JP2003519331A - 排ガス弁再循環を制御する装置および方法 - Google Patents
排ガス弁再循環を制御する装置および方法Info
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- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
吸気管と排気管と排ガス再循環通路とEGRバルブとを備えた内燃機関を有する自動車において排ガス再循環を制御する装置であって、この吸気管は空気をエンジンに吸入させ、排気管は排ガスをエンジンから流出させ、排ガス再循環通路は吸気管と排気管とを結合させて排ガスを排気管から吸気管へ通し、EGRバルブは排ガス再循環通路を通る排ガスの通路を調整する。ここで酸素センサと圧力センサとEGR制御部とが設けられており、この酸素センサは吸気管と再循環通路との結合点から下流側のポイントで吸気管に設けられており、圧力センサは吸気管内の圧力を検出するための設けられており、EGR制御部が、酸素センサからの信号と圧力センサからの信号とをもとにEGRバルブをアクティブにするために設けられている。
Description
【0001】
従来技術
本発明は、内燃機関における排ガス再循環(EGR)を制御する装置および方
法に関する。
法に関する。
【0002】
内燃機関における排ガス再循環を制御する複数の方法および装置が既に公知で
あり、排ガス中の窒素酸化物を削減する方法として広く使用されている。通常、
このようなシステムは排ガス再循環をバック・プレッシャ・トランスデューサ・
バルブを用いて制御し、実際の排ガス再循環率は検出されない。そのためバック
・プレッシャ・トランスデューサ・バルブが誤作動または経年劣化した場合に排
ガス再循環率が上昇する可能性があり、これによって運転性が悪化したり、排ガ
ス中の窒素酸化物濃度が上昇してしまう。
あり、排ガス中の窒素酸化物を削減する方法として広く使用されている。通常、
このようなシステムは排ガス再循環をバック・プレッシャ・トランスデューサ・
バルブを用いて制御し、実際の排ガス再循環率は検出されない。そのためバック
・プレッシャ・トランスデューサ・バルブが誤作動または経年劣化した場合に排
ガス再循環率が上昇する可能性があり、これによって運転性が悪化したり、排ガ
ス中の窒素酸化物濃度が上昇してしまう。
【0003】
代替的に吸気管内のエアマス、または排気管中の酸素濃度がEGR制御に使用
されている。
されている。
【0004】
EGR率の低い排気特性では、どのくらい正確にEGR率を確立することがで
きるかに非常に大きく依存している。既存のエアマス制御ループによれば、EG
R率は間接的にしか求めることができない。エンジンを通るガス流量やセンサの
許容偏差等の誤差によって、実際に得られたEGR率が所望のEGR率から著し
く離れてしまう恐れがある。EGR率が制御変数として使用される場合、EGR
率のエラー生じるわけにはいかない。
きるかに非常に大きく依存している。既存のエアマス制御ループによれば、EG
R率は間接的にしか求めることができない。エンジンを通るガス流量やセンサの
許容偏差等の誤差によって、実際に得られたEGR率が所望のEGR率から著し
く離れてしまう恐れがある。EGR率が制御変数として使用される場合、EGR
率のエラー生じるわけにはいかない。
【0005】
ドイツ連邦共和国特許出願DE4222414には、排ガス再循環を内燃機関
の吸気管に配置されている酸素濃度センサからの信号に部分的に基づいて制御す
るEGR制御装置が記載されている。酸素センサを読み取ることで、上述の特許
は実際のEGR率を特性グラフに基づいて推定する。ここでこの特性グラフは、
吸気管内の酸素濃度レベルに関連したEGR率の典型的な値を示している。しか
し実際のEGR率はさらに空気/燃料比にも依存する。ある種の酸素センサは圧
力、例えば吸気管内の圧力に依存する。そのためにこのようなセンサの出力信号
はこの圧力によって補正されなければならない。
の吸気管に配置されている酸素濃度センサからの信号に部分的に基づいて制御す
るEGR制御装置が記載されている。酸素センサを読み取ることで、上述の特許
は実際のEGR率を特性グラフに基づいて推定する。ここでこの特性グラフは、
吸気管内の酸素濃度レベルに関連したEGR率の典型的な値を示している。しか
し実際のEGR率はさらに空気/燃料比にも依存する。ある種の酸素センサは圧
力、例えば吸気管内の圧力に依存する。そのためにこのようなセンサの出力信号
はこの圧力によって補正されなければならない。
【0006】
本発明の要約
本発明は、吸気セクションにおける酸素濃度の測定によるEGR制御に関する
。このためプローブは、再循環された排ガスが吸気管へ流れ込む、排ガスと新鮮
な外気とが合流する個所よりも下流側に位置する。
。このためプローブは、再循環された排ガスが吸気管へ流れ込む、排ガスと新鮮
な外気とが合流する個所よりも下流側に位置する。
【0007】
このシステムを制御するのに用いられる制御変数は、吸気セクションにおける
酸素濃度か、この酸素濃度から計算されたEGR率である。
酸素濃度か、この酸素濃度から計算されたEGR率である。
【0008】
本発明は次のような自動車における排ガスの再循環を制御する装置に関する。
すなわち、空気をエンジンに吸入させる吸気管と、排ガスをエンジンから排出さ
せる排気管と、吸気管と排気管とを接続して排ガスを排気管から吸気管へバイパ
スする排ガス再循環通路と、排ガス再循環通路を通る排ガスの通路を調整するE
GRバルブとが設けられている内燃機関を有する自動車における排ガスの再循環
を制御する装置において、酸素センサが吸気管と再循環通通路の結合点より下流
側の個所で吸気管に設けられており、圧力センサが吸気管内の圧力を検出するた
めに設けられており、EGR制御部が酸素センサからの信号と圧力センサからの
信号をもとにEGRバルブをアクティブにするために設けられている、ことを特
徴とする、排ガスの再循環を制御する装置に関する。
すなわち、空気をエンジンに吸入させる吸気管と、排ガスをエンジンから排出さ
せる排気管と、吸気管と排気管とを接続して排ガスを排気管から吸気管へバイパ
スする排ガス再循環通路と、排ガス再循環通路を通る排ガスの通路を調整するE
GRバルブとが設けられている内燃機関を有する自動車における排ガスの再循環
を制御する装置において、酸素センサが吸気管と再循環通通路の結合点より下流
側の個所で吸気管に設けられており、圧力センサが吸気管内の圧力を検出するた
めに設けられており、EGR制御部が酸素センサからの信号と圧力センサからの
信号をもとにEGRバルブをアクティブにするために設けられている、ことを特
徴とする、排ガスの再循環を制御する装置に関する。
【0009】
図面の説明
図1には、酸素センサからの出力信号と酸素濃度との関係を示す特性グラフの例
が示されており、 図2には、吸気管の圧力センサの読み取りに基づいて、EGR制御ユニットによ
って行われる補正が示されており、 図3には、任意のパイロット制御部を有する、吸気管内の酸素濃度またはEGR
率を用いたEGR制御の構成が示されており、 図4には、吸気管内の酸素濃度またはEGR率を用いたEGR制御の構成が、E
GR制御システムに対する重畳された制御回路として示されており、 図5および図6には、吸気管内の酸素濃度またはEGR率を用いたEGR制御の
構成が、EGR制御システムに対する適応した別の構成として示されている。
が示されており、 図2には、吸気管の圧力センサの読み取りに基づいて、EGR制御ユニットによ
って行われる補正が示されており、 図3には、任意のパイロット制御部を有する、吸気管内の酸素濃度またはEGR
率を用いたEGR制御の構成が示されており、 図4には、吸気管内の酸素濃度またはEGR率を用いたEGR制御の構成が、E
GR制御システムに対する重畳された制御回路として示されており、 図5および図6には、吸気管内の酸素濃度またはEGR率を用いたEGR制御の
構成が、EGR制御システムに対する適応した別の構成として示されている。
【0010】
詳細な説明
本発明を以下の明細書で複数の実施例に基づき説明する。
【0011】
吸気管内の酸素濃度O2istは、酸素センサからの信号(電圧信号Uo2)
から求められる。この酸素センサは場合によって、λプローブと称される。図1
には、酸素センサ信号Uo2(電圧で測定される)と酸素濃度O2istとの関
係を示す特性グラフが示されている。グラフの曲線は以下に示す次のような基準
点に基づいて描かれている。すなわち圧力1013mbr、外気温25℃のもと
でN2/O2混合気を用いた実験の際に観察された基準点である:2.50V=
0.00%(02)、3.10V=3.00%(02)、3.69V=6.00
%(02)、4.17V=8.36%(02)、4.91V=12.00%(0 2 )である。
から求められる。この酸素センサは場合によって、λプローブと称される。図1
には、酸素センサ信号Uo2(電圧で測定される)と酸素濃度O2istとの関
係を示す特性グラフが示されている。グラフの曲線は以下に示す次のような基準
点に基づいて描かれている。すなわち圧力1013mbr、外気温25℃のもと
でN2/O2混合気を用いた実験の際に観察された基準点である:2.50V=
0.00%(02)、3.10V=3.00%(02)、3.69V=6.00
%(02)、4.17V=8.36%(02)、4.91V=12.00%(0 2 )である。
【0012】
図1の特性曲線は大気圧にのみ有効である。しかし、酸素センサからの信号は
圧力に依存しており、吸気管内の圧力Pは給気圧力がかかっている場合に3ba
rまで上昇し得る。それ故に吸気管内の実際の酸素濃度O2istを求めるため
に、酸素センサからの電圧信号Uo2が圧力値Pによって補正されなければなら
ない。図2のaおよび図2のbに示されているように、信号に対する補正は特性
グラフを使用する前にも、後にも行うことができる。また図2のcに示されてい
るように信号を、圧力値が示されているセンサ特性マップ内で補正することもで
きる。
圧力に依存しており、吸気管内の圧力Pは給気圧力がかかっている場合に3ba
rまで上昇し得る。それ故に吸気管内の実際の酸素濃度O2istを求めるため
に、酸素センサからの電圧信号Uo2が圧力値Pによって補正されなければなら
ない。図2のaおよび図2のbに示されているように、信号に対する補正は特性
グラフを使用する前にも、後にも行うことができる。また図2のcに示されてい
るように信号を、圧力値が示されているセンサ特性マップ内で補正することもで
きる。
【0013】
圧力の脈動は点火頻度で生じるので、吸気セクションの酸素濃度はエンジン回
転数と同期的に計算されなければならない。点火周期毎にエンジン回転数に同期
的な計算が1度しかされない場合、酸素濃度O2istはサンプルごとに1度し
か計算されない。点火周期毎にエンジン回転数に同期的な計算が2度行われる場
合、新しい酸素濃度O2akt,kと古い酸素濃度O2akt,k - 1との平均
が取られ、エンジン回転数の各段階で平均酸素濃度O2istが生成される(図
2のd参照)。
転数と同期的に計算されなければならない。点火周期毎にエンジン回転数に同期
的な計算が1度しかされない場合、酸素濃度O2istはサンプルごとに1度し
か計算されない。点火周期毎にエンジン回転数に同期的な計算が2度行われる場
合、新しい酸素濃度O2akt,kと古い酸素濃度O2akt,k - 1との平均
が取られ、エンジン回転数の各段階で平均酸素濃度O2istが生成される(図
2のd参照)。
【0014】
図2のeに示されているように、択一的に酸素濃度をEGR制御部の計算より
頻繁に評価してもよい。例えば吸気セクションの酸素濃度を1msごとに計算し
てもよい。この酸素濃度値O21msが1つの点火周期にわたって平均化され、
制御部に対する実際値信号O2istが計算される。これによって、酸素濃度信
号、とりわけ酸素センサの非線形な特性グラフ上の酸素濃度信号がより正確にな
る。
頻繁に評価してもよい。例えば吸気セクションの酸素濃度を1msごとに計算し
てもよい。この酸素濃度値O21msが1つの点火周期にわたって平均化され、
制御部に対する実際値信号O2istが計算される。これによって、酸素濃度信
号、とりわけ酸素センサの非線形な特性グラフ上の酸素濃度信号がより正確にな
る。
【0015】
EGR率をインテークマニホールド内の酸素濃度から、例えば次の式を用いて
計算することができる。
計算することができる。
【0016】
【数1】
【0017】
理論空気過剰率λを用いれば、この式は次のように簡易化することができる(λ
>1. 5)。
>1. 5)。
【0018】
【数2】
【0019】
EGR率を計算するのに必要な理論空気過剰率λを種々異なる方法で求めること
ができる。例えば、排気管に位置する第2の酸素センサ、またはλプローブは次
の式に従ってλに対する値を生成する。
ができる。例えば、排気管に位置する第2の酸素センサ、またはλプローブは次
の式に従ってλに対する値を生成する。
【0020】
【数3】
【0021】
この式でO2は、排気管内の酸素濃度をあらわす。択一的に次の公知な式に従い
、空気質量に対する値MAおよび燃料質量に対する値MFを用いてλを計算しても
よい。
、空気質量に対する値MAおよび燃料質量に対する値MFを用いてλを計算しても
よい。
【0022】
【数4】
【0023】
この空気質量は、例えば吸気管の内側に取り付けられたエアフロメータを用いて
求められる。燃料質量は例えば、噴射時間および噴射圧力を入力量として用いて
いるマップによって求められる。
求められる。燃料質量は例えば、噴射時間および噴射圧力を入力量として用いて
いるマップによって求められる。
【0024】
このようにして電子制御ユニット、例えばPI制御部から成るEGR制御部は
、現下のEGR率(EGRist)をあらゆる所与の時点で吸気管の酸素センサ
の読み取りに部分的に基づいて求めることができる。
、現下のEGR率(EGRist)をあらゆる所与の時点で吸気管の酸素センサ
の読み取りに部分的に基づいて求めることができる。
【0025】
図3aには、目下のEGR率(EGRist)をフィードバック信号として用
いて従来のEGR制御システムの制御を改善する、本発明に相応したルーチンの
例が示されている。ここでルーチンはステップ301で始まる。ステップ302
でEGRの目標率(EGRsoll)が従来の方法で、例えばエンジン回転数、
燃料質量および空気温度や大気圧等の他の入力量を基に求められる。次のステッ
プで現下のEGR率(EGRist)が、酸素センサからの信号Uo2に部分的
に基づいて上述のように求められる。引き続きステップ304でこれらの値が相
互に比較される。現下のEGR率(EGRist)が目標EGR率(EGRso ll )と等しい場合、このルーチンが、EGRバルブを調整することなしに再び
301で始まる。これらの値が相互に異なる場合、ステップ305へ分岐して、
目標EGR率(EGRsoll)が現下のEGR率(EGRist)より大きい
か否かが求められる。目標EGR率(EGRsoll)が目下のEGR率(EG
Rist)より高い場合、EGR制御部がEGRバルブを開放方向へステップ3
06で調整する。この調整は、少なくとも目標EGR率(EGRsoll)と目
下のEGR率(EGRist)とのずれに依存した量だけ行われる。この調整に
よってEGR率は徐々に増加し、ルーチンは再びステップ301で始まる。目標
EGR率(EGRsoll)が目下のEGR率(EGRist)より低い場合、
EGR制御部はこのバルブを閉鎖方向へステップ307で調整する。この調整は
、少なくとも目標EGR率(EGRsoll)と目下のEGR率(EGRist )とのずれに依存する量だけ行われる。この調整によって、目下のEGR率(E
GRist)は低下し、ルーチンは再びステップ301で始まる。
いて従来のEGR制御システムの制御を改善する、本発明に相応したルーチンの
例が示されている。ここでルーチンはステップ301で始まる。ステップ302
でEGRの目標率(EGRsoll)が従来の方法で、例えばエンジン回転数、
燃料質量および空気温度や大気圧等の他の入力量を基に求められる。次のステッ
プで現下のEGR率(EGRist)が、酸素センサからの信号Uo2に部分的
に基づいて上述のように求められる。引き続きステップ304でこれらの値が相
互に比較される。現下のEGR率(EGRist)が目標EGR率(EGRso ll )と等しい場合、このルーチンが、EGRバルブを調整することなしに再び
301で始まる。これらの値が相互に異なる場合、ステップ305へ分岐して、
目標EGR率(EGRsoll)が現下のEGR率(EGRist)より大きい
か否かが求められる。目標EGR率(EGRsoll)が目下のEGR率(EG
Rist)より高い場合、EGR制御部がEGRバルブを開放方向へステップ3
06で調整する。この調整は、少なくとも目標EGR率(EGRsoll)と目
下のEGR率(EGRist)とのずれに依存した量だけ行われる。この調整に
よってEGR率は徐々に増加し、ルーチンは再びステップ301で始まる。目標
EGR率(EGRsoll)が目下のEGR率(EGRist)より低い場合、
EGR制御部はこのバルブを閉鎖方向へステップ307で調整する。この調整は
、少なくとも目標EGR率(EGRsoll)と目下のEGR率(EGRist )とのずれに依存する量だけ行われる。この調整によって、目下のEGR率(E
GRist)は低下し、ルーチンは再びステップ301で始まる。
【0026】
図3aに示されたこのルーチンを、吸気管内の酸素濃度値を用いて行うことも
できる。ステップ302で目標酸素濃度O2sollが入力量を基に求められる
。この入力量には、実際のエンジン回転数、燃料量およびその他の入力量が含ま
れる。現下の酸素濃度O2istがその後、酸素センサからの信号Uo2を基に
求められる。続いて目標酸素濃度O2sollが現下の酸素濃度O2istとス
テップ304で比較される。これらが等しくない場合、ステップ305で目標酸
素濃度O2sollが現下の酸素濃度O2istより低いか否かが求められる。
目標酸素濃度O2sollが現下の酸素濃度O2istより低い場合、EGR制
御部がEGRバルブを開放方向へ調整し、再循環された排ガス量が徐々に増加す
る。このため吸気管内部の実酸素濃度が低下する。ステップ306で調節がなさ
れた後、ルーチンが再びステップ301で始まる。目標酸素濃度O2sollが
実酸素濃度O2istより高い場合、EGR制御部がEGRバルブを閉鎖方向へ
調整し、排ガス量の再循環が減少する。このために酸素濃度O2istは上昇す
る。図3aのルーチンは定期的に、エンジンが回転している限りは繰り返し実行
される。
できる。ステップ302で目標酸素濃度O2sollが入力量を基に求められる
。この入力量には、実際のエンジン回転数、燃料量およびその他の入力量が含ま
れる。現下の酸素濃度O2istがその後、酸素センサからの信号Uo2を基に
求められる。続いて目標酸素濃度O2sollが現下の酸素濃度O2istとス
テップ304で比較される。これらが等しくない場合、ステップ305で目標酸
素濃度O2sollが現下の酸素濃度O2istより低いか否かが求められる。
目標酸素濃度O2sollが現下の酸素濃度O2istより低い場合、EGR制
御部がEGRバルブを開放方向へ調整し、再循環された排ガス量が徐々に増加す
る。このため吸気管内部の実酸素濃度が低下する。ステップ306で調節がなさ
れた後、ルーチンが再びステップ301で始まる。目標酸素濃度O2sollが
実酸素濃度O2istより高い場合、EGR制御部がEGRバルブを閉鎖方向へ
調整し、排ガス量の再循環が減少する。このために酸素濃度O2istは上昇す
る。図3aのルーチンは定期的に、エンジンが回転している限りは繰り返し実行
される。
【0027】
図3bには、図3aのように機能するEGR/酸素濃度制御回路が示されてい
る。より迅速な調整のために、パイロット制御ステップ3. 4からの設定信号を
制御部設定信号に重畳することができる。パイロット値を計算するための入力変
数は、目標値を生成するのに必要な変数と同じである。このようにしてEGR/
O2制御ステップ3. 3の後で、パイロット制御値がEGR/O2制御値に付加
的なステップ3. 5で加えられ、この合計が用いられてEGRバルブがステップ
3. 6で調整される。
る。より迅速な調整のために、パイロット制御ステップ3. 4からの設定信号を
制御部設定信号に重畳することができる。パイロット値を計算するための入力変
数は、目標値を生成するのに必要な変数と同じである。このようにしてEGR/
O2制御ステップ3. 3の後で、パイロット制御値がEGR/O2制御値に付加
的なステップ3. 5で加えられ、この合計が用いられてEGRバルブがステップ
3. 6で調整される。
【0028】
図4には、現下のEGR率(EGRist)の値また現下の酸素濃度(O2i st
)の値を用いて、従来のEGR制御システムを補正する方法が示されている
。図3bに示されたEGR/酸素濃度制御回路が、吸気管の空気量を制御する公
知の制御回路に重畳されている。EGR/酸素濃度制御回路は、開ループEGR
制御システムまたは閉ループEGR制御システム(例えば空気量を制御するEG
Rシステム)における許容偏差を最小化するように機能する。
。図3bに示されたEGR/酸素濃度制御回路が、吸気管の空気量を制御する公
知の制御回路に重畳されている。EGR/酸素濃度制御回路は、開ループEGR
制御システムまたは閉ループEGR制御システム(例えば空気量を制御するEG
Rシステム)における許容偏差を最小化するように機能する。
【0029】
図4に示されているように、従来のEGR制御システムで目標エアマスMAs
ollはステップ4. 5で求められる。比較ポイント4. 4で、この値から実エ
アマスMAistが減算され、その差がステップ4. 6でエアマスを制御するの
に用いられる。目標エアマスMAsollの合計と(ΔMAsoll)と実エアマ
スMAistとの差に依存して、目標エアマスMAsollと実エアマスMAis
tが等しくなるまでEGRバルブが調節される。EGR/O2制御回路を重畳す
る場合、目標エアマスMAに対するデルタ値ΔMAsollは、EGR/O2制御
ステップ4. 3で計算される。
ollはステップ4. 5で求められる。比較ポイント4. 4で、この値から実エ
アマスMAistが減算され、その差がステップ4. 6でエアマスを制御するの
に用いられる。目標エアマスMAsollの合計と(ΔMAsoll)と実エアマ
スMAistとの差に依存して、目標エアマスMAsollと実エアマスMAis
tが等しくなるまでEGRバルブが調節される。EGR/O2制御回路を重畳す
る場合、目標エアマスMAに対するデルタ値ΔMAsollは、EGR/O2制御
ステップ4. 3で計算される。
【0030】
このデルタ値ΔMAsollは、信号EGRistと信号EGRsollとの
ずれ、または信号O2istと信号O2sollとのずれの結果である。EGR
/O2制御部4. 3はEGRバルブを図3aのステップ307および306で示
されたように制御する。
ずれ、または信号O2istと信号O2sollとのずれの結果である。EGR
/O2制御部4. 3はEGRバルブを図3aのステップ307および306で示
されたように制御する。
【0031】
目標エアマスに対するデルタ値ΔMAsollはその後、目標エアマスMAso ll
と実エアマスMAistとに付加的なステップポイント4. 4で加えられ、
この結果がエアマス制御ステップ4. 6で処理され、EGRバルブがそれに応じ
てステップ4. 7で調節される。
この結果がエアマス制御ステップ4. 6で処理され、EGRバルブがそれに応じ
てステップ4. 7で調節される。
【0032】
吸気管からのO2信号を使った、開ループEGR制御システムまたは閉ループ
EGR制御システムの改善は、従属している開ループ制御システムまたは閉ルー
プ制御システムによってつくられたエラーを学習し、学習値を従属している構成
に加えることでも行える。
EGR制御システムの改善は、従属している開ループ制御システムまたは閉ルー
プ制御システムによってつくられたエラーを学習し、学習値を従属している構成
に加えることでも行える。
【0033】
図5には、ステップ5. 7で生成される補正プレーンないし補正面(correctio
n plane)を用いて従来のEGR制御システムを改善する制御回路が示されている
。図4で示されたように、エアマスMAistを用いたEGR制御の従来の制御
回路は、ステップ5. 9、5. 10、5. 11で示されている(それぞれ図4の
ステップ4. 5、4. 4、4. 6に相当する)。スイッチ5. 8は、単に次のよ
うな概念を図示したに過ぎない。すなわちステップ5. 7で生成された補正プレ
ーンを用いた補正は、エアマス制御ステップ5. 11の前でも後でも(例えば付
加的なステップポイント5. 10でも付加的なステップポイント5. 12)でも
加えられるという概念である。補正プレーン値は、種々の目標EGR率(EGR soll )と実EGR率(EGRist)との差から導出される(または目標酸
素濃度O2sollと実酸素濃度O2istとの差から導出される)。前述した
ように目標値は、エンジン回転数や燃料量および他の入力量を基にしてステップ
5. 1で求められる。次に比較ポイント5. 2で、実EGR率または実酸素濃度
値が、目標EGR率または目標酸素濃度値から減算される。内部ロジック、例え
ば論理回路またはEGR制御部内のソフトウェアは異なる値を、比較ポイント5
. 2から積分器5. 4、5. 5または5. 6のうちの1つの積分器まで、エンジ
ン回転数および燃料量値の範囲に依存して送出する。例えば積分器5. 4は比較
的低い範囲の値を処理し、積分器5. 5は中間の範囲の値を処理し、積分器5.
6は比較的高い範囲の値を処理する。各範囲は学習領域と称される。補正値の各
セットの結果は各積分器に蓄積される。学習領域ごとに集められた長期結果はそ
の後ステップ5. 7で補正プレーンを計算するのに用いられる。4つの積算器が
用いられて、4つの学習領域から4つの補正ポイントが生成される場合は、ステ
ップ5. 7で2つの補正プレーンが得られることに注意されたい。
n plane)を用いて従来のEGR制御システムを改善する制御回路が示されている
。図4で示されたように、エアマスMAistを用いたEGR制御の従来の制御
回路は、ステップ5. 9、5. 10、5. 11で示されている(それぞれ図4の
ステップ4. 5、4. 4、4. 6に相当する)。スイッチ5. 8は、単に次のよ
うな概念を図示したに過ぎない。すなわちステップ5. 7で生成された補正プレ
ーンを用いた補正は、エアマス制御ステップ5. 11の前でも後でも(例えば付
加的なステップポイント5. 10でも付加的なステップポイント5. 12)でも
加えられるという概念である。補正プレーン値は、種々の目標EGR率(EGR soll )と実EGR率(EGRist)との差から導出される(または目標酸
素濃度O2sollと実酸素濃度O2istとの差から導出される)。前述した
ように目標値は、エンジン回転数や燃料量および他の入力量を基にしてステップ
5. 1で求められる。次に比較ポイント5. 2で、実EGR率または実酸素濃度
値が、目標EGR率または目標酸素濃度値から減算される。内部ロジック、例え
ば論理回路またはEGR制御部内のソフトウェアは異なる値を、比較ポイント5
. 2から積分器5. 4、5. 5または5. 6のうちの1つの積分器まで、エンジ
ン回転数および燃料量値の範囲に依存して送出する。例えば積分器5. 4は比較
的低い範囲の値を処理し、積分器5. 5は中間の範囲の値を処理し、積分器5.
6は比較的高い範囲の値を処理する。各範囲は学習領域と称される。補正値の各
セットの結果は各積分器に蓄積される。学習領域ごとに集められた長期結果はそ
の後ステップ5. 7で補正プレーンを計算するのに用いられる。4つの積算器が
用いられて、4つの学習領域から4つの補正ポイントが生成される場合は、ステ
ップ5. 7で2つの補正プレーンが得られることに注意されたい。
【0034】
図6には補正プレーンが3つの軸に関連して生成される方法が示されている。
x軸はエンジン回転数をあらわし、z軸は燃料量MFをあらわし、y軸は補正値
をあらわしている。学習領域は燃料量およびエンジン回転数入力量をあらわし、
これに対して目標値と学習領域の範囲内の実際値との差を基に補正値が計算され
る。補正プレーンはその後、3つの学習領域からの3つの補正値を基に生成され
る。このプレーンによって補正値が、他の燃料量およびエンジン回転数値と補間
および/または外挿されるので、3つの学習領域のうちの1つの学習領域の範囲
外の値を補正することができる。
x軸はエンジン回転数をあらわし、z軸は燃料量MFをあらわし、y軸は補正値
をあらわしている。学習領域は燃料量およびエンジン回転数入力量をあらわし、
これに対して目標値と学習領域の範囲内の実際値との差を基に補正値が計算され
る。補正プレーンはその後、3つの学習領域からの3つの補正値を基に生成され
る。このプレーンによって補正値が、他の燃料量およびエンジン回転数値と補間
および/または外挿されるので、3つの学習領域のうちの1つの学習領域の範囲
外の値を補正することができる。
【0035】
この構成の利点は、補正値が生成されて補正プレーンが計算されるとすぐに、
この補正値が迅速にエンジンの操作の各ポイントに(各スピードと燃料量に)加
えられることである。これによって、図3および4に示されているEGR率また
は酸素濃度の調節に必要な時間は削減される。なぜなら個々の計算がもはや必要
ないからである。
この補正値が迅速にエンジンの操作の各ポイントに(各スピードと燃料量に)加
えられることである。これによって、図3および4に示されているEGR率また
は酸素濃度の調節に必要な時間は削減される。なぜなら個々の計算がもはや必要
ないからである。
【0036】
他の可能な解決方法では、補正プレーンの変わりに補正マップが使用される。
このような場合、3つより多い異なった学習領域が設けられる。その後で補正値
が、複数の学習領域の補正値のあいだを補間することによって計算される。
このような場合、3つより多い異なった学習領域が設けられる。その後で補正値
が、複数の学習領域の補正値のあいだを補間することによって計算される。
【図1】
酸素センサからの出力信号と酸素濃度との関係を示す特性グラフの例が示され
ている。
ている。
【図2】
図2のaから図2のbには、吸気管の圧力センサの読み取りに基づいた、EG
R制御ユニットによって行われる補正が示されている。
R制御ユニットによって行われる補正が示されている。
【図3a】
目下のEGR率(EGRist)をフィードバック信号として用いて従来のE
GR制御システムの制御を改善する、本発明に相応したルーチンの例が示されて
いる。
GR制御システムの制御を改善する、本発明に相応したルーチンの例が示されて
いる。
【図3b】
任意のパイロット制御部を有する、吸気管内の酸素濃度またはEGR率を用い
たEGR制御の構成が示されている。
たEGR制御の構成が示されている。
【図4】
吸気管内の酸素濃度またはEGR率を用いたEGR制御の構成が、EGR制御
システムに対する重畳された制御回路として示されている。
システムに対する重畳された制御回路として示されている。
【図5】
吸気管内の酸素濃度またはEGR率を用いたEGR制御の構成が、EGR制御
システムに対する適応した別の構成として示されている。
システムに対する適応した別の構成として示されている。
【図6】
吸気管内の酸素濃度またはEGR率を用いたEGR制御の構成が、EGR制御
システムに対する適応した別の構成として示されている。
システムに対する適応した別の構成として示されている。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年2月15日(2002.2.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項13】 前記EGR制御部はさらに補正マップを計算し、当該補正
マップからの値を用いてEGRバルブをアクティブにする、請求項1から11ま
でのいずれか1項記載の装置。
マップからの値を用いてEGRバルブをアクティブにする、請求項1から11ま
でのいずれか1項記載の装置。
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月12日(2002.7.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F02D 21/08 F02D 21/08 301E
41/02 301 41/02 301E
45/00 301 45/00 301E
368 368F
368G
(72)発明者 ペーター ルップ
ドイツ連邦共和国 レムゼック シュテル
ンベルクヴェーク 1
Fターム(参考) 3G062 CA06 DA01 DA02 EA10 ED01
ED04 FA02 FA05 FA06 FA11
FA12 FA15 FA23 GA01 GA02
GA06 GA11 GA13 GA15 GA17
GA24
3G084 BA04 BA09 BA11 BA16 BA20
DA04 DA10 EA05 EA11 EB08
EB12 FA07 FA11 FA13 FA26
FA29 FA35 FA37
3G092 AA01 AA17 AB02 BA04 DC09
EC01 FA06 FA15 HA01Z
HA05Z HB01Z HD05Z HD07X
HD07Z
3G301 HA01 HA13 JA21 NA08 ND01
PA01Z PA07Z PB03Z PD02Z
PD15A PD15Z PE09Z
Claims (13)
- 【請求項1】 空気をエンジンに吸入させる吸気管と、 排ガスをエンジンから排出させる排気管と、 吸気管と排気管とを接続して排ガスを排気管から吸気管へ通す排ガス再循環通
路と、 前記排ガス再循環通路を通る排ガスの通路を調整するEGRバルブとを有する
内燃機関が備えられている自動車における排ガスの再循環を制御する装置におい
て、 酸素センサが吸気管と再循環通路の結合点よりも下流側の個所の吸気管に設け
られており、 圧力センサが吸気管内の圧力を検出するために設けられており、 EGR制御部が酸素センサからの信号と圧力センサからの信号をもとにEGR
バルブをアクティブにするために設けられている、 ことを特徴とする排ガスの再循環を制御する装置。 - 【請求項2】 前記酸素センサからの信号と、前記圧力センサからの信号は
、現下のEGR率または吸気管における現下の酸素濃度をあらわす、請求項1記
載の装置。 - 【請求項3】 前記EGR制御部は自身の出力および/または前記酸素セン
サからの信号を、エンジン回転数と同期的に点火サイクル毎に少なくとも1度補
正する、請求項1記載の装置。 - 【請求項4】 前記EGR制御部は自身の出力および/または前記酸素セン
サからの信号を、1つの点火サイクル内で測定された複数の酸素濃度測定値の平
均値に基づいて補正する、請求項1記載の装置。 - 【請求項5】 前記EGR制御部は現下の排ガス再循環率を酸素センサから
の信号およびλ値から求める、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項6】 前記λ値は、排気管に設けられている第2の酸素センサから
求められる、請求項4記載の装置。 - 【請求項7】 前記λ値は空気質量MAと燃料質量MFとから求められる、請
求項5記載の装置。 - 【請求項8】 前記EGR制御部は目標酸素濃度を計算し、当該目標酸素濃
度を現下の酸素濃度と比較する、請求項1から7までのいずれか1項記載の装置
。 - 【請求項9】 前記EGR制御部は、目標酸素濃度を少なくとも燃料質量と
エンジン回転数に基づいて可変的に計算する、請求項7記載の装置。 - 【請求項10】 前記EGR制御部は目標EGR率を計算し、当該目標EG
R率を現下のEGR率と比較する、請求項1から9までのいずれか1項記載の装
置。 - 【請求項11】 前記EGR制御部は、現下のEGR率が目標EGR率に近
似するまで、または酸素濃度が目標酸素濃度に近似するまでEGRバルブをアク
ティブにする、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項12】 前記EGR制御部は補正プレーンを計算し、EGRバルブ
を当該補正プレーンから導出された補正値に基づいてアクティブにする、請求項
1から11までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項13】 前記EGR制御部はさらに補正マップを計算し、当該補正
マップからの値を用いてEGRバルブをアクティブにする、請求項1から12ま
でのいずれか1項記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP99126211.4 | 1999-12-30 | ||
EP99126211A EP1113161B1 (en) | 1999-12-30 | 1999-12-30 | Apparatus for controlling exhaust valve recirculation |
PCT/EP2000/011729 WO2001050004A2 (en) | 1999-12-30 | 2000-11-24 | Apparatus and method for controlling exhaust valve recirculation |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003519331A true JP2003519331A (ja) | 2003-06-17 |
Family
ID=8239776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001549916A Pending JP2003519331A (ja) | 1999-12-30 | 2000-11-24 | 排ガス弁再循環を制御する装置および方法 |
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Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1113161B1 (ja) |
JP (1) | JP2003519331A (ja) |
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DE (1) | DE69925743D1 (ja) |
WO (1) | WO2001050004A2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012241569A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Isuzu Motors Ltd | 内燃機関のegr制御方法及び内燃機関 |
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CN104153896A (zh) * | 2014-06-09 | 2014-11-19 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种用于发动机egr阀开度的控制系统及控制方法 |
DK178748B1 (en) * | 2015-05-12 | 2016-12-19 | Man Diesel & Turbo Filial Af Man Diesel & Turbo Se Tyskland | A large turbocharged two-stroke self-igniting internal combustion engine with an egr control system |
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- 1999-12-30 EP EP99126211A patent/EP1113161B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-12-30 DE DE69925743T patent/DE69925743D1/de not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-11-24 CN CN00818066A patent/CN1415049A/zh active Pending
- 2000-11-24 KR KR1020027008418A patent/KR20020061012A/ko not_active Application Discontinuation
- 2000-11-24 JP JP2001549916A patent/JP2003519331A/ja active Pending
- 2000-11-24 WO PCT/EP2000/011729 patent/WO2001050004A2/en active Application Filing
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