JP2003517903A - 保護雰囲気を生成するための方法および装置 - Google Patents

保護雰囲気を生成するための方法および装置

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JP2003517903A JP2001546728A JP2001546728A JP2003517903A JP 2003517903 A JP2003517903 A JP 2003517903A JP 2001546728 A JP2001546728 A JP 2001546728A JP 2001546728 A JP2001546728 A JP 2001546728A JP 2003517903 A JP2003517903 A JP 2003517903A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、あるボリューム内に保護雰囲気を生成するための方法であって、気体の供給が可能になるよう配置され、かつ放出端(7)および前記放出端(7)に設けられた多孔質本体(3)を含む少なくとも1つの供給コンジット(1)を含んだ装置を準備するステップと、前記気体の制御された流れが形成されるように、多孔質本体(3)を通して前記装置により前記気体を供給するステップと、制御された気体の流れが、前記ボリュームを十分に満たす気体クッションを形成するように、かつ環境からの空気が前記ボリュームに到達しないよう前記気体クッションが配置されるように、前記ボリュームに対して前記多孔質本体(3)を設けるステップとを含む方法に関する。本発明は、あるボリューム内に保護雰囲気を生成するための装置にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景および従来技術) 本発明は、あるボリューム内に保護雰囲気を生成するための方法に関する。本
発明はまた、あるボリューム内に保護雰囲気を生成するための装置に関する。
【0002】 切開により行われる手術中、すなわち外科手術を行うために身体の内部が露出
されるとき、とりわけ周囲空気中に常に存在しかつ身体の切開部分に向かって落
下する微生物および細菌によって引き起こされる感染を避けるために、環境から
の空気が身体の切開部分に到達しないようにすることが重要と考えられる。した
がって、前記部分を非無菌状態の空気および落下粒子から保護するために、前記
切開部分の周りに保護雰囲気を生成することが望ましい。さらに、種々の外科手
術は、保護雰囲気に関して様々な要件を有する可能性がある。この点については
、WO,A1,99/29249を参照されたい。
【0003】 例えば、一時的に切開された人間の内側の部分、すなわち外科手術を行うため
に切開された人間の部分の周りに保護雰囲気を生成することに関連して生じ得る
1つの問題とは、前記保護雰囲気を生成するときに乱流が形成されないように、
したがって環境からの空気が前記保護雰囲気中に混入しないようにすることであ
る。
【0004】 今日、例えば人間に対して行われる手術に関して使用される機器および器具は
、細菌を含めた微生物を完全に死滅させるために滅菌されるが、そうしないとこ
れらの微生物が問題の人間に移って感染を引き起こす可能性があるからである。
このような滅菌は、任意のタイプの熱処理、例えばオートクレーブや放射線によ
って、または化学物質によって行うことができる。しかし、前記滅菌済みの機器
および器具が特に血液で汚染されている場合は、その使用中に、周囲空気中に存
在する微生物および細菌が前記機器および器具に移り、その微生物および細菌が
次のステップで、手術を受ける人間に移される可能性があるというリスクがある
【0005】 (発明の概要) 本発明の目的は、例えば外に向かって切開された人間または動物の身体の内側
の部分に隣接し得るボリューム内に、保護雰囲気を生成するための方法および装
置であって、環境からの空気を前記雰囲気中に混入させることのない方法および
装置を提供することである。
【0006】 この目的は、気体の供給が可能になるよう配置され、かつ放出端および前記放
出端に設けられた多孔質本体を含んだ少なくとも1つの供給コンジットを含む装
置を準備するステップと、前記気体の制御された流れが形成されるように、多孔
質本体を通して前記装置により前記気体を供給するステップと、制御された気体
の流れが、前記ボリュームを十分に満たす気体クッションを形成するように、前
記ボリュームに対して前記多孔質本体を設けるステップであって、前記気体クッ
ションが、環境からの空気が前記ボリュームに到達しないように配置されるステ
ップを含む、初めに定義された方法によって達成することができる。多孔質本体
に気体を通す利点とは、多孔質体のキャビティ、すなわち非常に数多く存在して
互いに非常に密接に位置決めされかつ供給ノズルとして機能するキャビティによ
って、気体を、互いに密接に配置された薄い層であってその気体が多孔質本体を
離れるときに実質上層状の連続気体流を形成する薄い層状に分布させ、それによ
って気体クッションを形成することができることである。多孔質本体は、前記供
給コンジットを通過する気体の速度も遅くし、速度の遅いほぼ層状の連続気体流
が得られる。これにより形成される気体クッションは、周囲空気が、気体クッシ
ョンで満たされたボリュームに到達するのを防止し、したがって、周囲空気中に
存在し得る細菌およびその他の粒子が到達するのも防止する。さらに、前記気体
クッションは制御された手法で形成され、乱流につながる問題が最小限に抑えら
れる。
【0007】 本発明の一実施形態によれば、多孔質本体は、フォーム・ラバー状の材料で製
造される。フォーム・ラバー状の材料の利点とは、一つにはこの材料が、気体へ
の供給ノズルとして機能する多数の連続気泡を含むことであり、また一つには、
この材料が安価で軽いことである。軽量の材料は、後にこの記述の中で述べるあ
る適用例において非常に価値があるものと考えられる。さらに、前記多孔質本体
は、使い捨て製品として働くものとされ、したがって安価な材料が好ましい。
【0008】 本発明の他の実施形態によれば、多孔質本体は、その本体からいくつかの方向
に気体が伝搬するような設計を有する。気体はいくつかの方向に伝搬するので、
前記ボリュームに対する多孔質本体の配置構成は、より容易になされる。
【0009】 本発明の他の実施形態によれば、前記多孔質本体は、前記供給コンジットの端
部であって、前記放出端を含めた端部を受容するよう配置された穴を有する均質
な本体を含む。前記均質な本体は、全方向に気体を伝搬させるために有利と考え
られる様々な形状のもの、例えば球状でよく、この多孔質本体は、前記ボリュー
ムに対して任意の手法で設けることができ、かつ気体クッションを形成すること
ができるものである。
【0010】 本発明の他の実施形態によれば、前記穴は、前記均質な本体のほぼ中央に位置
付けられた点まで延びている。好ましい実施形態によれば、前記穴の直径は、前
記供給コンジットの前記端部の直径にほぼ相当する。前記穴の直径は、供給コン
ジンットの前記端部の直径にほぼ相当するものであることが好ましく、前記穴は
、前記端部が摩擦によって前記穴に維持されるように、供給コンジットの前記端
部を閉じ込めるよう配置することができる。
【0011】 本発明の他の実施形態によれば、前記多孔質本体は、前記ボリュームに対して
小さいサイズを有する。周囲空気の浸透から保護するために、多孔質本体のサイ
ズをこのボリュームに対して小さくすることは、特に前記ボリュームが一時的に
外に向かって切開された人間または動物の身体の内側の部分に隣接する適用例に
おいて、非常に有利である。これにより、多孔質本体を、前記外に向かって切開
された内側の部分の一部に隣接させることが可能になるが、その一部は、前記外
に向かって切開された内側の部分のごく一部を含むことしか必要としない。これ
により、例えば外科手術の処置は、前記多孔質本体を存在させることによって、
また、多孔質本体をあまり広範に遮断することなく、行うことが可能になる。多
孔質本体は、フォーム・ラバー材料で製造されることが好ましいが、この材料は
軽量であり、したがってこの材料が接する部分に対していかなる有害な圧力も加
えられないという点で、有利である。さらに、このような多孔質本体は、一時的
に外に向かって切開された人間または動物の身体の内側の部分にボリュームが隣
接する適用例において、その部分の血液に浮遊させることができる。したがって
この装置は、容易な手法で、血液が満たされた部分に位置決めすることができる
。さらに、行われてきた試みに関し、気体は、単に多孔質本体から、この本体が
血液に接しない方向に伝搬するだけであることが明らかにされた。
【0012】 本発明の他の実施形態によれば、前記ボリュームは多孔質本体によって画定さ
れ、この多孔質本体は、容器の形をなすものでよい。前記容器は、例えば外科手
術に関して使用される機器または器具をその容器内に配置することが可能な寸法
を有するものでよく、また使用中に、特に血液で汚染されたときに、周囲空気に
接触しない寸法を有するものでよい。多孔質本体によって画定されたボリューム
が気体クッションで確実に満たされるようにするため、この装置は、気体が前記
多孔質本体内に分布するよう配置された手段を含むことができる。前記手段は、
例えば、前記多孔質本体にオリフィスを有する複数の供給コンジットを含むこと
ができる。
【0013】 本発明の他の実施形態によれば、気体の主成分は二酸化炭素である。外に向か
って切開された人間または動物の身体の内側の部分に隣接するボリューム内に保
護雰囲気が生成される適用例では、気体が二酸化炭素を含むことが有利であるが
、それは、前記身体の組織に対する二酸化炭素の溶解度が酸素および窒素よりも
高いからである。さらに、二酸化炭素は少なくとも、ことによると切開部分に存
在し得る細菌および/またはその他の微生物の増殖を弱める静菌作用を有する。
これに関しては、WO,A1,99/29249を再び参照されたい。さらに、
二酸化炭素は空気よりも重く、例えば外に向かって切開された人間の内側の部分
に隣接する前記ボリューム内の保護雰囲気を、簡単な手法で生成することができ
る。前記気体は、連続的な流れで前記ボリュームに供給することができ、たとえ
供給された気体の一部がこの領域から離れたとしても、周囲空気が前記ボリュー
ムに到達するのを確実に防止することが可能であることに留意されたい。別の可
能性とは、前記気体クッションを生成するために、少なくとも初めに気体を連続
的に供給し、その後、前記気体クッションを維持するために気体を周期的に供給
することである。装置は、前記ボリューム内に供給された気体または空気の濃度
を感知するように配置された気体感知部材により組み合わせることができる。そ
のような感知によって、実際のボリュームへの気体供給は、空気の濃度が増大し
たことが示された場合には気体供給も増大し、または実際のボリューム中の空気
濃度が所定レベルを超えた場合には気体供給が増大するように、制御することが
できる。また、例えば前記切開された身体部分の前記組織が酸素に大きく左右さ
れる場合には、前記気体が酸素を含んでよいことにも留意すべきである。二酸化
炭素と同様に酸素も空気より重く、前記ボリューム内の保護雰囲気を簡単な手法
で生成することができるが、それは、より重い気体が下向きに通過して、切開さ
れた身体部分に達し、この切開された部分の下部に存在する非滅菌状態の空気を
排除するからである。これに関し、外に向かって切開された人間または動物の身
体の内側の部分に隣接するボリューム内に保護雰囲気を生成する場合、気体と共
に薬物も添加することが可能であることについても述べるべきである。多孔質を
通して気体と共に薬物を添加することによって、薬物の均質な伝搬が得られる。
薬物の供給は、連続的にまたは断続的に行うことができる。さらに、供給された
気体を調整することができ、すなわち加湿しかつ/または冷却しまたは加熱する
ことができる。
【0014】 本発明の他の実施形態によれば、気体は空気を含む。ある特定の適用例では、
滅菌空気を含む保護雰囲気が満足できるものである。肝心なことは、環境からの
空気、すなわち非滅菌状態の空気が前記ボリュームに到達するのを防止すること
である。
【0015】 この目的は、初めに定義された装置であって、前記ボリュームを十分に満たす
ことを目的とする気体クッションの形成を可能にするために、したがってこの環
境からの空気が前記ボリュームに到達するのを防止するために、多孔質本体が、
前記気体を制御された流れの状態でそのボリュームに供給するよう配置されるこ
とを特徴とする装置によっても達成される。
【0016】 この装置の有利な実施形態は、従属項である請求項18〜25で定義される。
【0017】 次に本発明について、種々の実施形態を用いて、かつ添付された図面を参照す
ることによって、より詳細に記述する。
【0018】 (発明の種々の実施形態の詳細な説明) 様々な図において、実質上同じ機能を有する要素には同じ参照符号を付けた。
【0019】 図1、図2a、および図2bは、一時的に切開された人間の内側の部分に隣接
するボリューム内に保護雰囲気を生成し、それによって環境からの空気がそのボ
リュームに到達しないようにするための、本発明の第1の実施形態による装置を
開示している。そのような切開部分は、切開により行われる手術中に、すなわち
外科手術を行うために身体の内側の部分を露出させるときに形成される。例えば
心臓手術に関して言えば、胸部の内側のかなりの部分が露出され、したがって通
常の場合、この部分は周囲の雰囲気、すなわち空気に直接接触することになる。
【0020】 この装置は、気体供給源2および多孔質本体3に接続可能な、細いフレキシブ
ルなホースの形をした供給コンジット1を含む。気体は、十分滅菌されているこ
とが好ましく、実際のボリュームを十分に満たすことを目的とした気体クッショ
ンの形成を可能にするために、したがって環境からの空気がそのボリュームに到
達しないようにするために、制御された流れとして、多孔質本体3を通してボリ
ュームに供給されるよう配置される。さらに、この装置は弁部材4を含み、この
部材によって、多孔質本体3に供給される気体を制御することができる。開示さ
れる例では、弁部材4は、この弁部材4に接続された制御ユニット5によって制
御される。制御ユニット5は、実際のボリューム中に供給された気体の濃度また
は実際のボリューム中の空気の濃度を感知するよう配置された、気体感知部材6
に接続することもできる。このような感知によって、ボリュームに供給された気
体は、空気濃度が高くなったことが示された場合には気体供給も増大させ、また
はその領域内の空気濃度が所定レベルを超えた場合には気体供給を増大させるよ
うに、制御することができる。
【0021】 したがって多孔質本体は、前記気体クッションの形成を可能にするために、気
体を制御された流れとして供給するよう配置される。多孔質本体3は、多数の連
続気泡、すなわち互いに密接に設けられた連続気泡であり、かつ互いに密接に配
置された薄い層として気体を分布させる供給ノズルとして機能する連続気泡を有
するフォーム・ラバー状の材料で製造されることが好ましい。これらの層は、気
体が多孔質本体から離れるとき、気体クッションの形成を可能にするほぼ層状の
連続気体流を形成する。多孔質本体3は、全体的に前記フォーム・ラバー状の材
料で製造され、したがって、均質なフォーム・ラバー本体3を形成する。
【0022】 図2aおよび図2bから明らかなように、供給コンジット1は放出端7を含み
、多孔質本体3は穴8を含む。穴8は、均質な多孔質本体3のほぼ中央に位置付
けられる点まで延びている。放出端7を含めた供給コンジット1の端部を受容す
るよう配置され、かつ端部9を包封するよう配置された穴8は、その直径が端部
9の直径よりも若干小さく、したがってこの端部9は、摩擦によって穴8中に維
持される。図2aおよび図2bの実線矢印は、多孔質本体3からの気体の流れを
示し、この気体は、周囲の空気よりも重い気体を含んでいる。破線矢印は、気体
クッションによって、周囲の空気がボリュームに到達するのをどのように防止す
るかを示している。
【0023】 多孔質本体3は、様々な形状にすることができる。図2aは球状の多孔質本体
3を開示しているが、これには、全方向に気体の伝搬がもたらされるという利点
があり、多孔質本体3は、前記ボリュームに対して任意に位置付けることができ
る。図2bは、立方体形状を有する多孔質本体3を開示する。この形状も、いく
つかの方向に気体の伝搬をもたらし、実際のボリュームに対していくつかの手法
で位置付けることができる。
【0024】 多孔質本体3は、外に向かって切開された身体部分に隣接するボリュームのご
く一部のみを占めるようなサイズを有することが好ましい。これによって、多孔
質本体3は、前記外に向かって切開された部分の一部に接するように、身体の切
開部分に有利に位置付けることができる。さらに、切開部分、好ましくは図2a
および図2bに開示される切開部分の下部に、多孔質本体3を位置付けることに
よって、環境からの空気がこの切開部分に隣接するボリュームに到達する可能性
が、最小限に抑えられる。多孔質本体3はフォーム・ラバー状の材料で製造され
、したがって軽量であるので、また、多孔質本体3はいくつかの方向に気体の伝
搬をもたらすような形状を有するので、供給コンジット1が細いフレキシブルな
ホースを含むことも併せて、多孔質本体3は、外に向かって切開された身体部分
内で、それが接する部分に対していかなる有害な圧力も加えることなく容易に動
かすことができ、前記気体クッションを維持することができる。
【0025】 身体の切開部分を乾燥させないため、気体が実際のボリュームに供給される前
に空気調節器10を用いることにより、気体の温度を制御することができかつ/
または水または水蒸気で気体を加湿することができることに留意されたい。した
がって、気体を実際のボリュームに供給する前に、周囲空気よりも若干低い温度
まで気体を冷却することも可能である。冷却には、その低温のおかげで気体の密
度がより高くなり、その結果より重くなるという利点がある。このようにして、
気体は、実際のボリューム内の周囲空気をより簡単に排出させることができる。
また、気体と共に薬物を供給でき、その場合、装置は、薬物を含んだ容器11を
含むことができることにも留意されたい。しかし、気体がボリュームに供給され
る前に、その気体を加熱することも可能である。気体を加熱することの利点とは
、患者の体温を維持することができることであり、ある特定の身体機能がより適
切に機能するようになる。
【0026】 図3は、細長い円筒状の形を有する多孔質本体3であって、その断面が円形ま
たは多角形、例えば四角形のものでよい多孔質本体3を開示している。図2aお
よび図2bに開示された多孔質本体3と同様に、この多孔質本体3は、供給コン
ジット1の放出端7を含めた端部9を受容するよう配置された穴8を含む。図2
aおよび図2bに開示された穴8とは対照的に、円筒状の多孔質本体3の穴8は
、この円筒状多孔質本体3のほぼ全長に沿って延び、この本体の穴8は、供給コ
ンジット1の十分に長い端部9を受容することができる。円筒状本体3の全長に
沿って気体を伝搬させるために、端部9は、この端部9の長さに沿って均一に分
布された複数の放出出口12を含んでいる。
【0027】 図4は、本発明の第2の実施形態による装置を開示する。図1に開示された装
置と同様に、図4による装置は、供給コンジット1(開示せず)を接続すること
が可能な気体供給源(開示せず)を含む。さらに、この装置は、多孔質本体3に
供給される気体を制御することが可能な弁部材(開示せず)を含む。この実施形
態によれば、実際のボリュームは、多孔質本体3によって画定される。図3から
明らかなように、多孔質本体3は、容器の形状を有する。さらに、供給コンジッ
ト1は、2つのほぼ同一な分岐13を含み、それぞれが放出端7および端部9を
含んでいる。さらに、多孔質本体3は2つの穴8を含み、それぞれが、前記分岐
13の一方の放出端7を含めた端部9を受容するよう配置され、かつそれぞれが
、実際の分岐13の端部を包封するよう配置されている。両方の穴8の直径は、
実際の端部9の直径よりも若干小さく、これらの端部9は、摩擦によって穴8中
に維持される。気体は、供給コンジット1、2つの分岐13、および多孔質本体
3を通して供給され、容器によって画定されたボリュームを十分に満たす気体ク
ッションが形成される。
【0028】 多孔質本体3からの気体の流れを示す矢印から明らかなように、気体は、容器
の底部から供給される。この容器は、例えば手術中に使用される滅菌済みの機器
を容器内に保つことができるようなサイズを有するものでよい。これによって、
実際の機器は、周囲空気中に存在し得る細菌および微生物から保護される。供給
される気体がかなりの割合で二酸化炭素を含む場合、二酸化炭素の静菌作用を利
用して、容器内に配置された機器での細菌の増殖を防止することもできる。
【0029】 図5は、例えば金属で製造された通常の容器14であって、例えば手術に関連
して使用される機器(開示せず)を内部に配置することができる容器14を開示
する。特に機器が血液で汚染されている場合には、その機器ができる限り広い範
囲にわたって周囲空気に接触しないようにするために、図1に開示されるタイプ
の装置を使用することができる。その結果、図1に開示されるタイプの装置の多
孔質本体3を、容器14内に配置することができ、容器14のボリュームを十分
に満たす気体クッションが形成される。これによって、機器が容器14内に配置
されている限り、周囲空気が実際の機器に接触するのを防止する。
【0030】 気泡によって引き起こされる空気塞栓、すなわちキャピラリおよび小さい容器
の遮断を防止するために、一時的に外に向かって切開された人間の部分に隣接し
たボリューム内の保護雰囲気は、その主成分が二酸化炭素である気体を含むべき
である。前に述べたように、この点に関してはWO,A1,99/29249を
参照されたい。この点に関し、二酸化炭素を使用する利点とは、組織に対する二
酸化炭素の溶解度が高く、切開された身体部分に浸透して組織に素早く吸収させ
ることができることである。したがって、図1、図2a、および図2bに関連し
て記述したように、一時的に切開された人間の内側の部分に隣接したボリューム
内に保護雰囲気を生成するのに関連して使用される気体は、二酸化炭素を含むこ
とができることに留意されたい。しかし、ある特定の組織は非常に酸素に左右さ
れ、ある特定の場合、気体はあるパーセンテージの酸素も含むべきである。実際
の手術に関連して使用される機器が、できる限り広い範囲にわたって周囲空気に
接触するのを避けるため、図1、図2a、および図2bに関連して記述される装
置と組み合わせて図3に関連して記述される装置を使用することが、可能である
。これにより、図4に関連して記述される装置は、人が存在する周囲の空気に過
剰な二酸化炭素が放出されるのを避けるため、保護雰囲気を生成するのに空気を
使用することが有利と考えられる。図5に関連して記述される装置は、上述と同
じ理由で、空気を含むこともできることに留意されたい。
【0031】 本発明は、開示された実施例に限定されず、前述の請求項の範囲内で変化させ
、かつ修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一時的に切開された人間の内側の部分に隣接したボリューム内に、保護雰囲気
を生成するための、本発明の第1の実施形態による装置の概略を開示する図であ
る。
【図2a】 一時的に切開された人間の内側の部分に位置決めされた、ほぼ球状の多孔質本
体を有する図1による装置の一部を開示する図であって、前記部分が断面図で開
示されている図である。
【図2b】 一時的に切開された人間の内側の部分に位置決めされた、ほぼ立方体形状の多
孔質本体を有する図1による装置の一部を開示する図であって、前記部分が断面
図で開示されている図である。
【図3】 円筒状の形をした多孔質本体の断面図を概略的に開示する図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態による装置の概略図を開示する図である。
【図5】 滅菌済みの機器が存在するボリューム内に保護雰囲気を生成するための、前記
第1の実施形態による装置の概略断面図を開示する図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あるボリューム内に保護雰囲気を生成するための方法であっ
    て、 気体の供給を可能にするよう配置され、放出端(7)および前記放出端(7)
    に設けられた多孔質本体(3)を含む少なくとも1つの供給コンジット(1)を
    含んだ装置を設けるステップと、 前記気体の制御された流れが形成されるように、多孔質本体(3)を通して前
    記装置により前記気体を供給するステップと、 制御された気体の流れが、前記ボリュームを十分に満たす気体クッションを形
    成するように、かつ環境からの空気が前記ボリュームに到達しないよう前記気体
    クッションが配置されるように、前記ボリュームに対して前記多孔質本体を設け
    るステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】 多孔質本体(3)がフォーム・ラバー状の材料で製造される
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 多孔質本体(3)が、当該多孔質本体からいくつかの方向に
    気体が伝搬するような設計を有する、請求項1および2のいずれか一項に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記多孔質本体(3)が、前記放出端(7)を含む前記供給
    コンジット(1)の端部(9)を受容するよう配置された穴(8)を有する均質
    な本体を含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記穴(8)が、前記均質な本体の実質上中央に位置付けら
    れた点まで延びる、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記穴(8)が、前記供給コンジット(1)の前記端部(9
    )の直径に実質上相当する直径を有する請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記端部(9)が、摩擦によって前記穴(8)中に維持され
    るように、前記穴(8)が、供給コンジット(1)の前記端部(9)を取り囲む
    よう配置される、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記多孔質本体(3)が前記ボリュームに対して小さいサイ
    ズを有する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ボリュームが、外に向かって切開された人間または動物
    の身体の内側の部分に隣接する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記多孔質本体(3)が、当該多孔質本体が前記外に向か
    って切開された内側の部分に接するように設けられた、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記ボリュームが多孔質本体(3)によって画定される請
    求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記多孔質本体(3)が容器の形をなす請求項11に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 装置が、前記多孔質本体(3)中に気体が分配されるよう
    配置された手段(10)を含む、請求項11および12のいずれか一項に記載の
    方法。
  14. 【請求項14】 気体の主成分が二酸化炭素である請求項1乃至13のいず
    れか一項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 気体が、約10〜20%の酸素を含む、請求項1乃至14
    のいずれか一項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 気体が空気を含む、請求項1から10のいずれか一項に記
    載の方法。
  17. 【請求項17】 多孔質本体を通して放出されることになる気体に、少なく
    とも薬物が供給される、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 多孔質本体を通して放出されることになる気体が調整され
    る、請求項1乃至17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 【請求項19】 あるボリューム内に保護雰囲気を生成するよう配置され、
    気体供給源(2)に接続可能であり、かつ放出端(7)と前記放出端(7)に設
    けられた多孔質本体(3)とを含んだ供給コンジット(1)を含み、多孔質本体
    (3)を通して前記ボリュームに気体を供給するよう配置された装置であって、
    前記ボリュームを十分に満たすことを目的とする気体クッションの形成を可能に
    するために、多孔質本体(3)が、前記気体のボリュームを制御された流れとし
    て供給するよう配置され、それによって、環境からの空気が前記ボリュームに到
    達するのを防止することを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 多孔質本体(3)がフォーム・ラバー状の材料で製造され
    る請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 多孔質本体(3)が、当該多孔質本体からいくつかの方向
    に気体を供給するよう配置された、請求項19および20のいずれか一項に記載
    の装置。
  22. 【請求項22】 前記多孔質本体(3)が、前記放出端(7)を含んだ前記
    供給コンジット(1)の端部(9)を受容するよう配置された穴(8)を含む均
    質な本体を含む、請求項19から21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記穴(8)が、前記均質な本体の、実質上中央に位置付
    けられた点まで延びる、請求項22に記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記穴(8)が、前記供給コンジット(1)の前記端部(
    9)の直径に実質上相当する直径を有する請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記端部(9)が摩擦によって前記穴中に維持されるよう
    に、前記穴(8)が、供給コンジット(1)の前記端部(9)を取り囲むよう配
    置される、請求項24に記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記ボリュームが、外に向かって切開された人間または動
    物の身体の内側の部分に隣接し、前記本体(3)が、前記雰囲気の生成中にそれ
    が前記外に向かって切開された内側の部分の一部に接するように設けられるよう
    配置される、請求項19から25のいずれか一項に記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記供給コンジット(1)がフレキシブルな材料で製造さ
    れる請求項19から26のいずれか一項に記載の装置。
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