JP2003519057A - パッケージ及びプロセスチーズ部分を含む組立品 - Google Patents

パッケージ及びプロセスチーズ部分を含む組立品

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JP2003519057A
JP2003519057A JP2001550130A JP2001550130A JP2003519057A JP 2003519057 A JP2003519057 A JP 2003519057A JP 2001550130 A JP2001550130 A JP 2001550130A JP 2001550130 A JP2001550130 A JP 2001550130A JP 2003519057 A JP2003519057 A JP 2003519057A
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tear
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tear line
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プーパルド,コリネ
ウェベール,ジャン−クロード
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フロマジェリ・ベル
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    • B65D75/52Details
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    • B65D75/5833Tear-lines provided in a wall portion for tearing out a portion of the wall
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
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    • B65D85/76Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials for cheese

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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、プロセスチーズ部分(22)とこの部分を包装するパッケージ(26)とを含む組立品に関する。パッケージは、前記部分を密着状態で包んで前記部分と接触するフィルム(2)と引裂きを開始するための開始手段(11、32)とを備えた構成要素(1)を備え、前記開始手段は前記構成要素の把持用タブ(10)を引っ張ったときに前記フィルム(2)が少なくとも一つの引裂き線(8)に沿って引裂けるようにされている。前記引裂き線(8)又は各引裂き線(8)の少なくとも第1の部分(34)が前記フィルム(2)を構成する部材により又は部材内に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロセスチーズ部分とこの部分を包装するパッケージとを含む組立
品であって、このパッケージに、前記部分を密着状態で包んで前記部分と接触す
るフィルムと引裂きを開始するための開始手段とを備えた構成要素を備え、前記
開始手段は前記構成要素の把持用タブを引っ張ったときに前記フィルムが少なく
とも一つの引裂き線に沿って引裂けるようにされている組立品に関する。
【0002】
【従来の技術】
プロセスチーズは、溶融用の塩を用い又は用いずに、チーズそれ自体又は他の
乳製品原材料(バター、粉牛乳、抗乳血清、無水乳脂肪、蛋白質濃縮体等)との
混合物を、高温で溶融することにより得られる製品である、と言える。更に、プ
ロセスチーズという用語は、チーズ原料又は乳製品原材料の全部又は一部が植物
性材料(脂肪又は蛋白質)に置き換えられた製品をも意味する。
【0003】 一般に、ペーストのような粘稠度を持つプロセスチーズ部分は、アルミニウム
フィルムからなる複数の構成要素から製造されたパッケージ内に、密接して包装
される。
【0004】 例えば欧州特許第242 268号及び欧州特許第340 093号に記載さ
れているように、上記の種類の組立品においては、パッケージの構成要素は、通
常、フィルム(薄膜)を備え、このフィルムに、引裂き(開封)用部材が溶接で
取り付けられている。引裂き用部材の一端は、フィルムよりも先まで延び、把持
用タブを形成する。
【0005】 引裂き用部材は、消費者が把持用タブを引っ張ったときに引裂き用部材の外縁
部に沿ってフィルムの引裂きが始まることを可能にするものであるが、フィルム
を局所的に強化するものでもある。消費者が把持用タブを引っ張り続けると、引
裂き用部材は、このように開始されたフィルムの引裂きを、その外縁部に沿って
案内する。このような引裂き用部材は、一般に、引裂き線の全長に亘って引裂き
を案内できるように、比較的長いものである。
【0006】 このようなパッケージの開封は、おおよそ満足のいくものであるが、それらの
製造には、パッケージの構成要素であるフィルム上における引裂き用部材の切断
、位置決め及び溶接と関連した問題点を含む多くの問題点がある。
【0007】 実際、パッケージの構成要素であるフィルム上における引裂き用部材の形状及
び位置は、形成されたパッケージの開封部が満足なものであるために、比較的正
確でなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は、更に簡単かつ経済的に製造できる上述のタイプの組立品を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的のため、本発明は、引裂き線又は各引裂き線の少なくとも第1の部分
がフィルムを構成する部材により又はこの部材内に形成されていることを特徴と
する上記種類の組立品に関する。
【0010】 個々の実施例では、組立品は、以下に列挙する特徴のうちの一つ又はそれ以上
を、単独で又は技術的に可能な全ての組み合わせで含む。 フィルムは、前記引裂き線の第1の部分又は各引裂き線の第1の部分の方向に
沿った引裂きに対する抵抗が、前記引裂き線の第1の部分又は各引裂き線の第1
の部分の方向と直交する方向に沿った引裂きに対する抵抗よりも小さい。
【0011】 前記材料は、主として前記引裂き線の第1の部分又は各引裂き線の第1の部分
の方向に、方向性が与えられた部材である。 抵抗の小さい線が、前記引裂き線の第1の部分又は各引裂き線の第1の部分に
沿って、フィルムに形成される。
【0012】 抵抗の小さい線又は各抵抗の小さい線は、フィルムをレーザービームによって
損傷することによって得られる。 抵抗の小さい線又は各抵抗の小さい線は、フィルムを工具によって機械的に損
傷することによって得られる。
【0013】 把持用タブは、フィルムの一部によって少なくとも部分的に形成される。 開始手段は、把持用タブの近傍かつ引裂き線の第1の部分又は各第1の部分の
一端においてフィルムに形成された少なくとも一つの切れ目を含む。
【0014】 フィルムは、前記フィルムは二つの引裂き線を有し、これらの引裂き線の第1
の部分は実質的に平行かつ互いに間隔をもって配置され、この二つの第1の部分
は、互いの間に、把持用タブで終端する引裂き可能な細片の少なくとも一部を、
フィルム内に形作る。
【0015】 パッケージは、実質的に筒形のスリーブ、及びこのスリーブの上端及び下端を
封止する底部及びカバーを含む。 前記パッケージの構成要素は、少なくとも前記スリーブを形成し、前記引裂き
線の第1の部分又は各引裂き線の第1の部分は、底部の又はカバーの近くを延び
ている。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明は、単なる例として与えられた以下の説明を、添付図面を参照して読む
ことにより、更によく理解される。
【0017】 図1には、プロセスチーズ部分を包装するためのパッケージを形成する構成要
素1を示す。 構成要素1は、長さ方向に長くされた矩形フィルム2によって構成されている
。フィルム2は、例えば、主に長さ方向に、即ちフィルム2の長さ方向側部3及
び4と平行に、方向性を与えられた部材から成る。
【0018】 かくして、フィルム2はその長さ方向での引裂きに対し、横方向での引裂きに
対する抵抗よりも小さい抵抗を提供する。 この結果、フィルム2は、ひとたび引裂きが始まるとその長さ方向に沿って実
質的に直線的に引き裂かれるという引裂き特性を有する。
【0019】 長さ方向に延びる短い長さのスリット6が、フィルム2の左側短辺5に始端を
もって、形成される。これらのスリット6の長さは、例えば、1mmから3mm
とする。
【0020】 スリット6は、互いに横方向に間隔をもって配置され、有利には、フィルム2
の長さ方向中心軸線に関して対称に配置される。スリット6の各々は、フィルム
2の長辺3及び4のうちの一方から小さな距離のところに配置されている。
【0021】 フィルム2を構成する部材の方向性により、フィルム2内にスリット6から延
びる長さ方向線8(図1に二点鎖線で示す)が、構成要素2の予め定められた引
裂き線となる。
【0022】 引裂き線8は、長さ方向中央細片9をその間に形作る。この細片は、スリット
6間に、矩形形状の把持用タブ10を形作る。スリット6の内側端部11は、把
持用タブ11の内側隅部を形作る。
【0023】 プロセスチーズ部分を包装するためのパッケージを形成するため、構成要素1
を、図2に矢印12で示すように、軸線A及び扇形形状の底部を有する筒形形状
のマンドレル(芯棒)13の回りに巻付ける。
【0024】 このような方法により、図3及び図4に示すように、対応する形状のスリーブ
14が得られる。スリーブ14は、頂部15及び湾曲したかかと部16を有する
。構成要素1は、かかと部16の領域内で、スリーブ14の横面17の長さの小
さな部分に亘って、自分自身と重なる。これにより、面17が頂部15をかかと
部16に連結する。フィルム2の短辺5は、かかと部16と横面17を連結する
縁部18よりも先に延びた横面17の延長部内に、配置される。このようにして
、把持用タブ10は、スリーブ14に対して、横面17の延長方向に、縁部18
を越えて、突出している。
【0025】 次に、マンドレル13をスリーブ14から軸線方向にゆっくりと取り外す。こ
の結果、フィルム2の長辺3及びこれと隣接した引裂き線8によって画成された
スリーブ14の縁部19が、マンドレル13よりも先に延び出した状態となる。
【0026】 次に、図4に示すように、スリーブ14の縁部19を、隣接した引裂き線8に
沿って大きく折畳むことによって、マンドレル13上に折り曲げる。 次に、マンドレル13の扇形形状と対応する扇形形状を有する底部パネル20
が、スリーブ14の折り曲げた縁部19に張り付けられる。パネル20は、例え
ば、フィルム2と同じ材料で形成される。
【0027】 このようにして、図4の状態からひっくり返した後でありマンドレル13を軸
線方向に完全に引き抜いた後の状態である図5に示すように、カップ21が得ら
れる。
【0028】 次に、このカップ21は、プロセスチーズ22で部分的に充填される。このと
き、フィルム2の長辺4及びこれと隣接した引裂き線8により画成されるスリー
ブ14の上縁部23は、カップ21内に収容されたチーズ22の上面を越えて延
びたままにしておく。
【0029】 これにより、プロセスチーズ22は、軸線A及び扇形形状の底部を有する筒形
形状の部分を形作り、カップ21内に収容されている。 次に、マンドレル13の扇形形状と対応する扇形形状を持つカバーパネル24
が、スリーブ14の上形自由端内に導入される。パネル24は、例えば、フィル
ム2と同じ材料で形成されている。これにより、カバーパネル24は、プロセス
チーズ部分22の上面におかれる。
【0030】 次に、図6に示すように、隣接した引裂き線8に沿ってフィルム2を大きく折
畳むことによって、スリーブ14の上縁部23をカバーパネル24上に曲げる。
その後、縁部23をカバーパネル24にシールする。図示してない変形例では、
スリーブ14へのカバーパネル24のシールは、パネル24の縁部をシールし、
例えば軸線Aに対して半径方向に移動できるシーリングジョーを用いて縁部23
に合わせて外に曲げることによって行われる。底部パネル20を同じ方法でスリ
ーブ14にシールし、カップ21を形成することもできる。
【0031】 図7に示すように、パッケージ26及びこのプロセスチーズ部分22からなる
組立品25が得られる。このプロセスチーズ部分22は、パッケージ26により
密接状態で包装されているが、図7では破断部分から見えるようになっている。
このパッケージ26は、特にフィルム2の中央細片9において、部分22と直接
接触している。パッケージ26は、軸線A及び扇形形状の底部を持つ筒形をして
いる。この形状は、フィルム2の中央細片9と、カバー28とによって形作られ
る。フィルム2の中央細片9は、底部27によってその端部を封止されている。
この底部27は、フィルム2の縁部19と底部パネル20とによって形作られて
いる。カバー28は、フィルム2の縁部23とカバーパネル24とによって形作
られている。
【0032】 パッケージ26を開封してプロセスチーズ部分22を取り出すために、消費者
は、例えば、左手の親指と人指し指との間にパッケージ26を掴むことができる
。これらの指は、それぞれカバー28及び底部27上に置かれ、このとき、かか
と部16は消費者の左手の掌に向く。
【0033】 このとき、消費者は、右手の親指と人指し指との間でタブ10を容易に掴み、
これをパッケージ26の頂部15に向かって引っ張ることができる。二つの引裂
きが、把持用タブ10の隅部11から始まる。次に、これらの引裂きが実質的に
引裂き線8に沿って伝播していく。このようにして、消費者は、パッケージ26
の二つの横面において中央細片9を引き裂くことができる。
【0034】 次に、消費者は、プロセスチーズ部分22を消費するために、図8に矢印30
で示すように底部27及びカバー28を取り外し、最終的にはかかと部16を取
り外せばよい。
【0035】 従って、パッケージ26の取り外しは比較的簡単である。 更に、一枚のフィルム2だけで構成された構成要素1は、比較的簡単かつ経済
的に製造できる。実際、構成要素1は、引裂き用部材をフィルム2に取り付ける
ことを必要としない。このようにして、このような部材と関連した全ての問題点
が除去される。
【0036】 詳細には、構成要素1を形成するために複数の材料を使用することも、引裂き
用部材をフィルム2に対して切断し、位置決めし、溶接するための特別の機器を
提供することも必要なくなる。更に、引裂き用部材の不正確な位置決め及び引裂
き用部材の形状の欠陥や、引裂き用部材の破損と関連した誤開封の心配がなくな
る。
【0037】 本発明は、勿論、図示の形状とは異なる形状のパッケージに対しても適用でき
る。詳細には、パッケージは、正方形、矩形、円形等の底部を備えた筒形形状で
あってもよい。
【0038】 別の変形例によれば、パッケージ26は、二つの構成要素で形成されていても
よい。これらの構成要素のうちの第1の構成要素はカップを形成し、第2の構成
要素はカップの上側自由端を封止するための底部を形成する。この場合、第1構
成要素は、予め定められた引裂き線に沿った引裂きの開始及び伝播を保証するの
に適した構造のフィルムを備えている。
【0039】 このようにして、例えば、欧州特許第242 268号、欧州特許第340
093号及びフランス国特許第2 499 025号に記載されているようなパ
ッケージに対しても、本発明を使用できる。
【0040】 一つの同じパッケージの様々な構成要素のフィルムを構成する材料は、異なっ
ていてもよい。 フィルム2は、例えば、モービル社が「ハイコール(HICOR)」の登録商
標で販売している材料等の単一の方向性が与えられたポリエチレンで形成しても
よい。
【0041】 更に一般的には、フィルム2は、例えば、フィルム2の長さ方向に押し出し成
形されたプラスチック材料のフィルムである。従って、フィルム2のファイバ又
はポリマー鎖は、大部分が押出し方向に沿って、即ちフィルム2の長さ方向に沿
って配向される。
【0042】 更に一般的には、フィルムは、少なくとも一つの材料層が主としてフィルム2
の長さ方向に方向性を与えられた材料である幾つかの材料層を含んでもよい。 従って、単一の方向性が与えられたポリエチレンである「ハイコール」は、方
向性が与えられた又は与えられていない他のポリマー、例えば方向性が与えられ
たポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、又はポリアミド等と組み合わ
せることができる。
【0043】 上述の実施例と組み合わせることができる別の変形例によれば、線8は、その
表面の少なくとも一方を損傷させることによってフィルム2に形成した抵抗の小
さい線であり得る。損傷は、例えば、レーザービームを用いてマーキングするこ
とによって、又は例えばローラー等の工具を用いて機械的にマーキングすること
によって付けることができる。このような場合でも、フィルム2は、それ自体が
引裂き線の少なくとも一部に沿って裂けるようにされる。
【0044】 図示されない別の変形例では、各スリット6は、他方の隣接した平行なスリッ
ト6と対をなす。この変形例によれば、例えば一方のスリット6が、その位置の
ため、適切にパッケージ26を伝播する引裂きを開始できない場合に、パッケー
ジ26が誤って開放される危険を小さくできる。
【0045】 更に別の変形例によれば、把持用タブ10を形成する中央細片9の部分が、同
じ矩形形状の強化−把持部材で覆われる。この部材は、実質的に線8に沿って伝
播する引裂きの開始に関与する。更に一般的には、把持用タブは、引裂き開始ゾ
ーンのレベルに取り付けられた強化−把持部材によって少なくとも部分的に形成
されている。
【0046】 前記実施例は、特に把持用タブがパッケージ26の頂部15の近くに配置され
る場合に適している。 その場合、強化−把持部材の存在と関連した製造上の制限は、従来の引裂き用
部材についてよりも重要でない。実際、強化−把持部材により、引裂きの開始に
関与するが、これらを引裂き線の全長に亘って案内しない。
【0047】 前記実施例は、同様に、図9に示す欧州特許第340 096号のパッケージ
等のパッケージの製造に適用できる。図9は欧州特許第340 096号の図1
と対応するもので、引裂き線8は直線状である。この場合、強化−把持部材32
により、引裂きの開始及び案内が引裂き線8の開始部分33で行われる。この場
合、フィルム2自体が、引裂きを引裂き線8の直線状終端側部分34に沿って案
内するのに役立つ。これは、例えば、主として線8の部分34と平行に方向性を
与えられた材料からなるフィルム2の設計による。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による構成要素の平面図である。
【図2】 図1の構成要素から開始するプロセスチーズ部分を包装するための連続したプ
ロセス工程を示す概略斜視図である。
【図3】 図1の構成要素から開始するプロセスチーズ部分を包装するための連続したプ
ロセス工程を示す概略斜視図である。
【図4】 図1の構成要素から開始するプロセスチーズ部分を包装するための連続したプ
ロセス工程を示す概略斜視図である。
【図5】 図1の構成要素から開始するプロセスチーズ部分を包装するための連続したプ
ロセス工程を示す概略斜視図である。
【図6】 図1の構成要素から開始するプロセスチーズ部分を包装するための連続したプ
ロセス工程を示す概略斜視図である。
【図7】 プロセスチーズ部分及び得られたパッケージを含む組立品を示す、部分断面概
略斜視図である。
【図8】 図7のパッケージの開放を示す、部分断面概略斜視図である。
【図9】 本発明の別の実施例を示す、図1と同様の図である。
【符号の説明】
1 構成要素 2 フィルム 3、4 長さ方向側部 5 端側部 6 長さ方向スリット 8 引裂き線 9 長さ方向中央細片 10 把持用タブ 11 内端 13 マンドレル 14 スリーブ 15 頂部 16 ヒール 17 横面 18、19 縁部 20 底部パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E035 AA18 BA10 BB08 BC02 CA07 3E067 AA11 AB01 AC01 BA32A BB14A EA04 EB02 EB11 EE59 FA01 FC01 4B001 BC99 DC01 EC99

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスチーズ部分(22)とこの部分を包装するパッケー
    ジ(26)とを含む組立品であって、このパッケージに、前記部分を密着状態で
    包んで前記部分と接触するフィルム(2)と引裂きを開始するための開始手段(
    11、32)とを備えた構成要素(1)を備え、前記開始手段は前記構成要素の
    把持用タブ(10)を引っ張ったときに前記フィルム(2)が少なくとも一つの
    引裂き線(8)に沿って引裂けるようにされている組立品において、前記引裂き
    線(8)又は各引裂き線(8)の少なくとも第1の部分(34)が前記フィルム
    (2)を構成する部材により又は部材内に形成されていることを特徴とする組立
    品。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の組立品において、前記パッケージ(26)
    は、実質的に筒形のスリーブ(14)と、このスリーブの上端及び下端を封止す
    る底部(27)及びカバー(28)とを含むことを特徴とする組立品。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の組立品において、前記パッケージの構成要
    素(1)は少なくとも前記スリーブ(14)を形作り、前記引裂き線(8)の前
    記第1の部分(34)又は各第1の部分は、前記底部(27)の又は前記カバー
    (28)の近くを延びている、ことを特徴とする組立品。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の組立品におい
    て、前記フィルム(2)は、前記引裂き線(8)の前記第1の部分(34)又は
    各第1の部分(34)の方向に沿った引裂きに対する抵抗が、前記引裂き線の第
    1の部分又は各引裂き線の第1の部分の方向と直交する方向に沿った引裂きに対
    する抵抗よりも小さい部材を備えたことを特徴とする組立品。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の組立品において、前記部材は、主に前記引
    裂き線(8)の前記第1の部分(34)又は各第1の部分(34)に沿った方向
    に方向性を与えられた部材であることを特徴とする組立品。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の組立品におい
    て、前記フィルム内に、前記引裂き線(8)の前記第1の部分(34)又は各第
    1の部分(34)に実質的に沿って、抵抗の小さい線が形成されることを特徴と
    する組立品。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の組立品において、前記抵抗の小さい線又は
    各抵抗の小さい線は、前記フィルム(2)をレーザービームによって損傷するこ
    とによって得られることを特徴とする組立品。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7に記載の組立品において、前記抵抗の
    小さい線又は各抵抗の小さい線は、前記フィルム(2)を工具によって機械的に
    損傷することによって得られることを特徴とする組立品。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の組立品におい
    て、前記把持用タブ(10)は、少なくともその一部が、前記フィルム(2)の
    一部によって形成されることを特徴とする組立品。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の組立品にお
    いて、前記開始手段は、前記把持用タブ(10)の近傍かつ前記引裂き線(8)
    の前記第1の部分(34)又は各第1の部分(34)の一端において前記フィル
    ムに形成された少なくとも一つの切れ目を含むことを特徴とする組立品。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の組立品にお
    いて、前記フィルムは二つの引裂き線を有し、これらの引裂き線の第1の部分(
    34)は実質的に平行かつ互いに間隔をもって配置され、この二つの第1の部分
    (34)は、互いの間に、把持用タブ(10)で終端する引裂き可能な細片(9
    )の少なくとも一部を、フィルム(2)内に形作ることを特徴とする組立品。
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