外側で傾いている。した
がって、高トルクも基礎内に導く安定した構造が得られ、この構造は隣接する基
礎が例えばコンテナ重量に基づいて沈下してもそれに左右されない。
【0019】 打込み杭に適した基礎の場合、打込み杭の方が製造支出が少ないのではあるが
、打込み杭の代りに埋込み杭も利用することができる。場所打ちコンクリート部
材は、杭との結合を実現するのを容易とするので好ましいが、台座は既製コンク
リート部材であってもよい。このため、台座は杭36の上向きに突出した鉄筋に
コンクリート打設されなければならない。台座34の下面の図2〜図5に示唆し
たベディング40が基礎に対する均一な圧力分布をもたらす。台座34は杭頭板
と称することもできる。
【0020】 図2および図3の態様において台座34’は、支柱30の径拡大端部42用支
部として利用するために一貫して正方形板として構成されている。台座34’に
挿入されるアンカー要素44は、端部42の外側に張り出す縁の貫通穴46に挿
通可能であり、端部42から上に突出する末端が固着手段、例えば緊締ナット4
8を利用して端部42に固定することができる。
【0021】 柱と台座34’との間のこの結合方式は、一定の限界内で台座34’に対する
柱30の調整を水平面でも垂直方向でも可能とする。図3に示唆された2つの内
側クランプ50が液圧プレスを受容するのに役立っている。液圧プレスは、柱3
0が台座34’に対して一時的に持ち上がるのを可能とし、柱は横方向で、また
高さ方向でも、場合によっては傾き調整のために、移動させることができる。調
整実施後、場合によっては高さ調整もしくは傾き調整のために調整板片を介装し
て、緊締ナット48は締付けられる。
【0022】 図4および図5に示す態様では、台座34”の領域にこのような調整可能性が
設けられておらず、それも柱30の上端で調整が行われる理由からである。柱3
0は、下端(径拡大脚部なし)が台座34’の筒状受容穴52に差し込まれてそ
こで打込まれている。受容穴52の案内高さを大きくするために、台座は、図示
したように、上方へ突出するカラー54を設けておくことができる。図4には破
線41で他の態様の輪郭が示唆されており、この態様では柱30が場所打ちコン
クリート部材として台座34’(やはり場所打ちコンクリート部材)にコンクリ
ート打設されている。図6に示唆したように、設備の操業開始前に支柱30の間
の領域は、走行舗装56(例えばアルファルト舗装、コンクリート舗装または溶
岩層)が設けられており、この走行舗装は、図2および図3の端部の上面もしく
は図4および図5のカラー54の上面と同一平面に形成されている。走行軌道1
2は、ほぼ二重T形横断面形状の桁部分60の系列からなっている(例えば図7
参照)。これは、多数のストランド62(7本の個別ストランドからなるそれぞ
れ93mmのST1 570/5770)からなる非PC鉄筋の他に、下側T頭部の領域に2
本のPCストランド66(5本の個別ストランドからなるそれぞれ41mm2のS
T1 570/1770)からなるPC鉄筋を備えたプレストレストコンクリート部材であ
る。図10にはPCストランド66を受容するストランド受容通路64が示され
ている。図11によれば、2本のPCストランド66用にこのような通路64が
2つ設けられている。両方の通路は、図11の二重T横断面形状の上側T頭部と
T脚部との間の移行領域内で桁部分60の正面端に向かって開口した径拡大緊締
手段室68から出発して、桁部分60の長手中央領域に頂点を有する下方に曲が
った線内を延びている。桁部分60は長手中央を中心に対称に構成されている。
すべての桁部分60は、端支柱30’から張り出す最後の桁部分60’を除き、
両端にそれぞれ頭部分70を備えている。この頭部分は図7と図11では切断さ
れており、例えば図12に示す他の横断面形状と比較して二重T横断面形状の下
側頭部のフランジ状拡張部72を備えている。こうして頭部分70当り2本の取
付ボルト74は、拡張部72の相応する貫通穴76に差し込むことが可能となり
、拡張部72から上に突出する末端には緊締ナット78の態様の固着手段を設け
ることができる。取付ボルト74を通すため、各支柱30の上端も図7、図9お
よび図10で示すように径拡大端部82を備えている。しかし、4本の取付ボル
ト74が支柱30の横断面の内部に留まるので、支柱30は付加的に上端領域に
縁凹部84を備えており、該縁凹部は前記図にやはり認めることができる。上側
緊締ナット78’と下側緊締ナット86は、コンクリート材料に挿入される板座
金88でそれぞれ支えられている(図9および図10参照)。桁部分60とこれ
を担持する支柱30との対向する両方の末端の間には、合計4枚のエラストマー
板90からなる補強エラストマー支承体89が設けられており、このエラストマ
ー支承体は高さ調整と(桁部分60の長手方向を横切って)横方向調整とが可能
になっている。このため、図8と図8Aでは、調整板92が設けられており、こ
の調整板はエラストマー板90を担持し、横方向QRで力を伝達すべく足台構造
を介して、桁部分に固定された上側板94に結合されている。このため、上側板
94は、横方向QRと平行に折り縁を有する下向きに曲がった2つの耳片94a
を備えており、この耳片の間には同様に上向きに曲がった調整板92の耳片92
aが嵌まり込むようになっている。
【0023】 調整板92の耳片92aと反対側の縁には突起92bが形成されており、この
突起は水平方向へ突出して2枚の調整板96の間に嵌まり込むようになっている
。両方の調整板96は横方向QRで一直線に並び、横方向QRで調整可能、しか
も図示実施例では不連続的に調整可能であり、このため、各2つのボルト穴96
aを備えている。調整板は、相応する調整ボルト96bを介してベース板98の
相応するボルト穴98aに固定することができる。ベース板98は端部84の上
面に嵌挿されており、ベース板98の下向きに曲がった耳片98bが横方向QR
で十分な負荷容量をもたらしている。穴96a,98aの走査寸法を下回る歩進
幅での板調整も可能である。このためには、相応にずれた穴パターンを有する調
整板を両方の調整板96に取り替えねばならないだけである。横方向調整を容易
とするために柱30の端部84の上面と各桁部分60の下面との間に液圧プレス
を押し込んで作動させ、桁部分60を持ち上げることができる。図8ではプレス
設置面100が丸で囲んである。プレスは高さ調整にも利用することができ、調
整自体は、エラストマー板90を所望板厚の別のエラストマー板と交換したり、
あるいは軌道パッドまたは間座板を取り出すことによって行われる。
【0024】 桁部分60の末端の横方向調整および高さ調整は、クレーンレール20の調整
が不要となるように厳密に行うことができる。桁部分60は大きなスパン(例え
ば20m)を持つことができるので、調整個所数の減少に応じて調整作業が減る
ことになる。
【0025】 上記支承配置は、桁長手方向と一致する走行方向LRで桁部分60と支柱30
との間の相対運動を限定的に可能とする。係合する耳片状突起92a,94aか
らなる足台構造がこのような運動を限定的に可能とする。後退させる力はエラス
トマー板90の剪断剛性によって決まる。クレーン軌道支持架構10上を走行す
る橋形クレーン14の自動操業にとって、各橋形クレーン14の瞬時位置を厳密
に検出することが決定的に重要である。本発明によれば、固定基準点として選択
されるのは、クレーンレール20の1点でも走行軌道桁12の1点でもなく、1
本の支柱30の1点RP、最善には両方の端支柱30の一方の1点である。図1
3において、これは右側支柱30”である。この支柱にチェーン102の一端が
固定されており、チェーンの他端は予圧要素(この場合圧縮ばね104)を介し
て別の端支柱30”に結合されている。このため、実質L形輪郭の各1つの端板
106が両方の支柱30’の頭部84の相反する側の正面に固着されている(取
付ボルト108)。図13では右側の板108が支承台110’を担持し、この
支承台はチェーン102の右端を保持しており、基準点RPとなる。図13では
、チェーン102の左側の末端でピン112に固着されている。このピンは端板
106に挿通されてピン板112aで終端している。ピン板112aと端板10
6との間には前記圧縮ばね104が挟着されており、この圧縮ばねは、場合によ
って僅かに変化する端支柱30’間の距離に左右されることなくチェーン102
を十分に一定した引張応力下に置くものである。チェーン102にかみ合う歯車
110を有する測定装置は、位置が検出されるべき橋形クレーンストランドに接
続されている。歯車110の各角度位置を検出する角度センサ112’は、測定
した角度位置を一点鎖線で示唆したデータ線路114を介して、図示しないクレ
ーン制御装置に転送している。チェーン102は、図示しない仕方で封入して天
候の影響から保護しておくことができる。その場合、雨水の侵入が阻止されるよ
うに封入断面を下向きに開口させておくのが好ましい。その場合、好ましくは、
歯車は下からチェーンにかみ合わされる。走行軌道桁12の可能な熱的運動から
基準点RPの位置を完全に切り離すために、走行軌道桁12は滑り支承体114
’を介して支柱30”の頭部84で支えられている。チェーン張力を極力均一に
するために、他の端支柱30’についてもこれは同様に当てはまる。クレーンレ
ール20は、保持クランプ120を介して走行軌道桁12の桁部分60に取付け
られている。保持クランプは、レール20を横方向で固定するために、レール底
部20aと向き合う各1つの垂直側面120aを有している。さらに、保持クラ
ンプは鼻端120bで前記レール底部20aを把持し、鼻端傾斜面120cをレ
ール底部20aの傾斜面に載置しまたはこれから僅かな距離を有している。これ
により、レール20が走行軌道桁12から持ち上がるのが防止される。局所的凸
凹の補償と、場合によって僅かに必要となるレール20の高さ再調整のために、
レール底部20aと載置板122との間に軌道パッド124’が介装されている
。板122はその上面が桁部分60の上面と同一平面で形成されており、桁部分
60に挿入される2本のアンカーボルト124が挿通されている。アンカーボル
トの上端は、クレーンレール20の両側で両方の保持クランプ120の各1つの
貫通穴120dに挿通されている。製造組立の不正確さを考慮して、保持クラン
プ120の横方向調整運動をなお僅かに許容するために、貫通穴120dは多少
大寸法に設計されている。保持クランプは緊締ボルト130およびばね座金13
2を介して桁部分60に固定することが可能となっている。上記固着方式は、ク
レーンレール20と桁部分60との間で熱に起因した相対運動を許容する。しか
し、クランプ対ごとの一定の残留摩擦抵抗とクレーンレール20の多数のクラン
プ対とに基づく総摩擦抵抗は、一般に、レール長手方向で働くクレーン力(加速
力もしくは制動力)を上まわるほどに大きい。それにも拘わらずクレーンレール
の変位が生じる場合、これは両方の走行軌道桁末端の止め140によって制限さ
れている(図13も参照)。この止めは、L形に形成して取付ボルト142を介
して各桁部分に結合しておくことができる。クレーンレール20は、突き合わせ
る板122に連続的に載置されるかまたは不連続的に板122間の相応する距離
にある。それと並んで、クレーンレール20を走行軌道桁12の1箇所、好まし
くはその長手中央領域に固定することも考えられる。こうすると、固着個所の両
側で走行軌道桁12に対するクレーンレール20の熱的相対運動が邪魔されない
からである。図11について付記するなら、走行軌道部分60に連続的ケーブル
通路140を横方向で取付けておくことが可能である。本発明の特別の利点とし
てなお指摘しておくなら、深基礎と走行軌道12の架支とに基づいてクレー走行
軌道支持架構10は保管された倉庫荷物、特にコンテナの重量に基づいて隣接走
行軌道桁12の間で倉庫領域が沈下することのあることに実質的に影響されない
。例えば、15cm程の沈下は本発明によれば主に溶岩灰で充填される。それに
対してレールが地面に載置されている場合には、地盤沈下に伴ってレールの位置
変化も生じるので、敷地全体を整備しなければならなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 3つの走行軌道桁を有するクレーン軌道支持架構を一部切り欠いて示す斜視図
である。
【図2】 単一の支柱の側面図である(図1の切断線II−II)。
【図3】 柱下端の拡大断面図である(図2の切断線III−III)。
【図4】 図2と同様の図であるが、変更実施形態の支柱下端領域のみを示している。
【図5】 図3と同様の拡大断面図である(図4の切断線V−V)。
【図6】 図6で左側の走行軌道桁端から出発して付属する支柱系を含む走行軌道桁部分
の側面図である。
【図7】 支柱上端を含む走行軌道桁の横断面図である(図10の切断線VII−VII
)。
【図8】 図10のVIII−VIII線に沿った配置の水平断面図である。
【図8A】 図8のVIIIA−VIIIA線に沿った配置の垂直断面図である。
【図9】 図10のIX−IX線に沿った配置の他の水平断面図である。
【図10】 図7の配置の側面図である(矢視X方向)。
【図11】 図10の切断線XI−XIに沿った配置の垂直断面図である。
【図12】 図11と同様の図であるが、端支柱の領域と1つのクレーンレールだけ担持す
る縁走行軌道桁とを示している。
【図13】 略示された測定チェーンと測定チェーンを走査する測定装置と図13で右側の
チェーン端がそこにある端支柱に固着された基準点・固着個所とを有する端支柱
の側面図である。
【図14】 走行軌道桁の固着個所を含むクレーンレールの略横断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F202 AA01 CA02 CB03 CB05 CC09 CE02

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの走行軌道上を走行する少なくとも1台のク
    レーン用、特に2つの走行軌道上を走行する橋形クレーン(14)用のクレーン
    軌道支持架構(10)であって、鉄筋コンクリート製、好ましくはプレストレス
    トコンクリート製の少なくとも1つの桁部分(60)からなる軌道方向で縦長の
    走行軌道桁(12)と、上端がそれぞれ頭部(84)を介して桁部分(60)を
    支え、かつ下端がそれぞれ台座(34)を介して基礎内で定着された鉄筋コンク
    リート支柱(30)からなる支柱系と、所望の走行軌道曲線に合わせて走行軌道
    桁(12)を調整するために少なくとも一部の支柱(30)において頭部(84
    )および/または台座(34’)の領域に各1個の調整可能な支承体とを含むク
    レーン軌道支持架構。
  2. 【請求項2】 走行軌道が金属製クレーンレール(20)で形成されており
    、走行軌道桁(12)に対して相対的にクレーンレール(20)の熱膨張・接触
    運動を許容するように、このクレーンレールが走行軌道桁(12)に取付けられ
    ていることを特徴とする、請求項1に記載のクレーン軌道支持架構。
  3. 【請求項3】 クレーンレール(20)がレール両端の端止めの間を往復動
    可能であり、または走行軌道桁の単に1箇所で、好ましくはその長手中央領域で
    、走行軌道方向で走行軌道桁(12)に対して相対的なクレーンレール運動に関
    連して固定されていることを特徴とする、請求項2に記載のクレーン軌道支持架
    構。
  4. 【請求項4】 クレーンレール(20)が保持クランプ(120)を介して
    走行軌道桁(12)に取付けられており、これらの保持クランプがクレーンレー
    ル(20)を横方向で固定して持ち上がらないようにすることを特徴とする、請
    求項2または3に記載のクレーン軌道支持架構。
  5. 【請求項5】 走行軌道桁内にコンクリート埋設された金属板(122)に
    クレーンレール(20)が、場合によっては軌道パッド(124)を介装して、
    不連続的にまたは好ましくは連続的に載置されていることを特徴とする、請求項
    2〜4のいずれか1項に記載のクレーン軌道支持架構。
  6. 【請求項6】 好ましくは4本の深礎杭、最善には打込み杭(36)を介し
    て、台座(34)が基礎内で定着されていることを特徴とする、先行請求項のい
    ずれか1項に記載のクレーン軌道支持架構。
  7. 【請求項7】 支柱(30)の径拡大脚部(42)が台座(34’)に載置
    され、好ましくは調整可能な支承体を形成してアンカー要素(44)を介してこ
    の台座に結合されていることを特徴とする、請求項6に記載のクレーン軌道支持
    架構。
  8. 【請求項8】 台座(34”)が支柱(30)の下端用筒体として構成され
    ていることを特徴とする、請求項6に記載のクレーン軌道支持架構。
  9. 【請求項9】 調整可能な支承体が少なくとも高さ方向および横方向での調
    整運動を許容することを特徴とする、先行請求項のいずれか1項に記載のクレー
    ン軌道支持架構。
  10. 【請求項10】 支柱(30)が場所打ちコンクリート部材または好ましく
    は既製部材であることを特徴とする、先行請求項のいずれか1項に記載のクレー
    ン軌道支持架構。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの走行軌道上を走行する少なくとも1台の
    クレーン用、特に2つの走行軌道上を走行する橋形クレーン用のクレーン軌道支
    持架構であって、走行軌道ごとに、少なくとも1つの桁部分(60)からなる縦
    長の走行軌道桁(12)と、上端がそれぞれ頭部(84)を介して桁部分(60
    )を支え、かつ下端が各1つの台座(34)を介して基礎内で定着された支柱(
    30)からなる支柱系と、所望の走行軌道曲線に合わせて走行軌道桁(12)を
    調整するために少なくとも一部の支柱において頭部(84)および/または台座
    (34)の領域に各1個の調整可能な支承体とを含み、支柱(30)の少なくと
    も1本(30’)において頭部(84)の領域で支柱(30)と桁部分(60)
    との間に滑り支承体が設けられており、この支柱(30’)がクレーン位置検出
    システム用基準点(RP)を備えている、先行請求項のいずれか1項に記載のク
    レーン軌道支持架構。
  12. 【請求項12】 基準点(RP)が、走行軌道長の少なくとも一部にわたっ
    て延びる好ましくは封入された走査部材のための固着個所として構成されている
    ことを特徴とする、請求項11に記載のクレーン軌道支持架構。
  13. 【請求項13】 走査部材がチェーン(102)で形成されており、クレー
    ンに結合された測定装置の歯車(110)がこのチェーンにかみ合うことを特徴
    とする、請求項12に記載のクレーン軌道支持架構。
  14. 【請求項14】 基準点(RP)から離れた方の走査素子末端が予圧要素(
    104)を介して支柱(30)の少なくとも1本(30’)に結合されているこ
    とを特徴とする、請求項13に記載のクレーン軌道支持架構。
  15. 【請求項15】 チェーン(102)が走行軌道桁(12)の両方の端支柱
    (30’)に取付けられていることを特徴とする、請求項13または14に記載
    のクレーン軌道支持架構。
  16. 【請求項16】 少なくとも3つの互いに平行に離間した走行軌道桁(12
    )が設けられており、これらに2台の橋形クレーン(14)が付設されており、
    中央の走行軌道桁(12)が一方の橋形クレーン(14)用走行軌道と他方の橋
    形クレーン用の他の1つの走行軌道とを担持することを特徴とする、先行請求項
    のいずれか1項に記載のクレーン軌道支持架構。
  17. 【請求項17】 先行請求項のいずれか1項に記載のクレーン軌道支持架構
    を操業する方法において、隣接する走行軌道桁(12)の間の倉庫領域が、保管
    物の重量に基づいて沈下後、好ましくは溶岩灰で再び充填されることを特徴とす
    る方法。
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