JP2003518577A - 電気エネルギーを発生させるための動力手段を含む機械 - Google Patents

電気エネルギーを発生させるための動力手段を含む機械

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Abstract

(57)【要約】 エンジンに入力される持続期間に比してより長い持続期間にわたり機械仕事を供給できるエンジン10であって、エンジン10は駆動軸11を含み、駆動軸11によりエンジン10は機械仕事を供給する。駆動軸11は、電気エネルギーを発生させる電気力学的な機械13に駆動的に接続されている。駆動軸11は駆動システム15により駆動され、駆動システム15は、様々な駆動機構16と、駆動機構16を作動する動力手段17と、駆動軸11に駆動機構16を駆動的に結合するための歯車装置18とを内蔵する。様々な駆動機構16が、動力手段17により所定のシーケンスで作動される。各駆動機構16はラックピニオン機構の形式をとる。駆動機構16を作動する動力手段17は、ラックピニオン機構のそれぞれのラックと連結するばね構造体を含む。動力手段17は、ばね構造体のそれぞれをローディングする液圧式ラムも含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エネルギーが断続的に入力され、機械エネルギーを持続的に供給で
きる機械に関する。本発明は、このような機械の作動方法にも関する。
【0002】 本発明は、エンジン(engine)へとエネルギーを入力する持続期間に比してよ
り長い持続期間にわたり機械仕事を供給するエンジンとして機能する。
【0003】
【従来の技術】
典型的なエンジンでは入力エネルギーは、実質的に一定にエンジンに供給され
て、(機械仕事の形式で)出力エネルギーに変換される。例として、電動機の作
動では入力電気エネルギーは、連続的に電動機に供給されて、機械仕事の形をと
る出力エネルギーに変換される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
エネルギーが断続的にのみ入力され、出力エネルギーを持続的に供給できるエ
ンジンを有するのが望ましい状況がある。このような状況の1つは、エンジンが
、配電網が利用できない場所で発電用に電気力学的機械を駆動する必要がある場
合である。このようにして発生された電力の一部は、断続的に入力エネルギーを
供給するソースを作動するのに利用できる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、駆動軸と、 該駆動軸に双方とも接続されている第1の歯車列および第2の歯車列であっ
て、該第1の歯車列は第1の入力軸を有し、該第2の歯車列は第2の入力軸を有
する該第1の歯車列および該第2の歯車列と、 前記第1の入力軸に駆動的に接続されている第1の駆動機構と、 前記第2の入力軸に駆動的に接続されている第2の駆動機構と、 前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構が、賦活行程(power stroke
)および戻り行程(return stroke)のシーケンスにより動くように、該第1の駆
動機構および該第2の駆動機構を作動する動力手段であって、賦活行程毎に該第
1の駆動機構および該第2の駆動機構は、それぞれの前記第1の入力軸および前
記第2の入力軸にトルクを付与する前記動力手段とを含んでなる機械を提供する
【0006】 好ましくは、トルクが前記第1の入力軸および前記第2の入力軸に付与される
シーケンスは、トルクがまず初めに前記第1の入力軸および前記第2の入力軸の
双方に付与され、その後、前記第1の入力軸および前記第2の入力軸のうちの1
つのみに付与されるように定められる。
【0007】 これは、一方の駆動機構は、他方の駆動機構が賦活行程を終了すると、前記一
方の駆動機構の賦活行程を終了することにより達成される。好ましくは、前記一
方の駆動機構は、前記他方の駆動機構が前記他方の駆動機構の賦活行程を終了す
る段階で、前記一方の駆動機構の賦活行程の約1/2を終了する。
【0008】 前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構との間の速度伝達比と、前記第2の
駆動機構と前記第3の駆動機構との間の速度伝達比とは、エンジンの特定の用途
に従ってそれぞれ選択できる。
【0009】 前記第1の歯車列および前記第2の歯車列は、いくつかの共通の歯車を共有す
る。
【0010】 前記第1の駆動機構は、第1のラックピニオン機構(rack and pinion mechan
ism)を含んでいる。この配置では、前記ラックピニオン機構の前記ピニオンは
、前記第1の入力軸に駆動的に接続されている。
【0011】 前記第2の駆動機構は第2のラックピニオン機構を含んでいる。この配置では
、前記第2のラックピニオン機構の前記ピニオンは、前記第2の入力軸に駆動的
に接続されている。
【0012】 前記動力手段は、各ラックピニオン機構の前記ラックに連結するばね構造体(
spring structure)と、前記ばね構造体の中にばね力を発生させるために前記ば
ね構造体をローディングするローディング手段(loading means)とを含み、前記
ばね力は、前記ピニオンのそれぞれを回転させるために前記賦活行程を行うため
に一方向に前記ラックを駆動するのに利用される。
【0013】 好ましくは、前記ピニオンは、(戻り行程において)前記ラックが前記一方向
に対して逆方向で動くと、前記ピニオンのそれぞれの前記入力軸に対してフリー
ホイール(freewheeling)する。各ピニオンの入力軸に対する各ピニオンのフリ
ーホイーリングは、ピニオンと入力軸との間で動作するクラッチ機構により得ら
れる。
【0014】 好ましくは、前記第1のラックおよび前記第2のラックは、双方の戻り行程を
一緒に(in unison)行う。
【0015】 前記ばね構造体は、引張ローディング(loaded in tension)されるタイプか
、または圧縮ローディング(loaded in compression)されるタイプでありうる。
【0016】 ばね構造体は、例えば、機械的ばね、気圧式ばね、弾性材料のような、例えば
ゴムのボディ、またはこれらの任意の組合せのような任意の適切な形態でありう
る。機械的ばねが利用される場合には、ばね構造体は、ヘリカルばねまたはコイ
ルばねのような任意の適切なタイプでありうる。
【0017】 前記ばね構造体をローディングする前記ローディング手段は、伸縮自在形のラ
ム(telescopic ram)を含む動力機構を含むことができ、前記ラムが作動すると
、前記ばね構造体が迅速にローディングされる。好ましくは、ラムは液圧式ラム
を含む。好ましくは、前記液圧式ラムは液圧回路に組込まれ、前記液圧回路は電
動機により駆動される液圧ポンプをさらに含む。前記電動機は、エンジンにより
駆動される電気力学的な機械により発電される電源装置から給電される。
【0018】 前記機械は、 前記駆動軸に双方とも接続されている第3の歯車列および第4の歯車列であ
って、該第3の歯車列は第3の入力軸を有し、該第4の歯車列は第4の入力軸を
有する前記第3の歯車列および第4の歯車列と、 前記第3の入力軸に駆動的に接続されている第3の駆動機構と、 前記第4の入力軸に駆動的に接続されている第4の駆動機構と をさらに含んでなり、前記動力手段は、賦活行程および戻り行程により前記第3
の駆動機構および前記第4の駆動機構をシーケンス的に動かすために前記第3の
駆動機構および前記第4の機構を作動し、賦活行程毎に前記第3の駆動機構およ
び前記第4の駆動機構は、前記第3の入力軸および前記第4の入力軸にトルクを
それぞれ付与する。
【0019】 好ましくは、様々な前記駆動機構は、所定のシーケンスで動作するように配置
されている。
【0020】 好ましくは、前記所定のシーケンスは、トルクは最初に第1の入力軸および第
2の入力軸の双方に付与され、その後、前記第1の入力軸のみに付与され、その
段階中にトルクは最初に前記第3の入力軸および前記第4の入力軸の双方に付与
され、その後、前記第3の入力軸のみに付与され、その段階中にトルクは最初に
前記第1の入力軸および前記第2の入力軸の双方に付与され、その後、前記第1
の入力軸のみに付与されるように定められる。
【0021】 前記第3の歯車列および前記第4の歯車列は、互いに共通の歯車を共有するこ
とができ、前記第1の歯車列および前記第2の歯車列と共通の歯車も共有するこ
とができる。
【0022】 本発明は、駆動軸と、第1の駆動機構と第2の駆動機構と第3の駆動機構と第
4の駆動機構とであって、前記駆動機構の賦活行程の間に前記動力機構に回転ト
ルクを付与するために前記駆動軸に駆動的に接続されている前記第1の駆動機構
と前記第2の駆動機構と前記第3の駆動機構と前記第4の駆動機構とを含んでお
り、前記駆動機構が、ある周期内で前記駆動機構にそれぞれの賦活行程を行うた
めに作動することができ、その際、前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機
構は、それらの賦活行程の一部の間にわたり一緒に動作し、その後、前記第2の
駆動機構はその賦活行程を終了し、一方、前記第1の駆動機構はその賦活行程を
継続し、その段階中に前記第3の駆動機構および前記第4の駆動機構は、それら
の賦活行程の一部の間にわたり一緒に動作し、その後、前記第4の駆動機構はそ
の賦活行程を終了し、一方、前記第3の駆動機構はその賦活行程を継続し、その
段階中に前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構は、それらの賦活行程の
一部の間にわたり一緒に動作して、前記周期を繰返すことを含む機械も提供する
【0023】 本発明は、駆動軸と、第1の駆動機構および第2の駆動機構であって、それら
の賦活行程の間にそれらに回転トルクを付与するために前記駆動軸に駆動的に接
続されている前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構とを含む機械を作動
する方法であって、作動周期の後に前記機械を作動するステップが、前記作動周
期において、前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構が、それらの賦活行
程の間にわたり一緒に動作し、その後、前記第2の駆動機構がその賦活行程を終
了し、一方、前記第1の駆動機構はその賦活行程を継続し、前記第1の駆動機構
が前記賦活行程を終了すると前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構は、
それらの賦活行程の一部の間にわたり一緒に動作して、前記作動周期を繰返すこ
とを含んでいる方法も提供する。
【0024】 本発明は、駆動軸と、第1の駆動機構および第2の駆動機構および第3の駆動
機構および第4の駆動機構であって、それらの賦活行程の間にそれらに回転トル
クを付与するために前記駆動軸に駆動的に接続されている前記第1の駆動機構お
よび前記第2の駆動機構および前記第3の駆動機構および前記第4の駆動機構と
を有する機械を作動する方法であって、周期内で前記機械を作動するステップが
、前記周期において、前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構は、それら
の賦活行程の一部の間にわたり一緒に動作し、その後、前記第2の駆動機構がそ
の賦活行程を終了し、一方、前記第1の駆動機構はその賦活行程を継続し、その
段階中に前記第3の駆動機構および前記第4の駆動機構は、それらの賦活行程の
一部の間にわたり一緒に動作し、その後、前記第4の駆動機構がその賦活行程を
終了し、一方、前記第3の駆動機構はその賦活行程を継続し、その段階中に前記
第1の駆動機構および前記第2の駆動機構は、それらの賦活行程の一部の間にわ
たり一緒に動作して、前記周期を繰返すことを含んでいる方法も提供する。
【0025】 本発明は、添付図面のいくつかの実施形態に関する次の説明を参照することに
よりより良く理解できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
添付図面の図1〜図11に示されている第1の実施形態は、エンジン10に関
し、エンジン10は、エネルギーがエンジンへと入力される持続期間に比べてよ
り長い持続期間にわたり機械仕事を供給できる。
【0027】 エンジン10は駆動軸11を含み、駆動軸11によりエンジン10は機械仕事
を供給する。この実施形態では駆動軸11は、電気力学的機械13に駆動的に接
続されて示され、これにより電気エネルギーが発生され、電気エネルギーの一部
は、詳細に後述するように、エンジン10を作動するのに利用される。電気力学
的な機械13は、国際出願PCT/AU00/00778に開示されているタイプのものであり
うることもあり、この内容を引用することにより本明細書の一部をなすものとす
る。
【0028】 駆動軸11は駆動システム15により駆動され、駆動システム15は、様々な
駆動機構16と、駆動機構16を作動する動力手段17と、駆動機構16を駆動
軸11に駆動的に接続する歯車装置18とを含む。
【0029】 エンジン10は液圧回路(hydraulic circuit)をさらに含み、液圧回路は、
液圧流体の供給源を含む貯蔵器23と、液圧回路を通じて液圧流体をポンピング
する、電気力学的に作動可能な液圧ポンプ25とを含む。液圧ポンプ25は、電
源装置27から電気エネルギーを受取って動作する。この実施形態では、電源装
置27は、電気的な機械13により発生される電気を使用して連続的に充電され
るバッテリー30の形式による電気的な貯蔵手段を含む。電気力学的な機械13
により発生される過剰の電気は、電気装置を照明あるいは給電するなど他の目的
に使用できる。
【0030】 様々な駆動機構16は、第1の駆動機構31と、第2の駆動機構32と、第3
の駆動機構33と、第4の駆動機構34とを含む。
【0031】 第1の駆動機構31は第1のラックピニオン機構35の形式をとり、第1のラ
ックピニオン機構35は、第1のラック37と、ラック37と係合する第1のピ
ニオン39とを含む。第1のピニオン39は、クラッチ機構43により第1の入
力軸41上に取付けられている。一方向に第1のピニオン39が回転すると、ク
ラッチ機構43によりトルクが第1のピニオンから第1の入力軸41に伝達され
、一方、このピニオンが前記一方向に対して逆方向に回転すると、このピニオン
は、第1の入力軸上でフリーホイールして、トルクを第1の入力軸に伝達しない
【0032】 第2の駆動機構32は第2のラックピニオン機構45の形式をとり、ラックピ
ニオン機構45は、第2のラック47と、第2のラック47と係合する第2のピ
ニオン49とを含む。第2のピニオン49は、クラッチ機構53により第2の入
力軸51上に取付けられる。一方向に第2のピニオン49が回転すると、クラッ
チ機構53によりトルクが、第2のピニオン49から第2の入力軸51に伝達さ
れ、一方、このピニオンが前記一方向に対して逆方向で回転すると、このピニオ
ンは、第2の入力軸上でフリーホイールして、第2の入力軸にトルクを伝達しな
い。
【0033】 第3の駆動機構33は第3のラックピニオン機構55の形式をとり、ラックピ
ニオン機構55は、第3のラック57と、第3のラック57と係合される第3の
ピニオン59とを含む。第3のピニオン59は、クラッチ機構63により第3の
入力軸61上に取付けられる。第3のピニオン59が一方向に回転すると、クラ
ッチ機構63によりトルクが、第3のピニオン59から第3の入力軸61に伝達
され、一方、このピニオンが前記一方向に対して逆方向で回転すると、このピニ
オンは、第3の入力軸上でフリーホイールして、第3の入力軸にトルクを伝達し
ない。
【0034】 第4の駆動機構34は第4のラックピニオン機構65の形式をとり、第4のラ
ックピニオン機構65は第4のラック67と、第4のラック67と係合する第4
のピニオン69とを含む。第4のピニオン69は、クラッチ機構73により第4
の入力軸71上に取付けられる。このピニオンが一方向に回転すると、クラッチ
機構73によりトルクが、第4のピニオン69から第4の入力軸71に伝達され
、一方、前記一方向に対して逆方向にこのピニオンが回転すると、このピニオン
は、第4の入力軸上でフリーホイールして、第4の入力軸にトルクを伝達しない
【0035】 各ラック37、47、57および67は剛性ラックバー81を含み、ラックバ
ー81は、ラックバー81の1つの面に沿ってラック歯83を有する。剛性ラッ
クバー81は、案内構造体(guide structure)85内で軸方向に動くように案
内されて支持されている。
【0036】 第1の入力軸41および第3の入力軸61は、共通軸91により形成され、共
通軸91上に駆動歯車93が剛性構造で取付けられている。この配置では駆動歯
車93は、第3の入力軸41が回転すると回転し、第3の入力軸61が回転する
と回転する。駆動歯車93は第1の副軸(lay shaft)97上に剛性構造で取付
けられている被駆動ピニオン95とかみ合う。駆動歯車99は第1の副軸97上
に剛性構造で取付けられ、第2の副軸103上に剛性構造で取付けられている被
駆動ピニオン101とかみ合う。駆動歯車105は第2の副軸103上に剛性構
造で取付けられ、駆動軸11上に取付けられている被駆動ピニオン107とかみ
合う。
【0037】 駆動歯車111は第2の入力軸51上に剛性構造で取付けられ、被駆動ピニオ
ン95とかみ合う。
【0038】 駆動歯車113は、第4の入力軸71上に剛性構造で取付けられ、第1の副軸
97上に剛性構造で取付けられている被駆動ピニオン115とかみ合う。第2の
入力軸51上に取付けられている駆動歯車111と、第4の入力軸71上に取付
けられている駆動歯車113とは、同一の数の歯と、同一のピッチ円径とを有す
る。同様に、第1の副軸97上に取付けられている被駆動ピニオン95および1
15は、同一の数の歯と、同一のピッチ円径とを有する。
【0039】 歯車装置のこの配置では各駆動機構31、32、33および34は、出力軸1
1に駆動的に接続されている。より詳細には第1の駆動機構31は、歯車装置1
8内の第1の歯車列により出力軸11に駆動的に接続され、第1の歯車列は、図
10に破線により示され参照番号121により示されている第1の駆動経路を提
供する。同様に第2の駆動機構32は、歯車装置18内の第2の歯車列により出
力軸11に駆動的に接続され、第2の歯車列は、図10に点線により示され参照
番号122により示されている第2の駆動経路を提供する。第3の駆動機構33
は、歯車装置18内の第3の歯車列により出力軸11に駆動的に接続され、第3
の歯車列は、図11に破線により示され参照番号123により示されている第3
の駆動経路を提供する。第4の駆動機構34は、歯車装置18内の第4の歯車列
により出力軸11に駆動的に接続され、第4の歯車列は、図11に点線により示
され参照番号124により示されている第4の駆動経路を提供する。
【0040】 第1の入力軸41と第2の入力軸51との間の歯車装置は、1:10の速度伝
達比を提供する。換言すると第2の入力軸51は、第1の入力軸31が1回転す
る毎に10回転する。同様に第2の入力軸51と駆動軸11との間の歯車装置は
、1:10の速度伝達比を提供する。換言すると駆動軸11は、第2の入力軸5
1が1回転する毎に10回転する。
【0041】 第3の入力軸61と第4の入力軸71との間の歯車装置は、1:10の速度伝
達比を提供する。換言すると、第4の入力軸71は、第3の入力軸61が1回転
する毎に10回転する。同様に第4の入力軸71と駆動軸11との間の歯車装置
は、1:10の速度伝達比を提供する。換言すると、駆動軸11は、第4の入力
軸71が1回転する毎に10回転する。
【0042】 駆動機構16を作動する動力手段17は、ラック37、47、57および67
のそれぞれと連結するばね構造体130を含む。
【0043】 動力手段17は、ばね構造体130のそれぞれをローディングする動力機構1
33も含む。動力機構133は、液圧式ラム135を含み、液圧式ラム135の
シリンダ137は支持構造体(図示せず)に固定されている。各液圧式ラム13
5の伸び可能ロッド139は、各ラック37、47、57および67の一端上に
設けられている取り付けラグ141に接続されている。この配置では各液圧式ラ
ム135が伸びると、各液圧式ラム135が接続されているそれぞれのラックは
、それぞれの案内構造体85に沿って軸方向に動く。
【0044】 各ばね構造体130は、2つの引張ヘリカルばね145を含む。各ヘリカルば
ね145の一端は、それぞれの液圧式ラム135のシリンダ137上に設けられ
ているマウンティングすなわち取付部147に接続され、前記ヘリカルばね14
5の他端は、液圧式ラムのロッド上に設けられているマウンティング149に接
続されている。この配置では液圧式ラム135が伸びると、ばね145が、対応
して伸びて、ローディングされる。
【0045】 ローディングされたばね145に加えられたばね力により、次いで、それぞれ
のラック37、47、57、67が他方の方向へ動いて、賦活行程が行われ、そ
れぞれのラックとかみ合っているそれぞれのピニオン39、49、59および6
9が駆動され、トルクが、それぞれのピニオンが取付けられているそれぞれの入
力軸41、51、61、71に付与される。
【0046】 第1のラック37および第2のラック47は、賦活行程を行う際には一緒に動
作せず、時限されたシーケンスで動作する。シーケンスは、第2のラック47が
、第2のラック47の賦活行程の間は第1のラック37より大きい速度で動くよ
うに定められ、第2のラック47と第1のラック37との間の相対運動の速度は
、各ラックと、そのラックがかみ合うピニオンとの間の歯車比により調整される
。この実施形態では前記関係は、第2のラック47が第1のラック37の速度の
約2倍で動くことにある。同様の関係が第3のラック57と第4のラック67と
の間にも成り立つ。つまり、第4のラック67は、第4のラック67の賦活行程
の間は第3のラック57より大きい速度で動く。
【0047】 各液圧式ラム135は、前述の液圧回路に組込まれ、液圧ポンプ25により供
給される液体圧力に応答して動作する。制御システム(図示せず)が、所定のシ
ーケンスで液圧式ラム135を作動するために設けられている。
【0048】 エンジン10の動作が、以下、添付図面の図2〜図9を参照して説明される。
【0049】 図面の図2においてエンジンが、その動作の開始前の条件下で示され、ラック
37、47、57および67のそれぞれは休止している。エンジンの動作を開始
させるには、第1のラック37および第2のラック47と連結する動力手段17
が作動されて、これらのラックと連結するばね構造体130を急速にローディン
グして、これらのラックの賦活行程のための準備を行い、これは図3に示されて
いる。
【0050】 そして、第1のラック37および第2のラック47は、同時にそれらのそれぞ
れの賦活行程を開始する。第2のラック47は、図4に示されているように、第
1のラック37の速度の2倍の速度で走行する。第1のラック47がその賦活行
程を終了すると、第3のラック57および第4のラック67と連結する動力手段
17が次いで動作して、これらのラックが戻り行程を行い、これらのラックと連
結するばね構造体130が急速にローディングされて、これらのラックの賦活行
程のための準備が行われ、これは図5に示されている。第2のラック47は、第
1のラック37の速度の2倍の速度で走行するので、第2のラック47は、第1
のラック37がその賦活行程の1/2を終了した段階で第2のラック47の賦活
行程を終了する。その段階で第3のラック57および第4のラック67は、それ
らの賦活行程を開始し、一方、第1のラック37はその賦活行程を継続する。第
4のラック67は、第3のラック57の速度の2倍の速度で走行して、第3のラ
ック57がその賦活行程の1/2しか終了していない時点で第4のラック67の
賦活行程を終了し、これは図6に示されている。その段階で第1のラック37も
その賦活行程を終了する。そして、第1のラック37および第2のラック47と
連結する動力手段17は、これらのラックと連結するばね構造体130を急速に
ローディングして、これらのラックの次の賦活行程のための準備が行われる。
【0051】 第1のラック37および第2のラック47はそれらの賦活行程を開始し、第3
のラック57はその賦活行程を継続し、これは図7に示されている。第3のラッ
ク57は、第2のラック47がその賦活行程を終了した段階と同一の段階で第3
のラック57の賦活行程を終了し、これは図8に示されている。そして、第3の
ラック57および第4のラック67と連結する動力手段17が動作して、これら
のラックと連結するばね構造体130を急速にローディングして、次の賦活行程
のための準備が行われ、これは図9に示されている。エンジンの動作周期はこの
ように継続する。様々な賦活行程が互いに重なるので、駆動軸11は、エンジン
の動作中はほぼ常時トルクが付与される。
【0052】 前述の説明から、液圧式ラム135が断続的に作動されて、ばね構造体130
が所望のようにローディングされることが分かる。ばね構造体130のローディ
ング動作は、ローディングされたばねが、それぞれの入力軸に回転トルクを付与
する方向でラックを駆動するのに必要な時間に比べて急速に行われる。換言する
と、各ラックの戻り行程は急速に行われ、一方、賦活行程は長期間にわたり行わ
れる。このようにして、本動力機構を使用してばね構造体を急速にローディング
して、ばね構造体にエネルギーを断続的に入力すると、入力軸にトルクを付与す
るのは長期間にわたって行える。
【0053】 本実施形態は、このようにして、動力手段17が断続的にしかエネルギーを入
力しない状態で駆動軸11を通じて機械仕事を長期間にわたり供給できる簡単で
高効率のエンジンを提供する。
【0054】 前述の実施形態では、各入力軸41、51、61および71にはピニオン39
、49、59および69が取付けられ、これらのピニオンは、それぞれのラック
37、47、57および67とかみ合う。
【0055】 図12および図13に示されている第2の実施形態では各駆動機構は、2つの
ラック161、162と、これらのラックとかみ合うピニオン163とを含むラ
ックピニオン機構160の形式をとる。一方のラック161はピニオン163の
上方に位置し、他方のラック162はピニオン163の下方に位置する。2つの
ラック161、162は、一緒に動作できるが、互いに反対の方向に動作する。
このようにしてラック161は、一方向に動きつつその賦活行程を行い、ラック
162は、反対の方向に動きつつ同時に賦活行程を行う。各ラック161、16
2は、第1の実施形態と同様の方法により、ばね構造体165と、ばね構造体1
65と連結する液圧式ラム167とを有する。
【0056】 このような配置が有利であるのは、このような配置により、より大きいトルク
がピニオン163に付与され、これによって、ピニオン163が駆動的に接続さ
れている入力軸に付与されるからである。この配置は、エンジンの構造をよりコ
ンパクトにする。
【0057】 この実施形態によるラックピニオン機構160は、所望の場合には、第1の実
施形態のラックピニオン機構35、45、55および65に交換することができ
る。
【0058】 図12および図13のラックピニオン機構160は、図14に示されているよ
うに、第3の実施形態によるエンジン170でも利用される。この実施形態によ
るエンジン170は駆動軸171を有し、駆動軸171は、電気力学的機械17
3に駆動的に接続されている。
【0059】 エンジン170は、歯車装置177により駆動軸171に駆動的に接続されて
いる第1の入力軸175と、同様に歯車装置により駆動軸171に駆動的に接続
されている第2の入力軸179とを有する。複数のラックピニオン機構160が
、第1の入力軸に操作的に接続されている。同様に、複数のラックピニオン機構
160が、第2の入力軸に操作的に接続されている。様々なラックピニオン機構
160が、時限されたシーケンスで動作して、回転トルクを第1の入力軸175
および第2の入力軸179に付与する。より詳細には、第2の入力軸179に操
作的に接続されているラックピニオン機構160は、第1の入力軸175に操作
的に接続されているラックピニオン機構160の速度に比してより大きい速度(
例えば2倍の速度)で動作する。このようにしてエンジン170は、第1の実施
形態のエンジンとやや類似の仕方で動作する。第1の入力軸175および第2の
入力軸179に付与された回転トルクは、歯車装置177を介して駆動軸171
へ伝達される。
【0060】 歯車装置177は、入力軸175に剛性構造で取付けられている駆動歯車18
1を含む。この配置では駆動歯車181は、第1の入力軸175が回転すると回
転する。駆動歯車181は、第1の副軸185に剛性構造で取付けられている被
駆動歯車183とかみ合っている。駆動歯車187は第1の副軸185に剛性構
造で取付けられ、第2の副軸191に剛性構造で取付けられている被駆動歯車1
89とかみ合っている。駆動歯車193は、第2の副軸191に剛性構造で取付
けられ、駆動軸171に剛性構造で取付けられている被駆動歯車195とかみ合
っている。
【0061】 駆動歯車197は第2の入力軸179に剛性構造で取付けられ、第1の副軸1
85に剛性構造で取付けられている被駆動歯車199とかみ合っている。
【0062】 エンジン170は、第1の入力軸175に操作的に接続されている2つのラッ
クピニオン機構160を有して示されているが、任意の数のこのようなラックピ
ニオン機構が、第1の入力軸に操作的に接続され得る。同様にエンジン170は
、第2の入力軸179に操作的に接続されている2つのラックピニオン機構16
0を有して示されているが、任意の数のこのようなラックピニオン機構が、第2
の入力軸179に操作的に接続されうる。
【0063】 各入力軸175、179に操作的に接続されているラックピニオン機構は、時
限されたシーケンスで動作するものとし、これにより回転トルクは、入力軸17
5、179に均一に付与される。
【0064】 本発明の範囲は、前述の実施形態の範囲に限定されない。例えば、各実施形態
では各駆動機構16がラックピニオン機構として説明されたが、これに限定され
る必要はない。例えば、ラックは、ピニオンとかみ合う大形歯車に交換すること
ができる。このような配置では大形歯車は、任意の方法でローディングすること
ができる渦巻ばねにより付勢できる。
【0065】 本発明は、電気力学的な機械を駆動するエンジンに限定されない。エンジンは
、任意の適切なローディング装置を駆動するのに使用できる。
【0066】 本願明細書全体で、別記の無いかぎり、「からなる」および「を含む」および
「を含んでなる」などあるいはこれらの文法的な変形は、記載の1以上の対象物
からなる1つの群を含むことを意味するが、いかなる他の1以上のからなる1つ
の群の排除も意味しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態に係わるエンジンを概略的に示す斜視図である。
【図2〜図9】 様々な動作条件での図1のエンジン内の駆動機構の形成部分を示す概略図であ
る。
【図10】 2つの駆動伝達経路が歯車装置内に示されているエンジンの歯車装置の形成部
分の概略図である。
【図11】 他の2つの駆動伝達経路が示されている以外は図10と同様の概略図である。
【図12】 駆動機構がある動作条件下で示されている、第2の実施形態に係わるエンジン
の駆動機構を概略的に示す斜視図である。
【図13】 駆動機構が、別のある動作条件下で示されている以外は図12と同様の概略図
である。
【図14】 第2の実施形態に係わるエンジンを概略的に示す斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 PQ 6114 (32)優先日 平成12年3月10日(2000.3.10) (33)優先権主張国 オーストラリア(AU) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸と、 該駆動軸に双方とも接続されている第1の歯車列および第2の歯車列であっ
    て、該第1の歯車列が第1の入力軸を有し、該第2の歯車列が第2の入力軸を有
    する該第1の歯車列および該第2の歯車列と、 前記第1の入力軸に駆動的に接続されている第1の駆動機構と、 前記第2の入力軸に駆動的に接続されている第2の駆動機構と、 前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構が賦活行程および戻り行程の
    シーケンスにより動くように、該第1の駆動機構および該第2の駆動機構を作動
    させるための動力手段であって、該第1の駆動機構および該第2の駆動機構の賦
    活行程毎に前記第1の入力軸および前記第2の入力軸にトルクをそれぞれ付与す
    る前記動力手段と を含んでなる機械。
  2. 【請求項2】 トルクが前記第1の入力軸と前記第2の入力軸とに付与され
    る際の前記シーケンスが、トルクが最初に前記第1の入力軸と前記第2の入力軸
    との双方に付与され、その後、前記第1の入力軸および前記第2の入力軸のうち
    の1つのみに付与されるように定められる請求項1に記載の機械。
  3. 【請求項3】 他方の駆動機構がその賦活行程を終了すると、一方の駆動機
    構が前記一方の駆動機構の賦活行程を終了する請求項2に記載の機械。
  4. 【請求項4】 前記他方の駆動機構が前記他方の駆動機構の賦活行程を終了
    する段階で、前記一方の駆動機構が、前記一方の駆動機構の賦活行程の約1/2
    を終了する請求項3に記載の機械。
  5. 【請求項5】 前記第1の歯車列および前記第2の歯車列が、いくつかの共
    通の歯車を共有する請求項1から4のいずれかに記載の機械。
  6. 【請求項6】 前記第1の駆動機構は第1のラックピニオン機構を含み、該
    ラックピニオン機構の前記ピニオンが前記第1の入力軸に駆動的に接続されてい
    る請求項1から5のいずれかに記載の機械。
  7. 【請求項7】 前記第2の駆動機構は第2のラックピニオン機構を含み、該
    第2のラックピニオン機構の前記ピニオンが前記第2の入力軸に駆動的に接続さ
    れている請求項1から6のいずれかに記載の機械。
  8. 【請求項8】 前記動力手段は、各ラックピニオン機構の前記ラックに連結
    されるばね構造体と、該ばね構造体の中にばね力を発生させるために前記ばね構
    造体をローディングするローディング手段とを含み、該ばね力は、前記ピニオン
    のそれぞれを回転させるために前記賦活行程を供給するように、前記ラックを一
    方向に駆動させるのに利用される請求項6または7に記載の機械。
  9. 【請求項9】 前記ピニオンは、前記ラックが前記一方向に対して逆方向に
    動くと、前記ピニオンの前記入力軸のそれぞれに対してフリーホイールされる請
    求項6または請求項7または8に記載の機械。
  10. 【請求項10】 前記第1のラックおよび前記第2のラックは、それらの戻
    り行程を一緒に行う請求項1から9のいずれかに記載の機械。
  11. 【請求項11】 前記ばね構造体は、引張ヘリカルばねを含んでいる請求項
    8から10のいずれかに記載の機械。
  12. 【請求項12】 前記ばね構造体をローディングする前記ローディング手段
    は、伸縮自在のラム型を含む動力機構を含んでおり、該ラムが作動すると、前記
    ばね構造体が迅速にローディングされる請求項8から11のいずれかに記載の機
    械。
  13. 【請求項13】 前記伸縮自在のラム型は、液圧回路に組込まれている液圧
    式ラムを含み、該液圧回路が電動機により駆動される液圧ポンプをさらに含んで
    いる請求項12に記載の機械。
  14. 【請求項14】 前記電動機が、エンジンにより駆動される電気力学的な機
    械によって発電される電源装置から給電される請求項13に記載の機械。
  15. 【請求項15】 前記駆動軸に双方とも接続されている第3の歯車列および
    第4の歯車列であって、該第3の歯車列が第3の入力軸を有し、該第4の歯車列
    が第4の入力軸を有する前記第3の歯車列および第4の歯車列と、 前記第3の入力軸に駆動的に接続されている第3の駆動機構と、 前記第4の入力軸に駆動的に接続されている第4の駆動機構と を含んでなり、前記動力手段は、賦活行程および戻り行程により前記第3の駆動
    機構および前記第4の駆動機構をシーケンス的に動かすために前記第3の駆動機
    構および前記第4の機構を作動し、前記第3の駆動機構および前記第4の駆動機
    構の賦活行程毎に、前記第3の入力軸および前記第4の入力軸にトルクをそれぞ
    れ付与する請求項1から14のいずれかに記載の機械。
  16. 【請求項16】 様々な前記駆動機構は、トルクが様々な前記入力軸に付与
    される際のあるシーケンスに従って動作するようになっており、該シーケンスは
    、トルクが最初に第1の入力軸と第2の入力軸との双方に付与され、その後、第
    1の入力軸のみに付与され、その段階中にトルクが最初に第3の入力軸と第4の
    入力軸とに付与され、その後、第3の入力軸のみに付与され、その段階中にトル
    クが最初に第1の入力軸と第2の入力軸との双方に付与される請求項15に記載
    の機械。
  17. 【請求項17】 駆動軸と、第1の駆動機構と第2の駆動機構と第3の駆動
    機構と第4の駆動機構であって、前記駆動機構の賦活行程の間に前記動力機構に
    回転トルクを付与するために前記駆動軸に駆動的に接続されている前記第1の駆
    動機構と前記第2の駆動機構と前記第3の駆動機構と前記第4の駆動機構とを含
    んでおり、前記駆動機構が、ある周期内で前記駆動機構にそれぞれの賦活行程を
    行うために作動でき、その際、前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構は
    、それらの賦活行程の一部の間にわたり一緒に動作し、その後、前記第2の駆動
    機構はその賦活行程を終了し、一方、前記第1の駆動機構はその賦活行程を継続
    し、その段階中に前記第3の駆動機構および前記第4の駆動機構は、それらの賦
    活行程の一部の間にわたり一緒に動作し、その後、前記第4の駆動機構はその賦
    活行程を終了し、一方、前記第3の駆動機構はその賦活行程を継続し、その段階
    中に前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構は、それらの賦活行程の一部
    の間にわたり一緒に動作して、前記周期を繰返す機械。
  18. 【請求項18】 駆動軸と、第1の駆動機構および第2の駆動機構であって
    、それらの賦活行程の間にそれらに回転トルクを付与するために前記駆動軸に駆
    動的に接続されている前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構とを含む機
    械を作動する方法であって、ある作動周期の後に前記機械を作動するステップが
    、前記作動周期において、前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構が、そ
    れらの賦活行程の間にわたり一緒に動作し、その後、前記第2の駆動機構がその
    賦活行程を終了し、一方、前記第1の駆動機構はその賦活行程を継続し、前記第
    1の駆動機構が前記賦活行程を終了すると前記第1の駆動機構および前記第2の
    駆動機構は、それらの賦活行程の一部の間にわたり一緒に動作して、前記作動周
    期を繰返すことを含んでいる方法。
  19. 【請求項19】 駆動軸と、第1の駆動機構と第2の駆動機構と第3の駆動
    機構と第4の駆動機構との賦活行程の間にそれらに回転トルクを付与するために
    前記駆動軸に駆動的に接続されている前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構
    と前記第3の駆動機構と前記第4の駆動機構とを有する機械を作動させる方法で
    あって、前記機械を作動させるステップが、前記周期において、前記第1の駆動
    機構および前記第2の駆動機構は、それらの賦活行程の一部の間にわたり一緒に
    動作し、その後、前記第2の駆動機構がその賦活行程を終了し、一方、前記第1
    の駆動機構はその賦活行程を継続し、その段階中に前記第3の駆動機構および前
    記第4の駆動機構は、それらの賦活行程の一部の間にわたり一緒に動作し、その
    後、前記第4の駆動機構がその賦活行程を終了し、一方、前記第3の駆動機構が
    その賦活行程を継続し、その段階中に前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構
    とは、それらの賦活行程の一部の間にわたり一緒に動作して、前記周期を繰返す
    ことを含んでいる方法。
  20. 【請求項20】 添付図面を参照して本願明細書で説明されたものとほぼ同
    一の機械。
  21. 【請求項21】 本願明細書で説明されたものとほぼ同一の機械を作動する
    方法。
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